2014年12月アーカイブ

羽田発のJL33便は順調に飛行を続け
タイのスワナプーム国際空港へ降り立ったのは
まだ日も明けぬ朝の5時半という時間帯でした
30分も早着、そんな時間ですから入国審査も並ぶことなく通過
バゲッジクレームでスーツケースを受け取ったら空港を抜けだし
微笑みの国へ入国です

このまま公共交通機関でバンコク市内まで行こうと思いましたが、残念ながらまだ交通機関は動き出す時間ではありませんでした
ということでしばし空港を散策です
 

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まずは両替、この時のレートは100円がが28.67バーツでした
ちなみにこれは私の覚書でもあります
前回客船クルーズでクラビ・プーケットを訪れた時
物価が安くて使いきれず、随分あましたので、そのバーツも持ってきたことから
今回は1万円ほどのみの両替としました
 

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ここで羽田空港のJALエービーシーで借りたレンタルWi-Fiを稼働
最近の海外での旅はこれを起動させスマートホンに繋ぐところからはじまります
ちなみにレンタル料が1日1,150円かかりますが、我が家ではスマートホン2台に加えタブレットもこいつに繋ぐので、かなり格安となります
 

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写真に写っている通り、眼の前にサブウェイがありましたが
せっかくなのでバンコクで流行っているコーヒーチェーン店
コーヒーワールド(Coffee World)へ
Wi-Fiが使えるらしくパスワードが書かれた紙を渡されましたが、先ほど自前のWi-Fiに繋いだばかりで不用でした
コーヒーの味は普通かな
 

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コーヒーを飲んでいるうちに
バンコクへ向かうエアポート・レール・リンクが動き出したようなので
チケットであるトークン(コイン型のIC)を窓口で買います
ここスワナプーム国際空港からバンコクのBTS駅があるパタヤイまで45バーツ
130円くらいでしょうか、公共交通機関などから勘案するとバンコクの物価はかなり安そう
そんなことを考えていると、隣に黄衣をまとった僧侶が・・・・タイの 僧侶は電車代やバス代がいらないと言われていますが、窓口でそんな一面も見られました
いや~タイに来たんだな~とちょっと感動です

エアポート・レール・リンクはパタヤイまで行くので観光用のエクスプレスラインではなくタイ人が普段の足として使うシティラインへ
車内は通勤で混雑するのかジャングルジムのように棒が張り巡らされておりました
 

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エアポート・レール・リンクは30分弱でパタヤイへ
ここでBTS(スカイトレイン)に乗り換えです

バンコク・スカイトレインBTS

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渋滞都市バンコク
特に朝晩の通勤・通学時における渋滞はひどいもので
ホテルのバルコニーからもチャオプライヤ川を渡ろうとする車がほとんど動かない様子が見て取れました
こんな時間帯にタクシーに乗ろうもんならイライラするのは間違いありません
朝晩の渋滞時にタクシーは使わないというのがバンコク市内移動の鉄則
かといってバンコクのような炎天下の中、歩き回るのは無理があります
そこで登場するのが、BTS(スカイトレイン)、地下鉄、水上バスなどの公共の交通機関
 


 

スワナプーム国際空港からエアポート・レール・リンクでパタヤイまでやってきましたが
ここバンコクでの移動手段は高架鉄道たるスカイトレインBTSを利用することにしました
 

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まずはキップですがチケットオフィスで
IC乗車券「ラビットカード(Rabbit Card)」を買うことにします
1枚300バーツで発行してくれますが、これには発行手数料150バーツに加え、デポジットが50バーツ余計にかかっていて実際に使えるのは100バーツしかありません
けれどこうした外国ではいちいちキップを買うよりIC乗車券が便利
気の向くまま バンコクの街を探訪できます

改札機にはこうしてかざしてくぐります
 

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それに私こうした海外のICカードコレクターだったりします
もちろん再訪したさいに便利なのは言うまでもありません
 

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というこtでホームで待っていると
BTSがやってきました
中には中国製の車両もあるそうですが、これはドイツシーメンス社のもの

