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今年の2月末、国内線としては5番目となるJALダイヤモンド・プレミアラウンジ(DPラウンジ)が沖縄那覇空港に誕生いたしました
ゴールデンウイークにここ沖縄に来たわけはまだ訪れる方も少ないこのラウンジを訪れてみたい、そんな気持ちもあったからでした
ということでツアーで空港まで送っていただきましたが、荷物を預けたらすぐさま制限区画へ
混雑する那覇空港では有りましたが、DPラウンジオープンに合わせファーストクラス保安検査場も出来ていましたので、並ぶことなくここを潜り抜け
 

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那覇空港DPラウンジ初潜入
ちなみにこちらは通常の保安検査場からのラウンジの入り口(ここを出る際撮影しました)

 
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ラウンジの中心には1人での利用にお勧めの通称「神輿(みこし)席」
 

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なんとなくキャセイパシフィックのロングバーを彷彿させる提灯を提げた対面のカウンター席
その他、ラウンジの奥には落ち着いたソファコーナーが有りましたが、子供連れの家族が騒がしく壁側の席へ
 

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さて那覇空港のラウンジと言えば琉球泡盛
DPラウンジには「南風 古酒」が甕に入れられ飲んでくれとばかりに置かれています
「サントリー ウイスキー 知多」もありました
 

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以前のサクララウンジは「オリオンビール」のみでしたが、さすがはDPラウンジ
「アサヒ プレミアム生ビール熟撰」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「サッポロ エビス」
と4種の樽生ビールが楽しめます
 

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さて肝心のフードのコーナー
 

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パンは「ジミーのスウィートブレッド」
沖縄の銘店の人気商品ですが、嘉手納で寄ろうと思っていて時間が取れなく
立ち寄れなかったお店のパン
ここで食べられたのは嬉しい
 

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そのほか沖縄のフルーツタルト専門店「オハコルテベーカリー」
クロワッサン、アーサー入りのフォカッチャ、パイナップルデニッシュも並んでいました
 

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もう昼過ぎでしたので「JAL特製焼きカレーパン」もありました
ただしおにぎりなどはありません
 

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スープは「もずくスープ」と「青パパイヤのスープ」と沖縄らしいスープが2種
 

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ということでJAL特製カレーパンやもずくスープ
オリオンビールで遅めの昼食となりました
 

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帰路はエコノミー席ですが、JAL SKY NEST
しかもJクラス後ろの15Kの足元の広い席を取ってありましたので
エコノミーといえど、ゆったりのフライトとなりました
 

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機内から離陸してすぐに見えたのが
琉球温泉 瀬長島ホテル
そしてその周りに造られた話題の「ウミカジテラス」も望めました
 

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ほどなくUターンし眼下には
さきほど世界遺産 斎場御嶽から望んだ神の島 久高島を眺めて沖縄の旅は終了
 

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今回の旅の目的は沖縄で泡盛の酒蔵を巡る旅
そんな中、その琉球泡盛の黒麹菌食文化圏をユネスコの無形世界遺産に登録しようと活動されていると聞きました
私自身も応援したい気持ちが一杯ですし
沖縄には46軒もの泡盛の酒蔵があるとの事なので、これからも全酒蔵制覇に向けまた沖縄を訪れたいものです
ということで次は宮古島あたりかな

ひめゆりの塔と優美堂

LCBめんそーれ号の南部半日観光バスツアー
最後の立ち寄り場所となるのは「ひめゆりの塔」
太平洋戦争末期の激戦地、沖縄戦での悲劇の象徴となる場所で修学旅行では必ずのように立ち寄られる場所でもあります
もっともこの場所はこうしてツアーでなければ立ち寄ることはなかったかもしれません


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さて、ひめゆりの塔向かいの国道沿には観光バス用の駐車場が有りますが
その駐車場に隣接する老舗のお土産屋さん「優美堂」でここに来るまでバスガイドさんが散々お勧め?してたことから、かぼちゃを生地に混ぜ込んでいる人気商品「さーたあんだーぎー」を購入(写真右下)
 

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ついでに沖縄に来たら買おうと思っていた
泡盛で盛り上がってるシーサーの置物もここでようやく見つけこいつも購入
 

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そのまま時間通りに那覇空港まで送っていただきツアーは終了
満足のバスツーとなりました

私は人一倍船酔いしやすい体質
グラスボートに乗るさい心配があったことから食事は控えていたため
グラスボートを降りたところで遅めの朝食
新原ビーチの海の家「食堂かりか」
 

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ネパール出身のシェフ・ジェシー
インドはデリーの名店で15歳から修業を積み、インド・ネパール料理のいろはを学んだというベテラン料理人
無添加物でソースも全て手作りするカレーが絶品と聞いて、カレー好きな私はここで朝食と決めていました
 

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客席は完全オープンエア足下には白い砂浜、目の前には水平線が広がる南国食堂
日よけに頑丈な天幕が張られ、そこにテーブルとベンチが置かれています
予めオーダーし支払いを済ませた料理を
でき上がり次第、席まで料理を運んでもらうスタイルのお店です
 

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今回頼んだのは人気の「キーマカレー&エッグ」
ゴーヤが薬味に添えられているのがいかにも沖縄風です
 

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さて今回、レンタカーでの観光ではなくバスツアーを選んだわけは「お酒」
そうツアーだと飲酒運転の心配がないからです
ということで、いかにも海の家ですがオリオン生ビールをジョッキでいただくことにしました
 

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LCBめんそーれ号の南部半日観光バスツアー
世界遺産「斎場御嶽」を見て歩いた後、次のコース2つの施設に分かれます
一つが「おきなわワールド文化王国玉泉洞」
もう一つが「新原ビーチでグラスボート」でした
私どもは12年前に来た際、おきなわワールドの玉泉洞は見て歩いたことと
この日は朝から晴天、エメラルドブルーの海が映えるだろうとグラスボートをチョイスしました
ツアーバスから下車してすぐのところにある、砂浜へと向かう通路を抜けると
 
 
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目の前に飛び込んできたのが、「新原(みーばる)ビーチ」
海水の透明度も高いうえ、白い砂浜が約500メートルにわたって続いていますが
この砂浜はウミガメが産卵に訪れることもあるほどなんだそうで
沖縄の素朴な風景が360°広がる隠れ家的人気のビーチスポットです
 

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ここでの自由時間は90分ほど
グラスボートに乗ったり、遅めの朝食も取りたいと考えていたのであまり時間に余裕は有りません
ということで向かったのが、一番手前にある「新原海底観光センター」
バスガイドさんから30%割引サービス券(1,620円→1,000円)をいただいていたのでこれを使い乗船
 

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グラスボートには特段、時刻表のようなものはなく
ある程度人数が集まり次第、出発する様で
船が出たばかりだった様で待合所で客が集まるのを待ちます
その待っている間は黒糖飴とさんぴん茶をいただくことに
 

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人数がある程度揃ったようで
グラスボート「めんそーれ号」に乗船開始


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ほどなく出航
船酔いしやすい私としては少し心配ですが、窓から入ってくる海風が心地よく心配なさそう
ちなみに乗船時間は約20分とのことでした
 

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新原ビーチは遠浅の砂浜で所々にサンゴ礁が有り
船長さんは何か目標物があるのか?ピタリとそのサンゴ礁あたりに船を停泊 そんなグラスボートから見える海底の様子はまさに天然の水族館
 

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動画でも撮ってみましたがこんな感じでした
 


 

そうそう目的であった『ニモ』ことクマノミですが、船長さんもどこで暮らしているか把握していて、イソギンチャクをやどに暮らしをしている様子を見せてくれました
このあたりはさすがプロといったところでしょうか
 

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世界遺産聖地斎場御嶽

沖縄最終日、レンタカーは返却済みでしたが効果的に観光したい
ということで観光しながら安く(1,800円)那覇空港に行くことができる
LCBめんそーれ号の南部半日観光バスツアーに乗るべく予め予約してありました
 

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このバスツアー
世界遺産「斎場御嶽」をはじめ「ひめゆりの塔」、「おきなわワールド文化王国玉泉洞」または「新原ビーチでグラスボート」が楽しめるというもの
もっとも1,800円と言うツアー代金に各施設の入場料は含まれていません
ということで自分でチケットを購入して入場します
 

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まずは「斎場御嶽」
世界遺産に登録されたこともあるのでしょう
朝一の開場そうそうの入場でしたが、あまりにも観光客が多くてビックリ

というのも12年前に伺った時には私どもの他には誰もいなかった場所
世界遺産に登録されるまでは、さほど興味を持たれる観光地ではなかったんです
 

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琉球王国最高の聖地ここを巡る際の心構えを
緑の館・セーファで聞き
いざ神が降臨する場所であり聖地「斎場御嶽」へ
 

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まずは門口(ウジヨウグチ)から参道を登っていきます
 

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最初に訪れたのは
「大庫理(ウフグーイ)」
首里城正殿の二階は大庫理と呼ばれ、祭祀的な機能を持つ格式の高い場所で
ここにはその名が付けられています、というかこちらが元祖
 

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第二次大戦中、この斎場御嶽に艦砲射撃がなされ窪んだところに水が溜まって出来た池なんだだそうです
 

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御嶽の中の「超パワースポット」
寄満(ユインチ)
二本の鍾乳石が見えています
パンフレットには
『寄満とは首里城内にある建物の名前で、国王のために食事を作る厨房を指します。
当時、ここには国内外からの海幸・山幸が集まりました。それが『豊穣の寄り満つる所』と理解されていったのでしょう。』
 

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続いてここ斎場御嶽のシンボル
三庫理(サングーイ)
日本神話のなんとなく「天の岩屋戸」を彷彿させる場所です
 

