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御朱印帳を携え、旅に出ます

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海の日を交えた3連休
今年はたまたま日本三大祭りの一つ京都の祇園祭と日程が重なるということで
JALのマイルを使った特典航空券でお得に京都観光を楽しんできました
宿泊した東横INNも格安のうえヤフオクの売上金をPayPayに換金し支払うなどした節約の旅でもあります


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そうして浮かせたお金で舞妓さんのいる上七軒ビアガーデンを2度も訪ねたり
 

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京都で美味しいもの食べたり(写真は行列ができることで有名な「京の米料亭 八代目儀兵衛」で食べたTKG)して楽しみました
 

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ということで、いつものように新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジから旅ははじまります
国内線の利用客数が新型コロナウイルスの感染拡大前の92%にまでに回復したという新千歳空港
たしかにこうしてラウンジから見た感じでも飛び交う航空機も増えた感じがしますし、エアバスのA-350のような大型の機材も多く見かけるようになりました
 

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そうそう今回新千歳空港でANAの特別塗装機「スター・ウォーズ・ジェット C3POバージョン」を初めて見ることが出来ました
2021年2月以降、プラット&ホイットニーPW4000系列エンジンの安全性問題から運航停止したましたが、この連休から新千歳~羽田便で使用を再開したようです
なお、同じ「スター・ウォーズ・プロジェクト」の一環として生まれた「ミレミアム・ファルコン号」には残念ながら出会ったことはありません
ANAがミレニアム・ファルコン号を運行しているらしく、ANA機内誌のなかで飛行機の紹介欄にあることはあるのですが
 

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まぁそんなことよりまずは朝飯
ここJALのダイヤモンド・プレミアラウンジには軽食が用意されています
おにぎり(チャーシューマヨおにぎり・鮭わかめおにぎり)やパンみそ汁にコーンスープと言ったところですが
 

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でもラウンジのお楽しみといえば、自分でサーバーから注ぐ樽生ビール
DPラウンジにはプレミアムビール4種のサーバーがあることから
サントリー・ザ・プレミアムモルツ、アサヒ熟撰、キリン一番搾りプレミアム、サッポロクラシック
駆けつけ4杯をいただくことに
  

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ということで雨の降りしきる中ですが、エプロンを望む席で航空機を眺めながら朝食+ビール
手前にあるのが鹿児島の霧島神社で購入した御朱印帳
今回も御朱印帳を携え、旅に出ることに
 

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そうそうドリンクコーナーに逆さに吊るされたニッカウイスキーの「竹鶴ピュアモルト」
これ高いんだよな~
でもこの竹鶴に手を出したら今日一日ダメになるな〜
と思いつつも、結局ハイボールにしていただいちゃいました
  

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そうこうしている間に搭乗時間
雨の新千歳空港を後にし、猛暑日の続く灼熱の京都へ向かいます

伊丹空港にたどり着きました
にしても暑い、空港から出たとたん熱気がむあっと襲ってきます
なるほど私の住む北海道、夏は人気のわけですね
その後、モノレールと京阪電鉄で京都伏見(伏見桃山)へ向かいました(リムジンバスは高いのでいつも私鉄を使っています)
そう日本三大酒処の京都伏見がまず最初のターゲットです
ここで京都伏見の日本酒を試飲しようと向かったのが「吟醸酒房油長」
  

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吟醸酒房油長には試し飲みのできるバーカウンターがありますが
油長のホームページには
「当店は皆様に伏見の酒の素晴らしさを楽しんで知って頂く為、伏見の全蔵元十九社のお酒を吟醸酒・大吟醸酒を中心に八十~九十種試して頂ける様、ご用意致しております。また、お試し頂けるお酒は全て販売しておりますのでお気に入りのお酒がございましたらお申し付けください。」
とあり京都伏見の日本酒が気軽に試飲できるんです
 

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試飲のメニューには
伏見のお酒が80種類以上飲めます
当店限定や時期限定もあります
おちょこ3杯で飲み比べ
もしくはグラスで1杯よりお楽しみいただけます
・お猪口 3個 480円~  /  グラス 270円~
・別途 お付出し 200円
とあり、夫婦でお猪口3個×2名分いただくことに
   

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頼んだのはメニュー通り当店限定や時期限定をメインに
「夏限定 純米大吟醸 富翁」
兵庫県産の酒造好適米「山田錦」を全量使用し、京都独自の酵母「京の琴」と京都伏見の天然水で仕込んだ純米大吟醸です
フレッシュですっきりとした味わいをお楽しみいただくために、加熱処理を1回だけにしています
日本の夏に是非呑んで頂きたい「夏のお酒」です・・・とあり、この日も隣に座ったかたが頼んでいました
「京都斉藤酒造 うすらにごり生酒 英勲 純米大吟醸 古都千年 生原酒」
「2013ヴィンテージ純米酒 キンシ正宗」
これは2013年に醸造した純米酒を、蔵元で低温長期熟成した日本酒で黄色く色づいていました
 

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「英勲 純米大吟醸 氷零貯蔵」
  京都府産米「京の輝き」を100%使用し造り上げ季節限定
「北山本家 祇園物語 純米吟醸」
  舞妓さんラベルがお土産にも人気、ここ油長限定販売
「黄桜 涼の樽酒 純米吟醸」
  氷を入れてロックで楽しめる純米吟醸の樽酒


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こんな感じで京都の旅が始まりましたが
どうやら酒三昧の旅になりそう
 

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日本酒神聖を醸す山本本家が経営する、焼き鳥屋『鳥せい』
あまりの人気で焼き鳥屋の経営のついでに、日本酒を造っているとも比喩されるほどの人気店です(私の住む札幌の繁華街にも鳥せいの支店はあります)
伏見に行ったら必ず寄りたいお店だったりします


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前回この鳥せいに来たときは、昼時だったこともあり1時間ちょい待ちましたが、今回はすんなり入店、席に着けました
 

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座敷を見てもお客さんはいないし、いつもの人気店とはとても思えませんが
きっと伺った時間が良かったのだと思います
 

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さてメニューに目を通しますが、まずは飲み物
暑いさなか歩いてきたのでビールと言いたいところですが、ここはメニューには
『蔵本 山本本家厳選 日本酒』とあるところからここは日本酒で
 

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とはいえ頼むのはこうして冷蔵庫で冷やされ出番を待っている「日本酒神聖」ではありません
 

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ここでの私のお目当ては1677年創業清酒神聖製造元 山本本家 直送でステンレスタンクに入った
『蔵だし原酒(コクのある味は焼き鳥と最高の相性 濃厚やや辛口)』
それに『酒サワー(蔵だし原酒と炭酸のカクテル)』を頼みました
 

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とうことで暑い京都に乾杯
 

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それに合う肴はと言うと、やはり焼き鳥でしょう
6串盛り合わせ
心ぞう、砂ずりは塩で
 

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やきとり、とりねぎ、ミンチ、皮はたれでこんがり焼かれ出てきました
 

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吟醸酒房油長で京都伏見の日本酒を一杯ひっかけた後は
そこから少し歩いたところにある「キザクラカッパカントリー」へ
 

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ここには風が抜けるさわやかな庭があり
パラソル付きのテーブルと椅子があることからここで一休みしようとやってきたわけです
 

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そんな客目当てに黄桜自慢の冷酒が並んでいて、屋外でワンショットの日本酒が楽しめるようです
並んでいたのは「大吟醸 華祥風」「直営店限定 純米吟醸 しぼりたて 無濾過 生原酒」「限定300本 純米吟醸 樽酒」「純米吟醸酒 花きざくら」「黄桜 純米にごり酒」
こんな感じの限定酒がずらりと並んでいると心惹かれますが・・・
 

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でも実はここに来た目的は
黄桜が造っているクラフトビールを楽しむことなんです
そう黄桜の日本酒はカッパのCMで有名ですが、結構盛んにビールも造っているんです
 

