2012年11月アーカイブ

危険球は「木の音がした」

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私はプロ野球でいうところの「ビジター」という表現が好きです
日本語に訳すと「訪問者」「来客」とでもなるのでしょうか
この言葉にはどちらかというと相手に対する敬いの気持ちが込められています
そうプロ野球に限らずスポーツは相手がいないと始まりません
日本の武士道というか柔道や剣道にもこのような考え方が根本にあるように感じますが、これは日本人に馴染みやすい考え方なのかもしれません

逆にサッカーなどでは相手をアウエーと名前の通り敵視することから始まります
これはそのスポーツの根源にあることでしょうから違っていても不思議ではないのでしょう
 


ところで今日の札幌ドームで行われた日本シリーズ第5戦
日本ハムファーターズVS読売ジャイアンツの試合は途中から完全にアウエーの様相をていする試合となってしまいました
もうWeb上でさんざん出回っている例の「誤審」の件です
偶然なのか演技なのか、おそらくは後者なのでしょう
巨人の加藤選手の非スポーツマンシップな行為は審判の誤審も手伝い、今日札幌ドームに来た数万のファイターズファンから敵視されてしまうこととなってしまいました

まあ冒頭に書いたとおりビジターの精神からいうと打席に立つ選手に不要なブーイングは控えるべきだとは思いますが、今日のファイターズファンには我慢できないものとなってしまったようです

もっともそんな雰囲気の中タイムリーを打った、加藤選手には敬意を表したいとも思えますし
私がその時、二塁ベース上で交わされたように見えた金子選手から掛けたであろう言葉もそんな言葉だったのではなかったのかと思っています

今日はちょっと見栄を張ってSS席で見ていたのでわりとそんな様子も見てとれました
 


 

ちなみに自宅に戻りリプレーをスポーツ番組で見ましたが、一番近くで見ていた鶴岡選手の話の内容が真実なのではと思えました

日本ハム多田野数人投手(32)が4回、巨人加藤健捕手(31)に対する投球で頭部への死球を与え危険球退場となった判定について、日本ハム鶴岡慎也捕手(31)が言葉を選びながらも「ファウル」だったと主張した。「何かに当たっていた。ヘルメットだったら『カツン』というけれど、木の音がした」と、バットに当たったと感じたとの証言をした。さらには柳田球審の判定が「最初はファウルだった」(鶴岡)と、判定は覆していないとした同球審とは異なる見解を示した。それでも鶴岡は「コメントのしょうがない」と不平不満などは話さなかった。
(日刊スポーツHPより拝借)


まあ誤審であろうがなかろうが、負けは負け
特に今日の巨人の内海投手のピッチングは素晴らしいものでした
誤審がなかったとしてもおそらくは負けていたのではと私自身は思っています

後味が悪いのは巨人ファンも同様でしょう
明後日の試合は気持ちを切り替え日本一を争う好ゲームを期待したいものです
 


 

さて今日の試合にはあの斉藤投手も登板いたしました
ファンサービスなどできる状況ではないのでいつか使うための布石と思っています
 
打たれはしましたが、ユニフォームの片袖で汗をぬぐう姿に次を期待します

東京スカイツリーに初登頂

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きっかけはJCBのキャンペーン「東京ディズニーランド貸切キャンペーン」に当選しパークチケット(ペア)が贈られてきたことにありました
このチケット、来年の9月まで使えるので慌てる必要はないなと思いましたが、このとき急にひらめき、とある野望がふつふつと湧いてきました
その野望とは、このチケットを受け取った週末にはじまる日本シリーズ
我が北海道が誇る日本ハムファーターズが日本シリーズで戦っておりますので、その応援に行こうというものです
今年の土日の試合はセ・リーグの日本シリーズに進出を決めた巨人のフランチャイズ球場である東京ドーム行われますから、東京まで出向いて応援に行くことが可能です
問題はプレミア物になっている東京ドームのチケットでしたが、これもまたちょっと画策して何とか手に入れることが出来ました
これは行くっきゃありません

ということで日本シリーズ応援のついでに上京をきめましたが
前回春に来た際、心残りとなったことがあります
それが「東京スカイツリー」への登頂
今回当然のようにリベンジすることにしました
そうです私は田舎者なので高所恐怖症のクセして高い建物に登るのが好きなんです
 


 

今回の東京での宿は羽田空港近くの東横イン
ホテルから直通電車(京急で40分)で楽々押上駅へ
開場(午前8時)の10分前に到着しましたが、祝日の土曜ということもあり御覧の混雑ぶりでした
さて今回の状況を決めたのは10日ほど前、スカイツリーに昇るエレベーターはWeb予約できますが、開業から半年近くたった今も3ヶ月前には予約で一杯になるんだそうです
まぁそこでこんなに早くから並んだわけです
実を言うと前日は仕事が終わってから千歳空港から羽田空港にやってきたり、その前の日も札幌ドームで夜遅くまで行われた日本シリーズの例の因縁試合を観戦していたりして2日ともに寝不足でした
 


 

その無理してまで早起きしてやってきたのが幸をそうしたようで、8時のオープンとともに売りだされた展望デッキへのチケットも10分もたたずに購入
その後は6基稼働しているエレベーターの1基にすぐに乗りこめ地上350mの高さの展望デッキへ
 


 

ちなみにこのエレベーター
東芝製と日立製のものでしたが、東芝製と言って思い出すのが、昨年昇った台北101のエレベーターです
このエレベーターも東芝製ですが、こいつがとにかく早かった
耳が痛かったくらいです
 

11taiwan149.jpg 11taiwan150.jpg
 

エレーベーターのメーカーではオーチスやシンドラーなどが有名ですが、こと超高層となると日本のメーカーがかなりのシェアを占めているようです
ちなみに東芝といえば芝浦、からくり儀右衛門と呼ばれた田中久重が起こした東芝はこの東京スカイツリーの近くが発祥の地であったりと何か縁がありそうですね 

さて、展望デッキからは、すぐさま地上450mの展望回廊行きのエレベーターに乗り替えます
この下の動画はそのエレベーター上部にある窓から覗いた映像です
 


 

これは無理して朝一で来たおかげかと思いますが、40分とかからず最上階まで昇る事が出来ました

さてここで観光地でよく見かける写真の撮影コーナーを発見
いままでこういったものは避けてくることが多かったのですが、ここでもちょっと閃き
撮影してもらう事にしました
 


 

それがこれ御覧の通りファーターズのレプリカを着ての記念撮影です
今回は日本シリーズの応援が主目的ですから、あとからこの写真を見たときに
あ~あの時か、とすぐに判るように工夫いたしました
 


 

展望回廊はこんな感じ
 


450mの高さからの風景はコレです
ここから関東平野が360度見渡せました

実際には350mの展望デッキからの眺めのほうが良い感じに見えました
エレベーターで簡単に上がれるので気づきませんが、450mってよっぽど高いんですね 
 

ここからこの日、行われる日本シリーズの舞台となる東京ドームも望ことができます
 


 

これは450mの展望回廊から350mの展望デッキに戻るエレベーターからの見える
風景(動画)です
 


 

さて念願の東京スカイツリーにも昇ったことですし
次はこの真下に見えた隅田川をクルーズ船で下ることにします
 

テレビ朝日(アサヒビールの間違いでした)の向こうに頭を覗かす東京スカイツリー
そして手前に見えるのは
東京都観光汽船の水上バス
その最新鋭船「ホタルナ」です

寸前のところで乗り損ねてしまいました
 


 

浅草からは水上バス乗ってお台場までクルーズすることにしました
乗ったルートは「浅草・お台場直通ライン」
1時間弱の隅田川の優雅な船旅です
 


 

最新鋭の「ホタルナ」には乗り損ねましたが、そのあとすぐ出る未来型水上バス「ヒミコ」のは乗船できました
これらの船は漫画家の松本零士氏がデザインしたものなんだそうです
船内には銀河鉄道999のキャラクターのPOPが並べられ、アナウンスは星野鉄郎、メーテル、車掌さんといった具合です

2人掛けの椅子を中心に配置された船内は余裕たっぷり
しかも船旅ってことでしょうか
船内の売店で売っている生ビールのみつつ
海抜0mの隅田川からの景色を楽しむことにしました
 


 

まずは勝鬨橋
日本では珍しい可動橋(跳開橋)なんだそうです
下から覗くと開口部がよく見えますが、残念ながら現在この橋は跳開しません
 


 

この橋を過ぎると「築地市場」の裏側(表側)が見えてきます
この築地市場、一日平均3,350トンの魚や野菜などが入荷し、およそ21億円が取引されています
この規模は日本はおろか世界最大だそうです