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解説の掲示板を読むと
『自然岩や洞穴に囲まれたこの場所には、いくつもの拝所が集まっています。正面に見える三角形の空間の突き当たりが三庫理(サングーイ)、右側がチョウノハナの拝所で、いずれも首里城内にある場所と同じ名前を持っています。また、左側から太平洋と久高島が遠望できます。』と書かれています
 

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「久高島遥拝所」から眺む神の島・久高島
琉球王朝時代の神事が行われる」島で、五穀発祥地と伝えられイザイホーをはじめてとする多彩な祭祀行事がこの島で行われています
もしかすると日本の神話の原点がここに有るのかも知れません
 

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三庫理にはチョウノハナという拝所もあります
ちなみに日本人観光客にまじって大陸方面と思われる観光客がたくさんおりました
 

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ここ斎場御嶽の駐車場からは無人島「コマカ島」も望むことが出来ました
この島の名はここ斎場御嶽の駐車場のスタッフから聞きました
ついでに12年前に来た時はこんな駐車場はなかったよねと聞いたところ
やはりここは世界遺産指定後に随分とお金をかけ整備したとのこと
世界遺産登録が良かったのか悪かったのか、難しいところですね
 

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さて次のツアーバスの目的地は新原ビーチとなります

ヘリオスパブ国際通り店

沖縄料理ゆうなんぎいでお腹を満たし
腹ごなしに国際通りを散策していたところ
私の心を揺さぶる、とあるお店の前で足が止まりました


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それが「ヘリオスパブ 国際通り店」
ヘリオス酒造の直営店です
ヘリオス酒造は創業以降、ラム・ハブ酒・泡盛・古酒などを作っています
この蔵元は昨日の工場見学で色々情報を仕入れてきたばかり、その時も色々聞きましたが
1996年からクラフトビールの醸造を行っている泡盛の蔵元
ヘリオス酒造の運営するイギリススタイルのパブでした

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というのも沖縄料理ゆうなんぎいには、樽生ビールが無かったことから
多少は欲求不満だったようで、このディスプレイケースに並んだグラスビールのサンプルに心惹かれてしまったというわけです
 

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ということで樽生ビールに惹かれるままに店内へ
店内は天井が高く広々としたホール
イギリススタイルと言えどロンドンのパブと言うよりは、ドイツのビヤホールが頭をよぎります
 

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と言うことで席に着きます
テーブル席とカウンター席が有りますが、迷わずカウンター席をチョイス
何故かというとカウンターの目の前には、ヘリオスの定番6種の自社ブルワリーで製造された鮮度抜群のオリジナルクラフトビールの6つのタップが並んでいるからに他なりません

ちなみにここでビールをグラスに注ぐスタッフは、ビールの本場ドイツ修行を積んだ
「ディプロム ブラウマイスター」という資格を持っているのだとか
 


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6つのオリジナルビールは
「ゴーヤードライ」「バイツェン」「酵母入りラガー」「ペールエール」「ポーター」「シークヮーサーホワイトエール」
 

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もっともカウンターの奥にはヘリオス酒造が造るクラフトビールや泡盛、古酒、ラム・ウイスキーなども並びます
 

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ここでいただいたのはドイツに行って以来、病みつきになっている
ヴァイツェン白ビール「ホワイトエール」トールサイズ(650ml)
もう一つは地元の作物を使ったクラフトビールを作りたいという思いから造られた「ゴーヤーDRY」レギュラーサイズ(350ml)
ビールの苦みに加えゴーヤの苦みのきいたビールでした
次回は是非ともマースジョッキでぐいっとやりたいものです
 

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さすがは老舗の泡盛の酒蔵
お酒を醸すのは任せろと言った感のあるビールで美味しくいただきました
いま世界中でこうしたクラフトビールが流行っていますが
国内にもこうしたパブが増えているのは嬉しい限りです

沖縄料理「ゆうなんぎい」

今回の沖縄旅行のテーマは泡盛(古酒)
そんな泡盛を楽しみつつ食べるにはやはり沖縄料理がいいと「ばかりに
向ったのはホテルからもほど近い国際通りにある「ゆうなんぎい」
那覇で初めて沖縄料理の看板を掲げた沖縄料理の老舗との事ですが、アメリカ統治時代であった1970年から暖簾を下ろす、沖縄料理の老舗中の老舗です
人気店と言うこともありいつも並んでいるとの事で
開店の20分前くらいに伺いましたが、到着したときには店の前はご覧の行列でした

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ほどなく開店、店主の仕切りのもと
1組づつ店内に案内されます
 

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入ってすぐの所には、たくさんの泡盛、古酒が並びます
宮古島の「乙 菊之露 VIP ゴールド 古酒30度 」
石垣島の「琉球泡盛 八重泉 30度」
ボトルキープということはここに通う常連さんのお酒のようです
観光客目当てのお店ではないということですね
手前には席が空くのを待つ方が多いのでしょう椅子が並んでいます


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通された細長い店内は、カウンター席、テーブル席、座敷席に分かれていますが
私どもはカウンター席に案内されました
カウンターを見ると自家製果実酒が並んでいます
興味は有りますが、今回は違う目的があるんです
 

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そう今晩は泡盛と決めていました
が・・・まずはオリオンビールで喉を潤します
ここは樽生ビールをぐいっと行きたいところですが、瓶ビールしかありません
まぁ一杯飲んだら、次は泡盛に移行するんですけれどもね
 

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メニューはこんな感じ
いかにも沖縄料理がずらりと並びます
 

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ところで座ったカウンターからは、キッチンがよく見えました
目の前で作っているところを見てますが、豪快な火力を自由自在に操っています
そんな職人技が堪能できる厨房の上びは「今日のおつまみから」というのが掲げられています
こうしたメニューはお勧めであることが多い事から、この中から何品か頼むことに
 

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まずは沖縄料理の定番
「ラッキョウの天ぷら」
と、この辺で泡盛(古酒25度)に移行
一合頼むとこうしたおちょこで出てきました
グラスは2個、氷と水もついてきます
 

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「マグロの白子のバター焼き」なる珍しいメニューも頼んでみました
そう沖縄はマグロの漁獲量が多い事でも有名
美味しい生マグロが気楽に食べらますが、新鮮な生マグロがあるということは
こうした白子も食べられるということなんですね
 

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そしてもちろんここに来たら頼まねばならない
「ゆうなんぎい名物のラフテー」
ここの女将 辻野 愛子さんが自ら早朝から5〜6時間かけてじっくり泡盛と水で煮込み仕込んだ甘味噌仕立てのラフテイです
これが泡盛(古酒)によく合います
 

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隣に来られた県外だけどいかにも常連と言った方が頼んだのがそのラフテイとフーチャンプルー
フーチャンプルーって初めて聞きましたので興味もあり私も頼んでみました
するとこれが美味い
味の決め手は沖縄の車麩にあるようです
そういえば店内の棚の上に山のように車麩が積まれていました
どうやら人気のメニューのようです


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これまた沖縄名物「グルクンの唐揚げ」
追い込み漁といった伝統漁法で捕るグルクンは貴重ですがこれが美味いんです
併せるのは「瑞泉の古酒43度 1合」
これまた沖縄料理によく合います


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イカスミの焼きそばも絶品でした
 

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最後は「ジーマミ豆腐で〆」
ジーマミ豆腐はピーナッツのお豆腐
なんとなくアジアを感じる料理です
 

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ということで泡盛(古酒)と沖縄料理を堪能
ごちそうさまでした
スタッフの接客も良く人気があるのもうなずけます
次回沖縄を訪ねることが有ったらまた伺わせてもらいます

今回の沖縄旅行
夜は那覇の国際通りを飲み歩く予定でしたので


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宿は東横INN那覇国際通り美栄橋駅としました
ゆいレール美栄橋駅から歩いて5分
レンタカー屋さんも近く、東横INN経由で頼むとホテルの駐車場が使え
しかも駐車料金が無料というのも魅力でした
まぁコスパは重要ですから
 

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ちなみに予約したときはツインルームは空きが無く
エコノミーダブルでの予約でしたが、ダブルとはいえ基本シングルのお部屋
さすがに2泊はつらいと思い、チェックインの際
ツインは空いていませんか?と尋ねたところ
運よく部屋を変更してくれることになりました
部屋に入ると異様に広い
どうやら車いす対応の部屋のようです
 

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ということはこの部屋はハートフルツイン
まぁ身障者用にも利用可能な部屋のようです
ところで東横INNで身障者用の部屋というとどうしても思い出してしまうのが、偽装工事問題
東横INNが、建築審査用に偽装工事を行い、審査通過後に身障者用施設を取り除くなどの違法改造を組織的に行っていたことが判明
ハートビル法とかいう法律に違反するのだそうだが、別段建築基準法に違反しているわけではなかった
 

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そんなこともあったのでしょう
ビジネスホテルチェーン大手「東横イINN」の偽装工事問題で、「障害者用客室つくっても、年に1人か2人しか泊まりに来なくて、結局、倉庫みたいになっているとか、ロッカー室になっているのが現実」と西田憲正社長は発言してしまいました
しかもその違反をスピード違反程度と発言してしまったことにマスコミは飛びつき
車椅子の講義やら西田社長の豪邸の空撮映像をTVに映し出すなどいかにも普段TVしか見ないような情弱な人々をバックにつけその映像を流し続けました
後日あっさり西田社長は「条例違反をしました。どうもすみません」と認めた上、謝罪したのだが、この事件の根幹はどこに有るのかTVで見ることはなかったように思えます
というのも例えばこの事件が、現在のよう民泊に頼らざるを得ない状況だったら果たしてこれほどマスコミに批判されたのか?
何よりも使う側としてコストを切り詰めたうえで、女性支配人をはじめとするスタッフのきめの細かいサービスとビジネスマンに絶大な人気があったのも事実です

