2019年12月アーカイブ

シカゴをさらっと観光したあとはCTAのブルーラインに乗り、再びシカゴ・オヘア空港へと戻ってまいりました
さっそくアメリカン航空が利用するターミナル3へ
 

chicago_orlando92.JPG
 

そうようやくオーランドへ移動できます
足早にチェックインを済ませ、セキュリティを潜ったら
真っ先にコンコースHとコンコースKの間にあるアメリカン航空のラウンジへ

アメリカン航空と言えば言わずと知れたラウンジ「アドミラルズクラブ」
ただしここはワンワールドステータスのエメラルドスティタスを使い
「フラッグシップ・ラウンジ」に入ることに
 

chicago_orlando93.JPG
 

ラウンジには窓の外に航空機を望む席と
シックなソファーが並ぶラグジュアリーな空間
 

chicago_orlando94.JPG chicago_orlando95.JPG
 

ディナーが楽しめるダイニング席などの様々な席が有りますが
ここはやはり航空機を望む席といたします
 

chicago_orlando96.JPG chicago_orlando97.JPG
 

席を確保したらシャワールームへ
 

chicago_orlando98.JPG


熱いシャワーを浴びたら、ダイニングエリアへ
カウンターにはワインとシャンパンが並びます
特にシャンパンは幻のシャンパーニュ「サロン」の姉妹メゾンと言われる「ドゥラモット」がりますが、ここはやはりビール
 

chicago_orlando99.JPG
 


残念ながら樽生ビールは有りませんが、冷蔵庫には全米No1クラフトビール BLUE MOON のベルジャンホワイトがありました
JALの指定ラウンジということなのか日本酒も並んでいました
 

chicago_orlando102.JPG


リキュール類も豊富
しかもカクテルも作れるようになっていました
 

chicago_orlando100.JPG
 

エスプレッソマシーンにはモナン バニラ シロップ が入っていました
どうやら「スターバックスラテ」も自動で淹れることが出来るようです
 

chicago_orlando103.JPG
 


さて次はフード類の調査
食べ物は基本ビュッフェ(ヌードルバーもあります)
大きなテーブルにはディナー用の食事が並びます
 

chicago_orlando104.JPG chicago_orlando105.JPG


ホットミールもかなり充実
牛肉の国のポットビーフはこの重量感
 

chicago_orlando119.JPG
 

イモやニンジンなどの野菜の煮物に
このラウンジを使う日本人を意識したのかサフランライスにピラフ
カルフォルニアロールや鉄火巻きなどのお寿司(巻物)が並びます
それにスモークサーモン、季節のカットフルーツなど
アメリカのラウンジにしては結構豊富なラインナップでした
 

chicago_orlando106.JPG chicago_orlando107.JPG
 

デザートにはショートケーキに加え
いかにもアメリカらしく瓶詰めのキャンディ・グミ
ちなみにギャレットポップコーンがあるとの噂でしたが、残念ながらありませんでした
 

chicago_orlando108.JPG chicago_orlando101.JPG

 

ということで、ヌードルバーで頼んだうどん?に分厚いステーキなどを晩飯代わりに頂いています
そういや今日は機内食かラウンジ食だけで過ごしちゃったな〜

chicago_orlando109.JPG

シカゴ・オヘア空港ターミナル3
搭乗口から見えているのはこれから搭乗する
ボーイング737-800
 

chicago_orlando110.JPG
 

そうシカゴからオーランドへ向かう便は夜7時発のアメリカン航空AA2529便
残念ながら当初予約していた飛行機に不具合が見つかったようで2時間くらいのデレィとなってしまいました
 

chicago_orlando111.JPG
 

乗り込んでそうそう子供ずれの家族を見た乗務員がその子供をコクピットに招待
私もちょっとだけその恩恵にあやかりました
コクピットは最新の大型の液晶画面を装備したグラスコックピット
日本でも人気の機材のコクピットを覗かせてもらいました
 

