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今年余市にオープンした農場の直営レストラン・ノースプレインファーム「エスペリオ」
ニセコでのキャンプへ行く途中立ち寄ってみました
今回はキャンピングカーで伺ったため駐車場の大きさが気になっていましたが、ワイナリーとあって駐車場は広く私の車でも難なく駐車できましたので、ここでのんびり昼食を取ることにします
 

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興部町のノースプレインファームと言えば「生キャラメル」の生みの親として有名で
その農場直営のレストランとあって期待が持てます
 

余市の葡萄を使ってワインを作り続けている余市ワイン
その敷地内にはレストラン「エスペリオ」の他、ギャラリーやショップ(ツバイゲルト館・ミュラー館)が並び、その中心には緑の芝が広がっています
なんとなく先日行ったナパバレーのワイナリーを彷彿させます
 

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さっそくレストランに入ります
まず迎えてくれるのが、この大きなピザ釜
こだわりの石窯焼きピザが食べられそうです
 

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牛肉の赤ワイン煮込みが美味しそうなので頼みますが、もう一品はこの石釜ピザにしました
まずは前菜からいただきます
 

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牛肉の赤ワイン煮込みはナイフで切らずとも箸で切れるほど柔らかく煮てありました
 

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縁が膨らんだピザはナポリ風でもちろん美味しく
頂かせていただきました 
 

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帰りにちょっとショップでお買い物
私は運転があるので飲めませんでしたが、試飲も出来るようです
 

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今年の余市町で行われた新年会で使われた
ファミリー寿司「ガーデンハウス」
なにやらランチのメニューが豊富の上
ボリュームがあり人気なんだとか
そういえばここを通るたびにいつも駐車場は混んでいた
 

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新年会に参加したスタッフからここのランチは美味しいよと教えていただいた
特に「まんぷくちらし」
ネタが10品乗せられたちらし寿司なのだが
味・ボリュームともに満足できるものなんだとか

本日昼ころ仕事で余市を訪れる予定があったことから、昼少し前に訪れた
さてそんなランチの人気メニューはこんな感じ
 


 

メニューにある15品が豪華に乗せられた特大まんぷくちらし
なんてものがあり興味は有ったものの
初めてのランチでの訪問
それにここを訪れている皆さんが頼んでいるのも
通常のまんぷくちらしであることから
ここは自制し通常の「まんぷくちらし」を頼むことに
それがこれ
ちなみにボリュームはこれで充分です

しかもイカやホッキ、貝の刺身が新鮮でコリコリして美味い
 


 

鮭のアラ汁があったのでこれも頼んでみました
 


 

となりではなにやら
この店オリジナルのガーデン冷酒を頼む方も

羨ましく思いつつ
次回は特大まんぷくちらしにも思いをはせます

ちなみに壁に貼ってあるメニューを見て
夜の訪れるのも良いかもしれなとな~と考えさせられます
 

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仕事でよく訪れる余市
そこにいつも混雑しているラーメン屋があった
それがこの「らーめんじょぐら」

今回やはり仕事で訪れていたのだが、ちょうど昼だったが駐車場に空きが有るのを見て飛び込んでみた
 

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ところでこの「らーめんじょぐら」
ちょっと変わった店名だが
「雑蔵」ぞうぐらが訛って「じょぐら」になったらしい

店内はそんな雑蔵なんて雰囲気ではなく、結構小ざっぱりしていていて
厨房前と窓際のカウンター席
それとテーブル席に分かれていた

それになによりも従業員の接待も丁寧で気持ちが良い
この辺が「ミシュラン北海道2012特別版」に掲載された理由だろうか
 

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さてここをはじめて訪れたら頼まねばならないのが
「余市前浜えびラーメン」
ライスは頼めばおまけで付いてきます
 

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とんこつスープのラーメンにスープが赤いのは辛味噌が入っているからだろうか、真っ赤なスープが特徴
けれど見たほど辛いっていう印象はなかった

