2016年7月アーカイブ

今から40年ほど前、私がまだ中学生だったころ世界史の授業で習ったものに『世界四大文明』なるものがあります
「エジプト文明」「メソポタミア文明」「インダス文明」「黄河文明」
この4つが世界の文明の黎明であると学校では世界史の授業で教えています
でもその4つ以外にも「マヤ文明」「インカ文明」「アステカ文明」など大きな文明があったのだと容易に想像させる歴史的遺産の数々が存在するのも事実です
ところでその世界四大文明というのは、日本に亡命していた中国人の政治家で歴史学者の梁啓超の説だということはご存じでしょうか
清朝末期イギリスの植民地だった中国で「黄河文明」というエジプトやメソポタミアなど欧米の文化の源となった文明と同等の古い文明が中国にもあったのだと見栄を張りたくて
『二十世紀太平洋歌』により唱えられたものです
現在では世界には少なくとも20以上の大きな文明があったことは周知の事実で、世界四大文明などと言うものはとっくの昔に世界の歴史学会で、完膚なきまでに否定されきっている説だったりするんです
それがなぜか日本の世界史の教科書には「世界四大文明」として今もなお、学生はそれを信じて疑わずに勉強しているという理不尽な世界があります(しかもこれ試験によく出るらしい)
 


 

また前置きから長くなってしまいましたが、幾多もある古代の文明の中でも突出しているのはなんといってもエジプト文明
そんなエジプト文明の歴史的遺産である古美術品を一目見たくて、世界一の盗品博物館「大英博物館」へとやってきました
ロンドンにある大英博物館にはエジプト、アッシリア、ギリシア、ローマ帝国、英国、東洋およびアジアなど古今東西の美術品や書籍などが約800万点が収蔵されていますが、その中にはエジプトや旧植民地などから略奪したものが、多々含まれていることからイギリス人自ら「盗品博物館」と自虐的な呼び名を付けていたりもします
盗品だろうがなんだろうが、歴史教科書に載っているような古美術品も多数展示されておりますが
そんな中でもエジプトに纏わる古美術品の展示物は本家エジプトを凌ぐほど
ロンドンに来たのならここは訪れねばならぬとばかりに朝早くにやって来ました
 

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この大英博物館に入場料の制度はありませんが、募金箱に£5の寄付金を入れ入館いたします
そこには2000年の大改築の際に新たに作られたグレートコートが広がっていました
ここで音声ガイドをレンタルし開館をまちます
 

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開館とともに飛び込んだのは
もちろんエジプト関係のエリア
『エジプト古代彫刻ギャラリー』(1階展示室4)
大英博物館の目玉である「ロゼッタストーン」や、「ラムゼス二世の像」はじめ迫力のエジプト古代彫刻が並ぶエリアです
朝一で入館し最初に訪れたのですが、さすがにロゼッタストーンはこの混雑ぶりでした
 

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けれど皆さんマナーが良いのか、見たらすぐに次々後ろの方に場所を譲ってくれます
このロゼッタストーンは1799年、ナポレオン・ボナパルトによるエジプト遠征の際にエジプトのロゼッタで発見された石碑で、エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、そしてギリシャ文字で同様の内容が書かれています
もともとはフランスにあったようですが、ナポレオン軍の敗北によりイギリスに引き渡されたそうです
 

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このエジプトエリアで一番目を引くのは
「ラムセス2世の胸像」
さ2.67m、重さ7.25tととんでもない大きさ
よくぞまあここエジプトにあるテーベの神殿からイギリスまで運んだものだと驚愕しきりです
胸像に空いている右胸の穴はそのときあけられたものだそうです
まぁやってくれますね、当時イギリスの人たちはこの歴史的な古美術品をなんだと思っていたのでしょうね
 

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展示物はむき出しのまま置かれているものが多いのですが
こうしてショーケースに収められているものもあります
それだけ美術品としての価値が高いということなんでしょう
そんな一つがこの黒猫
恭しく展示されています
『太陽神ラーの娘 バテスト神の化身』
初めは牝ライオンの姿をしていたそうですが、後に猫の姿になったそうです
 

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ちなみに大英博物館の土産売り場にはこんなかわいい
エジプト バステト 神 ぬいぐるみがあるそうです
エジプトに思いを馳せるぬいぐるみってそう無いですからね
いや~買ってくれば良かった
 

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(USアマゾンより拝借)
 

翼を持った人頭のライオン
アッシリアにあったノースウェスト宮殿の入り口を守った守護神


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大小合わせて、よくぞまあ持ってきたとしか言いようがありませんね
さて次はギリシャ、ローマエリア
盗品博物館の話はまだまだ続きます

