2021年11月アーカイブ

昨今の航空会社のラウンジ事情
私が思うに欧米のラウンジより、アジアの国々のラウンジの方が贅沢
そんな風に思えます
その筆頭が香港国際空港のピア・ファーストクラスラウンジ
食の街、香港にあってそのグレードがものすごく高いんです
 

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今朝は朝飯も食べずにホテルから空港に直行
そのわけは無論、このラウンジで朝食を食べるためです
ということで奥にあるレストラン「ザ・ダイニングルーム」へ
 

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まずは今回の旅の終了を祝いビールで乾杯ですが
銘柄は「青島ビール」でもなく、ましてや香港を代表するビール「サンミゲル」でもありません
今や世界の潮流となったクラフトビールブームの波に乗り、中国はもとより香港も空前のクラフトビールブーム
世界各国のクラフトビールだけでなく、香港でオリジナルのビールが作られるようになりました
今回はそんな香港のクラフトビール「香港ビール」を朝からですがいただくことに

ちなみにここに伺ったのは2019年の1月ですが、同年11月には
キャセイパシフィック航空、特製クラフトビール「ベッツィービール」を刷新
ラウンジでも呑めるようになったとのこと
このビール、世界で初めて高度3万5,000フィートの上空で堪能できる特別醸造なんだとか
次回このラウンジを訪れた際は是非ともこのベッツィービールを味わってみたいものです
 

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ちなみに「ザ・ダイニングルーム」はビュッフェ形式ではなく
メニューを渡され、好きな料理をチョイスしてオーダーする
今各航空会社のファーストクラスラウンジの最新のスタイル
コースで頼むことも可能だったりします
今回は朝食という事もあり
中華風モーニングセットたる中華粥と醤油焼きそば、飲茶がセットになった「ザ・チャイニーズセット」を頼みました
ちなみにこのラウンジの食事は以前ペニンシュラの運営でしたが、昨年からプラザ・プレミアムの運営に替わっていました
 

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中華粥のトッピングには
「ピータン」「揚げ麩・ピーナッツ」「中国醤油」「XO醤?」
トッピングにピータンがあるのは嬉しいし、ピーナッツがこうして料理に使われるのも中華圏や東南アジアの特徴ですね
 

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ファーストクラスラウンジだからと言って、オーダーする料理ばかりではなく、ビュッフェ料理もかなり豊富
ということで次は「パントリー」と名付けられた部屋へ
 

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ここにはまだ朝早くだというのにかなり豪華
一日の始まりにたっぷり食べる朝食はパワーの源と考える
元気な香港を裏付けるような料理が並んでいました


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まずは中華料理
「牛肉焼売」


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「蒸し餃子」
 

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「炒飯」
 

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続いて洋食、まずはパン
宗主国、英国の色が残る香港ならではのトースト
日本とは違い英国では薄い食パンが主流で、しっかり焼いた薄いトーストが
イングリッシュ・ブレックファーストの主役
このパントリーにもそうした英国流のトーストが並んでいました
 

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もちろんクロワッサンなどのパンも並んでいます
 

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そしてソーセージとゆで卵
茹でるのはなく、フライパンで焼いたのだろうチキンソーセージ
この辺りもドイツのそれではない、英国の香りがします
 

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そのほかコストコのハイローラーのような料理にスクランブルエッグの載ったマフィン、チーズの数々
何だかいかにもビールを飲んでくれと言わんばかりの料理ばかり
 

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デザートも充実
マカロンやチョコレートケーキ
どれも一口大でまるでアフタヌーンティに出てくるようなサイズ
 

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冷蔵庫には缶ジュースやフレッシュジュースに加えて
青島啤酒、ヒューガルデンホワイト、カールスバークにアサヒスーパドライ
などが有りますが、こうした海外のラウンジには珍しく
樽生のビールサーバーが置かれていました
ちなみに銘柄は青島啤酒でした
 
 
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ということで搭乗時間までは
快適な空間を醸しだす、落ち着いた雰囲気のソファーエリアで過ごすことに
 

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冷蔵庫にあったスモークサーモンつまみにするのは
樽生ビールサーバーを差し置き
香港ビールカンパニーの「ドラゴンズ バック ペールエール」
 

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ちなみにここのラウンジには「ザ・バー」と名付けられたバーエリアがあり
バーテンダーが好きなお酒やカクテルを提供してくれるんです
 

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ということで最近の私のマイブーム
「モヒート」をオーダー


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現在はなかなか海外には行けない状況ですが
コロナが明けたらまたこのようなラウンジのある香港をまずは目指したいものです

2018~2019年の年末年始に6日間のお休みを使っての旅行の話もいよいよこれが最後
香港国際空港からキャセイパシフィック航空の直行便で新千歳空港を目指します
元はと言えば、この香港~新千歳の直行便が格安で出ているのを見つけたのが、この旅を決めた理由ですが
香港も良いけれど、6日もあるし香港だけならつまらないとばかりに、香港国際空港でLCCに乗り換えカンボジアのシュムリアップまでひとっ飛び
長年の宿願だった「アンコールワット」「アンコールトム」の遺跡を見て回ったり
財布をすられた経験からトラウマになっていたマカオも再訪問し
なんだかんだ尾ひれはひれがついた旅となりました
もっともカンボジアも香港・マカオと無理して回っておいてよかったと言うのが本音だったりもします
 

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そんな長かったけれど、あっという間に過ぎた旅も終わり
名残惜しい香港から、いよいよ帰国となります
年始という事もあり、乗り込む機材は満席のようで、搭乗口近くには大勢の方が搭乗を待っていました
そんな時、見かけた「FARST頭等」と書かれた看板
どうやらワンワールド・エメラルドのステータスを使うと優先搭乗が出来るよう
そんな長い列を尻目にさっさと乗って待ったりできる素敵なサービスです
 

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香港~新千歳の直行便のフライト所要時間は4時間35分
この程度飛行時間で海外から私の住む北海道まで帰ってこれるのは良いですね
ピーナツつまみにビールを飲みつつ映画を見て、昼食をいただいたら着いてしまうそんな感じです
 

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さてそんなキャセイパシフィックCX582便エコノミークラスの機内食
エコノミーと言えど香港を拠点とするキャセイパシフィック航空
当然機内食も美味しい、たとえそれがエコノミークラスであってでもです

ということで帰路の機内食は、そろそろ中華も飽きてきたので私はシーフードパスタをチョイス
パスタは機内で食べることを勘案しているのか、いつもこのようなペンネで提供されるようです
添え物に冷やしうどん(もうしかしたら素麺)が付いていますが、醤油の香りが日本への郷愁を誘います

 

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我が家の奥さんは、鶏肉のすき焼き風
これもまた美味しそうです、こちらが良かったかも
デザートはハーゲンダッツのアイスクリーム&コーヒー
アイスクリームはガチガチに凍っているのですが、気が短い私は解けるのを待てづにスプーンで無理くり掬って食べてしまいました 
 

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さて長々と書き綴ってまいりましたが、これが最後のエントリー
次回いつ香港を訪れることが出来るか定かではありませんが
現在の香港の治安は「レベル1(十分注意してください)」程度ですが
今年の夏、香港島の繁華街で警察官襲撃事件が発生したりといまだ安心できる状況とは言えないようです
コロナももちろんですが、また香港の治安が戻り安心して観光できる日を夢見てこの話を終えたいと思います

北海道に発令されている「緊急事態宣言」の期限が延長のため中止されていた、
「札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行」


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緊急事態宣言が解除されたことから
10月23日(土)に再度催行されることとなり、とあるところからお誘いがあったことから催行する名鉄観光サービスに申し込み
この日、夫婦で丘珠空港へ向かう事に
ちなみにこのツアー
当初は申込者殺到で、催行人数の10倍の応募があったのだとか
 

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ちなみにこの遊覧飛行、FDAが提案する新しい旅行スタイルとして
富士山を周遊するフライトや年末年始フライトなど様々な遊覧飛行を実施しているようです
来年また丘珠~静岡便が再開されたらこれだけを目的に静岡富士山空港を目指すのも悪くないかもしれません
 


 

丘珠空港展望デッキにあがりエプロンを眺めると、そこにはフジドリームエアラインズのピンクの機材
3号機たるエンブラエル ERJ-175が駐機し給油・給電を受けていました
 

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ちなみにこの機材からは結構な乗客が降りてきましたが、これは名古屋小牧発着の「FDAチャーター便で行く・日帰り北海道ツアー」というものだったらしく
名古屋の小牧空港を朝8時に発ち、帰路はここ丘珠空港から夕方6時半に発つという日帰りで札幌・小樽観光を楽しむと言ったチャーター便
フリープランがなんと10,000円からあったことからすぐに完売したツアーだったようです
ちなみに朝丘珠空港にやってきて夕方小牧空港に帰るまでの間に時間帯は私どもの乗る、「札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行」を3回実施すると言ったスケジュールだったようです
 

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遊覧飛行の手続きのあと、まだ時間が有ったので丘珠空港内の丘珠キッチンで朝カレーを堪能
その後、搭乗時間となりましたので
出発便のごあんないには「FDA8230便」との便名が明記されていました
 

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さてそのエンブラエル ERJ
おそらく私自身初めて搭乗する機材かと思われます
ここ丘珠空港は現行1,500mの滑走路しかなく
通年運航できるのはプロペラ機だけとあって、こうしてジェット機を見ると違和感を感じてしまいます

もっともこのERJにあっても丘珠空港で運航できるのは夏季のみ、冬は離発着できません
冬期間にあたたかな静岡あたりに観光(ゴルフ)に行きたくてもここ丘珠からは発着便がないため新千歳までいかねばならないのが現状です
現在関係者をはじめ空港滑走路の延伸に向け活動しているようですが
あと300mつまりは1,800mの滑走路があれば、このエンブラエル ERJなどのリージョナルジェットの通年運航が可能なことから
なんとか地域住民や地主の理解を求めつつ是非とも進めてもらいたいものです
 

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丘珠空港は施設からエプロンまで歩いて向かいますが
タラップへと向かう途中
札幌市東区マスコットキャラクター「タッピー」が出迎えてくれました
 

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丘珠空港にはボーディングブリッジが有りませんので
自走式のパッセンジャー・ステップ車(タラップ車)が横付けされていますが、この車はFDAの本拠地である富士山静岡空港に本社を置くエスエーエス(SAS)のもののようです
この車のタラップを駆け上がりいよいよ機内へ
 

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ツアーの手続きならびに説明の際に、席の割り当てが公平になるよう
抽選箱から抽選券を引きましたが
あたった席は「11K」
 

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抽選で定められたは席はまさに翼のど真ん中
完璧な「当たり?」でした

ただし「当たり?」と言っても
こうしてエプロンの隣に駐機するCRJもしっかり見ることが出来ます
というのもエンブラエル ERJ-175の翼の幅は狭くそれなりに遊覧飛行は楽しめそうです
ということで機材はいよいよ離陸
満席という事もあったのか、スタート位置からエンブラエル ERJはエンジン全開
昔の石垣空港のようなロケットスタートも体感いたしました
 

