熊野古道・伊勢の最近の記事

出雲・萩津和野を巡る旅を終えたばかりですが、翌週はお盆休み
もちろん今回も御朱印を賜るため熊野三山や伊勢神宮の別宮を巡りますが
 

kumanoise00.JPG
 

熊野三山詣でのついでに、6年前に公開となった映画「海難1890」の舞台
エルトゥールル号海難事故の有った串本町に赴きトルコ軍艦遭難慰霊碑を参拝しようと思い
こちらにも足を延ばしました



 

とは言え、沖縄や東京都などに加えて千葉県、 埼玉県、神奈川県、大阪府が緊急事態宣言を発令されていることから
JALが提供しているPCR検査を予め行い「陰性」の証明を持参しての旅となりました

nishitan.jpg
 

いつものように職場から直接新千歳空港へ
今回は久しぶりにJAL便を利用、ファーストクラスチェックインカウンターも久しぶりに伺うこととなりました
 

kumanoise01.JPG
 

窓の外にはJ-AIR
JALだけが採用しているエンブラエル170がエプロンに駐機しています
ブラジルの航空機製造会社「エンブラエル社」の機材
これは秋田行きでしょうか?
そういや秋田もしばらく行ってないな~
マイナーなところですが1985年の日本SF大会「GATACON special 夏祭り」以来伺っていません
 

kumanoise04.JPG
 

ちなみにエプロンを眺めるのはJALダイヤモンド・プレミアムラウンジからの風景
カウンター越しのどちらにせよ、飛行機好きには癒される風景です
 

kumanoise03.JPG
 

さて久しぶりのJALダイヤモンド・プレミアムラウンジということでしばし堪能させていただきます
 

kumanoise02.JPG
 

まずは飲み物
緊急事態宣言下の東京あたりとは違い、アルコールの提供も普通にあります
 

kumanoise05.JPG
 

まずは樽生ビール
サクララウンジとは一味違う品ぞろえで
「キリン 一番搾りプレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ ドライプレミアム豊潤」
「サッポロ クラシック」
それに「サントリー 角ハイボール」とプレミア感たっぷり
久しぶりなのでついつい全種類を制覇してしまいました
 

kumanoise06.JPG
 

フード類はおにぎりが
「道産枝豆とひじきご飯おにぎり」
「鮭バターピラフおにぎり」
 

kumanoise07.JPG
 

パンはいつものカレーパンと
和洋菓子やパンで有名なもりもとのパン
「ごまもっち」が歯ごたえのある大福のような感じで美味しい
 

kumanoise08.JPG
 

ちなみにこの日の宿泊先である中部セントレアには夜の9時半くらいの到着
お店も空いていないでしょうからここで飯を食べておかないとコンビニ弁当くらいしかありません
ということで大丸札幌のデパ地下で中華セットの総菜とお刺身をプレミアムビールの肴に
ラウンジのおにぎりやパン、味噌汁とともにいただきこの日の晩飯といたしました
 

kumanoise09.JPG
 

そんなわけで、まずは中部セントレアを目指します
 

kumanoise10.JPG
 





 

中部セントラルでレンタカーを借り
300km近くを5時間半かけ走り向かったのが和歌山県串本町大島にある樫野漁港
今回の旅の目的の一つであるエルトゥールル号海難事故の有った場所に建つトルコ軍艦遭難慰霊碑近くの漁港です
 

kumanoise16.JPG
 

まず漁港にやってきたわけは昼食
ここには樫野釣り公園センターのレストランがあり、ホームページには
「黒潮の押し寄せる地元で獲れる季節ごとの新鮮な素材を使ったお料理を、釣公園レストランならではの鮮度とリーズナブルな価格で提供」と謳っていることから
昼飯を食べるならここでしょ!とばかりに5時間半300km近くを走り続けてきたわけです
 

kumanoise11.JPG
 

ちなみにこの樫野釣り公園センター
10月から1月までの期間はレストランで伊勢えびのお造りをはじめとした、伊勢海老メニューを提供
また「活けイセエビ」の販売も行われているようで
近海で取れた伊勢海老はここの生け簀で出番を待つようです
 

kumanoise12.JPG
 

土産物も販売しており、冷凍庫には
「チダイ開き(2匹入り)500円」「とこぶし煮付(冷凍)1,000円」
「アジの桜干し(12匹入り)500円」「あじ干物(5匹入り)300円」「さばふぐみりん干し(5匹入り)500円」など浜値で売られていました
 

kumanoise13.JPG
 

そんな思いでトイレ休憩のみでお腹を空かせて走りに走りまくってやって来たのですが
レストランに貼られている文字はなんと「臨時休業」
残念でたまりまりません
スタッフに私自身は昨日もここ樫野釣り公園センターのホームページを見てここに来たのだと伝えたところ
そのスタッフはホームページのレストランページの変更は間に合わず、お知らせ欄に小さくは記載して伝えるのが精いっぱいだったとのこと
あとでよく見たらその通りでした
まぁ漁港の方がホームページを改修していると思えないですし、委託した会社の対応が間に合わなかったのでしょうね
それほど急遽決まったことだったんだそうです
 

kumanoise15.JPG
 

まぁ悪いのは「コロナ」
レストランはやっていませんが弁当は販売していました
(ちなみに食堂も使えません)
ただし注文を受けてから作るので時間がかかるとのこと
この時はもうすでに午後1時半、ここで昼飯にしなければ晩飯に差し障ります
弁当を購入して車の中で樫野の海岸を眺めつついただきました
が・・・・その弁当が・・・


kumanoise17.JPG


仕方なく頼んだ弁当で、しかもそれなりのお値段と思い頼んだ弁当だったのですが
しかしそんなレベルをはるか通り越すほどこの弁当が美味かった
ちなみに『伊勢海老フライ弁当』1,500円がこれ
 

kumanoise18.JPG
 

『鮑ステーキ弁当』2,000円はこんな感じ
考えようによってはコスパの良い弁当だったと言うのが、今回私が食べた感想です
 

kumanoise19.JPG
 

これは樫野釣り公園センターにも貼られていた
映画「海難1890」のポスター(私も6年前に映画館で鑑賞「海難1890を見て(泣いて)きました」しました)
もう6年も前に公開された映画なのでポスターも色あせていますが
この映画が公開されるにあたってポスターにあるトルコの人気俳優ケナン・エジェさんが来日、この近くにあるトルコ軍艦遭難慰霊碑を訪れ献花をしたのだそうですが
私もこのあと参拝に訪れようと思います
 

kumanoise14.JPG
 





今回私が身勝手ながらかなり無理して、PCR検査を受けてまで来たかったのが、トルコの友好都市串本町でした
 

kumanoise20.JPG

忘れもしない、2002ワールドカップの際
宮城スタジアムで行われた日本代表とトルコの一戦
トルコのユニフォームを着てトルコの応援に向かう日本人の一団がありました
その一団の方々がTVの取材陣に対し言い放った話が、今も頭をよぎります
それが『今日私どもはトルコの応援に来ました。日本国民皆から袋叩きに遭ってでもトルコの応援をしなくてはならないのです。私は串本の人間ですから...。』
にっこりと笑みを残し、そのトルコのユニフォームを着た一団はスタジアムに入っていきました

「串本の人間だから・・・」何故?
それがネットで調べてみると判りましたが
今から131年前のエルトゥールル号遭難時における救出劇とそして36年前のイランイラク戦争時のテヘランからの救出劇、この二つの大きな出来事と通じ串本町が「トルコと日本の絆」となっていたからだったのです
詳しくはこちらの動画が判りやすく解説しています
 


 

後日小説『東の太陽、西の三日月』や映画『海難1890』を見て再確認、それはまさに語るにも涙、聞くにも涙の物語
トルコがあの台湾に負けずと日本贔屓なのが手に取るようにわかります
一度は串本町を訪れ、エルトゥールル号難波の際に亡くなった方を共なう慰霊碑に手を合わせて慰霊したい
その思いからこの日本で言うお盆の時期に決行した次第です
という事でやってきた和歌山県串本町樫野の「エルトゥールル通り」(愛称)
 

kumanoise21.JPG
 

通りにはトルコ共和国と串本町の友好の証として建てられたトルコ記念館(コロナの影響で閉館していました)
 

kumanoise22.JPG
 

トルコ建国の父といわれているムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像がありますが、そのわけはトルコ共和国の初代大統領としてエルトゥールル号殉難将士の墓域の大改修と新しい慰霊碑の建立を決定し資金提供も行ったからなんだとか

そしてその奥に見えるのはエルトゥールル号遭難事故で発端となった樫野埼の灯台(当時のまま)
 

kumanoise23.JPG
 

そんな串本町野崎の海岸は太平洋の荒波が押し寄せる岩場で別名船甲羅岩礁と呼ばれ、潮の流れが激しく古くから船乗り達に恐れられ遭難が多かった場所なんだとか
そそり立つ建築物が見て取れますが・・・
 

kumanoise24.JPG
 

これが今回の旅の目的地の一つ
「トルコ軍艦遭難慰霊碑」
熊野灘沖を行き交う船舶を見守るかのように、樫野の丘にそびえ立っていました
ここで500名あまりの犠牲者に対し慰霊させてもらいます
 

kumanoise25.JPG


エルトゥールル号で遭難したオスマン帝国軍人の弔魂碑(光瑞書)も一読


kumanoise26.JPG
 

こんな感じでトルコと日本の絆を確認してまいりましたが
いや〜無理をして来て良かった
 



串本海中公園水族館と海中展望塔

| コメント(0)