盗品美術館として名高い大英博物館
当然のように文化財の返還要求が起きています
特出すべきは「エルギン・マーブルズ」と呼ばれるギリシャ・アテネのパルテノン神殿を飾った大理石の彫刻品
「エルギン・マーブルズ」の名の由来は
エルギン卿トーマス・ブルースという英国の貴族からとられたものですが、この貴族がとんでもないことをしてしまったことにこの問題の発端があります
 

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(ウイキペデイアより拝借)
 

ギリシャをもその支配地にしていたオスマン・トルコ帝国駐在英国大使に命じられたエルギン卿
結婚祝いにギリシャ風大邸宅を建てると新婦に約束してしまったこともあり
イスタンブール滞在中に、古代ギリシアのパルテノン神殿の調査との名目で紀元前5世紀の古代ギリシャ芸術魂の真髄が集約されたパルテノン神殿の壁面と天井を飾った大理石彫刻を駐在英国大使という立場と賄賂を利用し、次々とパルテノン神殿から引っぺがし英国に搬出してしまいます
10年間にわたり英国に搬出した大理石彫刻は何と253点
しかも運搬し易くするため切断さえためらいませんでした
結局ギリシャ風大邸宅を約束した新婦には逃げられ、しかたなく英国政府に安値で売り渡すという悪事三昧をやってしまったというわけです
もっともそのおかげでその後2世紀を経た現在、エルギン卿の名前は大英博物館が誇る最も大切なコレクションの一つとして残ることとなりました
 
そんなエルギン・マーブルズを鑑賞しにパルテノン・ギャラリーへ

まずは裸のアフロディテ(ビーナス)の大理石像
たくさんの方がここで写真を撮っていられました
もっともこれもレプリカらしいのですが
 

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レプリカといっても芸術性は失われていませんし
なんといっても色っぽいですよね
 

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ギリシア神話に登場する海に棲む女神「ネーレーイス」の像が建つ神殿を模したもの
 
 
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出土したネーレーイスの像も展示されていました


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こうしたギリシア神殿の白の大理石像は白い物と思いがちですが、実は大衆受けするために磨かれてしまい白くしてしまったものなのだとか
もともとはカラフルな色彩を放っていたらしいのです
いや~やってくれますね
 

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現在ギリシャにあるものの半数はレプリカで、その残りが、ここ大英博物館に展示されているのだそうです
ちなみに17世紀オスマン帝国の弾薬庫として使われていたパルテノン神殿
ベニスの軍隊がアクロポリスを包囲し、砲撃したうちの一発が弾薬庫に命中、この時からパルテノン神殿は廃墟と化します
たとえそのままこうした大理石像などが残っていたとしても、多くが失われてしまったであろうことは容易に想像できます
現在もこうしたギリシャの至宝を見ることが出来るのはエルギン卿のおかげと言えなくもありませんが、いや~難しいところですね

大英博物館の展示エリアでは「ロゼッタストーン」「パルテノン神殿の彫刻群」「ミイラコレクション」
この3つが三大お宝と言うことですが、最後に訪れることになったのはミイラコレクション
ということで大英博物館2階にある「ミイラの部屋」へ向かいます
 


 

古代エジプトでは死後の世界があると信じ死者は副葬品とともに埋葬されていました
そのミイラが墓から掘り起こされたうえエジプトを遥か離れた英国の地につれてこられ
しかも寝ることもかなわずこうして立たされているミイラもあります
ミイラと言えども死体にはかわりなく、それがこうして展示されているのには何か違和感を感じずにいられませんでした

とはいえここミイラコレクションのエリアはここ大英博物館の中で一番混雑しておりました
皆さん怖いもの見たさと言ったところでしょうか
 

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夫婦でしょうか
同じように金箔が張られた棺に納められたものもあります
 

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女性らしきミイラがたくさんありますが、この時代、女性の地位が高かったのでしょうか
 

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ミイラを収めてる棺はなかのミイラに似せて作られたそうなので
生前はこんな顔だったんだ・・・と覗かせていただきました
 

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でもここまでくると少しリアルすぎます
日本じゃこれって死体遺棄にあたりそうです
もっとも3400年程前の出来事ですが
 

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ミイラの脇に置かれているのは
ミイラにするため遺体から抜いた内臓を納める
カノポス容器のようです
 

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ミイラとカノポス容器そして下の写真にある「死者の書」
これでミイラ3点セットそろい踏みです

「死者の書」には
アヌビス神がアニの心臓と、真理を象徴するダチョウの羽を天秤にかけられている様子が描かれています
天秤が釣り合えば、現世での無罪が証明され、冥界に旅立つことができるのだとか
 

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このミイラコレクションのエリアに入る手前の部屋には
エジプト壁画が並んでいました
3400年ほど前に書かれた壁画ですが、彩色が極めて鮮明で印象的です