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ただし今回の飛行ルートである丘珠空港~富良野~美瑛~大雪山系~丘珠空港間ですが
おそらく10月下旬に設定したのは、富良野の山々の紅葉や大雪山系の初冠雪を見て楽しむための設定だったかと思いますが
丘珠空港付近はそうでもありませんでしたが、この日、飛行機からの車窓ならぬ機窓は、ほとんどが「雲海」
出発時に機長から「雲が厚いところもあるので、心の目で見ていただきたい」との話が有りましたが、なるほどと「言い得て妙」と言ったところです
ただ時々雲の間から大雪山系の雪化粧した山々の頂が見えたりしましたが
そのたびに極端に機体をバンクさせ、何とかそんな機窓を見せてくれるように努力してくれました
おかげで眼下に広がる見事な雲海を終始ながめながらの60分の遊覧飛行をそれなりに楽しむことができました
 

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着陸の為、丘珠空港に近づくにつれ高度を落としていくと
そこに百年記念塔が見えてきました
2019年北海道が老朽化を理由に「北海道百年記念塔」の解体取壊が正式決定しましたが
半世紀にわたり北海道開拓のシンボルとして聳え立っていただけに残念な思いが有ります
 

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そんな百年記念塔付近で本日の遊覧飛行の「おまけ」
江別方面から丘珠へ方向を変えるため機体をバンクさせたところ
エンブライエル ERJ175の翼が飛行機雲を引いてくれました
背景の百年記念塔と合わせ印象に残る風景を見ることが出来ましたが、これってやはり翼真ん中の「当たり」席だったからでしょうか
 

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ちなみにたかだか60分の遊覧飛行でしたが、その間に飲物とお菓子の提供が有りました
飲物は「ハラダ製茶の緑茶」ですが、これは静岡県静岡市に本社を置くフジドリームエアライン(FDA)ということもあり静岡の銘茶
それにシャトレーゼのチョコレートクランチを頂きました
 

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降りた後にお土産が詰まった紙袋を渡されました
内容はと言うと
「フジドリームエアラインズ 搭乗証明書」
FDAオリジナルグッズからは
「飛行機ぬいぐるみ」
「FDA オリジナルマスク(プレスエアマスク)」
「FDA バッジ」「FDA ポストカード」
札幌の菓子メーカー YOSHIMIの
「北海道限定 札幌おかき Oh!焼とうきび」など
 

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それと嬉しいことにここ丘珠空港で使える1,000円の商品券を頂いたので
札幌のお菓子などのお土産が揃う「スカイショップおかだま」で網走ビール「流氷ドラフト」「知床ドラフト」を購入
この日の晩酌といたしました
 

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こんな感じで札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行を堪能
また機会が有れば参加したいものです

丘珠キッチンで丘珠カレーを食す

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札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行に参加するため
朝早くに丘珠空港へやってきましたが
朝飯がまだだったこともあり
丘珠空港に入居するレストラン「丘珠キッチン」へ
 

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ここには和定食と言った定番の朝食の他に
朝メニューに「そば・うどん」「札幌ラーメン」「丘珠カレー」が
なんと朝7時から提供されています
 

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本日の遊覧飛行の説明やツアーの際の座席抽選が終わった後
まだ1時間以上時間が有る事から丘珠カレー「朝カレー」をいただくことにしました
ちなみにここ丘珠は玉ねぎ「札幌黄」の産地として有名で、カレーの上にもフライドオニオンが載っていますが、カレールー自体もそんな玉ねぎをふんだんに使いトロトロに煮込まれた「丘珠カレー」
玉ねぎの甘さが効いていて美味しかった
 

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さてこのレストランは「飛行機が見えるレストラン」
滑走路に面したカウンター席で食後の100円コーヒーを
エプロンに駐機する機材を眺めつついただくことに
 

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室蘭のシンボル「白鳥大橋」
白鳥が羽根を広げたような優雅な白い橋で全長は1,380mあり、東日本最大の吊り橋です
いまからおよそ23年前の1998年に完成いたしました

写真は深夜の白鳥大橋は夜のライトアップがなされ見事な景観ですが
平成20年に「日本夜景遺産・ライトアップ遺産」にも選定されています
ちなみにそのライトアップの電力は祝津の風力発電所で発電された電力で賄われているのだとか
 

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とは言え、深夜に室蘭に行ったのはそんなライトアップされた白鳥大橋を見るためではなく
あくまでも仕事、しかも夜討ち朝駆けのような時間帯の仕事の為
折角の室蘭での夜ですが、夜飲み歩く時間は有りません

とはいえ折角室蘭に来たというのにコンビニ弁当じゃつまりません
ということで晩飯は室蘭のやきとりの老舗「鳥辰 本店」に出向き焼き鳥弁当をテイクアウトすることにいたしました


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ちなみに室蘭で「やきとり」と言えば、鶏肉ではなく
豚肉とタマネギを串にさし炭火で焼いた「室蘭やきとり」が有名です
そしてそんな室蘭やきとりは洋からしを絡めて食べるスタイルが定着しています

晩飯の後も仕事が有る事から、この日はやきとり弁当をテイクアウト
仕事先でいただくこととなりましたが、やきとりはかなりボリューミーに見えますが、地元の方の話だと、これでも以前より豚肉が薄くなっているのだとか
これは店に食べに行っても同様とのことですが
コロナが一段落しないと、こうした根強い顧客層を持つ老舗の焼き鳥屋さんでさえ経営が厳しいようですから、新しいお店なんかは青色吐息なんでしょうね
早い時点でのコロナの終息と景気回復が待たれるところです
 

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「カレーショップ・コロンボ」
カレーでコロンボと言っても、札幌駅前の老舗の本格ルーカレーの専門店の事ではありませんし
おそらくですが関係は無いかと思われます
今回は室蘭市築地にあるカレーショップのお話し
室蘭は仕事柄よく伺うので、この店の前を通る事が多いのですが
昼飯時はいつも駐車場がいっぱいで、入店出来ずにいました
きっと美味しいのだろと思いがありましたが、今回ようやく行く機会を得ました
というもの開店30分前に伺うことが出来たからです
ただ30分前だと言うのになぜか駐車スペースは最後の1個
しかも店先にはすでにお客さんが並んでいます
いくら何でもおかしいと思っていましたが、そのわけは入店してからわかる事に

 

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そのわけは店先に掲げられていたポスターにありました
ポスターには『毎月15日はカツの日!! なんと・・・・驚愕の・・・ 500円
この機会を見逃すな!!』これだけ見てもよくわかりませんが
 

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券売機を見ると
「毎月15日限定 カツカレー500円」
これが開店前から駐車場がいっぱいでしかも開店前から並んでいる理由でした
やはり昼食にカツカレーは人気が有りますね
 

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開店時間となり店内に案内されましたが
店内の壁は、写真で埋め尽くされていますが
その中に激辛NO1.なんと35辛というものと
激盛NO1.なんと4.2kgというものが掲げられています
 

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ということで私もカツカレーをオーダー
辛さは3倍にしましたが、これが辛いのなんのって
けれどカレーは程よい酸味と玉ねぎ独特の甘さがあり
かなり美味しかった、いつも駐車場がいっぱいなのが良くわかります

ということで次回もまた15日を目指して伺いたいと思います
もっとも辛さは2倍でやめておきますが
 

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これは今年9月上旬にやはり室蘭を訪れた時のお話
昼食時、室蘭のとんかつ屋『とん食っ食』を訪れました
もともとはアーケード街にあったようですが、現在はそこから少し歩いた脇道のような小路の一角で営業しています
 

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店内にはビニールのシートが張り巡らされたり、加湿器が稼働していたり
消毒もこまめにしていたりと感染対策がしっかりなされています
今回は2人で伺っていることから、座敷に陣取ることに
 

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初めての店なので、まずは看板メニューの「とんかつ定食」をオーダー
時間がかかりますよと言われましたが、この店はオーダーを受けてからとんかつを揚げるようです
そんな揚げたてのとんかつ定食がこちら
ワカメと揚げの入った味噌汁と添え物は胡瓜の漬物とポテサラ
 

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とんかつは揚げたてという事で衣がさくさくしていているうえ
ロース肉はかなり肉厚、しかも柔らかくてジューシー
それになによりご飯が美味い(道産米だそうです)
ちなみに近くに似たようなメニューの店が有りますが、私は断然こちらが好みです


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今回連れが頼んだカツ丼は室蘭らしくボリューミー
別皿で提供されていました
ご飯が少なく感じますが、心配ありません
「800円以上の定食はご飯のおかわりを一杯することがてきます」とメニューに謳われていました
ちなみにおかわりしたご飯を残すと500円払うことになるそうです
 

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料理も美味しいですが、なにより店を切り盛りするお母さんの丁寧な接客に好感が持てます
時間もなかったので飲めませんでしたが、食後にコーヒーが提供されたりもしているので次回はもう少し時間に余裕をもって伺いたいものです



今回は9月に仕事で江別に行った際に伺った「和食や花あかり」のお話
ちなみに普段職場では弁当派なので、久しぶりの外食となります
このお店、得意さんのお隣にあることから出来たときから気になっていたお店です
 

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駐車場はお店前に10数台停められますが、私が伺った際は最後の1台分でした
そんなわけで店内も満席でしたが、ちょうど皆さん食べ終わる時間帯だったようで
すぐに席は空きました
 

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ランチメニューもありましたが
今回オーダーしたのは「うどんと天丼セット(980円)」

江別産ハルユタカを使ったといううどんは、麵が柔らかくモチモチした食感なのにコシのありますし、なにより関西風の出汁がきいていて美味しい
天丼は大きな海老・さつまいも・鶏肉・しそといった具材が丼にぎっしり載せられていてボリューミー
ごちそうさまでした
 

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タイトルにある劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」
「吟醸酒の父」と呼ばれる三浦仙三郎の酒造りを題材に、明治から令和へと引き継がれる吟醸酒への想いが綴られ
しかも映画の舞台のほとんどが酒蔵と言う、日本酒好きにはたまらない映画です
先週の11月5日金曜日、ロケが行われた広島市や東広島などで全国に先駆け上映が始まりました
 


 

似たような映画は実は3年前にも有りました
日本三大酒処の一つとして有名な東広島市・西條を舞台に、伝統文化の象徴である日本酒造りを軸としながら、その土地で暮らす人々の生活、そして幻の日本酒を巡る出会いと別れを繊細に描いた心温まる珠玉の作品
映画「恋のしずく」
これまた同様に全国に先駆け同様に広島の各所の映画館で上映されました
私の住む札幌ではその映画「恋のしずく」は何と年末年始に上映され、しかも上映期間は短く(7日間)
その年の年末年始はアンコールワットを見にカンボジアへ行っていたため、残念ながら観に行くことがかないませんでした
結局翌年の4月にようやく映画「恋のしずく」のDVDのレンタル開始とともに借りて観ることに
 

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そんな残念な経験があったことに加えて、映画「吟ずる者たち」は私の住む札幌でいつになったら見られるか(映画館のサイトを見ても上映予定には入っていません)
もうこれは広島まで飛んで行って観るしかないな~と一大決心
もっともこれにはJALのステータス維持の関係で今年もう一回有料で飛んでおかねばならないというのもありました
てことでなんだか久々に新千歳空港JALファーストクラスチェックインカウンターから旅立つことに
 

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ちなみに新千歳空港から広島空港へは飛行機の便が悪く
夜に広島に到着、朝に広島を発つそんな不便な便しかありません
これはどちらかと言うと北海道の人が広島へ行くための便ではなく
広島の方が北海道に来られる方たちの便、そんな意図を感じずにいられません
この便で広島に行くと、空港からのアクセスを考えると土日だけでは映画が見られないことになります
という事で金曜日の午後からお休みを頂き、新千歳空港へやってきたというわけです
 