それに前浜って名前が付いているくらいですから
ここ余市の前浜で採れた(新鮮な)甘エビを香ばしく焼いてトッピングされていた
しかも海老の食べづらい部分であるヒゲや尻尾の端が処理されているため丸々食べることが出来ました
 

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さて店内を見渡すといかにも地元って方が食べているのは
「夕焼けラーメン」という辛味噌スープのラーメン
次回また訪れるときはたとえ昼であっても、この「夕焼ラーメン」食べてみることにします

もうかなり前の話になりますが、1月末の週末
余市町で仕事があり、現場近くの「菊鮨」に昼飯を食べに行こうとしたところ
残念がらその日は貸切のため暖簾はかからず
仕方がないので、以前から気になっていたお寿司屋に向かうことにしました
それが「積丹料理 ふじ鮨 鮨ブッフェダイニングふじ」でした

昨年の4月にオープンしたこのお店でしたが
実はこの建物にはちょっとした思い入れがあります
というのもこの店はもともと余市町の法務局として使われていた建物を改装して店舗にしたのですが
その元の建物が使われなかった一時期
建物や土地の管理の一部を委託され仕事をしていた経緯があったからです
もう使う予定がなかった建物・土地のためここは売りに出されました
ところがその公示価格がびっくり
とても余市の不動産価格とは思えないほどの価格が付いていたのを覚えております
(まあ余市町で一般の方が住むために買われる価格でなかったのは確かでした)


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その建物・土地が売れたと聞いたときは、個人で住むわけではないだろうから何かの商売をするのだろうと思ってはいましたが、まさかそのお店が寿司屋しかもビュッフェと名のつくようなお店になるとは思ってもいませんでした

ちなみにふじ鮨ニセコ店の夏季限定のビュッフェには何度か足を運んだことがあります
夏は閑散期になるはずなのに、いつも混んでいましたから
きっとそのイメージでこのお店が誕生したんだろうな〜などと勝手に解釈しています

ところでこのお店
確かにオープンから半年くらいは、昼は平日でも駐車場は満杯
整理券まで出される人気でしたが、多少飽きが来たのか
今回伺った時は土曜日の昼だというのに並ぶまでもなくすんなり入店できてちょっと興ざめするほどでした
もっとも料金は1,890円とランチとしてはちょっと高めなのもその理由かもしれません
 

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さっそくビュッフェを散策するとします
お目当ては何といってもお寿司
職人さんが握るお寿司がビュッフェ取り放題なのはやはり心が高まります
 

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まずは8貫
鮨は子供さんも食べるのでワサビ抜きになっているので、ワサビも心持多めに皿に盛ります
 

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ちなみに積丹料理 ふじ鮨
は寿司も美味いが、天ぷらも美味しい
こちらも同時によそわせていただきます
 

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エビ天も美味かったけど「カキフライ」が絶品でした
このあたりは醤油ではなく抹茶塩で頂きます
 

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お寿司の2皿目はこんな感じでやはり8貫
同じようなお寿司が並びますが、お寿司のボキャブラリーに限りがあるのがちょっとさみしいところです
 

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わたしも一ついただくことにしましたが、お土産にしたいくらい美味しかった
サイズも手ごろでいいですね
 

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もっともこうした生チラシのスモールサイズがあったりと楽しませてもくれます
お吸い物とともにいただきます
 

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最後に写真は撮り損ねましたが、茶わん蒸しをいただき終了
もうお腹いっぱいです
なにやら夜は以前3,240円だったものが、今は昼と同じ1,890円なんだとか
生ビール付にするとちょっと値が張りますが、瓶ビールなどの飲み放題なら
ディナービュッフェに飲み放題をつけて食べ呑み放題がなんと3,000円なんだとか
キャンピングカーが戻ってきたら余市のあそこに停めて
夜に一度お邪魔したいものです
 

