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スペイン味の旅(板前の絵日記)

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さてまだ正月に行ったロンドンのお話しが途中でしたが、お盆に行ったスペインの話も書き留めておかないと忘れそうなので、そちらの話を始めさせていただきます

さてスペインを旅行するにあたり参考にさせてもらった本があります
それが「スペイン味の旅(板前の絵日記)」藤川つとむ著
作家ではなくススキノに『ふじ川』という店を構えるご主人が書かれたもので
『4半世紀に渡りスペインを旅した、札幌に店を構える人気料理人が、旅先で出会った人達や、スペイン全土の食事・文化・風土を、イラストとともにまるごと紹介する』
スペインの食を中心に書かれた本でしたが、なんだか楽しそうなスペイン人の人柄やラテン気質に触れられた本でした
長い長い往路の機内やラウンジで読みつつ旅の期待を高めていきました
 

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ところがそのスペイン
向かう先の首都のマドリードではなんと2000人のスリがチャンスを狙っているなどの犯罪の噂の絶えない地域
特に日本人は海外で狙われやすいので注意が必要でした

クレジットカードはスラれたり盗まれたりしらすぐにカード会社に知らせるのは、すでにマカオで経験済みでしたので、ある程度対処できますが
一番心配なのがパスポート
そこで今回100均で首から下げてシャツの中で保管するパスポートケースを購入
通常はコピーを持って歩きますが、どうしてもパスポートを持って出なければならない時はパスポートを身に着けることにいたしました
まぁもっとも重要なのは自分自身を守るのは自分しかいないという自覚を持って行動することなんですが
 

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あとスペインで使う貨幣はユーロ
多少手持ちがありましたが屋台やバールなどの会計では現金も必要かと思い、両替しましたが
両替は最低限の€300にとどめました、というのも交換レートに加え手数料が€1あたり6円って、いくらなんでも高すぎるように思えるたからです
(まぁつぎはクレジットカードのキャッシングも考えてみようと思います)
 

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あとは日本から持参するものにiPhpneの充電器がありますが
ヨーロッパのCタイプに加え、今回は香港でトランジットの時間も結構あり
香港用のBFタイプも持っていくことにしました
 

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そんな感じで旅の準備も整いました
ということでしばしスペイン旅行の話を綴らせていただきます

スペインへの旅は今回キャセイパシフィック航空を利用しました
そのわけは香港からスペインの首都マドリードへの運航を、2016年6月2日より週4便体制で運航を始めたキャセイパシフィック航空
その香港~マドリッド間の路線が結ばれたのを記念に発売されたキャセイホリデーのツアーが、ビジネスクラス利用でなんと28万円と格安のプランを出していたからです
通常、香港からマドリッドはビジネスクラスだと安いチケットでも36万円程度
それに今回のツアーはそれに加え札幌発着での料金
しかも「セレブな香港」で有名なキャセイホリデーツアーですからそこ5つ星のホテルもついてますし
なにより6月初めから8月末までということで、お盆休みの時期も利用できるとあってかなりお得なツアーとなっていたからです
 

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それにキャセイパシフィック航空は今までに「世界で最も良い航空会社」として4回も受賞経験がある実績のある優良航空会社
そのうえキャセイパシフィック航空はワンワールド加盟のキャリアですからマイルもたんまり、21,654マイル(32千円換算くらい)もついてくるんです

ちなみに香港~マドリッド間のビジネスクラスのシートはこんな感じ
ちょっとした半個室の座席の真ん中は壁で仕切ることもできますし、就寝の際は座席がフルフラットになりぐっすり眠れるんです
そう私の旅行はいつも弾丸旅行、職場から直接空港へ向かったり
夜中に帰国してそのまま職場に行ったり、良くても翌朝早くに職場に向かうなどそんな行程が日常茶飯事
行き帰りの機内で疲れを癒しつつ往復ができるのが何より嬉しいです
 

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(キャセイパシフィックHPより拝借)
 

さて出発当日はいつものように職場から空港へ直行
今年からお盆休みは山の日なる祝日が増え、8月11日が休みとなったことから前日の10日に出発となりますが
いつものように羽田や成田経由ではなく新千歳から直接海外に出発することから、少し早めの出発
ということでこの日は午前中に仕事を片付け、午後から早退、職場のある小樽から直接新千歳空港までJRエアポートで向かいます
 

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新千歳空港からの海外渡航は5年ぶりとなりました
その間、北海道の空港を利用する航空キャリアは増えまくり
新千歳空港を利用する航空機は東アジアを中心とした都市、それにタイやマレーシア、シンガポールなど東南アジアの国々が加わり、まるで新千歳空港が乗っ取られているのではと思えるような航空キャリアが続々とやってくるそんな空港になっていました
今回はそんなアジアを代表する香港のキャセイパシフックを使うのですから、何も文句の言いようがありませんね

ところで私の乗る機材は1時間近くの遅延
搭乗手続は出発の2時間前ということで、保安検査もできない状況でしたが、これではせっかく来るため早退した意味が薄れてしまいました
50分遅れでようやく保安検査を潜り抜けますが、ここもまた結構な混雑
そう新千歳空港の国際線には優先保安検査たるファーストトラックはまだないんです

 

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ようやくのことで出国しましたが制限エリアにある免税店は無視して4階のラウンジに向かいます
向かった先はロイヤルラウンジ内にある共用のエアポートラウンジでした
 

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このラウンジに入るのは6年ぶりとなります
内部には窓があり開放的なんですが、羽田や成田のように滑走路やエプロンが見えるわけではなく
制限エリア内のショップや搭乗口の様子が見えるだけ
ということで窓と反対側のダイニング近くの奥の席に陣をとります

以前からラウンジにも中国などのアジアの観光客もいたことはいたのですが、6年たって周りを見渡して見たところ、そうしたアジアからの観光客がほとんどという状況になっていました
 

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さていよいよダイニングへ
調査開始です
 

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中央のテーブルには軽食のパンやおにぎり、そしてスナック類が置かれています
もちろんここではお酒も
北海道を代表するワイン
十勝ワイン トカップの赤
サッポロビールの「グランポール北海道ツヴァイゲルトレーベ」
そんなワインに合わせるのでしょう
ドライフルーツの詰め合わせが置いてありましたが、これがめちゃくちゃ美味かった
きっと北海道のメーカーなのでしょうが、だれか教えていただけないでしょうか


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食事はおにぎりやパンなどの軽食が置かれているほか
インスタント麺とカップが置かれています
どうやらチキンラーメンのようにお湯を入れて作るラーメンのようですが、
中国や香港、台湾はむろん東南アジアにおいてもインスタント麺は人気食品
アジア各国のエアポートラウンジでもよく見かける食品です


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お酒のコーナーには
道産子ウイスキー「スーパーニッカ」
北海道限定「特別本醸造男山」
最北の蔵「純米・吟風国稀」
サッポロビールの本格麦焼酎「黒 和ら麦」。
日本酒の松竹梅で有名な宝酒造の「そば焼酎十割」
それとロシア人が訪れることが多いのか
「WILKINSON VODKA」が置かれていました
 

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ワインクラーで冷やされているのは
十勝ワイントカップの白
「グランポール北海道ケルナー辛口」


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ということでまずは生ビール
ここにはサッポロビール クラシックが置かれていました
注意書きがあるところを見ると、アジアの方は使い慣れていないということでしょうか
そういや私自身もアジアをめぐってあちこち旅していますが、樽生のビールが飲めるところってまだ少ないんですよね
それをセルフでとなると、やはり説明書きは必要なようです
 

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ということでまずは駆けつけ一杯
クラシックをいただき今回の旅の無事を祈り乾杯です

さてビールグラスの後ろに映るのは給湯機です
中国の人々は瓶水筒と茶葉を持って歩き、いつもお茶を飲んでいます
日本のような缶コーヒーの文化ではないようです
中国でもよく見かけましたが、駅やバスターミナルなどの施設には給湯機が必ず置かれているので、ここにも必要だったんでしょうね
 

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てなわけでここで遅い昼食となります
朝飯はいつも抜いているんでかなりお腹をすかせてここに参りました
ということでおにぎりとパンそしてインスタント麺
生ビールとともにいただきます

えっお腹が空いている割には、ずいぶん遠慮してるんじゃないかって
実を言うとこのくらいにしておかないと、千歳から香港までの便は香港を本拠地とするキャセイパシフィック航空の機内食
ワールド・エアライン・アワード2016でエミレーツ航空・カタール航空・シンガポール航空についで、機内食では4位の実績を持つ航空キャリア
しかも今回はエコノミーではなくビジネスクラスの機内食が待ち構えていたんです
 

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搭乗時間が近づき搭乗口を見下ろしてみると
多くの乗客が登場口に並んでいました
よく見るとそんな乗客のほとんどは香港・中国あたりからこられたかたのようでしたが
みなさん手には(夕張)メロンの箱や北華楼・キノトヤのお菓子の袋を大事そうに抱えていました
 

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けれどあわてる必要は全くありません
今回はビジネスクラスの旅ですから、専用の搭乗口にならんで優先搭乗できるからです
 

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とういことでキャセイに乗り込み香港を目指します

さていよいよマドリッドへ向け出発、これからトランジットを含め23時間余りのフライトとなります
まずはトランジット先の香港まで新千歳空港発・香港行きキャセイパシフィック航空CX581 便に搭乗します
実はこのCX581便、6年前にも乗ったことがありました
その時の機材はボーイング747
通称ジャンボジェットその2階席でした
時代は変わるり今回の機材はボーイング777-300
ビジネスクラスのシートはこんな感じでした
シートはゆりかご式にリクライニングするのですが、残念ながらフルフラットではありません
もっとも6時間弱のフライトなのでフルフラットは必要ありませんね
しかもこのシート、シェル型なのでリクライニング時に前席の背もたれが倒れないので後ろを気にする必要なく座席をリクライニング出来るんです
 

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シートの背面にはモニター、それにUSBの電源と携帯電話のホルダーが見られます
ただし一昔前のスマホのサイズに造られていたようでiPhone6はここには入りませんでした
 

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電源も装備されていましたが、USB電源が付いていましたので
今回これは用無しです
 

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モニターは映画などがオンデマインドで見ることができ
今回のフライトで鑑賞したのが「エディ・ザ・イーグル」
『幼少期に足が悪く、超近眼にも関わらず、諦めず苦難を乗り越え1988年カルガリー冬季オリンピックでイギリス初のオリンピックスキージャンパーとなった「エディー・ザ・イーグル」の名で愛されるスキージャンパー、マイケル・エドワーズの実話に基づく物語。』
私自身マイケル君の活躍はカルガリー冬季オリンピック当時から知っていて
カルガリー冬季オリンピックのジャンプではラージヒル、ノーマルヒルともに1位がマッチ・ニッカネン選手、そして最下位が双方ともこのマイケル・エドワーズ選手だったのを覚えています
狭い機内の座席でしたが、そんなエディの活躍に自分を投影しつつ力拳を握りつつ応援していました
 

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ちなみにこの映画、日本でも今月から公開になっているそうなので、今度映画館に観に行くことにします
 


 

さてキャセイと言えばウエルカムシャンパン
新千歳空港の景色を見ながらいただくことに
 

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タイトルにもある新千歳空港発・香港行きキャセイパシフィック航空CX581 便、ビジネスクラスの機内食
搭乗してすぐにメニューが配られます
 

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まずは飲み物とツマミから
お酒は普段ならビールを頼むところですが、せっかくのキャセイ
パシフィックサンライズからいただくことに
 

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前菜はホタテとインゲン豆の明太子ソースにバルサミコ酢とオリーブオイルドレッシングのサラダ
 

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この明太子ソースって面白いですね
明太子マヨネーズはよく聞きますが、ソースは初めてです
 

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蕎麦はなんと梅(プラム)の蕎麦なんだとか
 

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ここで食事をいただく段になりビールに移行
スタッフに銘柄を尋ねられ「サンミゲル・ビール」を頼むと
カートには載ってなかったようだが、そのスタッフも香港でビールと言えばサンミゲル・ビールだみたいな感じでサーブしてくれました
メインはカートに載せられてきたものを、自分の目で確認してチョイスできるのが
キャセイ流
 

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私が選んだのはポークリブの蒸し煮オイスターソースがけ
キャセイですからもちろん中華にいたしました
 

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我が家の奥さんは大鮃の焼き物わさび味噌ソースがけ
これは和食ですが、ちょっと美味そうです
 

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そうそう食後にチーズがカートに載せられやってきました
皿にある黒いのがジャムでキャセイの名物のようですね
チーズとともにいただきましたが、これが美味かった
 

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デザートとコーヒーで機内食は終了
デザートのハーゲンダッツはなんとメイドインフランスでした
 

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香港チェクラッコプ国際空港へ向かう途中、機長のサービスなのか香港上空の夜景が一番綺麗なあたりを飛んでくれました


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さて香港へはもうすぐ到着
このあと香港で少しばかり時間がありますが、ラウンジでまったりすることにします

