アルファロメオ歴史博物館の最近の記事

さて国内での話題も尽きてきたことですし
またお盆休みに行ったミラノでの話に戻します
私が「ミラノ」と言って思い出すものに宮崎アニメの金字塔「紅の豚」があります
アドリア海を舞台としたこのアニメ
物語で重要な要素を占める飛行艇はイタリアの工業都市「ミラノ」で造られたもののようで、主人公「ポルコ」が話の中で飛行艇の修理(ほぼ作り変え)に向かった先もミラノでした
そんなミラノにあるピッコロ社という家族経営?の町工場で修理というか魔改造された飛行艇が秘密警察の監視を振り切り、ピッコロ社の向かいの運河から飛び立つシーンはアニメのハイライトシーンの一つとなっています
ちなみにこの運河のモデルとなったナヴィリオ運河もミラノに実在するらしいのですが、残念ながら予定が詰まっていてナヴィリオ運河に行くことは出来ませんでした
 


 

アニメ紅の豚の話の中ではそんなナヴィリオ運河やその周辺は工場地帯として描かれておりました
そうミラノをはじめとしたイタリア北部は工業が盛んな都市
特にミラノ・トリノ・ジェノバは工業の三角地帯とも呼ばれています
ミラノが金属・機械工業が盛んなうえ、「ミラノ・コレクション」で知られるようにファッションのの街、被服工業も盛です
そしてトリノといえば「FIAT」
社名のFIATはFabbrica Italiana Automobili Torinoの頭文字ですが、最後にその名が有るようにトリノはイタリアの大手自動車メーカーのフィアットの本拠地です
ジェノバは港湾都市、ミラノやトリノの工業製品を輸出するイタリア最大の貿易港なうえ
鉄鋼業や造船業、重化学工業も盛んな都市と
北イタリアはローマをはじめとした南イタリアとイメージががらりと変わる勤勉なイタリア人の姿が見られる地域となっています

今回の北イタリア観光はミラノを拠点にトリノと観光都市ヴェネツィアを巡る旅
工業地帯も含まれるという事で私の海外旅行につきものの大手自動車メーカーを見て回ることに
ということでミラノで最初に訪れるのは「アルファ・ロメオ」
ミラノのアレーゼというところに以前工場が有ったそうですが、今はその跡地に「アルファーロメオ歴史博物館」が建っているのだとか
これは行かずに済ますわけにもいきませんね
 

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ミラノの宿泊先「ヒルトン・ミラノ」に着いたのが朝の9時(サマータイムですから通常なら朝の8時)
チェックインが出来るはずもなくホテルにスーツケースを預けたら、再度ミラノ中央駅に舞い戻りますそうこの後はトレノルドでフォー・フィエラ駅に向かいうことにします
 

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乗り込む列車は2番線の「ドモドッソラ行」
ドモドッソラはイタリア国鉄の交通の起点となる駅でここから先、シンプロン・トンネルでアルプスを越えるとスイスにたどり着きます
そうこの列車に乗ってドモドッソラ駅まで行って乗り換えるとスイスに行けちゃうんです
イタリア・ミラノがいかにアルプスに近いかわかりますね
 

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そうそう切符は券売機で買いましたが、このキップは乗車前に自動検札機を通すのを忘れてはなりません
前回ローマからモデナに伺ったときに隣席していた外国人らしき観光客が検札機を通すのを忘れていて車掌と揉めていた事がありました
そうイタリアでは仮に切符を所持していても日付の打刻がないと不正乗車と見なされてしま
列車の前にある検札機で打刻することに
 

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列車はトレノルドのE-464
近郊の都市を結ぶ列車です
 

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客車の中に2階建て列車も見られます
乗車時間は10分しかないのですが、せっかくなので2階建車両の2階席に乗り込むことに
 

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あっという間にフォー・フィエラ駅に到着
 

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ここまで来ればあとはアルファロメオ歴史博物館行きとなる
「561番」の路線バスの乗り場を探すだけと思っていました
ところがここからが大変
バス乗り場を探し広い広いフォー駅構内を行ったり来たりとバス乗り場を探して地下構内を彷徨います
 

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というのもここはイタリア
行先を示す表示がひたすら判りずらいんです
バス乗り場と示す看板を頼りに歩いていても、途中で無くなるなど普段ここを使わん無い人には到底わからない表示になっていたうえ
地下鉄の職員に聞いても、なにやらつんけんして丁寧には教えてくれません
(これはおそらくバカンスのシーズンなのに働かされているといった感情もあったかもしれません)
その上、行先の「右」と「左」を間違えて教えてもらう始末
結局1時間余りこの構内を彷徨ってしまいました
 