タイと親交の深い日本ですから、ここはタイの地方鉄道のように
日本製の車両も将来見てみたいものです
 

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ちなみに私の印象では日本よりもホームドアの普及が進んでいるように思えました
それと仏教の信仰のあついタイ
道徳心もどこぞの国とは違いあるようで、乗車マナーも良かった
おかげでこのBTS今回のバンコク観光では重宝させてもらいました
 

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そんな様子を眺めていると
BTSはサパーンタクシン駅に到着
ここから今回の宿となるシャングリ・ラ ホテル バンコクは目と鼻の先です

さてバンコクでのお宿のお話ですが
アジアへの旅は超が付くような最高級ホテルがほどほどのお値段で泊まれることから
ついつい名の知れた高級ホテルを予約してしまいます
 

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今回(ちなみに2014年のお盆休)のバンコクでの宿は
チャオプライ川の畔にある「シャングリ・ラ ホテル バンコク」といたしました
シャングリ・ラは香港やペナン島で宿泊していますが、これが3軒目となります
 

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しかも今回はちょっと奮発してスタンダードのメインウイングではなくクルンテップウィングといたしました
このクルンテップウィング
標準でも44平方メートルのデラックスバルコニーツイン
 

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全てがチャオプラヤー川に面したバルコニー付きの客室で
バルコニーからはチャオプラヤ川がこんな感じで一望できます
 

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ついでにバルコニーにはこんなおまけも
鳥にでも頭をかじられたのでしょうか
 

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ところで今回このホテルを申し込むきっかけがその料金の安さ
高級感のあるクルンテップウィングなのですが何故か安い?
その理由はクルンテップウィングにあるリバーサイドラウンジが工事中で8月いっぱい閉鎖されているためでした
不便な分、安いというわけですね
そうこのクルンテップウィングは通常リバーサイドラウンジで
終日のドリンクサービス、アフタヌーンティー、アーリーイブニングカクテルなどが楽しめるはずでした
それが工事中で使えないためクルンテップウィングの部屋は利用されたはいませんでした
たしか公式HPからのクルンテップウィングの予約は不可だったほどです 
 

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今回申し込んだのも割と早めだったためか何故か申し込めました
しかもリバーサイドラウンジは使えませんがメインウイングにあるホライズンラウンジが利用でき
一人14千円程度とう格安料金でした

さて恒例となっているホテルの部屋の設備です

バスルームはオーソドックスなタイプで
シャワールームにはレインシャワーがついています
 

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アメニティはこんな感じ
 

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デスクには有線LAN(もちろんWi-Fiも)が使えるうえ
100V用というかマルチタイプのコンセントも設置されています(実際は220V)
 
 
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デスクの中にはこんな備品も
ここシャングり・ラ バンコクは日本のビジネスマンにも人気があると聞いていましたが、こんなところもその理由かも
 

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バーには無料の水に加え
冷蔵庫はアルコール以外の飲み物が無料となっていました
 

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ガウンにセフティボックスそしてアイロン
そうそうホライゾンクラブでは2着のアイロン掛けが無料となっていました
実は会社から直接ここまで来ていますのでここで
ブレザーやズボンを出すことにします
 

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そうこうしている間にウエルカムドリンクが運ばれてきました
チャオプラヤー川を眺めつつ冷たく冷やされたジャスミン茶をいただいたら
朝食?を食べにメインウイングのホライゾンクラブに向かうこととします
 

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朝の6時前にバンコクのスワナプーム国際空港にたどり着き
エアポート・レール・リンクとBTSを乗り継いで、シャングリ・ラ ホテル バンコクへやって来たのだが
それでもホテルに着いたのは午前7時半くらいでした
クルンテープ・ウイングで超アーリーなチェックインを済ませたあと
部屋でまったりも良いのかもしれませんが
どうせならと言うことで、さっそく今回の旅のお目当てである
シャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジへ

ここはチャオプライ川を眺めつつ
限られた宿泊客だけが終日のドリンクサービス、アフタヌーンティー、アーリーイブニングカクテルなどに加え、朝食が楽しめるプライベートな場所です


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ラウンジについたのが朝の9時半くらいの時間帯だったため
朝食は皆さん済ませた後らしくラウンジにはほとんど利用者はおりません

ちなみにここでこの後の2日間
朝食は無論のこと、コーヒーを飲みに来たり
カクテルタイムを楽しんだりと重宝させていただきました
 

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コーヒーだけとも思いましたが
朝食用に並べられている、アジアン料理や本格的に焼かれたパンなどがあまりに美味しそうなので
明日からと言わず
到着したその日から朝食は食べれるのかと
部屋の番号を告げ、ダメもとで朝食はと聞いてみると

OKとのことでした(これは最終日が早朝にチェックアウトだったためか、はたまた
たまたま担当者がOKしてくれただけだったかは判りませんが)
 

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ビュッフェには色とりどりの南国のフルーツや
清涼飲料水(アルコール類はカクテルタイムまでお預けです)もありました
 

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もちろん淹れたてのコーヒーや注文を聞いてから料理してくれる卵料理など
チェックインしたその日にさっそくラウンジで朝食というフライングをしつつ

今日これからの行動計画を練るこことなりました
 

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さて今回宿泊した
シャングリ・ラ ホテル バンコクには2つのプールがあります
メインプールはシャングリラウィングにあるプール
こちらの写真はシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジから撮ったものです
 

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このシャングリラウィングにあるプール
いかにも南国の雰囲気がただよういかにもってプールだったのですが、なにぶん人が多すぎているうえ
ビーチチェアーも埋まっているようてした
せっかく此処まで来て芋洗状態は幻滅してしまうので、ホテルにあるもうひとつのプールに伺うことに
 
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それがグルンテープウィングにあるプール
こちらのプールはクルンテープウイングの宿泊者のみしか使えないため、貸し切り状態でした

まるで競技専用のプールのように長方形で風情があまりないのが玉の傷ですが、他に客もいないのでこちらを使わせていただくことに


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ついでにこちらにはジャグジーもあります
 

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ビーチチェアーに腰掛けて、ふとチャオプラヤー川を覗くと水面には魚がウジャウジャと戯れています



 

ところでタイで川魚と言って思い出すのが「ティラピア」
和名を「いずみ鯛」と言う鯛に良く似た白身で淡白な味が特徴の食用魚です

ここタイではこのティラピアの養殖が盛んなんだそうですが、その昔、日本の今上天皇陛下が皇太子時代にタイの食糧難だったころに贈られたものが繁殖したそうだ
ちなみにここタイでは「明仁」陛下の「仁」(ニン)に魚を示す「プラー」を加えて、プラー・ニン(仁魚)と呼んでいるそうだ
 


(ウィキペディアより拝借)


このチャオプラヤー川に大量にいる魚が、プラー・ニンなのかどうかは判りませんが、そんな逸話を思い出しつつ・・・・ついでに釣竿を持ってくるべきだったと後悔しつつ
プールサイドからチャオプラヤー川をぼんやり眺めることになりました

チャオプラヤー川と言って私が真っ先に思い起こすのが、2011年に起きた大規模な洪水です
446人が死亡し230万人が影響を受けたこの洪水
「流出した水量と、影響を受けた人数に関して最悪の洪水」であると言われています
日本も他人事ではなく、日本の企業が多く進出するローヂャナ工業団地などではホンダを始め、多くの企業が操業停止を余儀なくされた大災害でした
 


(ウィキペディアより) 

そんなニュースは毎日のようにTVで報道されました
ただ映像に映る人たちに悲壮感などなく、まぁしゃないじゃんといった雰囲気を漂わせ笑顔を見せる人の姿まで映っていて私自身、大変違和感をもって見ていた記憶が有ります
 