新千歳空港から6時間ほどのフライトで香港チェプラコック国際空港に到着
 

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この後、乗り継ぐマドリード便まで4間ほどの時間がありますが、香港の中心たる尖沙咀に行くには時間は足りません
ということで搭乗までの時間、ラウンジでまったりすることとします
ちなみにここ香港国際空港にはキャセイパシフック航空のラウンジだけでも
ファーストクラスラウンジが「ザ・ウイング」と「ザ・ピア」の2ヶ所
ビジネスクラスラウンジにいたっては「ザ・ウイング」「ザ・ブリッジ」「ザ・キャビン」「ザ・ピア」の4ヶ所
それに「アライバルラウンジ」をくわえると計 7ヶ所のラウンジがあります

 
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今回の旅はキャセイのビジネスクラスでの旅なので、正々堂々キャセイのビジネスクラスラウンジが使えます
がしかし、同じワンワールド・アライアンスのJALのステータスが使えばファーストクラスラウンジも利用できるということで
まず訪れたのはファーストクラスラウンジ「ザ・ウイング」
キャセイパシフィック航空のお膝元だけあり、超豪華で世界最高のラウンジとの呼び声も高いラウンジです
 

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黒大理石(ネロ・マルキーナ)の壁材に革張りのシックなソファーが並ぶゆったりとした空間
お盆休みでしたが他に日本人の姿もありません
 

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受付とともにカバナのお風呂を予約しましたが、人気の施設ですし数も限られますので
ちょっと待たされそうな予感
ということで風呂の前にまずは一杯
サンミゲルの生ビールをいただきます
香港は日本とビールの文化が違うのか、グラスにたんまり注いでくれました(しかも泡なしで)
 

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少し待たされるかと思いきや、ほどなく「カバナ」に案内されました
ということで注いでもらったサンミゲルビールのグラスを抱えつつカバナへ向かいます

 

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にしてもこの「カバナ(個人風呂)」広すぎます
ヒースロー空港にはジャグジーがあると聞いてましたが、それは水着を着たうえで共同での使用
これだけの空間を個人利用というのですから驚きです
もっともラウンジで、シャワーならまだしも個室風呂って本当に必要なのかどうかは・・・・
風呂桶もかなり広いってか2m以上とバカデカく、お湯を貯めるのに一苦労します
ビールを飲みつつしばし待つことに

ここまで必要と思えるような洗面台は人工大理石でしょうか、凝りに凝った作りでした
 

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アメニティは揃っていますが
髭剃りは保安上の関係か頼まないと出できませんでした


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ちなみにシャワーはこれ
天井からのレインワーは、ものすごい水量でした

しかもここには、なにやらここにはアイロンサービスなるものも有るらしい
今度時間のある時に一度試してみたいものです
 

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風呂で汗を流したら、続けざまザ・シャンパンバーへ
手前に見えるシャンパンは5本の矢「シャロン・ド・ロスチャイルド・ブリュッド」
「モエ・エ・シャンドン ロゼ 」に「ヴーヴ・クリコ」と豪華なシャンパンが飲み放題
 

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ということで風呂上がりの一杯はモエのロゼってことで
 

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本来ならここでビジネスクラス・ラウンジ側にあるロングバーで一杯か
ザ・ヘイブンやヌードルバーで食事なんでしょうけど
ここはもう一つあるファーストクラス・ラウンジ「ザ・ピア」へ行くことにします

キャセイパシフィック航空
本拠地である香港のファーストクラスラウンジ巡り
第二弾は「ザ・ピア」
今年の5月にリニューアル・オープンしたラウンジです
ターミナル1のイミグレから一番遠い61~63番ゲート付近のエスカレーターを下りたところにエントランスがあす
受付を済ませ屋内スパ「ザ・リトリート」にマッサージサービスを申し込みましたが、残念ながら予約でいっぱい
搭乗時間までには受けられないとの事でした


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ということでここで軽く食事と思い
「ザ・ダイニングルーム」へ
ここは全アラカルトの本格的ダイニングのレストランとなります
(レストランといっても、メニューはすべて無料です)
 

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料理に合わせ、ワインやビール、カクテルなどお酒も頼めます
 

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メニューはこんな感じ
やはり値段表記はありません
 

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まず飲み物はそろそろサンミゲル・ビールも飽きてきたので
香港のクラフトビール、その名も「HONG KONG BEER」
日本のヱビスビールのような味わいのラガービール
香港でも最近、クラフトビール・ブームが起きているようです
我が家の奥さんは飲みつかれたのか、「キャセイディライト」を頼んでいました
 

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で、頼んだのは
「タイ・イエローカレー&ライス」
牛肉たっぷりのこのカレー
いや~これ本当に辛かった
ついついビールをもう一本
Dragon's Back Pale Aleをいただきます
 


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我が家の奥さんは
看板メニューの担担麺を頼みました
これ少しいただきましたが、ピーナッツソースが効いて美味しい
 

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食事後は一杯やりに
「ザ・バー」へ
 

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ここもシックで落ち着きのある空間
 

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ここのテーブルにはそれぞれコンセントが設置されていました
USBのコンセントもありましたが、折角、香港用のBFタイプの充電器を持ってきたので
ここで使わせてもらいます
 

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それにしても
こんなかっこの良いバーでカクテルってもお洒落ですね
 

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セルフのフードはこんな感じ
 

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パントリーにはチーズやパン
チョコレートなどかなり豊富に並んでいます 
レストランでのフルサービスよりこうしたビュッフェスタイルのほうが、落ち着くのはやはり貧乏性のなせる業
ただこのあとビジネスクラスの機内食がありますので、ここは我慢我慢
 

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冷蔵庫には飲み物やデザーもご覧のとおり
さすがはファーストクラスラウンジ
 

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でもやはりビール
スタッフに注いでもらうより
セルフのほうが落ち着いて飲めるのはやはり貧乏性のなせる業か?
 

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その他、ビジネスクラスラウンジには
リラクゼーションスペースやシャワールーム、ティーハウスなどもあるのだとか
時間のありそうな時に再度、訪れてみたいものです

ということで、香港のトランジットも終了
いよいよマドリードに向け出発です

香港発、ドリード行きキャセイパシフィック航空
CX315便の機材はボーイング777-300ER
日本政府の次期政府専用機に選定された名機
もちろん長距離路線用機材です


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今回搭乗したキャセイパシフィック航空・ビジネスクラスのシートはこんな感じでした
シートが通路に対して斜めをむいていますが、窓側のシートはやや外側
中央2列のシートはやや内側を向け配置されています
こういった配置を航空業界では「リバースヘリンボーン型」と呼んでいるそうです
ちなみにシートが全座席が通路に面しているので、乗客は他のシートをまたぐことなく通路に出られるます
 

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そしてこのヘリンボーン型シートは、各シートのプライベート性が高いことが特徴
座った状態での視線から他の席は覗けません
中央の席の空間も敷居を上げることで、隣と隔離できます
もちろん敷居を下げればペア席として利用も可能です
 

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シートをフラットにしたらこんな感じです
まあ棺桶のような席と言ってしまえばそれまでですが、しっかり熟睡して目的地に向かえるのは嬉しい
特に今回のような深夜便だとなおさらです

 

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各シートには15.4インチの個人用モニターが付いており、オンデマンドで映画などのプログラムを楽しめます
まぁ今回はぐっすり寝ながらの搭乗でしたのでなにも見ずに終わりましたが
 

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このシートでおっと思ったのが、この下駄箱
いつもスリッパを持参するので靴は邪魔者
目にうろとはこのことですね
 

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搭乗時に配られる、アメニティキット
特製安眠マスク、スキンケア製品などが入っていますが、機内で履く靴下があるのがいかにもキャセイ
「78%(セブンティー・エイト・パーセント)」なるブランドのケースに収められ、キャセイパシフィックのネームの入ったこのキット
お土産としても人気なんだとか
 

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機内食は「キャセイパシフィック航空 香港/マドリード線の開設を祝い、ザ・ランガム香港との協力による新機内食メニューを提供開始」
とのことでスペインの伝統的なレシピが出てくるのだとか
といいつつも出てきたのは、フルーツにパン、タパスのようなペーストとグリッシーニなどなど
 

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メインは「テンプラニーリョ・ワインでじっくり煮込んだイベリコ豚の頬肉 黒トリュフ入りポテト添え」
美味しいことは美味しいのですが、さすがにラウンジで食べてきたばかりなので、ちょっとこれはきつかった
サンミゲルビールとともにいただきます


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で、翌朝いただいたのがこれ
オムレツ&ソーセージか点心かをカートから選びます
 

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キャセイということで「点心」にいたしました
李錦記 桂林辣椒醤(桂林チリソース)をつけて食べるのがキャセイ流
このソース結構辛くてはまりました
桂林辣椒醤気に入ったので買いたいのですが、日本でも売っているのかな~


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とこんな感じで無事、マドリッド・バラハス空港に到着
最後着陸の際、横風があったようで少しばかり揺れましたがさすがはボーイング777-300ER
安定した着陸を見せてくれました

到着したのは朝の8時
到着した初日からたっぷりと観光しますが、それもこれも機内で充分に寝て休めたからこそですね

朝の8時、スペインはマドリード・バハラス空港に到着
荷物を受け取り、その後すんなり入国
空港内は早朝にもかかわらず大勢の人でにぎわっていました


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美味しそうなコーヒーの香りが漂っていましたが
パスポートやら現金(ユーロ)やらなにやら抱えていることもり
さっさとホテルのあるプエルタ・デル・ソルへ向かうことにします
そうマドリードの治安はそれほど良くないんです
 

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といいつつ空港を清掃するスタッフに遭遇
仕事がらどうしてもこういうものに目が留まってしまいます
 

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さて空港からの足はタクシーやシャトルバス・地下鉄など様々な交通機関があります
地下鉄にしようとも思いましたが乗り換えが多くさほど便利ではありません
それに前述のとおりそれほど治安のよくないマドリード
空港T4から出ているエアポートシャトルたるスペイン国鉄renfeで向かおうと
地下鉄の券売機の隣にある、renfeの券売機で切符を買います
 

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マドリード・バラハス空港からの足はスペイン国鉄(renfe)セルカニアスN.Ministerios駅行きに乗り込みます
途中一度だけチャルマンティン駅で乗り換えプエルタ・デル・ソルへ
 

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RENFEの空港線C1は、ほぼ貸し切り状態
空港から30分弱と便利なうえ€2.6(日本円で300円くらい)と安く済んだのになぜって感じです
これって2004年のマドリード列車爆破テロ事件がまだ尾を引いているのでしょうか
それとも認知度がまだないのか
 

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ということでスリなどを心配していた空港からのアクセスでしたが
あっという間にマドリードの中心部プエルタ・デル・ソルに到着
シェリー酒で有名なティオ・ペペおじさんの看板が迎えてくれました

さて次はホテルを目指します
 

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今回のスペインでの宿は4ツ星ホテル リアベニ・マドリードといたしました
ここを選んだわけは、なにはともあれ利便性を重視したからです
というのも空港から乗ってきたスペイン国鉄renfeのプエルタ・デル・ソル駅から徒歩数分の場所にあるという立地の良さ
ちなみにそのプエルタ・デル・ソルはrenfeや地下鉄などの交通網の要所であるばかりか
マヨール広場やプラド美術館・サンミゲル市場が徒歩圏という町の中心
当然百貨店やスーパーに加えてバルなどの飲食店がひしめいておりました
そう私のような弾丸旅行にはぴったりのホテルです


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今回の旅はキャセイのツアーです
といってもツアーガイドが対応してくれるわけでもなく航空券とホテルがセットになっていただけ
ホテルもビジネスホテルに毛の生えた程度のシティホテルかと思いきや
エントランスには4つ星のマークが掲げられています
どうやら正統派ホテルだったようです


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ロビーにはコンセルジュもおりますし、スタッフの対応もよく
ここに着いたのはまだ朝の10時くらいでしたが、快くチェックインに応じてくれました
なかなか心地よさそうなホテルです
 

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部屋はというと
4ツ星ホテルならではの設備
部屋ごとのwi-fiのスピードもそこそこなのは嬉しいです
 

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ベッドはダブル
夜はしっかりベッドのターンダウンに来るなどサービスも行き届いていていました
 

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洗面台は広めで、ちょっとゴージャス
アメニティも充実していました
 

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シャワーはもちろんレインシャワー
日本人にはうれしい深めの浴槽がありました

 

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冷蔵庫はミニバーを兼ねていて不便ですが、ちょっと詰めて
近くのスーパーで買ったビールやワインを冷やさせてもらいます
 

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コンセントはBタイプ
日本から持ってきたプラグやら3つ又タップを駆使して
携帯やらポケットWi-Fi、携帯バッテリーを充電
 

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部屋も確認しましたがまだ午前中
パスポートと現金の一部を部屋の金庫に預けたところで
ちょっとその辺を散歩に出かけるとします
 