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黄桜のビールは1995年に「京都で初めての地ビール」として誕生しています
直営店の店舗の冷蔵ケースには「京都麦酒」数種類や
私の好きなラッキーチキンシリーズ
それに悪魔のビール等様々な種類の黄桜のビールが並んでいますが
日本酒の蔵でこれだけたくさんの種類のビールを製造しているのは黄桜だけかもしれません
 

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ここでいただくのは
「京都麦酒 抹茶」「京都麦酒 蔵のかほり」の出来立てクラフトビールがタップで用意されているので
この2つを注いでもらい
 

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屋外のテーブルでいただくことに
 

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黄桜の象徴カッパのモニュメントを眺めつつ
ちなみにこれ竹中銅器の制作だそうで、同社はワンピースのキャラクターなども手掛けているのだそうです


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京都伏見を歩いていましたが、外の気温は30度を超える真夏日
暑さから逃れる意味もあり空調の効いた室内施設と考えていたところ良い施設がありました
それが「月桂冠大倉記念館」
月桂冠はこの京都伏見の地で約400年醸造を続けている全国的にも名高い酒蔵
そんな月桂冠が1909年建造の酒蔵を改装し伏見の酒の作り方、材料、歴史などを後世に残そうと造られた日本酒の記念館です
実はこの月桂冠大倉記念館は5年ぶりの訪問となります
 

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まずは「南展示室 史料類」から
ここには1637年の月桂冠創業から月桂冠が残してきた、明治~大正期に描かれたポスターなどの史料が展示されています
 

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記念館の展示物は前回訪れた時とさほど違いはないのですが、今回初めて気づいた展示物が
手動式消火ポンプ「応龍水」
慶応2年(1866年)を示す銘が記されていますのが、1864年の鳥羽伏見の戦いの2年前という事ですから、当時は戦の消火でかなり活躍したんでしょうね
 

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「北展示室 用具類」
江戸時代から伝わる酒造りの用具類が展示
まずは酒米の稲穂や酒蒸しに使われる大きな甑
 

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それに木桶、酒樽、櫂など、「京都市有形民俗文化財」指定の昔の酒造用具類が展示
往時の職人たちの手技を偲び、酒造りの伝承文化を感じる場となっています
 

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大きな醸造用の木樽が見て取れますが
現代ではこうした大きな木樽を作る職人が激減してしまい、絶滅の危機に瀕しているのだとか
こうした日本の伝統文化が消えてしまうのは寂しいですね
 

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「もろみを搾る工程」
原酒と酒粕に分ける上槽に使う「ハネ木搾りに使われる木造の槽」
2年前に出雲などの古くからの酒蔵ではこの昔ながらの槽でなければ、思うような酒の味が出せない
そんな話も聞きましたし、「ヤブタ式」全盛のこの時代でもハネ木搾りにこだわる酒蔵は数多いようです
  

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大きく古そうな煉瓦造りの煙突が見て取れますが、これはいまだ現役
中庭を挟んで隣接する内蔵酒造場では、但馬流の杜氏が昔ながらの手法で酒を醸しているんです
手前は桃山丘陵の地下奥深くに涵養された伏流水を汲み上げる井戸
伏見は良質の地下水に恵まれていますが、そんな酒造りにも使われる「伏水(ふしみず)」と呼ばれる良質な水をここで飲むことが出来ました
 

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さて酒蔵を見学した後はお楽しみの利き酒の酒処
ご見学の最後に、利き酒は入場の際に渡されたコインを使いサーバーから自ら注ぐよう変わっていました


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季節ごとにいただけるお酒の内容は変更されるそうですが、渡された3枚のコインで3種類のお酒を楽しむことができます
この日のメニューは
「京しぼり(大吟醸)」
「笠置屋 山田錦(大吟醸)」
「レトロボトル(吟醸)」
「果月≪桃≫」「果月≪メロン≫」など夏にふさわしい酒がメニューに載っていました
私はというと、上記大吟醸2種と
 

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もう一杯は
日本酒を進化させる実験的プロジェクト
「Gekkeikan Studio」
そのNO.1たるメロンのようなみずみずしい香りの日本酒を試してみました

にしてもここ欧米系の外国人比率がとてつもなく多かった
それどころか月桂冠のスタッフもまた流ちょうな日本語を話す欧米系の外国人でした
  

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京の夏は暑い
てなわけで涼を求めて京都伏見で十石船乗り場にやってきました


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華やかな京都のまちをささえた「十石舟・三十石船」
交通・流通の要は水運とばかりに豊臣秀吉がその基礎をつくったといわれています
今回はそんな遊覧船『十石舟』に乗船することに
 

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春には舟の運航する川沿いに百数十本の桜が開花するという豪川を船は航行しますが
豪川は伏見城築城のために宇治川から引かれた水路だったのだそうです
 

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出港してほどなく、先ほど訪れた月桂冠の内蔵酒造場が見えてきました
そう月桂冠の日本酒はこの運河から運び、その後大きな船に乗せ換えられ大阪や江戸などの一大消費地に送られていたようです
いまでこそ港というと海岸の大きな港湾を思い浮かべてしまいますが
その昔はこうした川沿いにも港はあり、水運が行われていたんですね
そう京都伏見はその昔、港町
日本各地と京を結んだ「水運」により内陸港として栄え繁栄の大きな礎となったようです
 

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続いてあの坂本龍馬が定宿とした「寺田屋」と書かれた看板が見て取れました
ちなみに実際の寺田屋は、鳥羽・伏見の戦いで一度燃えてしまい
今残っている建物は、明治に入ってから再建されたものなんだそうです
寺田屋に限らず、大阪と京都を結ぶ淀川の舟運の港町として栄えた町であることから、ここ伏見には寺田屋のような船宿は何件も軒を連ねていたんだそうです
 

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そういやマンガ『お〜い!竜馬』(原作:武田鉄矢)(作画:小山ゆう)のなかで描かれた寺田屋には
いくつものシーンでこの運河が描かれていました
もっともこの十石船に乗ろうと思ったのもそんな「お〜い!竜馬」で描かれていた十石船に興味があったからでした
 

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(マンガ『お〜い!竜馬』より拝借)
 

寺田屋を過ぎたあたりに「龍馬とお龍さんの銅像」がありました
この辺りは鳥羽伏見の戦いの激戦地でもあり、石碑なども見ることが出来ました
  

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この像、なんだか私が思い描く龍馬像とは少しかけ離れていてかなり凛々しい
ちなみにこの像はここから三十石船に乗り、日本初といわれる新婚旅行に出発した龍馬とお龍さんを再現したものと
船頭さんは解説しておりました
 

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やがて十石舟は折り返し地点の宇治川と濠川の合流地点に設けられている三栖閘門へ
ここには宇治川への入り口には「閘門(ロック)」があります


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ここで一旦下船し伏見みなと広場三栖閘門資料館見学
かつて門を開閉して水位を調整し、船の往来を実現させていました
ここで模型などを使って門の仕組みを解説していますが、15分の滞在時間は少し長いかも
 

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帰りは来た時とは違う船で戻ります
ちなみに十石舟・三十石船は明治に入り、鉄道など陸路の整備とともに伏見港はその長い役割に幕を下ろすことになります
いまではこうして遊覧船としてその歴史を垣間見ることが出来
今回は夏の暑い京都で屋形船仕様の遊覧船で優雅に涼を楽しんできました
 

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そんな暑い日でしたが、次は熱いおでんを食べにべんがらやへ

外は30度を超える真夏日、あえてこんな日におでんを食べようと
伺ったのは京都伏見の京風おでんの専門店『べんがらや』
ちなみに我が家は古くからのblogでお付き合いのある「なんまらほっかいどう。なんまら通信」のアサさんからここがおすすめと聞いて
3ヶ月も前から予約して伺ったわけです
 

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ちなみに我が家同様に物好きは何処にもいるようでこの日は予約で満席、予約者以外は断っていました
 

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しかもそんな予約者さえも開店前だというのに大勢が並んでいたりもします
 