先週の萩石見空港では台風9号の影響で帰るはずだった便が欠航
レンタカーを広島空港まで走らせ危機を脱しましたが
翌週伺った和歌山・三重の旅も「雨」というか暴風雨
おかげで串本町でのもう一つの旅の目的、串本海中公園で楽しもうと思っていた半潜水型海中観光船ステラマリスもこの日は欠航となっていました
仕方ないので水族館&海中展望塔を見て歩くことに
 

kumanoise27.JPG
 

私が伺ったときちょうど水族館の企画展「近大養殖の世界」をやっていたのでまずはこちらから見て回ります
そう本州最南端串本町には近大のクロマグロの養殖研究が行われている「大島実験場」があったりと
ここ串本町は近大マグロと大きくかかわっている地域なんです
 

kumanoise28.JPG
 

ということで近畿大学の養殖魚「近大マグロ」のコーナー
16年養成のクロマグロの標本が展示されていました
 

kumanoise29.JPG
 

続いて近大の開発してきた魚たち
回遊を意識した水槽には
ブリとヒラマサ、両方の特徴を持つブリヒラが回遊する姿が見て取れます
 

kumanoise30.JPG
 

そして高級魚「クエ」
水揚げが少なく「幻の魚」とも言われています
近大はこんな魚まで養殖しているのですね
 

kumanoise31.JPG
 

このクエ大きいものは全長1mを超えるそうですが、この水槽にもそんな主はおりました
もちろんこの水族館の人気者のひとつです
 

kumanoise33.JPG
 

美味しそうな伊勢海老
そうここ串本町はイセエビが食べられるお店がたくさんあります
今回は季節でなかったのが残念ですが、今日昼に樫野釣り公園センターで『伊勢海老フライ弁当』を食べました
 

kumanoise32.JPG
 

何だか愛嬌の有るフグ
 

kumanoise34.JPG
 

細く長いトゲを持った「ガンガゼ」 


kumanoise35.JPG
 

「ウミキンギョ」と呼ばれるナミマツカ
いっけん目立ちそうですが、暗闇では赤い色の方が目立ちにくく、夜行性の魚の中にはこのような赤色のものが多いのだそうです
 

kumanoise36.JPG
 

どこの水族館でも人気のウツボ
ここには「ニセゴイシウツボ」が居ました


kumanoise37.JPG
 

熱帯魚として人気の有るハナミノカサゴ
背びれ・尻びれの先端の棘の部分に毒があり、ダイバーや釣り人の脅威となっている魚です
 

kumanoise41.JPG
 

美しいムラサキイソギンチャク
もっとも美しいものには毒があります
 

kumanoise38.JPG
 

屋外へでてみるとそこには
ウミガメプールがあり、肺呼吸の為、顔を出すウミガメがぽつぽつ見られました
 

kumanoise39.JPG
 

ここでは人工産卵場を設けウミガメを繁殖をさせていて、孫世代のウミガメまでいるのだとか
そんなウミガメたちにここではエサやり体験もできます
 

kumanoise40.JPG
 

水中トンネル水槽では近大マグロや鮫が優雅に泳いでいました
 

kumanoise42.JPG
 

さて次はここの目玉の海中展望塔
沖合にあり水深6.3mの海中展望塔からは服を着たまま串本の美しい海を楽しむことができます
 

kumanoise43.JPG
 

ただし外は嵐
こんなところに入って何かあったらと多少不安になります
 

kumanoise44.JPG
 

とはいえここまで来て、帰るわけにもいかずいざ海底へ
展望室の窓から、ごくごく普通の串本の自然の海底を覗きます 
 

kumanoise45.JPG
 

海中展望塔ではテーブルサンゴと荒波に揺られる魚の姿が見られましたが
この日は風が強くて濁り気味、遠くまでは見通せませんでした
 

kumanoise46.JPG
 





国の天然記念物「橋杭岩」
串本町にある奇岩群で、大小約40の岩が一列におよそ850メートルもの長きにわたってそそり立っている場所です
観光名所の上、道の駅「くしもと橋杭岩」を併設しており、昼頃にここを通りかかったときには大勢の観光客でごった返しておりましたが
帰りに通りかかった午後4時くらいには、観光客はすでに帰った後だったようで
おかげでこうした人の居ない橋杭岩を眺めることが出来ました
 

kumanoise47.JPG
 

今回の旅は伊勢市を中心に廻ろうと思っていましたが、本日は串本町、明日は熊野古道でのトレッキングの予定
伊勢まで行ったり帰ったりするのも無駄なので、今晩は勝浦の「パルスイン勝浦」に宿泊することといたしました
このホテルは料金的にどちらかと言うと観光と言うよりは、仕事として訪れるビジネスホテルのような位置づけのホテルのようです
ちなみにここはアゴダといったホテル予約サイトで申し込んだのですが
アゴダはシンガポールに本社を置くアジアを中心としたオンライン・トラベル・エージェンシー
本来は英語サイトなんでしょうけど、翻訳しつつ使う事からか
確認しつつ予約しないといけない要素が満載
特に朝食付きか否かは私自身はかなり見ずらいと思っています
 

kumanoise48.JPG
 

今回失敗したのが宿泊者数、今回ホテルでのチェックインで初めて気づかされたのが、なんと1名のみの予約だったという事
部屋がツインルームだったのに関わらずです
私は大抵夫婦2人で宿泊するのでアゴダはデフォルトで2名にしてあるはずだったが、どこでどう間違ったのか1名のみの予約になっていました(まぁ2人で6,408円って安いな~とは思っていました)
あわてて追加料金6,100円を支払い、2名で宿泊しましたが、いまでもアゴダの予約は最終確認は欠かせません
まぁこのくらいのトラブルは旅にはつきものなんですけどね

さて無事チェックインして部屋に入りますが
ビジネス風ホテルといえど、窓の外の景観は那智湾のパノラマビュー
 

kumanoise49.JPG
 

部屋はそこそこの広さが有りますし
TVに冷蔵庫、湯沸かしポットに机と必要にして充分の設備です
 

kumanoise50.JPG
 

もっとも風呂はやはりビジネスホテルのそれ
 

kumanoise51.JPG
 

けれど実はこのホテル
温泉旅館「かつうら御苑」の姉妹ホテルということもあり
パルスイン勝浦の宿泊者は「かつうら御苑」の大浴場・露天風呂が無料で利用できるという嬉しいサービス付きでした
 

kumanoise52.JPG


ということでチェックインを済ませたら、すぐにかつうら御苑 滝見の湯
ちなみにここの露天風呂からは那智の滝が見て取れるとのことでしたが、残念ながら曇っていてよくは見えませんでした
 

kumanoise53.JPG
 

勝浦は、延縄漁法での生鮮マグロの水揚げ量日本一の漁港を抱えていることもあり
マグロに関するお店がたくさんあります
特筆すべきが「生まぐろ 無人販売店」
風呂上がりに試しに行きましたが残念ながら在庫切れの為、本日休業とのことでした
 

kumanoise56.JPG
 

翌日はこのあとの予定がぎっしり詰まっていることもあり、朝食の提供が始まる朝7時にレストランへ
 

kumanoise54.JPG
 

朝食は和定食
朝から勝浦港直送のマグロを頂き
お腹を満たしたら熊野古道を目指すことに
 

kumanoise55.JPG





勝浦での夜はホテル近くの「吾作」なる居酒屋を考えていましたが、この日はなんと臨時休業
コロナ禍ということなのでしょう今回の旅はこのパターンが多くなりそう
しかたがないので、晩飯を食べるためJR紀勢本線に乗り紀伊天満から一駅先の紀伊勝浦へ向かいます
 

kumanoise57.JPG
 

勝浦と言えばマグロ
鮮度抜群の「生マグロ」の水揚げ量で日本一の街です
当然今晩の晩飯はそんなマグロを食べようとやってきたわけですが
そんな思いで紀伊勝浦駅から5分ほど歩きやってきたのが、まぐろ料理の店竹原
ところでびっくりしたのが、紀伊勝浦駅から続く駅前通りの商店街
この日は金曜の夜でしたが、ほとんどの店は閉まっておりシャッター通り商店街の様相を示しておりました
何かお触れが出回っているのか?とさえ感じます
 

kumanoise58.JPG
 

けれど店の中は盛況、満席でした
そうここはかなりの人気店の上、予約も不可なので普段は外で並んで待っているのだとか
ただし、ここは客の回転が速いようで、そんなに待つことなく座れました
 

kumanoise59.JPG
 

そうこうしている間にお隣さんのも会計を済ませて出ていき、今晩はゆったりと飲ませていただけそうです
という事でここは腰を据えて飲ませていただきます
 

kumanoise60.JPG
 

まずはともあれ生ビール
銘柄はキリン一番搾りです
一風変わった、お通しも一緒に出てきました
 

kumanoise61.JPG
 

そのお通しの中身は炙りマグロにたっぷりの玉ねぎが添えられ
それにポン酢がかけられレモンが添えられています
何だかこれだけで一品そんなお皿です
 

kumanoise62.JPG
 

頼んだのはもちろん「名物まぐろ定食」
定食ですが、私どもが飲み来ていることを理解してくれているようで
ご飯と味噌汁は後にしますか?と聞いてくれそうさせていただきました
さてこのマグロのお造り厚切りでボリューム感満点
しかも刺身の角がたっている鮮度抜群のマグロで
久しぶりにこんなにおいしいマグロを食べました
 

kumanoise63.JPG
 

定食と言えどせっかくなので、もう一つは違う
「刺身定食」にしてみました
こちらにもマグロのトロが入っていますした
あとはタイとブリだったかな~記憶があいまいです
 

kumanoise64.JPG
 

さてまだまだマグロづくし
次に頼んだ酒の肴は黒マグロの竜田揚げ
 

kumanoise65.JPG
 

そして当初から頼む予定あった「マグロ内臓料理一品」
心臓や胃袋、尾びれ(コラーゲンたっぷり)、目玉煮付けなどがそうですが
今が季節なのか真子の煮付けが目の前のカウンターにどんと置かれ並んでいましたのでこいつも頼むことに
ちなみにあれほど大きくなるマグロの真子、さぞかし大きいのかと思いきや卵1個のサイズはイクラよりも小さく、タラコを多少大きくした程度
ただこの真子の煮付けは日本酒によく合いました
 

kumanoise66.JPG
 

そろそろ締めという事で
定食についているご飯と味噌汁を頂きますが
味噌汁には大きなアサリが入っていて美味しかった
いや~ごちそうさまでした
またこちらに来る機会が有ったら寄らせていただきます
 

kumanoise67.JPG






今回やってきたのは熊野古道の中辺路「大門坂」
その駐車場にはサッカーボールを抱える八咫烏がおりました
このモニュメントは「なでしこジャパン」が
2011のFIFA女子ワールドカップ ドイツ大会優勝
そいてその翌年のロンドンオリンピック女子サッカー準優勝を記念して建てられたものです
 

kumanoise68.JPG
 

さて天候は今一つですが、モニュメントの八咫烏に導かれたことにして
このあと熊野古道の中辺路を大門坂から1時間ばかりかけ登る事にします
 

kumanoise69.JPG


鳥居をくぐったあと、振ヶ瀬橋という小さな橋を渡りますが
 

kumanoise80.JPG

この橋が俗界と聖域とを振り分ける境の橋
私も何とか俗界から出ることが出来たようです


kumanoise70.JPG
 

橋を渡ってすぐに、夫婦杉に出逢います
高さ35m以上で樹齢はなんと800年
そう熊野古道の歴史は平安時代まで遡るほど古く
和歌山県紀伊半島にある熊野三山を目指すこうした道は道自体がユネスコ世界遺産にも登録されています
ちなみにその昔、南方熊楠が伐採に反対し守り抜いた大樹だったりもします
 

kumanoise71.JPG
 

和歌山県の旧国名である「紀伊国(きいのくに)」は「木国」が転じたとも言われていますが
こんな山林に覆われている和歌山、わかるような気がします
 

kumanoise72.JPG
 

夫婦杉から少し登ったところには
熊野九十九王子の最後の王子跡「多富気王子跡」
ちなみにここでいう王子は神社の事なんだそうです
 

kumanoise73.JPG
 

説明書きの最後には
『・・・・・江戸時代には社殿がありましたが、明治十年に熊野夫須美(ふすみ)神社(現・熊野那智大社)の境内に移され、跡地だけとなりました』とありした
 

kumanoise74.JPG


補修跡の有る樹齢800年の楠の大樹
木の洞をふさぐ鉄板が見て取れますが、よく見るとドアが有り鍵がかかっていました
何かが収められているのでしょうね
 

kumanoise75.JPG
 

中間地点あたりでしょうか
大坂門の看板がありますが、ここは道路に面しており
ここからバスに乗る事も可能です
 

kumanoise76.JPG
 

聖地「那智山」へと続く樹齢500年以上の大きな木が並ぶ約640mの石畳
重機もない時代によく整備したな~と考え深くなります
 

kumanoise77.JPG
 

「熊野古道大門坂」と「熊野山旧参道の杉並木」の解説看板
石段は267段で距離は600m程、両側にあった杉並木は132本、入口の夫婦杉はの幹回りは8.5m程、樹高は55m、樹齢約800年などと書かれているが
これは大門坂を登りきったところにあった看板で、私としてはできたらこれ大門坂の入口においてほしかった
 

kumanoise78.JPG
 

ということで熊野古道の中辺路「大門坂」を登り切り
つれもて参道の看板が真上に見えてきました
那智大社はもうすぐ近くのようですが、ここから険しい467段の階段が始まります
 

kumanoise79.JPG




熊野那智大社で御朱印を賜る

| コメント(0)