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スペイン初日、朝早くにマドリード空港に到着
そのままホテルにチェックイン
この日の予定は午後にツアーを一つ入れてはいるがまだ待ち合わせまで時間もあることから、プエルタ・デ・ソル周辺を散策することに
途中、マドリード市警の警察騎馬隊に遭遇
ちょっとラッキーだったかも
 

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このあたりには何かあるんだろうな~などと思いつつ、プエルタ・デル・ソルからプラダ美術館に向かう緩い坂道にスペインの国会議事堂を見かけました
この日はなにかあるようで警備は物々しい
 

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そんな国会議事堂と道路を挟んで反対側のところに、ゲル・デ・セルバンテスの像がありました
そう甲冑に身を固め、槍をかざして名馬ロシナンテに跨り、颯爽とラ・マンチャの草原を従者サンチョ・パンサを引きつれ駆け巡る物語
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」を書いた文豪セルバンティスの像です
ちなみにドンキホーテって世界で2番目に読まれている本なんだそうです
 

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土産物屋さんのベランダにはこうした人形が飾られていたり
からくり時計の人形が見られたりと
プラダ美術館に続く道は、いかにも観光地の雰囲気を醸し出しています
 

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ポケモン・ゴーの看板がありますが、この辺りにいるのでしょうか
私はやらないんで確認はできませんでした
 

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ホテル近くにはレアルマドリードのオフィシャル・ショップがありました
まぁこのあとツアーでサンティアゴ・ベルナベウのスタジアムツアーを予定しているので
ここはパスすることに
 

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さてお腹もすいてきているので、この辺で昼食にしようとサンミゲル市場を目指しましたが
途中、有名なマヨール広場に行きつきました
このマヨール広場は、市場が開かれていただけではなく
サッカーの試合、闘牛、さまざまなお祭り、さらには公開処刑など行われてきた歴史ある広場です
晴天の元、オープンカフェでそんな歴史を感じつつビールなんぞ飲むのもいいのですが
 

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小腹がすいてきたこともあり、すぐさまサンミゲル市場に向かいます

サン・ミゲル市場、もともとは100年の歴史を誇る食料品の市場でした
2009年に大改装が終わりリニュアルオープン
マドリッドの新名所と聞いていましたが、今回宿泊したホテルからも近いこともあり寄ってみました
 

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市場内は地元の方々というよりは、いかにも観光客ですよといった方々でにぎわっていました


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ところでスペインで食材と言えばまず最初に生ハム、すなわち ハモン ・イベリコを思い浮かべます
今回ある意味、ハモン・イベリコが旅のテーマでした
ちなみにそんなハモン・イベリコは、スペイン中どこへ行ってもこうして売られていることに気づかされるのですが
 

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市場ということですが、スペインは無敵艦隊を名乗るほどの海洋国家だったこともあり
スペイン料理には魚介料理が多く、日本人にも馴染みやすいといわれています
ということで市場には海産物も豊富でこうした巨大な提灯アンコウがお店の看板食材になっていたりもしました
 

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どれほどスペインの人々が海産物が好きかとわかりやすいかというと
マドリード市には世界第二位の規模を誇るメルカマドリード魚市場があるといえばわかりやすいでしょう
ちなみに第一位はもちろん日本の築地市場です
ここサン・ミゲル市場にもカジキマグロに貝・イカ・エビなどいかにも日本人が好きそうな海産物が並びます
奥にはそうした魚介類をフリットなどにして売っていたりもしました
そうそう日本でいう「天ぷら」の元祖ですね
 

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さてここに来た目的はタパスをちょっとつまんで一杯やることでした
サン・ミゲル市場は市場全体がバル(酒場)
古い建物の中に約30店のバルが犇めき合っています
そんなバルにはこうした生牡蠣のお店もありました
美味しそうでスペインのスパークリングワイン・カバとの相性もよさそうですが
ここで牡蠣にあたってしまうとこのあとの旅程が全てパーになるのでここは我慢


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もう少し店内を回ってみるとこれまたお目当てであった
スペイン名物のクロケッタのお店を見つけました
生ハムやらチーズなどのはいったクロケッタを注文
こうしてみるとまさに日本のコロッケそのものです
 

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スペイン初となる生ビールはMahouと思いましたが
なかったのでしかたなくベルギービールのMAES 1パイント(Pinta)を頼んで
 

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フードコートのカウンターにこしかけタパス(クロケッタ)をつまんで一杯やることにします
そうスペインで昼からビール&スパークリング・カバと昼呑みです
 

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生ビールのMALSも美味しかったけれど、ここで食べたトロッととろける濃厚なチーズのクロケッタは忘れられない味となりました
 

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過激とも言われるほどのサポーターやサッカー好きの国民性を持つスペイン
もはや生活の一部と言っても過言ではないでしょう
そんなスペインに来たのなら一度は見ておきたいのが、「リーガ・エスパニョーラ」でした
けれど今回のスペイン旅行、日程の関係でマドリード&バルセロナともに試合観戦はできません
まぁせっかくマドリードまで来たのですからヨーロッパの名門フットボール・クラブ「レアル・マドリード」の本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム」
ここは試合のない日はスタジアム見学が可能ということで、スペイン初日に予約し伺うことにしていました
 

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スタジアム見学たる「ベルナベウ・ツアー」はツアーと名乗っては言っても別段ガイドがついて団体行動してくれるわけでもなく、完全な個人行動によるツアー
パンフレットを渡され案内表示に従い先に先にと進んでいくだけというものです

ちなみに私の住む札幌にもプロサッカー・チーム「北海道コンサドーレサッポロ」は有りますが、応援に行くのは年に1回程度のファンですから、ここスペインにおいても同様で、さほど知識はありません
ということで今回はHISのガイド付きツアーで伺うことにしました
 

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そのHISのツアーの待ち合わせは、今回宿泊するホテルの最寄り駅たるペエルタ・デ・ソル
現れたガイドさんはスペイン在住の日本人の方、スペインに暮らして二十数年というキャリアを持つ方のようでした
幸いなことにこの日のツアーは私ども夫婦のみ、まるで日本人ガイドを個人的に雇い入れたような形となりました
すぐにマドリード地下鉄10号線でサンティアゴ・ベルナベウ駅に向かいます
そうスタジアムの最寄り駅にはスタジアムの名称であるサンティアゴ・ベルナベウの名がつけられているんですね
 

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地下鉄を降りてすぐに、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムが目前に飛び込んできました
異様にでかいのが見て取れます
 

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ちなみにそのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの名はレアル・マドリードでプレーしキャプテンも勤め上げ、引退後は監督を経て会長として1940年代から70年代にかけて黄金期を築き上げ、今なお広く尊敬を集める故サンチャゴ・ベルナベウ氏に因んで改名られたものです
ベルナベウ氏の生前に改名されたためか、当の本人はその前のチャマルティン・スタジアムの名で呼んでいたのだとか
 

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そんな解説をガイドさんから聞きつつも、まずはスタジアム正面へ
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウと書かれたスタジアム名の上には
「1902」「2002」の文字が見えます
1902年はレアルマドリードの創立を
2002年はその後の100年祭を意味しているようです
 

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さっそくBの螺旋階段を昇り最上段へ
全周4層の巨大スタジアムの最上段からピッチを一望してみました
さすがにでかい、8万人収容と聞いて少し疑ってかかってましたがこれならそのくらい入るかもと思えるほどでした
まあ私の基準は札幌ドームや東京ドームの4万人そこそこというのが基準なものですから
なぜそんなに収容できるのかこのあとその事実も明らかとなります
 
 
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そしてこの巨大なスタジアムを覆う屋根
戦いの場である選手は雨で濡れても構わないが、観客は濡らさない
そんな心意気を 感じます
もっともピッチに近い席までは届いていませんが
しかもこの屋根にはなんと熱線ヒーターまで兼ね備えられています
そうここスペインは地中海気候といえど北緯40度
日本の盛岡(NY・北京)あたりとなることから冬はそれなりに寒い
冬季間の観戦にはありがたい設備のようです
 

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もっともそんなことが気にならないのが、この縦に長いガラスで覆われた席
パルコ(貴賓席)のようですが、ガラスは防弾ガラスだったりして

他にも眼下にレアルなどのサッカーの試合を見つつ食事やお酒が楽しめる贅沢なスペースがありました
 

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まあ観戦はしなくとも気分はリーガ・エスパニョーラのレアル戦
ってことで席に座って観戦気分を愉しみます
 

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さてこのあたりで前述の8万人収容の種明かしです
なんでそんなに入るかというと単に席が狭いんです
席ではドリンクホルダーがないどころかひじ掛けすらない席が延々と続いているんです
こんな席でラテン系のごっつい男性が並んで座れるのといった席の狭さでした
なるほどこれなら8万人収容も数字上なら可能でしょう

ちなみに下層階は折り畳み式の古いイスでしたが、改装された新たに設置されたのでしょう上層階は固定式の席でした
 

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ちなみにホーム前のVIP席アウトドアボックスにはメインスポンサーであるエミレーツ航空の名前が入った席が燦然と並んでいて、革張りなのか布張りかわかりませんが、シートにはすべてカバーが掛けらてていました
どうやらここはエミレーツ航空のゲストが入れる席、そして奥にはラウンジがあるようです
 

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そんなエミレーツ航空のVIP席の後ろに、ガイドさん曰く
「豪腕」でならすレアル・マドリードのペレス会長の定席があると聞いて座ってみました
まぁそれなりの席ですが、さほどVIPを感じさせない席ですね
 

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VIP席は無理としてこんなゴール裏あたりのピッチに近い席での観戦も迫力ありそうですね
 

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もちろんそんなときは売店でビール(MAHOU)と生ハムサンド(ボカディージョ)
片手に観戦したいものです
 

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さていよいよピッチレベルまで降りてきました
ちょうど渡すが伺ったお盆休みのころ、芝の補修作業も終了
青々とした見事な芝のピッチをこんな間地かで見ることができました
 

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さてこのレベルまで来ると
どうしても座りたい席がありましたが、希望通り座ることができました
そうサッカーの中継でもよく目にする実際に選手が座るベンチシートです

いや~満足満足、今度ここでの試合中継があれば気にしてみてみたいものです
 

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そうここにクリスティアーノ・ロナウド選手やジダン監督(あんまり座らないか)が座ったりしてると考えると、座った感触まで楽しめませんでした
アウディのロゴがありましたが、間違えなくレカロだろう座り心地でした
 

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次はトンネルをくぐりレアル・マドリードのミュージアムたる
歴史上最高クラブルームへ
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアーまだまだ続きます
 

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ベルナベウ・ツアーで見せてくれるのは、なにもスタジアムだけではありません
レアル・マドリードの過去の歴史や数々のトロフィーが展示された
「歴史上最高クラブのルーム」も見学コースに入っています
なにはともあれ覗いてみることに
 

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まずは「歴史上最高クラブのルーム」の手前にあったこの写真
「Aficionados madridistas en las gradas del Estadio Chamartín. 1930 1931」とテロップが入れられています
1930~1931年シーズン チャマルティン・スタジオのスタンドに陣取る本当のファンといったところでしょうか

こうした写真が掲示されているのも
レアル・マドリードが成り立つのはファンあってこそといった思いがあるのではないでしょうか
ちなみにこのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム
その維持費や選手などの契約金は膨大
よく銀河レベルと評されますが、実際の試合での興行収入やTVの放映権料といっても高だかホームでの試合は年間二十数試合程度、よくそんなに集まるな~というのが私の本音です
それでも世界一収入のあるフットボールクラブとも評されるレアル・マドリード
大手スポンサーであるエミレーツ航空やAdidas、Mahouなどの収入はもちろん多いのでしょうが、それはヨーロッパの他のチームも同様

特出すべきはレアル・マドリードはファンから会費(ソシオ)を募っている事
これが年間かなりの
いやもとい膨大な額になるのだそうです
確かにスタジオのあちこちにその会員募集のポスターを見かけました
(入会しやすくするため1年目は安く設定されているそうです)
まぁもっともレアル・マドリードは非営利団体、色々と裏はありそうですが
そんな話をガイドさんから聞きつつ、歴史上最高クラブのルームへ
 

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まずガイドさんが案内してくれたのがコレ
ただの書簡ですが、これがアルフォンソ13世から「レアル」の称号を拝領したという
まさにレアものの書簡
そうレアル・マドリードの「レアル」は英語江いうところのロイヤル
そう王家を意味します
この書簡により初めてレアルの名を名乗れるようになったということですね
 

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そんなレアル・マドリード、この年からクラブのエンブレムにブルボン家を象徴する王冠が使われるようになりました
おかげでソシオたる会員もこの時を境に膨大に膨れ上がります
ところが下の写真にあるように一時期、その王冠のエンブレムが外れた時期がありました
1931年とありますからアルフォンソ13世が国外脱出し、君主制が崩壊した年にあたります
 

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さて次は昔懐かしいサッカーのグッズ
もちろんこれもレアル・マドリードの選手が使ったものなんでしょうね
サッカーボールのデザインも様々
バレーボールのようなボールも見て取れます
 

