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ビールを飲みに、いざドイツへ

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私は無類のビール好き
特に海外に行ってその土地土地のビールを飲むのが、盆や正月休みの楽しみとなっています
今回の正月休みのターゲットはドイツ
本場のビールを味わってきました
 


 

ということでタイ旅行の話をエントリーしている途中ですが
本場のビールを飲もうと今年の正月休みを利用して行ったドイツのお話を先にさせていただきます

旅程は航空券次第ということで
下記の日程となりました
いつものように仕事納めのその日に勤務地から新千歳空港へ
この時期、新千歳空港は大雪による遅延や欠航が多く発生しますので
あらかじめ羽田まで行っておく必要が有りました
 

 

航空券は「特典航空券」
貯めていたマイルを航空券に替えドイツを目指します

どうせならと言うことで、特典航空券で交換したのは
フランクフルトまでではなく、3年前にワンワールドに加盟したLCCのエア・ベルリンで
フランクフルト~テーゲル(ベルリン)~シュトゥツガルトも同時に交換
マイルを使ってドイツの南北を行ったり来たりします
 


 

目指すベルリンではブランデンブルク門から戦勝記念塔までの2キロメートルの範囲すべてがニューイヤーカウントダウンを祝う一大野外パーティー会場に変貌

いやもといそれだけにとどまらず
街中でロケット花火が舞い散ります
世界中からDJが集まって音楽をかき鳴らし、100万人もの観客が参加するこのイベント
昨年行ったニューヨーク・タイムズスクエアでのニューイヤーカウントダウンと双璧をなすこのイベントに参加することとなりました
 


(ドイツドットウエブより拝借)


 


年末の仕事納めも終了、挨拶を済ませたら小樽駅に直行
新千歳空港へ向かいます
このとき予約していた羽田行きの出発時刻まであと2時間を切っていました
ちなみに小樽から新千歳空港まで電車で1時間少々
電車が遅れないか冷や冷やでしたが、予定通り快速エアポートは新千歳空港へ到着
年末で混雑する空港ですが、さっそく荷物を預けチェックイン
ファーストセキュリティを潜り抜け、その先に有るJALサクララウンジに入ります
 


 

新千歳空港JALサクララウンジに入ったのならまずは生ビール
ここにはアサヒスーパードライとサッポロクラシックの生ビールサーバーが有りますが
ここは当然のようにクラッシックをチョイス
つまみに昔懐かしい「ベビースター・ラーメン」の『丸チキン味』というのを頂きました

どうやらこれはファミリーマートととのコラボで提供されているようです
 


ところで生ビールを飲むため、グラスを取ろうと冷蔵庫に手を伸ばすしたとき
そこには普段ラウンジで見慣れぬものがありました
それが写真の日本酒なのだが、どうやら東北の吟醸酒のようである
うち2瓶は純米大吟醸
これはビールを飲んでいる場合では有りません

・山形県:「出羽の里 純米大吟醸 あら玉」和田酒造
・青森県:「陸奥八仙華想い50 純米大吟醸」八戸酒造
・秋田県:「純米吟醸 福小町」木村酒造

搭乗時間は迫っていますが
2杯ばかり頂くことにします
 



 

さて国内線のラウンジで大吟醸酒とは贅沢だな~と思っていたところ
機内誌でこんな記事を見かけました
JAL東北応援プロジェクト
行こう 東北へ
JALに乗って東北に行こう”みちのくキャンペーン”

なるほどキャンペーンの一環だったんですね
それでこんなお酒が並べられていたというわけです

そういや東北は震災以降行ってません
今年はJALで平泉にでも行ってみたいものです

 

「JAPAN PROJECT」の第43弾で、同じように2015年1月は佐賀県を特集
1月3日ドイツから帰国した時訪れた羽田空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジには
佐賀県のお酒が並んでいました
 

フランクフルトへ向かう便は午後0時半でしたので、無理をすればその日の朝一番の便で新千歳空港から成田空港へ向かえば間に合うはずでした
ただ冬の新千歳空港は雪の影響を受けやすく、大雪で欠航となることが多いんです
その日欠航となってしまっては、翌日成田空港からフランクフルトまで飛び立てないため
前日の夜に新千歳空港から羽田空港まで来ておりました
ということで朝早くに羽田空港近くのホテルから成田空港まで京急電鉄を乗り継ぎやってくることに
 


 

年末年始とあって成田空港は朝早くから混雑していましたが、JALファーストクラスカウンターでチェックイン、ファーストセキュリティを潜り抜けたので待たされることなく、JALファーストクラスラウンジに入ることが出来ました
 


 

まだ朝の8時前でしたのでファーストクラスラウンジはガラガラ
窓際の席にどっかり腰をおろします
 


 

さっそくシャワーと手もみのマッサージを申し込みます
そう今朝はシャワーも浴びずにホテルを出てきていたのです


 

ところでこうして今回前泊してまで、この成田空港のJALファーストクラスラウンジに朝早くにやってきたのは
飛行機の欠航もその理由ですが,
もう一つの理由がありました
それがここ成田空港のJALファーストクラスラウンジで午前中まったりとすることでした
特にこのファーストクラスラウンジに新しく出来た
『寿司バー』を堪能するのがその主な理由です
 


 
「成田空港国際線JALファーストクラスラウンジの寿司バー」

成田空港の国際線ファーストクラス利用客向けラウンジで、職人が客の面前ですしを握り、提供するサービスを始めた。
既存のバーカウンターをすしバーとして活用。提供するのは、「多くの人に好まれる」というマグロとエビ、タマゴの3貫セットで、今後、季節に応じて旬のネタも取り入れる予定だ。
(JAL HPより抜粋)
席に持って行って食べることが出来ますが、このバーカウンターで食べることもできます
以前バーカウンターだったものをそのまま利用しているようですが
私が伺った時は台湾の方がいらして嬉しそうに寿司を頬張っていました
 


 

ショーケースに入ったネタはこんな感じ
マグロが美味しそうです
 


 

日本酒も大吟醸などが並べられていますので
ここはまだ朝の8時ですが、大吟醸を一杯頂くことに
この寿司バーは外国人を意識しているのでしょう
グラスはワイングラスが置かれていました
う~ここは御猪口が欲しかったかな


 

さてこの寿司バー
寿司職人さんがここが「最後の砦」とおっしゃっていましたが
本物の寿司が食べられるのはここが最後という意味なのでしょう
海外にも例外は有りますが、寿司バーのほとんどは現地や韓国・中国台湾の職人さんが握ったものが多いのが現状です
ここはやはり数十年修行している日本の職人さんの味が食べられるのはここが最後なのかもしれません

この3貫セットも魅力ありますが、その中でマグロが絶品でした
 


 

基本の3貫セットも良かったのですが
マグロが美味かったので、マグロのみで頼んでみました
マグロは中トロと言った感じ

ついでにそのマグロにシャンパンなんぞ合わせても見ました
そう「朝シャン」です

和食は何にでも合うんですね
なんだかとっても贅沢な朝食となりました 



 

それにもう一つここの名物
JALのラウンジカレー
このあとフランクフルト便でビジネスクラスの食事が待っていますが
やはりここに来るとどうしても食べたくなります
しかも以前午前10時から提供されていたものがここファーストクラスラウンジのみいつでも食べられるようになったのだとか
JALのカレーには生ビールでしょうとばかりにキリン一番しぼりもいただきます
 


 

そうそういま朝の連続TV小説「マッサン」のおかげで空前のウイスキーブーム何だそうですが
以前サントリーの山﨑蒸留所を訪れ
山崎蒸溜所セミナー「ウイスキー匠の技講座」』を受講したとき試した
サントリーウヰスキー響17年のソーダ割
そう響17年のハイボール作ってみました
 


 

ちょっともったいないようにも思えますが
味はまずまず
2度としないと心に誓った
禁断の一杯を頂いてきました

そうこうしている間に搭乗時間となりました
さていよいよフランクフルトまで旅立つことになります

フランクフルトまでのフライトは12時間15分
ヨーロッパとしては近いほうですが、それでも結構な距離がありますから時間がかかります
そこで今回はちょっと贅沢にビジネスクラスといたしました
といっても貯めていたマイルを特典航空券に替えただけなので、散財にはなりませんでした
それと来年度からビジネスクラスの特典航空券に替えるマイル数が増額となりますので今のうちに使ってしまおうと言う思惑もありました
 

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それに今回向かうフランクフルト便には昨年秋から
ボーイング787による運航
しかもJALの新ビジネスクラス「JAL SKY SUITE」が導入されていました
このJAL SKY SUITE窓際は半個室の作り
他人の目を気にすることなく12時間のフライトを楽しむことができました
 

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「JAL SKY SUITE」youtubeに映像がありましたので紹介します
『JALが787にも新型シート プレミアムエコノミーも新設』
 

 

ビジネスクラスの席はこんな感じでペアとなっています
通常こういった席はトイレなどに行く際、窓際の人は通路側の人をまたいでいかねばなりませんが
このJAL SKY SUITEは席が前後にずれていて、その分窓側から通路側へ行けるよう狭いですが通路になっています
これで隣の方に迷惑をかけることなくトイレに行けることになります
ついつい機内では飲みすぎてトイレが近くなったりしますのでこれは嬉しい配慮です
 

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就寝時は完全にフラットになるシート
その上「エアウイーブ」
あのフギアスケーターの浅田真央さんがCMをやっていたやつで私もこの存在を知っていました
もちろん快適に寝ることができましたよ
我が家にも欲しいのですが、これって通常のベットサイズだと結構いいお値段
けどここで試して買われる方もいるんだろうな~
 

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映画などを楽しむモニターは23インチのシャープ製
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』など映画数本を楽しませてもらいました
食事などの際、置き場に困るヘッドホンもこんな感じで掛けておけるのも嬉しいですね
 

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そうそう飛行機ですがアメニティっぽいものもあります
スリッパはもちろん
アイマスクや耳栓歯ブラシなど
もっともこの辺は持参していますので、これはJALのシンビジネスに乗った記念か土産になりました
 

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さてウエルカムドリンクにシャンパンをいただき
いよいよフランクフルトへ旅立つことに
ちなみにいつもいつも私の海外旅行は弾丸旅行ですが、それを支えてくれるのは
こうしたビジネスクラスシートだったりします
 

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次は恒例の機内食かな

さて海外旅行での機上の楽しみと言えば機内食
今回はビジネスクラスを予約していましたので、楽しみも一段と増します
しかもJALは一昨年前から空の上のレストラン「スカイオーベルジュBEDD(ベッド)」と名付けたサービスを提供しています

『移動手段としてではなく、泊まりに来て欲しい──。
ファーストとビジネスの機内食のコンセプトを「スカイ オーベルジュ バイ JAL」とし、郊外などにある宿泊設備を備えたレストラン「オーベルジュ」を機上に再現した。』
(航空経済紙「Aviation Wire」より拝借)

まずはシャンパン
『ドゥラモット ブリュット N.V.』
あの幻のシャンパン「サロン」の姉妹メゾンのものから始まります
 

欧州路線などの海外航路では、持て余すほどの時間が有りますが
その間の食事をお酒とともにゆったり取って、眠くなったらそのまま寝てしまう
そんなコンセプトかと思いますが、今回で2回目となる空の上のレストラン「スカイオーベルジュBEDD(ベッド)」存分に堪能してきました