もしかしたらシティーホテルもビジネスホテルも一緒くたにした条例側に、実態にそぐわないきめの粗い適用が有ったのかもしれません
 

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何よりこの事件により「東横INN」が認知され
ビジネスマンだけにとどまらず、上記の情弱な方々にまで知れ渡ってしまい
かえって世間に認知され、予約が取りづらくなってしまった
なんて事になったようです

ガンガラーの谷探検ツアー

沖縄南部南城市にあるレジャー施設おきなわワールド向かいにある「ケイブカフェ(サキタリ洞)」にやってきました
ここはなんと天然の鍾乳洞そのままのオープンカフェにしたとのこと
 

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洞窟の中、しかも外は晴れているというのに
水滴が上からポタポタ滴り落ちてくるため、カフェのテーブルにはパラソルが備えられていました
 

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このケイブカフェに来た目的は
「ガンガラーの谷」を探検するため
ところでそのガンガラーの谷とは・・・
鍾乳洞が崩壊してできた谷間に、自然豊かな森が広がる神秘的なスポットです

このガンガラーの谷は自然保護や発掘調査が行われていることからガイドと一緒でないと足を踏み入れることができない神秘の谷ということで少し前に予約したうえで伺いました(下の3枚の写真はその時いただいたパンフレットです)
 

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ツアーの内容はというと鍾乳洞が崩壊してできた谷間に広がる自然豊かな森の中を、専門ガイドと一緒に歩くというもの
約1時間20分のツアーで料金は一人2,200円でした
 

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ツアー定員は20名ほど
まずは洞窟の奥にあるステージでガイドさんから概要と注意事項のガイダンスを聞きます
ガンガラーの谷はおよそ東京ドームとほぼ同じ面積(約4万7500平方メートル)
ツアーは1kmほどの道のりを約80分かけて見て回くんだそうです
 

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しかもこのガンガラーの谷に見どころは、単に沖縄の自然だけでなく
ニッポン人のルーツとされる港川人が居住していたのでは?という推測のもと
国立科学博物館と沖縄県で共同の発掘調査が行われていて
考古学や民俗学的な面からも非常に価値が高い場所だったりもします

ということでまずはサキタリ洞遺跡と呼ばれ、人が住んでいた形跡が下の写真
調査はまだ途中ですが、これまで2万年前の人々が食べたであろうカニの爪が大量に見つかったり、身につける装飾品が出ているんだとか
 

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ガイダンスを聞いた後、出がけにさんぴん茶入りの水筒を1人一つ持って
いよいよ亜熱帯植物の森を探検開始

まず目に飛び込んできたのが、この「ジャイアント・バンブー」
世界最大レベルの竹なんだそうで、1年で30mも育つんだそうです
1日に直すと8.2cm成長するのってちょっと信じがたいですね
 

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谷は自然がいっぱい
蛾の幼虫が木の枝を食べつくしているのが見て取れました
判りずらいのですが、手前の枝は元々は葉が生い茂っていたようです
 

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このガンガラーの谷の一番人気のスポットはこれ
『ウフシュ(大主)ガジュマル』
15メートルを超え推定樹齢はなんと150年
ちなみにこの時聞いたガイドさんからの話によるとガジュマルという木は少しづつ歩いているのだそうです

ちなみに「血と水の一滴」芹澤健介著にこんな話が出ているようです
『ガジュマルの枝から、ヒゲのような気根が垂れ下がっています。その気根はやがて地面に到達し、そこから水や養分を吸い始めます。
元々根があった場所よりも、新たに根を張った場所のほうが、水や養分が豊富だとすれば、やがて気根は幹となり成長を続けます。
つまり、古い幹から新しい幹へ、ガジュマルの重心が移ることになるんです。
新しい幹がより太くなり、古い幹が勢いを失えば、ガジュマルの位置が移動したことになりますね。
このことを繰り返し、ガジュマルは、より良い場所に移動し続けるのです。これは、ガジュマル自身の意思で歩いてると言っても良いでしょう。』
とのこと、何だか植物と動物の定義が判らなくなりそうです
 

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もう一つの人気スポットというかパワースポットは
種之子御嶽は「命の誕生を願う洞窟」
「イナグ洞」(女性を意味)と「イキガ洞」(男性を意味)の二つの洞窟の一帯からなるそうで、琉球時代から信仰されている御願所(ウガンジュ)なんだそうです

まずは女性の子宮をイメージさせるイナグ(女)洞
良縁や安産を願う御願所で
『母神』という看板は、シャーマンが立てて行ったんだそうです
 

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続いて向かう「イキガ洞」の中は真っ暗
予め準備してあったカンデラを持って洞窟の中へ進みますが、探検気分がいやがおうにも盛り上がってきます
洞窟の中には、でっかい鍾乳石が天井からぶら下がっていて、これがイキガ洞の「命の誕生・子の健やかな成長を願う」ご神体(シンボル)なんだそうです
 

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巨大岩が崖の上から転がってきたのを、小さな岩が受け止めてできた道
その岩もいつ崩れるかわからないことから、こうしたトンネルを通る際も気が抜けません
 

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ここも洞窟の天井が崩れてできたようですが、真ん中あたりに石を積み上げた祠のようなものがあります
ガイドさんの話では200~300年前にこの周辺に住んでいた人が作ったお墓の跡だそうです。
今は別の場所へお墓を移動したそうですが、ご家族の皆さんは時期になると毎年お参りに来ていたんだとか
 

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スタッフが手作りしたという森を見渡すツリーテラス
ここで一枚の絵を見せてもらいました
沖縄には、約 2万年前という日本最古の人類・ 港川人 (みなとがわじん) がいて
この絵はそれを元にして描かれた当時の港川人の顔だそうです
今の沖縄人(うちなーんちゅ)にもこんな方が居そうですね
ちなみにアイヌ人から見ると琉球人が遺伝的に最も近縁だそで、もしかすると私ども北海道人のルーツだったのかも知れません


ここからは、周辺の景色を眺められます
港川人が見つかった港川フィッシャー遺跡もその先にあるようですが
頭から足先までほとんどの骨が発見され、港川人1号と名付けられましたが
ほとんどが見つかったのは狭いクレバスのような隙間に落ちているところで発見されたからのようです、動物などに食い散らかされなかったのもその理由でしょう
誤って落ちたのかもしれませんが、もしかしたら埋葬されたものだったのかもしれません
 

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コースの最後はこの武芸洞
現在も発掘調査を行なっている洞窟です
洞窟ですが両端が空いていて風がよくとおります
暑い沖縄にあって天然のクーラーとの言える場所
きっと生活しやすかったんでしょうね
 

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そんな武芸洞にある、約3千年ほど前の石棺と埋葬された人骨が見つかった跡
貝を加工したビーズのブレスレットを身につけた40代くらいの男性が、この石棺に埋葬されていたそうです
いわゆるお墓なのですが、周囲と同じ高さ
そう地表近くで発見されたそうですが、通常こうした遺跡は時代と共に土が重なることから何メートルと掘らないとたどり着かないもの
これも洞窟の恩恵なんでしょうね
 

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ということで「ガンガラーの谷探検ツアー」は終了
丁寧なガイドで充分堪能いたしました
ちなみに下記のユーチューブに公式のPVがありましたので、ここにUPしておきます
 

青の洞窟のシュノーケリングを終えた後、向かったのはうるま市にある
「神村酒造 古酒蔵(くーすぐら)」
この蔵に来るきっかけは、先日「泡盛まさひろギャラリー」を訪ねた時の事
スタッフと泡盛の蔵の話をしていた時にそのスタッフが、蔵を訪ねるならここの蔵の雰囲気が一番と推薦してくれたのがこの「神村酒造」だったからです
 

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創業130年(明治15年創業)の歴史を持つ神村酒造
古酒(クース)をメインに扱う老舗中の老舗酒造所
ここを推薦してくれたまさひろギャラリーのスタッフ曰く
森の中にある蔵ということで、緑が多くとても気持ちの良いとの事
期待を持って訪れたその蔵は確かにその通りの雰囲気を醸し出していました
それもそのはずこの酒蔵の先代は
「造り手が気持ちよく働ける場所の方が絶対おいしいお酒ができるから」
という想いで平成11年に緑が多くてとても気持ちのいいうるま市の石川に移転したのだそうです

特に直売所兼試飲スペースである「神村酒造 古酒蔵(くーすぐら)」は林に囲まれていているうえ芝の管理が素晴らしく、カルフォルニアのナパバレーのワイナリーを彷彿させる泡盛の酒蔵でした
 

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古酒蔵の奥には樹々が映える庭に面したバルコニーがあり
重厚な木のテーブルとイスが置かれています
テーブルの上にはここ神村酒造製の古酒や泡盛がたくさん並んでいるので、きっとここは試飲コーナーなんでしょうね
 

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試飲コーナーには数々の賞状に加え
誇らしげに置かれた壺に入った古酒が並びます
泡盛の酒蔵はやはり壺に詰められ寝かせた古酒にこだわりが有るんですね

手前の壺からベトナム南蛮壷に入れられた2007年蒸留の古酒「守禮44度」
次に守禮原酒51度を12年前に蒸留して10年前に骨董的価値の南支南蛮壺の詰めたという古酒他にも美海窯の壺やかっちん窯の荒焼きに古酒を入れた壺もありました