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そうそうサッカーボールといって誰もが思い描くのが、5角形と6角形を組み合わせた白黒亀甲型のサッカーボール
このボールの普及には広島にあるモルテンという会社が多大なる影響を与えたようです
サッカーボールに秘められたアイディア
 

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シューズはそれぞれの選手の個性が生かせるようで
「デビット・ベッカム」「ロベルト・カルロス」「セルヒオ・ラモス」「悪童ペペ」らが実際に試合に履いたものですが、様々なメーカーのものが展示されていました

ユニフォームも現在のエミレーツ航空のスポンサーのはいったものも展示されています
 

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続いてレアル・マドリードが世界最高峰クラブチームであることを証明する
トロフィー・ルーム
まずはヨーロッパチャンピオンズリーグの優勝トロフィー
なんと11個もありました
 

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続いて2014FIFAクラブ世界一のトロフィー
 

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UEFEスーパーカップ2016年のトロフィーももうはや展示
これにはガイドさんも驚いていました
 

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あとわからなかったのがこれ
いったい何でしょう、キリル文字っぽいのですが
 

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選手のパンドールのトロフィーも展示されていました
私は存じ上げませんが「ディ・ステファノ」のパンドール1957・1959
それにスーパーパンドールなるものが展示されています
 

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「神聖なる男」と呼ばれた
リカルド サモラ・マルティネスの展示もあります
 

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そんなこんなで歴史上最高クラブのルーム見学は終了
 

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次はサッカーの舞台裏、ロッカールームなどを覗きに行きます

サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアーの
最後はスタジアムの舞台裏
ピッチから狭いトンネルを抜けやってきたのは選手のロッカールーム
 

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ホーム側のロッカールームはこうして誰のロッカーなのか一目で判るように
ロッカーの正面に使用する選手のポスターが貼っていました
なるほどこれなら他人のロッカーと間違うことはありませんね
と、同時にこのスタジアム
レアル・マドリードの試合以外には貸せないというのが、このロッカーを見てもわかりますね
 

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ちなみにアウェイ側はこんな感じ
ロッカーではなくただの衣文掛けが付いているだけです
素っ気ないですね
 

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シャワールームはこんな感じ
 

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ジャグジーも有りましたが、シートで覆われておりました

ところで今回のベルナベウ・ツアーを通して感じたのはこうした設備機器の維持管理が大変だろうと思えたことでした
このベルナベウスタジム、修繕・改修は何度となく繰り返されてきましたが、この施設の起工は1944年、見て歩いた限り、やはり古さは隠しきれませんでした
給排水・冷暖房・・照明や動力用の電気設備、雨漏りなどなどおそらく故障などは日常茶飯でしょう

私が思うにこのスタジアムにはなくてはならない職人(ここに仕事で入っている会社の)が、きっと何人かいらしてこのスタジアムを支えているんだろうな~
そういった方々の影の支えがきっとあるよなと思わせる施設の数々でした
 

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さてそのほかにも
マッサージベッドに
 

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奥に隠れていましたが
ちょっと気になる作戦ボード
ここでジタン監督のもとどんな話があったのでしょう
 

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そして記者会見場

 

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途中通路にあった「フォトモンタージュ」で〇〇をバックに記念撮影
どうです本物みたいでしょう
いい記念となりました
 

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そうそうこのサンティゴ・ベルナベウ・スタジアム
レアル・マドリードのペレス会長は世界最高のスタジアムに変えると意気込んでいるようです
内容はというと
「屋根は可動式」「地下には駐車場」
「スタジアムの内部にはホテルや商業施設、飲食店やレジャー施設をも併設」
「収容人数はおそらくはカンプ・ノーを超えると思われます」
いや~本当に厖大な計画ですね
これを建て替えではなく改修で行うというのですからなお凄い
マドリード市ともめてはいるようですが、次回訪れた時には
新しいスタジアムの観客席でレアル・マドリードの試合なんぞ見てみたいものです
 

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これでベルナベウ・ツアーは終了
いや~予備知識なしで伺いましたが、日本人ガイドさんがついてくれたおかげで
たっぷり堪能させてもらいました
これは明日バルセロナに行ったら、カンプ・ノーにも寄らないわけにはいかなくなりましたね

スペイン2日目はマドリードからちょっとばかり足を延ばしバルセロナへ
LCCなどの交通手段もありますが、ここはスペインの高速鉄道AVEで向かうことに
「スペイン高速」の略称から、AVE(アヴェ)と命名されたこの列車
スペイン初の高速鉄道としてセビリア万博の開催にあわせて1992年に登場、当初はヨーロッパの乗り入れを考慮しフランスのTGVが採用されましたが、その後
「S-102 タルゴ350」「S-120 アルビア」「S-103 Velaro」と変革していきます
たまたまですが、バルセロナ・サンツ駅でそんな列車が連なっているところに遭遇いたしました
そう私はテツ、しかも「海外テツ」だったりします
 

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改札口の表示が示している通り
バルセロナ行きの高速鉄道AVEは午前7時発
マドリードからバルセロナは高速鉄道AVEでも3時間近くかかりますので、なるべく朝早くの便を予約してありました
ということで早朝にホテルを出て最寄り駅のプエルタ・デ・ソルから地下鉄でアトーチャ駅へ
暗がりの中、周りに気を配りつつ、朝食も取らずにやってきました
 

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夜明け前、アトーチャ駅で出発を待つ
AVE S-103 Velaro
そうヨーロッパの夜明けは、緯度の関係もあり遅いんです
 

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S-103 Velaro
流線型の美しいボディの牽引車ですが
時速300kmでバルセロナからマドリ-ドまで所要時間2:45分で結ぶ優れものです
 

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ちなみにそのS-103 Velaroはドイツのシーメンス製
デッキの入り口部分に刻まれていました
 

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間違って乗り込んでしまった
等のプリフェレンテ、ツーリスタプラス
横1席+2席の広々とした配置
 

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当然我が家が乗り込むのは
トゥリスタ2等車
 

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横2席+2席の配列のシートですが、広軌ということもあり
日本人には十分な広さ
ちなみにシーメンスの牽引車タイプの車両は重量の関係もあり座席は回転しません
前と後ろ半分ずつ逆を向いた固定式のシート
真ん中にはこうしたテーブルが設置されています
 

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2等席ですがシートには電源が設置されています
ここで日本から持ち込んだヨーロッパのCタイプの充電器が役に立ちました
 

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マドリード発バルセロナ行きAVEには車内販売がありました
メニューはあらかじめシートに置かれています
でもよく見たら結構いいお値段
 

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もっとも前日、食べそこねた
サンドイッチやビールのつまみを持ち込んでいましたので
朝7時発の列車でしたが、ここでスペインのビールMAOHUをいただきます
 

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ビールのつまみとなる車窓
スペインの美しい朝陽が昇る大地は不毛の大地
いまでこそ小麦がこうしてたわわに実ってはいますが、昔は何も育たない、何も獲ることが出来ない乾いた土地
豊葦原の瑞穂の国とくらべなくとも
イタリアやフランスの葡萄やオリーブ畑を見た後では、これが不毛だというのは一目瞭然な景色でした
スペインが無敵艦隊を率い外洋に出て海洋国家になるのはこのためだったんですね
 

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そんな景色を眺めつつ
AVEはバルセロナ・サンツ駅に到着
このあとバルセロナ・バスツアーで一日楽しみました
 

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さてこれは帰路のAVE
車内を見て回るとそこには簡易カフェがありました
 

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ワインとともに気に入ったビールがあったので即購入
バルセロナのカンプ・ノーを見て歩いた後なので、車内で飲んだビール
もちろんセビージャのクルスカンポ は美味しく感じました


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バルセロナ・シティ・ツアー

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バルセロナ・サンツ駅にやってきました
さてこれからどうやってバルセロナ市内を観光して歩くかというと
「バルセロナ・シティ・ツアー」というものを使いました
これは2階建て観光バスを使ってバルセロナの街を散策しようというもの
 

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さてこのバスツアー予め日本から予約してあったのですが
チケットインフォメーションはバルセロナ・サンツ駅にあるインフォメーション「i」の看板のある場所に有るとのことでしたので、そこに行こうと探しましたが、それがどこに有るのか全く分かりません
駅構内で案内表示を見てもそれらしいものはありませんでした
それもそのはず乗り場は駅から出てちょっと歩いた場所に有り、チケット自体もバウチャーをバスの乗務員に直接見せてくれとのことでした
 

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で、やってきたツアーバスはコレです
なんだか観光気分を盛り上げるというより、いかにも「おのぼりさん」といった感じの乗り物ですね
ツアーバスはバルセロナの観光スポットを中心に巡ります
乗り降り自由なので、気になるスポットは降りて観光
その他の場所は車窓からなんてスタイルの観光も可能なんです
 

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早速乗り込み、2階の先頭の席へ
席の脇には音声ガイドが有ります
もちろん言語には日本語もあり、乗車時に貰ったイヤホンを差し込み
パンフレットで確認しつつ日本語による解説を聞きつつ車窓を楽しみます
 

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バルセロナの石造りの建物やら
いかにもガウディっぽい建物を眺め
 

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軒先でいかにもバレンシアらしい果物を売る景色やら
 

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美しい塔をもつ建物
 

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もちろんサクラダファミリアや
 

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バルセロナ・ツアーバスのオフィスがあるカタルニャ広場と
2階席から眺めるだけでも魅力いっぱいのツアーでした
 

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ここが終点になるのか、ツアーバスが何台も停まっています
しかも皆さん終点ということで貰ったイヤホンをバス停の屋根に投げ入れるため
屋根の上にはこんなにイヤホンが溜まっていました
 

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そんなこんなでバルセロナ・シティ・ツアーを楽しみましたが
まず最初の途中下車はあの「カンプ・ノウ」でした

マドリード観光でたまたま行った
「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアー」なかなか感動ものだったこともあり
バルセロナにきたのならやっぱり「カンプ・ノウ・スタジアム」も見に行かねばなるまいと
バルセロナ・シティ・ツアーではまず最初にカンプ・ノウで下車いたしました


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世界のサッカークラブ収入ランキングで2位につけるほどのビッグクラブ「FCバルセロナ」
(もちろん一位はレアル・マドリード)
そのホームスタジアムたる「カンプ・ノウ・スタジアム」
収容人数はなんと9万9千人
もちろん世界最大のスタジアムです


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そんなスタジアムをめぐるツアーがあるということで、前日にスマホで申し込んでありました
それが「カンプノウ・エクスペリエンス ミュージアムツアー」
スマホの画面に表示されているバーコードを通して入場します
入場口にオーディオガイドの貸し出しがありましたが、残念ながら日本語のはありませんでした
 

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入場してすぐにあったのは
「バルサ・ミュージアム」
 

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トロフィールームには
クラブ別欧州チャンピオンズカップ/UEFAチャンピオンズリーグ優勝5回のトロフィが誇らしげに飾られています
 

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FCバルセロナ黎明期の写真やらワッペン
シューズなどなど
 

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9番のユニフォームを見かけました
ルイス・スアレスかサミュエル・エトーとも思いましたが、もっと古い時代のもののようです
 

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バルサの頭脳とか、心臓あるいは手品師などの愛称のある
イニエスタのコーナー
 

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もちろんメッシのコーナーも
 

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歴史資料展示ゾーンにあった
創立1899でFCバルセロナが25周年を迎えた1924年の時のアートポスター
なんだかアニメっぽい図柄です

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メッシの功績を称えるコーナー。
ここにはバロンドール(ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる賞)
ヨーロッパ・ゴールデン・シュー(ヨーロッパサッカーリーグの選手のうちシーズンで最も多くの得点を挙げた得点王に与えられる賞)
のトロフィーが飾られていました 
 

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さて次はいよいよスタジアムとピッチ見学です

「カンプノウ・エクスペリエンス ミュージアムツアー」
まずはバルサ・ミュージアムでFCバルセロナの輝かしい歴史を学んだあとは
いよいよスタジアムへ
 

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このカンプ・ノー
サッカー専用のスタジアムで全周が3層となっており
10万人弱の収容数を誇る大スタジアムです
ピッチレベルから見上げるとその圧倒的な大きさが実感できました
 

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メインスタンドのには大きな屋根が掛かっています
前方の席でもない限り雨が降っても防げそうですね
 

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この青と黄色いのが、標準のシートで折り畳み式となっています
レアルマドリードの本拠地「サンティゴ・ベルナベウ」同様、カップホルダー等はありません
 

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売店もありましたので、ビールやサンドイッチ片手にこういった席でFCバルセロナの試合を観戦したいものですね
 

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カンプ・ノウ見学ツアーではプレス用観戦席にも座れます

 
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ここは正面スタンドの最上段に設置されているうえ、記者席自体がスタンドにせり出しているためピッチ全体が良く見渡せます
こんな席でビール(もちろんMAHOU)を飲みつつというのも良いですね
 

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スタンドからピッチを眺めた後はピッチレベルまでおりてみました
ここから見てもピッチの芝生はよく整備されていて、芝の蒼さが鮮烈です

