先週の日曜日、車を走らせ丘珠自衛隊へやってきました
やってきたわけは陸上自衛隊が主催するイベント「丘珠自衛隊ヘリコプター体験搭乗」に参加するため
私の勤務する会社にも陸上自衛隊北部方面総監部からのお招きがあり、のこのこと出かけて行ったというわけです
ちなみにこのイベント、7年前にも参加し体験していて 今回が2回目の参加となります
搭乗まえに、まずは「ブリーフィング」
認識タグを渡されますが、これは何か事故か何かがあり遺体の損傷が激しい場合に私だと認識するもの
このあたりから、緊張感が高まります
そうちょっとビビっていますが、実は私高所恐怖症なんです
搭乗するらしいヘリコプターが2機、軽快に滑走路に降りてきました
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降りてきた機体は「UH-1(イロコイ)」
前回乗ったものと同じ機材です
割り当てられた席はパイロット席の後ろの2席
その後ろにも5席ありこちらには女性自衛官が同乗しておりました
座席の下にあるのはヘルメットですが、これの着用は前回同様有りませんでした
どちらかというと被ってみたかったのですが残念
北部方面隊 航空事務所
FLD ELD 26FTと壁に書かれた建物を正面にテイクオフ
まずは日本海側を目指しますが、石狩市花川の住宅街と石狩新港を出ていく貨物船が望めます
その後、ヘリコプターは手稲山方面へ
テイネオリンピアのスキー場や大倉山シャンツェを望み
その後あっという間に真駒内方面
6年前にNHK杯のフィギュアスケートを見に行ったセキスイアイスアリーナ
が見えてきました
ここからヘリコプターは北に向け旋回
何度か伺ったことのある札幌ドームや一度も行ったことのない「北海きたえーる」を側面に望みつつ、丘珠自衛隊方面へ
ということで15分間の体験搭乗は終了
丘珠自衛隊へと戻ってきました
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その後、自衛隊員に導かれ丘珠自衛隊の格納庫の中へ案内されます
別段ミリタリーファンというわけでもありませんが、前回の体験搭乗ではここまで見れませんでしたので、期待で少しばかりドキドキします
で、その格納庫に収められていた機体は今回登場した
UH-1 イロコイ
ヒューイの通称で知られる量産機でベトナム戦争などで活躍した機体です
2年前にベトナムのホーチミンを訪れた際、伺った「戦争証跡博物館 」で当時の機体を見てきました
こうして並んでいるところを見るとどうしても
ベトナム戦争を描いた映画「地獄の黙示録」のテーマソング『ワルキューレ』が頭の中で鳴り響いてしまいます
陸上自衛隊で使用されるこれらの機体は富士重工がライセンス生産しているんだとか
近くで見るとヘリコプターのブレードの幅が50~60cmほどあり思いのほか大きく驚かされます、もっともおかげで能力はかなり高く
最大積載能力は1.8トン、無理して詰め込めば兵員11名が乗機可能なんだとか
ちなみに空虚重量は2.4トンということですが、こうしてドアや天井はペラペラなうえ、座席も貧弱そうでした
UH-1は基本的に自衛隊機ですが、実際には多用途ヘリコプターとして災害派遣任務に従事する事が多いようです
ここで同行いただいた方に写真を撮っていただき
しばらくぶりの記念撮影
最後に記念品をいただきますが、かなり豪華でした
しかもボールペンの箱には「Made in Japan」の文字が記されています
そういや以前、小樽に勤務していた時にアパレル関連の企業で自衛隊の制服を縫製していた小さな会社がありましたが、こういったものに限っては安い輸入品に頼るわけにはいかないようです
今回も丁寧な対応で貴重なヘリコプターの体験搭乗させていただきありがとうございます
関係者や対応いただいた自衛隊員に感謝しつつ丘珠自衛隊を後にします