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神村酒造 古酒蔵で販売されるのは、その名の通り古酒が並びます
青いボトルは「守禮BLUE 3年古酒」
それに加え「春泡盛」「夏泡盛」「秋泡盛」
『芳醇浪漫35度』の十升瓶などが並び
 

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試飲コーナーには色々並んでいますが
その中でも元祖樽貯蔵の泡盛「暖流」、「芳醇泡盛 守禮44度」が飲んでくれとばかりに置かれていました
特に「暖流」はオーク樽で貯蔵・熟成させた古酒
ウイスキーばりに炭酸に合うらしく「暖ボール」の名がつけられているらしい
 

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残念ながら車で来ているので試飲はできませんので
名護市・勝山の シークヮ-サーを 皮ごと搾った100%果汁しっくりさわやか「シークワーサードリンク」
カーブチー果汁を使用した「カーブチードリンク」と、2本の沖縄のローカルドリンクをいただきます
 

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こうして今回沖縄にて5軒の泡盛(古酒)の酒蔵を巡りましたが
泡盛をユネスコ世界遺産に登録したいのであれば、是非ともこうした酒蔵を巡るバスツアーを開発してもらいたいものです
ちなみにここ神村酒造、今回は突撃取材でしたが次回は予約の上酒蔵見学をさせてもらう予定です

恩納村の真栄田岬にある「青の洞窟」
海水の浸食によって出来た洞窟に太陽の光が差し込み反射した光が青く輝いて見えることから青の洞窟と呼ばれるようになりました
ここは「シュノーケリング」や「ダイビング」で人気のスポットです
恩納村にはいくつものアクティビティツアーを催行するマリンショップがありますが、今回チョイスしたショップが真栄田岬から歩いて5分と立地の良いマリンクラブ ナギでした
機材のレンタルやガイド料を含め1人3,800円というのもその理由ですが
 

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ユーチューブで拾った
青の洞窟コンシェルジュ 「マリンショップナギ」のシュノーケリングPR動画
当日のスケジュールもこんな感じでした
 


 

まずは申込書兼誓約書にサイン
その後、ウェットスーツを着ることに
沖縄はすでに海開きしているとはいえ、この時はまだGW前半の4月だったんです
その後シュノーケルやライフジャケットを装備します
 

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ゴツゴツした岩肌の海岸線を慎重に歩き、目的地である青の洞窟入り口(裏口)へ到着
そこから洞窟内に入りますが青の洞窟内部はドーム状で全長は約38mですが横幅は3~6mと結構狭く、しかもゴールデンウイークとあってイモ洗い状態
けれどダイビングの方は海底深く(12mくらいあるそうです)まで潜り立体的に洞窟が使えるため思ったより広々と楽しめました
 

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ちなみにこのツアーは
「デジカメ無料レンタル!」
しかもガイドスタッフが写真撮影してくれるので、かなり楽でした
下からライトアップされているような青の洞窟の様子を撮影してくれました
 

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青の洞窟を出た後はサンゴ礁をシュノーケリング
ここで熱帯魚達に餌やりをするのですが、ロクセンスズメダイなどはエサを見て近づいてきます
指まで喰いそうな勢いで手から餌をもぎ取っていきますが、その様子はまるで餌付けされているのとも思わせるほどでした
 

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最後に疲れ果てたところで記念撮影
右手の軍手は熱帯魚に喰いちぎられたかのようにも見えますね


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とうことで40分の「青の洞窟シュノーケリングと熱帯魚に餌付け体験!」は終了
マリンショップナギに戻りウエットスーツ、シュノーケルやライフジャケットを返し着替えた後、シャワーを浴び次の目的地「ガンガラーの谷」に向かいます
マリンショップナギのスタッフの皆さんありがとうございました

ところで今回、忙しいスケジュールの合間を縫ってこの青の洞窟シュノーケリングツアーに参加したわけは、次の年齢制限があったからでした
『※60歳以上のお客様は、安全面を考慮して医師の診断書が必要となります。
ツアー参加可能上限年齢は、64歳までとなります。
65才以上の方は、医師の診断書がございましてもツアーにはご参加頂けません。』

やはりこういったものは『やるなりゃ今でしょう!!』なんですね
 


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沖縄米軍基地第3弾はこの「道の駅かでな」
嘉手納基地が一望できるビューポイントとしてしられています
 

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ここの展望台からは極東における軍事の最前線
最新鋭の精鋭機がいとも簡単に見て取れてしまいます
それに加えこの展望台には、ご丁寧に有料の高倍率双眼鏡が設置
スパイスポットと化しています
せめての防御策言うわけではありませんが、双眼鏡脇の柱のはりがみに「三脚の使用は不可」と書かれていました
ちなみに上の写真の観光客はツアーバスで来られた大陸からの団体です
 

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どれ程のものが有るかと言うと残念ながらこの日はステルス戦闘機 FA-22ラプラーやFA-35は見ることは叶いませんでしたが、代わりに
対潜哨戒機 P-8Aポセイドン
普段乗る事の多い旅客機であるボーイング737から転用された改造機

もう一機はロッキード・マーチンの傑作 P3C 愛称「Orion」
潜水艦のみではなくハープーンミサイルを搭載でき対艦能力を有する対潜哨戒機
アメリカの誇る航空機メーカーの対潜哨戒機が2台仲良く並んでいました
 

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米海軍 EP-3E 電子偵察機 アリーズⅡ
長時間の滞空が可能な機体に電子戦データ収集装置を搭載した
機密度が非常に高い偵察機が丸見えです
 

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倉庫の前で機材にタラップを寄せているのが
オーストラリア空軍空中給油機 KC-30ボイジャー(エアバス A330 MRTT)
 

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ほどなくしてテイクオフ
ごう音を発して離陸していきました
 
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久しぶりにここでの撮影のため
デジイチ持ってきましたが、ミラーに着いたダスト多すぎ
札幌に戻りカメラ屋さんで修理してもらうことに
 

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ちなみに展望台にあるテーブルの一つには報道許可者専用とかかれているテーブルがあるうえ撮影ブースも柵で囲んで確保
展望台には報道カメラマンがたむろしています
どうやらここに常駐しているようです

そういえばこの翌々日、新聞報道に「嘉手納基地にオーストラリア空軍の哨戒機P8が飛来」なんてありましたが、そんな時の為に常駐しているんですね
そうここ嘉手納基地は3,700mの滑走路2本を有し、成田空港や関西空港に匹敵するほどの規模を誇る、極東最大の空軍基地ということを思い起こさせていただきました
 

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3階は米軍嘉手納基地の学習展示室
ベトナム戦争当時の機種であるB-52やF-4ファントムの模型が展示されていましたが、これらの機体は嘉手納飛行場からベトナムに飛び立っていたんですね
太平洋戦争末期沖縄からの本土爆撃もありましたが、ここ沖縄がアジアにおける要所であることがよくわかる展示だったりします
 

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2階は懐かしい感のあるレストラン「ロータリードライブイン UP-KITTY」
まだ昼には早い時間だったこともありレストランには誰も客はいませんでした
GWということで天井にコイノボリがちょっと空しく泳いでいます
 

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ここのレストランには名物のジャンボチーズバーガーがあるので
ここでそれを頼み遅めの昼食となりました
 

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名物のジャンボチーズバーガー
その名の通りジャンボ長さ約18cm、幅約8cmの大きさで普通のハンバーガーの約2倍の量
それにパティが2枚、横にトマトとポテトフライが大量に載ったボリューム感たっぷりのハンバーガー
ケチャップとマスタードたっぷりで美味しく頂きましたが、これが沖縄における唯一のハンバーガーとなりました
 

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そうそう沖縄の名物「ブルーシールアイス」
これまたボリューム感たっぷりでした
さてお腹を満たしたら次は恩納村へシュノーケリングへ
 

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さて沖縄2日目
キャンプコートニーでのフリマに参加した後、某所で所要を済ませ
向かったのが「嘉数高台公園」
この公園の展望台からは、話題の普天間飛行場が一望できます
飛行場にはMB-22Bオスプレイが駐機
いつもTVや写真で見られる風景が飛び込んできました
 

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確かに、ここから飛行場を望むと住宅地と隣接しているのがよく分かります
こんな市街地では米軍も作戦に影響が出かねないことから、移転を希望しているとも聞きます
私自身は過去の地元住民や米軍との話し合いで決まった辺野古への移転しかないだろうとは思いますが、イデオロギー闘争に加えてなぜか某国?も絡んでいるようで泥沼の様相となっているようです


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この普天間飛行場を望むのは
地球をイメージした展望台


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いまは嘉数高台公園となる嘉数高地は沖縄戦の激戦地
天然の要塞となるこの丘に陣を敷き米軍との一進一退の死闘が16日間にも及び展開したのだそうです
戦闘で使用された「トーチカ」が残されていました
いや~暑い沖縄でヘルメットに軍服と軍靴で身をまとい、こんな狭い中に閉じこもって戦ったんですね
想像を絶しました
 

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同じ摩文仁の丘にある
「京都部隊激戦死守の地」の碑
嘉数高台の守備隊には京都出身者が多かったようです
(なんと将兵2,530人余)
 

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「島根の兵奮戦之地」
 

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韓民族出身沖縄戦戦没者慰霊「青丘の塔」
それぞれの碑の前でご冥福を祈あせていただきました


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ちなみに普天間飛行場の滑走路は2,800m
3,700mの滑走路2本を有する嘉手納飛行場とは比べようもありません
確かに米空軍と米海兵隊、軍事的意味合いからは一緒にというのは難しいのかもしれませ
けれど以前、嘉手納統合も真剣に話されていた時期もあったようですが、なぜか消えてしまったようです
沖縄の基地問題の根は深そうですが、普天間飛行場が占める土地のうち、およそ92%は私有地
何と毎年60億円もの賃借料が地主に支払われているそうですが、基地が返還されると困る地主も問題の一端のようです