得点チャンスとなるコーナーキックはここから生まれるんですね
 

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ピッチレベルですから、当然選手用のベンチもあります
ただこちらはレアル・マドリードのベンチとは違い
実際には座れませんでした
 

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そんなベンチの脇にはTVなどでよく見る
選手が出てくるプレイヤーズトンネルが
 

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そんなプレイヤーズトンネルを下りていきます
 

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すると中は広く通路や階段には
派手な壁がロッカルームまで続いていきます
 

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そんな会談の途中には、何を祈るのか
選手が祈る為の教会がありました
キリスト教は平等と博愛の精神が基本でしょうから
ここはバルサの選手のみならず、アウェイの選手も祈るのでしょう
 

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さてカンプ・ノウ見学ツアー
まだまだ続きます

「カンプノウ・エクスペリエンス ミュージアムツアー」
最後はこのカンプ・ノウの奇跡など様々なドラマを見てきたスタジアムの舞台裏のお話
 

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まずはプレイヤーズトンネルをくぐり
スタジアム内部へ
そこにはUEFAチャンピオンズリーグ2011・2015年のチャンピオン記念写真が・・・
 

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記者会見場に
 

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選手のロッカールーム
 

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ジャグジーにシャワールーム
 

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マッサージベツドとこのあたりは
レアル・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムと全く同様な施設が見学できます
 

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違ったのは
ここカンプ・ノウの芝生に触れられ売られていたくらいでしょうか 
 

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そんなカンプ・ノウ
築50年のスタジアムで、老朽化対策が必衰でしたが
日本の「東京ドーム」の設計を担当した日建設計が選ばれ地元カタルーニャの建築事務所ジョアン・パスクアル&ラモン・アウシオとの協力によりニュー・カンプノウが造られることになるそうだ
(ちなみにカンプ・ノウのノウは英語でいうところのNEW)
ということは新・新スタジアムというこになるのが不思議なところでもあります
 

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収容人数は6000人近く増やした10万5000人
メイド・イン・ジャパンのエスタディには地元の期待を一身に背負っています
 

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これでカンプ・ノウ見学ツアーも終了
次はあのサクラダ・ファミリアに向かいます
 

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バルセロナに来たのなら立ち寄らねばならない場所があります
それがバルセロナの象徴「サクラダ・ファミリア」
スペインで観光客の集客力NO.1の観光地です
 

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このサクラダ・ファミリアと呼ばれる大聖堂
スペインはカタルーニャ出身のアントニ・ガウディの設計で
1882年に建設が始められたにもかかわらず、130年以上経っても完成していないという建築物
実際ここに来てみたところ確かに造形の深い芸術性の高い建築物ではありますが、大聖堂との触れ込みでしたが建物全体の私の印象は当初考えていたより小さく
日本のゼネコンに作らせたら〇〇年あれば建ててしまうだろう・・と思える代物でした
 

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ちなみにここへは時間の関係もあり、バルセロナ・シティ・ツアーのバスでは予約した時間に間に合わず
グラシア通りのこれまたガウディ設計の「カサ・ミラ」で途中下車、ツアーではぐるっと回るところを、直線に直し歩いてやってきました
そうです建物は縦に長く見逃すことはありません
ところがたどり着いた場所はどうやらサクラダ・ファミリアの裏側?だったらしく
いくら探してもこちらにエントランスは有りません
時間を指定したチケットを持参してきたのでちょっと焦っていました
 

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そこでスタッフに声をかけたところこちらは出口で入り口は反対側だと知らされ、そちらに向かいます
するとそこには地下鉄サグラダファミリア駅があります
なるほどこちらが正面かと上を見上げたところ
写真やWEBでよく見るサクラダ・ファミリアの景色が目の前に広がっていました
 

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中に入る前に「生誕のファサード」と呼ばれる建物正面の緻密な彫刻を鑑賞
芸術は全く縁のない私でも感動させられます
 

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正面玄関前上部には生まれたばかりのキリストがマリアとヨセフに見守られ、その上には天使の彫刻があります
いわゆる「生誕の門」といわれるものですが、これはなんと日本人彫刻家外尾悦郎氏の手によるものなんだそうです
 

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そんな生誕の門をくぐり抜け
いよいよサクラダ・ファミリア潜入です
 


 

内部を照らすのは虹色の色彩を放つステンドグラス
神秘的な光が天井まで埋め尽くされています
 

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天井を支える長い長い柱
天井付近で枝分かれしていますが、なにやら植物を彷彿させ
昔見たアニメの「ナウシカ」にでてきた腐海の深層部にある石化した森を思い起こしてしまいました
 

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誕生のファサードには蒼いステンドグラスを背景にキリストの養父ヨゼフの像
 

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「主祭壇の天蓋飾り」
磔にされたキリストには麦とブドウで飾られた天蓋が被せられていました
 

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キリストをバックに主祭団と椅子が設置されています
ミサも行われるのでしょうか?
そうここサクラダ・ファミリアは教会でしたね

 

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そうそうミサが行われるのはここだけではなく地下にも礼拝堂はあります
そしてその地下にはアントニオ・ガウディのお墓もあるのだとか
 

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さて実はこのサクラダ・ファミリア上層階に昇ることができます
そのエレベーターの予約時間が迫ってきたのでそろそろエレベーターのある部屋へ

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写真の景色はサクラダ・ファミリアの上層階
そう50mの高さからバルセロナの街並みを眺めてみたときのものです
そうサクラダ・ファミリアは実は昇れるんです
 

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と言ってもてくてく20階の高さに匹敵する階段を昇るわけではありません
世界遺産でありながら現在も製作中というサクラダ・ファミリア
現代の建築物であることから文明の利器であるエレベーターを備えております
しかも2つの側に一つづつ
受難のファサード側と生誕のファサード側と計2基のエレベターがあります

今回迷いましたが生誕のファサード側をチョイス、あらかじめ日本からサクラダファミリアの入場チケットとともに予約してありました
そうエレベーターは双方定員6人ぐらいの大きさしかないため、予約制となっているんです
 

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エレベーターに乗り込むこと数分
あっという間に最上階に到着
外はまさに工事真っ盛りの状況でした
 

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真上を覗くとそこには塔の頂上部分の内部が覗けます
 

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下部を覗くと、塔の内部はガランドウ
らせん階段を下りる観光客の姿ものぞめました
 

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そんな螺旋階段は結構狭く
人がようやく通れる広さしかありませんでした
これでは人が交差することはできません
ということでこの螺旋階段は下りのみの一方通行
昇るのはエレベーターのみとなります
 

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少し降りたところで外を覗くと
カタルーニャ産の果物なのでしょう、あでやかな果物の彫刻が塔の頂点に捧げられていました
ちなみにこれもまた日本人彫刻家「外尾悦郎氏」の作品なんだそうです
全く関係ありませんがちょっと誇らしい
 

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ちょっとしたバルコニーがあり
記念撮影
遠くにバルセロナ水道局のビル「トーレ・アグバール」を見ることができます
 

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そんなバルコニーから上にはあの
「生命の樹」が望めます
樹のあちらこちらに平和(幸運)の象徴である鳩がとまっていました
 

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カタツムリみたいならせん階段
階段は全部で450段程度
皆さん同様に写真を撮られていましたが
ここを昇っていいと言われてもはっきり言って昇る気にはなれませんね
 

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そんな階段委は
落書きや名前がいくつも彫りこまれています
こうした行為がのちに立ち入り禁止となることが、理解できないんでしょうね
大変残念でなりません
 

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もう少しで終わる階段
下を覗くと大勢の観光客の姿も確認できるようになります
 

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まぁ次来るときは
完成したときだな

「サクラダ・ファミリア」に昇り、バルセロナの街並みを望んだ後は
またバルセロナ・シティ・ツアーのバスに乗り込み市内観光
 

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途中ガウディの手掛けた集合住宅
「カサミラ」に立ち寄り
現在も賃貸住宅として使われる世界遺産を鑑賞
 

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ベランダに昆布を干してるのってな感じのベランダの柵
人工物とは思えない作りですね
 

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その後シティ・バスに揺られ、「グエル公園」に向かいます
ガウディの手掛けたこの公園はもちろん世界遺産
実はガウディ建築で私が一番見たかったのがこのグエル公園でした

ところがそんなグエル公園
シティ・バスの停車場からグーグルマップを見ながら近道を来たつもりが、入口とは程遠い観光バスやら市営バスの停車場に来てしまいました
こちらは同じ公園内ですが、どちらかというと市民の憩いの場
公園入口には売店が立ち並びます
のどが渇いたのでここで水分補給
そうバルセロナの夏は暑いんです
 

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そんな市民の憩いの場たる公園内の石の高架橋など眺めつつ
「グエル公園」を探しますが、全く見当たりません
見つけたのはグエル公園に入る際のチケットの予約時間が夜の8時半と知らせるサインボードのみとなっていました(ちなみにこの時の時刻は昼の2時でした)
そうグエル公園は有料化(8€)され入園にはチケットが必要なんです
私があらかじめ予約してあったグエル公園入場の時間も迫ってきたのでちょっと焦ります
 

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とようやく探し当てたのが、このグエル公園
TVなどで見る風景がそこに広がっていました
 

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破砕タイルで飾られたベンチというか公園の柵は波をイメージしたのか曲線になっており
どこにも直線は有りません
 

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ベンチを横から見るとこんな感じ
ドーリス式の86本の柱で公園の天井を支えています
この柱は実はパイプになっていて、広場に降った雨が地下に流れ込む仕組みになっていたりもします
 

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天井にはガジュセップ・マリア・ジュジョール作の破砕タイルのデコレーションがはめられていました
ちなみにこの空間「市場」と呼ばれているそうですがひんやりするほど涼しい
そんなことも考えて設計したとすると
さすがとしか言いようがありませんね
 

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「ギリシャ劇場」と呼ばれるこの場所は人々が様々なことを話し合うオープンスペース
施主のグエルがガウディと組みブルジョア階級向けの庭園住宅として建てられたというのが、少しばかり理解できます
遠くを眺めると地中海が見えてきました
そうここはヨーロッパ有数の港町でもあります
 

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近くにはグリム童話のお菓子の家のような建物「守衛の家」 があります
それもそのはずヘンゼルとグレーテルのお菓子の家をイメージした作られたのだそうです
今は土産物屋として使われていました
 

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建設されて100年が経つこの公園では、破損したタイルの修繕が行われるそうです
とあるTV番組でそのことを知りましたが、修復家の美術員の方々は将来にこのガウデイの作品を残すため、修復個所を1枚1枚丁寧に張り替えていく姿が映し出されていました
そんなTVを見ていたので、どうしてもここに来てみたくなったというわけです
 

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回廊の柱
日本なら天井の岩が落ちてきそうなので通れませんね


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最後に来たのが公園の守り神
「トカゲの噴水」
実は入り口側にあったのですが、私が裏口から入ってしまったため
最後に見ることとなりました
 

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そんなトカゲの噴水には日本時の姿も・・・
ここに来て初めて日本人観光客に会うこととなりました
 

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さてガウディ作品も堪能、カンプノウにも行ったということで
バルセロナ観光は終了
あとは帰りのAVEの時間まで美味しいものでも食べに行くこととします

カタルーニャ広場でバルセロナ・シティ・ツアーのバスから下車
メインストリートたるランブラス通りを散策
 

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目指す場所はコロンブスの塔ではなく
バルセロナの台所、サン・ジュゼップ市場
地元バルセロナで暮らす人々の胃袋を支えている市場ですが、ここで困ったことが
実はgoogleマップで探してみても、それらしき場所には「ボケリア市場」という市場しかありません
しかも表通りからはなれ混みいった細い道を通ったりもしましたので
そんなところにバルセロナで一押しの観光地があるとは思えませんでしたが、そこにあったのはまさしく「サン・ジュセップ市場」
どうやらサン・ジュセップ市場は正式名称のようですが、通称名の「ボケリア市場」が名が通っていたようです
どうりで探せないはずです

ちなみに「ボケリア」とは胃袋の事ですから
その名のとおり「ボケリア市場」は胃袋市場ということになります 


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市場の中はこんな感じ
屋根付きの広場に屋台風の店舗がならんでいます
 

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私が伺った午後3時ころは地元の人々よりも
いかにも観光客といった風情の方で賑わっていました
私もここでバルセロナの人々が日常の食材を購入し、気軽に手軽な食事を楽しむ場所を覗いてみることに
 

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この市場で一番目にするのは、店の軒下にぎっしりとぶらさがっているハモンセラーノ
そしてショーケースには生ハム・ローストハム・サラミ・チョリソーなどの加工肉がずらり並んでいます
日本まで買って帰りたいのですが、検疫の問題もありここはウインドウショッピング
 

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そんな市場にはハモンセラーノの銘店
「Boqueria ibérica Can Vila」なども
いや~買って帰りたい
 


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他にもパンやパイ
そうバルセロナはパエリアが有名ですが、バルセロナ市民の主食はやはりパンのようです


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フレッシュジュースも美味しそう
お隣のバレンシア産の果物でしょうか、色も鮮やか
これがワングラス €1.5(200円弱)とリーズナブルです
 