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やがて開店時間となり、予約者が順番に呼ばれ店の中へ
店内はお店のホームページにあるように「京都・伏見の地で食材からメニューまで自家製にこだわり
店内の装飾から看板まで手作り・手書きでお店づくりを楽しんで」と
昭和の時代を思い浮かべるような昔懐かしい感のある内装と調度類で迎えてくれました
 

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2階の席から望むとこんな感じ
おでんの鍋が4つほど見て取れます
 

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さてそんなべんがらや自慢のおでん 
おでんの和風のだし汁は、従来の京風薄味おでんとは違い、肌褐色のあっさりではあるが、まったりとコクの深い味でかつおと昆布をベースに上質の鶏がら・豚に京野菜をブレンドし、くじらのコロでじっくり煮込みしょうがをしっかり利かせて作り上げているのだとか
 

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我が家は奥のテーブル席に案内されましたが
そこには大正・昭和初期のレトロ感を漂わせ、店内壁面の押絵や人形(創作人形・押絵作家"日下部純子"作)影絵など店内のポップに至る全てを手書き・手作りで装飾された空間
なんだかこだわりが詰まっているようです
  

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ということでまずはビールで乾杯
 

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この日は
前菜に自慢のおでんなどがセットになった『おでんコース』税込2,420円
(仕込みの都合により数量限定)を予め頼んで有りました
 

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さてまず出てきたのが「おでんお待ちオードブル」
おばんざい六種、造り、揚げ物を一つのお重に詰め合わせ
おでんが用意されるまでこいつをビールのつまみといたします
 

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さてメインとなるのはもちろん
「おでん」
【和風】だいこん・牛すじ肉・糸コン・玉子・厚揚げ・練り物
他にお好きな一品頼めるとのことでチーズ巾着をチョイス
このあとの解説はべんがらやのホームページから拝借

『*だいこん
産地・サイズ等にこだわり精進料理の下茹で技法にのっとり作らせていただいております。

*焼き豆腐
京都の絹ごし豆腐を当店にて焼き豆腐に加工し普通の焼き豆腐では味わえないなめらかな舌触りでお客さまに喜んでいただいております。

*練り物
季節に応じ練り物屋の主と相談し、良質の魚種をブレンドし自家製練り物を作っていただいております。

*一切れだし巻き
昆布とかつおのだしでひと巻きひと巻き丁寧に巻かせていただいた京風だし巻きです。

*たまご
早朝より生の玉子をその日に仕込み数のみ湯であげ、一つ一つ皮をむきうちの味に仕込んでおります。』
とのことでした
 

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そしてここベンガラ屋の代名詞
「名物ロールキャベツ」1/2と半分に切られ提供されます
これまたべんがらやのホームページには
『汁煮名物「べんがらや」ロールきゃべつ
自家製にこだわる商品の中でも、お客様の口コミから大好評を頂いているロールきゃべつの中には、食べて頂いたお客様に幸せの芽が出るように、お正月に用いる縁起かつぎの野菜「くわい」を入れております。』


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「酢漬けの野菜スティック」と「トウモロコシとインゲン豆?の天ぷら串」
 

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【みそ】三種串
*こんにゃく
京都の老舗こんにゃく屋のこんにゃくを使用しており原材料のこんにゃく芋は全て国内産のものを使用しております。
*牛スジ
*大根
 

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ちなみに〆のラーメンは食べれそうもなく断りました
で、出てきたデザートはアイスクリーム
これは何とか完食
いや〜お腹いっぱい
ごちそうさまでした
 

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京都を象徴する存在として知られる「舞妓さん・芸妓さん」
まごうことなき日本を代表する伝統文化のひとつです
そんな舞妓さんや芸姑さんが踊りを披露したり、お客様と歓談をする場所を「お茶屋」といい、花街と呼ばれる場所にあります
ちなみにお茶屋は「一見さんお断り」の文化があることで知られており、観光客には敷居が高いものという意識がありました
 

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そんなお茶屋のある京都最古の花街「上七軒」
京都五花街の中でひとつだけ離れた場所に位置しており、北野天満宮の門前町にありますが
室町時代から続く由緒正しい花街だったりします
  

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そんな花街で芸を磨く演舞場が、なんと・・・なんと夏限定でビアガーデンになると聞き、早いうちから予約の上伺わせていただきました
しかも舞妓さんや芸妓さんが相手してくれるとあって、なんだか高く感じていた敷居
鼻の下伸ばしぱなしのビアガーデンとなります
 

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玄関を入ってすぐに名札がずらり並んでいますが
たしか上七軒に在籍する舞妓さんや芸妓さんは19名
なんだか少し多いような
  

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玄関から右に入ると、芸を磨く上七軒演舞場も見ることが出来ました
ここは舞妓さんや芸妓さんが「北野をどり」などあでやかな舞を披露する場所だったりします
 

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総客席数410席もあり
各種公演やイベントなどの会場として歌舞練場を借りることも可能
落語会なども行われているようです
 

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今回案内されたのが、左側の会場
途中趣きのある中庭が雰囲気を醸し出しています
 
 
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右側の上七軒演舞場脇にある趣のある座敷席
赤い提灯には上七軒の天ぷら屋さん「千本今出川 天㐂」の名の提灯も見て取れますが
このあたりは上七軒の茶屋のおなじみさんたちの席、なんて勝手に想像させます
  

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私どもが案内されたのが、天井のない土間のテーブル席
暑い夜ですが、さわやかに風が舞っているうえ
テーブルにはゆかた姿の芸舞妓が出そろい
華やいだ雰囲気に包まれまれていました
 

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さて最初に出てきたのは、ここのコースになっている
生ビール(サントリー・ザ・プレミアムモルツ)&酒菜のセット 2,500円(税込)/名
酒菜は夏の京都らしく冷ややっこと枝豆
  

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もちろん1杯で終わるわけもなく
樽ハイ倶楽部レモンサワーをお代わり
ちなみに飲み物はすべて千円と少しお高め
 

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芸妓さんはさすがに話し上手

こんな感じでほんのり色づく花街の宵を愉しみました
 

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京都2日目の朝は
ガイドツアー『写真撮り放題!誰もいない祇園祭。~早朝編~』に参加
祇園祭宵山、山鉾巡行に先立って
組み立てられた23基の山鉾のうち、ガイドの解説で
『函谷鉾』『月鉾』『鶏鉾』『綾傘鉾』『船鉾』『岩戸山』『狛牙山』と7基見て周りるとのことに
 

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(URAURATOUR京都より拝借)
 
まず最初に見学したのが『函谷鉾』
山鉾巡行では、長刀鉾に次いで第二番目に巡行する「くじ取らずの鉾」
鉾の名が気になり、いまや実写映画までになった人気マンガ「キングダム」原泰久著のなかに函谷関の戦いという話があり、ガイドさんにその話をしたといころ、まさに函谷関がこの山鉾の名の由来
難攻不落として知られている函谷関を斉の名宰相「孟嘗君」が家来に鶏の鳴き声を真似させて関門を開かせ難を逃れたという故事「鶏鳴狗盗」にちなんで付けられています
鉾の一番てっぺん、兜のような形をした鉾は「函谷関の山稜にかかる三日月」を現すんだそうです
提灯には「月桂冠」の文字が見て取れますが、これらの山鉾のスポンサーは京都伏見の酒蔵がメインのようです
 

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四方のタペストリーに目が行きがちですが、それだけではこの函谷鉾は語れません
屋根の天井には、「長寿をもたらす夜明けの吉兆鶴」
 

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そして軒裏にある絵
前の軒裏には金地にオスとメス、そしてヒナの鶏が極彩色で描かれていますが、これは夜明けを表し
 

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後ろの軒裏には金地に墨絵で描いた黒いカラスが夜明け前に飛ぶ「明けガラス」を表現
2つ合わせて「鶏鴉図(けいあず)」と呼ばれていて、夜明け前の函谷関を無事脱出できたことを意味するのだそうです
 