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余市でお寿司のランチといえば前述の
「鮨ブッフェダイニングふじ」「ファミリーガーデン」が有名ですが
そんな大味のお寿司屋とは一味違う繊細な味のランチを食べさせてくれるのが
「よいちの味_菊鮨」
近くに会社の同僚の自宅があり、その方が出前などで使っていて
美味しいとの評判を聞いて仕事がてらやってきました
 

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入り口に年季の入ったランチメニューがありますが
ランチ目当ての方も多く土・日の昼はいつも満席のようです
ちなみにそのメニューはというと

『菊鮨ランチ』
・定番 Aプレート「ばらちらしと生姜焼き」900円
・スタンダード Bプレート「刺身・焼魚・揚物・ご飯・ETC」900円
・えっこれでまかない!「まかない丼・サラダ・小鉢付」1,000円
・ボリュームあり 全プレート「ばらちらし・刺身・生姜焼き・焼魚・揚物」1,500円
と気になるメニューが目白押し
 

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今回私が頼んだのは
えっこれでまかない!「まかない丼・サラダ・小鉢付」1,000円
写真でわかるかと思いますが、海老もものすごく新鮮で甘くて美味しい
小鉢の他にあら汁まで出してもらいました
 

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一緒に行った方、3名が頼んだのは
定番 Aプレート「ばらちらしと生姜焼き」900円
ボリューム重視の逸品ですね
 

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最後にコーヒーまで出していただきて至れり尽くせり
次回は・ボリュームあり 全プレート「ばらちらし・刺身・生姜焼き・焼魚・揚物」1,500円を頼んでみようかとひそかに狙っています

さて、仕事ついで訪れた余市のランチのお話
伺ったのはいつものファミリーすしガーデンハウス
 

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いつも頼んでいるのはこれ
「まんぷくちらし」
ネタが10種類たっぷりのった海鮮チラシです
美味しい海鮮を腹いっぱい食べたい時にぴったりのランチで
もちろんこれでもお腹いっぱいになるのですが・・・・
 

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ここファミリーすしガーデンハウスには、実はメニューにある通り
「特大まんぷくちらし」なるものが存在いたします

今回無謀にも挑戦することにしました
 

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ちなみに盛られるのはちらしずし用の桶ではなく
ごくごく普通の生寿司用の寿司桶
「特大まんぷくちらし」は「まんぷくちらし」の値段は倍くらいですが実は3倍のご飯とネタが乗って提供されるというもの
ネタはマグロにハマチ、ツブ、シャコ、南蛮エビ、北寄貝、帆立貝、ズワイ蟹、サーモン、〆鯖、イクラとトビっ子、タコそしてなぜかフカヒレ(ネタは15種類とのことですがあと1種類が不明でした)がてんこ盛りです
 

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いつものまんぷくちらしなら、あら汁を加えていただくのですが、この日は特大まんぷくちらしとあって頼みませんでした
ちなみにその特大まんぷくちらし食べても食べても減りません
たっぷり時間をかけようやく完食
お腹いっぱいでこの日、晩飯は食べることができませんでした


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次回は特大にぎりランチにしよう

余市ファミリーすしガーデンハウス
仁木町出身の店主である藤崎誠二さん
東京、札幌、小樽で修業し、13年前に「ファミリーすし」と名乗り独立して開業
名の由来は家族連れで気軽に入れる店を目指したとのこと
ファミリーすしガーデンハウスはボリュームいっぱいのランチが人気で、昼時はいつも駐車場は満車
店内にいたってはカウンター後方にある椅子で席が空くのを待つと言うというほどの人気店です
 

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そんなガーデンハウスにはお座敷もありますが、そこは昼飯時も解放されています
ランチで訪れた際、お座敷でも良いですかと案内されたのが小上がりとなっているその座敷席でした
そんな座敷の壁には紙で書かれたメニューがびっしりと埋め尽くされています
一品料理も豊富でしかもなんだか興味をひくものも多々見受けられます
夜は寿司屋&居酒屋と聞いて一度伺いたいと思ってましたが、そのチャンスはやってきました
 