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そんな笑顔の理由はバンコクに来て多少なりと判った気がします
チャオプラヤー川はまごう事なき大河なんですが、その大河がタイの首都であるバンコクの真ん中を貫き通しています
しかも、しかもその川に日本ならどうだとばかりに敷設されるはずの堤防は見ることはできませんでした
バンコクの人々がこの川とともに生きてこられたんだ、いやもといこの川無しでこの都は無かったんだろうと思わせる風景がそこにはありました
冠水は日常茶飯事、豪雨の度に年に何度となく溢れるようで洪水も珍しくないのだそうだ
 

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チャオプラヤー川沿いには、王室寺院である有名な「王宮」や「ワット・アルン」、「ワット・ポー」などが並んでいます
しかもバンコクは世界でも有数の交通渋滞のある街
バンコクで仏教遺跡など見て歩くとすると水上交通が一番便利なのが、下の写真を見てもらうと一目で想像できます
 

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しかも今回宿泊したシャングリ・ラ ホテル バンコクのすぐ近くには
水上交通の主要桟橋で有るサートン(中央桟橋)があり
ここから渋滞に巻き込まれることなく、わりあい自由に観光が楽しめるんです
 

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朝食を済ませた後、このサートン桟橋へ馳せ参じ
まずはチケットを購入
チャオプラヤー川沿いにバンコクを観光するならチャオプラヤー・エクスプレスが便利そうなので
今日はこいつを使って観光しようと1日券を購入いたしました
ちなみに料金は1日券150バーツ
日本円で500円もしませんでした(でもこれって観光客価格なんだろうな)
 

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桟橋で待つこと数分、青い旗を掲げたチャオプラヤー・エクスプレスがやってきました
ワット・ポー、ワット・アルンのあるター・ティアン桟橋まで青旗の超特急で参ります
席は自由席ってことで、人気はやはり船べりの席
私も良さげな席に座り、チャオプラヤー川沿いの景色を楽しみつつ


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目的地のひとつ
「ワットポー」へとやってきました

それにしても今回のバンコク旅行
行く先々で見かけたのは欧米(白人)の観光客の姿でした
 

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私が好きなTVコマーシャルに
「いすゞのトラック」のコマーシャルがあります
下手なイメージ戦略は使わず、商品そのものをアピールしたその姿勢に好感が持てました
 


  


そんないすゞのトラックはなんとタイでも活躍しておりました

カオサン通りではコンクリートミキサー車
ホテルのすぐ裏の狭い路地では卵を大量に積んだいすゞのトラックを見かけることに
(ちょっと怖そうな路地裏だったので写真を撮っていいかと運転手に尋ねたところこんな感じで快く承諾してくれました)

もっともここタイにはいすゞの工場があり年間30万台の商用車・SUVが生産販売されているのだとか
タイ人は器用なようでエンジンも現地生産されています
 

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トラックももちろん街中や郊外で見かけましたが、今回のお話はそのエンジン
タイで活躍し老朽化などで使えなくなったトラック
そういったトラックから外されたのでしょう
エンジンだけとなってしまってもまだまだ現役で使われていました

それがこの「ルアハンヤーオ(水上タクシー)」
 

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これは細長い小型船ロング・テイル・ボートと呼ばれているものの船尾に、トラックや車などのエンジンが載せられ、草刈り機のようなシャフトとその先に舵とスクリューが付けられ
スクリュー部分が水の中に入ると走り出すと言う、単純明快なボートでした

派手な音を立てて猛スピードで走っていくのが特徴でした
そんなルアハンヤーオのエンジンを気にして見てみると、据えられているのはいすゞのエンジンの比率がずいぶん高かったように思えました
(ラジエターやエンジンのヘットカバーに「ISUZU」のエンブレムが誇らしげでした)
 


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特に目を引いたのがこれ
同じように「ISUZU」と書かれていますが

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インタークーラー付ターボチューンのようでした

運転されている人に「ジスイズ イスズ」と投げかけると、嬉しそうな顔をして親指を立ててくれたのを覚えています
 

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CMで謳われているように

『歴史を超えた 変わらぬ信頼が有る
 国境を超え 変わらぬ信頼が有る』

『いつまでも いつまでも どこまでも どこまでも 走れ走れ いすゞのトラック♪』

まさにCMの通りの光景がそこに有りました

こんなにまでして愛される「いすゞ」のエンジン
製作者の方々ははたして知っているのだろうか?