ただここを訪れたのは祝日ということもあり、市場はお休みだったおかげで
ちょっとひっそりとしていました
 


 

続いてレインボーブリッジです
 

レインボーブリッジのたもとあたりに不思議な中州のような土塁が見えてきました
アナウンスで教えてくれたそれは、幕府が作った首都防衛要塞「台場」だということです
いまなお地名にその名を残しますが
「黒船」に対抗するために幕府が全国に築いていて、ここお台場には
現在でも台場公園(第三台場)と、立ち入り禁止となっている第六台場が現存します
 


 

そんな海抜0mからの風景を眺めているうちに船は埠頭へ
一時期話題となったあのフジTVが見えてきました
 


 

お台場までやってきたので、次はダイバーシティのガンダム像を拝みに行きます

お台場に鎮座するガンダムに参拝

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今から33年前の昭和54年からテレビ朝日系で放送されたTVアニメ
「機動戦士ガンダム」
今の40代をいわゆるガンダム世代などと言われたりもしますが、
私はそれよりも少し上の年代になります(ですから自称ガンダム世代です)
とはいえ当時週末に放映されたこのアニメを子供のように毎週楽しみにして見ていた記憶があります
それにしても、このアニメを見ていた当初はまさかこれほどまでブームになるなど考えてもみませんでした
 


 

今年の春、お台場に開業した複合施設「ダイバーシティ東京」
その北側の広場に全高18メートルの実物大ガンダム立像が鎮座していると聞いて、初期のガンダム世代として、これは是非とも見に行かねばと思っていました
そこで今回の上京を思い立ったからには、お台場まで来てガンダムに参拝することに
 


 

実物大と言う事ですがスペックは
全長は18メートル
重量なんと38トンなんだそうだ
しかもこいつ何と決まった時間に動き出しらしい
下の動画はそんな動くガンダムです
 


 

もっとも頭が上下左右に動いたり全身から発光したりするだけでしたが、
なかなかどうして今にも動き出そうとするかのような実在感がありました


 

親子丼は東京の人形町(日本橋)にある鶏料理専門店「玉ひで」が発祥といわれています
鶏すき(軍鶏鍋)の残りに割り下を加え卵でとじ食べていたのがヒントになったんだとか
そんな親子丼の原点に近い美味しい親子丼が食べられると人気の「鶏味座」というお店
青山・中目黒・恵比寿にも支店があり、備長炭で焼いた軍鶏をウリにしている焼鳥屋さんでもあります
 


 
 
まだ昼前ですが、休日と言う事もあり焼鳥を肴に日本酒でもとも思いましたが、昼はランチメニューのみ、丼物のみということでした
さてそのランチの看板メニューが「究極の親子丼」(なんと1,280円もします)
当然こいつを味わうこととします
 


 

炭で焼かれた鶏は思ったよりも柔らかく美味しかった
 


 


ガンダムカフェにも行きたかったのですが、こちらにして正解だったかとおもっています
さてお腹も膨らんだ事ですし、次はゆりかもめに揺られ東京へ戻り皇居の東御苑へ向かいます

皇居・東御苑無料ガイドツアー

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皇居はもともとは江戸城でした
そしてその江戸城にあった本丸と二の丸 、三の丸の跡地を整備して作られた約64,000坪の公園が「皇居・東御苑」です
ここは皇居全体の1/3をも占めるだとか
本丸跡地は大きな芝生の広場となっており、この芝生の上で昼寝を楽しむ姿があちらこちられ見られました
芝もよく手入れされていて気持ちよさそう
私も試してみたい衝動に駆られました

無料で入場できるのも嬉しいですね
なんたってここは東京のど真ん中に位置しています
そんな場所にあるまさに都会のオアシスです
 


 

そんなオアシス
東御苑にて「皇室の思い伝えたい」との思いから
ボランティアガイドによる無料のツアーが行われているんだとか

『ガイドツアーは、宮内庁所管の公益財団法人「菊葉文化協会」が昨年4月に開始。園内をおおむね1時間半、1万歩かけて歩くという本格的な内容だ。江戸城の歴史や園内の植物、生き物などについて研修を受けた元教師、主婦などさまざまな立場の人が、それぞれの得意分野を生かしながらガイドを務める。』
(産経新聞より拝借)
ちなみに私の住む北海道では北海道新聞が一般的でその新聞の記事が産経から寄稿されることが多いことから、たまたまですがこの記事を読んでいて参加したいと思っていました
 


 


水曜日と土曜日の午後1時半から1時間半ほどかけて行われるこのツアー
最近日本では隣国との領土問題などがTVなどでも報道されるようになり
多少右翼化の傾向となっているのではとも思えたりもします

それに最近、ネットでは女性を中心に皇室関連の話題が豊富となっており
折角上京したのなら皇居を歩いてみたい
そしてなにより私たちが学校で何故か教えてくれない近代史
その一部でも垣間見ようとこのツアーに参加することにしました


「三の丸尚蔵館」
代々皇室に受け継がれてきた絵画・書・工芸品などの美術品の収蔵庫
あせっていたようで写真は撮り忘れましたが、ここでツアーの参集されると思いきや、実際の集合場所はその隣にある売店でした
皇居は広く迷ってしまったため、ここにたどり着いたのは時間ぎりぎりだっただけにちょっぴりあせりました
すぐにガイドが紹介されツアーが始まります
今回お世話になったのは、飛脚の様な名のS氏です
 


 

「百人番所」
江戸城の正門だった大手門から、本丸に入るときの最大の検問所がこの百人番所で
甲賀組,根来(ねごろ)組,伊賀組,二十五騎組の4組が交代で護りを固めていました
 


 

刃傷事件で知られる、 江戸城「松の大廊下跡」にも立ち寄りました
 


 

「石室」
抜け穴とか、金蔵とか諸説あるそうですが
私は室だったんじゃないかと推測します
 


 

「天守閣跡」
江戸城の天守閣は石垣の高さは約14m、その上には金色の鯱をいただいた我が国最大の5層の天守閣があったんだそうです
火事で焼失したようですが、大阪城のように何とか再建してもらいたいものですね

もしそんなことができれば、ここはスカイツリーに匹敵するほどの観光地になるのですが
 


 

「諏訪の茶屋」
吹上地区にあったものをここに移築したものなんだそうです
宮内庁の方がここの屏風は雅だとおっしゃっていましたが、私たちいったころには残念ながら扉や窓は閉まっておりました
 


 

「汐見坂」
本丸と二の丸をつなぐ坂道、昔はこの坂から海が見えたんだそうです
 


 

ほかにも見所いっぱいのツアーでした
ボランティアのガイドさんに感謝です

最後に皇宮警察の皇宮護衛官
奥に見えるのは茶畑です
皇居内はこうして自転車で回るのが一般的なようです
 


 

はなしは変わりますが、ここはかの国の核ミサイルが一番のターゲットとしていると
もっぱらの噂の場所でもあります
くわばらくわばら

平将門の首塚

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東京駅から徒歩圏内の大手町のオフィス街に「平将門の首塚」を祀っている場所があります
先ほどまで歩いた皇居・東御苑からも目と鼻の先
鎌倉時代より前の時代から存在する由緒ある場所です
(ここは反逆罪により五条河原に曝されていた将門の首が胴体をもとめて空を飛び、そして力尽きて落ちたのが現在、三井物産ビルの隣にある首塚のある場所とされています)
 


 

「新皇」を名乗り朝廷に反逆した平将門の塚が、何故皇居の近くに存在するのか
といっても現在の皇居はもともとは江戸城です
別段この場所に好き好んで建てたわけではなさそうです
 

 

いやもしかしたら江戸城を建てる際、好き好んで将門ゆかりの地である
この場所を選んで建てたのかもしれませんね

いまもこうして花や線香、供物が絶えず手厚く供養されている様子を見てそう思いました

日本初のドーム球場「東京ドーム」
1988年の開業ですからすでに24年も経過しているんですね
ちなみにその時のフランチャイズは読売巨人と我が日本ハムファイターズ
そんな両チームは2009年に続き、今年も日本シリーズを舞台に戦うこととなりました
 


そんな日本シリーズをビジターで観戦(応援)しようと、先週末わざわざ札幌から東京まで出てきました
そう今回の上京はこの日本シリーズ観戦が目的の一つになっています

折角の上京ということで朝から「東京スカイツリー」「浅草・台場水上クルーズ」「お台場でガンダム」「皇居・東御苑」「平将門の首塚」など観光し歩きまくったので足がパンパンに腫れてしまい
東京八重洲のマッサージ屋でゆったり足裏マッサージを受けていたら
開場時間はとうに過ぎそろそろ試合開始の時間間際になってしまいました
 