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ということでちょっと前の話ではありますが
今年の1月に行われた会社の新年会(余市編)が、ラッキーなことに
ここファミリーすしガーデンハウスで行われそんな料理のあれこれを堪能することができました

宴会は想像通りの姿
テーブルの上には豪華な料理が並びます
お刺身はイカ、タコ、シメサバ、サーモン、ホッキに卵焼きなどなど
 

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お刺身はもちろんですが、揚げ物も多く
特に奥に見える一番人気と評判のザンギが美味しい

飲むビールはもちろんアサヒビールのスーパードライ
普段スーパードライは私自身好き好んで飲んだりはしませんが
ここ余市はアサヒビールのおひざ元
喜んで飲ませていただきます
 

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特大のズワイ蟹が3杯
これは食べ損ねました


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赤く煮込まれた小さいイイダコ
これが美味かった
 

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野菜炒めに乗せられた
大きな豚肉の生姜焼きと料理も次々出てきてとても食べきれません


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最後は長年寿司屋で修行されたご主人のお寿司で締め
ボリューム、味、値段共に大満足の新年会でした
 

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来年もここでやりたいものだな~

余市の夜は早い
べつにこれは日が暮れるのが早いとかではなく
余市のごくごく普通のレストランや食堂、ラーメン屋さんの閉店時間がものすごく早いんです
(もちろん繁華街の飲み屋は別として)

今回そんな余市で夜間作業があり、夜通し勤務になるということで店が閉まってしまう前に晩飯にしようと某スーパーマーケットに入っているレストランへ行ったところ・・・・・
なんとまだ夜の6時くらいでしたがそのお店はすでに閉店準備をしておりました
これはまずいとスーパーの弁当売場へ行ったところ、弁当や総菜はすでに店の奥に仕舞われております
このままでは晩飯難民になりそうと元来た道を舞い戻り5号線ににあるラーメン屋さんじょぐらへ向かったところ、残念ながらそのじょぐらも店の明かりはすでに消えておりました

と、こんな感じで余市の夜はものすごく速いんです
きっと余市の方は夜、晩飯を食べに出かけないのではと思ったほどです


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とそんな時、そういえばとじょぐら近くの千成拉麺はチェーン店だからまだやっっているかもと千成拉麺へ向かったところ、お店にまだ暖簾が掛かっておりました
いや~良かった、良かった

さて千成拉麺はラーメンとん太・千成らーめんのチェーン店を展開する「秀穂」のフランチャイズ店
化学調味料を使わず日高産の根昆布や沖縄の海水から精製された焼塩を使い、鶏ガラや野菜を時間をかけてじっくり煮込んだ天然素材にこだわったスープが持ち味のラーメン店です
さっそく店に入りメニューを確認
ちょっとお腹が空いていたこともあり、味噌ラーメンに加えミニカレーがセットになったちょいカレーセットを頼みました


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出てきた味噌ラーメン
自慢のスープに具はチャーシュー、メンマ、ネギ、のり、木耳、ニンニクチップ、もやしがのってます
ついてきたミニカレーも美味しかったし
いきなり飛び込んだお店でしたが美味しいラーメンを食べることができて満足満足

 

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ところでそんな千成拉麺ですが
私がお店を出る頃には暖簾も仕舞われ
閉店となってしまいました、この時まだ夜の7時半
やはり余市の夜は早い
それにしても、この夜は朝まで仕事になりましたが
晩飯にありつけてほんと良かった

