京都を象徴する存在として知られる「舞妓さん・芸妓さん」
まごうことなき日本を代表する伝統文化のひとつです
そんな舞妓さんや芸姑さんが踊りを披露したり、お客様と歓談をする場所を「お茶屋」といい、花街と呼ばれる場所にあります
ちなみにお茶屋は「一見さんお断り」の文化があることで知られており、観光客には敷居が高いものという意識がありました
そんなお茶屋のある京都最古の花街「上七軒」
京都五花街の中でひとつだけ離れた場所に位置しており、北野天満宮の門前町にありますが
室町時代から続く由緒正しい花街だったりします
そんな花街で芸を磨く演舞場が、なんと・・・なんと夏限定でビアガーデンになると聞き、早いうちから予約の上伺わせていただきました
しかも舞妓さんや芸妓さんが相手してくれるとあって、なんだか高く感じていた敷居
鼻の下伸ばしぱなしのビアガーデンとなります
玄関を入ってすぐに名札がずらり並んでいますが
たしか上七軒に在籍する舞妓さんや芸妓さんは19名
なんだか少し多いような
玄関から右に入ると、芸を磨く上七軒演舞場も見ることが出来ました
ここは舞妓さんや芸妓さんが「北野をどり」などあでやかな舞を披露する場所だったりします
総客席数410席もあり
各種公演やイベントなどの会場として歌舞練場を借りることも可能
落語会なども行われているようです
今回案内されたのが、左側の会場
途中趣きのある中庭が雰囲気を醸し出しています
右側の上七軒演舞場脇にある趣のある座敷席
赤い提灯には上七軒の天ぷら屋さん「千本今出川 天㐂」の名の提灯も見て取れますが
このあたりは上七軒の茶屋のおなじみさんたちの席、なんて勝手に想像させます
私どもが案内されたのが、天井のない土間のテーブル席
暑い夜ですが、さわやかに風が舞っているうえ
テーブルにはゆかた姿の芸舞妓が出そろい
華やいだ雰囲気に包まれまれていました
さて最初に出てきたのは、ここのコースになっている
生ビール(サントリー・ザ・プレミアムモルツ)&酒菜のセット 2,500円(税込)/名
酒菜は夏の京都らしく冷ややっこと枝豆
もちろん1杯で終わるわけもなく
樽ハイ倶楽部レモンサワーをお代わり
ちなみに飲み物はすべて千円と少しお高め
芸妓さんはさすがに話し上手
こんな感じでほんのり色づく花街の宵を愉しみました
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