 

東京ドームは天井をテントとしているという独特な建築物となっていますが、そのテントを支えるためいくらか気圧を高めにしてあります
それゆえ入場や退出の際は1人ずつ回転ドアで出入りすることになり、ここで混雑しがちですが今回は東京ドームのプレミアムラウンジたる「バルコニーシート」だったため、入場者が少ないためここからの入場はすんなりいきました
おかげで試合開始に間に合いました
 


 

このバルコニーシート
なにがプレミアかっていうと普段はシーズンシートとして使用されているだけのこともあり
ラウンジはゆったり売店の他、東京ドームホテル(考えてみれば隣接してるんだから当然ですが)から提供されるブュッフェが堪能できます
 


 

もっともこのブュッフェ、別途1人2,500円が必要でこうして手にチケットを巻いて利用いたします
 


 

食事用の席も用意されていますが、試合開始前はご覧の混雑ぶり
けれど試合が始まった途端、席はすぐに空きました
室内に設置されているモニターを観つつここでのんびり食事を楽しみます
 


 

食事の種類も多く
カレーやデザートなどもありました

一番おいしかったのは「クスクス」かな



ビールはキリンとアサヒの2種類が楽しめます
ブュッフェのすぐ脇で売っていたのでいつでも頼むことができます
ちなみに料金は1杯700円でした
 


 

ということで東京ドームで行われる日本シリーズ
日本ハムファーターズと対する読売巨人に乾杯です
 


 

観戦するシートはクッションの利いたゆったりめのシート
TVモニターもありますのでこちらでも見ることができます
テーブルもついてますのでここで食事をとることも可能です
 


  

おっと忘れるところでしたが
肝心の応援のほうですが、しっかりやってましたよ
ビジター観戦ってことでコンパクトにまとめた荷物でしたが、しっかり「誠」のタペストリーも持参し応援しました
もっともビジターゆえの悲しさか
90%近くあった巨人の応援はものすごい迫力があり、応援ではちょっと負けていたかな
 


 

けれどそんな応援や掛け声が5分ほどおさまった時間帯がありました
そう中田選手が同点となる3ランホームランを打った時のことでした
先ほどまでの球場全体にこだまするほどの応援が静まり返りるびっくりするほどの静寂、このままの勝利を確信していたのかその分のショックが強かったのでしょうね
ビジター観戦冥利につきるスカッとした瞬間でした
あとで知ったのですが、そのホームランを打った中田選手
実は第2戦で澤村投手の内角高めシュートを左手の甲に死球を受け、その時に骨折していたんですね
いや~骨折しながらの出場、しかもあの場面でホームランを打つとは
やはり栗山監督がシーズンを通して4番に据えた打者だったんですね
 


 

ともあれこの日は4対3で読売巨人が勝利
原監督が東京ドームで胴上げされました
思えば3年前も原監督の胴上げを札幌ドームで見てしまったな~
運が良いのか悪いのかわかりませんが
巨人ファンのみなさんおめでとう
来年またこの球場で日本シリーズで刃を交えたいものです

もちろんその時も観戦はここバルコニーシートで

東横イン羽田空港Ⅰ・Ⅱ

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今回の東京での宿は「東横イン羽田空港Ⅰ・Ⅱ」
金曜・土曜日の2連泊でしたが、予約したのが遅く連泊で抑えることができませんでした
ということで先週の金曜日は羽田空港Ⅰそして土曜日が羽田空港Ⅱに泊まることに
もっとも隣にあるホテルどおしだったのと、夜ホテルに帰って寝るだけだったので別段不便なことはありませんでした
そうこのホテルのコンセプトは確か「宿泊特化型ホテル」
ビジネスに特化したシンプルな設備がお気に入りです
それに加えロービーはおろか部屋でもWi-Fiが使えました(スマートホンやタブレットを持ち歩くビジネスマンが増えた今、欠かせない設備になってきましたね)
 


 

ここに泊まるのはたいてい、金曜日仕事が終わってから千歳空港へ向かい午後8時くらいの便で羽田空港に着くというパターンです
今回はもう少し早い便に変更できましたが同様に金曜の夜遅くにホテルにたどり着きました
空港から朝晩15分おき位に無料シャトルバスが出ているのもポイントが高く
今回は到着時の利便性に加え、翌々日の東京ディズニーランドに行く際も一度羽田空港に行きそこから、羽田空港から出ているリムジンバスでディズニーランドへ向かうなんてことも出来ました
(しかも荷物を空港のコインロッカーに預けられるので便利でした)
 


 

ホテルにチャックイン後、すぐに向かったのが銭湯「竹の湯」
昔ながらの風情残る銭湯らしい銭湯でした
ホテルからも歩いて数分の距離にあるので、狭いホテルのバスタブにつかることを考えると
やはり手足を伸ばして入れる浴槽が良いですね
 


 

風呂上りはやはりビール
部屋で飲むのもちょっとさびしいので、ここはホテル隣のビルに入っている居酒屋で一杯
(よく見るとシャトルバスの写真に写ってますね)
 


 

私のような弾丸旅行で泊まるだけの宿ならコストパフォーマンスもよく快適に利用できました
ちなみに韓国や中国(閉鎖したようです)にもチェーン店がありますが、そういった国はもともと高級ホテルでも料金が安く、どうせならちょっと良いホテルに泊まろうと、利用する機会はありませんでしたが
今度はニューヨーク進出の話もあります
640-room Toyoko Inn Budget Hotel to Open in Queens, New York

ニューヨークにはビジネスホテルのようなホテルはなく
料金が高いだけでサービスは期待できないなどの噂も聞きますので、もしニューヨーク・クイーズ地区にも進出するなら次回是非とも泊まってみたいものです

交通の便等の利便性がいいところで、しかもいリーズナブルなると良いですね
それがニューヨークのホテル業界に一石と投じてくれないかと期待しています

そうそうニューヨークといえど、朝はもちろん「おにぎり」と「味噌汁」ですよね

それは思っても見ない出来事でした
JCBの「東京ディズニーランド貸切キャンペーン」に思いがけずに当選し
パークチケットをペアでいただいたことが今回の上京のきっかけとなりました
そんな時期に日本シリーズがあり、我が日本ハムファイターズがシリーズに進出していることから、ここはなんとかビジターでの観戦がしてみたい、という考えもあり今回の上京を後押ししてくれました
ちなみに今回が初の東京ディズニーランド詣でとなります
 


 

初めてという事でインターネットでいろいろ調べたところ、Web上には攻略方法などが数多く掲載されていますが、内容はと言うとこれが結構大変だということがしだいに判ってきました 

地図だけ渡されても右も左も何をやっているかさえ判りません
そんな私の様な客にも東京ディズニーランドは手を差しのべてくれました
それが今回のエントリーのタイトルにある
東京ディズニーランド・ガイドツアー
「ディズニーの夢と魔法の世界へ」
公式ガイドによる園内での案内です
 


ガイドの当日申し込みは入場してすぐにメインストリートハウスのガイドツアーカウンターにて受付してくれます
ガイドツアーには団体のグループツアーと家族などを対象としたプレミアムツアー(このプレミアムツアー実はとんでもなく人気なんだそうです)の2種類がありますが、私どもは他のお客さんと合わさって10名程のグループツアーといたしました
ちなみに料金は大人1人3,500円とそこそこ結構なガイド料です
これもそれもこの6,200円するパークチケットをJCBさんから頂いていたからこそこんな散在ができました(JCBさんありがとうございます)
ちなみにこれが正しかったとあとで思い知らされることになります
 


 

このツアー頼んですぐに始まるわけではありませんでした
そうここはあのディズニーランド1~2時間待ちは当たり前の行楽地でもあります
しかもこの日は前日の祝日と絡め連休になっていました
けれどディズニーランドを目指す人々は翌週からのクリスマスナらではの催しを心待ちしているようで、私の訪れた先週は多少混雑が緩和されているという話でした(だからこそ訪れたんですけどね)、
それでもディズニーランドに到着した8時半の申し込みで、グループツアーが始るまで2時間ほどの待ち時間とのことでした
この空いた時間を使ってアトラクション「キャプテンEO」とガイドツアーの終わったころを狙ったファーストパスを確保しておきます

そしていよいよガイドツアー
遊園地にまつわるウォルト・ディズニー氏の話や来年30周年東京ディズニーランドの話を聞きつつも3つのアトラクションを楽しませてもらいました
 


 