仕事で訪れることの多い余市ですが、たまに酒の肴を買って帰ることがあります
それが写真にある余市で有名な燻製屋「南保留太郎商店」の燻製です

余市と言うと「ニッカ」の名がまず頭に浮かびますが、このお店もその「ニッカ」と深いかかわりあいのあるお店です

tsunaguホームページより抜粋しますが、南保留太郎商店の店の由来は
『元々魚にうるさかった「竹鶴政孝」が「ウイスキーに合うつまみを作れないだろうか?」と提案したことが発端です。
竹鶴さんの妻「ジェシー・ロバータ」はスコットランド出身で故郷では鰊の燻製を「熱燻」という高熱で一気に燻す方法で作っていたので試してはどうか?という提案をされたようですが、「それでは面白くない」と、自分が楽しむために研究し、北海道の気候を活かした冷燻という製法を研究し、漁師に作らせたのが余市町町の燻製が発展したのだと子供の時からそう伝えられてきました。』

ここにもニッカウイスキーのシンボル的な人物である「リタ」が絡んでくるのですね
 

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現在は2代目の南保敬二氏がそのあとをついでいますが
特異な燻製はこのヘラ蟹
4個で980円と買いやすいというのもありますが、燻製にすると蟹のうまみが凝縮されているようで美味いんです
ちなみにそのヘラ蟹は細身で身も多くないため、市場には出ることは滅多になく漁師さんが家で食べるような蟹だったのですが、それを燻製にすることで、余市の名物にまでなっているというものです
 

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このヘラ蟹の燻製をちまちまとむしりながら飲む純米酒が、これまたまた美味い
すっきりとした飲み口の加賀の銘酒「福光屋の加賀鳶 純米 勢」とともにいただきました
 

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「燻玉」「サーモンリング(輪切りサーモンの燻製)」「蛸とんび」など北海道のならやとブナ材をブレンドしたおが屑を使用し、冷燻した燻製も試しましたが
これらは美味しいお酒とともに、前述の話に合ったニッカウイスキーとともにまた愉しみたいものです
 

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そうそうここで買ってきた「えだまめ」の燻製が非常に美味しかったので
今度自己流で試してみよう

8月初めの週末
岩内でキャンプをしょうと、あらかじめ予約をいれておきました
ついでに岩内に向かう途中、朝一で美国でウニ丼を食べようと
金曜日はキャンピングカーで出勤、仕事が終わり次第電車でやってきた奥さんと合流し、余市に向かうことにします

余市にある某所に車を停め、歩くこと5分
向かった先は「串焼がんがら」
今回で2度目の来店ですが、ミシュランガイドブックにも載ったり
吉田類の酒場放浪記に出てきたりした余市の銘店です
いつも混雑しているお店なので、こちらもあらかじめ予約を入れておきました
 

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カウンターに腰を下ろし
目も前で焼き鳥を眺めつつ美味しくいただくことにします
 

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まずは生ビールで乾杯です
ここ余市ではビールといって出てくる銘柄はほとんどのお店がアサヒビールとなります
そのわけはニッカウヰスキーがアサヒビールのグループ企業(子会社)だからでしょう
そうここ余市はニッカウヰスキーの企業城下町として栄えた街なんです

ちなみになぜニッカウヰスキーがアサヒビール傘下に入ったかというと
筆頭株主だった加賀 正太郎が死期を間際に株式の散逸を防ぐためアサヒビールの山本為三郎にニッカウヰスキー株を売却したためです
そんな加賀正太郎がニッカウヰスキーの株主となった背景にはマッサンこと竹鶴政孝の妻リタが加賀正太郎の妻・千代子に英会話を教えていたのがきっかけだったとか(この辺はNHK連続小説を見ていて知識としてありました)

そんなことを思い出しつつ
普段アサヒ・スーパードライなんかはビールじゃ無いと言っている私でも
余市に来たらアサヒ・スーパードライでマッサンと余市に乾杯です
 
 
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さてここ串焼がんがらは焼き鳥屋ということもありお通しがありません
ビールのつまみにはすぐ出てくる煮込みを頼みましたが
これが滅茶苦茶美味い
おかわりしたいくらいですが、他にも頼みたいものがあるのでここは我慢
 