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昼からお休みを頂き
会社から直接空港へとやってきましたが
この日は昼食がまだだったので、ちょっと遅めの昼食はラウンジにてエプロンに並ぶ航空機を眺めつついただくことに
 

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ラウンジは平日とあって空いていましたが、金曜日の午後という事もあり
次第にビジネスマンを中心に次々やってくることとなりました
 

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ラウンジのダイネットをみると味噌汁やスープの鍋はまだ置かれていません
いまだコロナ対策実施中
ちょっと味気ないのですが、味噌汁はサーバーから注ぐことに
 

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同じようにサーバーから注ぐプレミアムビール1杯目はキリン一番絞りプレミアム
2杯目はサントリー ザ・プレミアム・モルツ
3杯目はアサヒ ドライプレミアム豊穣
ということで4種あるうちのサッポロ クラシックは今回はパス
 

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JALダイヤモンド・プレミアムラウンジ名物の「焼きカレーパン」も午後という事でありました
ただしこの焼きカレーパンはパッケージされたものに変わっています
 

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これは以前、ラウンジで焼いていたそうですが
以前のほうがカレーがいっぱい詰まって美味しかった記憶が有ります
 

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パンはこのほか、「ミニあんぱん」と「「旨みフォカッチャ~ベーコン&チーズ~」というものが並んでいました
これは千歳に本社の有るお菓子屋「モリモト」のパン?でしょうか
 

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おにぎりのこの日のメニューは「たぬきおにぎり海老だし」「ほっけほぐしおにぎり」の2種
ほっけほぐしおにぎりが旨かった
 

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今晩の晩飯は予約してあるので昼飯はほどほどにして
マッサージチェアーでマッサージ
20分くらいしっかり揉んでもらい
走行している間に搭乗時間となり搭乗


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天気もそこそこ良く、2時間余り遊覧飛行を堪能
下降時にはゲタリンピックや下駄の町としても有名な松永の湾もくっきりと見えました
 

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たどり着いた広島空港
さてこの後、路線バスとJR山陽本線を乗り継ぎ西条を目指します


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酒都西条へ

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今年10月、広島県から4人目となる岸田新総理大臣が誕生、広島県では宮沢首相以降30年ぶりの快挙
ということで、広島空港の2階の土産屋さんで誇らしげに売られていたのは
「誕生!!キッシーはちみつレモン風味まんじゅう」と「誕生!キッシー㊗号外瓦版煎餅」
総理大臣さえも商売のネタにする、広島商人の商魂も大したものだとただただ関心
 

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そうそう空港土産売り場のお酒コーナーには
劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」公開記念限定ボトル
西条&安芸津の酒造会社8蔵分が揃えて売られていました
多少気になりますが日本酒はその8蔵のうち、西条の6蔵を回る予定なので、その時に気に入ったものを買おうと思っているのでここではパスさせていただきます
 

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広島空港に来たのならさっさと次の目的地に向かえばよいのですが
広島空港から今回の旅の目的地である西条への空港連絡シャトルバスは、コロナの影響で運休
代替となる白市行きの路線バスに乗り、白市からはJR山陽本線で西条に向かう事となりました
路線バスという事もあり、飛行機の発着時間に合わせているわけでもないので
広島空港でしばし時間が有り土産売り場をぶらついたというわけです
 

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路線バスは郊外を勢いよく走り15分ほどで白市駅へ
帰りは今回の逆コースで帰りますので、バス乗り場を確認いたします

ふとバスの行き先表示を見ると「ネオポリス東広島」とありました
気になってググってみたところ、これは大和ハウスが造成した大規模団地
全国に30ほどこうした大和ハウスの団地が有るのだそうです
 

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ここ白市駅で乗り合わせの為、20分ほど待つこととなります
ふと駅の時刻表を見てみると、広島方面へは1時間に4本ほど運行しているようですが、逆の三原方面には1時間に1~2本と極端に運行本数が減るようです
小さな駅でしたが、着いた時間が夕刻6時半ということもあり大勢の通勤客が利用していました
きっと広島市あたりから通勤客なんでしょうね
ちなみにこの白市駅は「JRシティネットワーク広島」の東端の駅となるんだそうで、広島方面から来た電車はほとんどがここで折り返すようです
元は城下町だったそうで次回はレンタカーでも借りて散策したいそんな町です
 

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そんな白市駅から西条駅までは電車で2駅
10分とかからずに到着いたしました
 

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駅から降りるエスカレーターには
「ようこそ酒都・西条へ」「Welcam to Saijo - The Capital of Sake-」と書かれた看板が・・・
よほどの自信が無ければ出せない看板ですね
西条駅に降りた時点でほんのりと酒らしき香りが漂っていたように感じましたが
気分はすでに日本酒モードへ突入です
 

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まずは今回の宿泊先である「東横イン東広島西条駅前」へ
駅からも見えていましたが、実際歩いても3分くらいの所にある便利なビジネスホテルでした
ちなみにこの週は何かの行事があったのか、翌日の土曜日ホテルは満室でした
 

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兵庫の「灘」そして京都の「伏見」と並ぶ、日本三大酒処の一つとして有名な西條
「八反」「雄町」「八反錦」「千本錦」などの酒造好適米の産地が近隣にあること
龍王山の伏流水が井戸水となって湧き出る名水の地であることと、酒の仕込みの時期には気温が4~5℃になり、日本酒造りには理想的な条件が揃っていること
そして何より「吟醸酒のふるさと」とも呼ばれ、その後も品質向上のための努力を怠らない酒造りの技術が有る事
それらがすべて合わさることにより良質な酒が造られる地としての称号として「酒都 西条」と呼ばれているのだと思います
 

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西条駅周辺に7社の酒蔵が立ち並ぶ酒の都で、駅の東側には赤い煙突と白壁の蔵が立ち並ぶ「酒蔵通り」が続いています
 

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そんな西条の酒蔵通りは
夜間ライトアップがなされ、幻想的な雰囲気を醸し出していました


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着いたばかりの西条ですが、すでに晩飯時
「蔵処 樽」と言う居酒屋を予約してありましたので、ホテルに荷物を置いたらすぐに向かいます
お店の場所は西条駅前から5分ほど歩いた「にぎわい広場」という普段は駐車場として使われている場所で
イベント時にはイベント会場となるようです
そんな一角にプレハブでしつられた蔵処 樽がありました
 

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店内には酒樽で作られたテーブル席と座敷席が有り
結構な客でにぎわっていました
 

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座敷席を予約してあったので、こちらに落ち着きます
 

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まず頼む料理は蔵人の賄い料理で酒都西条の郷土料理もある「美酒鍋」
写真は美酒鍋の具材ですが、なんとこれが一人前、しかも1800円でした
 

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鍋は美酒鍋の作り方を記した漫画マニアル
「のん太・東広島ネコさんの 東広島名物 美酒鍋の作り方」にのっとり料理いたしました
 

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料理のポイントは何といっても最初鍋で豚肉とニンニクを塩コショウで味付しつつ炒める事でしょうか
日本酒を注いで煮込み、最後は塩コショーで味を調えいただきます
シンプルな料理ですが、西条酒と野菜のうまみがギュッとつまっていて美味い

注ぐ日本酒の徳利は「加茂鶴酒造」の物でした
そういえば賀茂鶴酒造伝統の美酒鍋は元祖美酒鍋を名乗っていましたね
これが西条おお酒に合わないわけが有りません
 

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さて広島と言って忘れてならないのがカキ
今が旬ですが、カキ小屋を名乗る蔵処 樽のカキフライはこのボリュームで680円
ぷるぷるで大粒のカキを揚げたカキフライはもちろん美味しかった
 

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西条酒に漬け込んだ若鶏を米粉をまぶして揚げた「若鶏のコメカラ」
平成23年に東広島商工会議所商業部会の飲食分科会「西條お酒とお米の会議所」が開発したことからこの名が付いたのだとか
ほんのりと香るお酒の風味と米粉のカリッとした触感が楽しめました


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さて前述の料理を肴に飲むのはもちろん、日本三大銘醸地「酒都西条」の日本酒
棚には日本酒の一升瓶が並び、奥の冷倉庫にもどっさり、手前には燗酒用の器具が並んでいます
どうやら自身でここで勝手に注いで飲んだり、お燗につけたりして飲むといったセルフスタイルのようです
いかにも地元の方々といった感じの方は、この日気温が低かったことから燗酒を好んで飲んでいたようです
 

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飲み放題利き酒コース
1時間1,650円(税込)で西条酒をたっぷりと堪能しました
まずはワイングラスでおいしい日本酒アワード2018の賀茂鶴酒造の「純米吟醸一滴入魂」と幻の酒米 広島錦で醸した純米
 

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嬉しいことに冷蔵庫に入っている銘酒も飲み放題
冷酒好きの私にはたまりません
 

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続いて、賀茂鶴と福美人酒造の純米酒
 

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亀齢酒造の辛口純米八捨と白牡丹の純米吟醸
 

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賀茂泉酒造の山吹色の酒純米吟醸
 

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1時間の時間を目いっぱい使い
飲み放題利き酒コースで日本三大銘醸地「酒都西条」の日本酒をたっぷりと堪能しました







 

東広島にある映画館Tジョイ東広島へやってきました
目的は劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」を観るためです
北海道からこの映画を観るだけの為に、飛行機、バス、JR、そしてバスを乗り継ぎやってきたというわけです
 

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午後からは西条酒蔵通りの酒蔵巡りを予定していたので、あらかじめ朝一の上映チケットを予約してありました
映画館のロビーに座って上記の映画を見られるのだろうと思われる方々の顔ぶれは、幾分年配の方のように思えます
 

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鑑賞するのはシアター2
手前の通路には酒樽や映画のシーンのパネル
「吟ずる者たち」公開記念限定ボトルが展示されており、記念撮影スポットと化しておりました
 

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映画の内容はここで語るとネタバレになってしまうので控えますが、劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」
比嘉愛未さんが演じる令和の主人公である永峯明日香ですが、実はモデルがいると言われています
それが吟醸酒の父・三浦仙三郎の伝統を色濃く受け継ぎ「百試千改」をモットーにしている安芸津町の「今田酒造本店」
そこの杜氏の今田美穂氏がモデルではないのか・・・と言われているんです
 

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(今田酒造本店「富久長」HPより拝借:クリックすると「富久長」サイトへ)
 

というのも今田美穂氏は酒蔵の長女として生まれたのですが、家業であった酒蔵が嫌いで東京の大学へ進学し、卒業後も東京の百貨店などで働いていたのだそうです
けれどバブル崩壊による仕事の影響や酒蔵の後継ぎ問題が発生したりして、帰らざるを得ない状況になり実家である酒蔵に帰ってきます(映画を見れば何となく共通点が有りますね)
その後家業を継ぎ代表銘柄「富久長」の名を世に轟かす名杜氏となりました
ちなみに今田酒造本店の代表銘柄「富久長」の名は、前述の三浦仙三郎氏による命名と言われています
今田美穂氏は英国BBC放送の「今年の100人の女性(BBC's 100 Women 2020)」に選ばれたことでも有名ですが
きっかけとなった富久長杜氏の今田美穂氏が出演した
映画「カンパイ! 日本酒に恋した女たち」でその雄姿を見ることが出来ます
 


 

そうそう肝心の映画はもちろん感動もの
特にラストシーンの大和田獏さんの演技?が素晴らしかった

広島を襲った豪雨災害や政策資金難、そしてコロナの影響により制作中止も視野にあったそうですが、良くぞ完成してくれたというのが私の感想です
制作に携わったスタッフ、そしてなにより最後のテロップに流れた個人協賛者の方々に感謝感謝です
 