「蒸気船マークトウェイン号」を眺めつつ
最初のアトラクション
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
 

tokyodisneyland04-2.jpg
 

続いて
「プーさんのハニーハント」
こういった乗物に乗ってのアトラクションは初めてでしたが、ガイドツアーはファストパス・エントリーからの入場ということで列に並ぶ必要は有りませんでした
こういったアトラクションは通常は1~2時間待ちとのことでしたが、このガイドツアーの価値ってこんなとことにも有りそうです
 


 

最後に「ディズニーキャラクターグリーティング」
ここもファストパス・エントリーから
ここでミッキーと一緒に記念撮影
自前のカメラでも撮っていただきましたが、どうせならとプロの撮った写真を買う事にしました

こんなことならここにもファイターズのレプリカ持ってくるんだった
後悔先に立たずとはよく言ったものです
 



 

さてこのガイドツアーの一番の特典はなんといってもコレ



 

「ディパレード/ジュビレーション」
最初は道理沿いになんでシートをひいて座っているんだろう、と思っていたところ
このディパーレードのためだったんですね
2時間も前からこのパレードのために場所取りをしている方が大勢おりました

そんなディパレードですがガイドツアー参加ゲストには専用の鑑賞エリアがあり
時間になったら指定した場所に行けば良いだけです
はじまる前の20分くらい前になるとパレードの行われる道沿いにはビッチリと人が列をなしていました
いや~これって結構な特典だったんですね
 


 

さすがにこれだけ並ぶだけの事はあり、このディパレード充分に見ごたえありました
 


 

ガイドツアーは当初割高かな~とも思いましたが、なかなかどうして特典満載
初めてのディズニーランドにしてみれば、かなり楽しめたのではと自画自賛してしまいます
なんたってこのあとファストパスで「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」を楽しんだりしましたが、ディズニーランドで一度も並ぶことなく1日じゅう楽しめたんですから
ガイドツアーさまさまの東京ディズニーランドでした

東京ディズニーランドでのガイドツアーが終わったら
ちょっと遅めの昼食に出かけることにします
 


 

東京ディズニーランドでの食事はここだけは事前にしっかりと調べておきました
それで選んだのがここ「グランマサラのキッチン」
クリッターで一番の料理の腕前をもつジャコウネズミのサラおばあちゃんのレストラン
 


 

店内は洞窟をくりぬいたというイメージでしょうか
木の温もりあるレストランでした
ちょっと遅めが功を奏したようで、割合と空いていました
そりゃそうでしょう子供連れなら早めに昼食とりますものね
 


 

木と言えばレジ裏のキッチンに見立てたところにはキンチンストーブが鎮座しておりました
もっとも料理はここで作られるわけもなく、どこかセントラルキッチンで作られたものをここで温めなおして出す(タンブルチラーと聞いておりますがここもそうだったかもしれません)
そんな感じでした、これだとある程度、味は保てるでしょうし
なにより出てくるのが早いです
頼んで3分と立たずに料理が出てきました
 


 

頼んだのは
サラおばあちゃんおすすめの2品を単品でいただきました
・オムライスの蟹クリームコロッケ添え
・ハンバーグステーキ、バターライス添え
 


 

双方ともに千円くらい、まあこのくらいなら許せるお値段ですね
東京ディズニーランドの食事は高いうえに不味いってのが評判としてあったのですが、実際はそうでもありませんでした
さすがディズニーといったところでしょうか
 
お酒を密造していたアライグマのラケッティのお店でミッキーチュロスもいただきました
断面がミッキーらしいのですが、写真撮り忘れてしまいました
 


 

でもここディズニーランドで一番おいしかったのは
間違いなくこれ「ポップコーン」です
ディパレードを観つついただきましたが、まだ温かさの残ったそれは絶品でした
 


 

さてガイドツアーとは別に行っておかねばならないアトラクションがありました
それがこの「キャプテンEO」
1986年、主演マイケル・ジャクソン、製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督フランシス・コッポラという伝説のアトラクションの復活
なかなか豪華な映像でした
今回チケットをいただいたJCB協賛のアトラクションということがあったのと、マジックウエィチケットをいただいているので待たずに入れることからこれは行かないわけにもいかないアトラクションとなっていました

 


 

それともう一つ
ガイドツアーが始まる前に、ツアーが終わるころを見越してファストパスを手に入れておいたのがこれ
 

 

「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」
単に時間がちょうどよいという理由でとったですが、結構楽しめました
 


 

ウォルト・ディズニーが子供を連れて動物園や遊園地へ遊びに行ったさい、自分はベンチに座ってピーナッツを食べるだけという状況に、おとなと子どもたちが一緒に楽しめる場所を造るべきではないかと考えて作り上げたのがこのディズニーランドだそうですが、なんだか少しだけ判ったような感じがします

Android3.2搭載 ACER ICONIA TAB A200
初めてのタブそして私自身初めてのAndroid
価格は税込16,380円でしたので、iPadの3~4割ほどの価格です
記憶媒体が8GBとちょっと心もとありませんが
facebookなどインターネットの閲覧やBlogのアップがほとんでしょうから
これで充分です
まあマイクロSDカードも使えるようですし、問題無いかと思っています
 

acer04.JPG
 

キャンプクラブのI氏に教えていただき
ポチっとしましたが危うく売り切れるところでした
Iさんありがとうございます



(ムラウチ楽天市場店より拝借)


Androidは一度使ってみたいとかねがね思っていました
やはりこういったものは一度自分自身でイジリ倒してみないことには始まりませんからね
液晶画面に張るフイルムも安価なものを手に入れましたし
次はカバーをどうしようか迷うところです
 
さてこのタブレットにはサービスとして「カスペルスキー2012 マルチプラットフォーム セキュリティ 1年3台版」が付いてきました
タブとはいえどセキュリティは必要でしょうからこれって結構嬉しいかも
我が家の奥さんのスマートホンもAndroidですから、それにいれて使う事も可能ですし
これまた結構有りがたいサービスでした
私のiPhoneに入れられないのがちょっと残念ではありますが 



 

肝心の使い道ですが、現在このblogのほとんどはiPhoneでのアップ
しかも電車通勤の際の電車待ちか、電車の中ってのがほとんどですから
そういったときにも重宝しそうです
問題はWi-FIがどこまで使えるかってところですネ

ちなみに海外、特に発展著しいアジアや東南アジアではこれが結構Wi-FIが使えたりします
日本の規制がきつ過ぎるだけなのかもしれませんが
次回の旅にはこいつも連れて行くつもりです
今後は旅の道連れとして重要なアイテムになりそう

「かわいい子にはタブをさせよう」
ACERのホームページにあるこのタブレットのキャッチコピーです

使い勝手はまた後日アップしますね

2012年のキャンプ総括

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昨年の職場内の異動により昨年今年と極端にキャンプに行く機会が減ってしまいました
特に第3週から4週目にかけ毎月の繁忙期となってしまったため7月の海の日連休やら、9月の敬老の日や秋分の日の連休が出勤となってしまったことにあります
GWや夏休みなど長期に休みが取れるときなどは海外に行くことが多くなってしまったためなおさらキャンプがなおざりになってしまっています
そんな現在の上京ですが、何とか時間を見つけ6回ほどキャンプに出掛けました
今回のエントリーはその総括です

初キャンプは5月に日高町沙流川キャンプ場へ出掛けました
 

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ここはこの時期ギョウジャニンニクなどの山菜が採れることから
それで餃子や天ぷらを作って食べるのがここ10年ほど続いております
今年も何とか春の恵みを味わいました
 

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次に訪れた古山貯水池オートキャンプ場
ここも山菜が採れたりしますが、目的はマンガをたくさん抱えての読書キャンプ
まったりとしたキャンプを楽しみました
 

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そして6月アスパラが美味しい季節ですが
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場で地元でとれたアスパラを炭火で焼いて食べたり
「レストラン・マッカリーナ」でアスパラ料理を楽しんだりもいたしました
 

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ニフティサーブ(パソコン通信)からの知人と
聖地美笛でキャンプというのもありました
 

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何故かバリ島土産となった「森伊蔵」を楽しんだり
小樽ビールを初めて味わったりと充実のキャンプです
 

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今年「ミシュランガイド北海道2012特別版」が発刊されました
 


 

このガイドを携えキャンピングカーで巡るミシュランな旅ってのをやってみました
キャンピングカーが停められる駐車場のある(もしくは近くに大きな駐車場のある)ミシュランに掲載された☆付きレストランを巡る旅です
(ちなみにこれ結構気に入ってしまったので来年も継続しようと思ってます)

まずは「日本酒道場橋」
ここは知人の紹介で伺いました
 


 

美瑛にあるレストラン・アスペルジュ
野菜が美味しいJAでやっているレストランです
 

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ここは☆付きでは有りませんでしたが、ビグルマンの
奈井江_手打ちそば処「からまつ園」
ここではバッテリーがあがりエマジェーシースイッチを使う羽目に
 