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ちなみにこの函谷鉾は拝観も可能だそうで
山鉾のすぐ横の建物の中にある、町会所の2階から山鉾へつながる、通路をわたり山鉾に入るのだそうです
 

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『月鉾』
三日月の鉾頭が見て取れる「月鉾」
山鉾33基の中でも最も大きく重い鉾(約12t)で、遠目に見ても迫力は十分
 

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月読尊が祭られ月と書かれた提灯があでやかなこの月鉾
動く美術館と呼ばれる鉾として名をはせています
ガイドツアーでは遠目で見ただけなので
宵山に再度、見に来ることとします
 

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続いてガイドツアーは四条通をはずれ縦の通りである室町通へ
見えてきたのは『鶏鉾』
電柱に黄色いカバーが取り付けられていますが、これは山鉾が電柱ギリギリを通過した際に柱上変圧器や結合器などどの器具に接触しないようあらかじめ取り付けられるようで
この電柱のカバーが付けられる頃になると地元の方はそろそろお祭りと気分が高まるようです
 

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さてこの鶏鉾
平和になり鳴らさなくなった起訴用の太鼓に鶏が住んだという中国の故事に基づき命名されたようです
 

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胴掛には清水寺の重要文化財の絵馬『朱印船』を織り表した綴錦
「御朱印住吉船図」「御朱印角倉船図」
 

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そんな鶏鉾で何より目につくのが、豪華な水引き
松村呉春下絵の金地綴錦『唐宮廷楼閣人物図』
 

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『綾傘鉾』
山鉾の中でも大変珍しい「傘鉾」の形態をとる鉾
天女様が描かれた美しい傘垂がりは残念ながらこの時、見ることはかないませんでした
 

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話が長くなってしまったので
ここまでとして後編に続きます

ガイドツアー『写真撮り放題!誰もいない祇園祭。~早朝編~』後編です
後半の最初は『船鉾』
例年、山鉾巡行のトリを務めるのがこの船鉾
山鉾巡行の目玉となる「鉾」ではない、この「舁山」がいったいなぜ重要なトリ(しんがり)を務めるのか?
ここで古くから一部の間で根強く支持されている伝承を思い起こしました
それが祇園祭のルーツは古代イスラエルのシオン祭りであるのではないかと言う伝説です
イスラエルの失われた10支族が実は日本に来ていて、日本の政治に深くかかわってきたという話がありますが
「日ユ同祖論」で紹介されるように、日本語とヘブライ語の共通点が多く
突拍子もない話とはとても思えない話だからです
 

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シオン祭は、旧約聖書にあるノアの方舟が大洪水を乗り切ったことを祝う祭りで、祇園祭と同様、7月1日から1か月続く祭りです
特にアララト山にノアの箱舟が地上に降りた日とされる7月17日は、祇園祭りでは例年山鉾巡行が行われるまさにその日
アララト山に降り立つ箱舟、そしてこの船鉾
なんだか深いかかわりがあるように思えてなりません
  

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さてそんな船鉾ですが
船首には鷁(げき)と呼ばれる瑞鳥
 

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大舵には飛龍(翼を持った龍)
と他の曳山とは比較しても突出している豪華さが見て取れ
トリ(しんがり)を務めるに十分な風格がありました
  

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続いて『岩戸山』
『古事記』に登場する天照大神が天の岩戸から出現する場面を再現
外観は車輪と屋根があり鉾に似ていますがこれは舁山
鉾柱の代わりに松を立て、天照大神の人形を御神体として祀っています
 

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屋根部分に鉾ではなく真松(しんまつ)が立っているのでこれは舁山となるとのこと
そうそうこの岩戸山も山鉾巡行ではくじ取らずとなり
22番目、最後しんがりの船鉾の前を巡行することになります
  

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綺麗な胴懸「中東連花葉鳥文」が見て取れますが
ビニールのカバーを外した、本番が楽しみですね
 

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岩戸山は拝観も可能
建物の2階からではなくこの階段を昇り拝観するようです
 

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祇園祭りの山鉾で売られている「ちまき」は「厄除けちまき」
中身は笹だけで作られているので食べられませんが、ここ岩戸山では食べられるちまきを販売しています
料亭「木乃婦」さんで作られている本格的なちまきなんだそうですが
早朝で残念ながらまだ販売していませんでした
 

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最後は『狛牙山』
「琴破山」ともいわれる。山の御神体(人形)は中国の周時代、琴の名人伯牙とその友人鍾子期との物語に取材、伯牙が鍾子期の死を聞いてその琴の絃を断ったという故事をあらわしている。とのこと
 

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山鉾巡行の際に新町通りに合流する際、この山につけられた木が電線に接触してしまうのですが
サスマタのような棒で電線を押し上げかわす「電線かわし」が見どころなんだとか
わたしもちょっと
見てみたかった気がします
 

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こんな感じで7基の山を早朝にガイドさんの解説を聞きつつ見て回りました
ということで1時間半にわたり山鉾の解説をいただいたガイドさんに感謝です

過去京都を訪れた際に何度か足を運んでいる八坂神社
御朱印を集めだしてからも伺っているのですが、時間が合わなかったりしていまだ御朱印をいただいていないことから
今回参拝と合わせ御朱印を賜るため足を運びました
もっともそのあと八坂神社の向かいにある八代目儀兵衛で昼飯を食べるってのもありましたが
 

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そんな八坂神社ですが境内には多くの屋台露店が出店しています
祇園祭は日本三大祭の一つとされており、7月1日から1ヶ月の間行われる八坂神社の神事
たくさんの参拝客が訪れていることもあって、屋台露店の数も多くかなりにぎやかでした
 

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さて参拝を済ませた後は御朱印をもらいに境内南の授与所へ
ちなみに祇園祭が行われる7月だけは祇園祭の起源とされる御霊会(ごりょうえ)限定の朱印が授与されるそうですが、書置きとのことで
御朱印帳に手書きで書いて頂ける通常の御朱印を賜ります
「祇園社」という文字の上に押印してありますが、牛頭天王を祀る神仏習合の寺社として、平安時代から明治時代までは「祇園社」と称していたので御朱印にはその名が書かれているのだそうです
まぁこんなところからも祇園祭がここ八坂神社の祭礼という事がわかります
   

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祇園祭というと山鉾巡行ばかりに目が行きがちですが、
山鉾巡行は神輿の渡御(17日夜神幸祭)に先立って、都大路の清祓するのが目的
本番である「神幸祭」の露払い的な行事だったんです

その後、八坂神社に安置されていた神輿が、境内から御旅所へ向かう「神幸祭」が執り行われます
そう実は神様が乗った神輿が市中を清めて回る「神輿渡御」が祇園祭の最重要行事
 

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そんな神輿は八坂神社に3基安置され
ここで出番を待っていました
 

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人気がありすぎてとにかく行列がすごい京の米料亭「八代目儀兵衛」
これでも朝早くから並んで、予約表に名前を書き入れた方のみが並んでいるのですから
開店間際に来ても入店は無理なようです
今回はさいわいネットで予約してあったので並ぶことはなかったのですが
朝早くから並んでるかたは、私たちが出たあと順次入店のよう
炎天下のなか数時間は並ぶようです


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ということで今回、八坂神社を参拝した後に訪れたのは
京の米料亭 八代目儀兵衛
京都で代々続く老舗お米屋がやっているレストランです


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ここの売りはもちろん「ごはん」
最高の状態に炊き上がるオリジナルの炊飯釜「Bamboo!!」で炊き上げるご飯は日本一うまいと噂されています
この「Bamboo!!」試行錯誤の末、独自の窯に辿り着いたとのことですが
炊飯の様子はこうしてガラス越しに見ることが出来ました
 

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お店のホームページには予約された方は予約の10分前にお店の前に来てくださいとのことでしたので
10時半過ぎには店の前にやってきました
待っている間にメニューを渡され、オーダーしてほしいとのことでした