江戸時代に旧山陽道(西国街道)として整備された道
東西にのびる道沿いには、江戸時代には細長く連なる宿場町がありました 
 

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それが現在の「酒蔵通り」と呼ばれている町並みの元になった「四日市」という宿場
そして現代では7軒もの醸造元(蔵元)が軒を連ねる西条の酒蔵通りとして観光地化されています
通りのマンホールにも酒蔵通りをイメージしたマンホールが設置されていました
これは平成23年に酒蔵通りマンホール鉄蓋のデザイン公募を実施、選ばれたのがこのデザインなんだそうです
 

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民家の軒先にあるトレカサの看板
通常はこんな細い路に観光客は入らないといった、風情の有る裏路地
 

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そんな裏路地の先にあった、本当に隠れ家カフェ「カフェ・トレカサ」
築100年以上という明治末年に建てられた民家をリノベーションしたカフェなんだそうです
 

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ちなみに酒蔵通りに人通りはほとんど有りませんでしたが、このカフェだけ客が溢れていました
なにやら人気のカフェだそうで、予約しないとなかなか入れないそうです
ちなみに10分前に伺ったのでが、その時点ではまだ満席なんですと言われるほど
玄関先で空席待ちしているお客さんもいるし、いや〜予約しておいて良かった
 

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スタッフに10分くらいなら待っても良いですよと伝えましたが、そういえば2階が空いているとのことで2階に案内されます
食べログかなにかで見ていましたが、そういえば2階を改装して座敷席にするために休業していたとのことでしたが
是非ともそんな2階席でいただきたいと思っていたので、これは逆に嬉しい
好きな席という事で窓際のカウンター席?をチョイスしました
ここだと足を延ばして座れますし、何よりランチの大きなお盆が楽におけます
 

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ということで私が頼んだのは「牡蠣の酒蒸しとセイロ膳」(税込1,420円)
セイロは蒸したて、写真の通り熱々湯気が出ている状態で提供されました
しっかり蒸された野菜は「甘酒入りごまみそダレ」「甘酒入りゆずポン酢タレ」の2種のタレでいただきましたが
野菜の甘さがしっかりと出ていてます
 

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メニューには「広島県産かきを西条 亀齢の辛口純米酒で蒸したご当地セイロ」と有りましたが、身がふっくらしていて美味しい
付け合わせのお麩がいい感じで蒸されていてタレを絡ませて食べると旨かった
 

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我が家の奥さんは、えび餃子と彩り野菜のせいろ蒸し膳(税込1,360円)
海老餃子を1個分けていただきましたが、ぷりっぷりの餃子でした
 

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食後のコーヒーは50円プラスするとカフェラテに出来るとのこと
そんなカフェラテのラテアートは見事
 

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いや~美味しかった
なるほど予約しなければ食べられないと言うのも頷けます
てなわけで西条に来たらまた寄らせてもらいます



映画を見た後は「西条酒蔵通り」を巡りますが、最初に伺ったのは白牡丹酒造
延宝3年(1675年)年創業と、広島県内で最も古い歴史を持つ酒蔵です
 

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延宝蔵から西条酒蔵通りを挟んだ向かいにも江戸期(1830年頃)に建てられた母屋
それが現在の白牡丹酒造展示室の入口となっていました
 

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予め予約を入れてありましたので
本社展示室を見学せていただくことに
 

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白牡丹酒造の展示室には醸造用の甕や木桶の他
全国新酒鑑評会金賞受賞の賞状など、国内外のコンクールで頂いた賞状が展示されています
こうして見てみるとすごい数ですね
 

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ちなみに白牡丹は文豪夏目漱石や20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人棟方志功が愛飲したことでも有名な蔵で
特に胃弱だった夏目漱石も「白牡丹」だけは愛飲していたと言われています
展示室には棟方志功に創業300周年記念として書かれた絵画、それに版画やロゴなどが展示されています

 

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延宝蔵は入れませんが、天保蔵は一部拝見
昭和に建てられた新蔵と従来の旧蔵が並び立っていますが
天保蔵内通路から赤いレンガの煙突を見ることが出来ました
 

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天保庫内の手前に鎮守社があり
ここで酒造りの安全を祈願がなされるのだとか
 

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このあとスタッフから吟醸酒の話を聞いたのですが、これが分かりやすく
私自身が思っていた疑問が氷解するように説明してくれました
特に劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」については、私自身勝手に酒米を研ぎに研ぎまくり精米歩合を極めその精米された酒米で吟醸酒を作る「精米」にまつわる話なのだろうと勝手に勘違いしていました
精米機のブランド企業サタケの創業者である佐竹利一が出てくるとのことでてっきりそう思っていました
白牡丹のスタッフの話だと、当時の技術だといくら頑張っても精米歩合は60%が限界だったとの事です
  

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映画では、明治時代の主人公である三浦仙三郎が、「百試千改」の後、完成させた『軟水醸造法』
軟水は硬水に比べて発酵が進みにくいですが、麹を丁寧に育て、もろみを低温で長い時間をかけて発酵させ醸すといったもの
酵母が発酵を促す前に雑菌を繁殖させないための手段ですが、当時から温度管理や衛生管理にかなり気を使って醸していたようです
これにより腐造が起こりにくいのみならず、しっかりつくった麹により、香りが高く濃醇なうえ、まろやかで繊細な味わいのお酒が出来上がるとのこと、そうそれこそ吟醸酒の本質だったようです
吟醸酒っていうのは私が思っていたより、はるかに器の大きなものだという事が分かりました

しかも三浦仙三郎はこの苦心して開発した軟水醸造法の手法は惜しげもなく広島の酒蔵組合員に公開
そのおかげで全国初の清酒品評会では、竹原の藤井酒造の「龍勢」と倉橋の林酒造の「三谷春」が、優等 1 等,優等 2 等を独占
広島のお酒が灘や伏見をおさえて最高賞を獲得し、全国にその名を知らしめたようです
それが「吟醸酒の父」と言われる由縁だったのですね
吟醸酒の基礎はこうして作られましたが、精米歩合を50%以下にまでにして、大吟醸を醸す言うのは、この醸造法の後の時代の話でした

スタッフからはこれらの他に、吟醸酒や大吟醸酒などに使われる手法として酵母の発酵を停めるため醸造アルコールを使う話
(日本酒に使われる酵母菌は醪のアルコール濃度が20%ぐらいに達すると、自身が出したアルコールにより死滅する)とか
特定名称酒は麹米の使用割合が、15%以上の使用と規定されていなどの話も興味深く聞かせていただきました
いや~勉強になりました
 

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最後に折角だからと普段やって無い試飲もしていただきました
ラベルが見えると先入観が先に出てしまうと、ラベルを隠して試飲
まずは「広島の酒 原酒」加水なしで度数が20度弱と高く、やや甘口
次に三浦仙三郎の時代にはまだ叶わなかった「映画 吟ずる者たち 公開記念限定ボトル 吟ずる者たち 純米大吟醸」
そして「純米大吟醸」を頂きました
 

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帰りに白牡丹展示室 限定酒ショップで土産を購入
ここでしか買えないお酒が並んでいますが、酒まつりにおける白牡丹の振る舞い酒「純米にごり酒」を少量ですが特別に販売しているとのことで今回購入してきました
 

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白牡丹酒造展示室向かい側には西條鶴酒造
残念ながらこの日はお休みで伺う事は叶いませんでした
 

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日本三大酒処として知られている東広島市西条
JR西条駅前の「西条酒蔵通り」には7つの酒蔵が集まっていますが、これだけ近辺に複数の酒蔵が点在するのは珍しいのだそうです
日本酒好きにはたまらないシュチュエーションですが、しかもそこを訪ずね歩く「西条酒蔵通り巡り」と言う地元や西条酒を愛する親しみあふれる地元のボランティアガイドによる有料のガイドツアーがありました
緑色のジャンバーを着ている方がそのボランティアガイドですが、この日は近畿大学工学部(広島キャンパス)の学生さんの、「酒蔵通りの宝を探せ!」~観光ボランティア体験というプログラムが開催されていました

ということで私もこの東広島市観光協会にボランティアガイドのよる西条酒蔵通りまちあるきを予め予約してありました
勝手に歩き回っても楽しめますが、ガイドブックには明記されていない、地元の方ならではのいろいろな情報がガイドさんを通じて聞き出せるので、こうした街歩きのボランティアガイドは有れば極力予約して参加しているんです
それに普段から歩き回っているので酒蔵のスタッフとも顔見知りなことからスムーズに見学
写真撮影も酒蔵の方に予め了解をもらっていただいたり、1組千円のガイド料はかなりお得でした
 

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白壁やなまこ壁、赤瓦、杉玉と、酒蔵の象徴的な外観
赤煉瓦の煙突に亀齢醸造元と記されていますが、ボランティアガイドとともに最初にお邪魔するのが
甘口の酒が多い広島で、代々飲み口がスッキリとした辛口を貫いている亀齢酒造
何といっても「酒はキレイ」のキャッチコピーをもつ酒蔵です
白壁には家紋「一文字三星紋を丸で囲った紋」が蔵に彫られていますが、先祖が毛利家の家来だったということです、そうここ西条は元々毛利元就の治めた安芸国だったんですね
酒蔵に「水」の文字が書かれているのは、火事に合わないようにというまじないの意味があるのだとか
ガイドさんと歩くとこうした情報が逐次入ってきて楽しい
 

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「鶴は千年、亀は万年」
長命と永遠の繁栄の意をこめて名づけられた「亀齢酒造」
明治元年(1868年)創業
創業当時は「吉田屋」という屋号で、丹精込めて造る酒はもともと「吉田屋の酒」といわれていたそうです
その後、「鶴は千年、亀は万年」で知られる長寿のシンボルにあやかって「亀齢」と命名「長命と繁栄の酒」として知られているのだとか
 

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門手前には仕込水である竜王山の伏流水を汲むことができる井戸が有りますが、看板には「万年亀井戸(まねきいど)」と書かれていました
いつでも誰でも仕込み水を汲んでいっても良いのだそうですが、仕込み中は枯れてしまうこともあるのだとか
 

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敷地内にある酒蔵を改修した直売所兼土産物売場「万年亀舎(まねきや)」が有るので立ち寄ることに
 

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ここには日本酒にまつわるオリジナルグッズが多数並んでいます
 

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その他展示物にはウミガメの剥製や祝い酒用の酒樽
一升瓶用のラベル、酒器なども展示
 

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ついで、ここはガイドさんが顔だったようで、blogで使いたい旨、話した写真撮影もOK
そのうえ北海道からわざわざ来ているのなら折角なので試飲していきなさいと(ガイドさんは、東広島市観光協会からの情報で私が札幌から来ていることを室ています)タンクで熟成している日本酒の中から味ののっている日本酒を何種類か厳選し、ブレンドして作られるのが「吉田屋の酒」を試飲していきました
試飲しながらも、東広島市で毎年開かれている「酒まつり」を参考に、姉妹都市の関係で北広島で行われているイベント「北の酒まつりinきたひろしま」の話題で盛り上がりました
 

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ともとの屋号「吉田屋」を冠した、酒蔵に足を運んだ人しか購入できない蔵元限定酒
「吉田屋の酒」を購入して蔵を後にします
 