下の壁画は有名な
ネバアメンの墓の壁画「狩猟の図」
男性がネブアメンで、パピルスで編んだ船に乗って狩りをしている様子で
後ろには妻、足元にいるのは娘が描かれています
 

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女性が楽団の音色とともに踊っているらしき姿も描かれていますが
画風はまるで現代のマンガのようでした
 

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おそらく真剣に一つづつ見て回ったら2~3日はかかるであろう膨大な展示物
こんな感じで駆け足で回っても2時間余りかかりました
また英国に来れる機会があったら再度訪れることにして
次は英国のパブに昼飯を食べに行くこととします

大英博物館を見学した後は地下鉄でナイトビリッジでとやってきました
ここにはヨーロッパを代表する百貨店「ハロッズ」があるのですが、ここで知人と待ち合わせてパブへと向かう手筈となっています
待ち合わせまで少し時間もありましたので、そんなハロッズをぶらぶら
英国ブランドのグローブ・トロッターなどを物色しましたが、円とポンドの交換比率が悪すぎるおかげで残念ながら日本から通販で購入するよりも高い金額となっていました
ちなみに訪れたのは大晦日、クリスマス明けのセールの時期だったのにかかわらずです
おかげで今回の旅ではほとんど何も買うことができませんでした
 

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待ち合わせ場所に指定したフードコーナーのテナントがなかったため多少戸惑いましたが、何とか合流
ブロンプトン通りに店を構えるロンドンパブ「The Bunch of Grapes(一房のぶどう)」というパブに向かいます
 

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店内はブリティシュテイストの古めかしいカウンターのあるいかにもパブらしいパブ
しかしながらこうしたカウンターで飲むにはまだまだ修行が足りなさそうです

 

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ちなみにここへ伺ったのは午後3時ということで、空いているだろうとたかをくくっていましたが店は満席、20分ほど待って2階のテーブル席へと案内されました
 

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2階のバーにもビールのタップハンドルがそろい踏み
英国ですから当然のように「ギネスビール」
続いてフィリッピンの「サンミゲル」
これは元英国領香港で一番市民に愛されるビールだから?
ベルギービールの「ステラアルトワ」や
チェコのNo.1ビール「スタロプラメン」
などギネス以外はみなピルスナー系のビールが並びます


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けれど折角ロンドンのパブまでやってきたので
イングリッシュペールエールで乾杯することに
 

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イングリッシュペールエールのロンドンプライドはパイントグラスで
グリーンキング醸造所のIPAはハーフパイントでいただきます
 
 
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昼飯がまだだったのでここでも
「フィッシュアンドチップス」をいただきます
ちなみに£10.75(日本円で約2千円)とちょっと高め
まぁこれも為替の影響なんですが
 

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サンドイッチも頼みましたが、朝食べすぎたせいか
食べきらずこれはドギーバックに入れ持ち帰ることになりましたが、これがテムズ川のカウントダウンの際、ちょっと洒落た夜食となりました
 

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ということで次は今回の旅の目的である
「テムズ川カウントダウン花火」へ

昨日さっぽろばんけいスキー場「ban.K」で行われた
「サッポロクラフトビアフォレスト(Sapporo Craft Beer Forest) 2016」
4回目となる開催ですが、ようやく今年休みが取れたこともあり参加してきました
 

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さてその「Sapporo Craft Beer Forest 2016」
実行委員会のホームページにはこう謳われています
 

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『色、香り、味わい、喉ごしの組み合わせがいくつも存在するのが「ビール」本来の姿。
そしてそれは造り手によって個性が様々。
クラフトビールの魅力は、美味しいビールであるとともに、多様性がとてつもないことです。
そんなビールたちが札幌ばんけいの森~フォレスト~に大集合します。
ぜひ「フォレスト」にお越しください。 札幌の夏の澄んだ空気の中で「クラフトビール」を思う存分楽しみましょう!!』

アウトドで生ビールを飲むことを何よりの楽しみにしている私には何よりのイベントですし
それが道内のみならず全国からもやってくると聞いてこれは行かずにはいられないと思っていました
 

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国内でこうしたイベントに参加するのは初めてですが
アメリカにあるクラフトビール(地ビール)の聖地サンディゴ
そこにはサンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコパークがありますが、そのメジャーリーグの球場内のパーク・アット・ザ・パークで、カルフォルニア州をはじめとしたアメリカの各地から21もの醸造所が出店しクラフトビール(地ビール)を提供するイベントがあり
WELCOME TO BEERFEST Tonight at the Parck All Padres Fans Welcam』という看板に引かれ6年ほど前に参加したことがありました
ビールの価格も1杯$5と今回のイベント同様ですし
ビールに合う美味しいフードが販売されているのも一緒とビール好きはどこへ行っても同じことを考えるんだと思わせました
 