アメリカ合衆国海兵隊の駐屯地、キャンプコートニー
第3海兵遠征軍及び第3海兵師団の司令部が置かれるなど日本に駐留する米海兵隊の中枢機能を有している基地です
 

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ゴールデンウイーク前半の日曜の朝
ホテルで朝食もとらずに高速道路を北上
ううま市にある米軍基地キャンプコートニーにやってきました
目的は写真のこれ「FLFAMARKET THIS WEEKEND」
蚤の市といったら良いのでしょうか、俗にいうところのフリーマーケットです
ちなみにこのキャンプコートニーのフィリーマーケットを訪れるのは実に11年ぶりです

普段は入ることなどは出来ない米軍基地の中ですが、この日だけはフリーマーケットが開催されているため基地の中へ入れるんです
米軍基地を見るまたとない機会ということで、買うあてもありませんがわざわざやってきました
 

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まだ朝の6時半、開場30分前という時間でしたが、既に車が長蛇の列をなしていました
ようやく開場時間となり私も入場
普段門兵がいるあたりで止められ米兵らしきスタッフが「CARD」と語りかけてきました
IDの事だと判断し免許証を見せると「有難うございます」と流暢な日本語が返ってきます
ということでいよいよ米軍基地潜入です
 

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ちなみに在日米軍基地の中の住所はUSA(アメリカ)ということになりますので、たとえ日本にあっても通販などの送料はアメリカ国内と同じです
もっともそれだけではなくアメリカの通販の多くは米軍基地向け発送ポリシーというものがあって、通販などでは米軍基地で働く兵隊たちへは特別なルールがあるようなんです
フリーマーケットで並んでいるのは、そんな手段で手にしたのだろうアメリカ色の強い商品が多く並んでいました
特筆するのは衣類、特に子供服そしておもちゃなどが多く
彼らの家族や子供たちも普通の日常をここ沖縄で過ごしていたんだなぁと容易に想像させます

そんなここで働く米兵や家族もちも、いつまでもいるわけではなく何年かのサイクルで本国に戻ります
そんな方々が、ここ沖縄で使用していた雑貨などを処分する、そんなフリーマーケットが米軍基地でのフリーマーケットのようです

ここで一つびっくりしたのが、ここに来られている日本人
アメリカの異文化を隣に生活してきたからなのか皆さん英語が達者でした
もしかしたらセミプロの方だったかもしれませんが・・・
 

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今回私が買ったのは、TVの水平を測る大ぶりな機材
これだけ大きいとキャンピングカーの水平を測る道具にぴったり、ということで買ってきました
当初は千円と言ってましたが、とりあえず500円といったらOK
即買いでしたが、持って帰るのが結構大変な逸品でした

そうそう「MCCS(MARINE CORPS COMMUNITY SERVIES)」
在沖米軍・軍属とその家族 のために沖縄で暮らすうえで様々なサービスやプログラム、施設が野外出店

スタバのファラペチーノの瓶が珍しく、朝のコーヒー替わりに買うことといたしました
ちなみに一本300円×2本、こちらの方が高かったな~
 

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桜坂の有名ラーメン店「つけ麺SAKURA 」
いかにも隠れ家的存在で暖簾も無ければ店名もローマ字で「SAKURA」
その店名を照明で照らしているところをやっているのでしょう
ちなみに入口はなんと写真の自転車の奥に見える小さな従業員通用口のうようなところからはいるようで、頭をぶつけないよう腰をかがめて入らねばならないお店との事で何だか謎めいたお店でした
 

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そんなつけ麺SAKURAについてガイドさんから話を聞きつつ
次に向かったのが「アリエス」
ここもまた5年前の寄んな~酔んな~桜坂コースで伺ったお店でした
 

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店の奥に案内されどっかりと腰を下ろします
まず気づいたのがこの小さなのぼり
「ガイドと歩く 那覇まちあ~い 人・街・出逢い、再発見」
前回来たときは海人(沖縄の漁師さん)が来ていてその時釣った魚のことを教えてくれたりしました。
 

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ここでも歓待
宮古島出身のママが私ども6名のために地元の琉球泡盛「菊之露」を1本丸まま開けて提供してくれました
肴はまぐろの漁獲量は全国3位という沖縄の生鮮まぐろ
沖縄流の甘い醤油で頂きますが、これが美味くないわけはありませんね
 

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他にもゴーヤチャンプルーに分厚いラフテーを載せたスタミナたっぷりの皿や


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最後は沖縄の名物料理
島豆腐と揚げ豆腐の湯豆腐
出汁で煮てあるのは沖縄流なんでしょうか?
何よりもこのアリエスの沖縄流のおもてなしをたっぷり浴びてお腹一杯
沖縄初日の夜を満喫いたしました
 

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国際通りから少し外れた路地を入る小さな飲み屋街「竜宮通り」
誰がつけたか現在では通称『年金通り』とも呼ばれています
那覇のタクシーの運ちゃんにはこっちの方が通じるらしい

年金通りの名の通りお客さんの年齢層は高めではありますが、かつて隆盛を極めたころには裏桜坂と呼ばれ美しき乙姫様がいらっしゃったのであろう数多くのスナックが建ち並んでいます
泡盛のボトルを頼めば、おつまみはオマケとして付いてくるという沖縄流のお店が多く
大人数で行っても安価で飲むことができます
地元のお客さん中心ということで、ぼったくり云々は聞いたことがない
そんな飲み屋街のようです

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さて沖縄最初の夜は
【ナイトコース】寄んな~ 酔んな~ 桜坂_人気のまちま〜いナイトコース!!(2店舗分の飲食代込み(1ドリンク1プレート)で一人なんと4千円)
に参加いたしました
ホームページには『桜坂はかつて沖縄一の繁華街として名を馳せており、古き良き沖縄と新しい時代の香り漂う個性豊かな店が立ち並ぶ魅惑的な場所。ガイドとともに、桜坂界隈をまちま~いしながら、ちょい飲みし、夜の賑わいを感じませんか』と謳われています

 

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長崎の「長崎さるく」がそうだったように
ここ那覇まちま~いもボランティアガイドによるガイドツアー
観光客が訪れようもない、那覇のディープな飲み屋に2軒ばかり連れて行ってくれ
それぞれのお店でお酒1杯と料理を1品いただけるというお試しコース
(実際は看板に偽り有りと思わせるほど、お店では歓待してくれお酒や料理もそこそこ、充分に満足できるんですけどね)

ちなみにこのツアーに参加するのはこれで2回目でした
前回は5年前に同じコーツを予約し楽しみました
『那覇まちま~い「酒と小料理まこちゃんの店」』
待ち合わせ場所の「てんぶす那覇前広場」ガイドさんにお会いし話をしたところ
ちなみに今回もまったく同じお店を訪れるとの事
ガイドさんはどうやら前回と同じ方、当然私の事は覚えてはいなかったようでしたが
お店で色々な会話をしその時のエピソードを話すと次第に思い出してくれました
 

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桜坂コースの名の通りまずは「桜坂劇場」から
 

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さて一軒目に訪れたのは5年前同様
「酒と小料理まこちゃんの店」
前回同様帽子をかぶったまこちゃんが迎えてくれました
 

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先ずはオリオンビールで乾杯
我が家の奥さんは一合取りができる泡盛「残波」をチョイス
ビールを呑みほした私もご相伴に預かりました
 

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お通しは3品
本来ならこれで料理は終了のはずですが
 

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続いてお造りが出てきました
鯖や鮪の刺身に食え和え、なぜかサーモンの刺身

沖縄らしさがないなとおもっていたら有りました
イカの刺身が普段食べたことのない食感
沖縄で一番捕れるという大ぶりの「せーいか」でしょうか
沖縄の甘めの醤油によく合うイカ刺しでした
 

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次になぜか「牡蠣フライ」
 

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最後に白焼きそばで締め
使われている「ポーク缶」はチューリップ
そんな話題を出したところでガイドさんも3年前に事を思い起こしてくれました
 

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と言うことで次は前回同様、アリエスへ

『くぅーすの社 忠孝蔵』から車で10分少々
豊見城市の隣に位置する糸満市へやってきました
ここには予め予約してあった『泡盛まさひろギャラリー』があります
ということで泡盛探求4軒目は創業明治16年の老舗蔵元「まさひろ酒造」旧社名は株式会社比嘉酒造

本音を言うとてっきり私はここが『残波』で有名な有限会社比嘉酒造と勘違いしてました
名前は一緒でも全く無関係の会社なんだとか
珍しい名前ということもあり大して気にせず予約しましたが、「比嘉」とう名字はここ沖縄では割とメジャーな名前だそうです
47軒もの酒造会社のあるここ沖縄こんなこともあるんですね

 

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とはいえさすがは老舗の蔵元、見どころたっぷりで来てよかった
ちなみに頭に瓶をのせて踊る「瓶踊り」のCMで有名な泡盛を造っている会社なんだとか
 


 

入り口を潜るとそこには壷入り古酒
古酒まさひろ縄巻き五升龍壷(3万円)と三升龍壷(22千円)が並んでいますが、果たしてこの棚だけでいくらになるのと言った古酒が並びます
 

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1階ギャラリー奥にはシーサーに護られ「夫婦甕」が奉納された古酒蔵が有ります
よく見ると杉玉と「松尾大社」の札が祀られていました
松尾大社と言うと京都嵐山宮町にある神社
「神々の酒奉行である」とされる酒神として酒造関係者の信仰を集めるのが松尾神
日本酒の神さまと思っていましたが、泡盛の神さまでもあるようです
 