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ボランティアガイドと巡る西条酒蔵通り
2軒目は「賀茂泉酒造」
ちなみにこの蔵の他にも「賀茂」の名が付いた蔵が有りますが、それはこのあたりがもともと広島県賀茂郡という行政区画の区域にあたっていたからなんだそうです(現在は市町村合併により東広島市となっています)
今ではここ「賀茂泉酒造」と「賀茂鶴」酒造にその名が残っているだけなのだとか

さてその賀茂泉酒造
創立は大正元年(1912年)と100年以上の歴史が有りますが、実は西条の酒蔵の中で、最も新しい蔵元なんです
醸造アルコールなどを添加した「三増酒」が主流だった昭和40年代のはじめ、本来あるべき日本酒の姿である、米と米麹だけで醸す「純米酒」造りに取り組んだ、言わば純米醸造のパイオニアです
昭和47年、当時としては画期的な精米歩合60%の、後に言う「純米吟醸酒」を発売、その名を全国に広めたそうです
 
 
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これはボランティアガイドさんから聞いたのですが
賀茂泉酒造土蔵の妻壁には見事な大黒天と恵比寿天を描いた鏝絵が描かれていました
(ちなみに恵比寿天は、右手に賀茂泉のロゴマークが彫られた徳利を持ち、左手に大きなタイを抱えています。大黒天は米俵に立って、右手に打ち出の小づちを持ち、左手に御猪口を持っています。)


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さて賀茂泉酒造と言えば「酒泉館」
賀茂泉酒造の敷地内にある旧県立醸造支場を改築した、レトロな洋館「酒泉館」は土日祝日の営業
この日は土曜だったこともありもちろん訪問いたします
 

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酒泉館前には吟ずる者たちに登場した橋爪陽の銅像が鎮座しています
映画の中では安芸津の水が軟水であり、灘や伏見の硬水と違うことを三浦仙三郎に伝えていました
実際に橋爪陽は酒造技師広島県西条清酒醸造支場場長として西条に赴任し
西条に適した酒造法を開発した西条酒の恩人の一人とされています


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早速中へ、ここには「お酒喫茶・酒泉館」があり
賀茂泉酒造のお酒が常時20種類以上、飲み比べができる喫茶コーナーがあったはずなのですが
現在はコロナの影響で飲み比べは中止、テーブルなどは撤去され単なる販売所となっていました


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お酒喫茶・酒泉館で一番気になったのはこの「幻の酒壺」
酒泉館だけの蔵出し限定酒をガラス瓶に注ぐ量り売りしているんだそうです
残念ながらまだ仕込み時期ではないため、限定酒は有りませんでした
 

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隣のお酒図書室には
映画吟ずる者たちのロケが行われた場所があったのでここで記念撮影
 

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酒泉館裏口から外に出ましたが
酒泉館裏側にある建物はもともとお米の精米所として使われていた建物なんだそうです
 

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そんな精米所は改装して「藍染工房 藍泉館」になっており
ここで工房見学、藍染体験が出来るんだそうです
 

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そんな藍染工房藍泉館を覗いてみましたが
何だかレトロな分電盤らしきものが見て取れます、これって大正時代のものでしょうか?
その上には「摩利支天」らしき仏画が貼られていました
摩利支天のご利益として盗難、水難、火難を避けることができるといわれているので、火災からこの建物を今でも護っているのですね


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ここは賀茂泉酒造の裏側にもあたりますが、レンガではありませんがこれまたレトロな雰囲気の煙突
「本仕込 賀茂泉」と書かれていました
高さはかなりありそうです
 

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裏の空き地には、ホーローの仕込み樽が並んでいました
ガイドさんから聞いたところ、今のステンレスの仕込み樽は傷の修復は難しいそうですが
この時代のホーローの仕込み樽はガラスで修復が可能なためかえって長く持つのだとか
まぁそれでもやはり現在ではステンレスが主流ですよね
 

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ちなみに室内での利き酒はコロナ感染症予防の観点で出来ませんが、外では可能なんだそうです
ということでこれまた映画「恋のしずく」のロケで使われたベンチで


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「プレミアム飲む比べセット(賀茂泉の大吟醸バラエティセット)ハーフサイズ990円」をいただきます
 

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4種は
「純米大吟醸 生酒」
「純米大吟醸 白寿」(広島県が開発した酒米「千本錦」と酵母「広島もみじ酵母」で醸した精米歩合40%の純米大吟醸
「純米大吟醸 皇寿」(山田錦を精米歩合35%まで削り低温でじっくりと発酵)
「大吟醸 大古酒」(35%の精米歩合の大吟醸を約7年間熟成)
 

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気に入ったのが「大吟醸 大古酒」
写真で見ても山吹色の色が付いているのが分かりますが熟成され落ち着いた感じの味でした
 

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続いて高さは25メートル西条一の煙突を擁する福美人酒造
酒都西条で酒造学校と呼ばれた蔵元です
1917年に西日本中心の酒造会社の出資によってできた、日本で最初の株式会社としての酒造メーカーです。
設立の4年後から、品評会で最優秀賞を獲得するなど、その技術が高く評価されており、「どうしてそんなお酒ができるのか」「教えてもらいたい」と、酒造関係者や株主の酒造会社から技術の教授を要請されました
大正から昭和にかけて、全国の杜氏や杜氏志願者が、福美人酒造の優れた酒造りの技術を学ぼうと訪れました、そんなわけで福美人はいつしか通称「西条酒造学校」とも呼ばれるようになったのだそうです
 

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恵比寿蔵手前には、洋風外観を持つ青い建物が有ります
塗装が長いことなされていないのか、ちょっと残念な外観に
 

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酒蔵のほうは仕込み前の土曜日ということもあり、現在はひっそりとした空間でした
 

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恵比寿蔵の展示スペースは見学が可能
醸造に使われていた道具や陶器の酒樽が展示されています
 

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そんな展示物の中、特筆するのが壁一面に貼られた歴代内閣総理大臣の色紙
色紙全てには『國酒』と書かれています
前述の通称「西条酒造学校」とも呼ばれるほどの福美人酒造
西条で唯一「國酒」に認定されているようです

ちなみにこの國酒というキーワード
発端は今から30年前、大平内閣のとき、日中国交回復の晩餐会にてホスト国である中国が自国の酒「白酒」でカンペーし日本を歓待したことがありました
これ感動したのでしょう当時の大平首相は、日本には伝統の酒である日本酒や焼酎があるのに、我が国での外交晩餐会はフランス料理にワインなどで乾杯をしている、これはいけないと思い立ち、日本酒・焼酎を「國酒」と命名し、乾杯の際に使用することを提案したとのこと
何だかいい話ですね

ちなみにこの國酒の色紙は
創業明治16年の老舗の泡盛の蔵元「まさひろ酒造」
泡盛まさひろギャラリー

酒豪が競う大杯飲みが名物の奇祭「どろめ祭り」で飲まれる
高知の地酒「豊能梅」を醸す高木酒造酒蔵
などでも見ておりました

ただここ福美人酒造の國酒の色紙ですが、菅元総理までの歴代総理の色紙は有りましたが、地元広島選出の岸田総理大臣の色紙はまだ有りませんでした
英国で行われたCOP26や選挙等で忙しかったのでしょうが、是非とも早いところここに岸田総理の色紙を大々的に掲げてもらいたいものです
 

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そうそう福美人酒造と言えば忘れてならないのが、広島カープが資金難に陥り存続の危機に立った際、実際に使われた「カープたる募金」
昭和26年創立からまだ2年後には解散もしくは合併がささやかれたとき(現実に大洋ホエールズとの合併は一度承認されている)
そんな時に広島市民は老若男女問わず、カープになけなしの金を差し出した
その象徴となったのがこの「カープたる募金」なんだそうです
原爆が落とされてまだわずか6年後の話です、当時はみな生活は苦しかっただろうし
何だか泣けてくるお話です
 

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続いて恵比寿蔵の試飲・販売コーナーへ
 

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ここには自慢の銘酒や蔵限定のお酒がずらり
 

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もちろん試飲も有料で出来ますので、ここはもちろん試飲
 

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オススメ!とある3種を頂きますが
まずはスッと入る喉ごし、すっきりとした甘口「特別純米酒 ひめあま」
フルーティな香り、辛口でキレの良さ「純米吟醸 原酒 STRONG DRY」
蔵でしか味わえない、希少な逸品 ポタポタ搾る「しずく酒」
と言った具合
 

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中でも特別純米酒ヒメアマは白麹を使った飲みやすい日本酒でした
麹には白こうじを20%使用とありましたが、表示されている通り
クエン酸たっぷりですっきり爽やか、するりと呑みやすい日本酒でした
 

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ボランティアガイドと巡る西条酒蔵通り
最後を飾るのは、賀茂鶴酒造
歴史ある酒蔵等の酒造関連建築物等自体が国の登録有形文化財に登録されています
まぁ逆にそのおかげ改築などがしづらいんでしょうね
 

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赤煉瓦の煙突が2本見え酒造の町西条らしい景観が望めますが
手前が賀茂鶴酒造二号蔵煙突(明治後期)、奥の煙突が賀茂鶴酒造三号蔵煙突(大正前期)
これももちろん登録有形文化財
 

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酒蔵通りの特徴はなにも煙突だけではありません
西条酒蔵通りの建築物の中で特徴的なのが、黒い地に格子模様が付いているというなまこ壁と呼ばれる壁
白壁の酒蔵によくマッチしていますし
なかでも賀茂鶴酒造のなまこ壁がひときわ際立っています
 

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そんな酒蔵で布が干されている風景に出逢いました
干されているのは酒を絞る際に使う酒袋でしょうか
その下には仕込みが近いのか、広島産と書かれた国産加工用米(酒造用精米)が出番を待っていました
 

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続いて屋根ですが、広島県あたりの瓦屋根はほとんど赤茶色なのが特徴
なかなか良い顔をした鬼瓦や他に鳩などの鳥の瓦があり、蔵の前に展示されていました
 

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賀茂鶴酒造本社事務所 木造二階建の洋館
こちらも登録有形文化財に登録されています
昭和前期に建てられたようですが、建物の外壁は下の板に上の板を重ねていく
いわゆる「下見板張り」
私の住む札幌において重要文化財に指定されている木造建築物(豊平館や北海道大学農学部)にもよく見られる建築手法です
 

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そんな賀茂鶴酒造本社事務所の隣に、広島藩の本陣跡御門がありました
平成18年に今上天皇が皇太子時代に酒蔵通りを視察された際、この本陣跡御門のそばに記念樹が植樹されたそうです
 

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この本陣跡御門が有った場所は江戸時代に西国街道の宿場町として栄えた
西条四日市(現在のJR西条駅東側)に御茶屋と呼ばれていたそうです
そんなことが書かれていた掲示板の下には「加茂鶴 見学室直売所・駐車場」の看板が・・・
 

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ということで次は
移転して新しくなった賀茂鶴 見学室直売所へ


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酒都西条の酒蔵の中で、最も規模が大きいのが、賀茂鶴酒造
設立は大正7年(1918年)
2年ほど前に登録有形文化財(建造物)に指定された明治時代初期の建造物である酒蔵・一号蔵を改装し、見学室直売所としてオープンさせたとのこと
ということで今回、新しくなった見学コースを堪能させていただきます
 

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まずは玄関先にはつい稲干台で干されている酒米が展示されています
 