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このときの宿泊先は
深川市「まあぶオートキャンプ場」
はじめての利用でしたが、また訪れたいオートキャンプ場となりました
 

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最後にここも初めて訪れる「赤井川ドローム・キャンプフィールド」
疲れていたのか昼夜ぐっすり眠っただけで終わってしまいました
 

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そんなキャンプでしたが今年も楽しませていただきました
感謝を込め先先週キャンピングカーを洗車 


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まだキャンプ出来なくもありませんが
水抜きを済ませ先週末某所に冬季保管をお願いしてきました
 

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来年はもう少し数多くキャンプしたいものですね

貯まったマイルの使い道

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普段の生活費を出来るだけクレジットカード払いにしてマイルを貯め
貯めたマイルを特典航空券にかえ海外へ旅行に行く
ここ数年、そんな旅行を年に1~2度楽しんでいます
「陸マイラー」とも言われていますが、私もその一人で、買い物はおろか電話料金をはじめ以前は銀行の自動引き落としされていたものなど可能なものは全てマイルの貯まるカード払いとしています
しかもJALのステータス会員の特典でJALカードショッピングマイル・プレミアムにご加入してますので結構貯まりますし、飛行機に搭乗したものが、通常の方の2倍貯まりことから
ここ数年マイルは貯まり放題となっています
おかげで少なくとも年に1回はこれで海外旅行が出来るようになりました
(JALさんほんとうにこれで大丈夫?というか感謝しております)

特に今年はマイル修行の年と考え、正月に行ったパリ、GWのバリ島、お盆休みはクアラルンプールに出向き客船でアジアンクルーズ、体育の日を絡めた連休は台湾に有償で行ったこともあり
いつの間にか33万マイルを超えるマイルが貯まってしまいました

これはハワイになら8回行っても余るほどのマイルです
 

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マイル修行も終えたことですし、次回は貯まったマイルを使おうと
正月にヨーロッパ旅行をしようと、マイルを特典航空券に替えるべく申し込んでみました
もちろん特典航空券ですから、お得なビジネスクラスでゆったりと贅沢なフライトで

ところが残念ながら、特典航空券では予約でいっぱいのようです
まあこれもステータス会員の特典でキャンセル待ちが優先されるので、確率は高いのではとふんでいます
 

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もっとも取れなかった場合を想定し、保険を掛けておくことにしました
それが仁川国際空港(韓国)~シャルル・ドゴール国際空港(フランス)の路線です
日韓関係の梗塞で日本から韓国を訪れる観光客が減少してしまっている現在
正月といえど韓国に行く便を予約するのはそんなに難しい事ではありません
とんでもない安いツアーがあったりもします
そこで正月は日本から韓国に飛んで、そこからフランスを目指すそんな路線を保険をかける意味で予約しておきました

これは上記の成田からの便が取れればキャンセルするつもりですが、JALとコードシェアしている「エール・フランス」のビジネスクラスで予約しておりますから
座席や食事も楽しみな路線であったりもします
 

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こんな感じでフランス・シャルルドゴールまでの便は押さえてあります
あとはここからどこへ行こうか
そのままイタリア・ローマまで飛んでローマ観光
カトリックではありませんが、ヴァチカン大聖堂で年末のミサを受けるというのも良いかもしれませんネ
 

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(ウィキペディアより拝借)

さてあちこち寄道してなかなか進みませんが「台湾」に話を戻します
体育の日を絡めた連休に行った話でしたが
なかなか先に進まずちょっと寄道のつもりが、あっという間に半月が過ぎてしまいました

前回の台湾の話は太魯子渓谷観光が終わったところまでだったので
その後の花蓮車站から話を続けさせていただきます
 


 

花蓮車站からは自強号で台北へと戻る手筈になっています
人気の太魯子号には流石に乗れず、残念がって自強号の写真を撮っていると隣のホームにピンクにラッピングされた車両が目に入ってきました
 


 

もしかしてあれは・・・・・
と地下道からホームをまたぎ思い近寄ってみると
 


 

そうまさしくこれは「観光列車・東方美人号」でした
(環島之星の誤りだそうです、似ていたのですが車体にもそう書いてありますね)
オリエンタルビューティの名をつけた観光列車ですね
どこ行きなのかわかりませんが、牽引車の方向からおそらくは台北へ戻る列車なのでしょう
いや~乗りたかった
 


 

5年ほど前に台北から台中に向かう際、「総裁1號」という観光列車を利用したことがありますが
民族衣装をアレンジしたユニフォームを着たスタッフがいたり、ビュッフェ車両があったりとなかなかの観光列車でした
 


 

とはいえ乗り込むのは高雄行きの自強号
座席は指定席を取ってもらっていますので
台北へはこいつに乗って帰ります

車内にビュッフェはありませんでしたが、お茶の国らしくお湯のサーバーが設置されていました
中国や台湾の方って出かける際はお茶っ葉とポットを持参するのが一般的なようです



 

ツアーはこのあと台北車站からバスでホテルに送ってくれる予定ですが、私は途中下車しますので送迎はあらかじめ断っています
途中「七堵」で自強号に別れを告げ
日本統治時代には台湾最大の港に発展した港町「基隆」へと」向かいます
 

基隆廟口夜市を散策

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『到基隆可以不帶錢包、但不能忘記帶雨傘』
基隆に行くなら、財布は忘れても傘は忘れるな
この言葉で表されたように雨になる日が多い「基隆」
しかもその日の天気予報は雨
今にも降り出しそうな曇り空でしたが、この晩は雨が降る事はなく折角用意した傘も使う事はありませんでした
 


 

太魯子渓谷観光のあと、花蓮から台北に向かう自強号から七堵という駅で違う列車に乗り換えやってきたのは
台湾の北に位置する港町「基隆」
 


 

わざわざ途中下車してまで基隆へやって来たわけですが、その理由は基隆名物に廟口夜市があり、その夜市で屋台を冷やかしつつ散策しようというものです
黄色い提灯に囲まれている夜市はここ基隆の象徴ですが
なにやら美味しそうなものがありそうな雰囲気が漂っています
 


 

ここを訪れたのが週末ということもあり、どこの店も座る場所がないほど・・・・・どころか、歩く隙間もないほどの混雑ぶりでした
特に泡泡冰の屋台周辺ではまったく動けなくなるほどの人出でした

大きな豚肉を焼く屋台やら、なにやら美味しそうなものを串に刺している屋台などさまざまな屋台が並びます
 
 


 

ここ基隆は港町ということもあり、海産物が豊富なうえ新鮮です
台北あたりの屋台とちがい、ここ基隆廟口夜市では海鮮の屋台が幅をきかせておりました
 


 

これも海鮮の部類になるのでしょう
「日本の寿司」もありました
といっても海外でよく見かけるアジア系の方(日本人ではない)がやっている寿司屋ではなさそう
しかもなんと野外の屋台での営業です
こうして写真を撮る間にも随分と売れていきます、それは職人さんの握るのが追いつかないほどでした
そういえば今台湾で回転ずしが流行っていると聞いた事があります
 


 

とある屋台で私の足が停まりました
それがこの『蚵蛋包』の屋台です 
「鮮肉蛋包(ポーク)」「蝦仁蛋包(エビ)」「旗魚蛋包(カジキ)」「蚵蛋包(カキ)」の4種類があり
頼むとすぐに揚げてくれるのですが、3つの温度が違うのでしょう油の入った鍋で、それぞれじっくり時間をかけて揚げてくれます
丁寧に作られたこの蚵蛋包、1個が35元(日本円で100円弱)
これだから屋台料理はやめられません

最後に味付けはどうするのか聞かれ、「スパイシー」と答えたところ
チリソースに加えマスタードを包に穴をあけ注入してくれました
 


 

ちなみにお気に入りは「鮮肉蛋包」
これにはニラと豚肉が入っていて、台湾ビールによく合うんです
基隆の港にウォーターフロントの公園があり港を眺めつついただいたり
土産にホテル持って帰り夜食にいただきました
もちろんカキやエビも美味しかった
 


 

けれど廟口夜市に来たならやっぱり海鮮が食べたいものです
そこで「奠済宮」のすぐ近くにあった、奶油螃蟹のお店でカニを頂くことにしました
 


 

