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年末年始のNY行きチケット

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今年の年末年始はカレンダーの関係で例年になく長く連休が取れることとなりました
私の勤める会社は事務職だとなんと9連休
会社勤めして初めてこんな長い連休に遭遇したことになります
ただし、普段の行いが悪いせいもあり前後1日づつ休日出勤するので結果7連休となりますが、それでも過去あり得ないほどの長い連休となりました

ということは私だけではなく世間一般の人々も同じ
人気の路線はどこも満員御礼
我が家の狙っていた路線はそういった人気路線の一つニューヨーク行き
格安のチケット(往復15万円以下)が見当たらないほどの人気ぶりでした
 

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上記の休みが確定した3週間前だったうえ我が家が取ろうとしていたチケットは
「海外特典航空券」
貯めていたマイルをチケットに替えようというもの
幸い25万を超えるマイルが貯まっていました
特典航空券だとマイルは消費しますが、現金として出て行くのは燃油サーチャージのみ
無料ですから繁忙期と閑散期で料金が違ったりもしません
年末年始の旅にはもってこいのチケットです
しかもしかも狙っていたのはビジネスクラス
行きで12時間半、帰りは13時間半と結構なフライト時間ですからビジネスクラスに乗りたかった
なんて贅沢なことをほざいていたのでなおさらです
 

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もっともニューヨーク便はキャンセル待ちも受け付けないほどの人気ぶり
ニューヨーク便は諦めボストン便を狙うこととしました
ボストンからニューヨークへは飛行機、鉄道、バスで結ばれているのでちょっと遠回りするだけですみます
とはいえこちらもキャンセル待ちでの申し込み、チケットが取れるかどうかは判りません
ダメ元でまっていたところ、出発の2週間まえになってようやくチケットが落ちてきました
これはJALのステータスが夫婦ともにプレミアだったから?
JALさんいつも感謝、感謝
今回乗る機材は昨年のサンディエゴのときに乗りそこねたB-787ドリームライナー
新型機のビジネスクラスも楽しみの一つです

札幌に住む私の旅の始まりはたいていここ新千歳空港となります
いつものように職場からこの空港に来たわけですが、予定していた搭乗時刻よりはかなり早めに空港に伺いました
というのもその日の天候は大雪
空港の出発を知らせるサインボードには「DELAY(遅延)」と「CANSELED(欠航)」の文字が並びます
いわゆる新千歳名物の雪まつり状態となっていました
 

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今回の渡米に際し、この雪まつりをあらかじめ予測していました
その予想よりも状況は芳しくなく、早めの便に切り替えようとさっさと仕事を切りあげやってきたわけです
というのも2013年のフライトは遅延のオンパレード
一番遅れたのが香港、このときは台風のおかげでなんと22時間遅れで香港へ向かう始末
おかげで2泊3日の香港旅行が1泊2日となってしまいました
石垣からの帰りの時も帰りの予定していた便が欠航
結局JALから別ルートのあるANAに乗り換え帰ることとなりました
そんな2013年でしたので成田で乗り遅れを避けるため前日に羽田まで飛ぶことにしていました
 
とはいえここに伺ったのは年末を控えた12月28日
大勢のお客さんで空港はごった返しておりました 
そんななかではありましたが、なんとか早めの便に切り替えれないかと、ファーストクラスカウンターでスタッフにお願いして早めの便をアサインしてもらいます
JALさんいつもいつも感謝
脇にあるセキュリティを抜けJALサクララウンジへ
ファーストクラスラウンジには正月飾りが施されていました
 

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そういや今日は昼も食べる暇がなかったな~
ちょっと小腹がすいたな~と思っていると
良いものが置いてありました
それが北海道銘菓の「わかさいも」
そうここは北海道の顔とも言える場所
たまにこんな商品がサンプリングとして置いてある時があります
 

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そう言えば以前ここに「レットブル」が置かれていたこともあり
ネットで話題になっていたこともありました
 

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そのほかにも「リポビタンロイヤル11」が置かれていたこともありました
こういったものもここサクララウンジの楽しみだったりもします
 

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今回はワカサイモをつまみに
サッポロビール・クラシックの生樽ビールとサントリーの角のハイボールで旅の無事を祈念しつつ乾杯です
 

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さて今回の渡米はどんな旅になるかとワクワクしつつ
雪まつりの新千歳空港を抜けだし羽田空港へ向かうことに

今回の渡米は午前11時半出発の成田空港からの便でした
これだと当日の朝に私の住む札幌からほど近い新千歳空港から飛んで行けば乗り継ぎが可能な便でもあります
けれどこの季節の新千歳空港からの便は遅延や欠航が多く、乗り損ねてしまっては大変と前日に東京入りしていました
もっとも前日に東京入りしたわけは、実はこれだけでは有りません
そうです成田空港JALファーストクラスラウンジに朝早くに行き
昼近くまでラウンジでまったりしようという作戦を立てていたからにほかありません

ということで東京での定宿である東横イン羽田から京急電鉄と京成電鉄を乗り継ぎ、朝の8時過ぎには成田空港までたどり着いていました
さすがに年末年始と言うことで空港は混みあっていましたが、朝一だったのと写真のカウンターでチェックインそして抜け道とも言えるこんなセキュリティを通ったのでほんの数分で出国することが出来ました
 

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出国し制限区画に入った後は、DFSなど目もくれず
向かう先はもちろん本館側のJALファーストクラスラウンジ
入った時はまだ朝一だったこともあり空いておりました
 

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ラウンジに入るとすぐにマッサージを予約をします
そうここファーストクラスラウンジでは手もみのマッサージが受けることが出来ます
いつも何とかここに来るためギリギリまで仕事をこなし疲れ果てて来るためか
このマッサージがこのうえなく嬉しい
 

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マッサージも良いのですが、ここは日本の玄関
食事もなかなかのもので、メゾンカイザーのクロワッサンやスーポストック・トーキョウのスープなどなど
朝食で有りつつ豪華なビュッフェが楽しめます


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もちろん飲み物も豪華
ファーストクラスラウンジらしく
スパークリングワインではなく本物のシャンパンが置かれています

今回は大英帝国・王室ご用達のシャンパン
『ジョセフ・ペリエ』が置かれていました
 

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いつもなら朝から生ビールの私ですが、今回はファーストクラスラウンジと言うこともあり
朝からシャンパン、そう朝シャンをやってみました
つまみも豪華
シャンパン・ブランチとなりました
 

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もちろんこのJALファーストクラスラウンジからの眺めも航空機好きにはたまらない風景
こうして航空機を眺めつつ朝から飲むシャンパンは格別です
 

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そうそう飲み物コーナーに置かれていたこのワイン置き
というかオブジェ
以前ちょっと聞いたことがありますが
JALの整備士が廃材で作ったものらしいのです
 

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なんだか室蘭で売られているボルタを彷彿させますが
これ一個欲しいかも

JAL名物オリジナル_ビーフカレー

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私は無類のカレー好きです
朝・昼・晩の食事がカレーでも構わないくらいです
そんな私がこよなく愛するカレーがあります
といってもそれはレストランで供されるものでは有りません

それがタイトルにもある
成田空港や羽田空港のラウンジで食べられるJALオリジナルのビーフカレーです
これがまためちゃくちゃ美味い
いつも樽生ビールとともに頂いております
 

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このカレーが食べたくて、カレーが出てくるまで朝食は軽めに済ませていました
ということで朝10時にカレーが提供されるとともにフードコーナーへ


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JALのオリジナル ビーフカレー
濃厚な欧風カレーソースに大粒の牛肉が柔らかく煮込まれいる本格派のビーフカレーです
ラウンジなので無料ですが1,500円くらいならレストランでも間違いなくこいつを頼むでしょう

他のお客さんも良く判っているようで、みなさんビーフカレーに群がっていました


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さて今回このビーフカレーをいただいたのは
成田空港の国際線、サテライト側にある
JALファーストクラスラウンジ
サテライト側にあるせいかいつも空いています
 

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かといって本館と置かれているものに差はほとんどありません
お酒もこの通り
 

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そろそろビールも飽きてきましたので
ハイボールでも頂くことにします
贅沢にもサントリーの「響」21年物をハイボールにして頂くことに
響の21年と言えば定価2万円もする高級酒です
それをこともあろうかハイボールで頂いちゃいました

そうそうここではココファームワイナリーのワイン
足利呱呱和飲も置かれていました
 

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合わせるつまみは
「鮟肝豆腐山葵あん」
それとこれもこのラウンジ名物の辛子明太子
ついでのチーズ盛り合わせ

このあとビジネスクラスの機内食が待っているのですが
ラウンジにくるとついつい食べ過ぎちゃうんですよね
 

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ラウンジでノンビリしていたところ搭乗時間が迫ってきました、そろそろ飛行機に乗り込むことといたします
機材ははじめてとなるボーイング787ドリームライナー
これまた楽しみです
 

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成田空港サテライトに駐機している写真の機材はボーイング787ドリームライナー
これから向かうボストン行きに使われる機材です
ちなみ成田 - ボストンの路線は日本航空としては2年前に新規開設された路線
航続距離が長い中型機であるボーイング787があってこそ生まれた路線のようです

成田~サンディエゴも同様に中型機であるこのボーイング787が使われていますが
昨年ゴールデンウイークにこの路線を使った際は例のバッテリートラブルにより
運行が出来ず残念ながら、ボーイング787での初フライトは夢と消えました
今回はそのリベンジのフライトでもあります
 

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ところでボーイング787は何故そんなに航続距離が長いのか
わけは機体構造の50%に炭素繊維複合材が使われているおかげで、機体が軽く現行の他の同型機と比べて燃料効率を20%向上しているからなんだそうです
しかもワイドボディ機の最高速であるマッハ0.85での巡 航が可能
成田からボストンまで行きは12時間半で結んでくれます

ちなみにこのボーイング787の製作過程での日本企業の担当比率は合計で35%とアメリカ以外で最大かつ過去最大の割合を占めております
特に主翼には三菱重工が開発した炭素繊維複合材料が使われているのだそうです
なんだか誇らしいですね
 

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けれど今回私が一番体感したかったのが「ウオッシュレット」
日本航空の主導で、TOTO株式会社、株式会社ジャムコ、ボーイング社との共同開発による、日本で一般に普及している温水洗浄便座がオプションとして採用されているんです

海外に行くとウオッシュレットが恋しくなりますが
この辺はさすがJALと言ったところでしょうか
 

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もうひとつの変わり種が電子カーテン
スイッチを操作すると窓自体が真っ暗になるという優れモノです
 

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今回はマイルを航空券に替える「特典航空券」でのフライト
せっかくなのでビジネスクラスとしました
往路が11時間半、復路は13時間半ということでこの選択をしましたが
足元もゆったり、しかもシェルの中でフラットになるこのシートのおかげで、快適な空の旅が楽しめました
 

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シートベルト着用のサインが消えたとたん、ギャレーではJALのセレクトワインの用意が始まりました
いよいよビジネスクラスでのサービスが始まりだしました
そろそろ食事の時間のようです
ビジネスクラスでの機内食
ちょっと楽しみです


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“空の上のレストラン”BEDD

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「オーベルジュ」
主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストランのことです
私の知る所ではレストラン・マッカリーナにこうした宿泊施設があります
美味しい料理を楽しんだ後はバーでお酒を楽しんだりしながら過ごし眠くなったら用意された部屋で眠る
なんだか究極のぜいたくにも感じます
ちなみに私どもがやっているキャンプも食事やお酒を楽しみ、眠くなったら近くにとめたキャンピングカーのベッドでぐっすり眠る
もしかしたらこれってオーベルジュの一種なのかもしれません
 

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(マッカリーナHPより拝借)
 

JALが今回打ち出してきた空の上のレストラン「BEDD」もそうしたコンセプト
「お腹が満たされた後は座席をベッドにしてお休みいただけるビジネスクラスならではのシーンを想像させるBEDDという名のオーベルジュで」ということなんだそうです
 

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(JALホームページより拝借)
 

食事も重要です
BEDDの機内食はミシュラン2つ星店をはじめとする、4人のシェフと料理プロデューサーが監修。食材などにこだわり、“空の上のレストラン”を意味する「SKY AUBERGE by JAL(スカイ オーベルジュ バイ JAL)」
今回の成田~ボストンJL008便は12時間半のフライトですが、その長い旅の楽しみの一つがこれでした
 

まずは洋食
東京麻布十番「山田チカラ」のオーナーシェフ
山田チカラさん監修による献立
これは私が頂きました


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(JALホームページより拝借)
 

アミューズ・ブーシュ
タラのブランダード パプリカ添え
フォアグラの植木鉢

合わせるお酒はそろそろビールも飽きてきたので
芋焼酎 富乃宝山(西酒造株式会社/鹿児島県)と
麦焼酎 中々(株式会社黒木本店/宮崎県)
をいただきました
 

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オードブル
鴨のコンフィと季節のサラダ
なんだかミシェルブラスのガルグイユに鴨が載ったかの料理です
 

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メインディッシ
和牛サーロインのソースペリグー パイヤッソン添え
 

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続いて和食
これは我が家の奥さんが食します
「九つの小鉢膳」

・博多鮟肝と分葱の辛子酢味噌
・白子豆腐の美味餡枸杞と芽葱
・鰤の燻製紅芯大根おろし掛け
・鰈のつけ焼き湯葉餡掛け海胆添え
・鮃昆布〆莫大海ゼリー金柑と梅人参
・ずわい蟹とほうれん草のオイル和え
・鴨ロースとフルーツトマト、菜の花の醤油ドレッシング
・南瓜そぼろ寄せ穴子八幡巻海老艶煮黒豆松葉串
・小鯛寿司揚海老芋のそぼろ掛け酢茗荷
 

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台の物
鯛蕪と桃豚白菜巻の柚子胡椒風味
 


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炊きたてのご飯
これは新潟県魚沼産のコシヒカリを使用し機内で炊いたものなんだそうです
そういえば食事の前、なんだかそれらしき香りが漂ってまいりました

味噌汁
香の物
 

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デザートは
カフェのエスプーマとジャン=ポール・エヴァン マカロン“ ミエリン”
コーヒーはJAL CAFE LINES
 