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ほどなく入店
1階は職人さんのいるカウンター席
 

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2階には個室のような造りの掘りごたつ席と
 

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京都風情たっぷりの祇園・八坂神社の景色をながめるカウンター席があり
今回はこのカウンター席に案内されました
 

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カウンターテーブルには自慢のブレンド米
祇園料亭米「翁霞(おきなかすみ)」などのポップが置かれています
 

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さて今回入店前にメニューを見て私が頼んだのは
「儀兵衛の銀シャリ三色御膳(数量限定)」2,590円
京のくみ上げ湯葉と季節のお造り、大海老とお野菜の揚げたての天ぷら、旬の焼き魚が並んだ贅沢な御膳です
 

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我が家の奥さんは
「儀兵衛の銀シャリ鯛のだし茶漬け御膳」1,860円
 

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主役のごはんもうまいが、鯛が美味い
 

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まずは鯛のお造りをアツアツの銀シャリでいただき
次にお造りを特製ゴマ醤油にくぐらせ、薬味とともに「京のお茶だし」をたっぷりかけてと二通り楽しめるようです
 

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「ごはんはおかわり自由ですので、お気軽の言ってくださいね」とのことでしたので遠慮なくお代わり
出てきたご飯じゃわんには「おコゲもどうぞ」ってことでおコゲご飯も載せられ出てきましたが、噂通りの銀シャリ
おかわり自由と言う事で、計4杯いただきました
ちなみにテーブルに「万能しょうゆ」としておかれるのはヤマサ醤油「ヤマサ重ね仕込しょうゆ本懐石」
この日、これが目的で頼んだたまごは「豊後の伊吹」
豊後の穏やかな土地と名水、新鮮な地野菜で育てられた鳥
色鮮やかなオレンジ色で、卵黄はもちろん卵白までしっかり濃厚でコクのある玉子
 


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そうここに来た目的が八代目儀平でいただくたまごかけごはん
いわゆる「TKG」
けれどここ八代目儀兵衛でのメインは卵ではなく、日本一美味しいと言われる八代目儀兵衛の銀シャリ
数年前から恋い焦がれていた八代目儀兵衛のTKG、ようやっと食べる事が出来ました


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ついでに八代目儀兵衛のお供「有明産 しおのり」
醤油ではなく塩でいただきましたが
TKGは無論、これも銀シャリとの相性抜群
いや~日本人に生まれて本当に良かったと思う瞬間でした
 

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北野天満宮を参拝しようと伺ったところ門は固く閉ざされていました
後で調べたところ閉門時間は16時、これは仕方ありません
 

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というのも北野天満宮に用があったというよりは私のお目当ては上七軒
北野天満宮の門前町にある花街です
上七軒の名の由来は室町時代に北野天満宮の一部が焼失した際に、その再建で残った木材を使って七軒の茶屋を建てたのが起源とか
安土桃山時代に太閤秀吉が北野天満宮で茶屋会を開いた折に、そんな七軒茶屋で献上された御手洗団子の味にいたく感動され団子を商う特権と茶屋株を公許し、この出来事がお茶屋の始まりとされ、上七軒は花街として繁栄していくといった古い歴史を持っているそう
祇園や先斗町のような華やかさはありませんが、千本格子の町家や茶屋、京都料理のお店が並び
上七軒の通りを歩くと出汁の香りが漂う、そんな通りでした
 

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もっとも上七軒を訪れた理由が、そんな茶屋や京都料理ではなく
「上七軒歌舞練場」という舞妓さんたちの踊りの練習そして披露の場となる場所


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そんな舞妓さんや芸子さんが芸を磨く歌舞練場が、なんとなんと夏の間だけビアガーデンになるとのことで昨夜に続き今宵もやってきました
目的は舞妓さん芸子さん相手をしてもらうビアガーデン
ただ予約なしで来られた方もいらして残念ながら帰されておりました
 

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名前が呼ばれ入場しますが、玄関先に芸舞妓さんの名の入った団扇が売られていました
これは芸妓さん、舞妓さんは夏の初めに、⽇頃お世話になっている先、御贔屓先に名前の⼊ったうちわを配るそうです
ということでこの上七軒には17名の芸舞妓さんが在籍しているようです
 

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玄関をくぐるとそこには美しいお庭が見て取れますし
玄関周辺にボンボリや提灯の明かりが点いていますが、五つ団子の提灯は前述の秀吉公の公許の証
ビアガーデンとしては80年ほどの歴史があるのだそうです
 

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案内されたのは庭のビアガーデン
中央のカウンターのタップからビールが注がれていました
 

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ということで京の暑い夜にビールと冷ややっこ枝豆をいただきます
ビールは京都謹製サントリー・ザ・プレミアム モルツ
今宵は昨日の経験から黒ビールから始めさせていただきます
  

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昨晩と違うのは舞妓さんが正装から、浴衣に変わったこと
見ているだけで涼しげです
 

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そんな舞妓さん、芸子さんがいるだけで華やいだ雰囲気がビアガーデン中に満ちていました
 

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ということで浴衣姿の舞妓さんに京言葉でお相手いただき、鼻の下伸ばしつつビール愉しんでます
この夜まずは舞妓さんの「市ゆう」さん
 

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再度舞妓さんの「市きよ」さん
 

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そして昨夜に続き接客の極みとも思える芸子さん「市純」さんにお相手いただき
本来なら「一見さんお断り」といった花街で、私には知る由もない京都の文化をチラッと垣間見てきました
 

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上七軒ビアガーデンで浴衣姿の舞妓さんにお相手していただきビールを愉しんだあとは
市バスに乗り祇園までやってきました
そこから鴨川の渡りますが川面に先斗町の店灯りが揺れる風情ある景色が飛び込んできました
  

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そこには江戸時代から受け継がれている、京の夏の風物詩
鴨川の川面に店灯りが揺れる風情ある景色「川床」が見て取れます
そういや今から12年前に私も浴衣をレンタルし川床デビューしたのを思い出しました
 

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さてここに伺った7月16日は祇園祭の宵山(前祭)
四条通には屋台露店が立ち並び、夕方から歩行者天国になるとのこと
ただその数が半端ではありません
この日の夜は34万人が訪れたそうですが、そんな祇園祭りの宵山を祇園から堀川にかけ見学することに
 

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ここに来た目的は華麗な「駒形提灯に火が入った山鉾」の見物
四条烏丸でまず出会ったのが「長刀鉾」
 

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続いて「函谷鉾」
 

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函谷鉾の山鉾からはコンチキチン♪と笛や鉦の祇園囃子の音が聞こえてます
 


 

ちなみに函谷鉾では授与品である記念手拭いを購入しました
 

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そのまま宿泊先のホテルまで歩いて帰るため四条通を西へ
そこで出会った「郭巨山」
中国 後漢の貧しい郭巨が、母親と子供を養うことが出来ず、子供を山に埋めようとすると土の中から黄金の斧が現れたという故事に由来する山鉾です
話にも出てくる御神体(人形)の郭巨と童子は残念ながらまだ搭乗してはいませんでした
  

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そして「四条傘鉾」
こんな感じで幻想的な雰囲気の宵山(よいやま)散策
明日の山鉾巡行に向けて盛り上がってきました
 

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京都祇園祭での宿は東横イン二条城南
ツインルーム2名分が1泊10,850円と、いかにもビジネスホテルらしい価格
そういや私の住む札幌で、先般高校のインターハイのあった8月上旬
予約サイトでは1泊10万円前後に料金設定している札幌のビジネスホテルが複数あったと新聞記事になっていました
繁忙期もさほど料金が変わらないのが、東横インの素晴らしいところかもしれません
 