熊野古道の中辺路「大門坂」を歩き約1時間
「熊野那智大社」にやってきました
この社は熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山と呼ばれ、古来より多くの人々の信仰を集めている神社です
まぁ目的は参拝と御朱印なんですけどね
 

kumanoise81.JPG
 

その熊野那智大社の社殿および境内地は、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成遺産に指定されています
何だか風格がありますね
 

kumanoise82.JPG
 

拝殿前にはお清めの護摩が焚かれていました
私も供物を焼くと同時に自分の煩悩も焼いてきました
 

kumanoise83.JPG
 

さて参拝の後はお目当ての御朱印を賜りに社務所へ
そんな社務所には八咫烏が映えるサムライブルーのユニフォームが展示されています
ちなみに八咫烏は、高皇産霊尊(天照大神)によって神武天皇のもとに遣わされ、ここ熊野国から大和国への道案内をしたとされる伝説のカラス
サッカーの日本代表のシンボルになったわけは、日本サッカーの生みの親と言われる中村覚之助の出身地が、和歌山県那智勝浦町ということもあり
その勝浦町の熊野三所権現(渚の宮神社)という神社のシンボルである八咫烏がサッカー日本代表のシンボルに採用されたそうです
 

kumanoise84.JPG
 

ちなみに今回ここに来る際に御朱印を賜ろうと御朱印帳を持ってきたつもりが忘れてきてしまいました
しかたがないので新しいのを購入しましたが、社務所で販売する御朱印帳に目を引くものがありました
それが写真の全国熊野会は八咫烏の御朱印帳
忘れてきたのがかえって良い方向につながりました
 

kumanoise85.JPG
 

という事で熊野那智大社で御朱印を賜ります
 

kumanoise86.JPG
 

神社の脇に「胎内くぐり」ができる場所があります
願い事を書いた護摩木を持って木の中をくぐれば、病気をせず、長生きができると言われています
 

kumanoise87.JPG



中世から近世にかけて先程伺った隣にある熊野那智大社と一体化し、那智山熊野権現や那智権現と呼ばれるなど、もともとは神仏習合の地だった熊野ですが、明治政府の政策で那智大社と青岸渡寺に分離
そんなわけで熊野那智大社の隣には「那智山青岸渡寺」なる神社が有りました
ここの境内から望む那智の滝は見事
特にここ数日、雨が降っていることから水量も充分
見ごたえが有りました
 

kumanoise89.JPG
 

那智山青岸渡寺では御朱印も賜えるとのことなので、こちらにも寄らせてもらいます
内部は撮影禁止の為、撮影はここまでです
 

kumanoise88.JPG
 

那智山青岸渡寺の三重塔
こちらに落ちる那智の滝も絵葉書になりそうな風景ですね
 

kumanoise90.JPG
 

ここから那智の滝に向かう道も、また熊野古道のような趣の有る参道
ここに伺った時は雨が降っていることもあり
滑ってケガしないよう慎重に降りていきます


kumanoise91.JPG
 

と言う事で次はいよいよ那智の滝です

那智の滝でずぶ濡れに

| コメント(0)

さて那智の滝にやって来ました
先週、私どもが乗る筈だった便を欠航にした台風と張り出した前線の影響もあり、水量は充分
遠くからもその水量がわかるほどでした
 


kumanoise95.JPG
 

この那智の滝において10年ほど前、事件がありました
それが世界遺産「那智の滝」に登った3人のクライマーが逮捕されと言う事件
那智の滝は世界遺産というだけではなく、熊野那智大社のご神体でもある
それは信仰に対する冒涜でもある・・・と登山家の野口健が書いていたのを思い出しました
そうこの那智の滝自体が御神体と言う『熊野熊野那智大社の別宮』
拝殿はありませんが、鳥居越しに直接滝を拝むのがこちらの決まり事です
 

kumanoise93.JPG
 

この神社も本宮である那智大社同様に護摩が焚かれていました
ご多分に漏れず、こちらの神社でも御朱印を賜りました
 

kumanoise94.JPG
 

滝を一番近くで拝観できるお滝拝所の一角に参拝料を払って拝観
ここは初代仮面ライダーが地獄大使と戦った場所でもあります
仮面ライダーファンにとってもこけは聖地だったりします

さてそんな滝拝所では、湿度100%と言った具合
ずぶ濡れになりましたが、ここは滝の飛沫に触れることによって、延命長寿の霊験があると言われているんだそうです
その気は無くともたっぷり浴びることに
 

kumanoise96.JPG
 

帰りは那智の滝のバス停からバスで大門坂まで
熊野古道を歩く元気も時間も持ち合わせていませんでした
まぁこの時期、風邪もひけないご時世ですから早く車に戻り着替えることに
 

kumanoise98.JPG

熊野本宮大社にて御朱印を賜る

| コメント(0)

荒れ狂う熊野川
先週西日本を襲った台風9号と張り出した前線の影響で溢れんばかりの濁流となっていました
思い起こせば今から10年前の2011年9月、台風12号が紀伊半島を襲い、この熊野川の支流である三越川が氾濫、奥番集落は押し流され人が住めなくなり、住民全員が別の場所に移り住んで「廃村」となったことが有りました
そんな恐ろしい一面を持つこの熊野川ですが、これから行く熊野本宮大社と熊野速玉大社間の流域は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています
 

kumanoise99.JPG
 

そんな熊野川を遡りやってきたのが
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の中心
「熊野本宮大社」
熊野信仰が盛んであった平安時代より
34回もの熊野御幸を行った後白河上皇などをはじめ、多くの人々が熊野古道を歩き参詣した神社です
鳥居まえにはそんな白河上皇が謳った白河上皇歌碑が建立されていました
本来なら最初に訪れねばならない神社ですが、スケジュールの都合で2番目に参拝することとなりました
 

kumanoise100.JPG
 

狛犬は感染防止の為か、マスクをしておりますが
そんなマスクにさえ八咫烏のマークを見て取ることが出来ます
 

kumanoise101.JPG
 

さてその「八咫烏」
古事記にはここ熊野が神武天皇の東方征伐の際の上陸地として記載されていますが
その際にカムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)を大和の橿原(かしはら)まで導いたのが、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)の遣わした八咫烏
看板には『日本サッカー協会のマークは八咫烏です。2011.7 女子サッカーワールドカップでは、なでしこジャパンが強豪を破り見事優勝しました。選手全員がこの八咫烏の御守りを持参して戦いました。幾多の強豪と対戦する困難を乗り越え、優勝と言う目的に向かって進むチームを導いてくれるのがこの八咫烏です』
とちゃっかり御守りのPRがなされておりました
 

kumanoise103.JPG
 

御社殿の門「神門」
絵馬?には牛が描かれ「前進」と書かれています
牛はその歩みが着実で、それゆえ「前進」「隆盛」「幸福」の象徴とされているので、そういう意味なのでしょう
 

kumanoise102.JPG
 


そしてその神門の左手に拝殿がありここで参拝
 

kumanoise104.JPG
 

拝殿の脇には地元新宮市の蔵元である尾崎酒造の「太平洋」は無論
京都伏見の「月桂冠」「黄桜」の菰樽も並べられていました
 

kumanoise105.JPG
 

御朱印を賜ろうと社務所に行ったところ
令和3年の文字として、祈 コロナ終息「前」と書かれておりました
今年はいったい何だったのでしょうね
 

kumanoise106.JPG
 

そんな社務所近くには熊野本宮大社のシンボル「八咫烏」(やたがらす)をモチーフにした「八咫ポスト」がありました
神の遣いである八咫烏の色である黒をモチーフにした八咫ポストは
「前」の文字同様にコロナ終息を祈念しているようです
ちなみにポストの隣に生えているのは多羅葉の木だそうですが、説明書きを読むとこの木の葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」とも呼ばれているのだとか
 

kumanoise107.JPG




 

熊野三山詣、次は熊野速玉大社詣でですが
その前に新宮市のまえ田で昼食を取る事にします
伺ったのが新宮市の「寿司和食まえ田」
店の前には大きな「水車」が回っていました
この店は宴会・歓送迎会・送別会・法事から仕出し・弁当も扱う、地元ではほとんどの人が知っている老舗の和食屋さん
鮮度抜群の生マグロ、クジラなどの海の幸が自慢なんだそうですが、この日もいつものように弾丸旅行の旅程
どこで昼食が取れるかわからなかったこともあり予約はしておりませんでしたが、食事時間はさほどかからない旨伝えると入れてくれました
丁度昼時で私の前に来た客は帰されていたので、これはダメだと思いつつも折角ここまで来たのだからと聞いてみてよかった
 

kumanoise108.JPG
 

当初無理して入れてもらったので、こちらのカウンター席かと思っていましたが
その奥にある座敷の個室をあてがってくれました


kumanoise109.JPG
 

まずは定番の「生まぐろ造り定食(1,680円)」
 

kumanoise110.JPG
 

生まぐろ(水揚げ高)日本一の勝浦漁港がすぐ近くとあって
マグロは絶品でした
 

kumanoise111.JPG
 

お造り定食(1,480円)
マグロも美味いが、アオリイカが柔らかくて美味い
あら入りの赤だしもなかなかでした
 

kumanoise112.JPG
 

店頭のショーケースとテーブルに置かれたメニューに
「紀州名物サンマ寿司」が有ったのでこれも追加
このサンマ寿司、郷土料理と言うか、ここ新宮市あたりでは家庭料理として正月などに出されるのだとか
そういや、さんま、さんま、さんまは苦いか鹽つぱいか・・・と言った「秋刀魚の歌」で有名な佐藤春夫もここ新宮市の出身でしたね
ちなみに何故サンマが苦いか鹽つぱいか
それは皆さんもご存じの通り佐藤春夫が師匠というか親友である谷崎潤一郎の奥さんに恋焦がれていたからなんですね(最終的に佐藤は谷崎から奥さんを譲り受けることとなります)
そんな状況を謳ったのがこの秋刀魚の歌だったんですね
そんなことを思いつつ、「紀州名物サンマ寿司」美味しく頂かせてもらいましたが、レンタカーでなければ日本酒が欲しいところでした
 