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昼食の後ひと眠りしたら、次は時差の関係で何故か朝食を頂きます
これは我が家の奥さんがいただいたもの

フミコの洋食
パリを拠点に活躍する料理プロデューサー、狐野扶実子さん監修による献立


 
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(JALホームページより拝借)


ホタテ貝と熟成ミモレットチーズのカルパッチョ 麹とレモンのソース
パンはもちろん「メゾンカイザー」
 

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私はやはりというかカレーを
東京香味カレーライス“オニオンチキン”
 

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こうした食事を楽しんだ後は
ビジネスクラスのシェルフラット・ネオでぐっすり眠る
そんなオーベルジュ
“空の上のレストラン”BEDDを満喫いたしました

成田国際空港から12時間半の快適なフライトでたどり着いたジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
 

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このあと旅の目的地であるニューヨークへと向かいます
距離は371kmと結構な距離ですが、移動の方法は幾種類かあります
一番安いのはバスでしょうけど治安面が少し心配なのでこれはパス
もっとも早いのは飛行機で乗り継ぐ方法、アメリカン航空やユナイテッド航空など数多く出ていますし、LCCもあります
がしかし海外に行くと乗りたくなるのが鉄道
アメリカには世界に誇るアムトラックがあります
しかもボストン・サウス駅からニューヨーク・ペンシルベニア駅までは高速鉄道アムトラック・アセラが走っているとあっては、これに乗らぬわけにはいきません
しっかりとこれは日本から予約していました
 

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次の問題はアムトラックの駅であるボストン・サウス駅までの交通機関
タクシーでもよいのでしょうが、ボストンはアメリカの都市の中でも公共交通機関「マサチューセッツ湾交通局(MBTA)」が行き届いている町として知られています
私のblogで度々取り上げるこうした海外の都市で現地の方が普段使われているICカードももちろんあります
それがチャ-リーカード
残念ながら今回のボストンでこのチャーリーカードは手に入りませんでしたが、かわりに観光客など短期的な利用目的で使われている「チャーリーチケット」
バスや地下鉄への乗車に利用でき
1回限りの利用はもちろん1年以内であればチャージも可能
こいつで今回ボストンの交通機関に挑戦いたします
 

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このチャーリーチケット
紙製なのですが、ボストン・ローガン空港のバス乗り場近くの券売機で簡単に手に入れることができました
詳細はなんと日本語のポスターで説明されています
それだけここを訪れる日本人観光客が多いということなのでしょう
そういえばココボストンを本拠地とするメジャーリーグのチーム
ボストン・レッドソックスには以前、松坂選手が在籍していましたし昨年レッドソックスの守護神として活躍し、ワールドシリーズ優勝の原動力となった上原投手も現在在籍していたな~そういうのも関係しているのかなと思ってしまいました
 

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チャーリーチケットを手に入れたらこいつを携え、バス乗り場からシルバーラインと呼ばれるバスに乗り込みました
 

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20分ほどでボストン・サウス駅に到着
空港へ降り立ってから1時間とかからずにたどり着くことができました
ということでバスに乗っている間にアムトラックの乗車時間を変更、このあとすぐ出る列車に乗り込むことといたします
チケットはあらかじめクレジットカードで決済を済ませてあったのですが、駅の券売機にその購入時に使用したクレジットカードを差し込みチケットを発行
 

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駅弁にサンドイッチを買いこんだら早速列車に乗り込むことに
さあニューヨークまで3時間半の列車の旅
ついたところはニューヨークの中心ペンシルベニア駅です
 

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アメリカ東海岸の主要都市ボストン・ニューヨーク・ワシントンDCを結ぶ鉄道幹線
俗に言うところの「北東回廊」はアムトラック(Amtrak)がその重責を担っています
今回はボストンからニューヨークまでの370km、約3時間半の鉄道の旅をアムトラックで「海外乗りテツ」してまいりました
 

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アムトラックといって思いつくのは、ステンレス銅製のメタリックな車両
ボストン・サウス駅では見かけませんでしたが、ニューヨーク・ペンシルベニア駅に入線する、いかにもステンレスボディのアムトラックを見ることが出来ました
 


 

ちなみに私どもがボストン・サウス駅から乗ったのはアセラ・エクスプレス
アムトラックが運営する高速鉄道です
TGVをベースにしてカナダのボンバルディアとフランスのアルストムの企業連合による車両ですが
在来線を走るためかこの区間の最高速度は240km
カルフォルニアのアムトラックに日本の新幹線が売り込みをかけている話もありましたが、ニューヨークやワシントンを走る日本の新幹線っても夢があって楽しそうです
実際ボストン〜ニューヨークなら現在の3時間半から2時間を切る運用にはなるではないでしょうか
 

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このアセラ・エクスプレス
結構な人気のようで事前の予約が必要です
といっても席は自由席
早めに行ってTGVといえばこの席でしょうというお見合い席に乗りこむこととしました
 

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席ではパソコンなどを使うビジネスマンが多いのか、120Vの電源と
「アムトラック・コネクト」というWi-Fiが設置されていて重宝いたしました
 

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3時間半の鉄道の旅ってことでボストン駅にて駅弁も買っておきました
立ち寄ったのは「CHEESEBOY」と言う名のお店
ボストンでは名の知れたテイクアウト(TO-GO)のお店のようです
 

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頼んだのは「Roast Chief」
作り置きのものを再度ホットサンドメーカーのようなもので温めなおしてくれます
このあとニューヨークでは毎日サンドイッチの日々となりますが、それは手始めに食べたこのサンドイッチが美味しかったからかもしれません
 

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アメリカの東海岸の車窓にはモーターホームがつきもの
そんな車窓を眺めつつ
サンドイッチをほおばる
あぁアメリカに来たんだな~とちょっと感傷に浸ります

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さて旅の目的地、ニューヨークまではあと僅かです
 

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この動画はニューヨークの地下鉄
Nassau Street Express線の始発駅「ブロード・ストリート」構内で撮影したものです
午前6時半くらいで乗客のほとんどいない時間帯でしたが、さほど不安は感じませんでした
 


ニューヨークを舞台とした映画だったかと思いますが
その映画の中でニューヨークの地下鉄の列車の中やホームではいかにも犯罪が頻発しているかのような映像が随所に出ていた記憶があります
だからでしょう「ニューヨークの地下鉄は危険」そんな烙印が押されています
もしかするとそれが日本からみたニューヨークの地下鉄の一般的なイメージなのかもしれません
でも今回の渡米にさいし事前にWebなどで調べてみると最近の地下鉄は思ったよりも安全だと書かれています
実際私自身が今回ニューヨークの地下鉄を乗った限りはさほど不安は感じませんでした
(といっても油断は禁物、いくら安全になったとはいえ日本の地下鉄のようなわけにはいきません)
 

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一昔前までは治安の悪さばかりが、目立ったニューヨークの地下鉄ですが
ニューヨーク市もこれではまずいと思ったのでしょう、安全対策が年々進み
80年代までは昼に路線を選んで怖々と乗ることしかできなかった地下鉄が2000年には安全な乗り物として認知されるようにまでなったようです
おかげでニューヨークを観光する人々の足はイエローキャブから地下鉄に変わり
観光客専用のメトロカードまで利用されるようになりました
 

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私は今回初めてニューヨークを訪れることになりましたが、今回のニューヨーク観光はマンハッタン内にほぼ限定していますので、移動はすべて地下鉄を利用しました
あまりにも便利でイエローキャブに乗る機会がなかったくらいです
 

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その地下鉄に乗る際、役立つのが
ニューヨークの地下鉄・バスで使える「メトロカード」
券売機で簡単に買えますし、チャージすれば何度でも使えますし、$1からチャージが可能です
料金は1回の乗車で$2.25
私の住む札幌の地下鉄程度の料金ですが、料金体系は極めてシンプル
1回の乗車賃でどこまでも乗っていけます
そう近くても遠くても均一料金となっています
 

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「ニューヨークの地下鉄」は
昔は乗ってはいけない危険な乗り物として知られていましたが、今回のニューヨークではこの地下鉄を使いこなすことでニューヨークの観光名所を快適に見て回ることができました


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ニューヨークのホテルは高い

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「ニューヨークのホテルは高い」
今回の渡米で一番の悩みがこれでした
マンハッタン中心部で快適な広さと清潔さを求めるには相当の宿泊料が必要です
相場は1泊4万円からといったところで、特にタイムズスクエア周辺のホテルは一大イベントがあるせいか天井知らずの宿泊料、1泊8万なんてのもざらでした
もっともそれなりのホテルならあきらめもつくのですが、そんな天井知らずのホテルの部屋の質やサービスは特に良いというわけではないとなるととても泊まる気にはなりません
そのため真っ先にあきらめたのがタイムズスクエアの年越しカウントダウンでした
 

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そこで前述のとおりニューヨークでは地下鉄を使いこなすことにして
マッハッタン中心部からは少し離れたホテルを探すこととしました
見つけたのが「コンラッド・ニューヨーク」
マンハッタン南端部のバッテリーパークシティの中心でハドソン川沿いに16階建でそびえたつホテルです
 

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ホテル名のコンラッドはヒルトンホテルの創始者である「コンラッド・ヒルトン」
あのバリス・ヒルトンのひいお爺ちゃんにあたります
そんな名を付けられたヒルトンホテルの上級バージョンであるコンラッドの格式とサービス設備にわりにお値段は思ったよりも良心的でした
それにここはもともとエンバシースイーツなるホテル、463室全てがスイートルーム仕様となっています
そんなスイートルームが一泊3万円少々で泊まることが出来たんです
 

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しかもチェックイン時にヒルトンの会員証(シルバー)を提示したところ
部屋のアップグレードか朝食のどちらかをアップグレードしますよと言われ
朝食がちょっと貧相と聞いていたので迷わず部屋のアップグレードをお願いしました
 

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で、アップグレードされた部屋がコレ
14階のこの部屋
2部屋あり広さは充分


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ベットはキングサイズのものがどんと置かれています
 

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リビングには大きなソファー
近くのスーパーのデリやテイクアウトのお店で総菜やサンドイッチを買ってきてここで食べることが多かったのですが、これだけ広いと自宅でくつろいでいるような感覚で食事が出来ました
もっともこれはこれはニューヨークのレストランがあまりにも高いのと
毎日観光で疲れていてレストランに出向く元気がなかったことにも起因しています


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といっても一つニューヨークいやもといアメリカならではの問題もありました
というのもアメリカのホテルはこうした高級ホテルであっても冷蔵庫が置かれていることが稀です
あってもミニバー方式の冷蔵庫で中はびっちり、これでは買ってきたビールを冷やしたりは出来ません

ここに泊まるような方はちょっと飲みたいときはバーやレストランに行かれるのでいらないのかもしれませんが
私のように部屋で食事をと思うとビールやジュースなどを冷やしておきたくなります
そこで今回冷蔵庫をレンタルすることにしました
ちなみに別途料金がかかるはずがチェックアウト時に確認したら冷蔵庫のレンタル料は加算されてはいませんでした
これはシルバー会員証が効いたのか、単に忘れたのかのどちらかでしょう
 


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あと風呂に浴槽はなくシャワーのみ
ただトイレと分かれていたのは良かった
 

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キッチンは有りませんでしたが
コーヒーメーカーなどの設備はなかなかのもの
 

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ワイングラスなどのグラスにコーヒーカップ
ターンダウンの時に毎日取りかえられる氷や水など
サービスはさすがコンラッドと思わせます


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そうそうコーヒーメーカーのカートリッジも毎日使った分が足されていました
エスプレッソが簡単に出来るこのマシーンちょっと欲しいかも
 

 
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他に金庫やアイロン・アイロン台・傘などが備えられておりました
(この辺りは次回のための覚書です)
 

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マンハッタン中心部から少し離れたところにある
このコンラッド・ニューヨークでしたが、地下鉄が思いのほか便利に使えたおかげで
コストパフォーマンスの良いこのスイートルームで4泊
ニューヨークでの宿としては贅沢な時間を過ごさせていただきました

映画「ワーキングガール」
今から26年前に公開された映画でシガーニー・ウィーバーがなかなかいい悪役ぶりを見せてくれていました
そうそうハリソン・フォードもいい味出していました
 


 

この映画で印象に残っているシーンにテス役のメラニー・グリフィスがスタッテン島からフェリーを使いウォール街に通勤するシーンがあります
マッハッタンは極端に家賃が高いため、比較的に家賃の安いスタッテン島からハドソン河を渡り通勤する労働者が多いようで
フェリーが朝日に照らされる自由の女神の脇をすり抜けるようにマンハッタンを目指す
いつの日かマンハッタンの高級マンションに住みこの通勤からは解放されるぞ、なんてアメリカンドリームを彷彿させるようなシーンからこの映画が始まっていました

今回テスの乗ったフェリーと同じ航路を行くスタテン島フェリーに乗って
自由の女神を拝みに行くことにしました
 

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ちなみに今回の宿であるコンラッド・ニューヨークから
スタテン島フェリーの出港するホワイトホール・ ターミナルは徒歩で10分程度
時差ぼけのためか早朝に目が覚めてしまったこともあり
通勤客でごった返す前にこのフェリーに乗ろうとまだ暗い中ホテルを出ました
ほどなくホワイトホール・ ターミナルに到着
30分間隔で船は出ているのですぐに乗船できそうです
ちなみに料金はなんと無料
これで自由の女神観光が出来てしまいます
 

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さてそのフェリー
早朝とあって割合空いていました
その上スタテン島からの帰路はデッキに出ることができましたのでそこから自由の女神を拝むことに
 

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ついでと言ってはなんですが、フェリーターミナルへと戻るフェリーから見ることのできる
バッテリーパークあたりのオフィス街の灯りもなかなかのものでした
夜景を眺めにこのフェリーに乗るのも良いかもしれません
(ただし夜のスタテン島の治安はちょっと心配ですけど)
 

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ニューヨーク州は、“アップル・カントリー”とうたっているほど、りんごの生産が盛んです。
そういえばニューヨークの愛称は「ビッグアップル」でしたね。
さてそのリンゴ、今回訪れたユニオンスクエアのグリーンマーケットにも色とりどりのリンゴがどっさりと並んでいました
 