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さて東横インには無料の朝食が付いていますが、夕食はどこぞに食べに行かねばなりません
けれど観光客が押し寄せているレストランもまた混雑しているうえ繁忙期価格
こんな時の我が家の定番「スーパーディナー」
ようはスーパーで買ってきた総菜をホテルの部屋などで食べるというものなんですが
今回は祇園祭宵山を散策中四条通を歩いているときに見つけた地元京都のスーパーマーケット「フレスコ」の総菜売り場でこんなポップを見かけたので買ってみました
それが京都の夏の味覚「鱧」
「自家製活〆ハモおとし」今が旬です!梅肉とあわせてどうぞ!!ってことでこいつを購入
 

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ついでに購入してきた、カツオの刺身と京都と言えばだし巻き卵
こんな感じで京都らしい晩餐となりました
  

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翌朝もホテルの無料朝食をもりもり食べて
いよいよ本番となる山鉾巡行とその前の準備の様子を観に出かけます
 

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ちなみに当初は東横インの四条烏丸も考えたのですが
一番人気の長刀鉾の隣に位置しており、そんな場所では夜は寝れなかっただろうな
 

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祇園祭りの山鉾巡行はいよいよ今日が本番
昨夜の宵山の余韻がまだ残る京都四条
昨日の朝、昨朝ガイドツアーで聞いた説明を思い出しつつ
朝5時に行動開始、23基ある山鉾のうち組み立て始めの山や、行燈を降ろした山鉾22基を1時間半ほどかけじっくりと見て周りました

まずは一番人気の「長刀鉾」
東横イン四条烏丸の前に置かれているのですが、ホテルの前で若い方が2名ほど夜を徹して見守っていたようで、年配の方にお疲れさんと声をかけられてました
  

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「函谷鉾」
こちらは保存会で雇われたのであろう警備員が見守っていました
このように警戒していますが、歴史ある貴重な日本の文化財
放火などないようしっかり見守っていただきたいものです
 

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「月鉾」
四条通のビル群の間に聳え立っていますが、こうして遠くから見ても迫力ありますね
さすがは祇園祭、最大最重量の山鉾といったところ
 

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「菊水鉾」
登れる山鉾となる前祭八基の一つ
 

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登るのみならず菊水鉾にはこうして2階のお茶席が用意されているようです
ちなみに菊水鉾のお茶席は、夏の風物詩とも言われる人気のお茶席なんだそうです
またこれたら今度はチャレンジしてみたいものです 
 

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小結棚町に位置する「放下鉾」
 

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カバーのビニールが外され懸装品の胴懸や前懸が見て取れましたが
特に今年、龍村美術織物が復元新調を手掛けた「放下鉾」の下水引
江戸時代中期の文人画家・与謝蕪村が下絵を描いたことでも知られる「琴棋書画図」
これは「囲碁」を
 

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そしてこれは「書」などをたしなむ図柄
 

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行燈を降ろした「船鉾」


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船首にある鷁と呼ばれる瑞鳥もよく見れます
 

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「岩戸山」
山鉾巡行ではくじ取らずで22番目、最後しんがりの船鉾の前を巡行します
 

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「岩戸山」は車輪と屋根御神体のある珍しい曳山
 

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2体の御神体の後ろ姿が見て取れますが
内部に男装の天照大御神と天手力男神の御神体を祀っていて
日本神話の天岩戸伝説が表現されているそう


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「白楽天山」
 

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町会所には会所飾りとして
緞子地の紫衣を着けた道林禅師
唐織白地狩衣の衣裳を着た学問の神様白楽天が展示され出番を待っていました
 

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話が長くなってきているので後編に続きます

山鉾巡行の本番となる7月17日の早朝
今回のエントリーは前回の話の続き
昨晩の宵山を終え、行燈を降ろした山鉾やいま組み立てている曳山などを見て歩いていますが
まず「鶏鉾」から
 

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雨除けのため、ビニールのカバーがなされていますが
清水寺の重要文化財の絵馬『朱印船』を織り表した綴錦の胴懸などを拝むことが出来ました
ちなみに雨の日の山鉾巡行ではこうしたビニールのカバーがされたまま巡行するそうです
 

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続いて「木賊山(とくさやま)」
まだ御神体はおろか、装飾もなされていない状態
真木が一本立った状態でした
ちなみに山鉾巡行(前祭)はこの日の午前9時に四条烏丸出発します
この時すでに午前6時を回っていますが、間に合うのだろうか
  

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ラッキーなことに
「太子山」は装飾中に遭遇
早起きは三文の徳ですね
 

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町会所から胴懸を恭しく運び出し
取り付ける様子を一部始終見てきました
 

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胴懸は金地孔雀唐草図(きんじくじゃくとうそうず)のインド刺繍
 

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前掛けは緋羅紗地に阿房宮の刺繍
 

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角金物に飾られる羽ばたく飛龍の丸彫もまだ町会所にあり
こいつも拝んできました
 

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続いて
「芦刈山」
これまた装飾中に伺いました
  

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胴懸は尾形光琳原画の「燕子花図」
 

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前懸は山口華楊原画の段通「凝視」
まさにライオンに睨まれてしまった感がありますが
こうした動く美術品が固定された状態で見ることが出来ました
 

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「油天神山」はまだ製作中
本当に間に合うんだろうか
 

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「四条傘鉾」
室町時代にはすでに傘鉾としてその名が知られている歴史ある傘鉾です
熱中症対策用の空調服を着たスタッフが最終確認しているようですが
この日はなんと35℃を超える猛暑日となりました
 

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「郭巨山」
遠目に懸装品である昇り龍図染彩を見ることに


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最後は「蟷螂山」
この組み立てが凄い
何と大型の重機で組み立てていました


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さてこの蟷螂山
「蟷螂の斧を以て隆車の隧を禦がんと欲す」という中国の故事に由来をもち
神輿も立派だが
 
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「カマキリ山」の愛称で呼ばれるこの曳山の主役はこのカマキリ
この後の山鉾巡行では、手鎌や首、羽を動かし楽しませてくれました


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こんな感じで朝5時から本番前の山鉾を見て回りました
ホテルに帰って朝食を食べたら、予約していた山鉾巡行の有料席に向かいます

いよいよ祇園祭山鉾巡行
晴天での開催となり、青空のもとで山鉾が実に映えます
ただ天気があまり良すぎで、36度の気温の中、山鉾は動き出すこととなりました
 

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祇園祭山鉾巡行を堪能するため京都市役所近くの御池通までやってきましたが
今回はあらかじめ有料観覧席の最前列をとってあり気合充分です
  

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入場とともに記念品として
団扇(これにはセブンイレブンでの飲料引換券

ソルティライチ
」付き)、日本手ぬぐい、冷タオル、冷凍されたアクエリアス、パンフレットをいただきますが
なるほど例年この山鉾巡行は暑い中、行われるんですね
  

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嬉しいことに観覧記念符もいただきました
これは後ほど御朱印帳に納めたいと思います
 

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予定より少し遅れて山鉾がやってきました
トップは無論くじ取らずの「長刀鉾」
 

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長刀鉾には山鉾で唯一の生稚児が乗っていることで有名で
この生稚児、神の使いとされることからその仕事として注連縄切りで神域との結界を開放するのが知られています
残念なことにその様子は見ることが出来ませんでしたが
ちょうど私の見ている前で、稚児舞(太平の舞)によってコースを清め祓う様子を見ることが出来ました
 


 

生稚児の仕事も重要ですが、実際に山鉾巡行を見ていて感動したのが
約10トンもある山鉾を動かす車方
赤樫という木でできた「かぶら」という棒状の道具を使って鉾の方向を直すのですが
山鉾はハンドル操作ができずまっすぐしか進めないため、ちょっと方向を変える様な場合はこうした車方が山鉾の脇や下に入り方向制御を行っていますが、その危険な行為に男気を感じずにはいられませんでした
 

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長刀鉾に続いて「山伏山」がやってきました
その名の通り御神体(人形)は山伏の格好をした浄蔵貴所
 

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見送の龍波濤文様の綴錦が見事ですが
もともとは中国の明時代に作られたものだったそうですが
今つけられているものは1999年に復元にされたものなんだそうです
  