kumanoise113.JPG




昼を食べた後はまた御朱印を賜ろうと、熊野速玉神社へ向け車を走らせていると
なにやら行列が出来ている、しかも駐車場には警備員が配置されているお店が有りました
それが新宮市にある創業明治元年の老舗和菓子店「香梅堂」
まぁここに伺ったのが8月14日ということもあり、お盆に使うお菓子を求めていたのでしょうね


kumanoise114.JPG
 

そんな香梅堂には、ここでしか買えない(通販はしているようですが)一番人気の鈴焼を購入することに
店の棚に貼られた札には「どなた様にも喜ばれ好評です 特製鈴焼1袋 20粒入 税込325円」とあります
安価なこともあり、こんなものかととりあえず1袋買っていくことに
 

kumanoise115.JPG
 

そんな「香梅堂」一番人気の鈴焼を
境内にそびえる樹齢千年の梛の大樹の前でいただきます
ちなみにこの梛平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植えと伝えられ、梛としては日本最大
国の天然記念物に指定されています
 

kumanoise116.JPG
 

ちなみに鈴焼きとはベビーカステラのようなお菓子 
何の変哲もないお菓子ですが、甘いものは割と苦手にしている私でさえ美味しいと感じた一品
 

kumanoise118.JPG
 

それもそのはず、パッケージにある原材料を見ると、この鈴焼に使われているのは和三盆糖や麦芽飴などの日本由来のものばかり
もしかしたら甘いものが苦手な理由にそいした一面があるのかも知れません
もっとたくさん買ってお土産にすべきでした
 

kumanoise117.JPG




熊野速玉神社で御朱印を賜る

| コメント(0)



熊野三山詣で
最後を飾るのは熊野速玉大社
規模としては熊野三山の中では比較的小規模
新宮市内にあるもっとも行きやすい神社で、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとしてユネスコの世界遺産に登録されています
「下場橋」と名の付いた太鼓橋を渡り、大鳥居の向こうに参道が延びていました
 

kumanoise128.JPG
 

参道の先には朱塗りの神門
 

kumanoise127.JPG


これまた朱塗りの鮮やかな鈴門
 

kumanoise125.JPG
 

そして拝殿
目を引くのが大きな絵馬と太く立派なしめ縄が備えられていました
 

kumanoise120.JPG
 

拝殿には主催神である「速玉大神(いざなぎのみこと」)と「神夫須美大神(いざなみのみこと)」の夫婦神を主神としており、縁結びの神社としても知られています
 

kumanoise121.JPG
 

さて参拝を済ませたら、次は御朱印を賜りに社務所へ
 

kumanoise122.JPG
 

ここでは2つの御朱印を賜ることが出来ます
まずは「熊野速玉大社」の御朱印
「全國熊野神社総本宮 根本熊野大権現」「奉拝」と墨書きされ
御神使の八咫烏の印が押さるようです
そして熊野速玉大社の摂社「神倉神社」の御朱印

kumanoise123.JPG
 

コロナ禍という事もあり
御朱印は書置きでした
 

kumanoise124.JPG
 

令和二年二月二日早朝に新宮市の王子ヶ浜に打ち上げられた「さざれ石」
国歌君が代の歌詞にある巌
さざれ石は非常に長い歳月を表す比喩表現として用いられていますが
この大きさのさざれ石になるには数千万年の歳月を要するのだそうです
 

kumanoise126.JPG





御朱印集めをはじめて2年目、今回私がどうしても来たかった神社のひとつが、別宮『瀧原宮』
伊勢神宮のひな形(プロトタイプ)とまで言われる、大神の遙宮 (とおのみや)
「熊野古道 伊勢路」の道中にありますが、今回はレンタカーでの参拝
ちなみに伊勢神宮は現在の位置に定まるまでに、各地を転々とされたようですが、ここもその一つとされています
もしかしたらこちらが、伊勢神宮と呼ばれることになったかもしれない神社です


kumanoise129.JPG
 

「御由緒」と書かれた看板には崇神天皇と垂仁天皇の名が記述されていますが
学術上、実在の可能性が高い初めての天皇が、その崇神天皇
その子と伝えられる垂仁天皇も同様に実在性が高い天皇ですが、
特に垂仁天皇は伊勢神宮の建立を命じたとされている天皇です
垂仁天皇は皇祖神である天照大神を祀るのにふさわしい場所を探すにあたり、娘の倭姫を旅に出しこの場所に新宮を建てたとされ
それが現在の瀧原宮の由来となっています
 

kumanoise130.JPG
 

まずは「瀧原宮参道」を進みますが
四十四ヘクタール(約東京ドーム10個分)という広大な神域に造成された瀧原宮の参道は600mもあります
よほどの権力と何か曰くがなければ、こんな大規模な神域にはしなかったはずです
ゼロ磁場の隠れたパワースポットとも言われていますが、何だかわかる気がします
 

kumanoise141.JPG
 

下界との境目のような橋を渡り神域へ
 

kumanoise131.JPG
 

屋根と柱だけの祓所(はらえど)は立ち入り禁止
それもそのはずここは神様の御前に向かう前に、神職の方が身を清める所
 

kumanoise132.JPG
 

作法に倣いまずは
瀧原宮からお参り
 

kumanoise133.JPG
 

続いて瀧原竝宮
 

kumanoise134.JPG
 

奥の少し上がった先にあるのが「若宮神社」
 

kumanoise135.JPG
 

そしてその若宮神社の石段を降りると長由介(ながゆけ)神社となります
 

kumanoise136.JPG
 

内宮同様に遷都のための用地が、隣りに用意されています
ちなみにここ瀧原宮で行われる、二十年に一度の式年遷宮は、伊勢神宮の翌年に斎行されるのだそうです
 

kumanoise139.JPG
 

さて参拝のあとは、御朱印所に立ち寄り賜ることに
 

kumanoise137.JPG
 

御朱印は伺った日付と朱印のみのシンプルなもの
 

kumanoise138.JPG


最後に瀧原宮の起源をイラストで紹介されているので
これを見て瀧原宮参拝は終了
 

kumanoise140.JPG
 

伊勢神宮が有り、本日の宿でもある伊勢市を目指します





さて今回の旅のベースとなる伊勢市にやってきました
ホテルの駐車場に車を停め、やってきたのは伊勢百貨店 五豊美(ごほうび)
伊勢駅前の参道にその店は有りました
実はここに来たのはこれで2回目
昨年のゴールデンウイークに偶然ここを訪れ、三重の地酒の利き酒を堪能いたしました


kumanoise149.JPG
 

ここは店内にある冷蔵庫にずらりと並ぶ銘酒の数々と利き酒体験が立ち飲みスタイルで愉しめます
という事で前回に続き、またまた伊勢百貨店で三重の地酒を試飲
実は前回は何も知らないでこの店を訪れたのですが、あとでここではあの幻の日本酒とされ入手困難な「而今」が試飲できると知り地団太を踏んだ記憶が有ります
 

kumanoise142.JPG
 

ということでもちろんここは「木屋正酒造の利き酒セット(1,000円)」をオーダー
 

kumanoise143.JPG
 

そうそう1杯目はその木屋正酒造「特別純米 而今」ですが、2杯目はお好きな日本酒で良いですよということで
三重県鈴鹿市の酒蔵、清水清三郎商店「作 純米吟醸 Z(ゼット)ラベル 」をチョイス
スタッフにお願いして酒瓶を並べてもらいました
 

kumanoise144.JPG
 

利き酒用の日本酒は普段、この冷蔵庫で保管
オーダーが有るたびに注いでくれるようです
 

kumanoise145.JPG
 

冷蔵庫に並んだ日本酒を眺めつついただきましたが
冷蔵庫の上にあるこも樽も気になるところです
清水清三郎商店「作」
森喜酒造場「るみ子の酒」
丸彦酒造「三重の寒梅」
石川酒造「噴井」
 

kumanoise146.JPG
 

冷蔵庫の日本酒で私の目を引いたのが、2016年の伊勢志摩サミットで一番有名になった日本酒「作(ざく)」
買って帰ろうかかなり悩ましいところですが、今回の伊勢は居酒屋三昧に加えて
伊勢角ビールの醸造所見学を控えておりビールも土産にしなければならないことから断念することに
 

kumanoise147.JPG
 

ただるみ子の酒のワンカップならぬ「ルミカップ」(森喜酒造場)も気になるところ
寝酒に買って行こうかとこいつも悩んでしまいました
 

kumanoise148.JPG
 



伊勢市「向井酒の店」

| コメント(0)

伊勢での晩飯は伊勢の街で100年親しまれてきた名店「向井酒の店」
ミシュランガイド2019東海版でも掲載された名店で
いつものように満席でしたが、もちろんあらかじめ予約済みのうえうかがいました
 

kumanoise150.JPG
 

店内はと言うと、結構真新しい
けれど創業100年の老舗居酒屋は現在4代目で
その昔、酒屋の一角で飲ませていた「角打ち」が発展し今に至っているのだそうです
今回はカウンターをあてがっていただき、伊勢の夜を楽しませていただきます
 

kumanoise151.JPG
 

席に着いたらまずは生ビール
 

kumanoise152.JPG
 

メニューはこんな感じ
ほとんどのものが1,000円未満の価格帯
財布を気にせずオーダーできます
 

kumanoise153.JPG
 

まず頼んだのが看板メニューのイワシの酢漬け
 

kumanoise154.JPG
 

そしてお造り盛り合わせ
アオリイカが、やはり美味い
ひらめはポン酢でいただきます
あとはメバチマグロとカツオと言った具合
 

kumanoise155.JPG
 

この辺りで日本酒に移行
純米大吟醸 八兵衛をいただきます
 

kumanoise156.JPG
 

もつ焼き(砂肝)はなんと串に刺されて、2串でてきました
 

kumanoise157.JPG
 

いか下足唐揚げ甘辛だれ
 

kumanoise158.JPG
 

このあとちょっとした目論みがあり
牛すじ(松坂牛)ときおこの煮物で締め
ミシュランのその味を堪能させて頂きました
 

kumanoise159.JPG



お盆休みを利用した和歌山・三重の旅
拠点としたのは伊勢市駅にほど近い「伊勢シティホテル」
いわゆるビジネスホテルなのですが、このホテルが有る意味、趣きが深かった
 

kumanoise160.JPG
 

というのもこのホテル、駅にほど近いというより、駅構内に建っていると言うほうが正解かもしれません
建っている場所がJRと近鉄の路線に挟まれた中洲のような場所に位置し
部屋の窓からは行き来する列車やホームが一望できる部屋
シーサイドビューならぬ、ステーションビューといっても良い眺望