ちなみにこのルアハンヤーオ
今回のバンコク観光では料金交渉が難しいと聞いていたので使いませんでした
次回またバンコクを訪れる機会があれば、今度は乗ってみようと思います

もちろん信頼のISUZUエンジン搭載のルアハンヤーオに

さて今回のバンコクではベタな観光として人気のあるお寺参りを到着した初日にこなすこととします
まずはタイを代表する観光スポット「ワット・ポー」
別名を涅槃寺とも呼ばれ46mもある涅槃仏が安置されたお寺です
まずは大涅槃仏殿側から入寺
100バーツを支払いチケットを購入します
 

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チケットには入寺とセットでお水ももらえるような記載がありました
そうだろうな~平均気温が30℃近いここタイでは水分補給が欠かせません
脱水症状にならないように配慮されているんだろうな
で、もらったのがこいつ
チャーンというタイで有名なビールメーカーのものでした
面白いのはラベルにある石像

右が現物ですが、欧州系の顔立ちをしております
噂ではこれがあの「マルコポーロ」の石象なんだとか
 

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まずはメインの涅槃仏
長さ46m高さ15m
ウルトラマンよりも大きいんです
(って比較になってませんが)
まず御顔を下から拝みます
 

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そうそう入館の際、なにやら口論し揉めていた人々がおりましたが
そのわけはこの方々でした
まぁお寺に拝観するにはあるまじき服装だったのでしょう
みな一様に緑の上着を着させられておりました
言葉からすると仏教の信徒の少ないあの国の方々のようでした
ちなみに人物と比較すると涅槃仏の大きさが判りますね
 

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ちなみに私が一番見たかったのが、これ
涅槃仏の足の裏です
大きさはなんと5m
その大きな足に螺鈿細で中国やインドの様式で仏教の108の宇宙観が描かれているのだとか
 

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さてワット・ポーを訪れた、今年の8月はもう一つの目玉である
大きな4つの仏塔(チェディ)は工事中で見ることはできませんでした
ラーマ1~4世の歴代の王の仏塔は遠くから眺めるだけとなりました
 
全面が繊細なタイル張りで綺麗に装飾されているそうですが、ちょっと残念
かわりに境内にある小さな仏塔を間近に見てまいりました
 

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他にも日本なら国宝に指定されそうな仏像があちこちで見られます

本尊は本尊はアユッタヤー時代の仏陀像
なんだかゴージャスですね
ラーマ1世の遺骨が納められているのだとか

誰でも参拝することが可能
タイの人々の仏教に対する真摯な様子も垣間見られました
 

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そういやここに伺ったのが、ちょうどタイ王国国王ラーマ9世の王妃シキリットさんの誕生日の2日後
このシキリット王妃タイでは大変人気のある方のようで
王妃の誕生日はタイではで祝日に指定されており、また、タイにおける「母の日」でもあることから
こんな横断幕も貼られていました
 

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西の礼拝堂には
とぐろを巻いたエメラルド色の蛇を台座に7頭の蛇(ナーガ)に守られた仏陀像
これはお釈迦様が苦行をしていると、竜王がその頭を笠のようにさしかけて、雨露から守ったというので「竜王護仏像」


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そして北の礼拝堂には
良く見えませんが、お釈迦様が岩の上で象と猿から供え物を 受けている姿の像がありました
 

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さて今回お邪魔したワット・ポー
バンコク最古の寺院
涅槃仏や王宮の仏塔が有名ですが
ここは庶民が誰でも自由に壁画を見て勉強する
タイで初めての大学であります
その精神は現在も継続され、境内で子供の授業が行われているようでした
 