 
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このグリーンマーケットではニューヨーク近郊の農家の方々が、自分たちで生産した野菜やそれで作った総菜や弁当お菓子などを売っています
そうですニューヨークの人によるニューヨークの人のための市場
ニューヨークではおなじみの「プレッツェル」も売られていました
 

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この時期の人気といえばやはり「リンゴ」
これでもかってほど売られていました
そういや冒頭のビックアップルという名の由来も大恐慌時代に職をなくした人々がリンゴを売って日銭を稼ぐ姿からって説もあるほどです
 

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さてそんなグリーンマーケットの冬の名物
「ホットアップルサイダー」
ニューヨークの朝は寒くこの暖かな飲み物が有りがたかった
アップルサイダーを温めていたのはアメリカ規格のコールマン2バーナー
こういったところで便利なのはやはりアウトドア用品が役に立ちます
 

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ちなみに中にはこんな野菜も
見慣れたキノコがあったので、POPを見ると「MAITAKE」と書かれています
そうです日本で鍋物などに入れられるマイタケがありました
サンクス・ギビングディナーでもよく目にする芽キャベツも見かけました
 

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こうしたいかにも地元の農家の方が丹精込めて作られたニンジンや最近のフレンチでよく見られる根付きの株などが並べられていますが、聞くところによると有名レストランのシャフも買いに来られているのだとか
店先にはそんな野菜を作った方の写真付きのメッセージなども並んでいました
 

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ニューヨークの青空市場「ユニオンスクエア・グリーンマーケット」を見て歩き
冷えた身体を温めようと名物のホット・アップルサイダーを飲んだら、次はいよいよメトロポリタン美術館めぐりです

私の好きな漫画に「ギャラリーフェイク」(細野 不二彦著)という作品があります
元メトロポリタン ミュージアムの有能なキュレイターで当時はプロフェッサーの異名を持っていた主人公 藤田玲司が芸術の本質に迫る傑作です


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漫画の中にも幾度となく出てきたメトロポリタン美術館
アメリカでは3大美術館の一つとしてあげられる美術館で、絵画をはじめ彫刻、遺跡、写真など所蔵する美術品はなんと300万点以上と膨大ですが、それらがすべて寄贈や寄付金での購入だというから驚きです
そういやそんな寄付の話も漫画のエピソードとして語られていました
私自身、漫画を見てこれは一度は見に訪れねばと心に決めていた美術館でもあります

ユニオンスクエアのグリーンマーケットに立ち寄った後、歩いてこのメトロポリタン美術館にやってきました
実はさほど下調べもせずにここに来たのですが着いたのがちょうど開場10分前
この時はこれなら混雑する前に見て回れそうとたかをくくっておりました
 

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というのもここメトロポリタン美術館は広いうえ、展示されている美術品はあまりにも膨大
しかもそれが小学校の教科書でしか見たことのないような名画ばかりです

かといって混雑していて作品が見られないなんてことはありません
来場者は多いのですがなにせこのメトロポリタン美術館とてつもなく広い
おかげでゆったり見て回ることができました
もっともこれは朝一だったからかもしえません
 

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特にヨーロッパの印象派の作品は私でも作者がわかるような作品ばかり
ピカソ、ルノワール、フェルメール、モネ、ゴッホなどそうそうたる作品が展示されていて
とても1日では見て回れなそうなほどの展示数
現に私も2時間くらい見て歩いたところでダウン
丸一日どころか半日も見て歩いて回ることは出来ないと悟りました
 

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専属のガイドもいるようで、これは次回伺った時にはお願いしたいものです
 

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そうそうここに来た記念にゴッホの隣に立ち久々の記念撮影
襟につけているのはツアーメンバーのシールのようですが、ここメトロポリタン美術館の入館証です
 

 
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さて今回のメトロポリタン美術館での私のお目当ては「エドガー・ドガ」
一昨年前に行ったパリのオルセー美術館で見たドガの絵にちょっとばかり感銘を受けていたからでした
 

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メトロポリタン美術美術館にはドガの間があり
「ダンス教室」などの是非とも見たかった作品がこれでもかというほど展示されていました
 

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帰りにはミュージアムショップへ寄ってドガの絵画のポスターも記念に買って帰ります
まあ完全にお上りさん状態ですが、ドガってデッサンが素晴らしいのでたとえポスターで飾ってもなかなかのもの、現在なら人気イラストレーターでも存分に活躍したかもなんて芸術家になんて失礼なことを・・・・と考えてしまいました
 

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そういえば先般世界ふしぎ発見というTV番組の中でボストン美術館の裏方の仕事で浮世絵の修復の話がありましたが、ここメトロポリタン美術館にも4,500枚を超える浮世絵が収蔵されているとのこと
こんな「春潮」のような春画も同様に真剣に修復されているんだろうな~
 

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歩き疲れてとてもすべては見て回れませんでしたが、次回チャンスがあれば
目的を据えてまたじっくり見て回りたいものです
ちなみに今回印象派を中心に撮ってきた写真はこちらのアルバムにUPしました
100枚以上ありますが興味があれば覗いてみてください
 

ニューヨーク・メトロポリタン美術館2013年12月30日撮影

ちなみに写真撮影はほとんどの場所でフラッシュさえたかなければOKでした

ロックフェラーセンターから望むニューヨーク・セントラルパークです
高層ビルの間に挟まれいかにも人工的な感じのする公園ですが、こんな土地代の高く利便性の良いところで、こんなにも大きな公園があると思うとさすがはアメリカ、スケールだけはどこにも負けませんね
 

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そのセントラル・パーク
ニューヨーク・メトロポリタン美術館から歩いてすぐのところにあるので、帰りに立ち寄ることとしました
ところでこの日の気温は日中でも氷点下になるなど寒く、湖から吹き付ける風が思いのほか寒く凍えそうでした
そういやこの湖、確か映画「ゴーストバスターズ」で見た記憶があります

 
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あまりにも寒くてジョギングコースとなっている遊歩道を歩くのはあきらめ
身体を中から温めようと屋台でホットドックを買って食べることに
ちなみにこのホットドックは1個$2.5
ちょっと高いかもとも思いましたが、ニューヨークはどこに行っても食事は高いのが辛いところです


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そうそうセントラルパーク名物の野生のリスにも出会いました
すぐ近くまで寄って写真を撮っても逃げないところを見ると、もしかしたら餌付けされているかもしれませんね
 

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さて寒くて凍えそうなセントラークパークはさっさと通り過ぎ
次なる目的地ニューヨーク自然史博物館へと向かいます

寒さに凍えつつ歩いてやって来たのは、これまたニューヨークを代表
いやもといアメリカを代表するミュージアム
「アメリカ自然史博物館」です
 

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恐竜の標本や自然、人類史に関する展示物などで世界有数の規模を誇ります
まず迎えてくれたのがこの恐竜の化石「バロサウルス」
あまりにも大きすぎてカメラのフレームに収まりきれませんでした
 

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そのほか恐竜と言えば何と言ってもこの「ティラノサウルス」
標本ではなく本物の化石です
 

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同じフロアーには巨大な竜盤類恐竜も
見上げてばかりで首が痛くなるかと思ったら脇にスロープがあって
そちらからは見下ろすこともできました
 

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翼竜もおりました
 

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恐竜ではなく最強の肉食獣というかネコことサーベルタイガーの全身骨格標本もありました
そういえばここアメリカ大陸に生息していたんですよね
これは星野之宣氏の漫画で読んで興味を持っていたので見たかったものの一つです
 

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これまた恐竜では有りません
「マンモス」の骨格
 

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他のフロアーにジオラマで再現された象の生態模型「アフリカ象の群れ」がありましたが、そのマンモスと象のサイズの違いにビックリです
 

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メキシコと中央アメリカのセクションにはマヤ文明やアステカ文明など古代文明に関する展示もありました
こうしたオーパーツ物の大好きな私ですが、実はもうこの時点で足に来ていて
回りきることが出来ませんでした
やはり1日で2つのミュージアムを回るにはちょっと無理があるようです
 

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ということでアメリカ自然史博物館廻りは終了
アポロのパネルを眺めつつ博物館を後にします
 

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アメリカを代表する食べ物の一つハンバーガー
そのアメリカを代表する都市であるニューヨークで一番人気のハンバーチェーン店といえば
このロゴが目印の「シェイク・シャック」
まだ日本に進出していないハンバーガー・チェーン店です
(まあ時間の問題かとは思いますが)
 

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今回私が宿泊するコンラッド・ニューヨークの1階に店を構えていることから
これは行かねばなるまいと心に決めていたハンバーガー屋さんでした

ホテルに帰る際ついつい気にして見ていますが、昼飯時や夕食時はいつも列をなすそんなお店でした
ということで夕食時間にはまだ早い午後4時くらいに店に繰り出すことに
 

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ところが意に介してそこには長い行列が
ニューヨーカーたちの夕食は少し遅めの時間帯と聞いていたのでなおさらです
どうやらこのお店はいつも混雑しているようです
そこでお店で食べるはあきらめTO-GO(テイクアウト)して部屋で食べることに
幸いこのお店から部屋まで3分もあればたどり着きます
ポケベルとレシートを渡され待つこと10分
レシートにはテイクアウトではなく「TO-GO」と書かれておりました
もうアメリカではTO-GOのほうが一般的なようです
 

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で頼んだのは
「シャック・バーガー」
と「チーズポテトフライ」
マスタードとケチャップは別のカウンターで好みの分かけるのですが
TO-GO用に小さな容器が置かれていました
 

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さっそくシャックバーガーから頂きます
 

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見た目はこのようにいかにもアメリカンなチーズバーガーですが 
 


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ガーリック風味が効いていてビールとの相性も抜群
ビールはブルックリン・ウインターエール
芳醇な麦の旨味のある地ビールです
 

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今回ニューヨークの宿としたコンラッド・ニューヨーク近くには
よくニュースで耳にするゴールドマン・サックスがありました
世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックス
ここに勤める方の平均年収は6,000万円を超えるというから
まさにアメリカドリームを掴んだ一握りの富裕層の館の一つです
 

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写真は午前6時に写したものですが、オフィスの灯りは煌々と灯されております
おそらくはロンドン市場に合わせているかとは思いますが、
「眠らない街」ニューヨークを象徴するような光景でした
 
なんだかオリバー・ストーン監督の映画「ウオール・ストリート」の一場面を思い出します
ちなみにあの映画1作目2作目ともに名演したマイケル・ダグラスの拝金ぶりが見事でしたね
 


ホテルから映画ウオールストリートの舞台となるウオール街まで歩いて行ける距離にあるので、ちょっと見に行くことにします
途中ワールド・トレード・センター近くのズコッティパークでホワイト・イルミネーションが灯されているのを見ることができました
 

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ほどなくしたところにウオール街がありました
早朝だったせいか、なんだかごくごく普通の通りです
ここが世界の金融の中心とはとても思えませんね
 

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ウオール街に入ってすぐのところに警備員が立つビルがありました
「ニューヨーク証券取引所」と書かれていますが、ちょっとこじんまりしすぎています
どうやらこちらは裏口のようです
伺ったこの日はすでに年の暮れ12月31日でしたが、入口上部にはまだクリスマスの飾り付けがなされていました
どうやらこちらニューヨークではクリスマスの飾り付けはニューイヤーまで飾られていることが多いようです
 

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ということでニューヨーク証券取引所の正面入り口に向かいます
ここには大きなクリスマスツリーが立てられていました
これが有名な「ニューヨーク証券取引所のクリスマスツリー」
カナダのケベック州から運んできたモミの木に装飾されたものなんだそうです

ちなみにこのあと行く先々でこんな巨大なクリスマスツリーに出会うことになります
 

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はす向かいに重厚そうな建物が
後で調べてみるとこれが「フェラデル・ホール・ナショナル・メモリアル」
ここにはニューヨーク市警のパトカーの向こうに初代大統領のジョージ・ワシントンの銅像がありました
銅像で思い出しましたが1998年に公開されたハリウット版ゴジラの舞台ともなりました
 

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アメリカ合衆国議会の旧議事堂だそうです、現在合衆国の議事堂はワシントンD.C.にありますがこれは記念館として残されているのだとか
ちなみにこの翌日ワシントンD.C.に向かい現在の合衆国議会の議事堂に行ってやはり巨大なクリスマスツリーを拝むことになりました

ニューヨークの冬の風物詩
「ロックフェラーセンターのアイススケートリンク」
実は当初からここを目指したわけではなく高いところからニューヨーク、マンハッタンの景色を見ようとロックフェラーセンターに昇りに来た際、まだ入場出来ずしかたなく周りをぶらついていたときに見つけました
 

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見てすぐにそれだと分かったのは
『めぐり逢えたら』
『オータム・イン・ニューヨーク』
『恋におちて』
など数々のラブストーリー系の映画でこのアイス・スケート・リンクが舞台になったのを覚えていたからです

ちなみにこのスケートリンク
ニューヨーカーには人気のデートスポットのようです
なにやらあらかじめ申し込んでおけば公開プロポーズも可能なんだとか
でもこんなところでプロポーズして駄目出しされたらしばらくここには来れませんね
 


 

ちなみに私は道産子ですし一応スケート靴も所有しています
スケートが滑れないわけではありませんが、料金は一人90分で$27これに靴代が加わります
高いのもありますが、何よりも寒い
ということで今回ここでスケートするのはパス
凍えた体を温めようとアメリカンコーヒーをすすりつつ見学することにします


クリスマスはとうに過ぎていましたが、巨大なクリスマスツリーも観ることが出来ました
 

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さてそうこうしている間に入場時間となりましたので
ロックフェラーセンターのTOP OF THE ROCKへ昇ることいします

この動画はロックフェラーセンター「TOP_OF_THE_ROCK」で撮ったものです
 


 

さてそのロックフェラーセンター
中心と成す「GEビル」を含む複数のビルからなる複合施設です
この複合施設には全米4大テレビネットワークのうちの一つ NBC も入っております
 