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八百屋に並ぶ珍しい野菜の数々
トマトやトウガラシなどなど
太陽の沈まぬ国と言わしめたスペイン帝国の植民地だった国々を思い起こしてくれます
 

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ところでスペイン帝国といえばやはりこれでしょう
そう「スパイス」です
マゼランの死後、祖国スペインに帰ってきた「ビクトリア号」が抱えてきたスパイス(クローブ)は途方もない高価で取引され
スペインの海洋進出にきっかけになったといわれています

そんなスパイスは今もなお、この市場で売られていました
サフランや胡椒・ターメリックなどのスパイスがふんだんに使われるパエリアはここやバレンシアが発祥といわれるだけはありますね
 

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そんなパエリアの食材に欠かせないのはムール貝や海老などの海産物
バルセロナは港町ということもあり
新鮮な海産物も多数並んでいました
ムール貝は山ほど売られていましたし
牡蠣、海老、手長海老がとても美味しそうです
 

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大ぶりの烏賊や鰯・スズキ?なども並んでいます
こうした海産物の豊富さはスペイン料理が日本人にも馴染みやすい理由の一つとなっています
 

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カットフルーツの詰め合わせもいただきましたが
ここはやはり市場内にあるバルでタパスつまみにちょっと一杯やっていくこととします
 

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ボケリア市場の人気バル
「El Quim de la Boqueria(エル・キム・デ・ラ・ボケリア)」
カウンター席のみの小さな店ですが、このボケリア市場で開業して25年という老舗のバルです
ボケリア市場を散策した後は
ここでタパスをつまみにビールでもと思ったのですが、私が伺ったときは常にカウンターには人がいて満席
かなりの人気店のようですが、なにらや中国の雑誌には「宇宙最強」と評価されているんだとか
 

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これは座れないだろうと思っていたところ、ラッキーなことに目の前のカウンターに2席ばかり空が出来ました
スタッフに声をかけそこに腰かけます
さっそくスペインのスパークリングワイン「カバ」を頼み乾杯
 

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もちろんビールも頼みます
ここにはCerveza (SAN MIGUEL) もありました
樽生ビールの事ですね
しかも割合好きな銘柄のサンミゲル
ここは1パイントの大ジョッキでいただくことに
 

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お店の天井にはなにやら著名な方が来られた記念の写真が掲示されています
日本のラーメン屋さんや田舎の食堂を彷彿させますが
よく見るとその写真の奥には鍋がずらり
中にはパエリア鍋も見受けられますが、これは作るのに時間がかかるのだそうです
今回は訪れた時間も遅くオーダーは受け付けないようでした
本場のパエリアが食べたかったのでちょっと残念
 

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カウンターに区切られた狭いキッチンに大の大人が4人(5人入ることもあるようです)
てきぱき動いて料理をこしらえています
さて、何を頼もうか
 

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正面のカウンターに座るスペイン美女の目の前には
これまた魅力的なスペインオムレツ「トルティジャ」とクロケットが・・・・
けど昨日サンミゲル市場でクロケットも食べたことですし
別なものを
 

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で、頼んだのが
これ「ポテトフライ」
カウンターの皆さんも同様に頼んでいましたし
メニューにも大きく出ていたのでついつい頼んでしまいました
これが大正解
こんなに美味しいポテトフライは初めて頂きました
なにやら大量にかけているソースが、まさに美味しさの味噌のようです
 

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そうそうここボケリア市場にあって頼まなきゃならないものがあります
それが「ハモンセラーノ」
店内で切り分けてくれるのではなく、どこかの加工肉屋さんに発注するようでした
 

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バゲットもついてきましたので
オバケッドを皿にハモンセラーノとオリーブの実を載せて
タパス気分でいただきます
いや~これがビールによく合います

やはりハモンセラーノ
買って帰りたいものですね
 

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さてそんな感じで2人でそれぞれ飲み物を2杯づつと
上記の料理を頼んで会計は4千円ほど
屋台料理としては高いのかもしれませんが、それ以上に満足度は高かった

それにスタッフの対応もきびきびしていてそつがなく
当初スペイン語が解らずにオタオタしてしまいましたが、帰りにはこんな感じでフレンドリーに送っていただきました
 

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またバルセロナに来る事があれば、間違えなく立ち寄るだろうお店でした

バルセロナに来た日本人なら誰でも食べると言って良いほどの料理「パエリヤ」
地中海の恵みである新鮮な魚介類をサフランの香りとともにお米に載せ焼き上げるのですから
外国の料理にも飽き、そろそろお米が食べたくなった時にはこれ以上ない極上料理に感じるのかもしれません
そんなパエリアですが別段、スペインの日常食ではなく
お祝い事などあった際のいわゆる「ハレ」の日の食事だということを理解されているのでしょうか
そう普段のスペインの人々は日常食としてパエリアは食べなと言うことです

 
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けれど冒頭の文言の通りバルセロナと言えばパエリア
(実際にはパエリアの本家はバルセロナから300km離れたバレンシアが本家だったりします)
さてそのパエリヤ、スペイン料理の中でも安くない料理の一つだったりします

そうだデリなら買って帰ればホテルで食べられるでしょうし、そんなには高くはありません
ということでバルセロナ一番の繁華街ランブラス通りにあるスーパー「カルフール・ランブラス店」やってきました
エスカレータで下に降りて生鮮食品のコーナーでちょっと散策
部屋で食事をする時の食材を調達します
まずはお目当ての「ハモンセラーノ」の薄切りのパックを買うことに


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カルフールといえば私自身
メイドイン・チャイナの商品が多いというイメージですが、店頭で売られているパエリアはどこぞの出張販売だったようです
1パック €2.95(400円弱)と安価なうえ、売り子さんの手際もよく
なんだか美味しそうです
ということで1パック購入しました
 

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ホテルに戻りカンプノーで買ったバルセロナFCのビアグラスにMAHOUを注いでパエリアつまみに乾杯
食べたところ、これが美味い
パエリアはお米を砥がずに炊き込むといわれていますが、そのせいかとろみが有って美味いんです
もう1パック余計に買ってくるんでした
 

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ハモンセラーノもビールによく合います
やはり日本に持って帰れないのがつらい
 

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マハに逢いにプラド美術館へ

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スペイン3日目、宿泊先のホテルより歩いてサン・ヘロニモ通りへ
カノバス・デル・カスティーリョ広場向かいにあるプラド美術館にやってきました
 

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実は初日の昼にもやってきてはいたのですが、入り口に並ぶあまりにも長い列に恐れをなしその日は断念いたしました
今回はWebでチケットを購入、開館時間に合わせてやってきました
ここプラド美術館には約8000点もの作品が収蔵され年間250万人もの人々が訪れるマドリードの定番観光スポット
多少は並んでいましたが、事前予約していたこともありスムーズに入場
ヨーロッパではやはり予約が必衰ですね
 

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マドリードには他にも美術館はありますが、ここプラド美術館にやってきたわけは
別段ホテルから近かったためだけではありません
なによりもマハに一目逢いたかったからです
スペインの画家 フランシスコ・デ・ゴヤ屈指の代表作『裸のマハ』
魅惑的な視線を向け微笑み横たわる裸婦の画なんですが、これが美術史における最初の(ヘア)ヌード画と言われています
 

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(art-library.comより拝借)
 

えっその2百年以上前のルネッサンス期に描かれたギリシャ神話の画の数々はヌード画じゃないのと突っ込まれそうですね
確かにヴィーナスをはじめとした女性画はどこからどう見てもヌードでしょう
と言われてもおかしくはありません
しかしそれはあくまでも女神や妖精が描かれているのであって人間の女性ではないんです

「裸のマハ」にいたっては間違いなく人間の女性
しかも画の名前になっている「マハ」は、人の名前ではなく「小粋な女(小粋なマドリード娘)」という意味のスペイン語であることからごくごく普通の女性であることがわかります
そしてそんなことを証明するかのようにゴヤは「着衣のマハ」も描いています


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(art-library.comより拝借)


この「裸のマハ」は後に裁判ざたになります、
しかしなぜかしらゴヤ自身は証拠不十分ということで無罪となります
画はプラド美術館の地下に厳重に保管され、100年の長きにわたり公開されることはありませんでした
この作品が日の目を見るのは20世紀に入った1901年のこととなります
厳格なカトリック国家のスペインにおいて芸術であれど寛容にはいかなかったようです
けれど現在この2つの作品はプラド美術館に置かれ
2枚並べて展示されているのは嬉しい限りですね

さてこのプラド美術館、ゴヤの作品は他に
『我が子を食らうサトゥルヌス』
『マドリード、1808年5月3日』
など教科書で見たような絵画が展示されていて、今回1時間くらいかけじっくり見て回りました
ちなみにプラド美術館での写真撮影は数年前から禁止されていますので写真は有りません

その他エル・グレコ『羊飼いの礼拝』などを見て
プラド美術館巡りは終了
そろそろお腹が空いてきたのでバルでブランチといたします

生ハム博物館の朝食

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生ハムの本場と言えば、「イタリア」それとも「スペイン」
まぁこの2つの国の名が同時に浮かぶかと思います
そうそうあと中国の金華ハムを加えて世界の三大ハムと言う人もいます
イタリアの生ハムは古代ローマの時代より愛され長い歴史を持つ伝統食品
特にパルマ産のプロシュートが有名で美味しい
けれど私の中でNO1なのは何といってもスペインのハモン・セラーノそしてハモン・イベリコ
特にドングリを食べさせて育てたイベリコ豚の生ハム ハモン・イベリコが最高級かと思っています
  

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スペインに来たのならやはりハモン・セラーノは食べないと・・・とやってきたのは
「Museo del Jamón」(ムセオ・デル・ハモン)
「生ハム博物館」とでも訳せば良いのでしょうか、そんな名のお店です
 

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店内に無数に吊り下げられている生ハムの原木
ショケースにも加工肉がずらり
よだれが落ちてきそうですが、検疫の関係で残念ながら日本に持ち帰る事はできません
 

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もっともこちらで食べていくのには何にも問題がありません
ハム博物館の1階はバルも兼ねていて生ハムやサンドイッチを食べつつ飲むこともできます
それに店頭にはこんなポスターが貼られ、いつでも食べて行ってくれと謳われていました
しかもそれが滅茶苦茶安いんです
例えばサンドイッチとワイン1杯でなんと€1(125円くらい)
これは朝から一杯やりつつ朝飯にしなければなりませんね
 

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もちろんセルベッサ
ビールもあります、特にここには生ビールもあるようです
銘柄は「AMSTEL」
オランダのビールのようですが気にしません
当然グラス(大)で一杯いただきます
 

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セットメニューのワインを白にしましたが、なみなみとついでくれました
 

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生ハムのサンドイッチ(ボカディーリョ)は大きいので2人でシェアして
ワインと生ビールをそれぞれいただきます
これ合わせて€1.8(220円くらい)と極めてリーズナブルな朝食
しかもコーヒー・紅茶ではなくビール・ワインで・・・・
 

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それにしてもスペインでは朝飲みが普通のようです

マドリードの観光は地下鉄で

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マドリードの観光で活躍したのは「メトロ」地下鉄でした
12路線もの路線があり、私ども観光客にとっては一番便利な移動手段となるようです
 

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ホテルから近くに地下鉄の駅である「ソル駅」がありましたが
そこから地下鉄1、2、3号線が伸びており
有名観光地がほぼ網羅されていました
 

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そんな便利な地下鉄ですが、残念ながらICカードが無いのがたまに傷
けれど裏技を一つ教わっていました
それがこの10回乗車できるこの回数券切符(12.2ユーロ)
1回限りの切符(€1.5-€2.0)と違い、1回の乗車で何処までも乗っていけます
そのうえ改札を上手く潜れば1枚あれば2人で切符をシェアできます
1人がくぐった後、もう一人がその回数券を改札口越しに受け取り
2人目がその回数券で改札機をくぐるというもの
うまく使えば格安でマドリード観光ができます
(回数券を複数人数で使いまわすことは法的にも問題ないそうです)

実は「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアー」のさい
スペイン歴20年の日本人ガイドから教えていただいていました

まずは切符の券売機で10回券「10 viajes」を選択
€12.2を入れて決済するだけ
 

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結局この日5路線に乗りましたので
ちょうど€12.2(1,500円くらい)で2人分の交通費で済みました
 

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まはお得ではあったんですけど
海外ICカードコレクターとしては不満の残るところではあったんですけどね

さてこの回数券でまずはお買い物
カルフール・プラネット (サンブラス店)に向かいます

世界第2位の売り上げを誇るフランススーパーマーケット「カルフール」
フランスを本部にヨーロッパのみならず世界各国に展開しています
かくいう私もその昔台北の内湖にある家楽福(カルフール)を訪れたことがありました
カルフールの中にはハイパーマーケットと呼ばれる大規模店舗がありますが、その大規模店舗の一部が4年前カルフール・プラネットとして生まれ変わりました
昨日訪れたバルセロナのカルフール・ランブラス店は通常のカルフールですが
今回訪れるのはその「プラネット」と名が付いたその大きな方のカルフール
ちょっと楽しみです
 

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先般のblogで消化した地下鉄の回数券を早速使い
SOL駅から地下鉄2号線一本
時間にして20~30分くらいでしょうか、ALSACIA駅へ到着
駅からもカルフール・プラネット サンブラス店が見て取れました
歩いて店内へ
 

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さてカルフール・プラネットの特徴の一つが「マルシェ(市場)」
地元産の青果、チーズやハムなど地方色豊かな製品を取りそろえることにあります
マドリードのカルフール・プラネットで一番良いところで幅を利かせていたのは
やはりこれ
 

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そうハモン・イベリコやらハモン・セラーノなどの生ハム
しかもほとんどが原木と言われる
足一本単位で売られています
こんな€115(日本円で14千円くらい)の高価なものが、山積みされていたり
 

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キャンプ用と銘打ってましたが
ハモネロやサラミソーセージ・オリーブオイル、チーズ、生ハム用のナイフがセットで売られていたりもしました
ちなみに価格は€49(日本円で6千円くらい)
キャンプ用ということはスペインのキャンパーはこんなものを持ってキャンプに行くのでしょうか?
 