そんな機内食
まずは前菜
アミューズ・ブーシュ

キノコとドライトマトのマリネ
紅白なますとスモークサーモン
ヱビスビールとともにいただきます
 


 

さて今回成田発フランクフルト行きのJL526便での機内食

日本発ということで私がチョイスしたのは和食でした
JALオリジナルの京懐石
九つの小鉢膳が並びます

今回は東北地方の郷土料理が盛り込まれています

椎茸、三度豆、銀杏の白和え
胡桃豆腐の美味あん掛け
氷頭なますのりんご酢掛け
鮑のいちご煮風あおさ海苔あん
鮪とあおり烏賊のお造り
いぶりがっこチーズ、大葉味噌焼き、牛タンスモーク
スモークサーモン寿司、笹蒲鉾、生姜紫蘇巻
鰊茄子ととろ湯葉、べっこうあん掛け、ハタハタ南蛮漬けと彩り野菜

ビールのつまみにぴったりな
料理が並びますが、笹蒲鉾やハタハタあたりが東北を感じさせてくれました
 


 

台の物
牛ロースの芋煮風

ご飯はこの機内で炊いた「炊きたてご飯(魚沼産こしひかり)」です
 


 

さて我が家の奥さんがチョイスしたのは洋食
山田チカラシェフ監修の機内食

オードブルは
「パテ・ド・カンパーニュのサラダコンソメジュレ添え」
写真にありませんがパンはもちろんメゾンカイザー特製のものです



ステーキも美味しそう
「和牛サーロインステーキ温度玉子とトリュフのソース」 だそうです
今回のフラントフルト行きの便は洋食のほうに軍配が上がりそうですね

デザートは
テュイルを添えた山田家のほうじ茶のプリン

ここでいう山田家とは
この料理を監修する山田チカラシェフを指すのでしょう
 


 

スカイオアシス
セルフサービスのコーナー
「長時間のフライトで自由に飲み物や食べ物をとりたい」というお客さまのご 要望にお応えしているものですが、なんとそこには
ジャン=ポール・エヴァンのマカロンまで置かれていました
 


さて夜が明けて
翌朝の朝食は
パリを拠点に活躍する料理プロデューサー、狐野扶実子さん監修による献立・・・だったのですが
寝坊してしまいすでになくなっていました

替わりにいただいたのが
三元豚のカツサンド
それに醤油ラーメンという不思議なセットとなりました
 


 

そうこうしている間にJAL407便はドイツはフランクフルト空港へ
フランクフルト空港へ着陸の間際、日本代表の長谷部誠選手、乾貴士選手が所属する『アイントラハト・フランクフルト』のホームスタジアム『ヴァルトシュタディオン』を見ることが出来ました。
ただ年末年始はブンデスリーグの試合ないんだよな〜
 

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成田を発って12時間余り
夕方の5時少し前にようやくドイツのフランクフルト空港にたどり着きました
向かいにはTOTALのロゴのあるボディングブリッジに繋がれたサウジアラビア航空の機体が見てとれます


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今回ビジネスクラスだったことも有り最初に機外に出ることができましたので
イミグレで混雑することもなくスムーズに入国、そのうえ荷物はここでピックアップせずにテーゲル空港まで積み替えてくれますので、物足りないくらい簡単に制限区画の外に出ることが出来ました

・・・・が、今日の行程はここまででは有りません
このあとLCCのエア・ベルリンに乗り替え首都ベルリンのあるテーゲル空港まで足をのばします

ベルリンのテーゲル行きはターミナル2ということですが、徒歩で向かいます

ターミナル2までは結構歩きましたが、それでも出発まで2時間ほどあります
出発までの間は当然のように航空会社のラウンジへ
フランクフルト空港では「イベリア航空Vipラウンジ」を利用させていただきます
ここへはワンワールドステータスがエメラルド以上であれば入ることが出来ます

と思い探したのですが、このイベリア航空のVipラウンジちょっとというかかなり判りづらい場所に有ります
ようやく見つけましたが、入口もなにかのオフィスって感じでした
 

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判りづらい場所に有ったためか、ラウンジ内は誰もいませんでした
のちに2組ほど日本人の方が入ってきましたが・・・多分というか間違いなく同じ飛行機だったんだろうな
 
 
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ラウンジには飲み物と
 

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スナック菓子がこの程度
まぁ日本の国内線ラウンジよりも少し良いくらいかな
 

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ここではスマホの充電と冷蔵庫にあったビールを頂くことにします
選んだのは「ヴァルシュタイナー・プレミアム・ビール( ピルスナー)」
ドイツに来て初めて飲む記念すべきビールです
 

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この「ヴァルシュタイナー」1753年以降、ドイツのアルンスベルクの森にて醸造されているビールだそうです
いかにもドイツビールではなく軽い仕上がりで日本人の味覚にもあったビールで、入門者としてはベストだったかもしれません

さあ、ベルリンに行ったらドイツビール飲みまくりますよ

LCCエア・ベルリンでテーゲルへ

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ドイツ国内を旅するのならドイツ国内外を飛ぶルフトハンザかエア・ベルリン
それに高速鉄道のICEが考えられます
ただドイツの高速鉄道ICEのチケットって高いんですよね
 


 

それに比べエア・ベルリンはLCCなうえ
3年ほど前にワンワールド・アライアンスメンバーとなりましたので
マイレージシステムを利用しJALのマイルをエア・ベルリンの特典航空券に替え搭乗することが出来ます

今回は特典航空券を目一杯使おうということで
フランクフルト空港~ベルリンのあるテーゲル
そしてベルリンで遊んだ後、テーゲル~ベンツやポルシェの工場のあるシュトッツガルトまでの2区間をマイルを使い搭乗することにしました
ちなみにこのチケット一人分は2区間合わせて9,000マイル(サーチャージがちょっと高くて別途11,490円)でした
 

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機材はボーイング737-800
側面に大きくベルリンの街並みみとともに
「フライングホーム・フォー・クリスマス」 と描かれた塗装がなされており
クリスマス休暇に帰省する人々を歓迎するかのような機材となっていました

ベルリンのあるテーゲル空港ではタラップを下りてバスに乗り込みましたが
このエア・ベルリンのクリスマス・ペイント結構有名なようで
バスの中から沢山の方が写真を撮っていました
 
 

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成田を発ってから15時間少々、ようやくたどり着いたテーゲル空港第二ターミナルは簡素な施設のみの空港でしたので
トイレを済ませたらすぐにタクシーに乗り込みホテルに向かいます

タクシー乗り場ではどうせドイツに来て乗るのであればメルセデス・ベンツのタクシーに乗りたいな~と思っていたところ
「スリー・ポインテッド・スター」のエンブレムが誇らしげでなタクシーが私の番になるとちょうど停まってくれました


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というのもここドイツではベンツやVWのタクシーが一番多いのでしょうが、昨今燃費の良いトヨタのプリウスなどのハイブリットカーのタクシーが幅を利かせはじめており、ベンツなどのドイツ車が駆逐されているのだとか

まぁベルリン初日からラッキーということにしよう

今回のドイツ観光は休みの都合と航空券の関係で3泊4日と短いうえ
ベルリンに2泊したらシュトゥツガルトに移動し1泊と超がつくような弾丸旅行となります
ということでホテルは観光に便利な中心街で交通の便の良い場所にせざるを得ませんでした

そこで今回ご厄介になるホテルは
ホテルの裏口から地下鉄駅まで歩いて3分
フランス資本の高級百貨店である「ギャラリーラファイエット」までも歩いて5分で行ける好立地の
しかもホテルの部屋食に耐えられるよう、今回はキッチン付きのホテル「ザ・マンダラ スイーツ ベルリン」といたしました
 


 

キッチン付きにしたのはドイツは敬虔なキリスト教徒が多く日曜や正月はしっかりと休みを取るため、その日店は完全休業になり、飯に有りつけない可能性が有ったからです

少し広めの部屋にはキングサーズのベットがでんと置かれています
 


 

風呂の浴槽はそこそこの深さがあり肩までゆったり入浴できます
 


肝心のキッチンですが、充実していました
冷蔵庫は無論のこと
コーヒーメーカーや電子レンジ、電気コンロ(IHではありませんでした)
広いシンクに鍋や食器、カラトリーと長期滞在にも耐えられるような設備が有ります
 


 

今回はレストランに行くよりも、近くのスーパーで買ったソーセージなどの食材でちょっとした料理を作ったりして過ごしました

まぁここドイツはどこでもチップが必要って訳では有りませんが
ちょっとレストランにいくと結構掛ってしまうんです
 


 


景色は良くありませんが
中庭に通じるバルコニーも有りました
ただこの時期のベルリンは粉雪が舞うような季節で寒く、あまり外には出たくなかったんですけどね



 

そうそう部屋に有ったTVでは
日本のNHKドラマ
「島耕作のアジア立志伝」をやっていました
ここベルリンにも日本人専用チャンネルなんかあるんですね
 


 


さぁホテルのチェックインを済ませたら、ビヤホールにビールでも飲みに行きますか

ビールといえば、どうしても世界最大の消費国ドイツを思い浮かべてしまいます
飲むのはもちろんビアジョッキ片手に気勢を上げるビアホール
特にミュンヘンにあるホフブロイハウスがあまりにも有名です
1920年には国家社会主義ドイツ労働者党いわゆるナチス党の党大会が開かれ
あのアドルフ ヒットラーが2000人を集め、党綱領を公開したを行った場所がホフブロイハウスでした
 

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今回のドイツの旅はビールを飲むことが宿命づけられていますが、残念ながらミュンヘンのホフブロイハウスまで行くことは出来ませんでした
・・・・・・と思っていたところ、見つけました
それがこのホフブロイハウス ベルリン支店
 

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本場ミュンヘン同様に巨大な建物はなんと1100人収容可能なビアホール
それでも私が伺ったときは満席で入口で10分少々待たされました
ちなみに訪ねた時間は夜の11時くらいだったのに拘わらずです


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中央にあるステージではしょっちゅう乾杯を促す 歌やダンスが行われていました
 

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その際の騒ぎっぷりって言ったら半端ではありません
地元の常連の方々と観光客はスタッフが上手に区分けしていたようですが、ビールのコースターが手裏剣のように飛び回ったりして
手前のほうにいる観光客はもう退治多事です
 


 

ちなみに上手く写真に収めることはできませんでしたが
写真中央で注目されている女性はなんと自分の履いていたブーツを脱いで
そのブーツにビールを注いで飲んでいました
何かの罰ゲームだったのでしょうか
 

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せっかくホフブロイハウスに来たのですから
ドイツご自慢の美味しいビールを飲んで帰らねばなりません
英語版のメニューでビールをチョイスします
そうしたビールはもちろんこうしたビアマイスターたちが注いでくれます


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まずはこいつを飲まなければ話になりません
テーブルのほとんどの席で飲まれているラガービール「ホフブロイオリジナル」とバイエルンビールの原型「ホフブロイ ドゥンケル」をいただきます
本来なら席の周りでも飲まれている1ℓジョッキを傾けたいところですが、ここは弱気に500mlで
そう数種類の見たいですし、ビールを残すのもしゃくなので
 