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最上階にある展望台「TOP OF THE ROCK」
高所恐怖症のくせに都会に行くと高いビルに昇りたくのが常の私ですので
ここニューヨークでも当然のように昇ろうと朝一でやってきました
もっともここに着くのが早すぎたため、有名なスケートリンクを見たり
コーヒーを飲みつつ開場時間まで待ち、いざ展望台の入口へ

ここでその入口を間違えてしまいましたが、これが幸いし展望台ツアーの客と間違われたため
割と早く入場出来てしまいました
 

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受付でチケット代$27を支払い
エレベーターで68階の『大展望デッキ』へ向かいます
奥にもう一つ高いビルが見て取れます
そうこのビルよりさらに高いエンパイヤーステートビルです

この日のニューヨークは氷点下の気温
あちこちのビルの屋上からは湯気が立ち上っておりました
 


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エスカレーターで昇った69階にはガラス張りの空間がありそこからニューヨークの眺望が望めますが、そこからもう一つ上の階にも展望スペースがあります
せっかくなので階段を使い70階の屋上へ
 

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セントラルパークが望めました
地価の高いニューヨーク・マンハッタンの中心部に、こんな大きな公園を作るところはさすがというほかありません
 

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最上階となる搭屋の屋上から下を覗くと
ガラスに張り巡らされた展望スペースが見て取れました
 

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ハドソン川の向こうのニュージャージー州が見えますが、目を凝らすと「自由の女神像」を見つけることができました
天気が良くてよかった
 

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さて次はこのロックフェラーセンターから見つけた
タイムズスクエアへと向かいます
 

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ブロードウェイの交差を中心に位置するタイムズスクエア
観劇の中心地ブロードウェイということもあり「ライオンキング」やらのミュージカルの看板が目立ちますが・・・


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ここは世界中の企業の広告や巨大ディスプレイが見ることが出来る場所です

以前は日清食品(カップヌードル)などの日本の看板が多数あったはずでしたが
今では残念ながらそれがSAMSUNやらLGなどの韓国企業にとって替わられていました
 

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さてここに来た訳は年末年始恒例のタイムズスクエアのカウントダウンを見るため
毎年12月31日夜~1月1日にかけてのカウントダウンは世界的に有名で公式な発表では有りませんが100万人もの人が集まったそうです
といっても本番のカウントダウンを見るためには入場規制のかかる午後3時から深夜0時までこの場所で待っていないといけないんだとか
トイレだってそんなにないだろうし
ほぼ氷点下の気温の中10時間以上待つなんて考えられませんし

 

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もっともこの近辺にホテルを取っている客は別で
ホテルで待てば入場制限は関係ありませんから、そんな苦労なしでカウントダウンが体験出来ます
といってもそこは足元を見ているホテルがべらぼうな宿泊料金を押しつけてくるのだとか
私もあれこれ探しては見ましたがごく普通のホテルでも1泊8万ほどだったのであきらめていました

ということで本物のカウントダウンの様子はTVで見ることに
 

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でもなんでタイムズスクエアに来たかというと、やはり年越しのカウントダウンのため
といってもこちらアメリカの東部時間による年越しではなく
日本時間の年越しにあわせ行われるもの
時差は-14時間ありますので午前10時にカウントダウンが始まるんです

カウントダウンが映し出されるタイムズスクエア 46丁目 特設ステージ周辺である
「東芝ビジョン」前にはこんなにも大勢の日本人が日本時間の新年を祝うため集まっていました


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その東芝ビジョンには、女性書道家の成田眞澄氏による筆文字が躍るカウントダウンアニメーションが放送されました
 

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当時の動画はこんな感じです
 


 

昨年はローマ・トレビの泉の前で新年のカウントダウン
そして今年はニューヨーク・タイムズスクエアでのカウントダウン

来年はどこで新年を迎えるでしょう

ちなみにこのエントリーが記念すべき2,000件目となりました

タイムズスクエアで日本時間バージョンのニューイヤー・カウントダウンで年を越した後はメトロを使い15STへ
そのメトロの駅から歩いて5分くらいのところに目的地である
「チェルシーマーケット」がありました
 

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このチェルシーマーケット
もとはナビスコのビスケット工場だった跡地を建物ごと再利用したもので
ビルの中にありながらもアーケード街のような雰囲気の漂うマーケットとなっています

そしてここはニューヨーク有数のグルメスポット
しかもニューヨークのお土産選びにも良さそうな場所だったので
メトロを使ってでも来たかった場所でした
 
 
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まずはお土産
向かったお店は魔女のロゴでおなじみの「ファット・ウィッチ・ベーカリー」
ニューヨーク土産として人気が高いブラウニー専門店です
 

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ニューヨークタイムズにまで取り上げられたこのお店
お土産に選んだのはベイビーウィッチの詰め合わせ12個入りです
 

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続いてワインの専門店でカルフォルニアワインを探します
お店の冷蔵庫にはうやうやしく日本酒が並べられていました
 

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そして匂いにつられてやってきたのは
生鮮ロブスターの販売店「ザ・ロブスター・プレイス」
ロブスターのみならずニューヨーク近海で獲れたのでしょう
鯛やスズキなどの魚や貝などのシーフードが並べられていました
 

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当然のように「スシバー」もありました
職人さんを見るとよく外国で見られるアジア方面のかたの握る寿司ではなく
ここはきちんとというか日本人らしき方が寿司を握っているようです
 

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奥にはイートインコーナーがあり
店名の通りロブスターを食べることができます
 
 
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この大きなロブスターが$20そこそこと
ちょっと食べていこうかな~と思わせますが、このあとニューヨークステーキのお店に行く予定ですし
ロブスターは最後に行くボストン名物ということもあり
そちらで食べることにしてここは我慢することにいたしました

ニューヨーク土産を物色したチェルシー・マーケットからすぐのところに
ここ数年ニューヨークの観光地として有名になってきた空中庭園「ハイライン」があります
NHKの朝のニュースで見て以来ニューヨークに来たのなら訪れたい場所の一つとなっていました

今回も動画を撮ってきましたのでyoutubeでのの紹介です
 


 

チェルシー・マーケットから近いのもそのはず
ハイラインはチェルシーマーケットの何と2階を通り抜ける構造になっていました
というのもチェルシーマーケットは元々はナビスコの工場だったこともあり、ここからビスケットが貨物列車に積み込まれていったのかもしれませんね
 

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本来なら緑豊かで花が咲き誇る公園なんだそうですが、さすがにこの冬の時期なのでそれらを見ることはできませんでした
そんな夏の時期にこんなベンチで読書しながら昼寝してみたいものです
 

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地上9mと高さが有りますので、ニューヨークの街並みが良く見えます
ただ寒いのが玉にきず
 

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もう少しのんびり散歩したかったのですが
ハドソン川からの冷風にさらされ、10分ほどで退却することになりました
そういや行きかう人も防寒対策がしっかりされていましたね 
 

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さてお腹もすいてきたことですし
ニューヨークカット・ステーキでも食べに行くとしますか

ニューヨークのレストランは高い
ちょっと食べに行こうと思っても食事にワインなど頼みチップなど入れると
一人5千円は覚悟せねばなりません
けれどせっかくニューヨークまで来たのだから
ニューヨークのステーキハウスくらいは行きたいというのが人情
そこで向かったのが
「ウルフギャング・ステーキハウス トライベッカ店」
ブルックリンにある超有名なステーキハウス「ピーター・ルーガー」でヘッドウェイターを務めたWolfgang Zwienerさんが2004年にオープンさせたお店だそうです
ピーター・ルーガーの暖簾分けってわけではないのでしょうが、肉を1か月近く地下の貯蔵庫で熟成させる方法や焼き方もピータールーガーと同じなのだそうです
ちなみに店の内装などの高級感はこちらウルフギャング・ステーキハウスのほうが上なんだとか
 

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人気店と聞いていましたが伺ったのは正午少し前ということで空いていました
ランチタイムだったようで
ランチメニューを渡されました
頼んだのは
フィレ・ミニョン
 

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ミディアムレアの焼き具合はこんな感じ
 

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ちなみに私は地元の方々が食べていて美味しそうだった
Chopped Steak
ハンバーグですね
頼んでから出てくるまでかなり時間がかかったところを見ると
オーダーがあってから挽肉にしているのでしょうか
こんな美味しいハンバーグを食べたのは初めてです
 

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ビールも洒落たグラスではなくビヤジョッキに注がれたアメリカンタイプ
パンも何故かもちもちで日本人に好まれそうなパン
この辺の私には評価が高かった 
 

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ちなみにこのウルフギャング・ステーキハウス
最近日本にも六本木に支店を出されたのだとか
東京に行ったら再度伺い食べてみたいものですね

それは風邪で体調を崩し、少しばかり早く帰ってきた日のことでした
たまたま寝室にあったブラウン管テレビのスイッチを入れた時、映し出されたのはニューヨークにあるビルが爆発炎上している様子でした
ニュースを見る限りその時までは事故ではないかと伝えておりました
そんなとき、うとうとしていた私が我にかえるような映像まさに映画のワンシーンとも思える映像が飛び込んできました
テレビで意図したわけではないのでしょうが、その時2機目となる航空機が世界貿易センタービルに激突するシーンが映し出されました
そうです2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」をテレビを通し生で見ることになったのでした

普段あまりテレビを見ない私なので「何で」
そんな思いでテレビを見ていました 
 


 

あまりにも象徴的なこの出来事こともあり
ニューヨークに行くことが出来たのなら、ここにはどうしても足を運ばねばならないと心に決めた場所です
宿泊するホテルからも歩いて行けそうな距離だったので観光の合間でぽつりと空いた時間に向かいます
ちなみにワールドトレードセンター跡地に作られた
「911 メモリアル」は2011年に完成し多くの方々が慰霊に訪れる場所となっています
 

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チケットは寄付という形で出されています
911メモリアルの入口でも寄付は受け付けていますが混んでいるので、ここは近くにある911メモリアル・ビジターセンターで事前にビジターパスを手に入れておきました
 

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厳重なセキュリティを抜けいよいよ911メモリアルへ
記念碑はツインタワーがあった位置にプールが2つ供えられています
 

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ちょうど夕暮れ時だったこともあり
金融街の夜景ともに幻想的な風景を見ることができました
 


 

プールの周りは同時多発テロで亡くなった3千人ほどの牲者の方々の名前が刻まれています
そんな名簿には白いバラが供えられているところも
 

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帰り際、2014年にオープンするという
911ミュージアムも外から覗いてきました
内部にある当時の鉄骨も生々しいですね
 


私もここで当時を思い黙祷させてもらいます

マクドナルドを筆頭として今一つ元気のないアメリカのファストフード業界の中にあって
最近、着々と業績を上げるチェーン店がある
それが「チポトレ・メキシカン・グリル」
1993年創業のメキシコ系ファストフードのチェーン店で現在はアメリカ各地に千店もの店舗数を誇る
アメリカで今一押しのファストフォード店です
もちろんニューヨークにもそのお店はあります
今回は911メモリアルで慰霊を捧げたあと
バッテリーパークにあるホテルに戻る道すがら見つけたお店に飛び込みました
 
 

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業績が低迷するファストフード業界の中でなぜこの「チポトレ・メキシカン・グリル」が好調なのか
それはファストフードと謳ってはいるがマクドナルドなどとは一線を引き
冷凍食品は使わずに厳選した食材
たとえば豚肉は自然な飼料で放し飼いにした豚
鶏や牛肉、野菜もほとんどがそのようなオーガニック素材といった
「地球環境を考慮した安全な材料」が使われています
そのうえ「伝統的な料理方法」で提供されているからにほかありません


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食べ物の購入はファーストフード的にカウンターで行います
「チポトレ方式 」といわれ従業員がトッピングの内容を確認しながらお客様がカスタマイズします
 

 

今回はブリートの具だけをボウルに盛ったブリート・ボールを頼んでみました
もっともこれはニューヨーク2日目にして
サンドイッチにちょっと飽きてお米が食べたかったからかもしれません
ということでライスに牛肉、レンズ豆、レタスにチーズなどなどたっぷり盛ってもらいます
味付けはサルサソース
ついでに別料金でワカモレも
これだけで$10そこそこ
物価の高いニューヨークにあって
量と味ともにコストに見合った料理が食べられるようです
 

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ちなみにその場でも食べることはできますが
ここはツーゴー(テイクアウト)し
近くのスーパーマーケットで買った惣菜とともにホテルの部屋でゆったりいただくことにしました
サルサソースたっぷりにしてもらった、このブリート・ボール
ピリッとした辛さと新鮮な野菜との相性も良く
ちょっと病み付きになりそうな一皿です

またアメリカに行ったら探してでも行ってみたいお店となりました

私が海外に行ったときに必ず立ち寄るのが、そこに住む方々が普段買い物しているスーパーマーケット
ハワイやサンディゴなどのいかにもアメリカンなスーパーから
台湾やバリ島などでアジアの国々ではたいてい華僑がやっているスーパー
ローマでは日本でもおなじみの「SPAR」そしてメキシコでもスーパーに足を運びました
 

 
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ここニューヨークでも当然のようにスーパーマーケットに立ち寄ります
ほんでもって行ったのがニューヨークはバッテリーパークにある
「ホールフーズマーケット」
オーガニック野菜などニューヨークで流行っている自然食品を集めたスーパーです

店内には抗生物質や遺伝子組換えトウモロコシなどが使われることなく育った牛の肉や
海産物も極力養殖ではないものが並べられているんだとか

ということで価格もちょっと高めなものが陳列されています
そのおかげか店内にいるお客様方もちょっと高所得者っぽく感じます
 

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さてそのホールフーズマーケット
高級食材に交じって惣菜コーナーにはよだれが出てきそうな食品がショーケースなどにこれでもかと並べられています
もっともこちらでは通称「デリ」
下の写真は七面鳥でしょうか
 

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チーズや惣菜がショーケースに並べられているさまはまさに日本のデパ地下
料金も結構高めですが、美味しい
しかもイートイン・コーナーも併設されていますので
ここで食事をとることもできます


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パニーニやサンドイッチも種類が豊富ですが
ニューヨークにいる間、これらを買ってホテルに持って帰り部屋で食べる日々となりました
 