 

kumanoise165.JPG
 

夜な夜な停車する列車を眺めつつ一杯やれる宿です
もしかしたら「テツ」には知られた宿なのかもしれません
 

kumanoise175.JPG
 

宿泊する部屋はスタンダードツイン
公式HPで予約していましたが、お盆休みにかかわらず2人2泊で17,500円といった宿泊料でした
 

kumanoise161.JPG
 

風呂はトイレとセットとなったユニットバス
施設の古さは否めませんが、価格と伊勢駅からほど近くお目当ての居酒屋が徒歩圏といった立地の良さは後日談を含めここが一番でした
 

kumanoise162.JPG
 

嬉しいサービスはウエルカムコーヒーが毎朝飲み放題だったり
 

kumanoise163.JPG
 

晩酌用の氷も使い放題でした
 

kumanoise164.JPG


さて部屋に有ったPR用のチラシ
このチラシの質が高かった
というのもこの伊勢シティホテルには松坂牛などを提供する「ステーキハウスいしかわ伊勢店」が入居しており
時節柄テイクアウトのロースステーキ重が美味そうな写真とともにPRされていました
内容は150gのロース肉と新鮮野菜を香ばしく焼き上げ、鉄板調理の特製ガーリックに重ねました
というもの
 

kumanoise166.JPG
 

ということで、向井酒の店で一杯やった後やって来たのは、ステーキハウスいしかわ伊勢店
もともとこのホテルを予約した際にこの店も行きたいと思っていましたが、他に行きたい居酒屋が有ったり昼は伊勢に居なかったりと、残念ながらうかがえないとあきらめていたお店でした
 

kumanoise167.JPG
 

といってもお店でいただくのではなく、テイクアウトが目的
部屋から電話で予約の上、やって来ました
 

kumanoise168.JPG
 

で、・・・テイクアウトしたロースステーキ重がこれ
これが美味い
そりゃそうでしょう、ステーキハウスで焼きたてのステーキを弁当にしたもの
牛肉もソースも最高でした
しかも私自身がたまたまこのシティホテルの提携カードたるAカード会員だったため、1,330円のステーキ重が1割引きの1,197円
お手頃のステーキを部屋でビールとともに停車する列車を眺めつつ豪華な夜食をいただくことに
 

kumanoise169.JPG




伊勢うどん若草堂で朝うどん

| コメント(0)



今回宿泊する伊勢シティホテルは素泊まり、朝食は付いておりません
ということで早朝から営業しているお店を探しましたが、伊勢駅前の参道に朝6時半からやっている伊勢うどんのお店が有りました
それが、伊勢うどん若草堂
まぁまず腹ごしらえをしてから伊勢神宮を参拝したい、そんな方の為のお店なんでしょうけど・・・
下の写真がその若草堂ですが、どうですか
貫禄たっぷり、歴史を感じると言うよりはその古さが勝り、入店するのにちょっと躊躇しそうな店構えです
 

kumanoise171.JPG
 

貫禄たっぷりなのは店構えだけではなく、切り盛りするおばあちゃんも貫禄たっぷり
しかも店内は昭和のノスタルシーに加え、ありとあらゆるものが詰め込まれた何だか魑魅魍魎とした空間となっています
 

kumanoise170.JPG
 

テーブルにあるメニューをみるとうどんがメインのようですが他に定食や丼物もあるようです
ちなみに伊勢海老伊勢うどんなるメニュー(2,200円)などもありますが、これって頼む方がいらっしゃるってことですね
ただここはシンプルに伊勢うどんを食すことに
 

kumanoise172.JPG
 

写真は我が家の奥さんが頼んだ伊勢うどん
薬味ねぎとカマボコが載せられ溜り醤油がかけられていますが
かけられた、醤油ダレはおばあちゃんの手作り
鰹節などの出汁を効かせた本格的なもので
このタレが柔らかく独特のモチモチ感の有る伊勢うどんの麵に良くマッチしています
ちなみにうどんの汁が余ったら、そこにサービスのご飯を入れ絡めて食べるのが、若草堂流
ただしこの日のスケージュールを鑑みご飯は自重することに
 

kumanoise173.JPG
 

ちなみに私が頼んだのは、月見伊勢うどん 590円
朝からいただくうどんが旨い!
伊勢に来たらまた立ち寄りたいそんな味です
おばあちゃん長生きして、まだまだ店を切り盛りしてくださいね
 

kumanoise174.JPG
 





伊勢でお目当てだった「英虞湾のシーカャックツアー」は天候が悪いことから中止となってしまいました
天候も雨ということもあり、代わりにやってきたのは、日本屈指の規模でキャッチフレーズが「飼育種類数 日本一!!」という鳥羽水族館


kumanoise195.JPG
 

ここにしか居ないと言うジュゴンや写真のような可愛らしい水生生物(キンセンモドキ)に癒されて来ました
 

kumanoise176.JPG
 

さてその鳥羽水族館
昭和30年に開館した水族館ですが、なんと私営
もともとはミキモト真珠島を訪れる観光客が船で真珠島に渡る際に対岸の丸幸水産(高級魚を扱う海産物問屋)の生け簀が見え、帰りにそれを見学に来たのが開館の契機となったのだとか
 

kumanoise177.JPG
 

入ってすぐに目に飛び込んできたのが、「サンゴ礁水槽」ちょっと小さく感じます
水族館と言うと「超巨大水槽」のイメージが有りますが、この鳥羽水族館は建てられたのが、今から66年前ということもありこういったサイズなのでしょう
 

kumanoise178.JPG
 

中には、水族館の人気者「クマノミ」がちょこまかと泳いでいました
 

kumanoise179.JPG
 


「コブシメ」
奄美諸島以南の熱帯インド~太平洋のサンゴ礁域に生息する大型のイカ
体色を環境により変化させることができ、水槽が白いことから今回みたのはは白っぽい色をしています
食用としてもよく知られていて、何度か美味しくいただきました
 

kumanoise180.JPG
 

さて続いて「古代の海」コーナー
ここには生きている化石ってことで、原始的な魚であり分類上は軟骨魚類に近い硬骨魚類「チョウザメ」が展示されていました
 

kumanoise181.JPG
 

同じコーナーには
約5億年も昔の古生代から中生代にかけて繁栄した頭足類(イカやタコの仲間)の子孫
「オウムガイ」の姿も
鳥羽水族館では世界初のオウムガイ3世誕生などの繁殖の実績もあるのだとか
 

kumanoise182.JPG
  

「伊勢志摩の海・日本の海」のコーナー
その昔、鳥羽や志摩地方で水揚げされたものを伊勢の商人が買い取って江戸や京都に送ったため
「イセエビ」の名が付いたそうですが、日本列島の房総半島以南から台湾までの太平洋沿岸などに生息します
日本では高級食材として珍重されていて、これ全部で幾らと勘ぐってしまうのが情けないところ
 

kumanoise184.JPG
 

「海のギャング」と呼ばれるウツボもこのコーナー
実はイセエビとウツボは共生関係にあります
ウツボはタコが好物、タコはイセエビが好物
イセエビ目当てでやってくるタコをウツボがいただくと言った三角関係が成立していて
この水槽はそうした伊勢・鳥羽の海を再現しているのだそうです
ちなみにイセエビほどの人気は有りませんが、ウツボは実際には美味な魚だったりします
そういや高知で食べたウツボの唐揚げは旨かった


kumanoise183.JPG
 

続いて世界最大のカニ
「タカアシガニ」
足の長さまで含めると4メートル近くにもなるのだとか
 

kumanoise185.JPG


「伊勢志摩の海・日本の海」のコーナーには
世界で初めて飼育下での繁殖に成功したという
「スナメリ」も元気に泳いでいます


kumanoise186.JPG
  

「奇跡の森」のコーナー
フロリダ州やミシシッピー州などに生息するワニの仲間「ミシシッピーワニ」
別名をアメリカアリゲーター
全長は4m近く有るのではないでしょうか、性質は基本的に温和でおとなしいが、まれに人間を襲うこともあるのだそうです
 

kumanoise188.JPG
 

北極海の厳しく寒い地域に生息する
「セイウチ」
体重はなんと650kgもあるそうです
 

kumanoise189.JPG
 

続いて「へんな生きもの研究所」
見た目はとても美しい「シンデレラウミウシ」
 

kumanoise190.JPG
 

これまた色鮮やかな
「モンハナシャコ」
 

kumanoise191.JPG
 

なにげに愛くるしい
「カワテブクロヒトデ」
 

kumanoise192.JPG
 

ジャングルワールドコーナーには
「ピラルクー」
 

kumanoise187.JPG
 

最後は人魚の海コーナー
 

kumanoise193.JPG


人魚伝説のモデルになったと言われるジュゴン
広い水槽の中をゆったりと泳ぐのはジュゴンのセレナがいました
 

kumanoise194.JPG
 

こんな感じで1時間余り鳥羽水族館を見て回りましたが
ここを訪れる客の8割が大人という、「資質剛健な水族館」を堪能させていただきました
 



北海道を代表する漫画家、星野之宣がかなり昔に書かれたマンガ『ヤマタイカ』
『月刊コミックトム』(潮出版社)で1986年から5年間連載された漫画です
 

yamataika02.jpg


その物語(東遷編)での旅の終着点がこの伊雑宮でした
物語の根幹となる、卑弥呼天照大神同一人物説
当時は荒唐無稽な説とも思われましたが、今ではこの説に賛同する方がかなり増えてきます
そうりゃそうでしょう、魏志倭人伝では日本の王としてその名の有る「卑弥呼」が
「古事記」「日本書紀」をはじめとした日本の歴史には全く出てこないと言うのは、不自然にですからね
後世の支配者が忌み嫌ったのか、実際のところはわかりませんが
逆に卑弥呼はいまでも日本の裏の最高神「天照大神」に名を変え祀られているのかもしれません
そんなマンガを思い起こしつつ、この伊雑宮を参拝に伺いました
 

yamataika01.jpg
 

皇大神宮の別宮にして、志摩国一の宮でもある「伊雑宮(いざわのみや)」
先般伺った瀧原宮とともに、古くから「天照大神の遥宮(とおのみや)」と呼ばれています
 

kumanoise204.JPG
 

宿衛屋近くにはえている巾着楠
何かご利益の有りそうな大樹です
 

kumanoise205.JPG
 

神秘さが漂う、玉砂利の参道を歩き奥へ向かいます
 

kumanoise196.JPG
 

まず出くわしたのが忌火屋殿(いみびやでん)
ここは神様に供えする料理を作る場所
 

kumanoise197.JPG
 

そして「祓所」(はらえど)
ここでは祭典の前に神饌と神職を祓い清める場所だそうです
 

kumanoise198.JPG
 

横に伸びた杉の木の奥に見えるのが本殿ですが
手前には式年遷宮のための『古殿地』があります
ちなみに写真はヤマタイカの構図を参考に撮らせていただきました
 

kumanoise199.JPG
 

そしていよいよ、伊雑宮の本殿
いや~マンガ「ヤマタイカ」を読んで以来、30年の年月を経てようやくたどり着きました
何だか考え深いものが有ります
マンガのストーリーを思い起こし、天照大神に変じた日本の影の支配者「卑弥呼」に参拝です


kumanoise200.JPG
 

参拝の後は「宿衛屋」に立ち寄り御朱印を賜りましす
 

kumanoise201.JPG
 

御朱印はコロナ感染防止の観点から書き置きと聞いていましたが、この御朱印を賜った際はしっかりと御朱印帳に記載くださいました
感謝感謝です
 

kumanoise202.JPG
 

伊雑宮の駐車場?からは御神田が広がっていましたが、ここで行われる御田植式は日本三大御田植祭として有名なんだそうです
 

kumanoise203.JPG
 

ということで念願だった伊雑宮
ようやく参拝することが出来ました

倭姫命の旧跡地

| コメント(0)