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そんなイベントに参加するため予め前売り券
6枚つづりで3,000円のチケットを購入
前売り特典としてついてくるグラスを抱えてクラフトビアフォレストに参加となりました
 

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イベントが始まる少し前に会場に到着
抱えてきたアウトドア用で小型のイスをセット
パンフレットを眺めつつこれから飲むビールを物色します
予め購入しておいたチケットは2人で12杯分
道内外合わせて18軒ものブルワリーが参加し
100を超える銘柄が提供されるとあって何を飲むのか決めるのも楽しみの一つでした
 

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ということでまず1杯目は
京都醸造の「一期一会」
複雑な香りとドライな口当たりと言うことでしたが、しっかりとした苦さが特徴のビールでした
 

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2杯目は長野からこられた「ヤッホーブルーイング」
飲んだのは定番の「よなよなエール」
このビールは私の住む札幌でも割合簡単に手に入るビールですが
生樽は初めてということで、次はこいつにしました
看板にはまずはコレ!って書かれていますね
 

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一番人気だったのが富山の城端麦酒「アールグレイ」
なんとビールなのに紅茶が入っているんです
あっさりしていてほんとうに箸休めにぴったりのビールでした
 

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老舗ブルワリーの湘南ビールや
東京都は天王州アイルのブルワリーのサンフランシスコスタイルのエール「ゴールデンエール」もいただきます
 

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この辺でスタウトビールもということで
新潟はスワンレイクビールの「グレースタウト」
合わせるつまみは全長45cmのジャンボ焼き鳥
 

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このジャンボ焼き鳥、ここban.Kオリジナルだそうですが
長いだけでなく鶏肉も大ぶりで量的にものすごく、炭火で丁寧に焼いているのを見てこれは食べねばと思っていた逸品です
 

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そうそうこのサッポロクラフトビアフォレスト2016
フード類もかなり充実してりました
まずは
<BBQ> の牛ステーキ
柔らかくて普通に美味しい
 

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ビールに合うということで
ソーセージとアイスバインはここban.Kのベルクヒュッテのもの
 


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ケバブのコーナはいつも人だかり
そりゃそうでしょうこんな肉を見せられたらしょうがないですね
 

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このコーナーからは
ケバブをトルティヤで包んだラップ
とラムチョップをいただくことに
このラムチョップビールにも合いますし最高でした


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他にも石焼ピザや厚岸の牡蠣で有名な「五坪」の厚岸のジューシー焼き牡蠣
そしてベルギー人のお手製ベルギーワッフルなどビールにいかにも合いそうなフードがずらり並びますが
ビール腹でこれ以上食べることはままなりませんでした


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そんなこんなで昨日はそよ風がふくban.Kで美味しいビールとつまみを満喫
いや〜本当に満足いたしました
ということで来年も休みを取って必ず参加することといたします

P.Sそうそうこのイベント
白人系の外国人を多く見かけましたが、最近札幌や小樽で見かけるアジア系の方を見かける(聞き分ける?)ことはありませんでした
白人系の外国人の方々の話に聞き耳を立てたところどうやらニセコあたりで働いている方が多かったようです
そういやニセコにもクラフトビールのブルワリーありましたね

先週末参加した「サッポロクラフトビアフォレスト2016」
午後1時からの開催ということで午前中は札幌ユナイテッドシネマで上映されている
映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を見に行くことにしました
 


 

この日は結構忙しいな~と朝早くに自宅を出たためか、上映の1時間以上前に映画館に到着してしまいました
サッポロクラフトビアフォレスト用に持ってきたキャンプ用のイスをコインロッカーに預けたら
さあ朝食でも食べに行こうと思いましたが、ユナイテッドシネマのある札幌ファクトリーの店はまだどこもやっていません
朝食難民と化すところでしたが、スマホで探してみたところ札幌ファクトリー近くに思いもしないようなお店が朝7時からやっているのを見つけました
それが「Brasserie Le Gaucher(ブラッスリー ル ゴーシェ)」
 

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ブラッスリーと言えば、フランスでは居酒屋を指しますが
以前フランスのエペルネを尋ねた時、昼食時になんとなく飛び込んた『バー・ブラッセリー「LE KHEDIVE」』が美味しく、フランスの雰囲気が良く出ていたのを思い出しました
ですが、お酒を扱うお店で朝早くからやっているそういったイメージは有りませんでした

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さてそのブラッスリー ル ゴーシェ
店内はフランスを意識したインテリア
パリのセーヌ河周辺のバスの路線図などが掲げてあり店の雰囲気もなかなかなものです

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モーニングタイム(AM7:00-11:00)のモーニングセットは ¥640(税込)
[クロックムッシュ、グリーンサラダ、セットドリンク]
1、ハム&チーズ
2、チーズ&ツナマヨ
3、きゅうり&鶏むね肉
4、バナナ&クリームチーズ


