佐多岬を堪能した後、向かったのが内之浦
鹿児島に来たからには『はさぶさ』も打ち上げられた
「JAXA内之浦宇宙空間観測所のミューセンター(イプシロンロケット打ち上げ場)」も訪問せねばならないということでやってきたわけです
さてその「はやぶさ」いまから11年前のblogのなかで、私自身お気に入りの動画「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」を紹介させてもらったりもしました
そんな「はやぶさ」は地球帰還後、日本の技術力の高さを示すものとして随分持ち上げられましたが
「はやぶさ」の打ち上げはけっこうひっそりと鹿児島にある内之浦宇宙空間観測所にて
2003年5月9日13時29分25秒、世界最大級の固形燃料ロケット M-Vロケット5号機により打ち上げられました
その後、小惑星探査機はやぶさは60億kmというとんでもない旅路がはじまることになります
ちなみにJAXAやNASAなど宇宙にまつわる施設を訪問するJAXA・NASA詣が現在マイブームだったりします
JAXA角田宇宙センター宇宙開発展示室
「宇宙博2014」JAXA小惑星探査機はやぶさ
宇宙博物館コスモアイル羽咋
ケネディ宇宙センター
スミソニアン国立航空宇宙博物館
JAXAの施設は見学料は無料、受付をすませ敷地内へ
日本の宇宙開発を語る上で欠かせないのが糸川英夫博士
SPACE EXPO「宇宙博2014」JAXA・NASAの挑戦でその功績を見てきたこともあります
「宇宙博2014」JAXA糸川博士のペンシルロケット
実際このJAXA内之浦宇宙空間観測所は糸川英夫博士のアイデアで山を切り開いて建設されたそうで
敷地内に糸川英夫博士の銅像がありました
銅像のある交差点を曲がって
KSセンター(観測ロケット発射場)へ
発射台はテントに覆われ覗くことはかないません
ただ、ここには単段式固体燃料ロケットS-520ロケット1号機実物大模型や
3段式固体燃料のM-3Sロケット3号機実物大模型が展示されています
そして奥の衛星ヶ丘展望台に見えているのが直径20メートルパラボラアンテナです
衛星ヶ丘展望台にも車であがり
内之浦宇宙空間観測所全体を見渡しますが
見渡す前に衛星ヶ丘展望台にある
34mパラボラアンテナを見上げます
ちなみにJAXAサイト内やツイターでみられる「うっちーさん」とは、このパラボラアンテナを指します
展望台からの景色ですが
まず目を引くのが下に見える、ミューセンターたるイプシロンロケット整備塔(打ち上げ場)
ということでこれまた、車でミューセンター台地まで降りていきます
駐車場には3段式固体燃料L-3H型ロケット
日本初の人工衛星「おおすみ」は、このロケットに直径31cm、全長5.8mの補助ブースターを搭載し、4段式とした「ラムダ4S型5号機」で打ち上げられました
「M-V(ミュー・ファイブ)型ロケット」
糸川英夫博士のペンシルロケットに起源を持つ、完全国産固体燃料ロケットであるミューシリーズの最終機種となったロケットの模型で
「はやぶさ」はこの型の5号機で打ち上げられました
奥に建っているのがミューロケット組立室です
ミューロケットの先端部分にミューロケット初期(整備塔/発射装置)の機械部品実物と書かれた看板が有り
すぐ脇には、ランチャー装置に使われた火焔偏向板や整備塔旋回台車など一時代に活躍した機械装置の一部も展示されていました
ということで話が長くなってしまったのでこのくらいにして
次は隣接する宇宙科学資料館へ
コメントする