春を告げる山菜「行者ニンニク」
「行者が食べるにんにく」という名が付けられたこの山菜
北海道ではアイヌネギの別称で呼ばれることのある、私の住む北海道にはなじみ深い山菜です
ニンニクによく似た強い匂いが特徴で、滋養によい山菜として重宝されています
  

takikawa_gyoujyaninnniku01.JPG
 

原産地は日本を含む、東アジアといわれていますが
ヨーロッパにもあるようで、イタリアのマルシェで見かけ匂いを嗅いだ時はこれは行者ニンニクだと確信いたしました
それと先日フランス土産としていただいた、写真の「MAYONNAISE AIL DES URS」
いわゆる野生の葉ニンニクのマヨーネーズなんですが、これは行者ニンニク味のマヨネーズだったりします


takikawa_gyoujyaninnniku08.JPG
 

私も例年、ゴールデンウィークに日高の山に入り行者ニンニクを採っていました
写真の行者ニンニクは先週の週末会社の同僚と山に入り採ってきたもの
赴任先の滝川のマンションからわずか20分車を走らせただけで気軽に採りに行けるのは嬉しいですね
 
 
takikawa_gyoujyaninnniku02.JPG
 

先週と先々週に伺いましたが
滝川の里山ではそろそろ行者ニンニクの季節は終盤のようです
深山に行けば良質なものがあるのでしょうけど熊が怖くてそこまで行けません
ちなみに今日も日高に泊まりがけで採りに行きますが、季節が終わっていないかちょっと心配になってきました
 

takikawa_gyoujyaninnniku03.JPG
 

早速、赴任先のマンションに舞い戻りみじん切りにして
 

takikawa_gyoujyaninnniku04.JPG
 

キャベツとひき肉と混ぜ、粘りが出るまでこねて
餃子の皮に包んでフライパンで焼き「行者ニンニク餃子」にしてみました
 

takikawa_gyoujyaninnniku05.JPG
 

餃子に一番合う飲み物はビールということで
まだ昼でしたが「ビー・ギョ」やることに
合わせるビールは台湾土産のONLY18DAYSと言う台湾ビール(ビーヂュ)
その名の通り賞味期限が18日と短いもの
ちなみに台湾ビールって炭酸が控えめで、ほんと中華にあうんです
 

takikawa_gyoujyaninnniku07.JPG
 

先週末も同様に滝川の里山に採りに行き
今宵もやはり行者ニンニク餃子
合わせるのはハノイ土産のサイゴンビール
ハノイのビアホイ通りと言われるダーヒエン通りで飲んだ、ワングラス10k(60円)のビアホイを思い出しつついただくことに
つでに茹でた行者ニンニクに酢味噌掛けにしていただきましたが、こいつも自画自賛ですが簡単なうえいい味出していました
 

takikawa_gyoujyaninnniku06.JPG
 

行者ニンニク入り玉子焼き(この時はしかもウニ入り)も美味しいですし
 

takikawa_gyoujyaninnniku09.JPG
 

忘れてならない、行者ニンニク入り麻婆豆腐
やはり行者ニンニクは中華料理に合うようです
 

takikawa_gyoujyaninnniku10.JPG

とある休日、簡単な仕事のついでにやってきた留萌ですが
余市港同様に留萌でも港にイワシが大量に入港
テレビなどでも、北海道の海に"異変"が...季節外れのイワシの大群が押し寄せ「入れ食い状態」と報道される通りの状況でした
てなわけで留萌港で小一時間、イワシに遊んでもらいました


rumoi01.JPG
 

港の岸壁に陣を構え釣り竿を垂れましたが
サビキ釣りで釣ったのがこれです
 

rumoi02.JPG
 

まぁ8匹もあれば食べるには充分
いや捌くのが大変と言う事でここでやめたというのが本音です
 

rumoi03.JPG
 

そんな留萌港で釣ってきたイワシを赴任先の滝川のマンションで捌き
塩を振って冷蔵庫で一晩おき
 

rumoi04.JPG
 

翌日に保温鍋で朝から生姜醤油で煮込んでみました
 

rumoi05.JPG
 

これが骨までやわらかで思いのほか美味しく
ついつい日本酒と合わせ頂くことに


rumoi06.JPG

昨夕に続きこの日もまた早朝(というか深夜でしたが)宮島沼にやってきました
というのもこの宮島沼近くに居住するパソコン通信(FCAMP)時代の友人「Watson(中嶋)さん」が
前日にFacebookでマガンの「ねぐら立ち」の様子を動画で公開してくれ
それを見た私はこれはマガンのねぐら入りよりよっぽど迫力あると思い
寝るに寝られず、早朝にやってきたわけです
ちなみに昨晩大ジョッキでビールを飲んでおり、出発前のアルコールチェッカーでのチェックは必須です
しかも夜中に灯りのほどんどない狭い道路を進んでくるわけですから、前日にバスツーで来ていて地の利があったのはかなり有益でした
ということで宮島沼でマガンを見るにはまずは「ねぐら入り」からがお勧めです
 

miyajimanuma07.JPG

 