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見学室直売所にも穂の高さを見せたいのか
左から
「コシヒカリ(飯米)」
「反丹錦(酒米)」
「山田錦(酒米)」
「広島錦(酒米)」
と順を追って穂が高くなっている実物が展示されていました
広島錦のような古米は130cmほどにもなるとのことですが、得てして古米は稲の穂が高いのが特徴なんだそうです
まぁこれは現代の技術で育てやすい稲の穂が低く改良しているためかと思われます
 

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酒米を蒸す際に使う日本最大級の木製の大甑(おおこしき)の実物展示
竹で編んだタガが見事ですが、いまこうした大甑を造れる職人さんが極端に減ってしまい
直したり新しい甑を造るのが難しい状況だそうです
ちなみに職人が減った理由の一つに風呂桶が木桶からプラスチックに取って代わられたのが大きいのだとか
そうした中、賀茂鶴酒造では今でも仕込みの際に米を蒸す甑は木製なんだそうです


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麹を造る室(むろ)と呼ばれる小部屋を再現したブースもありますが
部屋は檜で覆われているようで、雰囲気が出ていますね
賀茂鶴では「酒の神が宿るという神聖な場所」
ただ、麹を造る最中は外の冷気を遮断して麹菌の生育に適した約30℃に保たれているそうで、なかなか大変そうです
 

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麹菌がさかんに生育し始めると、蒸米を小さなこの麹蓋に小分けする「盛り」が行われます
そして麹菌の生育に合わせて温度を管理するのだとか
 

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「もろみ」の工程で使用されるタンクも展示
櫂入れに使われる竹の櫂も添えられ、見学室直売所一の映えスポットとなっていました
 

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そして最後は上槽
酒を搾るのはこの「木槽(きぶね)」
今ではヤブタあたりの自動圧搾ろ過機で搾っているのでしょうけど
かつて実際に酒造りで使用されていた木槽をそのまま展示していました
 

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続いて直売所
 

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ここにはここでしか買えない
「映画 吟ずる者たち 公開記念限定ボトル」や「純米酒 にごり酒 季節限定酒」「純米酒 ひやおろし」「四杜氏四季酒 純米酒 しぼりたて」など直売所限定酒が並んでいました
 

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けれど賀茂鶴酒造と言って忘れられないのが
大吟醸酒の先駆け「大吟醸 ゴールド賀茂鶴」
 

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オバマ大統領が来日した際に安倍首相と会食した東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」
カウンターに座り安倍首相がオバマ大統領にお酌をする姿が新聞で報道されましたが、その時お酌したのが、上の写真にある「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴(角瓶180ml)」で、日本酒好きにその酒の名が広まりました
一つ気になるのが、その時何故安倍総理の地元である山口県の蔵元「旭酒造」の『獺祭』が使われないのか不思議でした
実は獺祭を出す事に対して政府関係者から提案があったそうですが、すきやばし次郎の小野次郎さんの許可が取れなかったのだとか
まぁ獺祭は土産に落ち着いたようです
 

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(賀茂鶴酒造HPより拝借)
 

というのも「すきやばし次郎」では1965年頃から「大吟醸・特製ゴールド賀茂鶴」が店に置かれ提供されていたそうで
そんな知らない酒はうちにはおけねぇといったところでしょうか
仮にも一国の首相の頼みよりも頑固な職人気質が勝っていたようです
ちなみにその小野次郎さん、お酒は嗜まない方だとか
 

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さて次はここでお楽しみの「プレミアム BAR」
ここでは大吟醸などが有料試飲できます
 

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有料試飲は「三種のみ比べ」
「純米大吟醸 広島錦」
「大吟醸 双鶴賀茂鶴」
そして本来なら「純米大吟醸 広系酒33号」のはずが、在庫が無いことから
「大吟醸 特選ゴールド賀茂鶴」
そうあのすきやばし次郎で安倍総理がオバマ大統領をもてなした際に酌み交わした日本酒になりました
試飲した感想ですが、確かに飲みやすい酒ですが私自身は普通の大吟醸にしか感じませんでした
 

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最後に酒造り解説ムービー『賀茂鶴の酒造りについて』を約10分鑑賞
イスが酒樽というのが良いですね
 

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こんな感じでボランティアガイトとともに巡る酒都西条の酒蔵通りは終了
いろいろ為になるお話を聞かせていただいたガイドさんに感謝し
次はお酒の神様を祀る「松尾神社」へ

酒蔵巡りの後は西条駅裏側にある御建公園の中にに鎮座する御建神社拝殿にて参拝
今回レンタカーを使わない旅なのでこうして交通機関や歩いて行けるのは嬉しいですね
この神社は祭神として素戔嗚命(すさのおのみこと)・事代主命 市杵島姫命等を祀られています
 

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もちろん御朱印も賜りました
 

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他の神社との違いは何といっても
寄進された酒樽が山積だということ
 

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この日、酒蔵通りをガイドさんと回りましたが
その際訪れた西条の酒蔵の酒樽がずらり
 

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続いて拝殿向かって左側にある
「御建神社 神楽殿?」
 

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この舞台で「祇園まつり」などの際に太鼓や神楽が奉納されるようです
 


 

そんな宵宮で気になったのが旧海軍駆逐艦「深雪(吹雪型4番艦)」の絵馬
「昭和60年初秋 乗組員 小川忠美」とありますので、おそらくは元乗組員小川さんが奉納したのでしょう
済州島南方海域で演習中、駆逐艦「電」と衝突し沈没大部分の乗組員は救助されたが5名が殉職しているとの事
西条からほど近い軍港の有った呉海軍基地に慰霊碑が有るそうですが、なぜここにこれが有るのか不明なんだそうです
 

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続いてここに来た目的の
拝殿向かって左側に「酒神松尾神社」がありました
昭和初年、山城伏見の松尾神社の分霊を境内に勧請し酒都西条の酒の守護神とし、毎年酒造期の11月には町内の酒造家によって厳粛に祭礼が行われているそうです
まぁ出来ることならこちらの松尾神社の御朱印も賜りたかった
御建神社の社務所で聞いたところ無いとの事でしたが、あれば酒好きの方が喜ぶと思うんですけどね
 

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西条割烹しんすけの「酒蔵御膳」

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宿泊するホテルから西国街道(山陽道)沿いに歩いて数分のところにある山陽鶴酒造へとやってきました
蔵に書かれた家紋らしきものを最初観たときはJALの鶴丸に見えてしまいました

前回伺った時に山陽鶴のおかみさんと野球の話などしながら楽しく有料試飲山陽鶴酒造試飲コーナーで角打ちのように飲みまくるさせていただいたのを覚えています
今回は伺ったのが遅かったのか、コロナの影響かお店は残念ながら閉まっていました


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さてここへやってきたわけは、前回お邪魔することのできなかった
「季節料理 割烹しんすけ」にて晩飯を食べるため
この割烹しんすけ
「ミシュランガイド2013広島 特別版」「ミシュランガイド2018広島・愛媛 特別版」
そして今年度の「ミシュランガイド2021広島」でビグルマンとして掲載されているお店で
大変人気が有るようで、この日の晩は予約の無い方は返されていたようでした
 

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お店は山陽鶴酒造の酒蔵の一部を改装して作られているだけあって、コンクリートの土間に天井の立派な梁が見て取れます
 

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今回は準備万端
窓から中庭の日本庭園の眺望を楽しめる特等席を予約してありました
 

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山陽鶴酒造の中庭だったのでしょう
なかなかの景観です
 

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通路を挟んで反対側には山陽鶴酒造をはじめとした日本酒がずらり
 

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ということでまずは山陽鶴五酒セット
(大吟醸・純米吟醸・本醸造・麗酒・おり酒)
これは食事を楽しみつつ中庭を眺めつついただきます
 

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ということでまずはチェイサー替りのビールで乾杯
続いててんぷら、冷製茶わん蒸しの載せられたお盆がやってきました
 

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次に運ばれてきたのが、三段重
間髪を置かずお造り・鯛のあら汁潮仕立てが運ばれてきました
三段重には酒粕を使った胡麻豆腐やモズク、煮凝りのゼラチンがトッピングされた海鮮サラダ、手毬寿司に鯖焼き、和風味玉と言ったものでどれもひと手間かかった職人の料理
お造りは鯛と鰹、さわら
ワサビの他にカボスが添えられていました

どうでしょう、なかなかゴージャスじゃないですか
 

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料理は特に鯛のあら汁潮仕立てが絶品でした
 

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ほどなくご飯と味噌汁が運ばれてきましたが
入野の舞茸に鯛の出汁の効いたご飯に鯛の身がまぶされていました
 

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最後にデザートを頂きお腹いっぱい
いゃ〜ご馳走様でした
京都や大坂などで日本料理を長年修業した城田慎介さんの割烹料理を堪能いたしましたが
今回頂いた酒蔵御膳は、これで3,300円と大変お得感なコース
なるほどビグルマンなわけですね

さてまだ朝の8時前ですが、酒都西条を後にします
そう飛行機がANA・JAL揃って午前便しかないのが広島~新千歳なんです
まずはJR山陽本線で西条から白市を目指しますが、西条駅では昨年2月に登場した
JR貨物「桃太郎」ラッピング仕様の新製機関車EF210形316号機「ECO-POWER 桃太郎」が構内に停まっていました
 

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もっとも乗車するのはJR西日本227系電車「レッド ウィング(赤い翼)」
広島カープ色の電車です
 

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白市駅からは路線バスである芸陽バスに乗り換え広島空港へ
その広島空港の年間利用客数は中国地方で最大
国際線ターミナルまでもつ結構大きな空港です
 

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搭乗する飛行機は午前10時50分のJL3403便ということで
2時間余り時間が有ります
晩飯にする空弁を買おうにもまだお店が空いていないので、3階の展望デッキでちょいと飛行機を眺めることに
 

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ボディングブリッジに繋げられたエアバス A321が見て取れますが、これは羽田行きかと思われます
 

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こちらはボーイング767-300ER
これも羽田行き
広島~羽田は日に16便も飛ぶ人気路線のようです
 

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そんな感じで時間をつぶしたあとは土産と弁当を買いに出発ロビーへ
 

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ここで今晩の晩飯となる空弁を買うことに
ちなみにここのお弁当屋「浜吉」さんは広島空港名物の「あなごめし」を売っていることで有名ですが、空港には珍しくなぜかクレジットカードが使えませんでした
 

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さっさとセキュリティを潜ったら
広島空港JALサクララウンジへ
4年前にリニューアルしたそうですが、今回初潜入となりました
 

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伺ったのは日曜日でしたが、搭乗時間の1時間半前という事もあり誰もおりません


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奥にリラックスエリアがあり
テーブルには電源(USB電源も)が備えられているのでこちらに陣取ります
 

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ドリンクコーナーがこちら
 

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この日は車の運転もないという事もあり
まだ朝の9時ですが、樽生ビールをいただくことに
銘柄は
「キリン一番搾り」
「サントリー モルツ」
「サッポロ 黒ラベル」
「アサヒ スーパードライ」
の4種
 

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つまみはラウンジに置いてある
「えだまめちっぷす」「うめしそ柿の種」
「えだまめちっぷす」がビールに合い美味い
 

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そうそう空弁の「あなごめし」と「二代目あなごあいのせ重」は自宅に着いてから
晩飯に頂きましたが、やはりこれは旨い
クレカ拒否のお店で拒否したい気持ちもありましたが、ここは美味しいんだから仕方ないといったところでしょうか
 