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そうそう惣菜は
用意されたパッケージに自分で詰めて
レジに設置された秤で重さを量り購入するというやり方
そう量り売りが主流でした

これらの惣菜にもずいぶんお世話になりました
 

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ビールが並べられた棚には
メジャーなビールの姿はなくみな地元のビールが中心に並べられています
 

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ということでニューヨークでの晩飯は
こうしたサンドイッチや惣菜
それに地ビールを買い込みホテルの部屋でいただくことになりました

ニューヨークのレストランは高いので致し方ないといったところですが、これらは結構うまかった

ニューヨークで新年を祝うイベントといえばタイムズスクエアのカウントダウン
毎年100万人以上の観客が集まり、全世界で10億人以上がテレビで視聴すると言われている世界最大級のカウントダウンイベントです
年末年始にニューヨークを訪れていた私どもには魅力的なイベントですが
氷点下の中、午後3時くらいから深夜0時まで待っていないと体験できないほどの人気のイベントとなってしまっていました
 

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ということで、タイムズスクエアのカウントダウンはあきらめましたが
ニューヨークにはほかにも新年を祝うイベントがあります
今回宿泊したコンラッドホテル・ニューヨークからほど近いハドソン川沿いの畔から
自由の女神越しにカウントダウンの花火を見ながら2014年を迎えることができると聞いていたので
深夜11時半ころに部屋を出て自由の女神が見えるバッテリーパークの岬へ
 

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最初この岬に来たときは
人の姿もなく、こんな夜更けに大丈夫かとちょっと不安になりましたが
午前0時近くになるとポツポツと人が集まりだしました

5分くらい前になると花火が上がり始めます
自由の女神越しってのがなかなかよい風景を醸し出しています



 

昨年はローマのトレビの泉で新年のカウントダウン
今年は日本から14時間遅れのニューヨークで自由の女神越しの花火と
2年連続で日本から遠く離れた異国の地で新年を祝ってまいりました

 
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普段は午前5時に目覚める私ですが、ニューヨーク滞在3日目の朝もまた午前5時に目覚めました
(時差があるのにかかわらずです)
朝、日本のニュースを見ようとTVのチャンネルを合わせていたところ、日本語が流れてきました
でやっていたのが「NHK紅白歌合戦」
歌合戦が始まる前にTVに映ったテロップには日本と同時刻に放送しているとのことが書かれていました
計算してみるとニューヨークでは確かに午前5時でしたが、日本時刻は午後7時
ちょうど日本で紅白歌合戦が始まる時間でした
ということはこれって「ライブ」
 

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紅白歌合戦を放送していたのはAT&Tが手掛ける
有料日本語ケーブルテレビ(TV Japan)
ただし有料と言っても宿泊するコンラッド・ホテルからの請求は有りませんでした

ちなみに番組名はこれまたテロップで流れ
『Red and White Festival』とそのままずばりに訳されておりました


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そういえば2年前の2013年 NHK紅白歌合戦でレディ・ガガが
ここニューヨークからVTR出演していました
この年に起きた東日本大震災で被害者の支援に真っ先に名乗りをあげたのが出演の理由だと思いますが、そんなことをこのニューヨークのホテルの部屋でふと思い起こしました

ということで、まさかニューヨークで紅白を見れるとは思いませんでしたが
このあと朝早くから観光に出かけることになっていましたので、テレビを消して出かけることに

私がアメリカで一番訪れたかった場所、それはアメリカの首都ワシントンDCにあります
正確に言うとワシントンDCなどにあるものなんですが
それはスミソンアン博物館の航空宇宙博物館です
 

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この博物館に行き子供のころに胸躍らさせられたアポロ11のコロンビア号をはじめとした宇宙に関わる展示物を見て歩くのが私の夢でした
ということで今回折角ニューヨークくんだりまで来たのですからワシントンDCに行かないわけには行きません
さてそのスミソニアン博物館
ニューヨークからのツアーバスもあるようですが、ニューヨークからワシントンDCへはアムトラックで3時間半で行くことが出来
前回ボストンからニューヨークへ来た際もアムトラックが思ったよりも便利に使えたので、今回ニューヨークからワシントンDCへの日帰り観光は自分でアムトラックのチケットを購入し向かうことに

もっともこれは予め日本からインターネットを通じて申し込んでありました
 

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とうことで朝早くにホテルを出てニューヨーク・ペンステーションへ
地下鉄のペンステーションから一度外に出てまた地下に潜り表示に従いアムトラックの駅を目指します
そうですアムトラックの駅もまた地下にあります
しばし歩いたところでアムトラックの出発時間を知らせる表示板を見つけました
 

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その下には券売機が設置されていました
ここで申し込んであったチケットを発券いたします
 

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といってもインターネットを使い申しこんだ際に使用したクレジットカードを入れるだけ
画面に購入した内容が表示されますので指でタッチして発券いたします
思ったよりも簡単でした
 

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まだ出発時間まで時間がありますし、乗り場となるホームも掲示されていません
しばしアムトラックの待合室で待つことにします
ちなみにこの待合室へはチケットを掲示しなければ入ることができませんでした
チケットを掲示して入るのはホームレス対策なのかな
 
 
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今回乗車するのはステンレス製のいかにもアムトラックといった車両です行き先を知らせる電光掲示板には「ワシントンDC」の文字が・・・
ワシントンDCにあるスミソニアン博物館まであとわずかです
 

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ちなみにワシントンDCへはアムトラックで3時間半くらいの鉄道旅
このくらいの時間だとわざわざ飛行機を使うまでもありませんね
立派な食堂車がありましたが、このくらいの時間だとスナックやコーヒーを飲むくらいしかできません
 

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座席は自由席
ただし売り出されたチケットは座席分しか発券されていませんので
座席自体は確保されています
あわてる必要はありませんね
 

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さすがと思わせるのはインターネットが必需品のアメリカ
座席には電源やらWi-Fi「AMTRACK CONNECT」が常備されていました
 

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今回の宿はニューヨークでも金融関係に勤める方々が多いマッハッタン南部のバッテリーパーク
そんな場所にいたせいか、実によく働くニューヨカーの姿を見ることができた
まだ朝の暗いうちから出勤していましたが、一様にみなさんコーヒーを手に持ち
サンドイッチでも入っているのだろう紙袋を抱え職場に向かういかにもエグゼクティブな方々と随分すれ違いました

そんなニューヨーカーが手に持つコーヒーはスターバックス
けれど中にはZaro's Bakeryというロゴのあるコーヒーカップもポツポツ見かけます
日本じゃ聞かないお店だなと思っていたところ
アムトラックでワシントンDCを目指すためやってきたニューヨーク・ペンステーション
駅の待合室近くでそのロゴのお店に出会いました
 

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早朝にホテルを出たため朝食を食べずにやってきたためか
ショーケースに並んだサンドイッチがより美味しそうに見えます
 

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なかでもこのクロワッサンサンド
人気商品なのか皆さん買っていまれます
一緒に買って行くのはコーヒーもしくはこのスープでした
 

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せっかくなので私もコーヒーとクロワッサンサンドを買って
アムトラックに乗り込みます
そう日本でいうところの駅弁と言ったところでしょうか
 

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後で調べたところ1927年創業の
ニューヨークでは知らぬ人はいない老舗のパン屋さんでした
ところでこのクロワッサンサンド
パリッとして美味かった

ワシントンD.C.の代表的な公共交通機関といえば、市内と近郊をくまなく結ぶ大規模な路線ネットワークを持つ地下鉄、ワシントンメトロ
アメリカの首都であるここワシントンDCにあり、東西冷戦時代に作られたことから
有事における核シェルターも兼ねているとも言われています
 

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アムトラックに乗りワシントンDCまで来たわけですが、ここから目的地であるスミソニアン博物館まではこのワシントンメトロを使っていくことにします
まずはアムトラックのユニオン駅につながるワシントンメトロの駅でキップを買います
お得な一日乗車券などもありますが、ここはワシントンDC版SuicaともいえるICカード
「スマートリップカード」を購入することにします
 

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ちなみに私は海外のICカードコレクターだったりもします
今回のニューヨーク旅行では
ニューヨークの地下鉄などで使うメトロカード
そしてボストンではチャーリーチケット
ココワシントンDCではスマートリップカード
などのICカードでそれぞれの都市の公共交通機関を使いました

買い方はとっても簡単
駅に設置されたこの券売機のパネルをタッチし
スマートリップカードを選択
カード作成代5ドルと初回チャージ分5ドルで合計10 ドルを支払います
もちろんクレジットカードも使えました
 

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出てきたスマートリップカードを改札機にかざし
地下鉄ホームへと向かいます
 

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で、乗り込んだ列車がこれ
アメリカの首都にいるせいか、乗っている乗客までみなエグゼクティブな人々に感じます
 
ちなみにこの現在使われている車両から
今度は川崎重工製の新型地下鉄車両7000形に替わるのだとか
今度ワシントンDCを訪れる機会があったのなら是非とも乗ってみたいものです


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そんなことを考えていたらメトロはスミソニアンミュージアム駅へ
いよいよ子供のころからのあこがれの地「スミソニアン博物館」へ
第一歩を記します
 

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ようやくやってきました
私のなかで一番訪れたいと思っていた場所それがここワシントンDCなどにある「スミソニアン博物館」です
 

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ワシントンメトロから歩いて数分
そこにこのナショナルモールがありました
遠くに「ワシントン記念塔」が見て取れます
映画「フォレスト・ガンプ」であまりにも有名になりましたね

気分は完全にハイテンションですが、ここは冷静に見て回ることにします
さて1892年、「人類の知識の向上と普及を図る」ことを目的とした研究所の建設に、アメリカを一度も訪れたことのないジェームズ・スミソンが米国政府に50万ドル以上を遺贈
この趣旨に賛同したアメリカ政府は
19にも及ぶ博物館並びに研究センターが作ることになります


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スミソニアン博物館は、ワシントンD.C.とその周辺に位置する総合博物館・研究施設。
その規模は文字通り古今東西からありとあらゆるものが集められたすさまじいものであるにも関わらず、この博物館が作られた趣旨から入場料は無料となっています

まずはスミソニアン協会本部「キャッスル」へここで
全体像が描かれた模型を見ることに
 

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キャッスルでスミソニアン博物館のパンフレットをもらい
私にとっても巡礼の地「メッカ」たる
「国立航空宇宙博物館」へ
 

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このドアの向こうには子供のころ見た
衛星中継のアポロ
そして映画「ライト・スタッフ」でみたマーキュリー計画
「アポロ13」でみたアポロ計画の世界が待ち構えていました
 

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さてまたまた話は正月に行ったニューヨーク、ワシントンDCにもどします
遠路はるばる、ワシントンDCにあるスミソニアン「航空宇宙博物館」までやって来たわけですが
スミソニアン博物館は18館、収集物は1億4,200万点と膨大でとても1日で回ることはできません
そこで今回の訪問はそのなかでも一番興味のある航空宇宙博物館、一館にしぼり見て回ることにしました

とはいえ早朝にニューヨークを出てワシントンDCに来てますし、帰路も遅い時間の列車を予約していますのでスミソニアン博物館ではそこそこ時間は有ることから、IMAXシアターでこの博物館にあるNASA関連の展示物の予習をすることにしました
 

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観たのは「アイマックス ハッブル 3D」
地球外生物探求のために作られた望遠鏡の物語です


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スミソニアン博物館は基本的に入場料は無料なのですが、ここはチケット代
$9を支払い劇場に足を踏み入れます
場内はガラガラでした
これはスミソニアンに行ったのが元旦だったからかもしれません
 

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3D用のメガネをかけ観た宇宙の映像はリアルで素晴らしかった
ちなみにダイジェスト版はこんな感じ
 


 

そしてもう一本が
「THE DREAM IS ALIVE」
どちらも面白かった
DVDが欲しくなったくらいです
 


 

さてアイマックスシアターで予備知識を詰め込んだら
航空宇宙氏博物館で本物や実物大のレプリカを見て回ることにします

さあ長年ここに来ることに憧れていた
スミソニアン国立航空宇宙博物館へやってきました
 

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入場料は無料ですからチケットを買ったりなどの手間は有りませんが
そこはアメリカ当然のようにセキュリティのゲートをくぐって中へ

そうしてゲートをくぐりぬけた先の正面入り口の展示物はこんな感じ
この間の名は「マイルストーン・オブ・フライト」
入った先から宇宙への道を切り開いてきたアメリカにふさわしい展示物がいっぱいでした 


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まず目に飛び込んできたのは
『フレンドシップ7』
遠く届かなかったソビエトの宇宙開発の記録に初めて追いつき追い越した、アメリカの威信そのものの機体です
搭乗していたジョン・グレンは英雄となり
政治家にまで上り詰めることになります

これはのちのアポロ計画の基礎となる「マーキューリー計画」と名付けられたもの
私自身は映画「ライト・スタッフ」でその概要を知ることになりました
 

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次にもう少し大きな円錐型の機体
アポロ11号の司令船です
付けられた名はアメリカ大陸発見のコロンブスに敬意を表して「コロンビア」
ニール・アームストロング
バズ・オルドリン
マイケル・コリンズ

この3人が乗り込み偉業を達成し帰還したのが、この目の前にあるコロンビアです
3人が乗り込むには少々狭く感じます
ちなみにここで1週間もの間、ミッションをこなしていたとは驚きです

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そんな「マイルストーン・オブ・フライト」の間を上からのぞいてみました
 

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目の前にある黒い機体は世界初の極超音速機ノースアメリカンX-15初号機
最高速度はなんとマッハ5.74というから驚きです

そういやこのXシリーズの一号機
世界で初めて音速を突破する水平飛行を成功させた有人飛行機
『ベルX-1』も展示されています
写真の真ん中のオレンジの機体がそれです

こいつにあのチャック・イエガーが乗り込んでいたのですね
そう前述のライト・スタッフの主人公
映画の中ではクールで無性にカッコ良かった
 
実はここを訪れた時には気付かず、あとで写真に写っていたのを見つけたというわけです
実に情けない


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最後に月の石
昔々大坂で万国博覧会が開かれた時には
月の石に展示があり、これが評判になっていました
その石を見るために並ぶ時間がとても長かったと報道されていた記憶があります
 