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「白楽天山」
町会所で見た道林禅師と白楽天が乗っていました
 

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「芦刈山」
これも胴懸や前懸を装飾していた時に出くわした山なのですぐにわかりました
 

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その時はまだ付けられていなかった、山口華楊画の綴錦見送「鶴図」が見事ですね
 

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これまたくじ取らずの「函谷山」
5番目の登場ですが、たしかに鉾山ばかり続いてもつまらないので
そのあたりも考慮されているかもしれません
前にも書きましたが人気マンガ「キングダム」原泰久著のなかに函谷関の戦いという話がありますが
この函谷がその名の由来の山鉾です
 

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乗っているのは稚児人形「嘉多丸(かたまる)」
前懸に城が見て取れますが
これがなんとフランスの「モン・サン・ミッシェル」なんだそうです
11年前にパリからバスツアーで行ってみてきた「モン・サン・ミッシェル」とは少し違って見えました
 

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「山鉾巡行」の目玉である辻回しに使われたのであろう青竹が山鉾の下の部分に収納されていました
  

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2023年の見送りは「エジプト天空図」と国際色豊かな山鉾です
 

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続いて四条通で見た「郭巨山」
建方は早朝にもかかわらず熱中対策用のファンベストを着ていましたが
さすがに伝統行事、そんなものを着て山鉾巡行はできないようです
  

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見送りは「郭巨漢詩文刺繍」
 

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これまた今朝がた四条通りにあった
「四条笠鉾」
 

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巡行時に総勢16名の子供達による棒振り踊りがあるのですが、この日は残念ながら見れませんでした
まぁ宵山で立ち寄ったさいにちょうどやっていたのでここに貼っておきます
 


 

午前6時時点で装飾もなされていない状態だった
「木賊山」
 

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装飾がなされた木賊山
カラフルな仕上がりの牡丹双鳳文様綴錦などの懸装品が見事です
 

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またまた話が長くなってきたので、次に続きます

さて祇園祭山鉾巡行の続きは
「鶏鉾」から
 

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今朝がたは朱印船の胴懸にビニールカバーがかけられていましたが、本番はこうして本来の姿を見ることが出来ました
見送りは国の重要文化財に指定されているベルギー製の毛綴織で、叙事詩「イーリアス」の一場面
トロイ戦争でトロイの王子ヘクトルが妻子と別れを告げる場面を表現したものだそうです
  

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続いて「油天神山」
学問の神様、菅原道真を社殿に祀る山で
 

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見送りは朝陽図
祇園祭で眺める富士山もいいものですね
 

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続いて「孟宗山」
平山郁夫の「砂漠らくだ(日)」の原画による綴織の胴懸が見事です
 

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「霰天神山」
欄縁に沿って朱塗りの廻廊は精巧な彫刻が施されているうえ鳥居もあることから
動く神社とも言われています


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見送りの中国刺繍の太湖岩鳳凰図
いかにも中国っぽい龍が良いですね
 

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さて次は「菊水鉾」
 

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早朝に伺った際にこの山鉾には登れることを知りましたし
町会所には夏の風物詩とも言われるお茶席もあるそうなので
次回は是非とも町会所に立ち寄り登ってみたいものです
 

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菊水鉾の車輪を見ると菊の御紋が入った車軸でした
 

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見送りは2羽の孔雀が大きく描かれた「孔雀花草図」
 

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「保昌山」
山鉾の上に鎧を身に付けた人形である平安中期の豪傑・藤原保昌からその名が付いたそうですが
その豪傑ぶりはすさまじく
惚れた女「和泉式部」が紫宸殿に咲く紅梅を一枝折ってきてほしいと所望されたそうです
藤原保昌の本気度を試すための事だったんでしょうけど、天皇の住む当時としては一番警備の厳しい場所から花を盗んで来いという話がすごいのですが、藤原保昌は紅梅をまんまと盗みだし
その和泉式部と結ばれたのだそうです
御神体人形はそんな一こまを再現したものなんだとか
そのため「花盗人山」とも呼ばれていたのだとか
 

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見送りである「福禄寿星図」
なんだか私の好きな漫画家である諸星大二郎のマンガに出てきそうな図柄でした
  

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「綾傘鉾」
傘は2つあり
一つには、傘から下がる幕に天女が描かかれ
もう一つには松を載せ、幕に四季の花々が描かれていました
こちらの綾傘鉾も前述の四条傘鉾同様に
笛と鉦、太鼓の囃子方とともに勇ましい棒振りが披露されるそうです


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「太子山」
名前から想像できるように、聖徳太子をお祀りしている山
太子自ら山中に入り良材を求めた伝説から来ているそうですが
そのため御神体である聖徳太子は斧を持っていました
 

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さてさてまた長くなってしまったので、その参に続きます

祇園祭 前祭 山鉾巡行
話が長くなり3話目となってしまいました
ということで3話目は「月鉾」から
鉾頭に三日月をつけ、「天王座」には月読尊を祀りやってきました
堂々とした貫禄が見て取れますが、それもそのはず
34基ある山鉾の中でも最大・最重量の山鉾です
 

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前懸の17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」
左側の胴懸は18世紀のインド緞通

 
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見送りは皆川月華作の湖畔黎明図
立葵などを紡錘状にまとめ、湖で遊ぶ鳥たちの姿を繊細優美に表現した清麗な趣の作品
動く美術館と讃えらているのが判るような気がします
 

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そんな月鉾の後ろを、子供が屋台のようなものを牽いていました
 

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「伯牙山」
前懸は中国明代の名品で、水引や胴懸、見送などは、日本製のものであっても図柄は中国風と中国風に統一された珍しい山
 

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「蟷螂山」
今朝がた重機を使い山鉾建てしていたのを見ていたので
この山の登場を今か今かと待っていました
 

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大蟷螂(カマキリ)を屋根に乗せた御所車
そんなカマキリのからくり仕掛けが目を引きました
 

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「占出山」
「鮎釣山」ともいいますが、神功皇后が鮎を釣って戦勝の兆としたという説話からきているそうです
てなわけで御神体は竿を持ち鮎を釣った様子が再現されています
 

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久しぶりに山鉾である「放下鉾」
「くじ取らず」で、21番目を引き受けています
確かにこうした山鉾ばかり続いても飽きてしまいますし
鉾 と曳山、舁山を少しばらしているように感じます


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ちなみにデジイチを持って行ったので
300mmの望遠で河原町通りと御池通りの交差点での放下鉾の辻回しの様子を映してみました(まぁ案の定ブレブレですが)
 


 

前懸は花文のトルコ鍛通
胴懸は花文のコーカサス鍛通
 

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見送は皆川泰蔵による「バグダッド」
このフクロウが見どころで、後ろから見ればこれが放下鉾だとすぐにわかります
 

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「岩戸山」
「くじ取らず」で、22番目を担当します
(まぁ後ろから2番目と言ったほうが判りやすいでしょうが)
車輪を付けており山鉾のように見えますが、実は曳山
鉾ではなく真木が祀られていますね
「岩戸」の名は天照大神の天岩戸伝説に由来
皆川泰蔵作の見送『ヴェネチア』
 

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にしても岩戸山の舁き手に外国人比率が高かった
後で知りましたが岩戸山では「見に行く祭」から「共につくり上げる祭」へと謳い
「岩戸山ソーシャル寄町」というボランティアスタッフを公募したようですが
日本の文化に触れたいといった外国人が多く応募してきたのでしょうね
受け入れた岩戸山保存会も素晴らしいともいえるかと
そしてこの祇園祭 前祭 山鉾巡行で私が一番感銘を受けたシーンとなりました
 

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その後ろには最後のトリ(シンガリ)となる「船鉾」がやってきました
 

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先導するように見える船首にある鷁
 

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この船鉾
旧約聖書にあるノアの箱舟と結び付けられたりもします
イスラエルのシオン祭り同様に7月17日に行われる京都 祇園祭 前祭 山鉾巡行
トリを務めるのはそうした理由があるとも言われています