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焼き鳥はまずは豚を塩でいただきます
ここがんがらの焼き鳥は頼むたびに具を串に刺し、目の前にある炭火の炉でじっくり焼いてくれるというこだわりの焼き鳥屋さん
2杯目のビールを飲みつつ待つ、この一瞬が贅沢なひと時です
 

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続いて
「うまい」と「かしわ」
 

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つくねは照り焼きでいただきますが、鶉の黄身をつけていただくようです
 

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焼き鳥屋さんでしたが、この日一番は
トマトのベーコン巻き
まわりの常連さん達が頼んでいたので私もたのみましたが
最近産地として脚光を浴びるようになった余市産のミニトマト
それをベーコンで巻くと言うコラボ串
絶品でした
 

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と言う事で串焼がんがらで焼き鳥とアサヒのスーパードライを堪能しましたが
ちょっと飲み足りないので、すぐ近くの『呑処喰処やす幸』にカクテルでもいただきに行きます
吉田類風に

余市串焼がんがらで一杯やったあと
もう少し飲みたい気分だったので、すぐ近くにある
「吞処喰処やす幸」の暖簾をくぐることにします
 

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このお店TBSのTVバラエティ
「吉田 類の北海道港町めぐり 余市編」の最後に紹介されたお店とうことで、私も覚えておりました
 

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店内にはいると、こうしたテーブル席と座敷があります
折角なので座敷にどっと腰を下ろすことに
 

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このお店に来たわけは
山王ホテルでバーテンダーを30年やっていたというマスター「やっさん」の手による
カクテルをいただくため


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とはいえカクテルを頼むにしても知識があまりないので
ニッカウウヰスキーの城下町らしく
ここのオリジナルカクテル「リタ」と「マッサン」をいただいてみました

リタはウォッカベースにカンパリオレンジをいれ炭酸で割ったもの
割合すっきりとした飲み心地のカクテルです
たいしてマサタカはアンゴスチュラビターを使った有名なカクテル「ロブ・ロイ」を余市風にアレンジ
スコッチウイスキーの代わりに竹鶴ピュアモルトを使って作るのだとか
まさにマサタカの名に恥じないカクテルですね
ちなみにスコッチの代わりにバーボンを使うと、あのマンハッタンになります

 

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合わせる肴は
「吉田 類の北海道港町めぐり 余市編」で紹介されていた
「ウニとニラの卵とじ」が食べたかったのですが、残念ながら現在メニューにはないとのこと
代わりに頼んだのが「馬刺し」
マスターばかり注目されるこの「やす幸」
実はマスターの奥さんの料理もなかなかとのこと
馬刺しの脂が口の中に溶けこれまた絶品でした
 

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最後にシンガポールの思い出しつつ
シンガポールの夕日を飲み干すという意味の「シンガポール・スリング」を飲み
ほろ酔い気分でキャンピングカーに戻ります
 

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余市港でイカ釣りやチカのサビキ釣りをしていましたが、イカはまったくアタリがないうえチカのサビキにかかるのは外道ばかり、ということで釣りはあきらめ撤退
某所に車を止め次の目的地である「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」へやってきました
 

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ここへやってきた目的はウヰスキー蒸留所見学
ここの見どころは何といっても写真のポットスチル
余市蒸留所では本場スコットランドでさえも珍しくなった、石炭火力によるポットスチルによる醸造が今も行われています
そう「微粉炭直火蒸溜」石炭の火力により重厚かつ芳醇なシングルモルトが作られるのだとか
実際には電気ヒーターやガスの火力のほうが調整しやすく思えますが、このあたりがきっとニッカのこだわりなのでしょうね
 

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蒸留所見学はこれくらいにして
次はミュージアム
ポットスチルが出迎える「ウイスキー館」へ
 

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そして次は「ニッカ館」
このニッカ館には貴重なウヰスキーのボトルコレクションが展示されていますが
見たかったのはこうしたボトルではなく、次のコーナーにあるボトルでした
 