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ヴァイスビア「白ビール」もいただきましたが
ちょっと薬っぽい味のするこのビール
ドイツ中で飲むことが出来、帰るころには癖になっていました
こうした味に出会えるのが旅のだいご味ですね
次回日本でドイツビールが飲めるところに行ったら迷わずこいつを指名するかと思います
 

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さて次にそうしたビールに合う料理
まずは当然のようにソーセージ
しかもここの名物である「ホフブロイ カリーヴルスト(200g)」を頼みます
これはドイツご自慢の白ソーセージをぶつ切りにしてソースを掛けカレーパウダーをまぶしたもの
ソースはもちろんポテトにからめて食べたりします
こうして書いてるだけでビールに合うのが判るかと思います

もう一つシュニッツェル(仔牛のカツレツ)
これ実をいうとプリッツエルというパンを頼もうとして発音がおかしかったのか、別な料理が出てきたという典型
ところがこれが大正解で美味かった
それにプリッチェルなんかはどこでも食べられますしね
次回ドイツ料理を食べに行く際ははこのシュニッツェルを食べに行くかと思います
まぁ実際はドイツでもよく食べられているようですが、オーストリアの名物料理なんだそうですが
 

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大勢で飲んで騒いでいるのを見かけたら、それはたいてい日本人かドイツ人と言われるくらい
日本人とドイツ人は気質が似ていると言われます
そういえば勤勉な気質は主要産業となる工業製品も車に代表されるように似たようなものばかりです

昔々ドイツを訪ねたバックパッカーたちが、地元の老人たちから
「今度やる時はイタ公ぬきでやろうぜ!」と声をかけられたなんて逸話が残るほど気の合う者同士
「まずはビール」文化は日本とドイツの交流には不可欠なものかもしれません

ベルリン市内を網羅する地下鉄のUバーンそして都市鉄道のSバーン
昔ながらのベルリンの公共交通機関ですが、今回私どものベルリン観光の足として活躍してくれました
もっともこのUバーン・Sバーンを有効に使おうと、Uバーンの駅(Stadtmitte駅)近くのマンダラホテルにしたんですけどね
 

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都市部の公共交通機関と言うことでICカードを期待していましたが、残念ながらありませんでした
ICカードコレクターな私にはちょっと残念
ということで残念ながら券売機で切符を買うことに
その券売機はホーム上にありました

デフォルトでドイツ語表記でしたので言語を英語に切り替え切符を買います
切符は1回づつ買うものと1日券が有りました
ちなみに何駅から何駅という買い方ではなく、ゾーン制になっています
これには地下鉄以外も有効で同じゾーンであればバスやトラムにも乗れるんだとか
確かにこれが交通幾何の切符の理想形に思えます
このあたりはさすがドイツそつがりませんね

今回購入したのはABゾーンの一日券 €6.7でした
駅に改札はありません、買った切符を刻印機に通して乗車します


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こうした改札のない公共交通機関は改札のない分、余計な設備投資をしなくて済みます
アメリカのサンディエゴやフランスのエペルネで経験しましたが、これって先進国じゃなければ無理だろうな
モラルの薄い国だと無賃乗車が横行し運用まで至らない気がします

もっともここドイツも時々普通の客を装って突然検札官が来ることもあるんだそうです
その際、切符を持っていなかったり、刻印機に通していなかったりすると大変です
膨大な乗車賃を払うことになるのだとか
 

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席はよく見かける左の写真のような席の他
右の写真のように折りたたみになっている席とが有りました
折りたたみの座席自転車・車いすの搭載が 可能になっているようで
私が乗車した際も自転車を抱えて乗ってこられた方がいました
ちなみの自転車の持ち込み料はまるまる1人分なんだとか
 

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さてベルリンの壁など落書きの多いこのベルリン
地下鉄の車両もご覧のとおりです
ただ今晩あたりペイントし直すのか、落書きされた車両には指示書らしきものが貼られていました
 

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さて次はこの地下鉄に乗ってブランデンブルグ門でも見に行きますか

まだ夜明け前のベルリン・ブランデンブルグ門です
時差ボケだったのか、朝早くに目覚めてしまいホテルから地下鉄を使いやってきた
写真で分かるとおり真っ暗な背景に浮かぶブランデンブルグ門ですが、この時はすでに朝の7時くらいまるで真夜中の景色でした
しかも観光地なのでカフェくらい朝からやっているだろうとたかをくくってやってきましたが、残念ながらどのお店も閉まっていました
 

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そうベルリンの朝は遅い
この時期の日の出の時刻は午前8時15分
そうですここドイツのベルリンは緯度でいえば北海道よりさらに北
ロシアのイリクーツクあたりと同じくらい
特に冬の日照時間は極端に短いようでした
 
 
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さてこのブランデンブルグ門
以前は東西ドイツ分断の象徴として鎮座していましたが
いまや統一ドイツの象徴となっています

ここで年に一度の無礼講
12月31日から1月1日未明にかけ、新年を祝う100万人以上のベルリン市民やら観光客やらが夜な夜なブランデンブルク門に通じる大通りに集まり、バンドやDJが雰囲気を盛り上げるなか賑やかに新年を祝う催しが、夜通しで行われるんです

ちなみに今回の旅の目的もこのブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウン
昨年のニューヨーク・タイムズスクエアや一昨年のローマのトレビの泉でのニューイヤーカウントダウンに続きこれが3年連続のニューイヤーカウントダウンとなります
 


(ドイツドットウエブより拝借)
 

ちなみにブランデンブルグ門の裏側にはすでに十数名の方々がこの日の夜のカウントダウンコンサートのため並んでいました
コンサートが始まるまでまだ十数時間あるでしょうが寒い中凍えるように並んでいました
もちろん私はここには並ばずに今晩夜遅くに出直してまいります
 

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さてこの後、国会議事堂(ライヒスターク)のドームを見学
午前8時半くらいになり、ようやく明るくなってきたブランデンブルグ門です
奥には今晩のコンサートのため設置された舞台やら
ニューイヤーカウントダウンのTV中継のためでしょう、沢山の報道関係者の車両が停まっていました
 

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さて今晩またやってくるのに
朝早くにここにやってきたわけはこの
『クアドリガ(四頭馬車)と女神ヴィクトリア』像を拝むためでした

そう今晩は100万人あまりが、この付近でニューイヤーを祝います
ここにたどり着くことは到底不可能だったからなんです
 

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ベルリンのシンボルを観たら朝飯を食べに行くことにしますが、次のエントリーはこの近くにある議事堂のお話です

ベルリン観光の目玉の一つである
「ドイツ連邦議会議事堂」(旧ライヒスターク)へやってきました
ここはブランデンブルグ門から歩いて5分くらいのところにありました

ドイツ連邦の議事堂前には当然のようにドイツの国旗がはためいていますが
もう一つもう年末だというのにクリスマスツリーが寂しげに点灯していました
ちなみにクリスマスツリーはここドイツが発祥なんだとか
 

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ここドイツ連邦議会議事堂、屋上にあるガラスドームが特徴的ですが
そのガラスドームは一般観光客の見学が可能ですが訪れる方も多いため事前に予約が必要です
ということで議事堂に向かう日の数時間前にWebで予約しておきました
当日は議事堂前のプレハブでオンライン予約した確認書とパスポートを見せたうえセキュリティを潜り、スタッフに導かれてドイツ連邦議会議事堂へ向かいます
このドイツ連邦議会議事堂、近くで見上げると重厚な建物であることが判ります
正面玄関の前には「Dem Deutschen Volke」
(ドイツの人々のために)と書かれた碑文が有りました
 

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これがその人気のガラスドーム
近未来的な雰囲気を持つこのドームはあのロンドンをガラスの都市に変えた男「ノーマン・フォスター卿」が設計しています
アップル本社を設計したことでも有名な建築家です
 
 
 
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(ウィキペディアより拝借)


天井に向けて螺旋状にスロープでつながっていて、ベルリン市街が展望できる構造になっています
が、残念ながらこの日の天候は雨、全く見えませんでした
 


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内部には鏡のオブジェと大きな日よけ
この日よけはコンピューター制御なんだとか
そうこのガラスドームは環境に配慮したノーマン・フォスター卿のハイテク建築なんです

仕方ありませんので、頂上まで登ってみました
天井には空気と光の取り入れ口があります
ここを訪れた12月31日は雪まじりの雨がぱらつく天候
天井が空いていて寒いので早々に退散しました
  

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頂上付近の通路から下を覗くと
ガラス越しに下の階に椅子が並んでいるのが見えます
そこがドイツ連邦議会の議場なのでしょう

ドイツ国民がいつも見下ろしてますよ、といった決意を感じさせる
ガラスドームでした
 

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さてこのドーム以外にも見どころの多い
数々の戦火を潜り抜けてきたこの歴史的建造物であるドイツ連邦議会議事堂
残念ながらゆっくり見ていくわけにもいかないのでこの辺で退散しますが

下記のウィキペディアより拝借した写真にあるように
1945年連合軍の空襲とベルリン攻防戦で破壊されつくした議事堂
 

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帰り際、明るくなってきてめうぃ凝らしてみてみると
ソ連軍との銃撃戦でしょうか
窓の周りには銃弾の修復跡がいたるる所に見つけました
 

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ドイツ連邦議会議事堂のドームを見学した後は地下鉄でホテル周辺に舞い戻ったついでに
ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)ベルリンという百貨店へ立ち寄りました
そのギャラリー・ラファイエットはフランスに本店を置く由緒ある百貨店です

ちなみにこのギャラリー・ラファイエット、今回宿泊しているホテル「ザ・マンダラ スイーツ ベルリンと同じフリードリヒ通りに面しており
歩いて5分ほどの距離ということもあり大変重宝させていただきました
 

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ここに訪れた目的は土産にする食材の買い出し
そうフランスに本店を置くこの百貨店
その食品売り場は日本のデパ地下のように、いやもといそれをはるかに上回るほどグルメな食材が充実していることで有名なんです
 


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そんなグルメフロアの一角に海産物が並ぶショーケースがありますが、こここそ本日のお目当ての場所です
 

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値札のついた美味しそうな生牡蠣には
「Austern Fine de claire NO2」と書かれてます
直訳するとフランス産の養殖牡蠣
サイズはNO2といったところでしょうか
そうですドイツはフランスと国境を接したお隣さんなんです

そしてそんな新鮮な牡蠣が並べられたショーケースの脇には
テーブルが設置されたエリアがありますが、テーブルにはシャンパンが冷やされていました
そうここがお目当てのオイスターバーだったんです
 

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ここでワイン片手に朝から生牡蠣をいただくという
プチ贅沢を味わせていただきます
生牡蠣にはレモンに加え
ライ麦パンとバターが添えられていました
 

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牡蠣は細長いところを見ると日本で言うところの「マガキ」だったのかもしれません
フランス産でよく聞くところのブロン種ではないようですが、フランスでは日本のマガキがかなり普及しているんだそうです
というのもブロン種という牡蠣は病気に弱いようで1970年代にフランスで一度絶滅しかけたことが有り、そのとき繁殖力のある宮城県産のマガキが急遽、大量に輸出され絶滅の危機から救ったことが有るのだとか