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さて天気予報に反し、この日は晴天
乗った飛行機は一路日本海方面へ
そこで鳥取県のシンボル伯耆大山が見えてきました
雲を被っており最高峰の剣ヶ峰は観ることは叶いませんでしたが、山の頂上から裾野に向けて白い筋のようなものが見えます
ちなみに伯耆大山はスサノオが八岐大蛇を退治するいわゆる「ヤマタノオロチ伝説」の候補地の一つです
ちなみに物理学者の寺田寅彦はヤマタノオロチについて溶岩流を連想させるとこう述べています
「その目は赤かがち(ほおづき)のようで、ひとつの身体に頭が8つ、尾が8つあります。その身体にはコケやヒノキやスギが生え、その長さは8つの谷、8つの山に渡り、その腹を見ると、一面がいつも血にまみれてただれています」
確かに溶岩流が土砂を溶かしながら山筋に沿って、赤く光りつつ山裾に分かれながら流れていくという情景が飛行機から眺める伯耆大山のこの白い筋を見ていると何だか想像できる気がしてきました


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さらに鳥取方面へ進んだところで眼下に鳥取砂丘を見ることも出来ました
こんな感じで遊覧飛行しながら新千歳空港へ向かう事に
 

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こんな感じで製作段階から見たくてしょうがなかった
劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」
広島で先行上映がなされると聞きわざわざ飛行機まで使って見に来ましたが
西条の酒蔵見学や、西条酒を飲みながらの食事も良かったので
まぁこれはこれでよかったという事にしておきます
私の住む札幌ではこの映画の上映は来年以降となるようですが
興味がある方がいたらぜひ映画館に足を運んで見てもらいたい映画でした
 

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今回のお話は初訪問となる「大衆食堂 半田屋」のお話し
先々週の土曜日、お墓に植えたラベンダーの雪囲いを行うため茨戸霊園に行った後、向かう事となりました
伺ったのは新道添いの大衆食堂 半田屋 新道丘珠店
 

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昔ながらの「おふくろの味」で、安く、美味しく、お腹いっぱいになるといった大衆食堂半田屋さん
まだ午前中という事もあり、いかにも朝飯用といった「おかずセット(255円)」などが並んでいました
そうした総菜やご飯に汁物、デザートがテーブルや料理カウンターにずらりと並んでいます
組み合わせが自由でメニューは無論、並んでいる皿で判断して頼めるのが嬉しいですね
そんなわけでしょうか、店内には子供連れの方や女性ひとりで来ている方がいらっしゃいました
学生や肉体労働者など大喰らいの人が食べにくる専門の店と勝手に判断していただけにちょっとびっくり


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ただし今回の目的は
「北海道米(ふっくりんこ&ななつぼし)を食べよう!キャンペーン中 1kgカレー今だけ半額」
1日10食限定
白米約3合、カレールウ通常の3倍
通常価格1,008円(税込)が今だけ半額504円(税込)というもの
 

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でカウンターで受け取った1kgカレーがこれ
何だかものすごい迫力が有ります
カレーには半田屋自慢の「にんにく七味」も振りかけいただくことに
 

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さて肝心のカレーですが、店のポリシー通りのおふくろの味
当然辛さはまろやか、スパイスの香りはほぼ有りません
ごろりと大きなジャガイモがごろごろ入っています
ご飯は北海道米(ふっくりんこ&ななつぼし)と謳っているだけあって美味しい

にしても食べても食べても減らない、特にカレーも特徴はなく単調さだけが続きへこたれそうになります
私の次にカウンターに並んだ方が、この1kgカレーの他に豚汁も頼んでいましたが、私には到底無理な量です
そういや先般伺った室蘭の「カレーショップ・コロンボ」には、4.3kgものカレーを食べた方の写真が有りましたが
いったいどうしたらそんなに食べられるの?とこいつを食べ思いました
 

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カレー皿と向き合い15分くらいかけ格闘
何とか食べきりましたが、しばらくたってもお腹が苦しかった
ということでこの日は晩飯もパスしてつまみで一杯やるだけといった1日となってしまました
やはり年を考えねばならない年齢になってしまったようです
 

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コストコで人気の惣菜デリカコーナー
ローストチキンやハイローラーBLTなど定番がずらりと並びますが、時よりそんな惣菜デリカコーナーに新製品が並びます
これは少し前のお話ですが、10月に購入した「かつサンド」がそんな新製品の中でもひときわ魅惑的なものでした
価格は1,980円(税込)1個当たりにするとおよそ330円と少しというかかなりお高めのお値段
それに加えパンには耳が付いたままとアメリカ料理にありがちな何となく大雑把なイメージの料理
その大雑把さが美味しさに繋がっていると感じるのがこのコストコの「かつサンド」
これがビールによく合うんです
今回は伊勢角ビール「熊野古道」とともにいただきました
 

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肝心のかつサンドは三元豚を使った2cmは有ろうかと思える厚切りロースカツを使用
1個のかつサンドは約200gとかなりのボリュームです
それに甘めの特製オリジナルソースがパンに絡んで美味しい
大ぐらいな私でも2個も食べればお腹いっぱいになるサンドイッチでした
 

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東京五輪に合わせて「山の日」が移動したおかげで3連休となった8月初旬
昨年高千穂に行った際、御朱印帳を購入し集めだした御朱印集めを兼ね、出雲と萩津和野を回って歩くことといたしました


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チケットはユナイテッド航空のマイルが有ったので、特典航空券で新千歳~羽田(乗り継ぎ)~萩石見を取りました
残念ながら私の住む北海道から萩石見空港へは直行便がありません
ただユナイテッド航空はJALやANAの国内線特典航空券とは違い、1回づつの搭乗に対してのマイルを特典航空券に替えるのではなく目的地までの飛行するマイル数に応じた、マイルで換算してくれるので、国内の旅行ではかなりお得感が有ります
JALやANAだと繁忙期は片道18,000マイル(新千歳~羽田9,000マイル+羽田~萩石見9,000マイル)は掛かるだろう処、6,000マイルで萩石見まで飛ぶことが出来ました
しかもユナイテッド航空はスターアライヤンスメンバーなので、あらゆるところでANAのステータスが使えるのも嬉しいですね
まずはANAプレミアム・チェックインカウンターでスムーズにチェックインさせていただきます
 

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ANAプレミアム・チェックインカウンターの奥にある専用保安検査場を抜けたら、エスカレーターで3階へ
いつもならここで正面右側のANAラウンジに向かうところですが
今回は我が家の奥さんが修行の結果ANAもダイヤモンド会員となっていたので、おこぼれで(同伴ともいう)左側のANAスィートラウンジに入れることとなりました
ちなみにANAのスィートラウンジは全国に5つ(羽田空港・伊丹空港・福岡空港・那覇空港そして新千歳空港)しかない貴重なプレミアムなラウンジです

 

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入ってすぐにANAラウンジにもある北海道の苔山をかたどった緑の山が迎えてくれました
ということで初となる新千歳空港ANAスィートラウンジ潜入
このラウンジも東京オリンピック2020に合わせ2017年にリニューアル
まだ新しさが漂っています
 

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ラウンジからは窓の外に広がるエプロンや滑走路の航空機が望めますが
低めのソファを配置し混雑時も眺めやすいよいようにしているのだとか
 

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さてまずは飲み物
特にアルコールなどが提供されるサービスカウンターがこちら
 

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生ビールは左から
「サッポロクラシック」
「サントリー ザ・プレミアムモルツ」と「角ハイボール」のコンビネーションサーバー
それと「キリン一番搾りプレミアム」
「アサヒ ドライプレミアム豊醸」
とJALのダイヤモンドプレミアラウンジ同様に日本4大メジャービールメーカーのプレミアムビールが並びます
ちなみに北海道ビールのピリカワッカは夜遅かったためか有りませんでしたが
生ビールが4種有ったら、4種飲んでしまうのが常
この羽田まで飛びますが、トイレが近くなるのでほどほどとは思いますが
ラウンジの魔力か、ついつい飲み過ぎちゃうんですよね
 

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リキュール類ですがウイスキーはサントリー「知多」「碧Ao」
焼酎は「黒霧島 EX」と「猿川」
それと日本酒は新潟の雪椿酒造「純米吟醸 ゆきつばき(越後ゆきつばき会限定酒)」
それにワインは白ワインのプロフェッショナル「ドメーヌ・タリケ シャルドネ」が冷やされていました
 

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軽食は残念ながらコロナ感染防止の観点から最小限の提供
北海道産米「ななつぼし」を使用した直巻おにぎり(昆布)
パンはYOSHIMIの「プレミアブレッド」「プレミアムブレッドくるみ」
人気のきのとやの焼きたてチーズタルトは数量限定のためか、コロナのためかはわかりませんが、残念ながらありませんでした
 

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連休がはじまる前日の夜に職場から直接伺ったことに加え
この日宿泊する東京の食堂は時短要請でみな閉まっているでしょうから東京に着いたら食べに行くところは有りません
エプロンに並ぶこの後乗り込む機材(B-787)を眺めながらの、この軽食が晩飯となりました
 

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8月初旬の連休、そろそろ旅に出たくて仕方ない方々が痺れを切らして出てきたのか、羽田空港第2ターミナル出発ロビーは凄まじく混雑していました
通常のチェックインカウンターは言うまでもなく、ANAプレミアムチェックインカウンターですら長蛇の列
長時間並んでようやくチェックイン、その後の保安検査もステータス専用のレーンでしたが、かなり並びました
チェックインカウンターと保安検査に30分近くかかったのはステータスを取って以来はじめて
いや~さすがに2020年と2021年に行われた、ANA・SFC修行者のために設けられたプレミアポイント倍付けキャンペーンが効いたのか、ANAのステータス「SFC(スーパー・フライヤーズ・カード)」保持者はかなり増えたようです
 

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ちなみに制限区画に入りANAスィートラウンジでまったりしていた時に、ふと気づいたのですが
あれっ、さっきはあんなに混んでいたのにこのラウンジはそうでもないな~と思ったときに
そういえば昨年まではステータスの関係でANAプレミアムチェックインカウンターしか通過できませんでしたが
今年はもう一つランクが上のANAスイートチェックインカウンターが使えるんだったということを思い出しました
ダイヤモントステータスはまだ希少なので、こんなに並ばなくともすんなり抜けられただろうとちょっと後悔
 

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そう今回は新千歳空港同様、ANAラウンジではなく
ANAダイヤモンド会員が入れるANAスィートラウンジに入場できました
ということで今回のエントリーは羽田空港ANAスィートラウンジ潜入記ということになります
 

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ここのANAスィートラウンジの目玉は水と緑が調和した癒し空間「THE PARK」
緑がたくさん飾られたり、柱に水が流れていたりと公園をイメージした特徴的なエリア
席の間隔もゆとりがありのんびり過ごせそうな雰囲気でした
 

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さて次は飲物と食べ物のお話し
コーヒーはエスプレッソの本場イタリアで、120年以上の伝統を誇るラバッツァのサーバーが置かれていました
ちなみにこの日は車の運転が控えているのでアルコールは飲めません
ここに生ビールはおろかウイスキーなどのスピリッツに加え日本酒やワインもあったはずですが、見たら飲みたくなるので見ないことといたしました
 

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フード類は手巻きおにぎりが、ツナマヨ、鮭、博多明太子(有明産海苔)
海苔無しのおにぎりが、生姜昆布御飯(もち麦入り)とじゃこ
パンはクロワッサンにデニッシュと言った具合
新千歳空港のそれよりも豪勢ですね
 