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「日ユ同祖論」は後日読んでみようかと思っていますが
ここでようやく大舵に描かれた飛龍(翼を持った龍)をビニールカバーなしで見ることが出来ました
 

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こんな感じで京都 祇園祭 前祭 山鉾巡行を有料観覧席最前列で堪能
いや〜暑かったけど、見どころ満載でした

祇園祭り山鉾巡行の後は有料席のあった御池通りから歩いて予約していたがんこ寿司へ
ただ今日の山鉾巡行、気温36°超と言うなか山鉾もなかなか進まずいつもより1時間ほど遅れる事になり、店には30分遅刻してしまいました(途中その旨連絡はしましたが)
そんな事にも関わらず、個室を準備してまっていくれた、がんこ寿司さんに感謝です
 

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1階にはカウンター席とテーブル席
 

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カウンターには
鯖に海老、穴子や鰻などの棒寿司が並んでいて土産にしたくなりました
 

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2階に案内されましたが
そこには宴会用の席がたくさんあり
 

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そのうちの個室に案内されることに
さて今の時期、京都と言えば鱧
ということで予約時に頼んでいたのは、特別やわらぎ弁当魚しゃぶ付き
旬の鱧と湯葉とがセットになった魚しゃぶとの事で予約してありました
ちなみに先般、職場の永年勤続という事でいただいていた食事クーポン券(ジェフグルメカード)を今回使用させていただきました
おかげで酒代くらいで済みました
 

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炎天下の中、祇園祭 前祭 山鉾巡行を野外で長時間見ていてのどがカラカラ
生ビールを頼みます
次に職人技が見て取れる前菜箱が出てきたので
まずはこいつがビールの肴となります
 

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次にお造り
・生サーモン
・がんこ鯛(給仕してくれたスタッフから説明を受けましたが、愛媛県宇和海で、天然に近い環境で育てた真鯛だそうです)
・生ゆば
がんこ寿司特製の醤油でいただきます
 

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一手間かけた茶碗蒸しにはジュンサイでしょうか
季節ではないでしょうが爽やかです

 

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天ぷらは
海老と獅子唐、茄子
これは塩でいただきます
 

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メインの魚しゃぶ小鍋
鍋は何と紙
和紙が余分な脂やアクを吸い取り、あっさりとした味わいに仕上がるのだそうです
 

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鱧と湯葉を豆乳鍋に潜らせいただくとの事
 

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季節のセイロ飯は「そぼろご飯(錦糸玉子)の蒸籠蒸し」
山椒が効いてますが、これ赤だしでいただきます
 

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こんな感じで鱧と湯葉鍋は無論、鱧と山椒の蒸籠蒸しなどいかにも京料理を満喫させていただきました
・・・が、そういや寿司屋に来て寿司食べ損ねてしまった

がんこ寿司三条本店で鱧を堪能した後は長年京都で、美味しいパンを提供する
京都のパン屋さん志津屋 三条店にやってきました
ここに来た目的は晩飯を買っていくため
このあと大阪伊丹空港から札幌へ帰るのですが、午後6時55分発のJL2019便を予約しており我が家のある札幌に着くのは夜中になってしまうため予め晩飯を買っておこうと考えました
もっともその前の便も考えたのですが、前の便は午後3時20分の便という事で
余裕も含めると京都は正午には発たねばならず、そうすると祇園祭 山鉾巡行の途中で帰らねばならないからでした
現に正午ごろ帰っていった観光客の方も多かったのでそうした理由だったのかもしれません
  

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さて創業75年にもなる京都ではおなじみの志津屋
カルネやカツサンドなどが有名ですが、オムレツサンドも美味しいんだとか
 

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けれどやはり志津屋といえば
元祖を名乗る「元祖ビーフカツサンド」がお店の顔
土産にして買って帰り
夜、ビールとともにいただきました
 

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さてそろそろ京都を後にしますが、その前に錦天満宮を参拝
 

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ついでに京都最後の一杯を飲もうと
錦市場をうろうろすることに
コロナ禍は閑古鳥が鳴くほどだった錦市場ですが
コロナの5類感染症移行後は観光客も戻ってきたようで
以前の押しくら饅頭状態、前に進めないほど混雑していました

そういや祇園祭ってもともとは疫病払いから始まった祭りだったことを思い起こしました
  

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そんな錦市場で面白そうなお店を見つけました
それが「錦屋台村」
黒豆などで知られる錦市場の京丹波がプロデュースのこの屋台村
なにやら昨年末の11月にオープンしたのだとか
天ぷら「波の衣」、「海鮮帆立センター」、「肉匠 聖」、「かどや」、「魚神」、「酒処 やまもと」の六店舗が並びますが
コロナ禍にあって錦市場は食べ歩きを禁止していることから、これはよいアイディアかと
 

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壁に並ぶ日本酒の一升瓶
 

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客を寄せが目的なんでしょうが
日本酒はなんと最初の1杯を100円で提供していますとありました
この日、100円で提供している日本酒は「伯鹿 灘仕込」「輝 端麗辛口」の2種


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店内はイートインになっており酒樽をテーブルにして
料理やお酒を愉しむ方が溢れていました
なお、ここも外国人比率が高かった
 

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さてここで頼むのは天ぷら「波の衣」から鱧の天ぷら串
 

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神戸牛と黒毛和牛のお店「肉匠 聖」から肉巻きおにぎり棒を購入
 

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1階のイートインで立ち飲みも良いですが
ここは店の2階のテーブル席に腰をかけ
 

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冷房のがっつり効いた2階で
なみなみ注がれた枡酒と
揚げたてで熱々の鱧の天ぷら串、再加熱してこれまた熱々の肉巻きおにぎり棒をいただくことに
いや~それにしても暑い夏の日にキリっと冷えた日本酒も良いものですね
 

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京都からは交通費節約のためリムジンバスには乗らず阪急京都線とモノレールを乗り継ぎ、大阪伊丹国際空港へ
空港に着いたら、わき目も振らずJALダイアモンド・プレミアラウンジを目指します
2020年の東京オリンピックに合わせリニューアルしたこのDPラウンジ
横長で広々としたラウンジスペースとなっており
中央には40席の巨大なカウンターに圧倒されます
 

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ただ今回は発着する航空機が眺められる窓際のカウンター席が空いていたので、そこに陣取ることに
 

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さて大阪伊丹国際空港のJALダイアモンド・プレミアラウンジのダインイング
 

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ラウンジと言えば樽生ビールですが
ここDPラウンジには日本4大ビールメーカーのプレミアムビールのサーバーが4種あります
サントリー・ザ・プレミアムモルツ、アサヒ熟撰、キリン一番搾りプレミアム、サッポロヱビス


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ビールのつまみは
JAL特製焼きカレーパン
国際線ラウンジの「JAL特製オリジナルビーフカレー」をベースに開発した具をフォカッチャ生地で包んだ逸品
そういやJAL特製オリジナルビーフカレーはしばらく国際線に乗っていないので、ずいぶんご無沙汰しております
 

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そしてここ伊丹のDPラウンジには
チーズハムデニッシュが置かれているのが特徴です
 

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あとはミニクルミパン
 

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おにぎりは 
「鮭おむすび」と「ツナマヨおむすび」の2種
 

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てなわけでプレミアムビール4種の飲み比べを
JAL特製焼きカレーパンとチーズデニッシュつまみにさせていただきましたが
このチーズデニッシュがビールによく合うんです
これ売っていたらお土産に買って帰りたいくらいです
 

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今回は時間が充分にあったことからマッサージ機で20分くらいもんでもらいました
ほぼ個室のマッサージルームはプライベート感があり危うく寝てしまうところでした


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ということで海の日を交えた3連休を京都で過ごし
日本三大祭りの一つ京都の祇園祭や舞妓さんなどがいるビアガーデンなどを存分堪能してきました
それにしても何度も来ているはずの京都ですが来るたびに新たな発見があり楽しませてくれます

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