この辺の話は
フランスを救った日本の牡蠣―もっともっとフランスが好きになる本」で書かせてもらいましたが

この話には後日談があります
そうあの東日本大震災の際、三陸で養殖に使っていた施設である「イカダ」などの漁具が津波で流され、もう牡蠣の養殖は出来なくなるのではと思われたそのときに
危機を察したフランスからなんと空輸(もちろんエールフラスでしょう)で牡蠣の養殖に使うイカダなどの物資がフランスから届いたのだとか
「France o-kaeshi(フランスお返し)」作戦と名付けられたこの作戦には、あの「ルイ・ヴィトン」も参戦している事です

日本とフランスを結ぶ牡蠣のお話
そんな話を思い出しながらベルリンでマガキらしき牡蠣を食べてまいりました
 

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ベルリンの都市鉄道のSバーンで東駅までやってきた後は
シュプレー川方面まで歩いて10分ほど
その川沿いに東西ドイツを分断する抑圧のシンボルだった「ベルリンの壁」がありました

1961年8月13日、東西ベルリンの境界線が封鎖され、西ベルリンをぐるりと取り囲む壁が一夜にして作られたと言われていますが、実際には道路閉鎖と有刺鉄線による壁が一夜にして築かれたようです
その後数年の年月で築かれたベルリンの壁
その威圧された雰囲気とは裏腹に実際に壁を見てみると10数cmの薄い壁が張り巡らされただけでした
 

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1989年に壁は崩壊。東西統一後、旧東ドイツ側の壁にはアーティストたちのメッセージが込められた絵絵が描かれたオープンギャラリー
特にシュプレー川1.3kmに渡る壁は「イーストサイドギャラリー」と名付けられ主要な観光スポットとなっております
私も折角ベルリンくんだりまで来たのですからベルリンの壁を一目見ようとやってきました

まず一枚目は東ドイツの国家評議会議長だったホーネッカーとソ連のブレジネフを描いた絵
このイーストギャラリー内一押しの絵画です
 

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ただ残念なのがこのイーストサイドギャラリー
オープンなギャラリーであるが故、落書きがあまりにも多い

ある男の勘違いで崩壊したといわれるベルリンの壁
平和の象徴として世界各国のアーティトたちが無償で描いた絵画
文化財なんだそうですが、もう少し何とかならないのかという気持ちで見て回らせていただきました
 

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このユーモラスなイラストはあちらこちらで見かけました
 

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こちらはベルリン・コレクションっといったところでしょうか


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なぜかここのバットマンとジョーカー
 

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ベルリンの壁を飛び越える男


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そして東ドイツの代表的というかこれしかないという車である大衆車トラバントが壁から飛び出してるシーンがまさにベルリン壁そのものに描かれています
そう言えば私もベルリンの壁崩壊時の東ベルリンからトラバントに乗って国境検問所を続々と越える光景がTVの映像で流れましたが、これが東西冷戦の終焉へと繋がった象徴的シーンとして今も覚えています
 

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日の丸に富士山が描かれたいかにも日本ですよっていう絵画は
日本好きのドイツ人画家の手によるものなのだとか
 

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日本のことをよく思わない国の方の落書きもありました
こんな手法ばかりでゲリラ的に主張せずに、自信があるのであればきちんと国際司法裁判所で主張すればよいのに
と思うのは私だけではないかと思います
 

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ベルリンの壁を見た後はSバーンとUバーンを乗り継ぎ
左右にフランス大聖堂とドイツ大聖堂が遂になって立つジャンダルメン広場へやってきました
 

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さてベルリンは世界一クリスマスマーケットが多い街と言われていますが
今回訪れたのはクリスマスはとうに過ぎた大みそかの12月31日
噂通り「ジャンダルメン広場のクリスマスマーケット」はいまだ盛大に行われていました
まぁ最終日だったんですけどね
マーケット手前の切符売り場で€1を支払い
これが初となるクリスマスマーケットへ
 

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モミの木に電飾されたクリスマスツリーそして奥にはフランスドームが望めるこの広場
ドイツ一美しい広場ともいわれるジャンダルメン広場にたくさんの露店が並び
地元ベルリンの方や観光客が押し寄せていました

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クリスマスマーケットを名乗っているので
当然のようにクリスマス雑貨のお店がありました
ここを訪れたのは大みそか、皆さん何を買っているのかな
世俗的ですが安売りの看板はありませんでした

もっともこのクリスマスマーケット
クリスマス雑貨だけではなく
ちょっとしたアーティストの作品やチーズなどの食材も売られています
 

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それにここを訪れる人々のおなかを満たすような屋台も数多くみられました
写真はスープを売っているお店でしょうか
隣はステーキを炭で炙っているのでしょうか、肉はかなり大ぶりです
寒い季節なのでこうした暖かいものが嬉しいですね
 

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レストランも見かけましたが仮設店舗らしからぬ設備のお店ばかり
ちなみにこのクリスマスマーケットは1か月半ほどの長期間やっているからこその店構えですね
有名どころのホテルやレストランの出店なんだそうです
 

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クリスマスマーケットを歩いているといたるところでソーセージを焼くお店があります
先ほどから我が家も少し小腹がすいてきたのでこの辺でちょっとつまんでいくことにします
 

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炭でじっくり炙られたソーセージはパンにはさんで出されてきます
このRostbratwurstで€3は観光地価格かな
他でも食べましたがどこも一緒でした
もちろんビールもいただきます
こうした露店で出されているのはプルスナーばかりでしたが、ソーセージとの相性は抜群でした
 

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どうやらソーセージを頬張ってい場所は広場の中心コンツェルトハウス前のコーサートハウス前だったらしくビールを飲んでいたらコンサートが始まり
ちょっとしたコンサートディナーとなりました
 

忙しさにかまけてブログの更新を怠ってましたが、そろそろドイツ旅行を仕上げることにします
もう3月半ばに達しましたが、このエントリーは昨年の大晦日
同じくベルリンに来ている知人とブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウンをご一緒しようと待ち合わせのためポツダムプラッツへやってきました
 
ポツダムプラッツ駅の近くにベルリンの壁の撮影用スポットがあったので思わず一枚
 

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その知人
正月休みを例年ベルリンフィルのコンサート三昧にするため
その本拠地であるコンサートホールであるベルリン・フィルハーモニー近くの
グランドハイヤットホテルに宿泊しているとのことなので
ホテルのロービーで待ち合わせ
ロビーにはポインセチヤで作ったクリスマスツリーがあったので
こちらでもホテルのスタッフにお願いして記念撮影となりました
 

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さてここ新生ポツダムプラッツにはベルリンの富士ことポツダム広場にあるソニーセンターがあります
FIATベースのキャンピングカーに目を停め写した写真ですが、後ろに青い文字で
ソニーセンターと書かれている入口が見えますね
 
 

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そうそのソニーセンター
別名「ベルリンの富士」ともいわれるその屋根が特徴の建物で
地元の人気スポットとなっております
 

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(Wikimapiaより拝借)
 

ここを訪れたのはすでに大晦日でしたが
ソニーセンターでは碧色のLEDで作られた巨大なクリスマスツリーを見ることが出来ました
 

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ちなみにクリスマスツリーはベルリンのいたるところにあります
ポツダムプラッツ劇場前にはこんなLEDで作られたベルリンのシンボルである熊が周りを囲むクリスマスツリーも
さすがクリスマスツリー発祥の国といったところでしょうか
 

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さてそんなクリスマスツリーの隣の屋台でソーセージを購入
こいつを食ったらカウントダウン間近のブランデンブルグ門へと向かいます
 

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日本では厳かに迎える大晦日の年越し
海外では派手にどんちゃん騒ぎし新年を祝う
カウントダウンが大流行のようです

特にここ数年正月を海外で過ごすことが多くなってきたことから
昨年はニューヨーク・タイムズスクエア
 
 

 

一昨年はローマはトレビの泉で大晦日からのニューイヤーカウントダウンを楽しみました



 

今年は何処でニューイヤーカウントダウンを楽しもうと模索していましたが
推定100万人が集い新年を祝う世界最大ともいわれるイベント
ドイツベルリンはブランデンブルグ門前で行われるニューイヤーパーティ&カウントダウンに参加することとしました
ちなみに下の動画は2013年に行われたものです

 



 

ただその前評判通り、おそらくは本当に100万人と言われる方々が集まったことから
2時間ほど前にブランデンブルグ門へ向かっても近付くことすらままなりませんでした
なるほどこの日の早朝から入り口前で並んでいたのはこのためだったんですね


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仕方ありませんのでブランデンブルグ門から2kmほど離れた戦勝記念塔の広場で年越しをすることにします
ただここにも私同様ブランデンブルグ門に近づけない方たちが2時間も前から大勢たむろしていました
 

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さていよいよ午前0時
ブランデンブルグ門近くではレーザー光線のショーに加え
たくさんの花火が打ち上げられているはずですが、あまりに遠くてほとんど見えません
 

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写真のシャンパン片手に見上げる花火は
実は主催者が打ち上げているものではありません
このカウントダウンを楽しみに来たおそらくは地元の方々でしょう
手にたくさんの花火を持ってきて
大勢の観客の前で好き勝手に打ち上げているものでした
 

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この下の動画のように
あたりかまわずロケット花火を打ち上げているものですから
怖いのなんのって
この晩はベルリン中がそうだったようですから
たぶん怪我人とか結構いたのではと思わせるそんな晩でした

そうそうこの晩だけが無礼講でロケット花火の打ち上げも許可?されているのだとか
 


 

宴の後はこんな感じで
シャンパンやビールの空き瓶が転がっておりました

ベルリンっ子たちもきっとストレスが溜まっているんだろうな
 

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けどこんなとても先進国って思えないこのイベント
いつまで見ることができますでしょうか
早めに見ておいてよかったかな

ブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウンのあと
戦勝記念塔からポツダムプラッツ駅まで歩いてぽつらぽつら戻ってきました

すでに年も明けた正月の午前2時くらいでしたが、そんなポツダムプラッツ駅近くの
ポツダム広場ではいまだクリスマスマーケットが行われていてちょっとびっくり
ドイツ人は大晦日寝ないのかと思える人出です

しかもこんな時間大勢の方が屋台で寒い中ビールやワインを飲んでいました
 
 

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そんなクリスマスマーケットには
美味しそうな匂いを漂わせている屋台もあります
 

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大量の湯気とともにスパイシーな香りが・・・
暖かそうな料理の誘惑に負けたので、夜食にちょっと買って
ホテルで食べようと屋台でテイクアウトすることにしました


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テイクアウトしたのは
ソーセージにほうれん草のピューレ
これはいまいちでしたが
Schweinegulaschとか言う料理
ドイツ料理なのでしょう、これがドイツビール「パウラーナービール」によく合って美味かった
 

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弾丸旅行の悲しさか、実質1日のベルリン観光もあっという間に終了
ホテルをチェックアウトしてベルリン・テーゲル空港に向かいます
地下鉄UバーンとSバーンを使えば空港へ迎えますが、ここはチェックアウトの際、予約してもらったタクシーを使うことにします
公共交通機関を使うのが旅のポリシーである我が家がわざわざタクシーを使ったわけは
空港へ向かう道すがらベルリンドームこと「ベルリン大聖堂」によってもらうためでした
 

