昨夕に続きこの日もまた早朝(というか深夜でしたが)宮島沼にやってきました
というのもこの宮島沼近くに居住するパソコン通信(FCAMP)時代の友人「Watson(中嶋)さん」が
前日にFacebookでマガンの「ねぐら立ち」の様子を動画で公開してくれ
それを見た私はこれはマガンのねぐら入りよりよっぽど迫力あると思い
寝るに寝られず、早朝にやってきたわけです
ちなみに昨晩大ジョッキでビールを飲んでおり、出発前のアルコールチェッカーでのチェックは必須です
しかも夜中に灯りのほどんどない狭い道路を進んでくるわけですから、前日にバスツーで来ていて地の利があったのはかなり有益でした
ということで宮島沼でマガンを見るにはまずは「ねぐら入り」からがお勧めです
昨日ねぐら入りしてきた3万を軽く超えるマガンたちは
夜明けとともに宮島沼を飛び立ち、朝食会場(採食地)の田んぼを目指し飛んでいくこととなりますが
田んぼでのメインディシュは落穂だそうです
というのも100%の導入率の農家のコンバインですが、稲刈りで出る収穫損失は3~5%はあるとのことで
そんな落穂のお米はマガンたちの重要な餌となるようです
コンバインのおかげでマガンの飛来数が増えるとは、なんだかおもしろい話ですね
ただ最近では米農家からの転作が進み、小麦栽培に切り替えている農家も多く
宮島沼周辺の農家も同様で、道中には秋まき小麦の緑の畑も見ることになりましたが
そんな小麦畑にもマガンや白鳥の姿があり
小麦の新芽を食べているそんな姿も見ることが出来ました
さて、夜が明け周辺が明るくなってくるとマガンたちに動きがありました
沼の中央付近に集まっていたマガンたちは夜明けとともに広がり
沼岸まで広がってきました
まるで助走のための間を取っているようにも思えます
下の動画はマガンが早朝に宮島沼から一斉に飛び立つ様子を映したもの
前日の「マガンのねぐら入り」でもなかなか良いものを見せてくれましたが
空一面をマガンが覆い尽くすこの「マガンのねぐら立ち」はそれをはるかに超える感動ものの景色
朝早くに起きてやってた甲斐がありました
ということでマガンたちには空知のお米をしっかり食べて栄養を付け
カムチャッカへの旅立ちに向け体調を整えてもらいたいものです
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