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さてガイドさんに案内され2階フロアーへ
ここには「泡盛歴史資料ギャラリー」があります
ガイドさん曰くこの琉球泡盛まさひろ一升瓶分のを造るために必要なタイ米はこれぐらい(1.2kg)なんだとか、1.2kgのお米は結構なカロリーです
けれどこの泡盛は驚くほどの低カロリー
そんな話を聞かせていただきました
 

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2階泡盛歴史資料ギャラリーには50年物のビンテージ泡盛コレクションもあります
第二次世界大戦後、琉球政府時代に生産された琉球泡盛のコレクション
ビール瓶をリサイクルし販売されていた頃の現物もありました
 

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2階からは泡盛の製造工程も見て取れます
ただ残念なことにこの日は土曜日
瓶詰の様子は見ることは叶いませんでした
 

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1階フロアでは蔵元限定古酒の試飲
蔵元限定 五年古酒 まさひろ甕貯蔵
ギャラリー限定 県産米まさひろ
 

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沖縄初のジャパニーズ・ジン
「まさひろオキナワジン」
6種類のボタニカル(香味植物)が使用されています
(シークワーサー・ゴーヤ・ジュニパーベリー・ローゼル・グアバ・ピーパーズ)
まさに沖縄ならではですね
 

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実をいうと試飲したかったのはコレ
「10年古酒 五頭馬」
10年以上貯蔵した熟成古酒のなかから厳選してブレンドし商品
一升がなんと一万円する古酒です
 

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さて土産を買おうとしたところ
某大陸から来られてきた方々の団体バスが・・・・
日本のツアーでもこれやってよとも思わせますが
あまりにも人が多く、土産は買えずじまいとなりました
 

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ちなみに今、隆盛を極める鹿児島の焼酎も元をただせば蒸留法は当時琉球の沖縄から原材料となる薩摩芋も野国総管が中国から持ち帰った唐芋がその初めでした
そう泡盛の手法と唐芋(薩摩芋)が鹿児島に渡り、芋焼酎として今があるのだそです

「今こそ泡盛を世界遺産に」琉球料理や黒麹菌による琉球泡盛文化圏を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録することを目指しているそうですが、そんな話を聞くとこの泡盛こそ日本の国酒
そんな思いをこの色紙に見ることが出来ました
 

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地中海をイメージした新名所「瀬長島ウミカジテラス」
これが有るのは沖縄の「琉球温泉 瀬長島ホテル
ミーハーな私もこのホテルが出来た5年ほど前に宿泊したことがあります
その際、ホテルのレストラン「風庭」で見かけたこの「忠孝酒造」の古酒を入れた甕に目を奪われたこともあり、その酒蔵の名を覚え
夜な夜な出かけた居酒屋「司球美」には忠孝酒造の泡盛があったので、ボトルを1本入れ飲んでみたところ、これがかなりいけました
ちなみに忠孝酒造は瀬長島ホテルやその居酒屋司球美と同じ豊見城市にあるといったご近所どおし
置いてあるはずですよね
 


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ということで泡盛探求3軒目は豊城の忠孝酒造
『くぅーすの社 忠孝蔵』
もちろん予め予約してあったうえ、その時間に間に合うよう
ヘリオス酒造のある名護から高速道路を駈ってやって来ました
そう私の旅はいつも十分単位で行動する弾丸旅行なんです
 

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さてその忠孝酒造
もっとも拘っていたのは泡盛を貯槽する「甕」
忠孝酒造では自社で窯を有し土造りから焼成までおこなう「甕造り」が行われていて
そこで作られた甕は琉球城焼と呼ばれています

 

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これが二代目蔵元 大城繁(現会長)の古酒造りへの想いから生まれた
「忠孝南蛮荒焼甕」
釉薬を使わない荒焼の技法で造られた甕は密度が低く漏れ出す可能性があるため長期貯蔵には向かないと言われてきましたが、そこはメイドインジャパン
豊見城村の土壌に含まれる泥灰岩土壌(ジャーガル)と呼ばれる上質な土を筆頭に独自配合の土を高温で焼き締め、保存中に泡盛がしみ出す「漏れ」がほとんど無いという甕が造られることになりました
釉薬を使わないので模様は有りませんが、その代わりに炎の色が焼き付き独特の景色となる
まさにワンオフ仕上げの甕で、くぅーすの社 忠孝蔵にはそれが誇らしげに飾られていました
 


 

二代目が甕ならば三代目は泡盛づくりそのもの
社員の醸造学博士号取得もその一つ
産学官の共同開発では沖縄県産マンゴーから採取した新酵母を活用した香味豊かな新しい泡盛「忠孝原酒」を開発したのだそうです
そんな話をガイドさんから聞き、次に向かったのが甕造りと貯蔵蔵
 

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右の建物が忠孝窯、左が木造古酒蔵となります
この貯蔵庫で面白い話を聞きました
それが『仕次ぎ』
これはウイスキーの樽では聞いたこともありませんが、沖縄独自の古酒作り法として甕を複数個用意
順次、年数の近い古酒を足すことで、古酒の風味を保ちつつ、古酒を活性化させ、なおかつ減らないという、とても合理的な保存方法が仕次で
この手法は100年、200年を超える古酒を作るための方法なんだそうです


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さて泡盛工場見学を終えたら、お楽しみの試飲タイム
ただ残念な事に車で来ていますので楽しめませんでした

工場見学の際ガイドさんに
この泡盛を「琉球泡盛文化圏」として世界無形文化遺産への登録を目指す活動をしているとの話を聞きました
私も出来ることがあればご協力差し上げたとは思いますが
宋であるのであれば是非ともカルフォルニアのナパバレーのように、「泡盛ツアーバス」を運営してもらいたいものです
 

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そこでスタッフの方が気を利かせてくれて
「黒あまざけソフトクリーム」を試食させていただきました
 

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土産売り場には美味しそうな泡盛が並びますが
他にも回るところもあり、持って帰りやすい紙パックの泡盛を購入
 

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ちなみにここ忠孝酒造の泡盛30度
普段宅飲みにも使っている泡盛
キャンプにも持っていきましたが好評でした
 

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今にも食いついてきそうなハブのはいったお酒は、一大ブームを巻き起こしたハブ酒「うるま」
造っているのはハブ酒の元祖「ヘリオス酒造」です

古くから水の都と呼ばれてきた名護には、オリオンビールの工場がありますが
このハブ酒や泡盛(古酒)を造るヘリオス酒造も名護の許田に工場を構えております
私の自宅近くのスーパーで売られるほどのメジャーな泡盛(古酒)「くら」も作っていますが、泡盛好きな私も何度か飲んで親しみもあることから、一度訪れたいと思っていました
今回の沖縄旅行の目的の一つは「泡盛酒蔵探求」
「ヘリオス酒造」では工場見学もやっていっることからあらかじめ予約したうえでやってきました
 

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予約時間になるとガイドさんがやってきて工場見学が始まりましたが、見学者は私どものみ
あまり人気がないのかとも勘繰りましたが、とりあえず専属のガイドということで色々と教えていただくことに
そのガイドさん石川県出身なんだとか
このガイドさんに丁寧に工場の説明していただき、泡盛に関する情報を色々仕入れる事ができました
ちなみに先ほど伺った泡盛【国華】の造り元「津嘉山酒造所」の秋山さんも千葉出身
いまもしかしたら泡盛を支えているのはそうした方が多いのかもしれません

まずは発酵タンクや銅製の蒸留機(ポットスチル)のある製造工場へ
ポットスチルなどは迫力ありましたが、残念ながら工場内は撮影禁止でした
まぁこうした老舗の技が近隣諸国にコピーされないようにするのも大切なことなのかもしれません
 

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蔵の脇には甕が日光浴、「荒焼(アラヤチ)」と呼ばれる無釉の焼締め甕が並んでいました
600年もの歴史を持つ泡盛、寝かせれば寝かせるほど旨い酒に育つ泡盛ですが、そんな昔から容器として存在した熟成容器は甕くらいしかなかったんでしょうね
 

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そんな伝統的な熟成容器である甕
このヘリオス酒造も甕づくりには力を入れていて、沖縄の土にこだわりがあるうえ
甕を焼く窯もヘリオスブルワリー内に造られた「主窯」で焼かれていました

ヘリオス酒造の直売所兼試飲所にはそんな甕や酒器
そして甕に入れられ熟成した泡盛(古酒)が売られてもいました
 

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こうした甕や樫樽に入れられた泡盛(古酒)を寝かすのはこの倉庫
建物にはツタが絡まった酒蔵」に歴史を感じさせます


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そして次は二の蔵(樫樽貯蔵庫)へ
建物の壁が黒いのは、黒麹菌が繁殖しているからとのことです
子の蔵は琥珀色のクースとしておなじみの古酒「くら」の熟成に使用されている
樫の樽の並ぶ巨大貯蔵庫でした
 

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ここにヘリオス酒造100年古酒の樽なるものがありました
過去琉球王朝の王様は100年レベルの古酒を楽しんだようですが、戦前の古酒は沖縄戦でほとんどが失われてしまったこともありそうした古酒は今は飲めない時代になっています
そんなこともありここヘリオス酒造ではそうした100年レベルの古酒を楽しむ為、今から貯蔵しているとの事
ちなみに現在まだ18年程しか経っていないようで、あと82年この場所で寝かされる予定のようです
この木樽の古酒を呑めるまではあと82年待たねばならぬようです
 

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さて泡盛(古酒)の工場見学がすんだら次はお楽しみの試飲
ヘリオス酒造の直売店兼試飲所へ
 