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ちなみに現在はANAラウンジへの飲食物の持ち込みはOK
ということで東横インの朝飯弁当を持ち込んでここで食べさせていただきます
(そうそうこのころはそれほど煩くなかったものの現在、東横インの弁当の持ち出しは現在保健所から止められているそうです)
それに加え昨今のANAラウンジは味噌汁など掬うおたまを共有せざるを得ないと言ったコロナ感染対策として、味噌汁やスープの鍋は無いことから
自宅から持参したインスタント味噌汁とラウンジのおにぎりを加え豪勢な朝食となりました
そう昨晩は晩飯をラウンジで軽く済ませていたのでお腹がすいていたんです

ちなみに札幌から来た私が感じた実感ですが、今朝の東京は気持ち涼しい
そうこの日は8月6日、札幌でオリンピックの男子マラソンが行われる日だっったんです


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乗り込む機材はエアバスA320しかもANA(全日空)といったFSC(フルサービスキャリア)でしたが、バスで乗り込む機材に向かい
ボーディングブリッジからではなくパッセンジャー・ステップ車(タラップ車)をのぼり乗機します
さすがに1日に2便しかない羽田~萩石見の路線ならではですね
 

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さてこの日の天候はまさに日本晴れ、絶好の遊覧飛行となりました
特に空港が近づき高度を下げていくと出雲大社の杜や出雲松島の海岸線がくっきりと望め
空港に着いたらここまで走らねばとその距離に圧倒されます
 

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ということで1時間40分のフライトで萩石見空港に到着
日差しが眩しい
 

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萩石見空港にはロードレーサーなどの展示物が有りましたが
萩石見空港の有る益田市は100km信号が全くない「100ZERO」が自慢
一流の田舎町益田ではサイクリスト誘客しているようで、『益田INAKAライド』なる萩・石見空港滑走路を走行そして日本海から匹見峡へ、海から山を楽しむイベントなどが行われている自転車の街なんだそうです
レンタサイクルもあるようで、のんびりサイクリングを楽しむのも良いかもしれません


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石見神楽の花形演目!「(八岐)大蛇」の展示物もありました
ということでレンタカーを借りたら、すぐに須佐神社や出雲大社を目指します
そう今回の旅も分刻みの弾丸旅行
それに加え今回はネコブルを飛び越え「トラブル」も発生してしまうなど波乱の旅となりました
 

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今回の旅の最初の目的地
萩・石見空港からレンタカーで下道を走り3時間弱
『出雲国風土記』にも登場する古社
「須佐神社」にやってきました
 

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ところが何故か私が行ったちょうどその時、すさまじい豪雨に襲われました
しかも雨が降ったのはまさにこの神社一帯だけだったようで、この後須佐神社から出雲大社に向かいましたが走り始めてすぐに道路は雨どころか乾燥路面となってしまったくらいです
どうやら私が伺った時にピンポイントで降った神社周辺だけのゲリラ豪雨だったようです
ちなみに神社で雨は穢れを落とすと言う意味で吉兆らしいので、悪いことだけではないようです
 

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さて須佐神社ですがヤマタノオロチ退治で有名なアマテラスオオミカミの弟であるスサノオノミコトを筆頭に、ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたイナダヒメノミコト(その後スサノウの奥さん)などの神様を祀る神社

 

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島根県の文化財に指定されている御本殿は柵の外からしか見られませんが、これがかえって神秘さを増しています
それでなくとも神社周辺には青々と樹木が生い茂り、幽玄な空間
「最強のパワースポット」というのも判らないわけでもありませんね
 

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御朱印をいただこうと、社務所に行ったところ
雨の勢いがさらに増してきました
御朱印帳を濡らさぬように注意して差し出しましたが


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須佐神社での御朱印は残念ながら書置きのもの
これがかえって良かった
というのはこの後行った出雲大社では、なかなか良い感じの御朱印帳を売っていたのでもちろん購入
そこに貼り付け出雲大社と須佐神社のセット
前回の高千穂シリーズとは分離して新たな出雲シリーズの御朱印帳での御朱印集めとなりました
 

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昨年、還暦をまじかに始めた御朱印集め
海外に旅行に行けなくなった事も、そのきっかけの一つですが
そんな御朱印を賜りに出雲大社へやってきました
流石は日本中の神様が10月に集まるだけあって、広大な敷地に有りました
それにしても流石は因幡の素兎の伝説のある出雲大社、狛犬ならぬ狛兎が、境内を護っておりました


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「因幡の白兎」はあの古事記にも記された神話で
大国主大神が因幡国の美しい姫に求婚するエピソードの前半に登場する物語
ワニザメをだまして向こう岸に渡ろうと考えた白兎は渡り切る手前でだまされたことに気づいたワニザメたちに体中の毛をむしり取られ丸裸にされます
そして大国主大神の兄弟たちに騙され海水で身を洗い風に乾かすよう促され実践
兎の皮はますますひどくなるというもの
そんな白兎を助けたのが大国主大神で、恩返しに八上比売との縁を取り持つというストーリーです
小学校あたりでもしかしたら習ったのかもしれない物語です
 

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そんな伝説のおかげか、縁結びといえば出雲大社と言われるくらい有名な「出雲大社」へやってきました
正面鳥居をくぐり境内へ
先ほどの須佐神社でのゲリラ豪雨がまるで嘘のような晴天です


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四の鳥居をくぐるあたりで
拝殿が見えてきます
 

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まずここでお参り
出雲大社のお参りの仕方は、一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」
大注連縄が有名な出雲大社で、実物はこんなものかと思ってしまいましたが
実は有名な大注連縄は神楽殿のもの
兎に気を取られ見過ごしてしまいました
 

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続いて、社務所に立ち寄り
御朱印を賜ります
 

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出雲大社の御朱印は「参拝」と書かれたシンプルなもの
 

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出雲大社には本殿の他にもパワースポットがいっぱい
まずは本殿の背後にある素鵞社
出雲大社の摂社でスサノオノミコトをお祀りしたお宮
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトは、英雄神として出雲に君臨
素鵞社の背後には、出雲大社を見守る八雲山の岩がせり出していますが、その八雲山は禁足地であり、一般の人は入ることができない聖域です
 

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出雲大社の御本殿裏にて、御本殿を見上げる狛犬ならぬ狛兎たち
 

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最後に大国主大神の「ムスビの御神像」
日本の荒海の向うから現れた幸魂奇魂(さきたまくしみたま)を授けられ、結びの神となられた神話に一場面
を見て出雲参りは終了


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こんな感じで兎にばかり気を取られ、有名な大注連縄のある神楽殿を見るのを忘れましたが、まさに後の祭りでした
まぁそれはまた次回のお楽しみという事で

出雲と言えば割子そば
割子(わりご)とよばれる丸い器に盛られた蕎麦が特徴で、わんこそばや戸隠そばと並んで日本三大そばと呼ばれる蕎麦
出雲大社での参拝のあと昼食に食べようとやってきました
伺ったのは創業天明年間、江戸時代後期200年以上続く出雲そば屋の老舗「荒木屋」です


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店先に来店者の写真が飾られていましたが日本テレビ「沸騰ワード」で毎回立ち食いで見事なすすりっぷりを見せてくれる立ち食いの女王こと佐藤栞里さんも訪れたことのある蕎麦屋のようです
 

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普段なら休日はかなり並ぶようですが、コロナ禍に加えここを訪れたのが午後1時半という事で
ちょうど食べ終わって帰るお客さんの多い時間帯ということもあり、すぐに座れました
 


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さてメニューに目を通しますが無論頼むのは割子そば
メニューには「名物割子そばの召し上がり方」と言ったマニアルも載っていました
1.割子そばの上に薬味を乗せてください
2.「の」の字を書くように少量のおだしをかけて召し上がって下さい
3.食べ終わりますと、残ったおだしを次の器に下げ、又おなじようにおだしをかけてお召し上がり下さい
4.残ったおだしはそば湯のなかに入れて飲んで下さいませ
 

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限定物に弱い私は
限定の『割子天ぷら蕎麦(1,610円)』を注文
天ぷらは、海老に、かぼちゃ、茄子
天つゆの代わりに抹茶塩が添えられています
蕎麦屋の天ぷらって美味しいからついつい頼んでしまいますね
それにちょっと黒みがかった蕎麦は、地元出雲の玄そばを丁寧に石臼挽きしてあるのだとか
 

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我が家の奥さんは定番の「割り子三代そば」有機卵、とろろ入り
そうそうそばつゆのウルメイワシとアゴでとった出汁が美味い
 

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ちなみに席の上には何と長嶋茂雄氏の「洗心」(昭和61年来店)と書かれた色紙が有りました
あの読売ジャイアンツ(巨人)終身名誉監督である長嶋茂雄氏も訪れたお店のようです
 

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平成12年から13年にかけて、出雲大社境内遺跡からスギの大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱が3カ所で発見されました。これは、そのうちの棟をささえる柱すなわち棟持柱(むなもちばしら)で、古くから宇豆柱(うづばしら)と呼ばれてきたものです。境内地下を流れる豊富な地下水のおかげで奇跡的に当時の姿をとどめて出土しました。(島根県立古代出雲歴史博物館HPより下の写真と共に拝借)
これは鎌倉時代前半(1248年)に造営された本殿を支えていた柱である可能性が極めて高いとのこと
 

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萩石見空港から3時間もかけ出雲に来た理由は、実は古代出雲歴史博物館でその宇豆柱から推測した巨大神殿の模型が見たかったからでした
ということで割子そばを食べた後は、出雲大社に隣接する島根県立古代出雲歴史博物館へ
 

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古代出雲歴史博物館の受付でチケットを頂きましたが、子どもおもちゃ博覧会もやっているとのことで
ついでにこちらのチケットもいただきます
 

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さて古代出雲歴史博物館のお目当である、平安時代の出雲大社本殿の高層神殿(1/10サイズの模型)がこれ
ずいぶんと長い階段ですが、長さは何と108mもあったのだとか
 

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それに加え驚愕するのはその建物の高さ
平安時代の出雲大社の高さはこの10倍の高さというから48mあったことになります
現代でも16階程度の高層マンションに相当しますから、よくぞそんなもの建てたなという思いがします
 

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そこで思い起こすのが「出雲の国譲り神話」
古事記や日本書紀の中で、天照大神の命令で出雲の大国主命が日向のニニギノミコトに、神殿建設を条件に国を譲るというお話
前述の宇豆柱などの遺跡からこ神話って本当にあった話なのではと思わせます
ただしこの後見ることとなった青銅器や剣などの遺跡などから推測する武器や当時の領土の広さやからいって、国を譲らざるを得なかったほど出雲は弱かったわけではなさそうです

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博物館には重要文化財に指定される荒神谷遺跡という古代遺跡で見つかった青銅器国宝、加茂の銅鐸も展示されていました
荒神谷遺跡ではそのほかにも、前述の話の通り過去最大である358本もの大量の銅剣に加え銅鐸や銅鉾などもたくさん出土したとの事です
当時の出雲の軍事力は強大だったようです
 

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昭和28年(1953)の遷宮の時まで、実際に使われていた「千木・勝男木」も展示されていました
杉で出来ていて、千木の長さは8m30cm、重さはなんと約500kgもあるそうです
 

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「子どもおもちゃ博覧会」のほうは昔懐かしいブリキの玩具などが展示されていましたが
残念ながら撮影禁止
唯一撮影できたのはこの昔の駅舎の様子だけでした
ちなみに北松江駅とありますが、これはここ出雲を始発とする一畑電車北松江線の終点
現在は松江しんじ湖温泉駅となっているそうです
 

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