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ようやくたどり着いたのが、一番最初に出た場所
このフォー・フィエラ駅近くにはその名の通り見本市会場が近くにあり
そこに向かうバス乗り場への出入り口のようです
その出入り口の奥に「561番」のバス乗り場がありました

 
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よく見ると「アルファロメオ歴史博物館」行きを示す看板もあります
ここで間違いなさそう、しかもここが始発駅のようです
1時間と20分もかけようやく見つけたバス乗り場です
 

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バスの発車時間までまだ時間が少しありますが、ここでやっておくことがあります
というのもミラノでのこうしたバスの支払いはバス車内では扱っていません
予め券売機で切符を買っておかねばならないとの事でした

そういや地下鉄の乗り場近くに券売機があったな~と
地下鉄乗り場まで舞い戻り
「ATM」と書かれた券売機でバスの切符を購入
 

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乗り込んだバスの中で刻印し、これで手続き終了
これまたこの手続きを済ませておかねば、検札官が乗ってきて刻印が無ければ問答無用で罰金を払わねばなりません
 

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そんな幾多もの難関を突破し
やってきたアルファ・ロメオ歴史博物館
予定では1時間前には」来れたはずですがこれが海外での常
時間には余裕をもって行動せねばなりません
そう日本のように最短時間でその場所に行くのではなく
最悪でもこの時間なら行けるはずの思考が海外での定石
ミラノからはさほど遠くはないはずの「アルファ・ロメオ博物館」
その入り口、工場があった時代のゲートかと思えます
ホテルから2時間半かけようやくやって来ました
ちなみにタクシーを使えばホテルから30〜40分で来れるはずですが、使わなかったのにはわけが有ります
日本のお盆休みはこちらではバカンスのシーズン、タクシーの運転手の大半はバカンスを楽しんでいるようで街にタクシーが走って無かったんです
この話はまた後として
さて、この後じっくり楽しむことにします
 

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『エンスー』
この言葉を自動車に絡め最初に使ったのが伝説のマンガ誌「ガロ」の編集者として有名なイラストレーターの故渡辺和博氏
自動車雑誌「NAVI」のなかで自動車に対する熱狂的なマニアを指す言葉として使ったのが始まりと言われています
ちなみに英語で「熱狂的な支持者」を意味する「enthusiast(エンスージアスト)」を略した言葉のようなので、本来の意味では車とは関係の無い言葉のようです
それがいつの間にか市民権を得てしまったため、「エンスー」はいつの間にか熱狂的な車好きを示す言葉になってしまいました

そんなエンスーな漫画を描く西風氏
車好きなら目にしたことがあるだろう「GT ruman」などは、大好きな漫画であることから単行本が出るたびに買いあさっていました
 

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そんなエンスー漫画「GT ruman」でたびたび取り上げられるのが
「アルファロメオ」
下の写真には誇らしげに壁に貼られた紋章(白地に赤い十字架とヴィスコンティ家の紋章であるサラセン人を呑み込む大蛇を組み合わせた紋章)が見て取れますが、そこには1910年文字が刻まれています
そうアルファ・ロメオは1910年創業と言いますから明治時代にすでに車づくりをしていたという老舗中の老舗自動車メーカーで
自動車レースにも早くから参戦、第二次世界大戦以前からレース界の強豪でもあったという高性能自動車メーカーです
あのエンツォ・フェラーリーもこのアルファ・ロメオのレース部門の総責任者として活躍していて
私も4年ほど前に「エンツォ・フェラーリ ミュージアム」を訪れそうしたアルファロメオに在籍したエンツォの歴史も学んできました
まぁアルファ・ロメオが「エンスー」あこがれの的というのもうなずけますね
 

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現在はFIAT傘下に入りましたが、そうしたDNAは今も健在
昨日(2017年9月6日)日本で発売を開始したスポーツサルーン『ジュリア クアドリフォリオ』
アルファ復活!と絶賛された、このモデルがアルファ・ロメオ歴史博物館で迎えてくれました
ちなみにこのモデルはフェラーリメイドのV6ツインターボ(510㎰&600Nm)を縦置きしたFRモデル
カーボンセラミックブレーキと走り屋にはこれ以上ないスペックのマシンです
いや~アルファロメオファンではなくとも、乗ってみたい車です
 

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そう今回やってきたのはそんなアルファ・ロメオの歴史が学べるミュージアム
アルファ・ロメオ歴史博物館
かなり苦労してやってきましたが、ミュージアムはアレーゼの工場跡にありました
 

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ただそんなアルファロメオ歴史博物館は閑古鳥が鳴くほど閑散としておりました
思ったよりもファンが少ないのかもしれませんが、ここ交通の便が悪いのもその理由かもしれません
ともかくもカウンターで¢12支払い入場券を買います 
 