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そしてもう一つここは
タイマッサージの総本山と言われます
そう国宝級の遺跡の中であのタイ古式マッサージが受けることができるんです
 

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今回のバンコク観光
本場でタイ古式マッサージを受けたいという思いが強く
最初に訪れたのはその総本山ということになりました
 

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料金は60分で420バーツ
1500円と言ったところでしょうか
そうここタイでも最近はバブルでこうした料金はインフレ気味なようです

まあ日本と比べると格段に安いのですが
ここで体をたっぷりもみほぐしてもらい
このあとに続くベタな観光に備えることに

ワット・ポーで涅槃仏などを拝観
ついでにタイ古式マッサージを受け身体が軽くなったところで
次は対岸にあるワット・アルンに向かうことに

同じようにワット・ポーとワット・アルンを行き来する人が多いのでしょう
ターティエン渡船場からは渡し船が出ていましたので3バーツを支払い
こいつに乗っていくことにしました

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ものの数分でワットアルン側の渡船場に到着
目指すワットアルンが眼の前にあります
 

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ワットアルンの仏塔がある敷地に入るには
この門番である
タイの古典『ラーマキエン物語』に登場する鬼ヤックのお許しと
 

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チケット代50バーツ(日本円で200円くらい)を支払い
入寺します
 

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ワットアルンを間近に見ると
その塔の壁面に陶器やガラスの破片が覆われていているのが判ります
なるほどこれらが朝日や夕日の陽光に反射し神々しい光を放つ
だからこそ「暁の寺」と名付けられたのですね
 

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同じように細かな陶器で彩られ台座を支える「モック」
毘沙門天の配下にあるといわれ魔除けの役割を担います

タイ仏教とヒンズー教の融合の様子が伺えますね
 

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せっかくここまで来たのですから
ワットアルンに登ってみることにします
にしてもこの急勾配
階段というよりは梯子を上る感覚のほうが近いかもしれません
 

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そんな苦労も大仏塔の上から眺める景色を見ると吹き飛びます
チャオプラヤー川越に先ほど言った
ワットポーの大きな4つの仏塔(チェディ)や涅槃像を祀る本堂なども望めました
 

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ただし登るのは良いけれど
もっと大変
 

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私がワットアルンを下りるときに撮った動画がこれですが
完全に足が掬われ、へっぴり腰になっているのが判ります



 

さて三島由紀夫の小説の舞台にもなった「暁の寺」ワットアルン
朝日や夕日をバックに眺めたかったのはやまやまですが
いつもの弾丸旅行それはかないませんでした

特に夜ライトアップされたワットアルンがなかなかおつなものらしいので
次回訪れた時にでもチャレンジしてみたいものです
 

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(ウィキペディアより拝借)

ワッアルンから渡し船でターティエン船着場へと戻ってきました
このあと行くカオサン通りの最寄駅のあるプラ・アーライット・ピアー桟橋まで
チャオプラヤ・エクスプレスに乗ろうと思いましたが、ちょうど出たばかり
次の便が出るまで40分ほどここターティエン船着場で待つこととなります
 

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さいわいなことに渡し船を降りたターティエン船着場には、ちょっとしたカフェやお土産物屋のが軒を並べています
特に船着場からワットポーにかけ通路沿いには食べ物屋の屋台や露店が並んでいました
ただこうした屋台は時代の波に押され、今年規制が強化され王宮付近のターチャーン船着場からターティエン船着場までは屋台400軒ほどを撤去し別な場所に移転させるとのことだ
 

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そんな中見つけた日本食
そうバンコクでは、いつの間にか、たこ焼きが密かなブーム!
たこ焼き屋はこうした屋台などで結構見かけました
 

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あとは何故だかスルメや魚の干物などを売る乾物屋が多かった
そうそうマッサージ屋の看板も見かけました
 

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狭い路地が奥へ奥へと続いていて、中にも店が連なっています
乾物屋が多かったのですが、スパイスを売る店やナンプラーの造りたてを売る店も
 

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さてここターティエン船着場でしばし時間が有るので
今が旬のドリアンを食べてみることに
ちなみに私自身これが初のドリアン
ようやく悪魔の果物に挑戦です
 

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殻つきのまま買っても食べ方が判らないので
切り分けたものを売っていただきます
このパック一つが60バーツ
200円くらいですが、これって観光客価格?