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中央の壮大なドームが特徴のこのベルリン大聖堂
プロイセン王国を築いたホーエンソォレルン王家の記念教会である
この壮大なドームに上るとベルリンが一望できるそうだが
残念ながら正月の早朝だったこともあり
入館はできませんでした
 

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ここも第二次世界大戦中、空襲で甚大な被害があったようで
石柱がすすけていたり、補修されている跡があったりとしたが
そんなことも感じさせないほど、ものの見事に修復されていた
 

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ちなみにここも昨晩のブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウン同様
ベルリン子たちのストレス発散の場?無礼講の夜だったようで
シャンパンの瓶やロケット花火や仕掛け花火などの残骸があちこちに転がっていた

無礼講とはいえこんな歴史ある教会
特にこの大聖堂のの地下には
地下カタコンベ(ホーエンツォレルン王家墓所)があるだとか

そんな場所でよくもまぁ
 

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ところでこのベルリン大聖堂前に停まっているキャンピングカー
この中で宿泊されたのだろうか

もしもそうだったら煩かっただろうな
 

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なんたってベルリンの大晦日はどこもこんな感じなんですから
 

2泊しましたが実質1日足らずのベルリン観光を終え、テーゲル空港へ戻ってまいりました
3泊4日の弾丸旅行とはいえ
もう少しのんびりすれば良いのにと思えるでしょうが、私にとってのドイツはシュッツガルト
ベンツやポルシェの故郷によらずに帰るわけにはいきません
ということでベルリン・テーゲルからシュッツガルトへエアベルリンでひとっとびです
ちなみにエア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社
マイルを使った特典航空券で取ることができました

テーゲル空港ターミナルCにはおそらくは本物でしょう
東西ベルリンの冷戦時代の象徴であるベルリンの壁がモニュメントとして飾られていました
落書きというかイラストはここがホーム(本拠)となるエア・ベルリンのようです
 

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さあこれから乗り込むエア・ベルリンは本来格安航空たるLCCですが、他のLCCとは一味も二味も違います
まずはチェックインカウンター
エア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社であることから
ワンワールドステータスが有効で、ステータス会員のための優先チェックインカウンターが利用できますし
セキュリティレーンも同様に優先レーンを使うことができました
並ばずに済みますので、時間を有効に使え大変重宝いたします
こうしたものが日程がタイトな我が家の弾丸旅行を支えてくれたりもします
 

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チェックインを済ませたら
いつもならセキュリティを潜りラウンジへ一直線のはずですが
ここはターミナルCを出てメインターミナルたるターミナルAへ
なぜって思えるかもしれませんが、テーゲル空港は狭く
ラウンジがメインターミナルにしかないためです
しかもターミナルをまたぐことから制限区画外にあるわけです

ちなみに来年にはベルリン・ブランデンブルグ国際空港が開港
ここテーゲル空港は閉港が決まっています

そうおそらくはこれが最初で最後のベルリン・テーゲル空港探究なります
ターミナルAは六角形の形をしたターミナル
さほど広くないスペースに旅行用品(リモアなどの店)や土産屋さん、レストランが軒を並べていました
 

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さてそのターミナルAあちこちぶらぶらと散策しましたが
肝心のラウンジが見当たりません
空港の案内図もなさそうなので
総合受付のようなところで聞いてみると、奥のエレベーターで2階に上がってくれとのことでした

ということでようやく
ベルリン・テーゲル空港のブリテッシュエア・テラスラウンジにやってきました
そうここにはワンワールドステータスで入れるエアーベルリンのラウンジはありません
同じワンワールドのブリテッシュエアのラウンジを間借りするようです
エア・ベルリンのホームたるベルリン・テーゲルでこれはいただけませんが
まあエア・ベルリンはLCCということなので仕方がないところかもしれません

受付にいた年配のいかにもゲルマンって感じのご婦人の笑顔に迎えられ
テラスラウンジに潜入です

もう正月でしたが、ラウンジ内にはクリスマスツリーこそありませんでしたが
クリスマスフラワーたるポインセチアはたくさん置かれています
 

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他にもラウンジ内は観葉植物が置かれているうえ
テラスラウンジの名の通り広い窓が印象的な開放的な空間で
しかも名のありそうなシックなソファーが画一的ではなく、様々なものが置かれています
(単に寄せ集めだったかもしれませんが)
出発時間までかなり余裕を見てきていますので、ここでまったりと過ごすことに
 


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されここでいつものようにラウンジ探究です
まずはフードから
 

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軽食が中心ですが、お昼近くになってから出てきたサンドイッチが旨かった
そうヨーロッパではどこに行ってもサンドイッチが旨い
パンは無論、はさんでいるチーズやハムのせいかな
 

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ただ残念なことにハムはありましたが、ソーセージはありませんでした
ここでソーセージをかぶりつつドイツビールと思いましたが、その夢は
ソーセージの本場?フランクフルト国際空港に持ち越すことにします
 

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つづいて飲み物
冷蔵庫にはお目当てのものが
 

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当然のように多種のビールが並べられています
まずは世界100カ国以上で愛飲される人気の「BECK’S」
それに加え今回のドイツ旅行でお気に入りとなった
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビールをチョイスしました


ということでここで遅めの昼食
ビールは残念ながら樽生ではありませんでしたが、ハムをつまみに瓶ビールをいただきます

そいいや昔、何かの小説でドイツ人は朝から酒(ビール)を飲むとからかわれた
ドイツ人がこう答えたという話を思い出しました
「朝からビールを飲むドイツ人は労働者階級だ、
我々エグゼクティブは朝からビールなんて飲まない・・・・・ビールを飲むのは昼からだ!」
と朝からビールという言葉に憤慨して回答するシーン
どちらもあまり変わりがないように感じますが、まるで水のように飲むドイツ人にならって
まだ午前中ですがドイツご自慢のビールを2種いただくことにします
 

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ワインもありますがスパークリングワインに気になるものがありました
それがこの「MAMM」
そうF1の公式スポンサーとして有名でF1などの表彰式に「G・H・MAMM」が勝利の美酒としてシャンパンファイトに使われますね
なぜここにナパバレーのスパークリングと思い調べてみると
創業者のマムってドイツの裕福なワイン商人だったんですね
初めて知りました
 


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アメリカで思い出しましたが
ここでドイツではやってはいけないことを一つやってしまいました
闇に葬ろうとしましたが、ここで後悔ならぬ公開
サンドイッチを食べる際、濃厚なドイツビールよりも軽めな水っぽい飲み物が飲みたくって
こいつと思って飲んだのがバドワイザー
ビールの製法にまで法律を適用するような国でアメリカのビールを飲むなんて
あぁやってはいけないことを・・・・・・ビール好きな私としては懺悔の気持ちでいっぱいでした

ところが帰国してから調べてみると
このラウンジで飲んだのは
アメリカンなバドワイザーとは全く違う
「バドワイザー ブドヴァル B・オリジナル」
こいつはアメリカの大手企業の有名な製品ではなく
ビール産地として有名なチェコは南ボヘミア州で作られたビールだったんですね
調べてみると商標争いはかなり熾烈だったようです

なぜベルリンのラウンジでアメリカのビール?変だとは思っていましたが
勘違いして飲んでおいてよかった
 

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さてラウンジでやっておくもう一つの行事 
スマホの充電です
みなさんがそうなのか電源の位置はこんな感じで表示されていました
そして私の趣味の一つ
各国用のスマホの充電器の集めがこんな時に役に立ちました
 


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さてラウンジでまったりした後は
エア・ベルリンによるシュッツガルトまでの遊覧飛行です

さてベルリン・テーゲルからはエア・ベルリンでシュツッツガルトまで一っ跳び
ドイツの北東部から南西部まで1時間20分のフライトです
ICEを利用すればよいのかもしれませんが、ICE料金が結構なお値段となるので今回はマイルを使った特典航空券で乗ることにしました
 

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機材はボンバルディアQ400
これには日本の三菱重工が深く関与しています、というか機体の製造には中胴をはじめ多くの三菱重工製の部品が使われています

そしてこの機材はプロペラ機ということでジェット機とは違い
低空を飛行するうえ、高翼式のデザインなので翼に邪魔されずに眼下の景色をよく見ることができるんです
 


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天気もまずまずということで
ベルリンからシュツットガルトまで遊覧飛行を楽しむことにします
まずはベルリン周辺にたくさんあるという湖の一つが見えてきました
 

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そうこうしているとCAがウエルカムドリンクを抱えてやってきました
LCCだというのにこんなサービスまであるんですね
さっそくスパークリングワインでドイツの景色を眺めながら乾杯です
 

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飲み物はオレンジジュースかスパークリングワイン
それに加え甘いお菓子かスナックが選択できるとのこと
スナックはベルリンのホフブロイハウスで食べ気に入った
カリーブリスト味のポテトチップスでした
 

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シュツットガルトに近付くにつれ、景色が白くなってきます
南に向かってますが、標高が高いのでしょう
雪景色となってきました

そうそうここはドイツ南西部に位置する「黒い森」と呼ばれる高原なのでしょう
シュツットガルトはファンタスティック街道や黒い森観光の起点でもありました
 

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着陸間際のシュツットガルト周辺は完全に雪景色となっていました
なにやら大きな屋根の建物が多く見えますが
ここシュツットガルトはドイツ有数の工業地帯
メルセデスベンツやポルシェの本社・工場があるところですが
この工場もそうなのでしょうか

それと畑は葡萄畑でしょうか
そうここシュツットガルトはドイツワインでも有名なんです
 

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こんな遊覧飛行を楽しみつつ
車好きなら一度は訪れたいシュツットガルトへやってきました
最近ではサッカー好きにも知れ渡った街でもありますが
 

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けれどたどりついた空港にはなぜかレクサスが飾られていてちょっと拍子抜け
というか日本のビジネスマン
なかなかやるな〜

エア・ベルリンでベルリン・テーゲル空港から一っ跳びシュツットガルト空港へやってきました
ここから今回宿泊するホテルのあるシュツットガルト中央駅まではベルリン同様にSバーンで向かうことにします
 

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シュトットガルトではベルリンのそれとは違い、割合新しい「ドイツ鉄道423形電車」が使用されていました
どことなく洗練されたそのデザインは質実剛健をモットーとするドイツのイメージのものとちょっと違いますね
どうやらお隣の国の設計のようです
 

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シュツットガルト空港でもたもたしていたせいか、一本乗り遅れたようで
この電車にたどり着いたときは先行する電車が行ったばかりのようでした
おかげで運転席やら客車の座席などは撮り放題
テツの血が騒ぎます
 

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切符はベルリン同様ゾーン制
最初ドイツ語表記で手間どいましたが、英語表記に変え何とか購入
これほどの先進国でいまだICカードが導入されていないのは何故なのでしょう
 

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翌日のシュツットガルト観光は2等車の1日券を有効に使わせていただきました
それでも€11.5とかなり高め、それでも一回一回買うよりは安かったかな

このシステムよほどなれていまいと
切符の種類を決める際にその場で判断するのは多少敷居の高いシステムだったように感じました
 

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もちろんこのUバーン/Sバーン
シュツットガルトではポルシェ博物館やメルセデス・ベンツ博物館に行く際
かなり便利に使わせていただきましたけどね
 