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この入場券のバーコードを改札機に読み込ませて入場いたしますが
どちらかというとそんなものいらないかもと言った入場者数です
 

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さてそんなミュージアムのエントランスには各国のオートショーなどに展示されたかなり美術品(骨董品)に近いモデルが展示されていました
といってもどれもピニンファリーナなどの著名なデザイナーが設計したモデル
もう40~60年前に設計されたとはとても思えない車ばかりです
 

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1971年のブリュッセルのオートショーに展示された
「ピニンファリーナ スパイダー」
 

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スーパーレッジェーラと書かれたエンブレムの車がありました
これがアルファロメオの中でも「幻の名車」と呼ばれ空飛ぶ円盤の愛称のある
「C52 Disco Volante Coupe (C52 ディスコ・ボランテ・クーペ)」1952年
ジャガーEタイプを意識した美しい流線型と丸みを帯びた後部が美しい車で、今でも寝強い人気を保っているんだそうだ
ということでここで記念撮影
 

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1975年のパリオートショーに展示された
「ピニンファリーナ スパイダー クーペ」
 

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イタリアを代表するカロッツェリア「ザガート」
Prototype 2600 SZ  1963年

 

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アルファロメオ ジュリア 1600 スカラベオ (1966)
 

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1967年モントリオール万博で展示されたコンセプトカー
「モントリオール・エクスポ」
この万博ではかなり好評だったようで、このあとこのモデルは量産されています
ちなみに世界中のエンスーや投資家たちの注目の的のようで、このモデル千万円はくだらないようです
 

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車とともに飛行機エンジンも展示されていましたが
アルファ・ロメオ社は戦時中ドイツの航空機用エンジンをライセンス生産していたそうです
 

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エントランスの展示物を一通り見たら
エスカレーターで最上階へ
そこから階段を下りながらエンスー気分でアルファ・ロメオの歴史を学んでいきます

さてアルファロメオ歴史博物館、いよいよ展示エリアへ
 

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順路の指定は特にありませんが、まずはエスカレーターで最上階に上がりここから階段を下りつつアルファロメオの歴史を学んでいくことになります
ということでまずエスカレーターを昇った最上階には「Time Line(時系列)」となずけられたフロアがありました
ここにはアルファ ロメオの発展を最も良く表す19の車種が展示されていました
 

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そんななか、このフロアに私が恋焦がれている車がありました
それが大ヒット作となった初代「ジュリエッタ」
手が届きやすいコンパクトサルーンとして西ヨーロッパにおけるカローラ的な存在となっていました
そんなジュリエッタのベーシック・モデル「ベルリーナType750C」
1955年製ということですから私が生まれる前に作られた車ですが、この車はまごう事なきオリジナルのジュリエッタ
そう彼女に逢いに遠路はるばるやってきたというわけです
ということでここで記念撮影

 

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下の絵の元となった映像は、ちょっと珍しい宮崎アニメ「OnYourMark」
CHAGE&ASKAの「On Your Mark」のプロモーション・フィルムとして作成された、スタジオジブリ制作のアニメーション作品で、演出の一環としてコンサート会場で上映されていたものです
このアニメに重要な小道具としてジュリエッタが登場していました
 

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この美しいクーペボディ
特に官能的なヒップラインで、かなり魅惑的な車です
 

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コラムシフト&ベンチシートといったように
運転席周りはなんだか50年代のアメ車を彷彿させますが
こちらが元祖だったかもしれません
 

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アルファロメオの歴史を学ぶということで
ちょっと古めのモデル
まずはアルファロメオ最初の生産車
1910年に生産された「A.L.F.A 24HP」
モノブロックの4Lの4気筒エンジンや、軽合金のクランクケース、トルクチューブ式のシャフトなど当時の先端技術の粋を集めて作られた車で最高時速100km/hを誇りました
ちなみに最初の生産車にかかわらずこのモデルはレースに参戦、アルファの伝説を作っていきます
まさにアルファロメオの最初のモデルとして相応しい車ですね
 

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1911年に生産された「A.L.F.A 15HP Corsa」
イタリアンレッドな一台ですね
 

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「RLスーパー・スプリント」は1925年製
第一次世界大戦後、アルファロメオ最初のモデル
このRLはあらゆるレースで大活躍し、アルファロメオの名声を一気に高めたモデルです
 

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1932年製のMille Miglia
「8C 2300 Spider Touring」
直列8気筒の2300ccDOHCエンジンを搭載
レーシングカーとしてはちょっとエンジンが小さいと思われるかもしれませんが、なんとこのエンジンにはスーパーチャージャが換装されたパワフルで軽量なエンジンなんです
大きなヘッドライトが物語っていますが、このモデルはそれまで英国車や仏車の独壇場だったル・マン24時間耐久レースにおいて1931年~1934年まで4連勝を飾っております
 