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試飲所は直売店の奥に結構なスペースで設置されていました
今回は私どものみですが、きっとバスツアーなどで大勢来られる方のための施設なんでしょうね
 

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試飲は
ヘリオスと言えばこの泡盛「轟」30度
名護を流れる「轟の滝」にちなんで名づけられた泡盛で古酒とまではいきませんがそこそこ熟成させた泡盛です
次は「蔵ねこのゆずシークヮーサー」
この商品の売上の一部は動物保護団体へ寄付されているとの事

「甕貯蔵古酒『主(ぬーし)』」
これは前述の「主窯」で焼かれた甕で熟成された古酒
そのほか「ヘリオスの手作り 泡盛仕込み 黒糖梅酒」
そしてロングセラー泡盛「古酒『くら』25度」
と楽しめるはずが私はドライバー
楽しんだのは土産に買った
「酒蔵ショップ限定 蔵 三年古酒」のみでした
 

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そうそう工場見学は我が家だけだったことに加えあれこれ質問させていただいたことが有ったためか
「名水10年古酒」に加え「くら原酒8年」そしてなんと
樫樽で12年熟成させた「くら原酒12年」まで試飲させていただきました
ここまで行くと泡盛(古酒)のレベルを突き抜けウイスキーになるようです
何だか「百年の孤独」を彷彿させます
ちなみにこのくら原酒12年は1本なんと9,400円もする超高級酒です、いや~車で来たのが悔やまれます
ここ名護に限らず私のような泡盛ファンは多いはずです、沖縄県には46の泡盛工場が有るそうなので、沖縄の観光に携わっている方にお願いとして、是非ともカルフォルニアのナパワイナリー・ツアーのような泡盛ツアーを考えてみてほしいものです
 

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さてこのヘリオス酒造、最近人気のクラフトビールも造られているようで
「ゴーヤーDRY」「青い空と海のビール」で一杯やっているシーサの飾り物もありました
 

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というのもステンレスの貯蔵タンクの前にある建物はビール工場
かなり力を入れて造っているようで、ここで造られるビールは那覇の国際通りにある「ヘリオスパブ 国際通り店」でも飲むことが出来るということで、沖縄最終日に晩飯後に立ち寄らせていただきました
 

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こうして土産物として「肉専用ペールエール」と「天使のペールエール」を購入
GW後半にキャンプの焼肉の際に楽しみました
 

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沖縄ならではのご当地のレアな鯉のぼり「カツオのぼり」
名護の街中の幼稚園か何かの施設の運動場で見かけましたが、カツオ漁の盛んな町ならではの風景です
 
 
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さてステーキを食べた後、次の目的地である許田の「ヘリオス酒造」へ向かいますが
予約した時間まで少し余裕が有りましたので、2014年日本全国道の駅ナンバーワンに輝いた 道の駅許田に立ち寄ることにしました

というのもここの道の駅では美ら海水族館など観光スポットのちょっとお得なチケットや地元特産品、沖縄の食文化が垣間見られるとあって、なんと年間約150万人の人が訪れてるというちょっと訪れたくなる道の駅なんです
 

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道の駅の屋根には「天ぷら」の看板が掲げられていましたが
その看板の下にあるお店に並ぶ「天ぷら」
いかにも沖縄のご当地天ぷらが目を楽しませてくれますし、その量が半端ありません
スタッフが次から次へと大きなフライヤーで揚げていますが、ここでは次々売れているようです
しかも安い!
この数量限定「グルクンの天ぷら」なんて、なんと200円で売られていました
この魚、沖縄料理の店で食べると結構するんですよね
先ほどステーキ(300g)なんて食べていなければ、一個食べながら次に向かいたいくらいです
他にも「紅ショウガのかき揚げ」や「白身魚(ホキ)の天ぷら」
おすすめで「もずく天ぷら」などもありました
 

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お食事処となるフードコートには
沖縄ならではの沖縄そばやタコライスそしてステーキのお店があります
特にこの「鉄板焼きステーキ」はリブロースステーキ200gが2千円と格安だったこともあり
先ほど寄った海が見えるレストラン「ふりっぱー」に入れないようでしたらここで昼食にしようと思っていたくらいです


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名護の特産品ということで、これまた寄ってきたばかりの
津嘉山酒造所の琉球泡盛「国華 42度5年古酒」「国華 42度3年古酒」も並んでいました
 

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いかにも沖縄ならではの
ボゴールパイン(通称スナックパイン)もご覧のように山盛りで並んでいます
それだけ買っていかれる方も多いのでしょう
 

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やんばる産「島らっきょう」もありました
この後、後半のGWはキャンプの予定なのでそこで島らっきょうの天ぷらをもくろんでいますが、まだ2日ほど滞在しますのでここは買わずに我慢
 

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ちなみになぜかここに北海道産玉ねぎまで売られていて少しビックリ
まぁそれだけ北海道というのがブランドなんですね


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戦後27年間にわたりアメリカに統治されていた沖縄
今もアメリカ文化が色濃くのこりますが、そんなアメリカ文化を思わせるものにステーキがあります
 

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沖縄は那覇の国際通りなど多くのステーキハウスがひしめいており、飲んだ後の締めはラーメンならぬステーキという文化があるくらいです
折角沖縄に来たのならステーキを愉しもうとやってきたのは名護にある
海が見えるレストラン「ふりっぱー」でした
沖縄にやってきた初日に名護でステーキが食べれるのは朝一の飛行機でやってこれたからの特権ですね
特に今回ゴールデンウイーク初日ということもあり、美ら海水族館へと続く道路に面したこのステーキ屋さんは行けるとしたらこのタイミングしかないな~と当初からもくろんでいました
 

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津嘉山酒造所の酒蔵見学を終え、到着したのが正午少し前
店内はご覧の通り満席でした
さほど待つことなく小上りの席に案内されます
創業1971年のこのレストラン、コスパの良いステーキが食べられるお店として地元の方にも人気のお店のようです
客層も豊かなようで地元客に混じって私どものような観光客もいるようですが
明らかに中華系と思われる家族連れの方も見受けられました
 

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メニューを見ると、お勧めはステーキのようでメニューの大半を占めています
コスパの良いランチプレートや幕の内弁当を食べている方もいますが、きっと地元の方なのでしょうね
私どもは折角ここまでやってきたのですから、やはりステーキを頼むことに
 

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私が頼んだのは「ジャンボサーロインステーキ(300g)」2,600円
ご飯にコーンスープ、サラダとコーヒーが付いてきます

ということで出てきたのがこちら
300gのステーキは結構な迫力ですね
ニンニクのすりおろしがこれでもかと添えられていました
ミディアムレアでたのみましたが、ようやく完食と言ったところです
付け合わせにはブロッコリーにポテトとミートソーススパゲティ
ナポリタンではなくアメリカンなミートソーススパゲティーというのがここ沖縄流
ミートソースはポテトにも合います
 

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ステーキに掛けるのは、ふりっぱー自家製ステーキソース
『ニンニク醤油をベースに野菜をたっぷり加えヘルシーに仕上げました
さっぱりとした程よい酸味がステーキはもちろん、
サラダや揚げ物などいろんな料理とよく合います。
爽やかな手作りの味をお楽しみください。」とのことです

このステーキソースがここのステーキによく合いました
やはり牛肉に一番合うソースは醤油なんですね
 

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ちなみに我が家の奥さんが頼んだのはここの一番のお勧め
「ふりっぱーヒレステーキ(200g)」
こちらも美味しそうです
 

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会計を済ませようとしたところ
美味しそうな手作りパイが並んでいました
「カスタード、アップル、チーズ、ブルーベリー、チーズブルーベリー」が1個55円で売られています
当然これらも併せて会計し、お土産に
ちなみにここのお店はカードは不可
というか沖縄では観光地以外のお店はほとんどの店でカードが使えません
これまた沖縄の文化なのかな
 

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今回の沖縄旅行の目的は泡盛の蔵めぐり
5年前に沖縄を訪れた際、飲んだ泡盛が美味しくしかも安価ということもあり気に入り
それ以来、沖縄フェアーなどで見かけるたびに購入し飲んでいるお酒です
けれど実際泡盛を醸している蔵は見たことがなく、今回の沖縄旅行で観て歩こうとここに来る数日前に予め数カ所ばかり酒蔵見学を予約してありました
まず最初に訪れたのは名護市内にある泡盛【国華】の造り元「津嘉山酒造所」
大正13年創業で沖縄にただ一つ、戦前から残る由緒ある泡盛工場なんだそうです
 

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非常に重く硬い材「黒檀」
その性質を使い印鑑や高級家具、仏壇、楽器などに使われる材木で沖縄では三線の棹材になる事でも知られています
もっとも固いだけあって成長も遅く、大きくなった黒檀はそれだけでも珍しいのですが、そんな黒檀の木々に囲まれた風情のあるこの建物が津嘉山酒造所の蔵元のお住まい兼醸造所
特に沖縄古来の建築様式である母屋は赤瓦葺き屋根を有する木造建築物としては沖縄最大級の建築物で国の重要文化財に指定されています
そんな津嘉山酒造所は、長い修復工事中が終わって間もなくの訪問でした

ちなみにGoogleMapで探しつつ向かったのですが、かなりわかりづらい場所にあり
ここまでたどり着くのに一苦労してしまいました
 


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重要文化財である母屋、今も当時の様子を再現してくれていますが
もとは蔵元が暮らしたその部屋は今や泡盛の試飲やイベントに使われているのだとか
 