伊雑宮を出てすぐ
ようこそ伊雑宮と上之郷文化伝承のまち「上之郷地区散策マップ」なる看板がありました
そこには「倭姫命の旧跡地」なるものが紹介されていました
歩いても5分くらいの所に有るらしいので、ちょっと散策がてら見に行くことに
 

kumanoise208.JPG
 

さてその倭姫命
崇神天皇の皇女であり伊勢神宮を現在の場所に創建した女神として知られていますが
先ほど参拝した伊雑宮もまた倭姫命が志摩の国を巡られたとき、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じて造営されたといわれています
なかなかの功績、おそらくはかなりの実力者だったのではと思わせます
そして倭姫命はあのヤマトタケルの叔母であり
熊襲征伐に向かう前に、女性ものの衣服を渡したり、
東国征伐に行く時には三種の神器のひとつ草那芸剣(クサナギノツルギ)を与えたりする優しさも垣間見えたりする女性です
そんな倭姫命の旧跡地にやってきたところ、伊佐波登美命鎮座地の石碑が有りました
奥にある「秋葉堂」という建物には、その伊佐波登美命の他にイザナギノミコトとイザナミノミコトの三柱が祀られています
 

kumanoise209.JPG
 

その隣には
倭姫命が引水したとされる「千田の御池」
 

kumanoise206.JPG
 

そして屋根で覆われた下にあるのが「里人はいう 倭姫命の遺跡」
大正末期に大楠の根もとから横穴式石室の蓋である天井石が現れ、その下から鏡や勾玉などが出土され、里人は「倭姫命の遺跡」ではないかと言っているそうです


kumanoise207.JPG

天の岩戸(恵利原の水穴)

| コメント(0)

内宮の別宮である伊雑宮の、鎮守の森の原生林の中
日本の名水百選にも選ばれる「恵利原の水穴」から湧き出る岩清水がありました
 

kumanoise210.JPG
 

ちなみに見に伺ったのは、この小川ではありません
道路の片隅に見えたとある看板
そこには「天の岩戸」が近くにあると示した看板でした
ちなみにここが天岩戸であると伝えられている場所はけっして高千穂だけではなく全国に何箇所か存在するのだそうです
えっ天の岩戸って高千穂にあるやつじゃなくって・・・・と思いましたが、興味が有るので立ち寄る事に
実は高千穂にある「天岩戸神社」と大洞窟の中に佇む鳥居「天安河原宮」は2年前にGOTOトラベルを使い2年前に伺っていました
さて伊勢道路から看板の示すまま車が1台ようやく通れるような道を進み天の岩戸駐車場へ
ここに「恵利原の水穴(天の岩戸)」について現地案内板がありました

 

kumanoise211.JPG
 

そんな天の岩戸の参道を散策していると
かわいらしい沢カニにも出会いました
 

kumanoise212.JPG


神宮林である鎮守の森を歩いていると天の岩戸と書かれた鳥居にたどり着きました
奥には灯篭が並んでおり、神の領域に入ったのかと思わせます
ちなみに世界の真珠王、御木本幸吉がこの天の岩戸の崇拝者であり、昭和6年に参道を整備したのだとか
 

kumanoise213.JPG
 

そして終着地である「恵利原の水穴」に到着
 

kumanoise214.JPG
 

令和2年に建てられた鳥居の奥には社がありました
地元ではこの一帯を「高天原(たかまがはら)」と呼んでるのだそうです
 

kumanoise215.JPG
 

これが「天の岩戸伝説」にちなんだ洞穴
ちなみに洞口の高さはおよそ1m、幅はおよそ80cm
「背すり腹すり」と呼ばれており、奥に行くほど広くなり、入り口から10数mのところに高さ3mほどの滝があるのだとか
そんな天の岩戸に置かれた竹筒から流れてくる霊水
けれどこの霊水は大腸菌が検出される時もあるため、生水で飲むのは控えるようにとのお達しがありました
 

kumanoise216.JPG
 

そんな霊水は禊の滝となるようです
「天の岩戸禊滝」
この日は気温が高く、水着で禊を受けたい気分になるくらいの天候でした
ちなみに禊用の更衣室も用意されていました
 

kumanoise217.JPG


ちなみに天の岩戸の参道でこんな注意書きを見掛けました
内容は「危険 サルに近づかないで 襲ってきたり噛みついたりするので 絶対に近づいたり、写真を撮らないでください」とのこと
この山には野猿がいるようです
あまり関係ないかもしれませんが、ここから登山道を登ると、そこは猿田彦の森という森が有るのだそうです
 

kumanoise218.JPG

今回宿を伊勢市に構えたのは「英虞湾のシーカャックツアー」のためでしたが、当日天候が悪いことから中止となってしまいました
まぁ天候ばかりはどうしようもないと、この日は鳥羽水族館と別宮巡りを行う事に
先ほど伺った伊雑宮以外にも伊勢市内には月読宮・倭姫宮・月夜見宮という別宮があることから
今回は月読宮・倭姫宮を参拝、御朱印を賜ることとします
まずは月讀宮から、月讀宮に祀られる月讀は月とかかわりの深い暦や海を司る神様
あの天照大神の弟だったりすることから格式の高い別宮との事
 

kumanoise219.JPG
 

そんな月讀宮域内には月讀宮と月讀荒御魂宮 父母神を祀る伊佐奈弥宮、伊佐奈岐宮の4つの宮が一列に並んでいます
ご利益を授かるには参拝する順番が重要だそうです
間違うと逆効果ということで順番を守って参拝いたします
 

kumanoise223.JPG
 


まずは月讀宮、ここは挨拶のみ
そして「月讀荒御魂宮」願い事をしますが
今回は『コロナ終息』を願ってまいりました
 

kumanoise220.JPG
 

三番目は「伊佐奈岐宮」
この宮はイザナギノミコトを祀っております
 

kumanoise224.JPG
 

そして四番目は「伊佐奈彌宮」
こちらはイザナミノミコトを祀った宮です
 

kumanoise221.JPG


最後に宿衛屋で御朱印を賜り
月讀宮参拝は終了
次は倭姫宮に向かいます
 

kumanoise222.JPG

皇大神宮別宮「倭姫宮」

| コメント(0)




 


先般のエントリー、マンガ『ヤマタイカ』の終着点「伊雑宮」で御朱印を賜るで話題にした「卑弥呼天照大神同一人物説」
その邪馬台国の卑弥呼、中国の三国志には登場しますが、日本の歴史書には卑弥呼に関する記載はいっさいありません
何だか疑惑がいっぱい、後世の支配者が何らかの理由で消したのか、もしくは他の人物に名を変え書き換えられたと考えるほうが自然かと思います
おそらくは後者なのでしょう、その邪馬台国の卑弥呼のモデルと考えられる人物については日本の歴史書にも何人かの候補がいて、すべて歴史上に実在しています
その中でも一番有力なのが天照大神とする説(ウィキペディアでも人物比定の欄で紹介されています)
それが「卑弥呼天照大神同一人物説」ですが、天照大神の他にも候補者はいます
その一人に数えられるのが倭姫命
まぁ時代が違う事から支持者は少ない説なんですけどね
皇大神宮別宮月讀宮を参拝した後やってきたのがその倭姫命を祀る皇大神宮別宮「倭姫宮」となりました
 

kumanoise225.JPG
 

倉田山に鎮座する皇大神宮別宮「倭姫宮」
創建は大正12年(1923年)ですが、実は伊勢神宮や他の別宮と比べると、とりわけ若々しいお宮です
他のお宮については創建が不明だったり、わかっていても奈良時代とそんなのばかりですからね
さてここで祀られる倭姫命は第11代垂仁天皇の皇女
伊勢神宮を五十鈴川のほとりの宇治山田に創建された人として知られ
その功績をという事で大正時代にこのお宮は創建されました
 

kumanoise226.JPG
 

伊勢神宮同様に式年遷宮用の用地も隣に有りました
さて先ほど倭姫命が伊勢神宮を五十鈴川のほとりの宇治山田に創建と記載しましたが
何故この宇治山田に創建したのか・・・・・
まぁ場違いな話かもしれませんが、第二次世界大戦末期の1945年
当時敵対するアメリカ軍が「神都」と称され、国家的重要都市であった宇治山田を攻撃することで日本人の戦意を低下させようと伊勢神宮に狙いを定め爆弾投下を行う宇治山田空襲という事案が有りました
宇治山田は3度の大規模な攻撃を受けて市街地の5割を焼失したのにもかかわらず
肝心の伊勢神宮に爆弾は落ちなかったんだそうです
(外宮への着弾は有ったようですが、その被害は軽微なものであったそうです)
なにやら御正宮めがけて落とされた無数の焼夷弾は、なぜか途中からカーブを描き、五十鈴川対岸にある鼓ヶ岳山の方向へ落下していき、内宮には全く被害がなく最後まで無傷だったのだとか
何だか不思議な話ですね
終戦後、マッカーサーが秘密兵器でもあるのではないかと伊勢神宮を調査したのも有名な話です
私が思うに秘密兵器は伊勢神宮にあるのではなく、その地を選んだ倭姫宮だったのではないでしょうか?
そんな思いで参拝してまいりました
 

kumanoise227.JPG
 

参拝のあとは宿衛屋に立ち寄り御朱印を賜ります
 

kumanoise228.JPG
 

御朱印は日付と朱印といった極めてシンプルなものでした
 

kumanoise229.JPG
 

ついでと言っては何ですが、隣接する式年遷宮記念神宮美術館も訪問しましたが
私の興味をそそるものはなく、足早に美術館を後にしました
 

kumanoise230.JPG
 


 
 