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クロックムッシュに使っている食パンは自家製パンだそです
ハム&チーズでいただきましたがカリカリに焼かれていて美味しい
しかもセットコーヒーはホットを頼みましたが、エスプレッソが出てきたりと
本格的なフレンチで朝から満足度高いです

思わぬ朝食難民でなかなか良いお店を見つけました
次回はまた映画を観に来た時に昼食に伺おうと思います
 

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さて肝心の映画インデペンデンスデー・リサージェンスですが、感想はネタバレになるので無しですが、やはりこの映画ウィル・スミスが出演しないとしまりませんね
前回出演したほとんどの役者さんが出演する中ウイル・スミスがないのはさみしい鍵路です
出演料の関係で出てこられないとの事ですが、いや〜残念
USJで進撃の巨人とヱヴァンゲリオンで4DXを体験していてこれっていいな~と思っていたので
今回インデペンデンスデー・リサージェンスは4DXで見ることにしました
この映画、戦闘シーンが多いので断然4DXがおすすめです
まぁ映画と言うよりはアトラクションでしたが 
 

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小樽「食べ飲み処_みやこ鳥」

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私の小樽での通勤路にしている「都通りアーケード街」
そこにその通りの名を冠した焼き鳥屋さんがあります
それが小樽「食べ飲み処 みやこ鳥」
夕方ここの前を通るたびに、いつもお客様で賑わっているのが見て取れ
いつか訪れたいと思っていましたが、先々週ようやくみやこ鳥の暖簾を潜ることができました
 

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会社の同僚と伺ったのですが、私が行った時には先発隊が掘りごたつに陣取りすでに結構出来上がっていました
壁に掲げられたのメニューに心を奪われつつも
まずは生ビール(サッポロクラシック)で喉を潤します
 

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焼き鳥屋で申し訳ないのですが、おなかぺこぺこということもあり自慢の焼き鳥ではなく
まずは豚串からいただきます
焼鳥の味付けはちょっとあっさり目、ちょっと塩を足し気味にいただくことに
 

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続いて、腸ガツの3本セット
この辺で生ビールから日本酒にチェンジ
小樽の地酒(北の誉酒造)「なごみの蔵」をいただきました
 

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次に頼んだのは壁にあるメニューからアスパラのベンコン焼き
それと小樽産タコの串焼きです
 

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小樽産のタコの串焼きはさっとあぶっただけでほぼレア状態
これがコリコリしていて旨く日本酒によく合いました


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タコのから揚げも美味しい
 

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こんな感じで適当に頼んで日本酒を2本開けて
1人4千円ほど
コスパに加え店主も気さくな方で雰囲気も良く、また伺いたいお店となりました

さてこの辺で国内のネタもなくなってきたのでまた年末年始に行ってきたロンドンの話にもどります
そんなロンドン観光ですが年末年始に行くからにはどうしても見たかったものがあります
それがニューイヤー・カウントダウンのテレビ中継の定番とも言える、ロンドンのテムズ川の花火大会
「ロンドン・ファイヤーワークス ニュー・イヤーズ・イヴ・ファイヤーワークス」
ロンドンのランドマーク・ビッグベンの時計が、12時を指すと打ち上げが始まるロンドンのニューイヤー花火です
 


 


テムズ川のほとりに建つ大観覧車・ロンドンアイ周辺から1万2000発の花火が夜空を彩るこのイベント
花火を見るためにはひとり£10(2千円弱)のチケットをあらかじめ購入しておかないと
テムズ川沿いで観ることはできません
しかもこのチケット、£10というと結構高額なにもかかわらず、10月には売れ切れているという状況でした

そんな人気のチケットですが、チケットを手にした有料の観覧者はなんと総数25万人
もっとも地元のロンドンっ子たちのなかにはテムズ河岸の高いビルやら、はたまたビルの間隙から眺めたりするとのことなので、そうした無料で見ている観覧者を含めると50万人を超えているとの話もあります
といってもビルの隙間から眺めるには情報が無さすぎますし、やはり良いところから見たいということで、10月頃にテムズ川沿いのこのチケット「レッドエリア」を予約しておきました


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ちなみに中にはこんなカウントダウン用にしつらえた遊覧船でディナーを楽しみながらという方もいたようです
船内にはディナーを演出するようテーブルクロスの上ににグラス、ナイフ・フォーク・スプーン類が配置され、ちょっと高級そうな香りのするテーブルコーディネートがなされていました
他にも川岸の高いところにあるレストランからも見られるようでした
こうしたものはかなり高額なようで、HISのサイトを見るとディナークルーズの料金は£309(日本円で6万円弱)でした
 