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最近新設されたのでしょうかミュージアムの出口近くの部屋には
私も最初から最後まで日々見ていた朝ドラ、NHK 連続テレビ小説「マッサン」のコーナーがありドラマでみたボトルそして衣装や小物などが展示されていました
 

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朝ドラ「マッサン」をご覧になっていた方なら、感動が蘇るそんなコーナーです
 

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朝ドラにも出てきたボトルはこちら
「鴨ヰウヰスキー」(サントリーウイスキー)
「太陽ワイン」(赤玉ポートワイン)
「ハイランドケルト」(ハイランドパーク)
(  )内は実在した銘柄、NHKは公共放送なのでたとえドラマであっても実名を出すことはできなかったんですね
ということで、これらは実在しない架空のウイスキーやスピリッツの銘柄
特にハイランドケルトは亀山政春いやもとい日本のウイスキー産業に多大な影響を与えたスコッチウイスキー
ドラマの中でマッサンが目指すウヰスキーがこれ
そしてニッカウヰスキーの創業者である竹鶴 政孝が理想としたウイスキーがハイランドパークでした
 

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さて次が本命の「ニッカ会館」


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ここでは未成年者や車を運転する以外の成人の方ならだれでも楽しめる無料試飲コーナーがあります
1階で「試飲カード」を記入し会場であるの2階へ上がり
窓の外に広がる余市蒸留所を眺めれるようカウンターに腰を下ろします
つまみは自販機がありましたので「ミックスナッツ」と「スモークチーズ」を購入
 

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この日の試飲は「シングルモルト余市」「アップルワイン」「スーパーニッカ」の3種となっていました
 

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何度か訪れたことのあるこのニッカの余市蒸留所のニッカ会館ですが、いつもは車で来ているため飲めなかったのですが、この日は泊しですしこの後の運転はなし
初めての試飲となりました
ということで炭酸水で割りハイボールにしていただくことに
まずはニッカそしてマッサンに乾杯です


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ニッカの余市蒸留所を見学し試飲を楽しんだ後は温泉
宇宙の湯のある「余市川温泉」へやってきました
余市にある温泉がなぜ「宇宙の湯」なのか
その名がついたわけは日本初の宇宙飛行士「毛利衛氏」のご両親が、かつてこの地で「喜久乃湯」という名前の銭湯をしていたことに由来するのだとか
もっとも銭湯の湯舟には宇宙遊泳を彷彿させる深い湯舟があったりもします
 

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寒風の中での釣りで冷やした身体を熱い温泉で温めた後は、2階の無料休憩所へ
 

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壁の本棚には懐かしい漫画が並んでいます
今度ここに来たら、食事と温泉を繰り返しのんびり過ごしたい場所でした
 

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そうそう風呂上りといえばまずはビール
「アサヒスーパドライ」の冷え冷えをいただきます
このblogを読まれている方なら、おっ珍しいねと言われそうです
そうビール好きにはわりと嫌われるアサヒスーパドライですが
余市はニッカウヰスキーの企業城下町でもあり、そのニッカウヰスキーはアサヒビールのグループ企業ということで、ここ余市ではビールといえばアサヒビールを飲むのが決まりのようになっているんです
ということで普段ならあまり好みではないアサヒビールですが、この街では別
喜んでアサヒスーパドライをいただきますが、ジョッキを凍らせているようで注がれたビールが凍るほど冷えていました
しかも1杯280円という価格もうれしいですね
 

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ビールのつまみはここ余市の前浜で採られた煮つぶ
えっこれだけっと思われるかもしれませんが、このあと寿司の食べ放題が待っているのでここは自重しておきます
 

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余市の某所にキャンピングカーを停め晩飯を食べに向かったのが
「ふじ鮨ビュッフェダイニング余市店」
美国に本店のある老舗のお寿司屋「積丹料理 ふじ鮨 」の支店にあたるお店です
ただしこのお店、店名にあるようにビュッフェの専門店
回転ずしではない職人が握るお寿司が食べ放題のお店だったりもします
 