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シュツットガルト中央駅へ空港からドイツ鉄道Sバーンでやってきました
そんなシュツットガルト中央駅の屋上には誇らしげにベンツのマーク
スリーポインテッドスターが輝いています
そうここシュツットガルトはメルセデス・ベンツのおひざ元となります
 

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今回とった宿はそんなシュツットガルト中央駅向かいにある
「シュタインベルガー・グラフツェッペリン」
交通の便のみを考慮してきめた宿ですが、5つ星ラグジュアリホテルということで
なかなかのホテルでした

そうそうホテル前で客待ちをしているタクシーはもちろんベンツです
 

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さてこれからは次回来た時のための覚書です
今回宿泊した部屋はツインベッドルーム
スーペリアツインというやつですが
交通の便もよくそこそこの部屋でしたが、宿泊代は一人1万円もかかりませんでした
 

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大きなTVとデスク
冷蔵庫はミニバーが付属していますが
スペースに少し余裕があるので、後ほどビールを買ってきて冷やすことにします
そうそうここの売りはWi-Fiが常備されていることのようです
ビジネスユーザーが多いのかな
 

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トイレが個室ってのが良いのですが、風呂を通り抜けるタイプなのでいまいち
あと流行りなのか洗面台は2つありました


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さてホテルのちょうど前
シュツットガルト中央駅前は大規模な工事が行われていました
これがシュツットガルト中央駅改造プロジェクト「シュトゥットガルト21」計画なんだそうですが
帰国してから調べてみるとこれが予算オーバーでかなりもめているんだそうです
 

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そんな喧騒を眺めつつ荷物をほどいたらSバーンで古都エスリンゲンを目指します

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シュトゥットガルトからSバーンで15分ほど行ったところにある小さな町エスリンゲン
中世の面影が色濃く残る古都エスリンゲンは、第二次世界大戦の戦火を逃れたことから
美しい木組家屋が残る古都
それにスパークリングワイン「ゼクト」で知られるワインの街でもあります
宗教色の強いドイツで正月の夕方に訪れるとすると店はほどんど閉まっていますので、そんな街並みを眺めるくらいしか観光に訪れるところはありません
ということでシュツットガルトのホテルを出てやってきたエスリンゲン
ブドウ畑につられ山のほうまで歩いてきてしまいました
 

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途中改修中の教会が見えてきたのでそこまで歩いて行こうと思いましたが
そこから山の上に続く石畳が気になり
ここはひとつ頑張って登ってみて山の上からエスリンゲンの街並みを見てみようと歩いていくことに

途中へこたりそうになりましたが、何かありそうな予感もあり
山の上まで行くとなにやら城らしきものが見えてきました
 

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それがエスリンゲン城砦といわれるもののようです
知らないでここに来れたのはかなりラッキー

頂上部にあるこの見張り塔は現在レストランになっているそうです
残念ながら正月ということでやってませんでした
 

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けれどこの城壁から古都エスリンゲンへの眺めは最高でした
ちょっと得した気分です
 

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そうそうここエスリンゲン城周辺は斜面を利用したブドウ畑がその美しい景色に溶け込んでいます
もってもここを訪れたのは真冬でしたので、緑濃いブドウ畑を見ることは出来ませんでしたが
 

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斜面のブドウ畑には観光用なのか植えられているブドウの品種とそのブドウで作られるワインのことが書かれた看板が点在いたします
写真には「カベルネ・ソーヴィニヨン」
他にもリースリング、グラウブルグンダー、シュペートブルグンダー、シラーなどが植えられているようです
 

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凍りついた斜面の通路を気をつけながら下りていきますが
その風景も格別でした
マンガ「神の雫」にもこうしたドイツのブドウ畑の斜面が出てくるのだとか
さすがに絵になりますね
 

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さて陽も落ちてきたようですし
次は雰囲気の出てきた古都エスリンゲンをめぐることにします

ドイツは第二次世界大戦の戦火で都市の街並みの多くを空爆で破壊されてしまいましたが
エスリンゲンはその空爆から幸いにも逃れることができたため、今も中世の街並みが残っています
エスリンゲン城砦からエスリンゲンの街並みを眺めた後は、直にその町を歩いて散策することに

街の名である「Esslingen am Neckar」ネッカー川のほとりのエスリンゲンの名の通り
ネッカー川沿いに発達したその街並みは「小ベニス」とも評されるのだとか

 

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まずは市庁舎広場
天文時計が特徴的な旧市庁舎の壁は赤く塗られていました
ここで12月には「中世のクリスマスマーケット」が開かれるのそうです
その名残りなのかクリスマスツリーが飾られていました
 


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続いて聖ディオニュソス 教会を取り巻くマルクト広場
ここでもクリスマスマーケットが行われます
一週間早くやってこれれば楽しめたのにとちょっと残念な気分になりました

ちなみに教会の名となっているデオニュソスは
ギリシア神話に登場する 豊穣とブドウ酒と酩酊の神
そう「酒」の神です
これはちょっと拝んでおかねばなりませんね
 

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さて私が宿泊先のシュツットガルトからのSバーンに乗ってこの街を訪れたわけは、近いのもその理由ですが
ここを訪れたのは正月の夕方ということもあり
敬虔なキリスト教徒の多いドイツにあって、この日はどこへいっても店は閉まっていると予想されたからです
そう街並みを眺めるだけなら休日は関係ないですからね
案の定エスリンゲンの街は照明は点けられているもののほとんど閉まっていて
訪れる観光客もみなウインドーショッピングをせざるを得ませんでした
 

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私もそんなエスリンゲンの街でウンイドーショッピング中に気になる商品を発見
それがこのBBQコンロ
プロパンガスを使うタイプのようですがプロパンガスは世界共通、日本で使おうと思えば使えないこともなく、じっくり見たかったのですが店は閉められていました
 

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店の明かりのが眩しいこのホテル兼レストランはやっているようですが、おそらくは宿泊客のための食事しか用意していないでしょう
夕食はこんな日なのでまた考えることにします
 

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そうそうこのに来たのなら見ておかねばならない有名な綱渡り名人がいるシェルツ塔へ
この綱渡り名人は塔の下でジェラードを売っているお店の看板ともいえる存在ですが
こうして夕暮れ時に見ると本物っぽくて風情がありますね
 

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ネッカー川畔に広がる古都エスリンゲンは、美しい木組家屋とワインで知られる街でしたが
訪れた時間もちょうどよかったようで、まるでそれはおとぎの国の迷宮に迷い込んだかのような街並みでした
シュツットガルトに来たついでではありましたが、なかなか見せてくれましたね

第二次大戦後の人口不足が顕著だったドイツ
労働者不足の解決策として労働ビザの緩和などがあったことから
今でも総人口の19.2%が移民で占められるのだそうです
なかでもトルコ系の移民が3.1%と最大グループとなっていて、ドイツの街にもそんな背景も有り
トルコ料理屋さんが点在いたします
なかでもドネルケバブ屋さんがその筆頭となるでしょう
 

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正月休暇でお店は皆閉まっていたエスリンゲンのバーンホフ通りを歩いているとなにやら美味しそうな香りが漂っていました
 

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その香りに導かれ
バーンホフ通りから少し入ったところに、その店はありました
店の名は「KONUK KEBAP」
偶然見つけたその店はトルコのイスタンブールに本店のあるドネルケバブのチェーン店です
キリスト教徒には休日だったかもしれませんがイスラム教徒にとっては営業日だったようでお店は開けられていました

店の外からでも回転肉焼き器(ロッティセリ)に乗せられた巨大な肉の塊が見えます
 

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これを見逃す手は有りません
さっそく店に入り、ドネルケバブを注文いたします

下のyoutubeにあるように店の方がアラビアンナイトに出てくるような長い剣(ではなくナイフですね)を使い鮮やかな手つきで肉の外側を切り落としてくれました
よく見ると回転肉焼き器(ロッティセリ)の奥にあるローターで肉を焼いているのが判ります
 


 
 
味を聞かれたので、ここはスパイシーと頼ませてもらうと、サワークリーム?を入れても良いかと聞かれたのでOKと手で合図 
ここで食べていっても良いのですが、どうせならホテルの部屋でのんびりビールを飲みつつ、つまみたいのでテイクアウトにしてもらいました
 

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もっともこれだけで2人分の夕食にはならないので
シュツットガルト中央駅に戻った際、フードコートでドイツに来て以来癖になっている「カレーブルスト」とパンとスープを注文いたします
 

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ホテルに持ち帰ったら
シュツットガルトの夜は部屋で食事と相成りました
まぁレストランなどは閉まっていますので仕方有りませんね
 

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もちろんビールもいただきました
銘柄は右側から
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビール
「ドイツ南西部の黒い森地方のロートハウス・ピルス・タンネン・ツェプフレ」という非加熱のピルスナービール
「ヴレ・ビエレ」地元シュツットガルトのビール
と3種を飲み比べです

ちなみに上の写真のワインのコルク抜き
今回はビールの栓抜きに使いました
海外に行く時は必ず持って歩きますが、これって結構必需品だったりします
 


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ところで肝心のドネルケバブはラムか何かの羊肉だったと思いますが、美味かった
もちろんビールとの相性は抜群
今度イスタンブールにでも行って本場のドネルケバブ食べてみたくなりました

私がドイツといって最初に思い浮かべるのは高級車やスポーツカーが多いドイツの車
メルセデスベンツやポルシェ、アウディ、BMW、オペル
ドイツは自動車産業が盛んで数多くの自動車メーカーがある車王国です
ということでドイツに来たのならどうしても訪れたいのが、カーレースにおいて確固たる地位を固めているメルセデスやポルシェの故郷シュツットガルトに行って、その生まれ故郷の空気を感じてきたいというものえした
 

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工場のみならずシュツットガルトにはメルセデスベンツ・ポルシェともに工場に併設するようにミュージアムがあります、今回はその両方に顔を出したいと思います
 

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まずはスポーツカーの代名詞たるポルシェ
その博物館たる「ポルシェミュージアム」へ行くことにします
シュツットガルト中央駅からSバーンに乗り「Neuwirtshaus(Porscheplatz)」とポルシェの名のついた駅で降ります
駅の隣がポルシェミージアムという立地でした
 

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開場とともに入館と早くやってきすぎたようで
到着した時ミュージアムはまだやってはいませんでした
ショウインドーに書かれた
「メリークリスマス」のカタカナ文字を見つけることができました
(よっぽど日本人が来てるんだろうな)

 

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そうこうしている間に開店
€8を支払いチケットを買って入場
まだ訪れる人も少ないことから、貸し切り気分で見て回ろうかと思っていたら
お客さんは次々やってきました
 

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ちなみにまだお客さんが、ほとんどいなかった時間帯
動画で撮った映像がこれです
わくわくしながら撮ったおかげで時間にして5分弱ほどになってしまました
覚悟して見ていただけますでしょうか
 


 

エンジンも展示されています
下のエンジンは928V8エンジンにターボが付けられたもの
そうポルシェといえばターボですね

ちなみにこのエンジンは元F1ドライバーのジャッキー・イクスがレーシングボート用にオーダーしたものらしい
 

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展示物には2通りがあります
まずは市販車
911シリーズが並んでいます
 

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その中でも乗ってみたいな~と思ったのがこれ
911GT1ストリートバージョン
 