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夜中の0時のイベントですが、とんでもない人数が訪れるイベントということで夜の8時半にはホテルを出発、長い行列に並んでようやくレッドエリアに到着
大勢の方が所狭しと群れを成していました
ちなみにカウントダウンまではまだ3時間ほど時間があるにも関わらずこの状況でした
 

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ちなみにレッドエリアはエンバンクメントからテンプルまでの川沿い
ウォータールー・ブリッジを抜けたあたりで花火の打ち上げ場所であるロンドンアイが見えてきたのでこの辺で見ることにします
ちなみにこの時の気温は摂氏7度、快晴で風もなくカウントダウン花火日和
って思わなきゃ3時間も待てませんね
 

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長らく待って体が冷えてきたのでこの辺で今回の秘密兵器
「カップ麺(そばですかい)」を出します
お湯はホテルで沸かしたものを日本からこのためにわざわざ持参した保温ボトルに入れて持ってきました
ちなみにこのカップ麺(そばですかい)は気圧の低い機内を想定して作られているため
お湯の温度が低くても茹でられるように作られています
そうこんな時にぴったりのカップ麺となりますね

ということでここ数年海外で年越しをするためご無沙汰していた「年越蕎麦」をここで食べることにします
三島由紀夫がいう「お茶漬けナショナリスト」などと言われようが、やはり心にしみる味
しかも身体も結構温まりました
 

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そんなこんなで3時間ほど待ちましたが
ようやく午前0時となり2016年を迎えます
周りからもカウントダウンの歓声が上がり、「0」の掛け声とともに花火が打ち上げられました
 

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午前0時を知らせる
『ビッグベン』が奏でる除夜の鐘
それに合わせるかのような1万2千発の花火
短い時間に一気に打ち上げられることからかなりの迫力がありました



 

ということでロンドンのカウントダウン・ニューイヤー花火を堪能したあとは
ホテルまで戻りますが、レッドエリアのエリアであるエンバンクメントからホテルまでは歩いても10分くらい
この雑踏の中を歩いていくので、会場近くのホテルというのはかなり便利でした
 

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この晩はあちらこちらで混乱していたようで
スコットランドヤードの騎馬警察官が出動していました
そうここ英国は元祖騎馬警官の国ですからね
ただこれ混乱を鎮めるのもありますが、観光客に人気があったようで皆さん女性の騎馬警察官と並んで写真を撮っていて
どちらかというと混乱を増長していた気もしなくはありませんでした
 

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かくいう私も記念に1枚
 

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ホテルに舞い戻り、渡り廊下から地下鉄エンバンクメント駅のほうを見ると
通りを警官が閉鎖、ここで通せんぼしているようでしたが、観覧客からPassed!Passed!と掛け声が飛ぶ中、警官のバリケードと押し競饅頭状態
そんな際、後ろからスコットランドヤードの騎馬警察官はじっと睨みをきかせていたようです
 

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と、長い一日がようやく終了
明日(もう今日ですが)はハリーポッターの撮影スタジオをめぐります

早朝のバッキンガム宮殿

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ロンドン3日日となる2016年1月1日
元旦ということで、どこもお休みなのは想像に難くありません
ということでこの日は元旦営業の観光地に行くこととします
ということでロンドン郊外に位置するワーナーブラザーズスタジオでやっている「ハリー・ポッター・スタジオツアー」に行くこととしていましたが、予約していたスタジオ・ツアーは午前11時の列車で向かえば間に合います
それまで少し時間があるということで、この日まずはエリザベス女王の居城たる「バッキンガム宮殿」を訪ねることといたしました
写真は右がバッキンガム宮殿、左はヴィクトリア記念碑
その上空を航空機が通過していますが、ヨーロッパの空は緯度の関係なのか、こうした飛行機雲を見かける機会が多いですね
 

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ホテルで朝食をとった後、地下鉄で「ヴィクトリア駅」まで乗車
その後なんだか歴史の重みを感じる建物を眺めつつバッキンガム宮殿へ向かいます
 


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ここは外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式があまりにも有名ですが
冬季間は偶数日のみの開催ですから残念ながらこの日、近衛兵の交代儀式はありませんでした
 

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現在も王室の住居であり、公務を執り行う場所でもある世界でも珍しい現役の宮殿
そのためかこんな歴史と格調を併せ持つ「バッキンガム宮殿」ですが、世界遺産には申請されてはいません
まあ世界遺産になったらなったで色々と面倒なことが多いでしょうし
現実に女王陛下がお住まいになってるんで、難しんでしょうね
 

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宮殿正面広場にあるのは大理石でできたヴィクトリア女王記念碑
英国が世界各地を植民地化して繁栄を極めた最も輝かしい時代「ビクトリア朝」の女王
そして「君臨すれども統治せず」と謳われた君主ヴィクトリア女王を記念して建てられたもの