chicago_orlando112.JPG
 

3時間半のフライトでオーランドの夜景が見えたのは
すでに夜中の10時過ぎ
 

chicago_orlando113.JPG
 

ディズニー好きの聖地ディズニーワールドだけあって空港で荷物を受け取ったら
オーランド空港からは無料のシャトルバス「ディズニーマジカルエクスプレス」に乗ってホテルへ送ってもらいます


chicago_orlando114.JPG
 

今回の宿は1950年〜1990年代のファッションや流行りモノをテーマにしたディズニー直営のホテル「ポップセンチュリーリゾート」
 

chicago_orlando121.JPG chicago_orlando120.JPG
 

このポップセンチュリーリゾートというホテルはコスパの良いことで有名
 

chicago_orlando122.JPG


部屋にはキングサイズのベット
そしてアメリカには珍しい冷蔵庫
そしてそれとは逆に必ず備えられているコーヒーメーカーとプラスチック製のコップ
 

chicago_orlando116.JPG chicago_orlando117.JPG
 

残念ながらバスタブはなくシャワールームのみ
 

chicago_orlando123.JPG chicago_orlando124.JPG


こんな感じでオーランドのホテルでひと息ついたのは、なんと夜中の2時と踏んだり蹴ったり
しかも、すでに3時を回ってますがまだ眠れません
明日というか今日は現地ツアーのピックアップが7時50分
いや〜いつもながらの弾丸ツアー
でも今回は参りました
 

chicago_orlando115.JPG
 

宿泊する50’s棟の目の前にはプールがあるので
明日、ツアーから帰ったらプールサイドでまったりすることにします
 

chicago_orlando118.JPG

今から60年近く前の1961年、当時のアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが「1960年代の間に月への有人飛行を実現する」と述べ、その宣言通り1969年にアポロ宇宙船が月に降り立ちます
ケネディスペースセンター (John F. Kennedy Space Center; KSC) の入り口には、そんなケネディの肖像画に加え、その宣言が刻まれていました
 

chicago_orlando132.JPG
 

さて昨晩、というか今朝がたと言ってもよいくらいお時間に
オーランドのホテルにチェックインしたのですが、さして練る間もなく
翌朝は朝早くにツアーバスの出向いが有りました
そのツアーとはケネディ宇宙センター・アップクロース・エクスプロアー・ツアー
オーランドからは50マイルほどの距離にあるこの施設
子供のころから恋焦がれていた「NASA」の本家、ケネディースペースセンターに
ようやくこの年で訪れることが出来たというわけです
ちなみに日本人ガイドが同行するので、英語ツアーよりも詳しく内容を把握できそうです
 

chicago_orlando126.JPG

スペースシャトルを運ぶ台車を模したゲートを潜るとそこはケープカナベラル
オーランドからは1時間のバス旅で
ここにはアポロそしてスペースシャトルを打ち上げたケネディスペースセンター(KSC)があります
ここは実写版「宇宙兄弟」のロケ地にもなったことでも有名な施設です
 

chicago_orlando127.JPG chicago_orlando128.JPG
 

今回はツアーなので、入場券の購入を含めすべてガイドさんにお任せ
入場ゲートを潜るとそこでロケットガーデンが出迎え
これらのロケットは実際に使用されなかったものですが、スペアとして作られたもの
そう使用可能なものとして作られた物なんだそうです
そのガイドさん曰く、前回フロリダを襲ったハリケーンでこのロケットの一部も崩壊したのだとか
 

chicago_orlando129.JPG
 

ゲートを潜るとすぐに
アメリカの宇宙飛行士の殿堂「U.S.ASTRONAUT HALL OF FAME」が有りましたが、残念ながらこの日はやっていませんでした
マーキュリー計画から始まるアメリカの有人宇宙飛行の歴史に関する展示物が有りますが
NASAといえば映画「ザ・ライトスタッフ」が私としては一番印象があるので、これはちょっと残念

