知床斜里3日目の朝は早起きして斜里の砂浜へ
オホーツク海の知床周辺は、道内屈指の秋鮭釣りのポイント
多くの釣り人たちがこの時期、知床の海岸線に集中します
特にコロナ禍において野外のレジャーである釣りに人気が集中したのか、その数は川に遡上する鮭の数より多いのではと思えるほど(まぁそんな馬鹿な話はないんですが)
特に網走からウトロにかけての海岸には大勢のアングラーがやってくることから、海岸線に5分から10分で歩いて行ける程度の道路わきの駐車できそうな場所はかなり埋まっている状態です
私もそんな一人
ただ違うのはそれほど釣果にはこだわっておらず
こうした砂浜で海を眺めながらのんびり釣り糸を垂れる、そんな時間が好きで毎年のように秋鮭釣りに出かけます
それにこの日は竿を5本出していますが、その向こうの海別岳から朝日が昇ってくるこんな景色を眺めるのも好きだったりします
そんな竿にもガツンとあたりが来て格闘すること5分弱
70cmはあろうあろうかという大物がかかっていました
なかなか精悍な顔つきをしています
それに良い引きを味わせてくれました
これは間違いなくオスの鮭
まぁイクラはとれませんが、そのかわりに釣れたばかりの鮭の白子は生姜醤油でさっと煮ると濃厚なチーズのようで美味しんです
さらに粘って2本目にきたのはこんどこそメス
どうやらイクラが食べられそう
朝まづめの2時間余りの釣りにしてはなかなかの釣果となりました
もっとも帰ってから捌くのは大変、そう赴任先の滝川に出刃包丁やまともなまな板はないんです
まぁ赴任先の滝川のマンションに戻り
普通の三徳包丁と料理ばさみを駆使して秋鮭を三枚におろし
取り出したイクラを醤油漬けにし、鮭の切り身を焼いて親子丼にしたりなど
このあと秋鮭三昧となりました
出刃包丁もそうですが
釣り道具は近くに居住していた義理の父から譲ってもらったもの
もう20年以上、使っていて経年劣化のためリールに不具合が多く
今回の釣りでももう少し良いリールがあれば、あと2匹ほど釣れたんですけどね
そんなに良いものでなくてもよいんでそろそろ調子の悪いものから買い替えようかな
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