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1935年の6C2300B
最も有名なグランド・ツアラーの1台
 

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映画『ゴッドファーザー』で有名になった
6C2500フレッシア・ドロ
第二次世界大戦後、アルファロメオ最初のモデルとです
 

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レースに勝つファミリーカーと謳われた
「1900」
アルファロメオ伝統のDOHCを搭載した2Lスポーツセダンで量産化されたモデルです
この車には日本における逸話がひとつあります
ウィキペディアより拝借しますが
「1953年、皇太子は葉山において学友の所有するアルファロメオ・1900を運転している。この車は、当時最先端の高性能車であった。このドライブでは、車の所有者の学友が助手席に座り、護衛または侍従が後部座席に収まり、皇太子が実際に運転している。」
ちなみに護衛の車はついていくのが大変だったとか
アルファロメオの1900はやんごとなき車だったんですね
 

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「1900 スーパー・スプリント クーペ」
極細い鋼管を組んでボディの形状を作り、それを薄いアルミ合金などの金属で覆って補強するという車体構造「スーパーレッジェラ工法で製造」されたモデルで
そんな超軽量ボディに2.0Lの水冷直列4気筒DOHCエンジンを搭載
パワーは115HPあったそうです
5速のマニュアルトランスミッションで当時としてはかなりのスポーティモデルでした
 

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デザインとなるカロッツェリアは「ツーリング」
大きなトランクルームが特徴的なクーペですが
イタリアらしい美しくエレガントなデザインですね
 

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「2600スプリント」1962年製
直列6気筒DOHCのエンジンを搭載したこのモデルはイタリア国家警察や国家治安警察隊にも採用された車でつまりはパトカー?
1960年代当時は高級車にしか装備されていなかった、エアコン・パワーウンドウ・革張りシートなど豪華な装備のスポーツサルーンだったようです
 

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上記ジュリエッタ の後継車として1962年に登場したジュリア
コンパクトなボディにアルミ製DOHCエンジンを詰め込んだ軽量でパワフルなモデルで
まさに「羊の皮をかぶった狼」という言葉がぴったりな車です
 

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次はそんなアルファロメオの美しさを集めたフロアへ

アルファロメオ歴史博物館「Time Line(時系列)」でアルファの名車を眺めた後
フロアを下りて次に向かったのが
 

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「Beauty(美しさ)」という名のフロア
「アルファ ロメオに乗る。 それは美学と哲学を羽織ること」と言わしめる世界がここにありました
 

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ここでまず気になったモデルがこの
『A.L.F.A. 40/60HP エアロダイナミカ・プロトタイプ 1913年製』
40-60HPというモデルにカスターニャ製の空力ボディを載せて時速139キロを出したんだとか
 

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『モントリオール 1970年製』
1967年にプロトタイプがモントリオール万博に出展されたことからこの名がつけられたそうですが
そういえばエントランスにそのモデルが飾られていましたね
 

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『アルファスッド 1971年製』
その名にもなった「スッド(イタリアで南を意味する)」はイタリア政府が失業者対策として南イタリアのナポリ近郊、ポミリャーノ・ダルコの工場で製作された車という意味ですが
この政策がアルファロメオのその後の経営に大きく圧し掛かることとなりました

というのもミラノやトリノのある「ノルド(北)」と比べラテン気質のスッド(南)は労働者のスキルも低いうえ労働争議も数多く発生し
この「アルファスッド」の生産がアルファロメオブランドの信用低下・経営悪化の直接の原因となってしまったというわけです
FIAT傘下としてアルファロメオの名は残りましたが残念な話ですね

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『164 3.0i V6 1987年製』
ピニンファリーナ時代のエンリコ・フミアがデザインしたモデルですが、なんだか日本にも似たようなモデルが有りましたね
ちなみにこのモデル、アルファロメオには珍しく駆動方式はFF
お気づきかもしれませんが、そうもうこの時代はアルファロメオはFIAT傘下となっていました
 

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そんなFIAT傘下となる前
アルファロメオ独自としては最後の気概を感じさせるモデルが生産されます
それが『Alfa 75 1985年製』
最後の自社設計による後輪駆動車でジュリエッタ(二代目)の後継車となるモデルですが、経営破綻寸前だったにもかかわらずなんと36万台も売れたんだそうです


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アルファロメオが商業的に最も成功したモデル
『アルファ156 1997年製』
このモデルの後継車には欧州の新排ガス規制をクリアするため、なんと三菱自動車のGDIエンジンのパテントを使った直噴エンジンJTSに換装したモデルまでありました
 