それにこのケネディ宇宙センターからはスペースシャトルに乗って国際宇宙ステーション「ISS」のモジュールも打ち上げられたことから、ここにはそんなISSの展示もあります
ちなみにその下には参加した15カ国
アメリカ、ロシア、カナダ、日本、ESA加盟の各国(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス)の国旗も有りました
 

chicago_orlando130.JPG chicago_orlando131.JPG
 

ビジターコンプレックスには国際宇宙ステーションのユニットも模型もありました
 

chicago_orlando148.JPG chicago_orlando149.JPG
 

アメリカは再び月を目指すようでケネディスペースセンターには
月面有人探査に使用する宇宙船である次世代有人宇宙船オリオン
円錐形の司令船も展示されていました
この宇宙船が再び月に向かって、飛び立つことを祈りたいものです
 

chicago_orlando133.JPG
 

さていよいよここの目玉「ビジターコンプレックス」へ
入り口でアトランティスの赤茶色の外部燃料タンクの両側に装着された固体燃料補助ロケットを再現した高さ56mの実物大模型が迎えてくれました
 

chicago_orlando134.JPG
 

さてこのビジターコンプレックス
先ずは映像にてスペースシャトルの計画を立ててから、それを実現するためのスペースシャトルの苦悩と挑戦の歴史のドラマを鑑賞
その後、アトランティス号とドラマティックな演出で対面!できました
(このあたりはネタバレになるので実際に見て感動してください)
 

chicago_orlando135.JPG
 

33回の宇宙ミッションをこなしたNASAのスペースシャトル アトランティス号
カーゴからのアーム「カナダアーム」が展開されている様子が見て取れました
 

chicago_orlando136.JPG


スペースシャトルメインエンジンも展示
ロケットダイン社製の液体燃料ロケットエンジン
NASAはこれらのエンジン、次の計画で使用することを考えているようです
 

chicago_orlando137.JPG
 

このエンジンがオービタ後部に3基装備されていますが
推力は555トン、馬力には換算するのは妥当ではありませんが約48万馬力くらい
残念ながら鉄腕アトムの100万馬力にはかなわぬようです
もっとも補助ロケットを合わせると174万馬力にはなるようですが
 

chicago_orlando138.JPG
 

スペースシャトルといえば背面に貼られた耐熱タイル
大気圏に再突入する際、機首先端で1600℃になりそれにに耐えられるシャトルのお腹部分がよく見てとれました
 

chicago_orlando139.JPG
 

アトランティス号はケネディ宇宙センターのビジターコンプレックスの目玉
ちょっくら動画に撮ってみました
 


 

エアストリーム社製のキャンピングトレーラーを気密室に改造した移動式隔離施設
アストロバンのエアストリーム・エクセラ
 

chicago_orlando140.JPG
 

アポロ時代から使われる、このエアストリーム
エアストファンの殆どはこうした理由からキャンパーにエアストリームのトレーラーを選んでいるのではと思わせます
 

chicago_orlando141.JPG
 

これはNASAの施設を見て回った後、再度ビジターコンプレックスに戻ってきた話ですが
スペースシャトル体験アトラクション『シャトル発射体験』も体験

 
chicago_orlando142.JPG
 

スペースシャトルの垂直発射をシャトル風の乗り物の中で離陸する時の衝撃や轟音を、宇宙飛行士と同じように実感できるアトラクションでした
 

chicago_orlando143.JPG
 

こちらのはスペースシャトルのコックピットも再現
まるで航空機のグラスコクピットのようです
 

chicago_orlando145.JPG
 

ここには宇宙飛行士がシャトルのマニュピュレーターを操作するジョイステックもありました
 

chicago_orlando146.JPG chicago_orlando147.JPG
 

さて次は実際にアポロやスペースシャトルなどの有人飛行船がの打ち上げられた
バナナリバーへ

ケネディ宇宙センター・アップクロース・エクスプロアー・ツアー第二段は
ケネディ宇宙センター内の立ち入り禁止区域である組み立て工場(VAB/ビーケル アッセンブリービルディング)やロケットやスペースシャトルの発射場をNASAの専属ガイドが専用バスで案内してくれるという内容


