テーブルに並ぶウニ・・・ウニ・・・ウニ・・・
夏の北海道の味覚を代表するのがこのウニです
濃厚でクリーミー、口の中で甘くとろける美味しさは、北海道の海の恵みそのもの
北海道を訪れる観光客はおろか、私たち道産子も夏のシーズンになると
ウニ丼などのウニ料理を求めて目の色を変えて走り回るそんな食材です
写真のウニは今回宿泊した萬谷旅館の初日の晩餐にて提供されました
ちなみに天売では本来なら8月末までが漁期ということで、今回9月に伺った際は食べられないと当初聞いていましたが
宿の御主人んが何らかの手段で用意してくれたようでした
しかもこれウニの殻1個当たりに2~3個分詰めているそうです
にしても~ラッキーでした
そんなウニの他にもテーブルにはこれでもかと豪華な海鮮料理が並んでいますが
今宵は天売島の萬谷旅館で豪華な晩餐となりました
萬谷旅館のような食事が看板の旅館は、どことなく郊外のレストランでシェフがその土地の食材を使って腕を振るう延長線上に滞在に関するおもてなしを備えた欧米のレストラン「オーベルジュ」を彷彿させます
ようは食べたらすぐ寝られるっていう横着な人が好むレストランですね
今回は単身赴任中で遅れてしまった我が家の奥さんの誕生祝の意味合いもあり、この萬谷旅館を選択しました
まぁススキノのちょっとした飲み屋で飲んでも同様のお金がかかりますしね
しかも萬谷旅館では、BYO(お酒の持ち込み)が可能という事で
我が家からとっておきの秘蔵っ子「上川大雪 緑丘蔵仕込み純米大吟醸 35%精米」を持参し
料理とともに冷でやることに
まぁ形は違えど、和風のオーベルジュでBYOってことで
料理はそんな日本酒に合うものばかり
お造りは、甘エビとソイ、イカ
特に甘エビ、先ほどフェリーに乗った羽幌は日本国内で甘えびの水揚量日本一を誇る港だったりしてこの辺りは美味しい甘えびが獲れることで有名ですし
他の海鮮料理を含め、この萬谷旅館の御主人が漁業権を持っていることもあり、新鮮な魚介類がこれでもかと出てきました
ソイは刺身にとどまらずあら汁でもいただきました
ワカメの磯の香りも手伝っていい味を出しています
タコの味噌和え
そう甘エビのみならず羽幌港あたりは道内でも有数の水揚量を誇る「ミズダコ」の産地
下茹ででさっと茹でられただけの新鮮なタコは私の好物でもあります
青ツブの壺煮
さて今宵のメイン料理である
天売島のウニは日本酒のおともにもしましたが
ウニ丼でもいただきます
いや~日本人に生まれてよかったと思える瞬間ですね
そのほかもテーブルに海鮮料理が並びますが、右から
「カレーの煮付け」
「イカの塩辛」
「琉球(マグロの胡麻漬け)」
「ホタテとアイヌネギ」
「ナマコ酢」
ご飯はおひつに入れられて出されていたので、遠慮なくお代わりを
ということで2杯目は琉球とイカの塩辛も海鮮丼にしていただくことに
こんなことで肉はおろか野菜もわずかな
海鮮オンリーと言った晩餐を美味しい日本酒とともに堪能いたしました
コメントする