看板メニューの「奶油螃蟹」というのは蟹のバタースープのアルミホイル蒸しのようですが
今回は他の客が頼んでいた台湾風のチリクラブを頼むことに
これが大正解
カニも身がびっしりと詰まっているうえに辛さが混じり合っていて、これが絶品でした
チリクラブといえばシンガポールのものが有名ですが、一皿3~5千円はするでしょう
ちなみにこれ一皿は240元(日本円で700円くらい)です
こういった価格の安さも台湾の屋台(正確にはこのお店は屋台ではありませんが)の魅力の一つです
 


 

お店は混雑してましたが、へたくそな英語で日本人だとバレバレだったようで
帰りかけた客に席を譲ってもらったり、カニを食べた後、手をふくのはここだとか身振り手振りで教えてくれたりと
ちょっとした優しさが、カニの美味しさと一緒に身に染みました 
 


 

こうして美味しいものを食べ歩いたわけですが、実は今回の「鮮肉蛋包」の屋台で見た
「絶不使用・回鍋油」の看板がものすごく気になってしまいました
 


 

この回鍋油、本来はせっけんや洗剤、バイオディーゼル燃料に再利用するために回収される使い古しの食用油からにおいや不純物を取り除き、植物性食用油として商品化されたものなんだそうです
法律上どうなっているのかわかりませんので断言できませんが、中国で問題になっている地溝油(下水油)ほどではないにせよこんなものが使われているとあってはちょっと幻滅してしまいます
ただ屋台の正面にわざわざ「絶不使用・回鍋油」なんて看板が掲げてある事自体、台湾においてかなり流通している事を指しているのかもしれません

台北の朝市「雙連朝市」

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私が海外に出掛ける時はたいてい3泊~4泊の短い日程の弾丸旅行ですから、時差があってもなかなかそれに体を合わせることは出来ずにいます
それなら時差なんて考えないようにしようと3時間くらいまでなら日本時間で過ごすことにしています
(これは日本に帰って来た時の時差ぼけ防止にもなります)
今回の台湾旅行も時差が1時間ということもあり予約などの時間を勘案しつつ、日本時間ですごしました
もっとも日本は日付変更線に近いところにあるため、こうすると当然ですが朝が早くなってしまいます
ちなみに前日の太魯子渓谷観光はツアーの送迎車が朝の7時にホテルに迎えに来くるというハードスケジュールでしたが、時差も有ったことから特段目ざまし時計をセットするわけでなく普段のペースで起きれたくらいです

それとは別ですが南国の人々は夜が遅い分、朝起きるのが遅くなる傾向があるようです
ここ台湾も例外ではなく、昨晩のように夜が更けても夜市に人が絶えることは無い半面
たとえ日は昇っていようとも朝道を行き交う人はまばらで、台北の街はまだ眠っているように感じました
そんなわけで、台湾2日目の朝は早くに起きてしまったうえ
どこに行くこともできず手持無沙汰となってしまいました
日曜の朝、すがすがしい空気の中どこか散歩しようと思っていても残念ながら行くところがありません
 


 

と思っていたところ、ホテル近くにちょうど良いところがありました
それが今回のタイトルにある「雙連朝市」です
場所は今回宿泊している、サンルート台北から歩いて5分くらいにあるMRTの雙連駅から錦西街へ続く道路沿いにありました
 


 

前述に説明した通り朝8時過ぎにゆっくりと開店するのんびりとした朝市ですが
観光と言うよりはいかにも庶民の市場なのでしょう、すぐに食べられるものではなく調理前の食材を売る店舗を多く見かけました
 


 

特に圧巻なのはお肉屋さん
いかにもどこの部位と判る食材だったりします
 


 

南国特有の魚の並ぶ魚屋さん
マナガツオにアマダイでしょうか、刺身で食べてみたいほど生きがよさそうです
 


 

なにやら見たことも無いようなお菓子を売っている店など様々なお店が歩道沿いに開かれていました
 


 

ちなみにここは通常の道路らしく
狭い道の両翼にお店を所狭しと広げる中、スクーターが絶えず行きかうかと思いきや
何と車も入ってきました
ちょっとこれは無理でしょうとも思えましたが、周りを人が囲む中、何度か切り返して曲がっていく様子を見ることが出来ました
 


 

さてこうして歩いてお腹もすいてきたことですし、どこかで朝食をいただくことにします

台湾式朝食を洪記豆奨大王で

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台北の朝市「雙連朝市」を散策したにも関わらず、そこで朝食をとらなかったわけは
雙連朝市同様に今回宿泊したサンルート台北からほど近い農安街にある
写真の「洪記豆奨大王」で台湾式朝食を食べるためでした
 

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この洪記豆奨大王は朝食屋というよりは、365日24時間やっているお店で
日本でいうところの「吉野家」みたいなイメージのある食堂です
ちなみに農安街にあった台湾の吉野家はこんな感じでした
なにやらメニューが豊富で入りたい気持ちもありますが、それを押し切り洪記豆奨大王へ入ります
 

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その洪記豆奨大王
店はセルフ形式で食べたいものをトレーに載せ
レジで精算してからテーブル席で食べるというもの

中にはサンドイッチやエッグタルトなんてものもありました
 

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ここへ来たわけは看板メニューの「鹹豆漿(シェンドゥジャン)」を食べるため
一杯が25元、日本円で70円くらいの台湾ではわりとポピュラーな朝食です
これには油条という揚げパンも入ってました


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折角なのでサイドメニューにと頼んだのが
水煎包(鮮肉包)
 
ただここでおなか一杯にしてしまうと、今日一日食べまくる予定なのでちょっと辛い
この辺にしておきます
 

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実はもう一つ頼みたいものがありました
これはオーダーを受ける前の「蛋餅」でしょうか
節制したというよりは語学力に乏しく残念ながら頼むことはできなかったというのが正解です
 

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ところで「鹹豆漿」
温かくて、起きたての胃に優しい感じの一杯でした
こいつを食べたらお寺詣りに出かけることにします

アニメ「新世紀ヱヴァンゲリオン」の新作が劇場公開されている
放映当初TVを見ていたわけではないし、多分映画館に足を運ぶことはないでしょう
けれどこの映画を製作したガイナックスという会社が出来たきっかけとなった、DAIKON_FILMの映像、そう今から30年以上前大阪で行われた日本SF大会でのオープニングアニメは私自身オンタイムで見ていたためか、当初からガイナックスの製作するTVアニメを注目していました
そうこのころの私は毎日SF小説を読むような、今でいうところの(SF)オタクでした

その原点を顧みるべく先週末から、そのガイナックスが制作したTVアニメ「トップをねらえ!」「トップをねらえ2!」2作のDVDを通して観ております

そんなアニメに印象に残ったシーンがありました
双方のラストシーンに使われた下記の有名な画像です
話の設定では1万2千年後の時を隔て戻ってくる英雄の帰還を向かい入れる際、使われた言葉(文字)ですが、よく見ると間違っていますね
(最初これを見たときは「ヤ行のイ」が180度回転したものとうる覚えで覚えていたので、きっとそうなのだと思っていましたが間違いでした)
そりゃそうでしょう、1万2千年も経てばすでに古代の文字でしょうから
これでも精いっぱいの歓迎の証、そんな感じで話は締めくくられていました 
 

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「トップをねらえ!」より拝借
 

話は台湾旅行に戻します
ここ台北の街中でも日本語であるカタカナの看板を見ることが出来ました
ところでそのカタカナの看板
日本人目当ての商売かとは思いますが、これがよく見ると結構カタカナの使い方が間違っていたりします
 

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間違いの多いのが「シ」と「ツ」そして「ヅ」と「ジ」
「ツ」に濁音が付いたものなどなど
おそらくはアイウエオなどを覚えないうちに、何かの手本を見て作ったのでしょう
なかにはほほえましい間違いのものも、散見されました
 

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こうしたアンダーバーくらいの使い方なら許してもよさそうですが
 

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ここまで来るとわけけ判らなくなるものまで、数多く見てとれました
 

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吉備真備が片仮名を創作したという伝承が残るほど古い歴史をもつカタカナ文字
本来は文字を簡略表示させる目的で考案されましたものですが、これが結構奥が深く日本語を理解していないと難しいものになるということを知りました
冒頭の「新世紀ヱヴァンゲリオン」のカタカナの使い方自体みても難しいですしね

次回の旅行はイタリアを考えています
本場のパスタを食べてみたいのですが
そこでもしも・・・もしもカタカナで「ナポリタン」などと書かれた看板を見かけたら飛び込んでみようかと思っています
日本人目当てのお店であるのは間違いありませんが、それがたとえ「ナポソタン」と書かれていても構いません

農安街の「洪記豆奨大王」から歩いて10分くらいのところに
三国志で有名な「関羽雲張」を祭る「行天宮」があります
台湾でそのお寺の人気は高く、まだ朝も早いというのに大勢の方がお参りに訪れていました
入り口前にはそんな参拝客を目当てにお供物などを売る元気なオバサマ方も控えています
 