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まぁ私が思うに
同じく支店となるふじ鮨ニセコ店が、ニセコでは閑散期となる夏季に客寄せとして始めたビュッフェスタイルのランチが思わず好評でここ余市で専門店として始めたのではと思っています
 

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じつはこのお店、私がまだ小樽勤務のころ
余市もそのテリトリーで仕事がてら余市に来ていた時にこのふじ鮨ブッフェダイニング余市店でランチビュッフェを経験しておりました
その際にみたディナービュッフェの料金が魅力的で、そのチャンスを狙っていましたが、3年後となる今回ようやく訪れることが出来ました
 

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もうこのお店も開店からしばらく経ちましたし
近くに回転ずし屋もオープンしたこともあり、そんなに混んではいないだろうと高をくくっていくと、それが大間違いだということに気づかされます
駐車場こそ満車ではありませんでしたが、そこそこ埋まっていますし
開店前でしたが玄関にもかなりの方が並んでおりました
開店時間となり予約者から先に入店ということで少し待たされはしましたが、ほどなく私どもも入店、店内ではこのペッパー君が迎えてくれました
 

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さて魅惑のお値段とはディナー90分の食べ放題がランチと同じ2,150円
それに加えチューハイやワイン、日本酒の飲み放題780円(ただしビールを除く)で合わせても2,930円でお寿司を加えたビュッフェと飲み放題が3千円を切るお値段と言う事でした
ただしこのお店のアクセスが悪い?ためか飲み放題でオーダーする客はわずか皆さん食べ放題を楽しむ方がほとんどでした
ということでこのアルコール用のカウンター、私どもの貸し切りのようになってしまうことに
 

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ということでまずはチュウハイでここ余市に乾杯
このあとメニューには有りませんでしたが、ニッカのウイスキーがあったのでハイボールは出来ますか?と頼んだところこの日は特別なのか出してくれたので、この後はハイボールオンリーとなります
 

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つまみと言うか、ブッフェの取り皿に盛ったのは御覧の通り
右側のカニとイクラの小丼とローストビーフは早めの時間に無くなりました
ということで数名できているので、こうした料理の確保も忘れません
そして寿司皿に置かれたワサビですが、このお店は子供連れも多いことからお寿司はすべてさび抜き、ワサビは寿司にひとつづつ付けながら食べることになります
 

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そのお寿司はこうしたカウンターでお客に見えるよう職人が握ってくれます
巻物のオーダーを受けているようですが・・・
 

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握りもオーダー可能
けれどこの日は寿司の回転も速く、オーダーする以前に次々新しいお寿司が運ばれているようでした
 

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皿に取り置いたお寿司はこれ
イカ、さば、ハマチ、マグロ、いくら、甘えびです
1貫1貫が大きめ、私のようにたくさん食べる人に対する対策なのでしょうね
 

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海老天ぷらや野菜の天ぷらが並んでいますが
揚げたてだったこともあり美味しかった
照り焼きチキンもなかなか 
 

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たこ焼きにエビチリコロッケにザンギ
その他もろもろ
 

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そしてふじ寿司の茶わん蒸し
「全店共通の秘伝の味付けです、北海道ならではの甘い茶碗蒸し」とありますが
なかなかいい味出していました
 

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最後は〆のラーメン
蒸篭にあった点心とともにいただきます
 

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私は食べませんでしたが、デザーも結構そろっています
小さめのひとくちシュークリームが人気のようでした
 

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こんな感じでしたが、お寿司を中心にそう40貫超は食べたでしょう
実はこの後、余市の繁華街にあるがんがらで焼き鳥を食べようともくろんでいましたがとても入りそうにありません
がんがらは次の機会ということで、この日はこのままキャンピングカーで就寝
次の日も晩まで満腹状態は続くことになってしまいました

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