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金メッキで装飾された上部の彫像は勝利を意味し、その足元の彫像は勇気と忠誠を意味しているのだとか

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真面目なバッキンガム宮殿の宮殿近衛兵
近衛兵の交代儀式のときにとどまらず普段からこうして歩いたりしていて
女王陛下を御護りしているようです


バッキンガム宮殿を外から眺めた後は隣接するグリーンパーク公園を散歩しつつ地下鉄のグリーンパーク駅を目指します
公園には小道が何本もありますのでここはiPhoneでグーグルマップを見ながら進むことに
公園にはゴミ袋が見て取れますがこれは昨晩のニューイヤーカウントダウン花火の名残りなのでしょう、昨夜の出来事でしたがそうすでに片付けられていました
さすがはガーデニングの国の公園といったところでしょうか、シンプルですがよく整備されています
 

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そんな公園を突き抜け地下鉄のグリーンパーク駅にたどりついたところ
キャンピングカー?の大群と出会いました
 


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けどよく見るとなんとなく違いそうです
 

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犬を散歩させていたご婦人に「Your Motorhome」と聞いてみたところ
聞きなれない「No Horse Cargo」という言葉が返ってきました
『馬車』?ってことなんでしょうか?馬が牽くのではなく馬が乗る車「馬運車」のことのようです
 

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そういやこのあとこのあたりからロンドン名物のニュー・イヤー・パレードが行われるので、きっとその参加者なのでしょう
この娘も颯爽と乗馬されるのかな~
 

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窮屈だろう車内から顔を出している馬もおりました
 

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このあたりの車は外から見たらキャンピングカーにしか見えないですよね
けれどそう言われてよく見ると、車の横には馬のマークのラッピングがなされています
 

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どちらかというとこうしたホーストレーラーのほうが多かったかな
 

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馬の体重を考えてか
はたまた乗り心地重視なのか、こんな6輪のトレーラーまでありました
(6輪というとどうしてもF1のタイレルフォードを思い出してしまう私です)
 

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皆さん出番が待ち遠しいのか
ローバーでホーストレーラーを牽いて来られた方は寒いのにかかわらず外で談笑されております
現在はインド・タタ自動車の子会社と落ちこぼれたローバーですが、もとはといえば英国王室や英国のセレブリティご用達の車だったんですけどね
 
 

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そんな中、ホーストレーラを英国三菱 L200(日本名:トライトン) で牽く姿も見かけました
トライトンの日本国内での販売は2011年に終了していますが、英国ではまだ販売されているのかな
なかなか様になっていてカッコいいです
三菱自動車の方はこんな使われ方をしているのはご存じなのかな


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なかにはこんな年季の入った馬運車の姿もありました
さすがは乗馬の伝統のある国(英国貴族の嗜み)
馬を個人所有しこうして専用の車をもって搬送する
ペットとはちょっと言いがたいスケールの大きな趣味に感じます


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そんな趣味を持たれた方の年に一度のお披露目の機会もあとわずかなようです
残念ながらこのあとハリーポッターの撮影スタジオを目指す関係から見ることはできません
ということで写真奥に見えるリッツカールトンあたりから地下鉄に乗り込みます

 

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ということで次はホグワーツ城へ向かう始発駅「キングスクロス駅」に向かいます

お正月を海外で過ごすことがここ最近我が家の定番となっておりますが、その際に問題となることがあります、それが元日の過ごし方
1日から3日までとは申しませんが、アメリカやヨーロッパにあっても元日に休むのは世の習いのようで
短い日程の中でこの元日をどう過ごすかが問題となって頭を悩ませています
ということで今回も元日に楽しめるものをあらかじめ探しておくなど事前準備が欠かせません
それが元旦のも営業している「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
この日は魔法の世界、ハリー・ポッター映画シリーズの舞台裏を堪能することにします
とはいえ昼過ぎのツアーを予約してありましたので、午前中は少し時間があります
 

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そこでこれまたハリー・ポッターの映画に登場するキングス・クロス駅を訪ねてみることに
そのキングス・クロス駅、ロンドンの中心部にあるイギリスの主要鉄道の1つであるイースト・コースト本線の南の終着駅
上の写真がそうなのですがなんだか映画で見たものと違うような・・・・・
下のプラットホームは見覚えがあるのになんだか変ですね
 

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それもそのはず『ハリー・ポッター』シリーズでホグワーツ魔法魔術学校に向かう列車が出発する駅
キングス・クロス駅は撮影の際は隣にあるセント・パンクラス駅の外観が「キングス・クロス駅」として使用されたのだとか
確かにこちらのほうが建物としての歴史と重厚感がありますね
 