chicago_orlando01.jpg
 


ビジターコンプレックスからは専用のバスに乗りバナナリバーにあるロケットやシャトルの発射台を望める場所へ向かいます


chicago_orlando150.JPG
 


バナナリバーの展望台からは、スペースセンターの施設が一望できます
そうここはスペースシャトルの発射などが展望できる場所なんです
とは言え、はるかかなたに見える組み立て工場(VAB/ビーケル アッセンブリー・ビルディング)の高さは160mのはずですが、やたらと小さく見えます
そう発射台やこうした施設までは、このバナナリバーの展望台から距離は8マイル
13kmほどの遠方にあり、実際スペースシャトルの打ち上げをみても小指の爪ほどの大きさも無いのだとか
映画の「アポロ13」や「宇宙兄弟」の画像には、身近でロケットが発射される迫力の映像で表現されていますが、現実はかなり違うようです

ちなみにこのバナナリバー周辺は白頭鷲の保護区
自然が残されているのはいいのですが、ワニもたくさん生息しており
この時も私ども見学者を狙っているのか、水面から2つの目だけ出して睨んでおりました
 

chicago_orlando152.JPG
 

実際スペースシャトルの発射を観たことのあるガイドさんの話だと
見えるロケットは「小指の爪」大にしか見えないとしても
発射となると13キロ離れていても地響きと爆音がものすごいらしい


chicago_orlando151.JPG
 

バナナリバーの展望台を観たら次は
そのビーケル・アッセンブリー・ビルディングへ
建物の手前にはロケットやスペースシャトルを運搬する、巨大なクローラー・トランスポーターが置かれていました
 

chicago_orlando153.JPG
 

そしてそのスペースシャトルやロケットを、セットしたまま発射台まで運搬するクローラーの通路。がこれ
巨大なシャトルを運ぶ道路なのだが、アスファルトだと重みに耐えられないことから砂利敷きの道路になっていました
そんな通路にはクローラーがつけたであろうキャタピラーの轍も見て取れました
ちなみにこのクローラーの燃費はリッター3m
世界一燃費の悪い車なんだそうです
 

chicago_orlando155.JPG
 

作りかけの発射台であるプラットホームも見ることが出来ました
プラットフォームは、スペースシャトルやロケットのエンジンから発生する力と熱に耐えられるように設計されてるのだとか
 

chicago_orlando154.JPG
 

さてその発射台
LC-39AB展望丘からは
「LC-39A」と「LC-39B」の2つのシャトル発射台が見て取れます
 

chicago_orlando156.JPG
 

アップクロース ツアー専用バスは、宇宙センター最大の発射台LC-39Aの脇を通りますが
このLC-39A
アポロ11号やスペースシャトルの打ち上げに使われた歴史的な発射台で
TVなどで発射の映像を観られた方も多いのではと思います
 

chicago_orlando158.JPG
 

次にLC-39B
次世代用に解体され、今回の渡航に間に合わせるかのように、組み立てられたばかりの発射台で
今後、オリオン宇宙船を搭載するスペース・ローンチ・システム などのの打上げに使用される予定なんだそうです
発射台の脇に水が入っているであろう貯蔵タンクも見て取れました
 

chicago_orlando157.JPG
 

アメリカの宇宙開発に携わるロケットの組み立て工場
ビーケル・アッセンブリー・ビルディング前には、アポロ計画などで使われたであろう
脱出ロケットや

chicago_orlando160.JPG
 

避難の際つかう、戦車の様な車
 

chicago_orlando161.JPG
 

スペースシャトル乗船の際使われたブリッジ
が展示
ツアーはここでちょっとした撮影タイムとなり
私どもも久々に記念撮影
 

chicago_orlando159.JPG
 

さて次はいよいよ悪魔を拝みに
アポロ/サターンVセンターへ

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、2019年12月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2019年11月です。

次のアーカイブは2020年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。