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車の隣にあったのはそんなGDIのパテントで造られたエンジンではありませんでした
ここにあったのは250馬力を発生するアルファ156 GTAに搭載された3.2リッターV6エンジンでしょうか
シリンダーヘッドカバーに刻まれた「ALFA ROMEO」の文字が誇らしげです
 
 
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さてここでようやくアルファらしい車に出会います
それがアルファロメオの最高級スポーツクーペともいうべき
『8C コンペティツィオーネ(Conpetizione) 2007年製』
アルファロメオ伝統の背番号ともいうべき「8C」と継ぐマシンとして作られた
2シーターFRクーペ
スポーツカーらしく6速セミATの「Qセレクト」が搭載されています
 

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ヒップラインも美しくまさしくアルファな一台です
ちなみにこの車、当時2,500万円もしたそうですが、日本では発売当日にはすでに売れ切れていたとか
日本は不景気、不景気とマスコミは言うけれどいったいどこが不景気なのでしょう
ちなみに量産型であってもこの車、全世界500台の限定生産だったそうです
 

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美しいと言えば忘れてならないのが
『1900 C52ディスコボランテ 1952年製』


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その名の通り空飛ぶ円盤を彷彿させるこのモデル
美しいフォルムの車で空気抵抗を減らしたこのデザインの車は最高速度220km/hを出したのだとか


 
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さてまだまだ紹介したい車は有るのですが
話が長くなってしまうのでこの辺でその1として終了
その2に続きます

生粋のイタリア人にとって本当に愛すべき車といえば「アルファロメオ」
そいや前述の話にあったようにゴットファーザーの愛車として映画に登場したのもアルファロメオ6C2500フレッシア・ドロでした
パトカーもアルファロメオが採用されることが多いようですし
イタリア人にとってアルファロメオは特別な車のようです

さてそんな車がいっぱいの
アルファロメオ歴史博物館「Beauty(美しさ)」のフロア後半は
まずは『ジュリア・スプリント・スペシャル・バートン・プロトタイプ 1965年製』
まるでいすゞの117クーペと思わせるデザインですね
これは量産にはならなかったようです
 

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『2000 Spartiva 1954』
直列4気筒のDOHCエンジン(138PS/6500rpm)をフロントミッドシップにレイアウト
アルミニウム合金でできた筒状のスペースフレームシャーシの軽さと相まって
時速220kmに到達した2ドアFRクーペ
63年前のモデルとはとても思えませんね
 

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1968年のパリ・モーターショーに出展された
『カラボ』
カブトムシの名がつけられたその車は甲虫色にペイントされていました
カロッツェリアはベルトーネ
ドアはシザースドア(ガルウイング)となっているそうですが、ドアが開いた姿を見たかったですね
 

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ガルウイングといえばもう一台
『イグアナ』
1969年のトリノショーで展示されたモデル
これまた量産化はされていません
ミッドシップにマウントされた2ℓ V8(230ps/8800rpm)は最高時速260km/hに達するのだとか
 

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『ティーポ33/2ストラダーレ 1969年製』
ピニンファリーナデザインの2シータークーペですがデザインだけではなく
エンジンはイグアナ同様 2ℓV型8気筒(230ps/8,800rpm)レブリミットは何と10,000rpm
トランスミッションはValerio Colotti製の6段を搭載しこれまた最高速度は260km/h
1969年代のモデルとしては最強なんじゃないかと
 

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さてフロアを下りていくとそこには
「エンスー」唾涎ものの車がずらり
 

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まずは『初代 ジュリア スプリント GTA 1965年製』
ついにGTAに出逢えました
ボディはベルトーネの手に拠るデザインしかもなんとアルミニューム製
ちなみにGTAの「A」はイタリア語の軽量化を意味するAlleggeritaの頭文字なんです
ウェバー45DCOE型ツインキャブレター付き1.6ℓDOHCエンジン、5速ミッション、4輪ディスクブレーキを標準装備しているにもかかわらず
比較的安く価格設定されたためこの高性能セダンは登場とともに爆発的な人気をはくしたようです
レースにおいても4年連続でヨーロッパツーリングカー選手権のチャンピオンとなった名車です
 

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『ジュリエッタ SZ コーダ・トロンカ1957年製』
ザガートの手によるアルミボディーの架装が施されたコンペティションカー


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『ジュリエッタ スプリント スペシャル 1957年製』
1954年のトリノショーに出品されたジュリエッタ・スプリント
あまりにの反響に量産されたモデル
それもそのはずベルトーネ、スカリオーネ、ジユジアーロとイタリアを代表する3人のデザイナーが関わったという
レースにも出場、ミッレミリアでも活躍しクラス優勝は無論、総合でも11位となった