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€39(5千円弱)なんて手ごろなものもあり
本当に日本に持って帰りたくなったりもしました
それにしても本当に山積みされ売られています
一体全体どれほど売れるのかちょっと興味がわきます
 

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実はこのカルフール・プラネット サンブラス店を訪れた目的は一風変わったキャンプ用品を探すため
残念ながら私のキャンプ心をくすぐるような品は有りませんでしたが
スペインの日常にあるちょっと贅沢な生ハム文化を目のあたりにしてきました
(まぁこれもキャンプ用品って言えばそうだったんですけど)

私の買い物の次は我が家の奥さんの買い物のお付き合い
地下鉄2号線から4号線に乗り換えセラーノ駅で下車
やってきたのはマドリードで最もハイ グレードなショッピング・ストリー
サラマンカ地区にあるワイン専門店「LAVINIA」本店
フランスはパリにのこのLAVINIAはありますが、こちらマドリードが本店なんだそうです


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高級ブティクがならぶ地域にあるワイン屋さんということなのでしょう
かなりのセレブが買っていくのか
セキュリティカードが無ければ入れないワインセラー室までありました
臆することなくスタッフを呼び寄せ入室
買い物のついでにスタッフにお願いして記念撮影までしていただきました

ちなみに後ろにあったマグナム超級のボトルワイン、値札を見てびっくり
そうですね日本でいうところの「クラウン アスリート」が買えちゃうお値段と言えばなんとなく想像ができるでしょうか?
そのほか日本酒の「獺祭」があったりしてちょっとびっくり
スペインの日本酒ブームの火付け役のTVを見た後だったので、なるほど本当だと納得してきました
ヴーヴ・クリコのコーナーでも記念撮影
自撮り棒も置いてありました(中国人用かな)
 

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きっとこれは旅にインスピレーションを受けたという
「ヴーヴ・クリコ イエローラベル スーツケース」
こいつの宣伝用なのでしょうね
 

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スペインのバルなどでよく見かける
ハモン・セラーノなどの生ハムカット用ホルダー
「ハモネロ」
どのお店も自慢のハモネロにハモン・セラーノが載り
職人による薄く切り分ける技を見せてくれていました
 

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ハモン・セラーノなどの生ハムは検疫を受けますが、台は対象外なので
せめて台だけでも本場物を土産にしようと

ヨーロッパ最大、世界第4位の百貨店グループ エル・コルテ・イングレス カジャオ広場店にやってきました
キッチン用品売り場に\はずらりとハモネロが並びます
 

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ここで『ハモネロ』を購入しましたが、これがなかなか大変でした
と言うのも欲しかった商品は展示品しか無く箱も無いため
店のスタッフはオーダーしか受け付けないの一点張り
しかも専門のスタッフは英語も通じなく、ノーパッケージといっても話しにならないためGoogle翻訳を駆使してスペイン語で交渉
なんとか売ってもらえることになりました
 

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そのなんとか売って貰えたのがこいつです
もう少し大きなものはあったのですが、私自身生ハムを買うとしたら
大きな後ろ足である「ハモン・セラーノ」ではなく
どちらかというと小さめの前足である「パレタ・セラーノ」を買うことになるだろうと思ったっからです
原木一本丸々食べるのは大変ですからね

しかも店に置いてあったのはプラスチック製で清潔感があり
しかも畳めるためキャンプ道具として重宝しそうだったからです


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さあこれからこのハモネロ
色々な生ハム「パレタセラーノ」やら「プロシュート」を載せ
キャンプで活躍してもらうつもりです

サンアントン市場で頂くタパス

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地下鉄でオシャレな街「チュエカ」へやってきました
といっても別段、靴を探しに来たわけではありません
目指すは「サンアントン市場」
そう今回も目的は食べモノなんです


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このサンアントン市場、もともとは古くて小さな市場だったのを、先般伺った「サンミゲル市場」が繁盛しているのを鑑み同様のコンセプトで改装しオープンしたものです
地上階はスーパーマーケット、1階が食料品市場、2階がフードエリア、3階がテラス席となっていますが、今回ここに来た目的は2階のフードエリアです
 

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2階のフードエリアにはバルが並んでいて
スペインの魚介を使ったタパスやイタリアン、ギリシャ料理さらには日本の寿司などもありました
 

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美味しそうだったのが、このクロケッタ
残念ながら持ち帰ってから自分で揚げるようで、生の状態で並んでいました
ここで食べるわけにはいかないようです
 

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もっともそんな心配はいりません
タパスは多種にわたって並んでいて目移りしてしまうくらいです
ということでショーケース超しにいくつか頼んでみました
 
 
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そんなタパスはどうするかというと
フードコートにつきもののイートインで食べることに
まずは席を確保します
 

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そんなイートイン・コーナーには地元の方に交じって日本人観光客も1組いましたが、他はどちらかというと地元の若者って感じの客層でした
 

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席を確保したら次は飲みものを
もちろんここはセベッサ
生ビールがあるようなのでそいつをいただきます

ということで今回いただいたのはスペインのビール「ブラバンテ」
ベルギーの醸造家の指導の下、作られたビールなんだそうです
ここは樽生を大ジョッキでいただくことに
 

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我が家の奥さんはもちろんスペインのスパークリングワイン「カバ」で
ちょっと贅沢な昼食となりました
もっともレシートにあるようにタパスは€3.5(450円くらい)なんですけどね
それにしても欧米でパンは皿だということがよくわかるのがこのタパスですね
 

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今回のスペイン旅行
昼飯はバルでセベッサ(ビール)を一杯やりつつタパスなど楽しみましたが
晩飯はデパ地下でデリを購入、ホテルの部屋で冷蔵庫で冷やしたビールでひっそり頂くというスタイルでした
まぁ毎日毎日2万歩くらい歩いての強行軍
とてもレストランを予約して伺うなんて元気がなかったというのがその理由ですが
もう一つスペインの食事は安いとの評判ですが、それでもユーロ圏
為替の関係もありレストランでの食事は、チップも含めるとそこそこの料金となります
 

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けれどやはりせっかくスペインくんだりまで来ているのですから、やはりスペインらしい料理も食べたい
そこでヨーロッパでは最大のデパート『EL Corte Ingles』の地下にある、いわゆるデパ地下たる
美味しそうなデリ(惣菜)が並ぶPLATOS PREPARADOSでバカリュウ(干し鱈を戻して揚げたもの)と
ハムやバカラオ(鱈)のクロケット、たこの酢漬け、パエリアなどのデリを購入
 

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ちなみにこのEL Corte Inglesという名のデパート
かなりの高級店のようでデパ地下にはこんな『5J』(シンコホタス)とロゴの入ったハモン・イベリコの最高級品を扱うコーナーもありました
これ一本€159(2万円)からというから驚きです
 

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残念ながら切り売りはしてくれませんでした
ただプレシアドス通りを歩いていて見つけた
「BOCADILLO de JAMON IBERICO」と看板の出ていたお店でハモンイベリコのサンドイッチをテイクアウト
 

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ホテルに戻り
部屋でゆったりくつろぎつつ晩飯
明日の作戦を練るそんな毎日でした
 

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それにしてもこのタコ
ヨーロッパではデヴィル・フィッシュ(悪魔の魚)といって口にしない方が多いと聞いていましたが
スペインではこうしてデパ地下の総菜として並ぶんですね
ちなみにこのタコのマリネ、結構うまかった

国内の話題も尽きてきましたので、またスペイン観光の話に戻します

マドリッドの朝は遅い
サマータイムを導入していることもありますが、午前7時20分が日の出
午前8時にようやく夜が明け何とか薄く青空が望める程度といった感じです
そんな早朝にプエルダ・デル・ソル「太陽の門」周辺を散策しにやってきました
目的は「熊と山桃の像」をカメラに収めること
そうプエルダ・デル・ソルには何度かやってきましたが、この像を見るのを忘れていました
 

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そんなプエルダ・デル・ソル公園でしたが、なにやら異様な雰囲気
公園では若者が大勢集まりなにやら歓声を上げていました
どうやらこの週末、昨晩から缶ビールなど飲むつつ、夜を明かした若者らしき団体がまだ帰るに帰れず吞み続けていたようです
そう朝の5時とか6時まで永遠と酒を飲み続け踊って過ごすのがスペイン流のようです

ちなみに写真はそんな公園での宴がほぼ納まったころ写したもの
宴たけなわの模様は怖くてカメラを向けられませんでした
 

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おかげで警察官が多数出動する事態になったようです
通報か何かあったのか、すぐそばにあるマドリッド市警の交番からスクーターの白バイに乗った警官がまずやってきました
カルロス3世の像と白バイのタイアップもなかなかいいですね
 

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捨てられている缶ビールにはMAHOUと言う名の銘柄が多かった
この後、清掃員が来てあったという間に片付けていきましたが、ラテン気質のこの国において早朝にそんな簡単に清掃スタッフを招集できるわけもなく
こういった事態は毎週のようにこれは繰り返されているとしか思いようがありませんでした


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ところで何故、飲み屋ではなく公園で朝まで吞み続けるのか
それには当然そんな時間まで店がやっていないということが一番ですが、もう一つ言えるのがスペインの不況
飲み屋に行きたくてもいけない若者も多いようです

不況のヨーロッパにおいてスペインは特に経済状況が悪く、若者の失業率が50%以上と言われています
つまりは若者(ここでは25歳以下)2人に1人が失業中という状況
日本じゃ到底考えられません
仕事がないわけですから親やお爺さんに面倒を見てもらう若者も多いんだそうです
働いてないんじゃ~飲みには行けませんわな
今回のマドリード滞在中スペインの若者の悲壮感を感じることはありませんでしたが
この風景を見て、やはりスペインは不況なんだと感じずにはいられませんでした
 

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もう一つここプエルダ・デル・ソルからグランピアへ向かう
このモ〇テ〇通りには身体にフィットしたタイトなワンピースのミニスカート履いた特殊産業の女性が大勢いました
いるいわゆる「立ちんぼさん」ですね
驚いたことに目の前には先ほど白バイが出てきたのだろうマドリッド市警の交番があるにもかかわらずです
そんな状況にかかわらずその立ちんぼさんが、通りのあちこちにぽつぽつと立っているのはかなり異様な風景でした

交番前の通りで正々堂々と〇〇活動が行われているようですが、まったく取り締まられていないようです
ここまで正々堂々やっているからには必ず背後に組織があるんじゃないでしょうか
ということでこれまた写真は絶対に怖くて撮れない状況でした(写真は通りを過ぎたグランピアの街角です)
これまた不況の国に必ずと言ってみられる風景なのかもしれません
 

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そうそう蛇足ですが、ここプエルダ・デル・ソルにはヨーロッパで最近よく見かける
公共自転車シェアサービスが有りました
「BiciMad」という名の電動アシスト自転車のレンタルサービスなんだそうです
ただ自転車専用レーンなどのインフラが不足しているため、マドリードの中心街で自転車に乗る人は少なくあまり使われてはいないようです
観光用には便利かと思いましたが、これは難しそうですね
 

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そんなこんなでスペイン観光は終了
スペイン国鉄renfeで車窓を眺めつつ
マドリード・バハラス国際空港に向かいます
 

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マドリード・バハラス国際空港へ帰ってきました
空港駅でスペイン国鉄renfeから降り、ちょっと歩いてターミナル4へ
このターミナル4は一番新しいターミナルでイベリア航空はじめワンワールド・アライアンスの航空会社が主に使用するターミナルとなっています
JALは無論、キャセイもワンワールドですのでこちらのターミナルとなったわけです
 

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さてこの日は日曜日ということもあり、朝早くではありましたが空港ターミナルはかなり混雑しておりました
まぁこのマドリード・バハラス国際空港、乗降客数では世界で10位となる空港なのでしかたありません
しかもこの空港は以前、爆弾テロがあったということでセキュリティ・チェックはかなり厳しい
セキュリティゲート前は長蛇の列となっていました