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屋根や扉、壁などが色鮮やかな赤でまとわれたお寺でしたが
これって真っ赤な顔がトレードマークの「関羽雲張」を意識されたものなのでしょうか
 

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ちなみに関羽雲張は商売繁盛の神様でもあります
参拝者の中にはやはり商売繁盛を願って、もしくは願いがかなってやってきた方も多いのではないでしょうか
その真摯な参拝ぶりは、こちらがなんだか恥じるものがあるかのような気持ちにさせるほどでした


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背中に「行天宮志工」と書かれた青いチョッキを着た方も見受けられましたが
これらの人々はボランティアでしょうか、せっせと仕事をしていらっしゃいました
 

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さてここ行天宮の名物は「おみくじによる占い」
台湾の人は本当に占い好きなようです
こうした半月状の木片を投げ表裏が出たら、籤を引くんだそうです
 

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占いと言えば
『大使閣下の料理人』というマンガで私が大好きな話があります
それが「呉越同舟」という話で龍山寺の地下歩行道にある占い横丁で主人公の大沢公が占ってもらう話がありました
 

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場所は違えど、その話の通り行天宮商場と呼ばれる地下道には日本語で占ってくれるという便利な占い師さんがいっぱいいるスポットがあります
ここも親日というか、単に日本人がいいお客様というか・・・・
 

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さすが商売上手の関羽のおひざ元、といったところでしょうか

アジアン・スクーターKYMCO

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アジアの街といえば、まず思いつくのがスクーター
これぞアジア庶民の足といったところでしょうか
ここ台湾も高所得者が増え車がもてはやされてはいますが、スクーターが庶民の足であることに変わりはありません
大きな通りは無論、狭い路地でも自由に走れる
交通規制の緩さもあいまって便利な乗り物とされているようです
 

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そんなアジアを闊歩するアジアンスクーターブームの火付け役のひとりであるオートバイメーカーに台湾のKYMCO「光陽機車(キムコ)」があります
今ではアジアのみならずヨーロッパのスクーター市場でホンダ、ヤマハに次ぐ3番目のシェアを誇る一大メーカーです
台北の路地裏にはこれでもかと並べられたスクーターがつきものですが、KYMCOのスクーターを見つけることはそんなに難しいことではありません
下の写真の右のスクーターもそのKYMCOです
 

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このKYMCOに技術供与したのが日本の本田技研工業
KYMCOは当初、本田技研工業との合弁会社として設立されました
ブランド名は「光陽ホンダ」
けどそれを台湾の人々は「タイワンホンダ」と親しみを込め呼んでいたそうです
こんな逸話が残されています

『ホンダから技術供与を受けた台湾のオートバイメーカー(KYMCO社)は、本田宗一郎に「日本と同じものがつくれる様になりました! 是非見にきて下さい!」と送ったことで有名。現在も「世界のHONDAの技術が今も我が社の製品に生きている」と喧伝している。』(chakuwikiより拝借)

一通りできるようになったら『株を全部買いますから帰ってくれ』と言われた、どこぞの国とは随分と違いますね
 

交通規制の緩さも、台湾(アジア)ならでは
2人乗り3人乗りはあたりまえ、写真には取れませんでしたが何度か4人乗りを見かけました
最近は日本でも車に4人乗ってることを見かけなくなってきているので、これは新鮮でした

こうしてジャンパーの胸と背中を反対に羽織り、風や雨の流入を防ぐのも台湾流です
 

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街角にはリヤカーを牽くスクーターやバイクも見られました
 

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なかにはこんな屋台を牽くホンダのカブのようなバイクも
でもこれってもしかして三輪車
 

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こうした数多くのスーター、私にはいつかは車に乗ってやろうとする人々の伸びしろ
今後の台湾の高度成長の証にも感じました

もっとも自転車から車に乗り換える、そんな国が隣にはありますが・・・・

コストコでメガネを作ってみた

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なんだか久々となった札幌での休日
今朝コストコの開店時間に合わせ車を走らせた
まだ朝10時を少しまわったばかりだというのに、1Fの駐車場は満杯でした
 

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さてこのコストコについてよく聞く話に年会費があります
それは「コストコの年会費は高い?」
年会費が高いのでコストコで買い物はしないというものです
もちろんそれは選択肢の一つです

でもこれって消費者の立場で物事を考えての話に思えてなりません
ちょっと視点を変え逆にコストコ側にたって考えてみると、なにやら見えてくるものがあります

というのも先般アメリカを代表する巨大小売店舗
サンフランシスコ近郊のウォールマートとコストコを梯子した知人から面白い話を聞かせてもらいました
それは双方の駐車場に停められている客の車の質が、面白いくらいまったく違うというのです
どちらとは言いませんが、かたやポンコツというか古めかしい車ばかりなのに、もう片方は真新しい高級車がずらりと並んでいるというのです
たまたまそうだったのか、もしくは見るほうの視線がそうだったのかわかりませんでしたが、わざわざ教えてくれたぐらいですから何か見て思うことがあったのでしょう

こんな記事を読んだことがあります

コストコの顧客層の年収平均が8万ドル以上と、ウォールマートのサムズ・クラブより2万ドル以上高いのは、コストコがただの安売りとは一線を画したブランドづくりに成功している証だという記事でした
 

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コストコの会員制卸売クラブの成功を鑑み、ウォールマートも後追いでサムズ・クラブを立ち上げました
なんと年会費は$100という高額な会費となっています
そのサムズ・クラブやコストコに行こうとしない、もしくは行けないので
しかたなくウォールマートで買い物する客層というと、なにやら見えてくるものがあります

『これって客が店を選んでいるように見えて、実は逆に店のほうに客層を選択されている?』
これが4,200円の年会費をボーダーラインに行われているんじゃないでしょうか
日本では馴染まないやり方ですが、私にはそう感じています

日本では「お客様は神様です」ってのがまかり通っています
顧客が「金払ってるほうが偉い」と思っている節があり、本来の売り手と買い手は対等だという概念からこうした考え方はなかなか受け入れずらいのかもしれません
 

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さて話はかわりタイトルの話をさせていただきます
今日コストコを訪れたのは出来上がったメガネを取りに行くためでした
高級なメガネに用はないのですが、TVなどで宣伝されているディスカウントメガネ専門店はイメージばかりが先行して、品質は・・・というものが多い中でコストコのメガネは良いと聞いていたからです

今回発注したメガネは日本の眼鏡フレームメーカー「シャルマン」のチタンフレームとニコンのレンズのセットで2万円しませんでした(レンズは4mmあり分厚いままです)
ちなみに遠近両用です、乱視も入っているので出来上がりに1週間ほどかかりました
 

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さっそく今日から使ってますが、なかなか具合よいです
検眼も良かったせいでしょう
アメリカはメガネを買う際、検眼士の処方箋が必要で、コストコにはそれがあり
いつも予約で一杯と聞いたことがあるくらいですから
コストコの検眼はそれなりに良いのでしょう

次回もきっとコストコで作るんじゃないかな
もちろんコストコの会員は今後も維持しますよ


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帰りに「ホットドック」食べてくるのも
もちろんコストコではデフォですね

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額縁の写真は2006年日本一に輝いたときの優勝パレードの際、撮影されたものです
このときは所用で残念ながら見にいけなかったのですが、知人に替わりに撮ってきて頂きました
このときから数え今年で4回目となった優勝パレード
ちなみに前回2009年の優勝パレードには11万人の人出があったそうですが、さて今年は・・・・
 

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北海道日本ハムファイターズが3年ぶり6度目のパ・リーグ優勝を達成しました。
リーグ優勝のお祝いと、「144試合の感動をありがとう」の感謝を込めて、優勝パレードを開催します。(画像・文ともに札幌市HPより拝借)
 

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ということで日本一は逃しましたが、パリーグの覇者となった日本ハムファイターズ
今日は「ファイターズは私たちの家族です!ありがとう!」の横断幕が掲げられた駅前通りを凱旋いたしました
雪の予報に反して、この日は快晴
まるでお天道様もが祝福しているかのようでした

 
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パレードの華やげるのは、煌びやかな紙吹雪
多ければ多いほど華やかとなりますが、当然のごとくそれをかたずける必要があります
公共のトイレなども普段より利用が多いでしょうから、そちらも対応しなければなりません
ということで私の勤める会社にも「日本ハム優勝パレード実行委員会様」より
パレード終了後の沿道及び指定トイレの清掃業務の要請を受けることになりました
 

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私も日本ハムファイターズのファンということもあり、休日返上でこの業務に志願させてもらいました
 