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「小さなアルファロメオ」を意味する
『アルフェッタ 1972年製』
ジュリアの後継となります
 

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『ジュリエッタ TI 1957年製』
TIはツインカムであるDOHCエンジンを意味し
そのコンパクトなボディと相まってツーリングカーレース
ラリーなどに出場したモデルです
 

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1996年のパリ・モーターショーに出展した
『ヌヴォラ・コンセプ』
デザインはワルター・ダ・シルヴァ
イタリア語で「雲」を意味する名がつけられたそうです
 

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『6C 2300 B Mille Miglia 1938年製』
直列6気筒の2300ccエンジンを搭載した
ミッレミリアレース用に製作されたクルマ 
 

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自動車の最高傑作
美しき女王の名が冠せられた
『6C 2500 Super Sport Villa d'Este 1950年製』
アルファロメオ最後のハンドメイドモデル
その後のアルファの特徴となった
盾形ラジエーターグリルはこの車から始まったものだそうです
 

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『8C2900Bルンゴ 1938年製』
8Cをベースにツーリングが架装したモデルです
ちなみにルンゴは長いというイタリア語
逆に短いがコルトなんだそうで、どちらのモデルもあるようです
 

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まだまだ続きます

アルファロメオ歴史博物館「Beauty(美しさ)」のフロア
最後は映画に登場したアルファロメオ
カーテンで隔てられた特設コーナーにスパイダー2台が展示されていました
まずは「Alfa Romeo nel cinema(映画に登場したアルファ ロメオ)」
ちょっと薄暗い部屋に展示されているのは映画を意識しているのでしょうね
 

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『1600スパイダー・デュエット 1966年製』
後継の1300スパイダー・ジュニアはダスティン・ホフマン主演の映画「 卒業」(1967年)で主人公の愛車として使われました
写真を見ているだけであのサイモン&ガーファンクルの名曲が流れてくる感じがします
 


 


ちなみにこの映画の影響と2ドア・オープンカーの魅力からかアルファロメオ・スバイダーはアメリカで爆発的に売れたんだそうです


 
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1950-60年代の経済成長と当時のイタリアのスタイルを表現した「Il Fenomeno Giulietta(ジュリエッタ現象)」と「Giulia: disegnata dal vento(風がデザインしたジュリア)」と題したコーナーには
映画『ジャッカルの日』でシャルル・ド・ゴール大統領の暗殺を請け負った主人公がパリを目指しフランスへの国境を越えるために山道を走らせた、その車であるジュリエッタ・スパイダーが展示されています


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そうそうこの車は映画「NINE」にも登場
映画監督役の主人公が乗って登場する薄いブルーの
『ジュリエッタ・スパイダー プロトタイプ 1955年製』
総アルミ合金製直列4気筒DOHC1290ccエンジンは65ps/6000rpm
この功績によりそれまでの主役だった英国製ロードスターを一気に時代遅れなものしたモデルです


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さて次はいよいよ
アルファ ロメオの歴史の中で最も重要なレースシーンを象徴する「Speed(スピード)」の展示フロアです

アルファロメオ博物館
「Beauty(美しさ)」のフロアの次に訪れるのは
「Speed(スピード)」
 

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アルファロメオは黎明期からレースに参戦していますが
そんなレース活動の中でもアルファロメオがサーキットに伝説を刻み始めた時代
1950年代から見て回ることにします
 

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ちなみにそんなアルファロメオが伝説となった時代の前
大きく立ちはだかる、とある国の車がレース界を支配していました
とある国というのはもちろんドイツ
1930年代にヒトラーの号令の元
ホルヒ、アウディ、ヴァンダラー、DKWの4社合併で結成されたドイツの自動車メーカーに「アウトウニオン(現アウディ)」というメーカーがありました
そのアウトウニオンとメルセデスベンツの2チームのマシンは『シルバー・アロー』 と呼ばれグランプリ・レーシングを支配し
その支配は第二次世界大戦勃発まで続きました
この時代のドイツの技術は、開発に十分な資金が与えられ
人材も豊富、特に軍需産業の技術などには目を見張るものが有りましたからね
自動車の開発も同様、特にアウトウニオンのレーシングカーが採用し、いまは常識となったエンジンのミッドシップ・レイアウトは鮮烈でした

そんなわけでイタリアvsドイツ勢の争いとは熾烈を極め
アルファロメオも高性能自動車メーカーの威信をかけてミッドシップマシンを開発
それがこの「GP Tipo 512」でした
 

