天候は雨
美瑛の田園を見て歩きたかったのですが、スコールのような雨が降っており
とてもそれは無理
室内で見れるものということで、やってきたのは「上富良野トリックアート美術館」
トリックアートのトップアーティスト、劔重和宗さんの作品を集めた美術館なんだそうです
館内に入ると思いのほか中はとても広く、沢山のトリックアートが並んでいます
ちなみに美術館といえば「撮影はご遠慮下さい」というのが普通ですが
ここは何と逆に写真を撮ってSNSにあげてくれといっていたりします
さてトリックアートとは
目の錯覚を利用して、不思議な迫力のある3次元空間を作り出す絵ですが
まずはこの額縁からこちらへやってきくるように見える像
迫力ありますね
ちなみにバケツは像に水でも与えるのでしょうか
像の鼻も何となく濡れています
次に見る方向で変わる不思議な絵
これは昼の小樽運河でしょうか?
逆さから見ると夜の小樽運河に様変わり
左側から見ると足をまっすぐに伸ばした女性の絵
これはきっと7年前にスペイン・マドリッドにあるプラド美術館で見てきた
フランシスコ・デ・ゴヤ屈指の代表作『裸のマハ』を模したものでしょう
ちなみに本物はこれが美術史における最初の(ヘア)ヌード画と言われています
右側から見ると
女性の膝が曲がって見えしかも筋肉質に見えるから不思議ですね
次は中世ヨーロッパのフレスコ画の世界
これは6年前に訪れた
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属の食堂に描かれた壁画
「最後の晩餐(レオナルド・ダビンチ)」を想像する絵にトリックアートらしくしかも手を加えたもの
もっとも最後の晩餐を模したものにいたずらなんかしたら、宗教団体が黙っていないでしょうからね
なんとなくそれを思わせるといった壁画でした
これなんかは絵に紙がなんかのっかっちゃっていて
ついつい取りたくなってしまいました
こんな感じで30分あまり、雨宿りしてまいりました
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