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ストリートバージョンの名の通り公道を走ることのできる車ですが
元になったのは、当時のル・マン24時間レースでは圧倒的な強さだった「マクラーレン・F1」に対抗しポルシェ911をベースに開発した、LM-GT1規定のレーシングカーなんです
その「ポルシェ・911 GT1」のホモロゲを取るために作られた車です
 

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オークションで売られている価格が今でも120万ドルというから、えっ億円
そんな車ですが日本でも当時数台が売れたんだそうです

買って帰りたいのはやまやまですが、あきらめます

続いてカットモデルの向こうに見える
レーシングカーのコーナーへ
 

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まずはマルティニカラーのポルシェ935
昔子供のころプラモデルで作った記憶があります
 

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ル・マン24時間などの耐久レースで活躍したマシンたちも展示されています
雌豚ベルタの愛称を持つピンクの車体が鮮やかな「917/20クーペ」
隣はルマンでの最高速度記録を持っていた917LHクーペです
 


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そんなル・マン耐久レースといえばこのマシン
そうですロスマンズポルシェ
何故だかひっくり返って展示されています
(高速でのダウンフォースがあればこうして天井も走れるらしい)

おそらくはエンジンやミッションは外されているでしょうけど
本物のようで座席脇に「ルマン・キング」の称号を持つジャッキー・イクスの名がありました


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まだお客さんが少なかった時間帯なので、ル・マンのシュミレーターで遊んでみました
子供用のものかとも思いきや、200km/hを超えるシュミレーターは結構難しかく楽しめました
 

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そんなこんなで2時間余り見てまわりましたが、展示車は膨大で
とてもすべては紹介できません
とりあえずとってきた写真は260枚
下記のアルバムにアップしてあります
 

ポルシェミュージアムのアルバム
 

さて今日は朝飯も食わずに出てきたことから
ここらで朝食にいたします

ポルシェミュージアムのカフェ

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時間を忘れポルシェミュージアムを散策して歩いていたら
さすがに足にきてしまいました
1時間余り歩いたでしょうか、このへんでちょっと一休み
そういえばチケットを購入したラウンジの奥にカフェがあったのを思い出し
一番下の階に舞い戻ります
 

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カフェのバーカウンターのなかに本格的なエスプレットマシンを発見
ちょっと期待が持てます
ここでポルシェを眺めながらコーヒータイムにいたしました
 

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カウンターには美味しそうなサンドイッチが並んでいます
そういや朝飯まだだったと思いだし、ここで朝食といたします

ちなみにここには地中海料理の高級フレンチのお店
レストラン「クリストフォーラス」がありますが、ちょっと高級そうなのでパスいたしました
 

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サンドイッチはスモークサーモンとハム
パンはライ麦パンのようでしたが、重量感のあるハード系でした


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会計時に再びカウンターを見ると、欲しかったポルシェチョコがならんでいます

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このチョコは、ここポルシェミュージアムの名物、ばら撒き土産の基本のようなので買っていくことに


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ポルシェ・ミュージアムを堪能した後は
Sバーンに乗り駅名にもなっているネッカーパーク(メルセデス・ベンツ)駅へ
この駅の先にはメルセデス・ベンツの工場が広がるベンツの街です
 

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駅から15分ほど歩いたところに近未来的な建物が見えてきました
それが今回の目的である「メルセデス・ベンツ・ミュージアム」です
2006年に新たに建設され現在の建物になっています
なぜ2006年かというと、2006年に開催されたワールドカップに合わせ
ミュージアムを一新したようです
まぁ2006年はメルセデスのためのワールドカップでしたからね
 

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その隣に見える建物が、2006年のドイツワールドカップの際作られた「メルセデス・ベンツ・アリーナ」

6.万人収容可能なこのスタジアムは現在サッカー専用競技場として使われていますが、今回の旅の最中、ブンデスリーグはやっていませんでした
フランクフルトやシュツットガルトくんだりまで来たのですから日本人選手の活躍ぶりも見てみたかった


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たまたまyoutubeでこのメルセデスミュージアムを紹介したものがあったので置いておきます
 


 

さてミュージアムに入ったら入場料€8払い
一風変わったエレベーターに乗って最上階である8階へ
 

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ここから螺旋状に下りるようにこのミュージアムは設計されているようです
160台もの車両の展示に加え、展示物も多く1日かけても見飽きることのない博物館になっています
 

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まずは120年近い歴史を持つ年代物のベンツから
 

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そうそうベンツというと高級乗用車のイメージが強いですが、数多くの商用車も作られています
下の写真はワイン樽を乗せたトラックですが
そいやここシュツットガルトはワインの産地としても有名
ここに来る最中も車窓から山々に葡萄畑が延々と続いていました
ゼクトと呼ばれるスパークリングワインもこのあたりが産地のようです

で・・・・思い出したのがイタリアのモデナ
ナセラッティやフェラーリー、ランボルギーになどの工場のある地域も同じように葡萄畑が延々と続いていました
まぁこちらはバルサミコ酢用の葡萄のようですが

こうした葡萄畑とスポーツカーって何か関係があるのでしょうか
 

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商用車はまだまだあります
なにに使うのかさっぱり判らないトラックもあります
搬送用のトラックに乗せられているのももちろんベンツでした
 

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パリ・ダカールラリーで有名になったウニモグもあります
 

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ドイツ代表用に実際使われたバス
ドイツ連邦の国旗である黒赤金に合わせたカラーリングがされています
 

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もちろん乗用車も見て回ります
まずは昔アニメのマッハGOGOGOで出てきたような
懐かしいスポーツカー
300SLR ウーレンハウト クーペ
でも高いんだろうな〜
 

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ガルウイングで一躍有名になった
300 SL クーペも展示されています
運転席も身近にみられますが、実は私の職場のある小樽にもこれが一台あったりもします
そう石原裕次郎記念館ですね
 

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ダイアナ妃の乗っていた500SLも展示されています
英国で使用するため日本と同じ右ハンドル仕様ですが、実は使われておりません
英国のプリンセスがドイツの車に乗るなんてなんて事のようですが
あまりにも器量がないように感じます


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というのも同じフロアーには昭和天皇の御料車があったからかもしれません
ということで久々に記念撮影
ドアに貼られた菊の御紋が写るように近くにいたお客さんに頼んで写してもらいました
うまくいかなくって3回ほどやり直してもらいましたが、怪訝な表情することなくやってもらい感謝です
 

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展示物を紹介するプレーtには実際に使われたところが写真で紹介されていますが
なんとその様子は私の住む北海道だったようです
 

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ちょっと長くなってきたのでこの辺で切らせていただいて
肝心なレーシングカーの話は次のエントリーで

ベンツの128年に及ぶ歴史を感じさせるメルセデスベンツ・ミュージアムに展示された
乗用車や商用車のエリアを堪能した後は楽しみにしていたレーシングカーのエリアへ
 

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ここには歴代のレーシングカーが目白押しです
F1から耐久レースなどでみられるプロダクトタイプのレーシングカー
ラリー車はたまたレーシング・カミオン
なんでもありといった展示でした
 

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まずはポルシェ・ミュージアムもそうでしたが、デジカメの動画機能を使い
動画を撮ってみました
ポルシェ・ミュージアムでは張り切って5分という長時間録画をしてしまい見づらくなってしまったので
ここは2分弱に抑えて撮ってみました
 


 


サーキットを模した展示スペースには
様々なレーシングカーが所狭しと並べられています
手前のF1は空気の取り入れ口がないことからターボモデルなんでしょう
マクラーレンメルセデスMP 4-13

その奥にマクラーレンMP 4-23
さらに奥がル・マン耐久仕様のプロダクトレーシングカーでしょうか
 

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私の好きなラリー車ももちろんありました
そんなラリー車にはドライバーやコ・ドライバー(ナビゲーター)の名も書き込まれています
長距離ラリーではパリ・ダカールラリーが有名ですが
その昔にはこんなラリーもありました
「London To Sydney Marathon1977(ロンドン-シドニーマラソン)」という名のラリー
ラリー車につきものの車体に書き込まれた名前と血液型にはアンドリュー・コーワンも名も見て取れます
この年はベンツのワンツーフィニュッシュでした
 

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初代WRCチャンピオン、ビヨルン・ワルデガルドがWRCに使用したマシンも展示されており
ちょっと感動、砂を意識した前輪のオーバーフェンダーを見る限り、サファリラリーかコート・ジボアールラリーあたりで使われたマシンなのでしょうか
メルセデス・ベンツらしくオートマでした
 

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そしてベンツといえばAMG
ベンツのスポーティモデルのブランドとして有名ですが
元々AMGはベンツのチューニング部門
特にメルセデスAMGはレース場でこそその本領を発揮するレーシングコンストラクターです
 

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次にフォーミラーカー
まずは「W196」
えってF1らしくないって
そんなことありません
あの、ファン・マヌエル・ファンジオが1954年と1955年と2年連続ドライバーズチャンピオンを獲得した
歴史あるF1マシンです
 

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そしてこのF1マシンの市販車バージョンが先般ご紹介した
「300SLR ウーレンハウト クーペ 」なんです

欲しいというのは無理としても、やっぱり乗ってみたい
 

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上記に出てきたF1-W196の オープン・ホイールタイプが内部を見れるように展示されていました
 

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わりあい新しいタイプではマクラーレン・メルセデスMP4-14も同様に内部が見れるように展示されていました
 

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パワーユニットのV型10気筒
メルセデス・ベンツFO110Hも見て取れます
 

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展示物は車だけではなく
こうしたレーシングスーツや優勝カップ
ヘルメットの類も見ることができますが、やはりメルセデス・ベンツでF1といえばミカ・ハッキネンかな
 

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ここでも2時間ばかり見て歩いたので、ちょっと足に来てしまい
メルセデスベンツ・ミュージアム内にあるレストランでビールタイム
「Haller-Löwenbräu」をいただきました
 

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帰り際、ミュージアムショップに足を運び
何か土産でもと思ったのですが、ちょっと高額すぎて手が出ませんでした
 

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ちなみに写真のメルセデスベンツのロゴがはいったオーディオガイドのストラップ
退館時に持ち帰ることができたので、こいつが唯一の土産になりました
 

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そんなわけで紹介できない写真も数多くあるので
こちらのアルバムにUPしておきますね


メルセデス・ベンツ・ミュージアムのアルバム

ドイツを代表する高速鉄道ICE
東西ドイツ統一後の1991年に颯爽とデビューいたしました
国内主要都市は無論、フランスやオランダ、オーストリア、スイスなどへの国際列車としても活躍しております
ただしその乗車賃は少しお高め
今回のドイツの旅はLCCのエアベルリンがマイルを使って乗れることから、ドイツ南北へとエアベルリンを使い旅をさせていただきました

ただ「テツ」な我が家にとってドイツくんだりまで来てICEに乗らないわけにはいきません


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という事でドイツ最後の移動はシュツットガルト中央駅からフランクフルトまで、ICEに乗り「海外乗りテツ」です


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今回ICEに乗り込むシュツットガルト中央駅にはフランスのTGVも乗り入れているようです
行き先はパリでしょうか?
ここシュツットガルトから3時間半くらいでパリにいけるのだそうだ