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さてその紙吹雪、真っ青な快晴の冬空に舞い上がりましたが
その数はまさに無数、回収するのは大変な時間がかかるだろうと思いきや

車道はゴーストバスターズに出てきたようなスタッフ
そしてこうした機動部隊があっという間にかたずけていきます
 

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歩道の紙吹雪もボランティアスタッフや先ほどまでパレードを見物していた沿道のファンが率先して回収してくれます(感謝、感謝)
 

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私どもはというと、プロらしいところを見せねばなりません
こんな地下道へ通じる入り口屋根や
ビル風のなせる技でしょうか?こんなビルの屋上まで舞い上がった紙吹雪を回収しました
 

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そんなビルの屋上でこんな紙吹雪の片われを見かけました
あなたの気持ちは天までとは申しませんが、少なくとも天高くビルの屋上にまでは届いていましたよ
 

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他にも思いを寄せて書かれた紙吹雪をたくさん見かけました
 

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今回思いがけず、ファイターズファン冥利に尽きる面白い経験をさせていただきました
時間がたつとともに寒さが厳しくなり後半堪えましたが、来年もまたこの優勝パレード後の紙吹雪清掃に参加させてもらいたいものです

冷えた身体をほぐすべく
帰りにJRタワーホテル日航の22階にあるスカイリゾートスパ「プラウ・ブラン」で
今日パレードのあった駅前通りを眺めつつ、一っ風呂
 

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身体の芯から温まる良い風呂でした
これでようやく人心地つき帰路につくことに

台湾の地下鉄MRTでの乗車マナー

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また脱線してしまいましたが、再度台湾旅行に話を戻します
(いや~これ年内に終わるんだろうか)

台湾のタクシーは筆談で会話が成り立つうえ、料金も安くそのうえぼられる心配もほとんど無いのでついつい使ってしまいがちですが、台湾には世界に誇る交通システムMRTがあります
台湾に来るたびお世話になっている便利な乗りものです
 
ただ実際乗車には切符(トークン)を乗車ごとに買わねばならず面倒だったりもします
そこで登場するのがsuicaのようなICカード「台北悠悠カード(EasyCard)」(これまた台北悠遊カードでした)
こいつを使えば、まるで台北っ子のように使うMRTなどの公共交通機関を倒す事が可能となります

この台北悠遊カード
台湾観光協会による2012ウエルカムプレゼントキャンペーンであらかじめ頂いてありました
 


 

さて一年半ぶりにこの台北悠悠カードを使うわけですが、ICカードのチャージの方法が判りません
というかこのとき私の頭の中で韓国の「Tマネー」、香港の「オクトパスカード」、上海の「公共交通カード」、シンガポールの「EZリンクカード」、サンフランシスコの「クリッパーカード」がごっちゃになっていました
 


 


そういや~前回は駅の窓口で直接チャージしてもらったんだっけ
チャージする機械の前でもたついていると地元なのでしょう見ず知らずの若者が機械を指差し「ホールズ・アップ・ヒヤ」「マネー・プットイン」と親切に使い方を教えてくれました
日本人だとバレバレですね

台湾は年配の方は流暢な日本語を話す方がいたりしてびっくりさせられることもありますし、屋台などでも日本語が飛び交っているので、台湾にいてもまるで日本にいるかのような錯覚を覚えることが有ります
こうした若者と流石に日本語での会話は難しいのですが、台湾では最近小さいうちからの英語教育が行われていることもあり何とか会話が成り立つようです
礼を言うとすぐさま「ユアウエルカム」と言ってカッコよく立ち去って行きました
(謝々) 


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MRTの駅は大体はこんな感じで改札機に台北悠遊カードをかざして入場します
 

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台北市内は数分おきにMRTは運行されているのでさほどホームで待つことなく乗車できます
乗り換え駅などの混雑する駅でも乗車マナーが良いせいか
わりあいスムーズに乗り降りできました
 

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MRTの列車はと言うとなんと「川崎重工」1992製のエンブレムが誇らしげに掲げてありました
聞くところによると台北は無論、今後は台中にもかなりの数の車両やシステムが納入されるようです

ちなみに車内はこんな感じ
立ち席を主体としているのか、座席は少なめとなっています
 

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この日は台北市内をはじめ、「猫空」や「淡水」までこのMRTを駆使して回ってきました
全部で3時間超の行程です
その3時間のMRTの旅でちょっと感動したことがありました

それは乗車マナー
台湾の若者をはじめとして、老人や子供連れが乗車すると
必ずといって良いほど席を譲るというものです
譲ってもらった年配の方も、遠慮する気配もなくそうかそうかと威厳を持ってどっしり席に腰をおろす
見ていて気持ち良いくらいでした
これが乗車客の乗り降りが多い駅ごとにみられた風景でした

儒教の教えも有ろうかと思いますが、これは間違いなく教育もしくはしつけがそうさせているのでしょう
次の話の龍山寺で子供に拝礼を教える時にもそんなしつけをしている場面にも出くわしたくらいです
 

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きっと日本も昔はこうだったんだろうな~と思いつつ
羨ましくも、この日MRTでの観光を楽しみました

昨晩家に帰ると一通の封書が届いていました
差出人は「JMBダイヤモンド・サファイヤ事務局」からのもの
そうです待ちに待ったJALのステータス「サファイヤカード」が届いていたのでした 
 

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このカードのため、ただそれだけのため今年はマイル修行の年としFOPを貯める一年となりました
もっとも修行とはいってますが、今年のマイル修行は修行という文言とは縁遠いものです
たとえば最初の修行先は正月に訪れたパリ

JALは行きにプレミアムエコノミー
帰路にはなんとJALご自慢のシェルフラット、そうビジネスクラスにアップグレード
快適なパリ旅行を演出してくれました
ちなみに航空券はビジネスセイバー、パリ往復が53,000円というお得なチケットだったのにもかかわらずの配慮でした
 

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3月に期限が切れるファーストクラスアップグレード券を使い
東京スカイツリー見物と名目をたて国内線ファーストクラスを初体験
 

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GWはバリ島
こちらは今年で使いおさめとなるアップグレードポイントを駆使し
「空に浮かぶスイートルーム」がキャッチフレーズのJALスイートで豪華なファーストクラスの旅
 

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お盆休みには
客船によるアジアンクルーズをこれまた初経験
これまたビジネスクラスでの旅となりました
 


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最後に行った台湾はこの時期、隣国との緊張関係の中
手短に行くところがなく、残った選択肢としてはやはりここしかありませんでした
さすがに皆同じことを考えているようでアップグレードなど夢の夢
エコノミークラスでの渡航
けれど屋台を存分に堪能致しました
 

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と・・・こんな感じで
ビジネスクラスを中心にたまにファーストクラスで楽々修行
51,150FOPを獲得し今年の目標だったJALのステータスたるサファイヤを獲得することができました
これで優雅なビジネスクラス修行は終了

あとはJALグローバル会員の招待状を待つばかりです

台北の「龍山寺」参拝

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台北駅からMRTで2駅の龍山寺駅から歩いてすぐの所に台湾で一番古い廟「龍山寺」があります
茶芸館にでも行こうと思いましたが、まだやっている時間ではないのでその前にここを参拝しようと訪れることにしました
 

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さてここ台北にある龍山寺(ロンシャンスー)
本尊は観世音菩薩とのことですが、道教や儒教など様々な宗教と習合しており、台湾の人々のルーツたる福建省、潮州など中国南部の沿岸地方で特に信仰を集めていた海の神様で媽祖こと天上聖母をはじめ
 

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商売繁盛の神様こと関帝、そして孔子など同じ廟の中に祀られている神々は大小合わせて100以上
一つの建物を参拝することによって複数の神々や仏を拝める事ができる、神様の安売り
いえ失礼しました、スーパーマーケットのようなお寺です
 

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なんだか、良いものはなんでもOKといった台湾の懐の広さを感じます
参拝客のなかにはこんなスカーフをまとったムスリムらしき人の姿まで見られました
最近海外に行くとこうしたムスリムの姿を本当によく見かけます
特に多いのが東南アジアのムスリム達
経済発展の証かと東南アジアを旅することが多いだけに身近に感じます
 

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安産と子供の成長を守る神様『註生娘娘』付近では
子供に廟の参拝作法をしつける親の姿も・・・
台中のお寺を参拝した時も見られましたが、ここ台湾では皆さん同様に手慣れた参拝作法でお参りされた様子を見ることが見て取れます
これは子供のころからしっかりと躾られているからなんでしょうね
 

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次回来るとまでにはしっかり参拝の作法をマスターしてから来る事にしよう

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