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ここでは並ばずに見られます
いやもといそんあ貴重な月の石になんと触れちゃうんです
もっとも感触はただ硬いだけでしたが


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月の石にも触れることが出来たので
次は宇宙開発競争の間にでも行くとしますか

冷戦時代であった1950~70年代
アメリカとソビエトは宇宙においてとてつもない開発競争が繰り広げられていました
この時代に生まれた私はそんな米ソの競争を新聞やTVでワクワクしながら見ていた記憶があります
そんなせいか同世代にはSF好きが大勢いるようにも感じています

そんな時代背景を彷彿とさせる展示物がここスミソニアン国立航空宇宙博物館にはあります
それが「宇宙開発競争」がテーマのこの部屋
ちなみにアメリカのものばかりではなく、ソビエト製のものまで展示されていました
なんだか冷戦の終結を感じさせますね
 

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「スカイラブキャビン」
地球軌道上を周回する宇宙ステーションとして
地球を周回しつつ無重力下での実験や太陽観測が行われた
宇宙の実験室 兼 宇宙の観測所です
これがその後の国際宇宙ステーションIISの礎となったのでしょう
 

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ここスミソニアン航空宇宙博物館に展示されているのはもちろんレプリカ
本物は大気圏に再突入し燃え尽きております

レプリカといえど実物どおり詳細に作られておりますし
しかも中にはいっての見学が可能
当時の研究や生活の様子を垣間見ることが出来ました
 

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続いてハッブル望遠鏡
地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡
大気圏外にあるため地上からでは困難な高い精度での天体観測が可能な望遠鏡です
もちろん本物は現在も観測を続けており
ここにあるのはそのレプリカです
ただここに来る前に予習のためアイマックスシアターで「ハッブル3D」を見ておいたおかげで
感動も一味違います
 

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1975年にドッキングされた姿を模した展示物
アポロ宇宙船と、そしてソユーズ宇宙船
あまりもの大きさに一枚では収まりません
まずはソユーズ側から
 

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そしてアポロ側からもパチリ
 

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宇宙服もアメリカとソビエトの両方のものが展示されています
まずは月面での作業を考慮した宇宙服
 

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そして宇宙空間での作業を考慮した宇宙服
特徴はあるもののなんとなくコンセプトは一緒のようです
 

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さてこの辺でお腹もすいてきたことですし
スミソニアン国立航空宇宙博物館内にあるレストランへ行くことにします 

話がとびとびになってしまっていますが
またワシントンDCのスミソニアン博物館見学に戻します

スミソニアン博物館は広大な土地に転々として建物があるせいなのか
周辺(歩いて行ける場所)にレストランは有りません
ということでスミソニアン航空宇宙博物館では館内にあるカフェテリアで昼食にいたしました
 

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さて向かったカフェテリア
マクドナルド(McDonald's)とボストン市場(Boston Market)、ドナトスピザ(Donals Pizza)が併設されたフードコートです
 

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もっともこれらはマクドナルドのチェーン店なんでみんなまとめてマクドナルドなのでしょう
食事の際に使うトレーの上にはこんなランチョンマットがわりにこんな印刷物が載っていました
マクドナルド
さすがファスト・フード世界最大手ですね

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今回せっかくなので
日本に上陸していないボストン市場(Boston Market)のメニューから
 

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「Half Chicken Meal」をチョイス
鶏の丸焼きにコーンとポテトサラダ
飲み物はフリードリンク
もういかにもアメリカンな昼食です

因みに割り箸は日本から持参しました
 
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ここでお腹をみたしたらまた宇宙船や飛行機を見て回ることに

[『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。』
有名なニール・アームストロングの放った台詞です
 

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ちなみにアポロ12号で月面に降り立った
ピート・コンラッドは
「ニールにとっては小さな一歩だったかもしれないが、僕にとっては長い一歩だ」
なんて台詞で小柄だったニール・アームストロングを皮肉っています

スミソニアン航空宇宙博物館のフードコートから出たところにある
月面着陸船「イーグル」の模型を見つつそんな話を思い出しました
 

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食事を終えた後も航空宇宙博物館廻りは続きます
次にやってきたのは、APORO TO THE MOONという部屋
入る前からワクワクしてきます
 

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これはアポロ宇宙船の司令船
巨大なアポロ宇宙船ですが、地上に還ってくるのはこの部分のみ
展示物の消耗度合いからいって、これは実際に使われたものかな


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ここでの圧巻の展示物は
サターンV5型ロケット第1段のエンジンS-1C
ボーイング社が製作、1基で700トン弱の推力があります
このエンジンを5基(合わせて3,500トン近くの推力)使用し巨大なアポロ宇宙船(発射時の重量約2,000トン)を宇宙に送り出したんですね
 

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子供が噴射口付近で写真を撮っていましたので
その大きさが判るかと思います
 
こいつに比べるとスペースシャトルのエンジンは結構コンパクトなサイズでした
もっともスペースシャトルの打ち上げは使い捨ての固形燃料ロケットで打ち上げますからね
こんなサイズでもよいのかもしれません


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ショールームの中にはアポロ計画で実施された
月面探査の様子が再現されていました

ちょっと前にやっていたアニメに「宇宙兄弟」というものがあってこの月面車Lunar Roving Vehicle (LRV)の開発の話がありましたが
こいつがそうかと、ちょっと感動

ちなみにこいつもボーイング社製
宇宙船や飛行機ばかり作っていると思っていたらこんなものまで作っていたとは驚きです
 

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さて次は兄弟つながりで、ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号」
このスミソニアン航空宇宙博物館の目玉展示物です

昨年末正月休みの渡米に備えて一冊の本を読んでおいた
それが『スミソニアンは何を展示してきたか』
A. へンダーソン・A. L. ケプラー著

 

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この本の中で私自身大変興味をそそられ幾ページにも渡り長々と述べられている項があった
それがライト兄弟のライトフライヤー号の話である

ちなみにここスミソニアン航空宇宙博物館でもここぞという場所に大きなスペースをもって
そうもっと重要なスペースにこのライトフライヤー号は収められていた
そりゃそうだろう長い歴史を持たないアメリカ人にとって
人類史の輝ける 功績という数少ない偉業を誇れるのだから
 

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『1903年年、12月17日、アメリカ・ノースカロライナ州のキティホークの海岸で、ウィルバーとオーヴィルのライト兄弟が、動力を使用した飛行機の初飛行に成功した』

ところが今では当たり前のように語られるこの話を
スミソニアン協会は認めようとはしなかった
一般的に人間が空を飛ぶ、そんな与太話いったい誰が信じるの
そんな時代です

もっともこの話には政治的な何かが働いたようですが
(まあいまだ本当にこれが飛ぶのか検証は必要な要素もあるようですが)

こういったライト兄弟とスミソニアン協会の確執もあり、このライトフライヤー号はでロンドンの科学博物館に展示されていました
アポロ11とならぶアメリカ人の作った人類の宝が海を渡ったままになっていたのだそうです
 
 

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「スミソニアンは何を展示してきたか」にはそんな話が書かれていました

そして1948年にライトフライヤー号は再びアメリカの地に取り戻されました
1903年に人類で初めて飛行機を操縦したオーヴィル・ライトが亡くなった後の話なんだそうです


 

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ちなみにいがみ合っていたはずのスミソニアンになぜこの機体があるのか
それはオーヴィル・ライトの遺書にこうしたためられているからです

「私は、1903年12月17日にノースカロライナを飛んだキティーホーク号を、国の都市でのみ展示するために、ワシントンDCのアメリカ合衆国国立博物館にライト飛行機(現在、ロンドンの科学博物館にある)を寄贈することを遺言に残す。」

世界の航空史を語るうえでどうしても避けて通れない時代があります
それが第二次世界大戦前から大戦中に作られた航空機たち
ここスミソニアン航空宇宙博物館にもそういったテーマなのでしょう
損時代の航空機が並べられ展示されていました

手前にアメリカと対戦した日本やイタリアの戦闘機も展示されています
この懐の大きさがいかにもアメリカン
 

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とはいえ競争相手がいてこそ科学は発達するものなのでしょう
まず先陣を切ったのがこれ
身びいきですが日本が誇る「三菱零式艦上戦闘機」
 


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「MITSUBISHI A3M5 ZERO」と諸言付きで展示されていますが
真珠湾での活躍(ということにしておこう)などもこのパネルで紹介されています
 

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零戦は太平洋戦争初期に連合軍航空兵力のほとんどを撃破した。その空戦性能と長大な航続距離によって連合軍将兵の心の中に零戦は「無敵」という神話をうえつけた

アメリカ軍は「零戦と格闘戦をしてはならない」「背後を取れない場合は時速300マイル以下で、ゼロと空戦をしてはならない」「上昇する零戦を追尾してはならない」という「三つのネバー(Never)」と呼ばれる勧告を、零戦との空戦が予想される全てのパイロットに対して行った。
(ウイキペディアより)
 
そんな優勢も大戦期後半には色あせてしまいます
ゼロファイターに勝てるよう開発された戦闘機が、アメリカ持ち前の量産体制により次々大量生産されることになったからです
まずその先陣がこのP51 ムスタング
写真下の機体です
大戦初期からあった機体ですが強力なエンジンに換装し別物に生まれ変わっています
大戦後期には零戦の優位性はすでになかぅたわけです
 


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ちなみに写真下の機体はイタリアのアエルマッキ
同盟国ドイツのダイムラーベンツのエンジンを搭載していました

そんなドイツの戦闘機といえばコレ
メッサーシュミットBf109
 

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「バトルオブブリテン」でイギリスのスピットファイヤーとの激戦を制しています
そんなイギリスも大英帝国のプライドかスピットファイヤーの改良に乗り出します
グリフォンエンジンを搭載しエンジンの出力向上により最高速度700kmを超えるまでになり
優位性は逆転いたします
 

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ちなみにスピットファイヤーの後ろの壁に書かれているのは
空の要塞 B-17です
ドイツはこいつにも苦しめられました
ちなみにここスミソニアン航空宇宙博物館にB-17の機体はありません
替りと言ってなんですが、マーチン B-26 マローダーが展示されていました
こいつは「ウィドー・メーカー(未亡人製造機)」と呼ばれて嫌われ当時からあまり人気はなかったようです
 

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そんなスピットファイヤーやB-17に対抗するため
ドイツはとんでもない手段に出ます
それがこれ
メッサーシュミットMe262
実戦に配備された世界初となるジェット戦闘機

大戦末期でほとんど使用されなかったようですが
次の時代を切り開いた航空機となりました
 

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スミソニアン航空宇宙博物館の第二次世界大戦期の航空機のコーナーを見て回った私の所感です
戦争を美化するつもりは毛頭ありませんが、こうして第二次世界大戦で多くの航空機技術が急激に進歩しました
そうです進歩しなければ、その国のパイロットの死につながります
いやもとい自国の明暗がかかっていたのです
今我々は知らず知らずそうした生死をかけた争いの中で発達した技術の進歩の恩恵を受けさせていただいています

ただ残念な思いもあります
直前の戦闘機で一番優秀だったのが、おそらくゼロ戦
そして対戦後半これは文句なしで世界最強だったのがドイツのメッサーシュミット・ジェット戦闘機
それにしてもこのあと
日本とドイツがこうした航空機の開発に制限がかけられたのは
今となっては航空機の発展に大きな損失になったように感じます
 

スミソニアン航空宇宙博物館もこれが最後のエントリーになります
そして最後に訪れることになったのがボーイングやダグラスなどの民間航空機などが展示されている
「アメリカ民間航空 空の歩み」の部屋です

ここの部屋の中心に天井から吊るされているのは
ダグラスDC-3
先般見たライト兄弟の初飛行からわずか33年でこういった飛行機が運用されているのがすごいですね
DC-3は世界で最初の本格的商業旅客機として名高く
今なお現役で飛んでいる名機です
 

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その下にあるのがジュラルミンの機体が鮮やかなアメリカン航空のDC-7
こfれは中に入っての見学が可能です
 

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コクピットはこんな感じ
いかにも武骨な感じのする操縦席です
 

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ただし座席はファーストクラスなのか
対座でテーブルのある座席が・・・・

まだアメリカでも飛行機が高嶺の華だった時代のものなんでしょう
 

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パイロットやこの時代の花形スチエワーデス(CA)の制服なども展示されていました
 

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パネルになっている写真に目が停まりました
写真の中にある機体にはフライング・タイガー・ラインというロゴが入っています
聞いたことのない航空会社ですが
これははかってアメリカに存在した定期貨物航空会社なんだそうです
定期貨物という話ですが、写真を見ると乗客を乗せて飛んでいたようです
 

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ノースウエスト航空のジャンボ「ボーイング747」
ジャンボジェットがこの建物に入るはずもなく
機体前部ではなく前頭部のみのカットモデルが展示されていました

ちなみに、これも中に入れます
ただこいつがこの部屋での一番人気
列に並んで中へ入ることにします
 

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コクピットなども見ることができます
ただかなり古い機体なのでしょうジャンボでいうところのグラスコクピットではありませんでした 
なんとここには自動化される前の航空機関士の座席も


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こうして見て歩くだけで、これからの時代アメリカ抜きで民間航空は語れなくなっている事実が見て取れました
さて次は航空宇宙博物館を出て呪われたダイヤモンドを見に行きます

スミソニアン航空宇宙博物館を堪能した後は
あるものを見にスミソニアン自然史博物館へ足を運びました

ここはハリウッド映画「ナイト ミュージアム2」の撮影ロケが行われた場所としても有名で
スミソニアン博物館群の中で2番目に人気のある博物館です

えっ一番目はどこかって
そりゃもちろん先ほどまでいた航空宇宙博物館です 

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さてここ自然史博物館は人類と地球の自然環境をテーマに1億4000万点のコレクションを誇る世界最大級の 博物館となっており
恐竜の化石などがその目玉として展示されていて
研究機関としても機能している場所となっています