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エンジンは水平対向12気筒 DOHC 2ステージ・スーパーチャージャー付き
1490cc 335ps/8600rpm
グランプリの規格として過給機付は排気量1500ccまでと決められていましたので、その規格に合わせたのでしょう
そういやセナ・プロストの乗っていたマクラーレン・MP4/4(ホンダ)のV6エンジン排気量は1,494ccでした
 

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そのエンジンを前述のとおり
ミドシップに搭載
 

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リアアクスルはドディオン方式でミッションはトランスアクスル方式と革新的な技術を超満載
ただし残念なことに、第二次世界大戦が勃発
レースは無期限延期
この車は活躍の場を得ることのない悲劇のモデルとなってしまいました
 

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そんな苦い時代の後、アルファロメオがサーキットに伝説を刻み始めた時代が始まります
まずはドライバー
小さなアルファロメオの愛称となる「アルフェッタ」を駆りモータースポーツの最高峰F1世界選手権の初代チャンピオンに輝いた
「エミリオ・ジュゼッペ・ファリーナ」
表示にある”ニーノ”は愛称なんだそうです


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次はレースカー
1950年に開幕したF1世界選手権で全勝と飛ぶ鳥を落とす勢いのアルファロメオ
そのF1を制したのは車は写真のアルファロメオ「158  アルフェッタ"」(もしくは159)というモデル
エンジンはミッドシップからまたフロントに舞い戻ります
シャシはのあのエンツォ・フェラーリ擁するスクーデリア・フェラーリ
ということでサスペンションはフロントがトレーリングアーム・リアがスイングアクスルの4輪独立懸架となっています
 

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ちなみに排気量1500ccで直列8気筒エンジンだから158らしい
偉大なるドライバーと称えられる「ファン・マヌエル・ファンジオ」によって戦後のグランプリを席巻したマシン
「Tipo 159 」
目に取れるほど大きな過給機であるスーパーチャジャーを兼ね備えたDOHCエンジンは
425bhp / 9300をたたき出すモンスターマシンとなっていました
当時としてはけた外れのパワーですね
 

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ボディサイドのスリットがエンジンの周りにしかないのでこれはおそらく159
クアドリフォリオのステッカーが誇らしげです
 

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このエンジンは
12気筒2.5リッターエンジンのようですが、tipo160以降のモデルに搭載されたエンジンのようです
残念ながらこのエンジンはあまり日の目を見なかったようです
 

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ここにはこんな空力を意識したモデルも展示されていました
 

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さて次は少しばかり時計を進めた時代へ

アルファロメオ歴史博物館
「Speed(スピード)」のフロアはまだまだ続きます
 

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まずはスカリオーネの傑作
『33ストラダーレ(4灯バージョン)』
もとはGr.6レーシングカーTipo33/2に美しいアルミボディーを架装したロードバージョン
V8 1995cc DOHCエンジンをミッドシップに搭載していますが、270hpから230hpにディチューン
それでも最高速は260km/hといった
とても50年前に作られた車には思えないスペックに仕上がっています
 

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ちなみにこの車はわずか18台生産されたうちの1台
オークションに出されたら、いったいいくらくらいするんでしょう
 

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そんな33ストラダーレ(市販車の意)の他に
「33/2デイトナ」「33/3」「33SC12」「33TT12」などのレーシングカーも展示されていました
 

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まずはGp6(3リッタースポーツカーチャンピオンシップ)用に3リッターV8ユニットを搭載した
『ティーポ33/3』
 

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1977年のモンツァ500Kmで走った
『ティーポ33SC12Turbo』
 

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このモンツァ では元F1ドライバー「ヴィットリオ・ブランビッラ」が同じモデルのターボなし『ティーポ33SC12』を駈り優勝しています

ティーポ33TT12もともに並べられています
これは1972年に世界スポーツカー選手権のコンストラクターズ・タイトルを獲得したモデルです


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こんな位置からの撮影もOK
いや~遥々やってきて良かった!と思える瞬間です
 

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カルロ・キティ博士が設計
500ps(後期の520ps版かも)を発揮する水平対向12気筒3リッターエンジン
いや~美しいですね 
 

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全身アルミボディで覆われた『ジュリア スプリント GTA』
これはコルサ(レースのベースモデル)のようです
4灯のジュリア スプリント GTAは珍しいですね
 

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今もなお日本での高い人気のモデルであるGTA「段付」も展示されていますが
ボンネットにある「蛇のデカール」がアルファロメオを主張しています
 

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アルファロメオはDTM(ドイツツーリングカー選手権)にも参戦
1993年には全20戦中12勝を挙げるなどの圧勝
写真は国際ツーリングカー選手権(ITS)に参戦した
『155 V6 TI』
 