伊勢神宮のお膝元にあるクラフトビールメーカー
「伊勢角屋麦酒」
昨年のゴールデンウイークも同様に伊勢神宮を訪れた際にも、「おはらい町」を散策
伊勢角屋麦酒内宮前店に寄らせていただき、クラフトビールを朝から堪能いたしました
今回は伊勢角屋麦酒 神久工場に併設する店舗を訪問


kumanoise231.JPG
 

ここを訪れたのには訳が有ります
そんな伊勢角屋麦酒ではなんと酒蔵見学が可能という事で
一人600円の試食試飲付き有料の酒蔵見学をあらかじめ予約したうえ、今回伺うことに
 

image003.jpg
 

酒蔵見学はまずは伊勢の味「角屋」の歴史から
伊勢角屋麦酒 神久工場に併設する店舗の前には
創業1575年の二軒茶屋餅があります・・・がここは後で立ち寄る事に


kumanoise232.JPG
 

その二軒茶屋餅
伊勢神宮参拝のために、伊勢湾から勢田川をさかのぼる海路の乗降場に「角屋」の商号で、きな粉餅を販売する茶店を創業したのが始まりなんだそうです
 

kumanoise233.JPG
 

川沿いの旧砂糖蔵だったところを改装した角屋444年の歴史の品々が保管されている資料館
伊勢まちかど博物館「かどや民具館」
 

kumanoise234.JPG
 

餅屋なので当然あるのが、餅つき機
私の母方の実家もお菓子屋だったので、何だか懐かしく感じる機械です
 

kumanoise235.JPG
 

昔の商家にあるこの格子状の家具「結界」
時代劇では番頭さんがここに座って算盤をはじいているのをよく見るかと思います
 

kumanoise236.JPG
 

ここ二軒茶屋餅の商売はかなり上手くいっていたのでしょう
その頃はかなりの贅沢品だった「電話機」が有りました
これにはハンドルが付いていますが、その昔電話は直接相手を呼び出すのではなく
まずはこのハンドルを回し電話交換手を呼び出し、交換手に電話番号を告げ繋いでもらう
そんな時代の電話機です
隣にあるラベルが、このあと訪問する蔵で造られた醤油の瓶に貼られたラベルのようです
今でもこの商標は伊勢角屋麦酒で使われています
 


kumanoise237.JPG


続いて連れられてきたのが、伊勢で444年続く茶店の名物餅「二軒茶屋餅」
 

kumanoise238.JPG
 

こしあんをお餅で包み、きな粉をまぶしたシンプルな味
伊勢茶と合わせ美味しくいただきました
 

kumanoise239.JPG
 

続いて「角屋味噌溜まり蔵」へ
ここは大正12年創業
杉樽を使い(もっとも昔はこれしかなかった)天然熟成で豆味噌、醤油を製造していた
いやもとい今でも製造は続けています
ということでもともとは醤油蔵だっただけだけあり、麹の発酵についてはプロ集団
地ビールの時代から現在のクラフトビール流行りまで生き残った理由が、そこに有るのかも知れません
 

kumanoise240.JPG


蔵には大豆蒸しの工程で使う、大きな鉄製の釜
これもまた現役だそうです
 

kumanoise241.JPG
 

諸味を圧力をかけ絞って醤油(生揚)にする機械
日本酒ていうところの「ふね」ですね
 

kumanoise242.JPG
 

続いて地ビール工房「伊勢角屋麦酒 神久工場」
ガラス越しに醸造設備を見学いたしました
 

kumanoise243.JPG
 

最後に伊勢角屋麦酒店内で試飲 


kumanoise247.JPG
 

試飲するビールは販売の為、冷蔵庫で冷やされたもの
世界大会金賞を受賞するなどしているクラフトビールが冷蔵庫で出番を待っています
 

kumanoise244.JPG
 

ということで蔵見学後の試飲には、『NEKO NIKO(ねこにひき)』と『90s.Scotch Ale』
三重の銘酒を醸す清水清三郎商店の『作』の酒粕と、酒米「神の穂」を使用した濁りのあるIPA『ZAKU』
それとあのブルーボトルコーヒーとのコラボ商品「ブルーボトルコーヒーペールエール」を追加を美味しくいただきました
 

kumanoise245.JPG
 

特に気にったのが『NEKO NIKO(ねこにひき)』
アメリカのカルミネーションブルーイングとのコラボレーション醸造によって誕生したビール
ポスターまで作られているようです
 

kumanoise246.JPG


 

ちなみに昨年はここ伊勢角屋麦酒も新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、窮地に立たされたようです
非常事態宣言が出た都市部の飲食店さんを中心の販売がゼロになったうえ
伊勢神宮周辺・伊勢志摩全域や熊野古道周辺で販売していましたが観光地であるため全く注文がなくなってしまったのだそうです
店頭では賞味期限の近い、神都麦酒(瓶)と熊野古道麦酒(瓶)が売られていましたが


kumanoise259.JPG
 

本来なら 24本入り1箱が10,032円のところなんと4,000円で販売されていました、北海道まではさすがに無料とはいきませんがそれぞれ300円で配送してくれるとのことで、2箱48本を大人買いし
帰宅した後たっぷり楽しませてもらいました 

kumanoise261.JPG
 
 

そうそうここ二軒茶屋餅では醤油も売っているので、帰ったら伊勢うどんを再現しようと伊勢うどん用のタレも購入しました
まぁそのくらい伊勢うどんが気に入ったと言うのが本音なんですけどね
 

kumanoise260.JPG




 

伊勢角屋麦酒で軽くクラフビールを試飲した後は
これまた予約の取れない伊勢の居酒屋『一月屋』へ向かうことに
歩いて行けない距離ではありますが、お酒も入っていることからここは珍しくタクシーで向かいます
そのタクシーの運転手に、「一月屋」というとすぐに理解してくれました
どうやら地元では知らぬ人はいないようなお店のようです
1914(大正3)年の創業で午後2半から暖簾を出すのだそうですが、開店と同時にほぼ満席になることもあるという人気ぶりの居酒屋です
タクシーの運転手にもいつも混んでますよとは言われましたが、とりあえず予約は済ませてありました
 

kumanoise248.JPG
 

暖簾をくぐりまず迎えてくれたのが
「一月家」の看板娘、礼子さん
ちょうど徳利に日本酒を一升瓶から注いでおりました

奥に札に書かれた圧巻のメニューが伺えますが、ところがメニューに価格は表示されていません
もっともこの店においてはそんな細かいことはどうでも良いようです
 

kumanoise250.JPG
 

席はカウンター席と小上がりになっているテーブル席
ここはもちろんカウンター席でいただくこととします
 

kumanoise249.JPG


まず最初に頼むのは「湯どうふ」
醬油のタレでいただきますが、これは80度ほどの湯でゆっくり温められた豆腐にたっぷりと鰹節と葱が載った一月屋の名物
居酒屋探訪家の太田和彦さんが
著書や番組の中で「日本三大居酒屋湯豆腐」の一軒に挙げられるほどの逸品です

kumanoise251.JPG
 

「湯どうふ」は一緒にハモか穴子の天ぷらを注文して、湯豆腐のたれに浸して食べると美味しいと聞いていたので、「ハモの天ぷら」も頼み試してみます
 

kumanoise253.JPG


「お造り盛り合わせ」
カツオはタタキではなく刺身
しかもカツオはからしをつけて食べると美味しいとのことでこちらも試します
カツオも美味しかったのですがイカが美味い
 

kumanoise252.JPG
 
常連の方と話をして、これを頼みなさいと教えていただいたのが
三重の郷土料理『盆汁』
これはその名の通りお盆の時期だけに作られる味噌汁
七つの具が入るから、「七色汁」とも呼ばれるものだそうですが
一月家の盆汁には、茄子、冬瓜、南蛮、油揚げ、里芋、干瓢、南瓜が入っていました
 

kumanoise254.JPG
 

昨晩「向井酒の店」でも食べた
「イワシ酢」
 

kumanoise255.JPG
 

「タコの煮付け」
足の長い「いいだこ」を直炊きしたものに、二杯酢をかけて食べます
 

kumanoise256.JPG
 

「カシワのキモ煮」は
鶏のレバー(肝臓)とハツ(心臓)を醤油で煮冷ました一品
 

kumanoise257.JPG
 

そして何故か「カレー」
これは凝縮した野菜の甘味が際立つカレーも一月屋の〆のメニューとして人気があるのだとか


kumanoise258.JPG
 

てなわけで今宵の晩餐は終了
会計はと言うと、食べ終えた食器類はかたずけず、食器の種類違いを見て大将が算盤片手に、テーブルの上の皿やグラスを見て料金を出すのが一つのパフォーマンスになっています
ということで前述のメニューをさんざん飲みつついただきましたが、会計は2人で6千円弱でした
なるほどメニューに価格が必要ないのも頷けます
 



伊勢夫婦岩と天の岩屋

| コメント(0)




二見浦海岸の沖合約700m先に鎮座する猿田彦大神縁りの「興玉神石(霊石)」
その二つの岩の間を大注連縄で太く堅く結ばれたのが「夫婦岩」
降臨する神の依り代であり、常世の国から神が寄りつく聖なる処と言われています
ここは日の出スポットとしても有名なようで
夏至の頃は富士山の真裏から日が昇り、富士山のシルエット越しに日の出が拝めるのだとか
  

kumanoise262.JPG
 

そんな興玉神石を拝する神社が「二見興玉神社」
御祭神はむろん猿田彦大御
「道開き(導き)の神」として有名でこうした海の難所に縁のある神様です
(私もよく伺った小樽天狗山神社の御祭神もまた猿田彦大御神だったりします)
伊勢神宮をお参りするとき、外宮から内宮を廻るというのはご存知かと思いますが、正式にはその前に、立石浜で禊をするのが古来からの慣わし
もっとも私は外宮から内宮へと参拝は行いましたが、こちらは後回しとなっておりました
まぁここに来た理由は御朱印
拝殿脇の授与所で御朱印を賜りました
 

kumanoise266.JPG
 

境内の手水舎には「この蛙は 御神示により この水中にお鎮まりになりました水を掛けると 皆様の願いが かなえられます」
とのことで御神示により水の中にお鎮まりになったカエル「満願蛙」が鎮座しています
 

kumanoise263.JPG
  

ちなみにここ伊勢夫婦岩には数多くのカエルがいますが
それもそのはずカエルは「猿田彦大神」の御使いとされ旅行の帰路の無事をお祈りをした人々が、実際に無事に帰ることができたから、ありがとうございますということで献納され増えていったのだとか
「無事帰る」「貸したものが返る」「若返る」などの御利益があるのだそうだ
 

kumanoise264.JPG
 

鳥居のフレームに収まった伊勢夫婦岩
 

kumanoise265.JPG
 

さてこの二見興玉神社の境内には天の岩屋という岩窟があります
ちなみに「天の岩屋」や「天の岩戸」と称される場所は全国にあります
昨日同じ伊勢の「恵利原の水穴」でも「天の岩戸」見てきたばかりでした
そうした全国の「天の岩屋」や「天の岩戸」を巡る旅も楽しいかもしれません
 

kumanoise267.JPG


天の岩屋では神話に謳われるような衣もはだけそうな「アマノウズメ」が踊っていました
ご存知かと思いますが、アマノウズメは二見興玉神社の御祭神である猿田彦大御の奥さんだったりします
 