圧巻は海の生命コーナーにある
クジラの生体模型
いや~馬鹿でかい
13mあるそうです
  

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でもワシントンDCでの滞在時間も短く時間が押しているなか
わざわざここに来たわけは
呪いのダイヤともいわれる
「ホープダイヤモンド」を見るためでした

呪いのダイヤと形容詞をつけられるわけはそのダイヤを手にした人が不幸な末路を迎えるから
有名どころではなんといってもルイ16世と王妃マリー・アントワネット
お二人ともそろってフランス革命でギロチンにかけられ処刑されました

ところでマリー・アントワネットといって真っ先に思い起こすのが
池田理代子著「ベルサイユのばら」
私がまだ小学生だったころにマーガレットというマンガ雑誌に掲載されていたマンガです

えっ少女マンガじゃないかって
あまり気にしないでおいてください
というかこの時代の少女マンガってものすごくレベルが高いんですよ

フランスのブルボン紀の動乱を見事に描いていますが、それはあくまでフィクション
もっともそのころはそれが史実にちかいものとして流布されていたわけです
 

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ところが現代の研究者の検証により
処刑された アントワネットについて、彼女に対する悪評は、その殆どが中傷やデマだということが判明 しています
たとえば「パンが無ければブリオッシュを食べればよいじゃない」なんて発言は別人の全く違う話ということが判ったりもしています

そうですマリー・アントワネットはあのオーストリア女大公マリア・テレジアの娘です
他国に嫁ぐのにあたりそれなりの教育がなされていたと考えるほうが妥当ですよね

その証拠に彼女は王妃になった後
ベルサイユの習慣や儀式を廃止・緩和させたりもしています
まあもっともこれにより反感を買っていた部分もあったようですが


それはともかくルイ王朝は先代のルイ14世時代の戦費の負担により
もともと国の財政はひっ迫していたようです
金持ちの娘ですから多少金銭感覚の違いはあったでしょうが、その後革命でギロチンにかけたジャコバン派あたりが、誇張し噂を広めたといったのが真相のようです
悪いのは他国から来たあいつの浪費癖のせいだ・・・・あたりが落としどころだったのでしょう

まさに冤罪ですね
とはいえこの現代までそんな風に見られていたとはまさに呪いのかかったダイヤを手にしていたからなのかもしれません

マリー・アントワネットの遺書にはこう書かれています
「犯罪者にとって死刑は恥ずべきものだが、無実の罪で断頭台に送られるなら恥ずべきものではない」

そんなホープダイヤモンドはここスミソニアン博物館群でも
一番とも思える目玉展示です
大勢の方が一目見ようと詰めかけていました
 
 
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「鉱物の館」にある呪いの宝石とも言われるダイヤ
「ホープダイヤモンド」
大きさはなんと45.50カラット
って言ってもさっぱり判りませんが・・・・・・
時価総額200億円はするという代物です

混雑していて見づらいかと思いきや
皆さんマナーよく後ろの方々と入れ替わっています
いや~マナーやモラルの良い国はやはりいいものですね
 
 

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帰り道、いなにもアメリカを髣髴させる
ポップコーンの屋台があったのですが、残念ながら売り子の方はおりませんでした 

 

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これでスミソニアン博物館群の見学は終了
あとは『猿の惑星』の終着点である国会議事堂に伺います

ワシントンDCの中心キャピトル・グラウンドに建つ
アメリカ合衆国議会議事堂です
  

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TVのニュースやアメリカが舞台の映画にはよく登場する建物で
映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」で見た風景がここにありました
ナショナル ・モールを挟み、向かいにあるワシントン記念塔も同様ですね
  

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さて年末年始の休みを利用して行ったニューヨーク、ワシントンDCの旅でしたが
ちんたら更新している間に季節はすでに夏
私の住む札幌も35℃などという気温がニュースになるそんな季節になってしまいました

ということでここを訪れたのはちょうど正月
まだクリスマスツリーが飾られていました
 

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このツリーは高さ約27メートルあります

俗に「人民のツリー」ともいわれるクリスマスツリー
世界中に点在する有名なクリスマスツリー10選にも選ばれているそうです
 

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ついでと言ってはなんですが、そのクリスマスツリー10選に選ばれる
ツリーが近くにもう一つありますのでそいつも見に行くことにします

さて地元での話題も尽きてきたことですし
また正月休みに行ったニューヨーク・ワシントンの話に戻すことにします
ワシントンはスミソアン博物館をさらりと廻りましたが、まだ帰りの列車まで時間が少しあります
そこでここから歩いて20~30分のところにある、とある方のお宅へ行くことにしました
そのお宅がこれ
「ホワイトハウス」です
 

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残念ながら私が訪れた当日(2014年元旦)
この家にはオバマ大統領やミシェル夫人はおりませんでした
なにやらオバマさんの故郷であるハワイで休暇を過ごしたんだそうだ
 

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さてここにも巨大なクリズマスツリーはありました
昨年の12月7日オバマ大統領自らのカウントダウンで点灯したクリスマスツリー
訪れたのは2014年の元旦でしたが、まだ飾られていました
まさに「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」の世界です
 


 

クリスマスツリーの根元にはなにやらおもちゃの鉄道がツリーの周りをまわっています
鉄道はここワシントンのしかもホワイトハウス前ですから当然のように「アムトラック」と表記されていました
そのアムトラックが引いている貨車は「賽銭箱」ならぬ募金箱
さすが慈愛精神豊かなアメリカといったところでしょうか
 

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とこれでワシントン観光は終了
いや~歩き回って足は棒のよう
疲れました
そんな私をこんな可愛げなリスが癒してくれました
 

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かなり人に慣れているようで
至近距離まで近づかないと逃げませんでした

さてそろそろアムトラックでニューヨークに戻ることとします
地下鉄でアムトラック駅である
ワシントンDCのユニオン駅に舞い戻ります
ちなみにはこの日は元旦にあたりますのでニューヨークに戻ってもどの店もやってそうにないので
 

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駅コンコースにあるイアリアンレストラン「SBARRO」でデリをテイクアウト
駅弁にします
そういやニューヨークもそうでしたが、今回の旅行での食事は大抵こうしたデリのテイクアウト
アメリカのレストランはバカ高いのでどうしてもこうなります
 

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でテイクアウトしたのはこちら
量り売り1£で$6.98なので、これで$10くらい
そんな安くもないのですが、日本のデパ地下のお惣菜のようで美味かった
久々に米の飯も食えて満足満足

ベルギービールのステラアルトワも見かけたのでこれで晩飯となりました
 

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さてワシントンを一日回り疲れ果ててアムトラックに乗り込み
デリのテイクアウトとビールでお腹を満たし
ぐっすり寝ながらニューヨークまでたどり着きましたが

実はその後、大変なことに・・・・

ニューヨークからボストンへ戻る日の朝
道路には薄らと雪が積もっていました
実はこの日、このあとこの雪が降り続くことになるのですが、その話はまた後日
 

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早朝にホテルをチェックアウト、朝飯も食わずに出てきたのですが
ニューヨーク・ペンステーションのアムトラックの乗り場へ向かう途中見かけたのがこの店
「Chop'n_Toss Bar and Cafe」
 
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カフェとありますが夜はバーとして営業しているようで
壁にはカクテルなど飲ませてくれるのでしょう様々なお酒や
カウンターにはビールサーバーの蛇口などが見られます
 

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店内もよさそうな雰囲気なのでここで朝食といたします
 

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ショーケースには美味しそうな
惣菜やパニーニのサンドイッチなどが並びます
 

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その中から目玉焼き2個にハンバーグとポテトがたっぷり
このワンプレートにトーストを載せたものをチョイスしました
ちなみにこれが$7弱
アメリカのレストランの物価に慣れてきた私には非常に安く感じました

もちろんこれがアメリカ人が朝から平気で食べる量
この写真のものが1人前ですが一人で食べられる量ではないので2人でシェアしていただきます
コーヒーはカフェラテをチョイス
フォークとナイフを二人前だしてもらい

 

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皿はもちろん紙皿
紙コップのコーヒーとともに出てきました
特段テイクアウトと頼んだわけではありません
皿洗いの人件費を浮かせているのかどうかはわかりませんが
これぞニューヨークといった朝食をいただくことになりました

今回の正月休暇を使ったアメリカ西海岸の旅はボストンから始まりましたが
旅もそろそろ終盤、今回のアメリカ東海岸の旅の出発地ボストンを目指します
向かうのは来た時同じアムトラック・アセラエクスプレス
まあアムトラックといってもほぼフランスのTGVなんですが、アメリカ東海岸の気候に合わせステンレスボディになっていて、いかにもアムトラックというのを主張しています
 

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このアムトラック
アセラ・エクスプレスと名乗っている以上は高速鉄道
最高速度は240km/h程度出るのですが、在来線を利用しているため
ニューヨークからボストンまでの370kmを3時間半かけて走ります

そのためか並行するフリーウエィを走る車と速度は対して変わらなかったりもしました
 

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行きと違って帰りは雪景色となりました
 

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けれど車内はポカポカ
車窓の雪景色を眺めつつもビールで喉をうるおします
銘柄は「シエラネバダビール」
ラベルは冬バージョンなのか雪のたんまり積もった野中の一軒家の風景でした
 

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座席は自由席です
お見合い席をチョイス向かいの方は
Wi-Fi「AMTRACK CONNECT」でパソコンを使い何かやっておりました
ただ私どもはそのWi-Fiの調子が悪く、持ってきたWi-Fiルーターを使うことに
 

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ほどなくしてボストン・サウス駅に到着
地下鉄に乗り換えホテルを目指します
ここで行に使ったICカード「チャーリーチケット」が役に立ちました
 

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けれど周りを見渡すと皆さん完全なる冬装備
雪国にやってきた気分です
 

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ニューヨークからアムトラックに揺られ3時間半
ボストンへとやってきました
わざわざこのボストンまでやってきたわけは・・・・
単に正月休みを利用して行ったニューヨーク行きが年末にようやく決まり
マイルを使った特典航空券ではニューヨーク便が取れなかったほかありません
(ちなみにこれがこのあと思わぬ展開となりラッキーな出来事となるのですが)

ニューヨークから当日ボストン・ローガン空港に向かい乗るにはちょっと遠いことから
トランジットと、という意味合いでボストンのホテルを予約してありました
それが「ボストン・マリオット・ ロングワーフ」
 

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ボストン・ローガン空港から直線距離で2.8kmと高立地なうえ
ホテルの通りの向かい側には クインシー マーケットプレイス
ボストン ハーバー クルーズに隣接していてちょっとしたボストン観光が楽しめる場所でもありました
 

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トランジットとはいえ
宿泊したのはマリオットホテルですから
エントランスを含め高級感のあるしつらえ

そうここでいつものように
ホテルの部屋の紹介
これは私の覚書だったりもします
 

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ダブルの部屋には
TVやデスクが置かれてます

大きなクイーンサイズベット
マットもかたく寝心地はよさそうです
 

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洗面やトイレ、風呂はワンルームにまとまっています
風呂はそこそこの深さもあり
日本人にも満足できるものでした
 

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アメリカらしく
コーヒーメーカーが設置されています
コーヒーパックはもちろん無料
紙コップというのがいかにも合理主義のアメリカっぽいですね
 
金庫の下にあるのはなんと冷蔵庫
そんなに珍しいのかって
はい、いままで泊まったアメリカのホテルで(ハワイ・グアムを除く)冷蔵庫が設置されていたことはありません
先般のニューヨークの宿はスイーツだったのにもかかわらず冷蔵庫はありませんでした
 

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冷蔵庫があるということはそういった買い物ができるということでしょうか
例年いない大雪に見舞われたここボストン
遠出もしたくないので、向かいのクインシー マーケットプレイスにでも行ってくることにします

ボストンでの宿はボストン・マリオット・ ロングワーフ
この宿に決めたわけはボストン・ローガン空港にほど近いことと
目の前にクイーンシー マーケットプレイスが有ったためでした
 

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そのクイーンシー マーケットプレイス
250年前に建設された歴史ある観光地のようだ
建物の全長535フィートあり、27,000平方フィートの広さをもつショッピングセンター
この建物を中心に飲食店や土産物屋さんが軒を連ねています
 

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でクイーンシー マーケットプレイス
海が近いこともありシーフードが中心
 
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1階はファストフードなどのテイクアウトのお店が並び、2階はレストランになっていました
そんな中、特にボストン名物のクラムチャウダーの店などはいつも人が列をなしておりました
 

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そんなマーケットの脇にスポーツ用品店を発見
ボストンが本拠地のレッドソックスの関連グッズなどが所狭しと並べられていました
 

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その中で何と1個が$5のレッドソックスの野球帽を発見
なんで$5と格安なのかは写真を見れば判りますよね
そう昨年アメリカンリーグの覇者であるボストン・レッドソックスは上原投手などの活躍によりナショナルリーグの覇者セントルイス・カージナルスを4勝2敗で下し、6年ぶり8回目の優勝を果たしたのですが、この野球帽には2013年の文字が有りません
そう昨年の優勝以前の売れ残りだったようです

まあそれさえ気にしなければれっきとしたMLB公認の野球帽
ボストンのお土産に数個買って行くことにしました
(ちょっとセコいかな)
 

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もちろん自分用にも1個購入
この野球帽をかぶりボストンを闊歩することに
もちろんニューヨークではこのヤンキースの野球帽と使い分けは忘れませんでした

そうそうこれを買ったこの年、ヤンキースに移籍した田中投手の快投が見られましたね
いまは怪我で戦線を離脱しているようですが、早い回復を祈ります
 

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そんなクイーンシー マーケットプレイス
夜再度訪れた時はクリスマスツリーが点灯され
雪景色とあいまって、なんかいい風情を醸し出していました
 

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さて次はシーフードのお店にロブスターでも食べにくことにします

下にある写真のロブスター
どうです見事でしょう
そうですボストンといえばカナダとの国境も近く海産物が美味しいところ
特にロブスターの名産地として有名です
 

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折角ボストンまで来たことですし
しかも今回宿泊するマリオット・ロングワーフホテルの向かいに
そうしたシーフードを扱う老舗レストランチェーンがあることから
ちょっと高そうな料金にも顧みず尋ねてみることにしました