次回のヨーロッパの旅は是非ともユーロ・レール・パスで周って歩きたいものです

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さてポルシェミュージアムやメルセデスベンツミュージアムを見学したあと、ホテルに預けてあったスーツケースを受け取り、シュツットガルト中央駅に戻ってきたのだが、乗車には少し早かったようでした
そこで地元ドイツの方々に混じり駅構内のバーでビールを頂くことに
頼んだのはDINKEL ACKERという、シュツットガルトを代表するピルスナービールでした


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そうこうしている間にICEはホームに入線
とってあったチケットが2等の自由席ていう事もあり、さっさと乗車して良さそうな席を確保することとします

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2等のチケットで乗れる席にはこんなコンパートメントもありますが、周りをドイツ人に囲まれるとイマイチなのでパス


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トイレも何時もいつものように取材
なんだかキャンピングカーのトイレのようです

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で、確保した席はこのお見合い席
テーブルを挟んで向かいに席がある1車両に僅かしかない貴重な席です
ここシュツットガルト中央駅が始発となるからこそ取れたせきですね

ところでなんでこんな席が有るのかというと
ICEの座席は回転しないため、進行方向に向かって前を向く席と背中を向ける席が有るわけですね
因みに席を回転させる技術が無いわけではありません
動力分散型では無くプッシュ・プル方式のため、車両を軽くする必要があり
進行方向に合わせ座席を回転させるシートが採用されないようなんです


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席を確保したら、バー車両「ボード・ビストロ」へ
バーの座席では皆さんビール片手に歓談されています


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ここでビールと行きたいところですが
到着したらフランクフルト空港のラウンジで呑み放題なのでここはコーヒーを頂くことに


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テーブルをだこの席で、プリントしたチケットを出して
どうやってチェックするのか、チェックするだろう車掌をまちながら、コーヒー飲みつつフランクフルトを目指し乗りテツすることにします


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正月休暇を使ったドイツ旅行もあっという間に終わり
フランクフルト国際空港へ戻ってきましたきました
まぁ3泊4日の旅でしたからこんなものでしょう

フランクフルト国際空港は広く
JALノカウンターを探し出すのに手間どいましたが何とか見つけ出しチェックイン

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チェックインを済ませセキュリティを抜けたらすぐにラウンジへ
そうここフランクフルトは日本からヨーロッパに向かう際の玄関口
ということでJALのラウンジがあるんです

ワンワールドで使えるラウンジではなくいつも使ったているJALのラウンジってところが味噌ですね
 

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ちなみにJALのラウンジは
入って左側が「サクララウンジ」
そして今回調査したのは右側にあるJALファーストクアスラウンジです
まあ大して変わらないそうですが、ファーストクラスラウジにはシックなソファーに加え
ビジネス客が多いのでしょう一人用のソファーが並べられていました
 

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まずはビールと行きたいところですが、ここはラウンジでの儀式
シャワーを浴びてからビールにすることとします

髭を剃りたかったのでカウンターで髭剃り用のカミソリをいただきます
使い捨てのカミソリの他にシェイビングクリームも貸し出してくれました
この辺はちょっとうれしい配慮です
 

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ラウンジには
お酒や軽食も並んでいますが・・・・
 

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当然のように、まずはビール
残念ながら樽生ビールはありませんでしたが
数種類ドイツで見かけたビールをここでも見かけることに
 

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軽食はここの名物であるおにぎりと思いましたが残念ながら売り切れのようです
代わりにサンドイッチをいただきます

そうそう日清食品のカップヌードルも並べられていました
カップヌードルって食べなれた味ですし
しょうゆ味が多いですから、郷愁を誘うんでしょうね
 

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もちろんここフランクフルトでフランクフルトソーセンジを食べねばはじまりません
ただ私が見て歩いた時は最後の一本があるのみでした
 

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もちろん皿に盛り
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビールとともにいただきます
 

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そろそろ搭乗時間となりましたので搭乗口へ
ドイツの女性スタッフの方でしょうか、正月を意識して晴れ着で迎えてくれました
ドイツ語はさっぱりなので英語で写真を撮らせてくれと頼んだところ快くポーズをとってくれました
 

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さてこのあと厳しいチェックが売り物のドイツで搭乗前のセキュリティチェック
こんなところでもスティタスカードホルダーは優先されます
プライオリティレーンを通り、いよいよ帰国の便に搭乗することに
 

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フランクフルトからJL408便で帰国の途につきます
途中北欧カロシア上空あたりではオーロラが機内から見ることができました
残念ながら寝ぼけていてうまく写真に撮ることは出来ませんでしたが
この目でオーロラが揺らめく様子が見れてラッキーでした
 

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そんなフランクフルト国際空港から成田国際空港へのフライトはマイルを使った
特典航空券だったためちょっと贅沢にビジネスクラスを使用いたしました
しかも機材はボーイング787
新型の機材でしたからJALご自慢の「JAL SKY SUITE」でまるで個室気分でフライトできました
 

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座席に着くと
そこには真っ赤なポーチが置かれています

これは昨年10月から行われている
JAL国際線ビジネスクラスでアメニティキットサービスというもの
 

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バッグメーカーの「TUMI」のポーチですが、割合好きなブランドでちょっとうれしい
しかもポーチ内部にはJALのロゴである鶴丸も縫いこまれています
ちょっとしたお土産になりますね

ちなみに中身は リップクリーム、歯磨きセット、モイスチャーマスク、耳栓、アイマスク、ポケットティッシュ、アメニティ一式が入っています

往路でもらった「黒いポーチ」とこれで2個いただくことになりました

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さてフランクフルト発
成田行ビジネスクラスの機内食
空の上に作られた特別なレストラン
「BEDD」という名のオーベルジュを堪能させていただきます


まずはアミューズ・ブーシュ
ナッツ盛り合わせ
野菜とサラダとシーフード

合わせるお酒は鹿児島の芋焼酎「富乃宝山」
 

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次にオードブル
鴨胸肉の燻製
海老 キヌアサラダ添え
 

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メインディシュは私の慣習で
洋食を頼みます
そう日本発は和食
海外からの帰国便は洋食と決めているんです

そんな洋食は
ドイツ産オーガニックビーフフィレ肉のロースト マデュラソース
 

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飛行機の中でこんな分厚い肉が食べられるとは思ってもみませんでした
それにドイツのじゃがいもがソースにあって美味しい
 

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和食はというと
こんな九つの小鉢膳でした
 

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ちなみにJALご自慢のパンとか
炊きたてのご飯もありますが

ここはお断りして
小腹がすいたところで
牛丼とわかめうどんをいただいてみました
 

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もっともそれだけでは飽き足らず
というか今度いつまた「BEDD」を体感できるかわからないので
以前から気になっていた
東京香味カレーライス”野菜のキーマカレー”までいただいてしまい

 

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いや〜フランクフルトから成田まで食べまくってしまいました
おかげで飛行機から降りる際はおなかがパンパンの状態
けれどまたこの空の上のレストラン「BEDD」の機内サービス受けてみたいものです

正月休みを利用して行ってきたドイツ旅行も終了、フランクフルト空港から成田空港そしてシャトルバスを使い羽田空港へ帰ってきました
正月明けということで、さすがに空港内は大がつくほど混雑していました
 

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こんな時に味方になってくれるのが、航空会社のステータス
こういう時のために多少無理をしてステータス会員になっているんです

ということでJALのファーストクラス・チェックインカウンターでチェックイン
そのまま裏口のようなファーストセキュリティを並ぶことなく潜り抜けて、ダイヤモンド・プレミアラウンジへやってきました
 

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ラウンジに着いたら、いつもの儀式
旨い樽生ビールを飲むためだけにシャワーを浴びます
 

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ということでシャワーのあとは迷わず樽生ビール
ドイツの空港のラウンジでは思ったよりも樽生ビールは置いていなかったため
久しぶりの樽生ビールとなります

銘柄は「キリン・ブラウマイスター」
ビールづくりのマイスター(職人)を、ドイツでは「ブラウマイスター」と呼ぶそうですが
日本のビール会社ではガリバーの称号が昔ついていたキリンが満を辞して送り出したプレミアムビール

いや~ドイツのビールも旨かったけど
最近の日本のビールも捨てがたいですね
 

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ビールを飲みつつダイヤモンド・プレミアラウンジの空港エプロンを眺めるカウンターから外を眺めると、国際線ターミナルの向こうに富士山が見て取ることができました
しかも夕暮れ時とあって「赤富士」といえる風景を醸し出しています

そういえばここ羽田空港には
羽田空港国際線旅客ターミナル展望デッキに「富士見台」というのがあったかと思いますが
ここからこんなきれいな富士山が望めるんですね
こんど登って富士山を眺めてみよう

 

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ビールの他には山崎の12年ものと
蒼い空 JAL搭載の吾空の末っ子『尽空(じんくう)』
 

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お腹は空いていなかったので手は出しませんでしたが
メゾンカイザーのパンも並べられていました
 

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さて今回このダイヤモンド・プレミアラウンジに入る際
入り口の盆栽のところには皆さん立ち止まる場所がありました
 

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なにがあるのか覗いてみるとそこには
日本酒が並べられていました
正月早々なので「お屠蘇かな」とも思いましたが

これは2011年から行われている
「日本の素晴らしさ」を発信していく地域活性化プロジェクト
「JAPAN PROJECT」の第43弾ということで佐賀県を特集していて
佐賀のお酒が並べられていたというわけです
 

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ちんまいにこのプロジェクトでは
ラウンジに最近話題の日本酒
「獺祭」の最高峰、 純米大吟醸 磨き二割三分が並べられているのだとか
いまだ獺祭は一度も飲んだことが無いので近々試してみたいものです

今回のドイツ旅行
行ったのが正月と季節的に寒かったこともあり
キャンピングカーを見かける機会は少なかったのですが
それでも数台、見て取ることができました

まずはベルリン・ソニーセンター前で見かけた
フィアットベースのキャブコン
デスレフでしょうか
日本でも結構見かけるタイプのキャンピングカーでした
 

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次にベルリンの壁「イーストサイドギャラリー」で見かけた
年代物のキャブコン
これまた日本にもよく入ってくるライモ社のものでしょうか
 

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正月明け
ベルリン大聖堂前に泊まって?いたバンコン
「VANTourer」というロゴが見て取れますが、ロゴを頼りにホームページを探してみると
バンコンの専門ビルダーのようです

VANTourer

幅がある分、レイアウトにも余裕がありよさそうですが、
一番安いタイプでも€36,900(4,760千円)と結構お高めの価格でした
 


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つづいてエスリンゲンのマルクト広場で見かけた
バンコン
ウエストファリア製ですがワーゲンベースではなく
フォードベースの「NUGGET」
ドイツ人の職人気質が伝わってきそうで
これもなかなかよさそうです
 

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ウエストファリア製のキャンパーはシュツットガルトでも見かけました
 

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他にもシュツットガルトではこんな
キャブコンを見かけました
 

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残念ながらシーズンでなかったためかトレーラーは一台住宅街で見かけただけでした
これで今回のドイツ旅行のエントリーは終了しますが
ここドイツでは毎年秋口に
デュッセルドルフで世界最大のキャンピングカーショーが行われるそうですが
今度はそんな時期に再度ドイツを訪れたいものです

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