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アルファロメオは1951年より、F1から遠ざかっていましたが
1976年、F1チームブラバムに水平対向12気筒エンジンを供給して本格的にF1に復帰
そして2年後の1978年には前年のワールドチャンピオン、ニキ・ラウダを擁して優勝してしまいます
こうしてレースに出るといつの間にか優勝してしまうほど精度を高められるのは
まるでどこかの国のメーカーとよく似ています
 

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写真は『アルファロメオ・179F』
右の写真はマルボロカラーなのでマクラーレンと間違われそうですが、実はアルファ
アルファロメオは完全なカーボン繊維のモノコックボディを自社開発したF1マシンでグランプリ復帰を果たしました
 

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このフロアにはこのF1マシン
2台が仲良く並べられていました

ちなみにアルファロメオの名が近いうちにF1に戻ってくるかもしれない
なんて噂が流れています
フェラーリとのコラボレーションなんて夢のある話なので是非とも実現してもらいたいものです


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こうして宝物庫のようなアルファロメオ歴史博物館を堪能
と・・・ここでスタッフに呼ばれて
別のフロアへ向かいます

アルファロメオ歴史博物館もすべて見て回り、そろそろ帰ろうと思っていた時にアルファロメオミュージアムのスタッフに英語で声を掛けられ(イタリア語は全く分かりません)ました
聞いたところによると、なにやらよさげなところがあるようです
ということで連れられて行ったのがアルファロメオの4DXデジタルシアターでした
50名ほどが座れる席にはすでに数名の方が座っており
おそらくはまだ観客が少なすぎて始められないので数合わせんためスタッフから声をかけられたのでしょう
とはいえこの博物館に対して客も入っていなかったためか、私を入れても10名ほどの観客でしたが、さほど待つことなくそのシアターは開幕いたしました
映像に移るのは様々な種類のアルファロメオをまるで自分が運転しているかのような視覚でドライブする様子
車は左右に振られ高低差なども実感、ついでに水しぶきも浴びるなど映像というよりは4DXならではのアトラクションを楽しませていただきました
いや~スタッフに唆されてここに来てよかった
ちなみにこの3D用のメガネはお土産になります
 

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アルファロメオの4DXを体感した後、また展示場に戻ろうとしましたが行く道はありません
どうやらこれがコース最後の〆だったようです
多少心残りはありますが、まあおおむね満足
ここらで退散いたしますが、その前に出口近くにアルファロメオのカフェがあったのでちょっと寄っていくことに
 

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このカフェ入ってみると結構大きい
手前がカフェで奥がレストランになっているようです
そろそろ昼時でしたが、ここへ来るまでの機内で散々食べてきましたので全くお腹が減っていません
昼食はパスさせていただきここは飲み物のみとさせていただきます


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さてイタリアと言えば
「エスプレッソ」
デミタスカップにちょっとだけ淹れたものを間髪おかずグイっと嗜ませていただきました
いや~イタリアに来たのだと実感させられます
 

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もとのエントランスに戻りましたが、ここで一仕事
そうここで帰りのタクシーをスタッフに頼んでもらおうと思っていました
ここアルファロエオ歴史博物館からタクシーで次の目的地である、ACミランの本拠地「サンシーロスタジアム」へ行こうと目論んでいたんです
ここまで来るのに1時間以上ロスしてしまったのでここで少し挽回するつもりでした
ところがタクシーを呼び出してもらったスタッフからの返事は「ビジー」
そうタクシはここでもつかまりませんでした
この8月15日のフェラゴスト(Ferragosto 聖母被昇天祭の祝日)辺りはイタリア人が一番バカンスをとる時期に当たり、タクシーの運ちゃんもみな休みを取っているようでした
私がミラノに行ったのはお盆休みでしたので、ちょうどそのバカンスシーズンに当たってしまったというわけです
そういや今思い出すとミラノ中央駅の正面の道路ですらタクシーは停まっていませんでした
結局今回の北イタリアの旅では一度もタクシーを使うことなく公共交通機関のみであちこち見て歩くことになります
 

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そこで行きに使った「561番」のバスでフォー・フィエラ駅に戻ることにいたします
乗り場はここに来る際に確認済みでした
1時間に1本のバスですが20分ほど待てば来るのが不幸中の幸い
フォー・フィエラ駅からは地下鉄を利用してサンシーロスタジアム駅に向かうこととします
 

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長々と語ってきた、この「アルファロメオ歴史博物館」ですがこれで終了
最後にイタリアの自動車TV番組で紹介された「AUTO DIGEST TV」
映像がYoutubeにあったのであげておきます
シルビアさんの語るイタリア語らしき言葉が全く分からないのがつらい私ですが
 


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