お店の名は「リーガル・シーフード」
 

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特段予約はしておりませんでしたが、午後5時ころに伺ったことから
わりあい空いていてすぐに席に案内されました

店内は薄暗い感じで、高級感を醸し出しています
 

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このお店クラムチャウダーが人気なこととあって
新鮮な魚介類が並べられている中にどうだとばかりにアサリやハマグリなどが並べられていました
 

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けれど今回のお目当ては何と言ってもこのロブスター
どうです生きが良さそうでしょう
たまたま店を訪れていた漁師さんが、良さそうなロブスターを選んでくれました

そうですこのロブスターこのあと私どもの胃袋に入ることに
 


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料理はシンプルにボイルしただけのもの
これにバターソースをつけてがつがつ食べるわけです
 

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付け合わせは
カルフォルニア米らしきご飯と
ジャガイモが大胆に皮ごとボイルしたものが出てきました
 


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ちょっと高級感のあるお店で
勘定が気になりましたが、ビールやワインも数杯頼んで
$87と結構コストパフォーマンスの良い店でした

ところでこのボストンの地ビール
サム・アダムス・ボストンラガーと言う銘柄のビールが思いのほか美味しかったので帰る道すがら
部屋飲みのために買っていこうと思います

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(マナペディアより拝借)
 

たかだかお茶の葉っぱが原因でイギリスに喧嘩を吹っ掛けた人
「サミュエル・アダムス」
 

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(ウイキペディアより拝借)

後にアメリカ合衆国建国の父の一人と呼ばれるまでとなる人物です
そんな彼の名を課せられたビールがここボストンにあります
それが「サム・アダムス・ボストンラガー」
ボストン市民は無論のこと最近の地ビールブームを反映してか
アメリカの国民的なビールといった感のあるビールとなりました

これはボストンに来たのなら是非とも飲まねばならないビールです
ちなみにサミュエル・アダムス自身ももともとビール醸造家だったそうです
 

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前回のエントリーでも紹介しましたが
リーガル・シーフードで飲んだサミエル・アダムスが美味かった
このあとボストン名物のクラムチャウダーを買いに行きますので
部屋で一緒に飲もうとどこかに酒の買い出しに行かねばなりません
幸い今回宿泊するマリオット・ロングワーフホテルの近くにセブンイレブンあったので、そちらに伺ってみます
まさに「近くて便利」なセブンイレブン
レジなどは日本のセブンイレブンとうりふたつ
それもそのはずもともとアメリカ生まれだったセブンイレブン
現在は日本はおろかアメリカにあるセブンイレブンまでもが日本企業だったりもします

日本との違いは生鮮野菜や果物などがパッケージされず並んでいること


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そうそう、それに加えお酒のコーナーはかなり充実していました
たとえばワイン
この品揃えです
 

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ビールはバドワイザーなどの軽いテイストのビールもありますが
最近のアメリカ人の趣向を反映してか
地ビールなども豊富に置かれています
アメリカ人はバドワイザーばかり飲んでいる印象がありますが、現実は違います
なんだかこれは今のアメリカを象徴するようなショーケースですね
もちろんサミエル・アダムスも半ダース売りに加え大きな箱売りもされていました
 

 
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今回はこのセブンイレブンでサミエル・アダムス半ダースにカップワインを購入
つまみにパンのポッドに入ったクラムチャウダーをつまみにいただくことに
 

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さてこのクラムチャウダーの話は次のエントリーにて

クラムチャウダーと言えばボストンやサンフランシスコの名を思い浮かべます
ただアメリカ東海岸のニューイングランド地方が発祥の地と言われていますから

ボストン近郊の海岸で獲れる「ホンビノスガイ」を使ったクラムチャウダーはまさに本家といった感がありますね
特大のロブスターを食べたばかりでしたが、ちょっと味見してみようと
クインシーマーケットの「ボストン・チャウダー」という店にやってきました
 

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ちょっと前にやって来た時は行列が出来ていて買うのは大変かな・・・と思っていましたが
午後7時すぎに訪れた時は客はまばらですぐに買えそうです
思わず列に並ぶことにしました

売っているのはカップのサイズで
「スモール」「ミディアム」「ラージ」「クォート」と有ります
もちろんこれでも良いのですが
 

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サンフランシスコにも有りましたが、ここボストンにも
ブレット・ボールなるパンを刳り抜きそこにクラムチャウダーを入れたものが有ります

パンを内側から崩しながら、このチャウダーと一緒に頂くと、このクラムチャウダーは濃厚かつ具沢山で美味しい
もちろん頼むのはこいつにしました
 

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ちなみにスタッフは朝から晩まで大量のお客をさばくためか
手つきも軽やかで、見ていて気持ち良いくらいさっとよそってくれます
これをテイクアウトしてホテルの部屋で頂くことにします
 


 

で熱々のうちにホテルの部屋に戻り
サミエル・アダムス ビールのつまみといたしました
サンフランシスコのもそうですが、こいつはどこで食べても美味いです
 

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ボストンは吹雪きでした
観光に出ないでホテルの向かいのレストンで食事をとったのは正解だったようです


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さて食事を終え、ホテルの部屋に戻り、一っ風呂浴びた後、TVをつけてニュースを見ていると
なにやらニュースキャスターがわめいていた


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それがこれ
「米東部で大雪、NY州など非常事態宣言 4千便欠航」
 【ニューヨーク=共同】米東部で2日から3日にかけて大雪が降り、ニューヨーク州とニュージャージー州では非常事態宣言が出され、全米で3900便以上が欠航するなど交通に大きな影響が出た。AP通信などが伝えた。ニューヨーク市では最高で約18センチの積雪となり、3日朝も車やバスが徐行する様子が見られた。マンハッタンにある国連本部は終日閉鎖され、予定されていた会合などはキャンセルに。国連は職員や国連外交官らに自宅待機を呼び掛けた。
 市内の公立学校全校や市立大も休校となった。ニューヨークのケネディ国際空港も、滑走路の運用を一時見合わせた。(日本経済新聞より)
 

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私の住む北海道の札幌は冬に18cmの雪など日常茶飯事で
最寄り空港の新千歳空港でも欠航は有るかもしれないが、おそらくは普通に発着する程度の積雪です
最高で18cmの積雪で空港はマヒ、凍死者が出たりして非常事態宣言が出されるなど
到底考えられませんでした
それにしてもあやうくニューヨークでこの異常気象とニアミスする羽目となりました
ただ今回はラッキーなことに、ここニューヨークよりも幾分被害の少ない
ボストンからの帰国便を予約していました 


それにボストンは緯度の関係から積雪に離れていたようで
除雪車があれよあれよと除雪していきます
 

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JALからのメールではそれでも数時間遅延になるのだとか
おかげでその日の羽田での乗り継ぎが出来ずに、東京で一泊するはめに

昨年の盆休みは香港旅行は台風の影響で丸一日遅延したり
石垣では欠航になったりと
最近飛行機でどこかに行くとこうした気象の関係でスケージュールが狂いっぱなしです

いよいよ帰国の日
ボストンからの帰国の便が三時間程度遅れることになり
ボストンでの滞在時間が増えたわけですが、大雪の影響もあり遠出が出来ないことから
ホテル近くのワインショップに買い出しに行くことにしました


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それがボストンの老舗ワインショップ
「CIRACE'S」
たまたまホテルの近くにあったから伺ったのですが、その歴史は古く1906年創業のお店なんだとか
ここボストンがアメリカ開拓の地というのを思い起こさずにはいられません
 


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高級感漂うお店の中にはカルフォルニアワインはもちろん
フランスワインなど品ぞろえも豊かでした

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けれど今回私のお目当てはワイングラス
 

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それがこの割れないワイングラス
「GOVINO」
カルフォルニアで作っているプラスチック製のワイングラスです
プラスチックといってもPET素材
透明度が高く傷も付きづらいので、まあその辺のプラカップとは一線をひく商品です

足が無いのもアウトドアをよく知る人が作ったんだろうな~と思わせます
まあ酔っぱらって倒したり、風で倒れたりするのを少しでも防いでいます


アメリカの野球場
「オークランド・コロシアム」や「ペトコパーク」で出てきたワインはこいつに注がれて出てきました
ナパバレーをワインツーリズムで回った際も「モンダビ」のワイナリーで売られていたりもしました
デザインも良く私どものお気に入りとなっています
キャンプに限らず、アメリカはアウトドア先進国だなと思わせる一品です

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このワイングラス
目ざとく見つける方がいたのか実は昨年から日本でも販売を始めたようです
ただしその価格は結構高く
4個入り1箱が2千円
グラス一つが5百円です(+送料)

ここで買うと$9.99(一箱約千円)
やはり安いのでワイン用にくわえシャンパン用と計、3箱購入し
お土産用と自分用にいたしました
 

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ボストンにあるジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港には、残念ながらJALのラウンジはありません
ということでoneworld加盟の航空会社へ行くこととなります
今回目指したのは「ブリティッシュ・エアラインズ」のラウンジ
ここはJALが間借りしているラウンジでもあるらしく
JALのCAらしきスタッフの等身大看板が迎えてくれました
 

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まずはビジネスラウンジへ
酒類はワインやウイスキーそして冷蔵庫にはビールが冷えていました
 

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フードコーナーは特段ボストンを意識したものはありません
もっともBAはイギリスの航空会社期待はほどほどです
サラダや惣菜類それにスープ
サンドイッチは売り切れなのかありませんでした
 

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かわりにと言ってはなんですが、ご飯がありましたのでこいつをいただきます
なんだかんだいってもこの辺は日本人だと思わせます
合わせるビールはもちろんサミエル・アダムスとなります

 

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さて次はファーストクラスラウンジへ
こちらにはJGP(エメラルド)のステータスがあれば入れます
 

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この辺はさすが貴族文化のあったお国柄
ビジネスクラスラウンジとの違いは歴然
ソファーや調度品はあれって思えるほど違います
平等主義で育った私たち日本人にはちょっと違和感を覚える空間です


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ただビジネスクラスラウンジは混雑してますが、こちらを使う人はほとんどおりませんでした
 

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食事をとるダイネットが別にあるのも初めて見ました
BAのファーストクラスのお客がいる時間帯は専用のスタッフが配置されているんだろうな~
 

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私どもが登場する時間帯とは違っていたようで
ファーストクラスラウンジのフードサービスはビジネスクラスのものを使うようでした
ただこちらにはサンドイッチとチーズがあったのでこいつをつまみにまたサミエル・アダムスで乾杯です
というかこのあとビジネスクラスの食事が待ってますのでほどほどといったところでしょうか
ということでそろそろ大雪の影響で遅延した帰国便 JL007便に乗り込むことになります
 

 
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年末年始の休みを利用して行ってきたニューヨーク&ワシントン、ボストンの旅
いつものようにこのBLOGにちんたらアップしていていたら、ゴールデンウィークを遥かに通り越しついにお盆になってしまいました
1月から始めたこのエントリーの数もこれで54を数えます
もしもずっと読んでくれている人がいたならば、とりとめのない長い話にお付き合いくださりありがとうございます
ようやくこれが最後のエントリーになります
ちなみにニューヨークからの便はさすがは年末年始とあって取れなかったため
ボストンから帰国することに
JL007便、B-787のビジネスクラス・シェルフラットはこんな感じでした
 

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海外旅行の話の最後はいつものように機内食のお話
まずはウエルカムドリンク
シャンパンでボソトン周辺の景色をながめつつ
今回のアメリカ東海岸の旅が無事終わったことに対し感謝と乾杯です
 

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さてお楽しみのビジネスクラスの機内食
本来は13時発とあってランチが提供されます
でも実際は15時発
食事が出てきたのは16時くらいでしたからこれはもはや夕食でした
まずはお酒とアミューズ・ブーシュ
ホタテにオリーブ、スモークサーモンにローストビーフといったなんだか変わった料理
これに合うお酒は・・・・ちょっと難しいのですが

今回は日本を離れて1週間
そろそろ日本食が恋しくなり和食をチョイスしていることから
芋焼酎をチョイスしました
 

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そして九つの小鉢膳
 

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メインは豚の角煮と照り大根
ご飯はこの機内で炊いているそうですが、これが食べたくて和食にしてしまいました
美素質も美味いし、やはり私は「お茶づけナチュラリスト」のようです
 

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ちなみに隣では我が家の奥さんが洋食を頼んでいました
 

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何倍頼んだのかは知りませんが、しまいにはCAが直接ボトルをもって
シャンパンを注ぎにきます
 

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最後はアイスクリームで締め
 

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とまあ普通ならこの辺で終わりですが
我が家は到着間儀、晩飯代わりに次々頼みます

まずは「わかめうどん」
麺好きにはうれしい一品
醤油が胃袋にしみます
それと東京香味カレーライス“野菜のキーマカレー”
JALといえばやはりカレーですね
 

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そしてボストンからの帰国便と言えばコレでしょう
BOS丼 〜ボストン産のロブスターやレタス、イクラを使用し、
ゴマ風味のソースでアレンジしたJALオリジナルの丼〜なんだそうです
 

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あまりにも頼みすぎてお腹いっぱいで飛行機から降りるのが苦しいくらい食べてしまいました

成田ではいの一番に飛行機を降りて自動化ゲートで入国審査をするり
けれど3時間も遅延したため、結局札幌への乗継便には乗れずに明日の便で帰ることに

JALのグランドスタッフは成田からの便ならびにその日の宿をを手配してくれていましたが、もう一日余裕があるとはいえ
いろいろとゴタゴタがあり、翌日は会社に顔を出したいということから朝一で帰れる羽田便に変えてもらいました
羽田近辺の宿は空いていないとのことでしたが、私がいつものように東横インを予約
よく朝一番で千歳へ戻ることにします
ちなみに宿代はJALが払い戻ししてくれました

さて今回初めて行ったアメリカ東海岸
ニューヨークはもとより
ワシントンDCでは子供のころからここに行くことを夢見ていた
スミソニアン航空宇宙史博物館にも行くことができ満足の渡米となりました

ただまだまだいけなかったところも多く
またマイルを貯めて次回はJFKあたりに乗り込んでみようと思っています

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