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ちなみにここは酒蔵見学の予約は不可でした
現地で直接、酒蔵での泡盛づくり見学を頼もうと思いましたが、杜氏は作業中のようで不在
奥の酒蔵に行って声をかけてくれとの事なので遠慮なく酒蔵まで足を踏み入れました
そうこの日、蔵にいたのは杜氏一人
もっとも蔵人は全員で3人なんだとか、沖縄にはこうした泡盛の蔵は47軒あるのだそうですが、工場といった大規模な泡盛の蔵はごく一部でほとんどがこうした蔵なんだとか

そんな状況に関わら杜氏の秋村さんは熱心な語り口調で即座に見学会を始めてくれたうえ
丁寧に蔵の歴史を説明してもらえました
そんな秋山さんは泡盛に魅せられ、千葉から沖縄の名護に移住されここで泡盛づくりをされているのだとか
 

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そうそうこの津嘉山酒造所の母屋は戦前からある建物
終戦後占領軍に建物が接収されて使われてたこともあり
こんな『OFFICERS QUARTERS』なんて梁に彫られた彫り物も今もなお確認できます
 

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改修の終わった蔵の梁はかなり立派に見えましたが
耐震上問題があるようで、こうして鉄骨の補強がなされていました
 

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蔵の蒸留用ボイラーのとなりのレンガ造りの建造物の中には水が入っていて
蒸留して気化した泡盛はこのレンガの中で冷却されて液体に戻る造りになっています
さすがに南国ということなのでしょう、気温対策にも工夫が凝らされていますね
 

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蔵の柱には昔からの黒麹菌が付いてて、酒の味わいを大きく左右すると杜氏の秋山さんがおっしゃるほどの拘りで
柱の部材をすべて新品にはせず、接ぎ木をしてもとからある柱を残していました
そんな柱には、よく見るとこんもり黒麹菌がついていました
これがここの泡盛「国華」の味を左右しているんですね
 

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ここが2013年に泡盛鑑評会にて最高賞の「県知事賞」を受賞した古酒を生み出した蔵です
亀壺ではなくステンレスのタンクで貯蔵した方が美味しいというのが素人には判らないところ
もう一つ杜氏の秋山さんから聞いた話では
何故泡盛は日本のお米であるジャポニカ種ではなくタイ米を使うのか、疑問に思っていることを聞いてみたところ
泡盛を醸す黒麹菌はもとはタイから輸入されたもの
やはりタイ米との相性がいいのではとい応えられていました
あとで調べたところタイ米は粘り気の強い日本のお米(ジャポニカ種)に比べ、硬質でさらさらしているため黒麹菌が菌糸を伸ばしやすいのでまさにその通りなんですね


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丁寧に蔵を説明いただいたこともありますが
折角なので土産にそんなステンレスで貯蔵した
「5年古酒8号35度(ステン貯蔵)」の4合瓶を購入
そんな古酒を抱えつつ国の重要文化財に指定されている母屋の縁側で記念撮影してもらいました

粗濾過の原酒をステンレスタンク貯蔵した酒本来の味を存分に楽しめるのが特徴の泡盛
夏の暑い日のキャンプか何かで愉しみたいお酒です
 

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前日の夜、午後10時に羽田空港国内線第1ターミナルに着いたばかりだというのに・・・
 

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翌朝早くに起きるという強行日程、定宿の東横イン羽田空港には6時間弱しか滞在いたしませんでした
朝5時に東横インの送迎バスに乗りこんで羽田空港国内線第1ターミナルに舞い戻ってまいりました
 

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空港はゴールデンウイーク初日の朝ということもあり
朝の5時過ぎと言った時間にもかかわらず、羽田空港国内線第1ターミナル南ウイングの保安検査場などはたいそう混雑しておりました
そう今回GW、麻疹の感染者が急増していたにも関わらず沖縄はかなりの人気渡航地だったようです
 

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こんな時に頼りになるのはなんといっても航空会社のステータス
JALのダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場を使わせていただきましたが
並ぶこともなくあっさりと制限エリアに抜けることが出来るのはやはり嬉しい
まぁこの制度があるおかげで正月やお盆、GWなどの繁忙期に苦労することなく気軽に旅行が出来るんですけどね
保安検査を抜けたあと向かうは、いつものJALのダイヤモンド・プレミアラウンジ
そう今回の旅の目的の一つにJALのダイヤモンド・プレミアラウンジを巡るというものがありました
というのも那覇空港にJALのダイヤモンド・プレミアラウンジがこの春にオープン
初潜入をもくろんでいたからです
 

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ラウンジではまずシャワールームで熱いシャワーを浴びます
というのも朝が早かったので顔も洗わずにホテルを出発
ホテルの狭いシャワールームではなく最初からここを使うつもりでした
ちなみに朝風呂派の私としてもこの大容量のシャワーは風呂に匹敵するほどすっきりする代物なんです
 

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シャワーを浴びたら
いつもならここでプレミアムな樽生ビールをグビリッと頂くところなのですが
この日は目的地である那覇に着いたらすぐに車を運転しなければなりません
飲酒運転などもってのほかということで、残念ながら樽生ビールは夜までお預けです

相変わらずの弾丸旅行ここに設置されている高機能なマッサージチェアーで30分ほど揉んでもらいリラックス
 

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おっと朝食を忘れていました
もっともこの時間にはJAL自慢のカレーパンは置いていませんが、ここには何と「メゾンカイザー」のパンがあるのでこいつを一ついただき
「きのこご飯おにぎり」「うまみだしおにぎり」そして私の好きな出汁のたっぷり効いた味噌汁で朝飯といたします
えっ控えめじゃないかって?
そう那覇に着いたら美味しいものをたくさん食べるつもりなのでここは控えめに
 

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ちなみにこんな朝早くに空港へやってきたのにはわけがあります
今回は2泊3日の日程ですが、折角の沖縄旅行ということもありその日程を有効に使うため朝6時半の飛行機で羽田空港を出発
午前9時には那覇空港に着きますから、初日からフルに時間を使えるというわけです
ちなみに航空券はマイルをチケットに替えた「特典航空券」
航空券にお金がかからない分、アクティビティや飲食に目いっぱい使う魂胆もあります

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ということで2時間半のフライトで那覇空港へ到着
当初ここ那覇空港でレンタカーを借りようと思いましたが、さすがにこの日はGW初日ということもありレンタカー屋さんの店頭は混雑しているだろうと、宿泊先近くの美栄橋駅にあるレンタカー屋さんでレンタカーを予約していました

那覇空港からは「ゆいレール」に乗りこみますが
何と普段使っている交通系ICカードである「KITACA」は使えないとの事
「SUICA」もだめだということですが、何だか来たそうそう沖縄らしさを感じました
 

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ちなみにこのゆいレール
土曜日の朝ということもあり、さすがに空いていました
先頭車両の一番前の席を陣取り、モノレールの高い位置から那覇の街並みを眺めつつ美栄橋駅を目指します
運転席も見えましたが乗務員さんの制服は「かりゆし」
朝から気温も高いことですし次第に沖縄気分が高まってきました
 

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キャンピングカーの話題が続いたので次はGW後半のキャンプの話かと思いそうですが
その前に行ってきた沖縄の話なぞ綴らせていただきます
GW前半は沖縄へ行ってきましたが、海はもうシュノーケリングが出来るほど温かったうえ
泡盛の酒蔵探求など随分楽しんできました
 

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まずは4月27日(金曜日)の夜、札幌駅近くの職場から直接JRエアポートに乗り新千歳空港へ
空港に着いたらすぐに向かったのが国内線ターミナル1Fにある「天丼てんや 新千歳空港店」
 

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といってもここで晩飯というわけではありません
天丼てんやではほとんどの商品がテイクアウト出来るということでしたので、店の正面にあった「お持ち帰り」コーナーに立ち寄ります

 

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ここで頼むのは看板メニューの天丼ではなく
天ぷらを数点テイクアウト
当初は海老天やイカ天、野菜天が満載の「オールスター天盛合せ天」を頼もうと思いましたが、残念ながら新千歳空港店では取り扱っていなく
単品で頼むことに
 

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待つこと十数分、揚げたての天ぷらを抱えて2階のJALのファーストクラスチェックインカウンターへ向かい、チェックインを済ませたらそのままセキュリティを抜けダイヤモンドプレミアラウンジへ
 

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ラウンジではもちろん樽生ビール
ここでは
『サントリー・ザ・プレミアムモルツ』
『アサヒ・ドライプレミアム豊潤」
『キリン一番搾りプレミアム』
『サッポロクラシック』
こういった国内主要1社のプレミアムビールの飲み比べが出来るんです
 

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併せるのは先ほど揚げてもらったばかりの天ぷら
「海老」「かぼちゃ」「キス」「帆立」が2個ずつの他は「舞茸」「インゲン」「れんこん」が1個ずつでトータル1,260円と大変リーズナブル
天つゆももちろんついていました
 

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これらに「鮭バターと道産コーンのおにぎり」
そして出汁のきいた味噌汁、JAL自慢のカレーパンを加えてかなり豪華な晩餐となりました
 

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そうこの後、羽田空港に着いたらすぐにホテルにチェックイン
さっさと寝てしまい、翌朝4時半には起きてまた羽田空港にとんぼ返りしなければならず
この日東京で晩飯を食べる時間を惜しんでの行動でした

ということでカレーパンをおかわり
アメリカ産スイートコーンを使った粒入りコーンスープ
これを角ハイボールのサーバーから注いだハイボールとともにいただき
満腹状態で羽田空港へ向かいます
 

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ちなみに天丼てんやで天ぷらをテイクアウトした際、50円引きのクーポンをいただいたこともありますが、この時食べた天ぷらが美味しかったので
帰路にJRエアポートに乗る前にてんや自慢の「天丼」をテイクアウトと「天丼てんや」にはまってしまいました

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