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そんなキングス・クロス駅には
ハリー・ポッターに出てくる9と4分の3番線を再現した記念撮影のスポットがあるというので
西コンコースをあれこれ探してみました(これが結構分かりづらかった)
 

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どうやら最初に設置された場所から移動されていたようでした
あやうくこんな感じで「9と4分の3番線はどっちですか?」と駅員に訪ねねばならなくなるところでした
もっとも映画のようにそんなのあるわけないよとあしらわれる事なく教えてくれるでしょうが
 

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そんな時、コンコースに人だかりを発見
「PLATFORM 9 3/4」とありますの
どうやらココのようなので列の後ろに着くことにします
 

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待つこと30分ほど
その9と4分の3番線の撮影ポイントですが、煉瓦の壁にカートの半分が刺さっており、映画と同じシチュエーションの写真を撮ることができるとのことでしたので、御多分に漏れず私もやってみました
その写真がこれ
スタッフにも笑われていますが、上手く撮れ記念になりました
 

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さて「9と4分の3番線」がなぜここに移動されたのか
そのわけは簡単
このハリーポッター関連の商品を扱うお店が隣にあるからです
まぁ体の良い客引きといった頃でしょうか
ここで撮影された写真はこの店内で販売されております
 

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ただこの時のポンドの換算レートは£1が192円
為替レートの関係か商品の価格が異常に高かったように感じます
何人か「ハリーポッターの杖」を買ってきてと頼まれましたが
1本が5千円以上と高く、とても買って帰る気にはなりませんでした
 

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そんあこんなでキングス・クロス駅での撮影を終え
そのまま魔法の世界へホグワーツ特急で向かいたいところですが
9と4分の3番線には降り立つことができないため、仕方なく普通列車でホグワーツのある
ワトフォードを目指します

そうそうハリーポッターでキングス・クロス駅のモデルとなった
セント・パンクラス駅にはこんなミッキーマウスをはじめとしたぬいぐるみでできた巨大なクリスマスツリーがあります
こちらもなかなかなものです
 

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キングス・クロス駅でお決まりの写真を撮った後はロンドン中心部の北側に位置するロンドン・ユーストン駅へ向かいます
ロンドン・ユーストン駅はこじんまりとして何の変哲もない駅に見えますが、実は蒸気機関車の父として知られるロバート・スティーブンソン指揮のもと建設された由緒ある駅なんです
 

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ロンドン・ユーストンから今日の目的地ワーナー・スタジオのあるワトフォードジャンクションまでは
ツアーバスもあり便利なのはわかっていましたが、ちょっくら電車にも乗ってみたいというテツな部分もあって
ロンドン・オーバーグラウンドで向かうことにします

そのロンドン・オーバーグラウンドはネットワーク・レールが運営管理していていますが、そのネットワーク・レール券売機がコレです
これが結構判りづらくて苦労しました
出てきたキップを自動改札機に通しホームへと向かいます
 

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なんだかお洒落な列車がホームに停まってますが、乗り込む列車はコレではありません
この列車はイギリスのヴァージントレイン
母体はあのヴァージン航空というから、あっなるほど
デザイン的にもヴァージン航空の機材と重なる部分もありますね
ちなみにこのヴァージン・トレイン
ロンドン・ユーストンからはバーミンガムやマンチェスター、リバプール、グラスゴーとイギリスの名だたる都市と結んでいるとのこと
次回はこのヴァージン・トレイン乗ってみたいものですね
 

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この後ワーナー・スタジオのあるワトフォードへ向かう列車は「ホグワーツ特急」ならぬ
ロンドン・オーバーグラウンドの「キャピタルスター」で向かいます
列車には地下鉄チューブと同様のマークがありますが、あくまで地上を走るのでオーバーグランドなんですね
ちなみに5両編成なのでわかりやすく「5Car Train」と表示されていました
このキャピタルスター、カナダのボンバルディア社製(クラス378)のものですが
そういえばカナダも女王を君主とする立憲君主の英連邦王国でしたね
 

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元日とあって車内はガラガラ
けれど横座りの席だったり、その席も折り畳めたりと
普段は混雑するんだろうと思わせる車内です


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50分ほどでワトフォード・ジャンクションに到着
「ワトフォード」はロンドンのベッドタウン
人口8万ほどの都市とのことで駅もそこそこの規模でした


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ワトフォード・ジャンクション駅からワーナー・ブラザーススタジオまで
ハリーポッターのラッピングが施された2階建シャトルバスが出ているので、こいつに乗り込みましす
往復£4.5と聞いていましたが、元日料金が加算されました
まぁ仕方ないですね

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もたもた写真を撮りながらバスに乗り込みましたが、なんとか席にありつきました
そういやワトフォード・ジャンクションで降りたみなさん何気に早足でしたね


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20分ほどでワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッターに到着
今日はハリーポッターの世界を堪能することにします

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