ところがチェックインのさいキャセイパシック航空からファースト・トラックのチケットをいただいておりました
おかげでセキュリティや出国検査はVIPレーンをすんなり通過
長蛇の列には並ぶことなくセキュリティエリアへいけるのはやはり嬉しいですね
 

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いつものように免税店などには目もくれず、やってきたのはターミナル4のサテライトにある
イベリア航空のビジネスラウンジ「サラ・ベラスケス」
JALのステータスも利用できるラウンジ、しかもお盆休みの期間ということで日本人も多いかとも思いましたが、そうでもありませんでした
日本(成田)への便はとフライト予定を見ると午後便でした
ちなみにここを訪れたのは午前10時くらい、まだ早すぎますね
そういや今回の旅では日本人にお会いすることが少なかった

 

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ところでこのラウンジめちゃくちゃ広い
流石はスペインのフラッグシップ・エアライン「イベリア航空」のラウンジということなのでしょう
縦に異常に長く、そして中央を挟み左右均等に造られているようで
両端奥にあるダイニングエリアはまったく同様に設計されていました


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まずはいつものようにラウンジの調査のため、
調査対象であるダイニング近くのイベリア航空カラーのシックで高級感のあるソファーに腰掛けます


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そうそうこうしたラウンジには必ずと言っていいほど、こうしたビジネスコーナーがありますが
使っているのを見たことが有りません
これはスマホやタブレットの普及があるでしょうが
個人情報の流失に皆さん気を使っているのかもしれませんね
 

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窓からは滑走路も見て取れますが
エプロンにはイベリア航空の旅客機が駐機していました
 

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まずは酒類から
カウンターにはスピリッツ類やスナックが並びます
が・・・
 

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このイベリア航空のビジネスラウンジ「サラ・ベラスケス」の名物はなんといっても
この「ワインバー」
カウンターにはスペイン産ワインが飲んでくれとばかりに置かれています
 

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しかもそのワインバーの奥には出番を待つ
ワインクラーに収められたスペイン産のワインたち
ただここから取り出し、栓を開けるにはちょっとばかし勇気が必要かもしれません
小心者の我が家は栓の空いたワインをいただくことに
 

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フード類ですがスーパーやコンビニを彷彿させるショーケースには
サンドイッチやらチーズにヨーグルト
ソフトドリンクに・・・・・・
 

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ありました
地元スペインの瓶ビール
MAHOUがないと思ったら違う棚にMAHOUの缶ビールがずらり
 

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ダイニングのビュッフェには
スペインオムレツ・トルティージャやスペインのあちらこちらの市場で見たサラミソーセージ
さらに奥にはスモークサーモンにカマンベールチーズ、ハム
う~ん、まだ朝の10時くらいでしたが、いかにも酒のつまみにしてくれよと言ったものが並んでいます
 

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菓子パンにクッキー
そしてサラダバー
まだ朝なのに結構な品揃えです
 

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ということで私はラップサンドとスペインオムレツつまみに
サンミゲルのSELECTAで今回の旅の無事に感謝し乾杯させていただきます
そうスペインはスリなどの犯罪も多いと聞いていたのでかなり緊張して観光していました
 

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ところで写真を見て小食じゃないかって思われるかもしれませんが
このあとキャセパシフィック航空ビジネスクラスの機内食が待っているんで、まぁちょっと抑えてるってところです

いよいよ帰国
マドリード発香港行きCX320便に乗りこみますが
搭乗口にはキャセイパシフィック航空マルコポーロ・クラブ グリーンメンバー用のゲートがありましたのでそこから優先搭乗させていただきます
 

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ほとんど人のいない機内に乗り込み
キャセイパシフィックのウエルカムシャンパンでスペインともお別れです
搭乗間際、空港の売店で土産に買った
ガウディがデザインしたかのような闘牛のぬいぐるみが旅のお供となります
 

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機材はボーイング777-300ER
当然往路と同じ機材で、「リバースヘリンボーン型」と呼ばれる半個室でフラットシートになるタイプでした
これでぐっすり寝て旅の疲れを癒します
そう明日はまた仕事
しばらくのんびりしてましたので仕事が溜まっているはずです
 

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窓の外には地中海に浮かぶ島、そして長靴ならぬイタリアを抜けアドリア海が見えるあたりを眺めつついただきます
 

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さてタイトルにある
マドリード発・香港行きキャセイパシフィックのビジネスクラスの機内食
今回は昼食となります
前菜はタラバガニとアボガドのガスパッチョゼリー
サラダにパン
合わせるのはまずはサンミゲル・ビール
 

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主菜はこうしてキャビンアテンドさんがワゴンに載せてきたものを選ぶのがキャセイ流
 

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主菜はメニューを見て最初から決めていたランプチョップにします
 

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食後のデザートですが、主菜と同じようにキャビンアテンドさんがワゴンに載せやってきます
でもケーキはパスさせていただき
 

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チェダーチーズをシーバス12年の水割りでいただきます
 

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晩飯抜きのつもりでしたがチーズだけでは物足りないので
メニューには「小食」と書かれたものがあり
いつでもどうぞということで、キャセイ名物の「牛肉芝士煙肉漢堡包」を頼みます
これってハンバーガーの事ですね
ベーコンがトッピングされたビーフハンバーガーをいただきます
周りは就寝モードで機内を暗くしていますので写真を撮るのが難しい
 

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と、このあたりで胃も活性化
ついつい「雲呑湯麺」(ワンタン麺)も頼んでしまいました
おかげでお腹いっぱいです
ラウンジで食事制限しておいてよかった
さて眠くなってきたところで就寝
 

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で、眠りから覚めると
時差の関係でなぜか「朝食」となります
朝飯はシンプルなブレックファースト
オレンジジュースにクロワッサン
ユーグルトとフルーツ盛り合わせ
 

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メインはゴンドラに乗せられてやってきますが、行きの便が飲茶だったので
復路は正統派朝食ということで「オムレツ」「ソーセージ」「ポテト」をいただきます
 

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そうこうしている間に香港国際空港がまであとわずかとなりました
着陸間際に香港とマカオを繋ぐ夢の架け橋『ホンコン・ジュハイ・マカオブリッジ』が雲の切れ間に微かに見る事ができました
 

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ということで香港国際空港到着です
ここでトランジット
新千歳空港へ向かうまでは少しばかり時間もありますのでラウンジでまったりすることにします
 

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マドリード発CX320便は予定通り午前8時(香港時間)に香港国際空港へ到着
到着の人々が向かうイミグレ(出国審査)ではなくTRANSFERと書かれた場所でセキュリティチェックを受けます
朝早くの時間でしたが、結構混んでいて時間を食ってしまいました
セキュリティを潜りすぐに向かったのがキャセイパシフィック航空が誇るラウンジの一つ
「ザ・ピア ファーストクラスラウンジ」
次の乗継便の搭乗口が近いのでこちらにしました
マドリード・バラハス空港のチェックインカウンターでいただいたラウンジ券を出してピアへ入ります
 

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ラウンジに入ったらまずは屋内スパ「ザ・リトリート」でマッサージを頼みます
けれどやはり人気のサービス
今回も搭乗時間までにマッサージを受けることはかないませんでした
う~ん、まだ朝8時前なのに残念

変わり散っては何ですが、シャワーを浴びます
こちらは予約して間もなく呼ばれました
 

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ということで伸び放題の髭をそり、たっぷりのレインシャワーを浴びます
 

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シャワーを浴びて向かったのが「ザ・バー」
なかなかしゃれた空間です
成田国際空港や羽田国際空港ターミナルのJALのファーストクラスラウンジがここや同じ空港内にある「ザ・ウイング」に影響を受けて作られたというのがよく見て取れます
 

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バーにあるソファーやテーブルなどもシックで高級感がたっぷりなものばかり
ちょっとリッチな気分にさせられます
 

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こんな分厚い一枚板のテーブルなども置かれていました
 

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そんなソファーの脇にさりげなく置かれているチョコレート
こんなあたりが「ザ・ピア」なんですね
 

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まぁせっかくのバーなんでカウンターでいただくことに
まずメニューを渡されます
このあたりこれ本当にラウンジなのと思わせます
 

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まずはシャンパン「モエ・エ・シャンドン」で乾杯


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続いてビール
香港の地ビール「ドラゴン・ブラック」なるものをいただきます
そういや先日バンコクで北京在住の商社の方とお会いしましたが
中国でも今、地ビールブームなんだとか
いつも間にか中国も青島ビールだけではなくなってきているのですね
 

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さて時間になりましたので搭乗口へ
おっとその前に空港売店の玩具売り場コーナーに目が留まりました
というのもここへ来る機内で映画アベンジャーズの「シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ」を観てきましたが、映画の主人公「キャプテン・アメリカ」がこんなところにいたからでした
思わず記念撮影してきました
 

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蛇足ですが、この映画ではアイアンマンことトニー・スタークの父ちゃんハワード・スタークと
キャプテン・アメリカの出会い繋がりがなんともこじ付けがましく
そんなところがなかなかアメリカンな映画でした
日本での公開が機内でこの映画を観た3か月前というのもなかなか素早い
おかげで最近映画館から足が遠のいています

香港発、新千歳空港行きCX580便
搭乗口でその場に居合わせた日本の商社の方とちょっと話をする機会を得ましたが、その方の話ですとなんだか機材変更があったようでした
話のきっかけはマドリードから到着した機材は新千歳空港へ向かうときに使う搭乗口のスポットに駐機していたからです
というのもキャセイパシフィック航空がマドリード線で使用する機材はボーイング777-300ER
この後乗り込むはずの新千歳へ向かう機材は本来ボーイング777-300
最後にERが付くかつかないかの違いですが
ビジネスクラスのシートが全くと言っていいほど違うんです
でも搭乗口のスポットに駐機しているのは間違いなく先ほどまでマドリードから搭乗してきた機材でした


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どうやら機材変更になったようで
なんと先ほどマドリッドから乗ってきた機材に再度乗機することになりました
いや~ラッキー
またフラットシートでゆったり寝ながら帰ることができます

搭乗口でチケットに手書きのシート変更が伝えられましたが
こんな話はこれが初めてでした
 

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半個室のビジネスクラスのシート
これがなかなか快適なんです
フライトが5時間半しかないというのが、寂しいくらいです


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優先搭乗でさっさと機内へ
朝一の便ということでキャセイ名物のウエルカムシャンパンもない時間帯
しかたなくオレンジジュースをいただきます
 

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さてタイトルの香港発新千歳空港行キャセイ・ビジネスクラスの機内食
ちなみにに朝食となります
まぁまだ朝の9時ですからそうなのでしょう
時差の関係でマドリードから香港の便でチーズオムレツ、ソーセージの正統派朝食を食べた後でしたが、ここ新千歳行きの機内食でまた朝食となりました

なんだかどこかで聞いたことのある話と思ったら
そういやイギリスでは食事があまり美味しくない事で有名ですが、そんなイギリスでも朝食だけは別のようです
そこを皮肉って作家のサマセット・モームが残した
「イギリスで美味しい食事がしたければ、1日 に3回朝食を取ればいい」という言葉が引き合いに出されることがあったっけ
ここ香港はもとはイギリスの植民地だったんだっけなんて考えながら、本日2回目の朝食となりました

ちなみに朝便ということでメニューにアルコールは有りませんでしたが
キャビンアテンダントに香港と言えばサンミゲルでしょうとおだてて3本ほど無理いって出してもらいました
 

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この辺りは私も少し旅慣れてきたのかもしれません
料理はシーバス(鱸)の西京焼き
ジャスミンライスが付いていました
 

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そんな快適なフライトで新千歳空港に到着
とあるミッションも無事クリアさせ
今回の旅が終了しました
 

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さてようやく昨年のお盆休みに行った
スペインの旅も書き終えました
当初スリや泥棒などが多い国と聞いていたので緊張して歩き回りましたが、無事何事もなく帰りつきました
旅の目的であったスペインの食も堪能(レストランには足を踏み入れませんでしたが)
あと残念ながら実際の試合「リーガ・エスパニョーラ」を観戦することはかないませんでしたが
レアル・マドリードの本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム」やバルセロナの本拠地「カンプノウ」にも足を運ぶことができましたがこれが思ったよりも良かった
そういや昔イアリアのFCモデナやドイツのシュツッガルトでスタジアムは外からは見たけれど中に入らなかったな~と後悔しきり
こうして少しずつ旅の目的も変化し膨らんでいくのでしょう
次はACミランの本拠地でサッカーの聖地「サン・シーロ」あたりを目指しましょうか

そうそう気候の温暖な地域ということで現地のキャンピングカーを見ることができないか期待しましたが、結局のとことこの1台のみでした
まぁマドリードとバルセロナにしか言っていないので判りませんが、スペインは不況も有ったかも知れません 


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さて次のヨーロッパはどこにしようか
今回経験したこのキャセイ・ホリデイが気に入ったので、また使おうかと思います

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