今回の沖縄観光はアクティビティなどは考えずホテルでのんびりというのがテーマでしたが、那覇が近いこともあり夜はちょっとタクシーで出かけることにしました
とはいえどこに行こうかと思っていても特段行くあてもありません・・・・・と悩んでいたところ、良いものを見つけました
それが「那覇まちま~い」
現地ガイドと一緒に那覇の街を徒歩で散策し、ちょっと違った角度から那覇を楽しむ現地ガイドツアーです
なんだか以前参加したことのある「長崎さるく」で経験したガイド付きまち歩きツアーと似ているなからと思っていたら案の定そちらを参考にしたガイドツアーなのだとか
さて今回参加したのは
『寄んな~ 酔んな~ 桜坂』祝!! 那覇まちま~いナイトツアー
桜坂はかつて沖縄一の繁華街として名を馳せており、古き良き沖縄と新しい時代の香り漂う個性豊かな店が立ち並ぶ魅惑的な場所。ガイドとともに、桜坂界隈をまちま~いしながら、ちょい飲みし、夜の賑わいを感じませんか? というものです
アーケードになっている平和通商店街あたりから散策開始
この時はまだ夜の7時過ぎ、まだ夜はこれからと思う時間帯、国際通り周辺はさすがにまだやっていましたが、通りから離れるごとにシャッターが閉められるお店が多く閑散としていました
そんな景気を反映してか、アーケードの上部に掲げられた店名と実際にテナントとしてはいっているお店の店名は違うところが多かった・・・・というかほとんど違っていました
と、そんなことを教えてもらうためのガイドツアーだったりもします
写真を撮ったのは沖縄美人がいたから
いえいえ、ここがかの有名な沖縄の家庭料理「花笠食堂」
安さが売りのこのお店もショウインドーを覗いた限りはごくごく普通の食堂価格(しかも観光地価格)でした
さて今回の寄んな~ 酔んな~ 桜坂とテーマになっている桜坂
その名が今も残る「桜坂劇場」
古き良き時代の象徴的な娯楽施設だったらしく
現在も映画館などとして機能しているそうです
1Fのはcafeがあり、ちょっとよさげな雰囲気のお店でした
桜坂をぬけたあたりに今回立ち寄るお店がある通りに差し掛かります
通りの名は通称「年金通り」
名前の通り年金を頂いているような年齢の方が多く立ち寄るお店がひしめく?通りです
マリリンの壁画が時代を感じさせます
那覇まちま~いは実際にお店に入って一杯やっていくという
非常に珍しいガイドツアーでもあります
その一軒目に選ばれたのが
「酒と小料理まこちゃんの店」
いかにもこれぞ本物の沖縄を味わえるような魅惑的なお店
いかにも常連と思えるような方が泡盛やオリオンビール片手に楽しまれていました
そうです絶対一人で来て入れるようなお店でもありません
こんなお店に入れるのが、このツアーの魅力なんです
さてこの『寄んな~ 酔んな~ 桜坂』では2軒のお店に立ちより
1杯ずつ飲んで行くというのが、決まりなんだそうで
歩いて回るガイドツアーにしては珍しく1人頭4千円かかります
一軒目はオリオンビールとも思いましたが
せっかくこんなお店に来られたのですから常連さんが飲まれているように
泡盛を頂くことにします
一杯とのことでしたが、お調子に入れられて来ました
銘柄は以前から何度か飲んだことのある「久米島の久米仙」
そして2人で来ているので、2本目は違う銘柄
この店で一番人気の沖縄県読谷村の残波岬の名を付けられた「残波」の黒を頼みました
いわゆる「ザンクロ」と言われているやつなのですが
こいつが美味くてついつい嵌まってしまいました
札幌に戻ってもこの味を忘れられず、ついついWebでポチッとしてしまったほどです
コースターの替わりにおしぼりをひくのがここ沖縄流
郷に入れば郷に従うのが私のお酒の嗜みのポリシーです
ここ沖縄ではレモンは使わずに「シークワーサー」を絞って入れます
シークワーサーはここ沖縄ではお酢がわり
お刺身など何にでもかけるのだとか
4千円で2軒のお店を回るわけですが(つまりはこのお店は一人2千円)
沖縄のおもてなしなのか
3人分の料理としてお刺身の次に出てきたのは、カキフライとお麩のチャンプルーがたんまり出てきました
採算はとても合いそうにありません
このツアーかなりお得なプランのようです
もちろん、またこの沖縄を訪れたら次回は一人でも伺いますよ~
そしてお麩のチャンプルーに入っていたのはいかにも沖縄料理と思わせる「スパム」
ところがガイドさんに聞いてみると、スパムじゃないかもしれないとのこと・・・・・
えっするとこれって何っ・・・・・
良く聞いたところ、なるほどと思える答えが帰ってきました
そうですポーク缶といえば私自身スパムの名しか浮かびませんが
というかポーク缶ってスパムって名前と思っていましたが、スパムはあくまでそれは商標名
他にもいいろいろな銘柄があるようで、このチャンプルーで一緒に炒められているのは
「チューリッップ」という銘柄ではないのかな~と言うことでした
なるほど、さすがポーク缶にこだわる沖縄ならでは答えでした
沖縄恐るべし
まだまだ飲んでいたい気持ちもありますがこの辺でまこちゃんの店を出て2軒目に伺うことに