kumanoise268.JPG
 

さて実はここに来たわけは伊勢夫婦岩ふれあい水族館「伊勢シーパラダイス」の開園時間待ちのためでしたが
そろそろ開園時間となりましたのでそちらに向かうことに








雨にたたられた2021年のお盆
雨と言えば水族館を目指しますが
滞在していた伊勢市には車で15分ほどの距離になんと2つの水族館があります
その一つが先日行ってきた、飼育種類数日本一!!鳥羽水族館
そしてこれから訪問するのが1966年にオープンした伊勢夫婦岩ふれあい水族館「伊勢シーパラダイス」です、こちらは海の生き物との距離感ゼロのふれあいを提供している水族館なんだそうです
 

kumanoise290.JPG
 

開館時間の9時に合わせこの水族館を訪問、入場料を支払い
まずは「洞窟水槽エリア」へ
入館者は私どもの他は数人と言った閑散とした水族館
じっくり見て歩けそうです
 

kumanoise289.JPG
 

夫婦岩水槽では、カージナルテトラやペンギンテトラなどが鮮やかな蛍光色で私どもを迎えてくれました
 

kumanoise269.JPG
 

隣の「淡水魚ゾーン」には「ピラニア・ナッテリー」
ご存知アマゾンの人喰い魚
見るからに顎が強そうです
たとえ南米アマゾンに行ったとしても会いたくない魚です
ちなみに結構美味しいのだとか
 

kumanoise270.JPG
 

こちらも顎が強そうな「ワニガメ」
あの大怪獣ガメラのモデルとなったカメですが
ワニガメの寿命は50歳~100歳
私より長生きかも知れません
 

kumanoise292.JPG
 

華麗に泳ぐ「ハナミノカサゴ」
ただし美しいものには毒があります
 

kumanoise278.JPG
 

「メガネモチノウオ」
説明書きには、水族館の飼育員なら一度は飼ってみたいお魚!!
大きくなると2m以上になるのだとか
 

kumanoise279.JPG
 

昨年やってきた
グリーンイグアナのグリコさん
 

kumanoise271.JPG
 

世界で3番目に大きくなる「ケヅメリクガメ」
 

kumanoise272.JPG
 

「バンドウイルカ」
プールに浮いているボールを使って一人壁当てをして遊んだり、客様とキャッチボールしたりとするそうなので
私も遊んでもらいました
 

kumanoise273.JPG
 

次は「海底ごろりんホール」へ
シーパラで一番大きな大水槽で悠々との伊勢志摩の魚たちが水量370トンの回遊水槽を回遊している様子が映画館のように椅子に座って眺められます
 

kumanoise293.JPG
 

この回遊水槽で一番多く泳いでいるのが
「ギンガメアジ」
最初は手のひらサイズですが、食欲旺盛でこんなに大きくなります
ちなみに新人さんを入れるとすぐ食べられてしまうのだとか
 

kumanoise274.JPG
 

ペンギンの森コーナー
「ケープペンギン」 
 


kumanoise275.JPG
 

「ゴマちゃん」ことゴマフアザラシ
スタッフに導かれるまま、人を気にせずのんびりと館内をウロウロ


kumanoise276.JPG


人気の「セイウチ」


kumanoise291.JPG
 

日本では3園館でしか会えない大変貴重な
「ツメナシカワウソ」
カワウソの隙間を手で探る習性を活かしてパイプを使った
「ツメナシカワウソと握手」が出来るのだとか
 

kumanoise277.JPG
 

ふれあい魚館コーナー
カクレクマノミの水槽
ここは水槽の中に入ってカクレクマノミと記念撮影ができます
 

kumanoise280.JPG
 

干潟に暮らす陸で生活する魚「手のひらの上に乗ってくるトビハゼ」
 

kumanoise281.JPG
 

熱帯魚として人気の
「アジアアロワナ」
 

kumanoise282.JPG


伊勢シーパラダイスはタツノオトシゴ飼育種日本一
そのうえ「タツノオトシゴのくに」では「指にしがみつくタツノオトシゴ」など、人と魚が相互に触れ合うことをテーマにしたイベントが楽しめるんだとか
 


kumanoise284.JPG
 

オーストラリアのタツノオトシゴ「ポットベリーシーホース」もいました
 

kumanoise283.jpg


これはイモリでしょうか
こちらを意識しています
 

kumanoise285.JPG
 

いこいの魚館 ウオアシスでは
どう猛なウツボ4種を鳥の目線で観察できる「バーズアイ水槽」
 

kumanoise286.JPG
 

ガンガゼとヨウジウオ
 

kumanoise287.JPG


伊勢シーパラダイスということで
伊勢海老でこの水族館を締めくくります 
 

kumanoise288.JPG






 

天井一面に張り巡らされたちょうちん
ここは伊勢夫婦岩めおと横丁
夫婦岩へと続く参道なのですが、SNS映えする写真スポットを意識した造りになっています 


kumanoise294.JPG
 

そんなめおと横丁の一角には「菊一文字則宗」という刃物屋が有りました、そう言えば伊勢駅前通りにもあったかと思います
「菊一文字則宗」といえば、泣く子も黙る新選組の一番隊組長沖田総司の愛刀
(もっともこれは司馬遼太郎のフィクションであろうというのが通説ですが)
その名がついたお店が夫婦岩のある二見浦で刃物専門店として営業していました
創業は明治・・・・あれっ、新選組って江戸時代ですよね

伝統七百有余年、後鳥羽上皇の御番鍛冶として有名な京都の菊一文字とは全く別のお店のようです
菊一文字本店のホームページにも
「全国に類似した屋号、偽物のお店が有りますが、弊社とは一切関係は有りませんのでお間違えの無い様お願いいたします。」と記されていました
けれど明治時代から続く刃物屋ですから老舗であることに変わりはなさそうです
 

kumanoise295.JPG
 

そんなめおと横丁でのお目当ては「うまし国伊勢おいないな」
ちなみに「おいないな」とは、伊勢地方の方言で「いらっしゃい」「寄っていって」という意味
そのおいないなには
・伊勢角屋麦酒(地ビール)
・磯揚げまる天(揚げたて天ぷら)
・舗精肉店豚捨(コロッケ)
の伊勢で人気の三店舗が同居
 

kumanoise296.JPG
 

ここで伊勢で明治創業の老舗和牛専門店「豚捨(ぶたすて)」のコロッケ(1個100円)をテイクアウト
これは伊勢神宮近くのおかげ横丁でも実食
美味しかったことから当初から狙っていた一品です
ちなみに店名の豚捨は
この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんか捨てちまえ!」と客が豚肉を投げ捨てた。
というのが豚捨のはじまりだという。
(豚捨HPより引用)
  

kumanoise297.JPG
 

店舗まえのベンチに腰掛け
朝飯代わりにいただくことに
これが揚げたてサクサク、なかはほくほくで美味い
伊勢にきたら必ず食べたいそんな味となりました
 

kumanoise298.JPG




中部セントレア空港に帰ってきました
まずはレンタカーを返しますが、メーターを見ると4日間でトータル814kmを走っていました
もっとも帰る道すがら「リニア・鉄道館」に立ち寄ろうと計画していましたが
新名神高速道路の料金所で長い長い渋滞、時間がないことからリニア・鉄道館はあきらめ次回の楽しみといたしました 
 

kumanoise299.JPG
 

ということで空港には早めに到着
昼飯でも食べながら搭乗時間までラウンジでまったりすることに
ところで中部国際空港セントレアには制限区画にある航空会社のラウンジ以外にも
出発カウンターのある3階には3つのカードラウンジが有ります
〇プレミアムラウンジ・セントレア
〇プレミアムラウンジ・セントレア2
〇そしてクオリアラウンジ
まぁクオリアラウンジは「レクサスカード」「TS CUBIC CARDゴールド」メンバーが入れるといういわゆるトヨタラウンジなのでこちらは入れませんが、他の2つのラウンジは入ることが出来ます
 

kumanoise300.JPG
 

プレミアムラウンジセントレア2
入室するには「セントレアカード、UCS、ORICO、楽天カード、Life Card、MI Card、JACCS、MUFG、NICOS、EPOS、AMEX」のゴールドカードなどのプレミアムカードと航空券の提示が必要です
 

kumanoise301.JPG
 

プレミアムラウンジセントレアの1ではなく2としたのは
こちらのラウンジの方が家族連れなどのグループが少なく空いているから
まぁほとんどの方は手前にあるプレミアムラウンジセントレア1に入られるようですし
なにやら1の方が同伴者料金が安いからなんだそうです
今回伺ったのはお盆休み中の繁忙期である8月16日でしたが、ラウンジは閑散としていました
 

kumanoise302.JPG
 

ということで奥に家族向けのボックス席が有ったので、ここでまったりさせていただきます
ただしこちらは小さな子供連れの家族3名様以上の優先席という事なので
そんなお客さんが来たらすぐに譲らねばなりません
もっともこの日はラウンジ自体が閑散としているうえ家族ずれの姿を見ることは有りませんでした
 

kumanoise303.JPG
 

さて今回入室したのは、航空会社のラウンジではなくカード会社のラウンジですが
何と・・なんと・・・プレミアムラウンジセントレアでは1&2共にアルコールが提供されています(もちろん無料で)
2ではキリン一番搾りとハートランドビールの樽生が飲み放題
 

kumanoise304.JPG
 

さて中部セントレアと言えばみそかつ矢場とん
空港内にみそかつ矢場とんのレストランはあるのですが、酒の提供は自粛しているので、弁当ををあらかじめ予約しこのラウンジに持ち込みました
そうレンタカーの運転も終了したことから、そろそろ昼飯をビールとともにいただきたかったんです
 

kumanoise305.JPG
 

私が頼んだのが「わらじとんかつ弁当」1,700円
「とんかつ」はわらじとは言えさすがに弁当箱に収まらないのか、2枚のとんかつに分かれていました
千切りキャベツは別パッケージでたっぷり
肝心のみそかつも同様にたっぷりついてきます
 

kumanoise306.JPG
 

と言う事で、矢場とんオリジナルのみそだれをたっぷりかけ
胡麻とカラシをまぶし
ハートランドビールとともにいただきます
 

kumanoise308.JPG
 

我が家の奥さんは「盛り合わせ弁当」2,000円
アスパラガス、ヒレカツに名古屋ならではのエビフライが入っている豪華版
やはりハートランドビールとともに
 

kumanoise307.JPG
 

搭乗時間が近くなり
セキュリティをくぐりエアポートラウンジへ
ここはJALとANAの共用ラウンジとのこと
 

kumanoise309.JPG
 

お盆だというのにここも空いていました
ここ中部セントレア空港の特徴として、この空港から羽田空港への便が
近すぎるためか朝早くと夜遅くの便くらいしかないためかと思います
ということでここでハイボールをいただき、今回の串本から始まり熊野古道そして伊勢へと続いた御朱印を賜る旅の記録はここまでといたします
 

kumanoise310.JPG

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち熊野古道・伊勢カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは2022灘五郷・京都伏見・奈良です。

次のカテゴリは京都2020です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。