お店の方に頼んで一個借りて写真など撮らせていただいたので高くは無いですね
 

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味は果物と言うよりは柔らかなクリームチーズと言った感じ
まだ切り分けたばかりだったので
さほど香りは強くは有りませんでした
熟成させたものはすさまじい匂いなんだとか

次回また挑戦させてもらおうと思っています
 
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チャオプラヤ・エクスプレスでプラ・アーライット・ピアー桟橋までやってきた後は
徒歩で「カオサン通り」を目指します
 

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カオサン通りは巷で言われている通り
背中にディバックを背負ったバックパッカーがあふれていました
 

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通りを散策するとパッタイなどを売る食べ物の屋台から美味しそうなにおいを漂わせています
 

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そんな屋台の中にはこうしたいかにも観光土産を売る店も見られます
カオサン通りも世俗化され私のような観光客も数多く訪れるようです

そういえばタイのあちこちでこの招き猫を見かけましたが
流行っているのかな
 

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このカオサン通り
安宿やドミトリー、安売りのチケットなどが軒を連ねていたそうですが
最近では観光地化されているようで
バックパッカーたちはそうした喧騒を嫌い裏カオサンとも呼ばれている
近くのランブトリ通りのほうに集まっているそうなのだとか
 

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そんなところで電気製品を扱う怪しげな屋台を発見
iPhone5のLightningケーブルが売られていたので買ってみました
ちなみに150バーツ日本円で500円にも満たないくらいの価格です
 

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iPhoneのケーブルは日本で買うと通常3千円くらいするのでこれは格安と思いきや
帰国してから使ってみると残念ながらパソコンとはつながりません
下の写真を見てもらえばわかりますが認識しないんです
たかがケーブルと思いましたがアップルもなかなか厳しいのですね
 

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安物買いの銭失いとはよく言ったものです
今では単なる電源ケーブルとして使っております
純正品と比べ充電に少し時間が余計にかかってしまってます

ちなみにこの下記の記事を読んだのは今日のことでした
結構同じ失敗している人いるのかな
ダイソーで売っているiPhone用Lightning充電ケーブルとアップルの特許について

バンコクのカオサン通りをふらふら散策していましたが
そこは南国のタイ
太陽は照りつけるし、暑いのなんのって
しかもこんなビールの樽を運ぶ様子なんか見てしまうと
どうしてもビールが飲みたくなってしまいました
 

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そこで飛び込んだのが「ラッキー・ビール」というレストラン
屋台でも良かったのですが、エアコンの魅力に後押しされ入ってしまいました

しかたありません、まだ昼日中ですがちょっくらビールでも頂くことに
 

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さっそくメニューを見ると「ラッキー・ビール」の店名の通り
メニューにはメジャーなビールの他にタイやアジアのビールがずらり
ただ飲みすぎるとあとが辛いので、ここはタイのビール1本のみといたします
 

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頼んだのは「チャーンビール」
ここタイではシンハービールが有名ですが
現在は低価格ブランドのチャーンビールが一番人気なんだとか
ここは地元の皆さんが飲んでいるという冷えた「チャーンビール」を頂くことに
他のテーブルの方の手元を覗くとやはりこのビールが多かった
そうです私の旅のルールは地元の方が飲むビールを飲むのがポリシーとなっているんです

ちなみにシンハービールはホテルのラウンジで幾らでも飲めそうというのもあります


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つまみはちょっと迷いましたが、昼食を兼ねて
タイ名物の「バッタイ」を頂くことに

本場のバッタイはちょっと辛さもあってチャーンビールによく合いました
 

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ビールはあまり飲まない
我が家の奥さんはカクテルで南国気分を味わっておりました
 

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