昨日ねぐら入りしてきた3万を軽く超えるマガンたちは
夜明けとともに宮島沼を飛び立ち、朝食会場(採食地)の田んぼを目指し飛んでいくこととなりますが
田んぼでのメインディシュは落穂だそうです
というのも100%の導入率の農家のコンバインですが、稲刈りで出る収穫損失は3~5%はあるとのことで
そんな落穂のお米はマガンたちの重要な餌となるようです
コンバインのおかげでマガンの飛来数が増えるとは、なんだかおもしろい話ですね
ただ最近では米農家からの転作が進み、小麦栽培に切り替えている農家も多く
宮島沼周辺の農家も同様で、道中には秋まき小麦の緑の畑も見ることになりましたが
そんな小麦畑にもマガンや白鳥の姿があり
小麦の新芽を食べているそんな姿も見ることが出来ました
 

miyajimanuma06.JPG
 

さて、夜が明け周辺が明るくなってくるとマガンたちに動きがありました
沼の中央付近に集まっていたマガンたちは夜明けとともに広がり
沼岸まで広がってきました
まるで助走のための間を取っているようにも思えます
  

miyajimanuma08.JPG


下の動画はマガンが早朝に宮島沼から一斉に飛び立つ様子を映したもの
前日の「マガンのねぐら入り」でもなかなか良いものを見せてくれましたが
空一面をマガンが覆い尽くすこの「マガンのねぐら立ち」はそれをはるかに超える感動ものの景色
朝早くに起きてやってた甲斐がありました
 


 

ということでマガンたちには空知のお米をしっかり食べて栄養を付け
カムチャッカへの旅立ちに向け体調を整えてもらいたいものです

バスに乗ってマガンを見に行こう!ツアーで、参加することの要因に美唄駅発着と言う事があります
赴任先の滝川からJRで来れば、ツアー終了後に美唄焼き鳥がビール飲みながら楽しめるというのが決め手でした
ちなみに以前、JR滝川駅はICカードが使えなかったのですが
今回久々にJRを使いましたが、いつの間にかICカードが導入されていました
知っていたらキタカ持ってきたのですが、知らずに今回は券売機で切符を購入のうえでの入場です
ということでJR滝川駅からは岩見沢行きのワンマンカーに乗り込み美唄駅を目指します
  

bibai_tatsumi01.JPG
 

と言うわけで美唄市の主催する「バスに乗ってマガンを見に行こう!」終了後
JR美唄駅から歩いて5分ほどの美唄焼き鳥たつみに向かいます
さてその美唄焼き鳥たつみ
創業は昭和43年(1968年)で
美唄焼鳥の聖地としてもっとも古く開業している老舗焼き鳥店です
昨年の8月に調理場から出火し店舗の大部分が火災に被災したものの、10月には改修工事を終え再開
今回は再開後の初訪問となりました
  

bibai_tatsumi02.JPG
 

とはいえ、次の滝川行き列車到着までは1時間弱
ゆっくり飲んでいるわけにはいかず
サッポロクラシックの大ジョッキで一気にいただきます
 

bibai_tatsumi03.JPG
 

焼き鳥たつみは伝統の「美唄やきとり」を受け継ぐ人気焼き鳥店
もちろん焼きに使うのは備長炭
遠火の強火でしっかり焼いた焼き鳥はやはり格別ですからね
 
 
bibai_tatsumi04.JPG
 

大ジョッキ片手にいただくのはもちろん
もつくしなどの焼き鳥
いつの間にかタッチパネルでオーダーする方式に替えられていました
 

bibai_tatsumi05.JPG
 

頼むのは「もつ」と「精肉」
焼き鳥たつみでは国産親鶏、美唄産の玉葱を使用、味付けは塩こしょうのみといったこだわりようです
 

bibai_tatsumi06.JPG
 

美唄焼き鳥が2本入った「もつそば」ももちろんオーダー
ちなみにこのもつそば
美唄市が炭鉱で栄えていた頃、炭鉱で働く人々が冷めた焼き鳥を温かいそばに入れて食べたことが始まりとされた美唄のご当地グルメ
かしわそばとどう違うのと言われそうですが、炭の香りと
そばのツユにもつくしの脂が加わり何とも言われぬ味となっていました
 

bibai_tatsumi07.JPG
 

席の後ろの冷蔵庫には真空パックの冷凍焼き鳥を入れた冷凍庫
焼鳥の地方発送に取り組んでいて冷凍焼き鳥もたつみの人気商品のようで
そんな冷凍焼き鳥はお店でも販売していました
が・・・・美唄焼き鳥の特徴として、地元の方は大量にテイクアウトし自宅でいただくのがデフォルトのようで
この日も次々と大量の焼き鳥を取りに来る客の姿を見かけました
10年ほど前、私も同様に焼き鳥たつみのもつ焼きをテイクアウトして美味しくいただきました
ということで次回は札幌の自宅に帰る途中に立ち寄りテイクアウトを自宅で楽しもうと思います
 

bibai_tatsumi08.JPG

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

最近のコメント

アセット

  • irifuku06.JPG
  • irifuku05.JPG
  • irifuku09.JPG
  • irifuku08.JPG
  • irifuku07.JPG
  • irifuku04.JPG
  • irifuku01.JPG
  • kaikou07.JPG
  • kaikou06.JPG
  • kaikou05.JPG