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香港「e道」再申請の旅

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目覚ましい発展を遂げた香港
もともと良港だったところに統治していたイギリス人が目を付けた港でしたが
香港の発展は、なにも良い港に恵まれただけではありません

関税は基本的にノンタックス、法人税も安く社会保障も最低限のレベル、政府も効率的で行政も迅速
「小さな政府」を地でいくような努力の成果がそこにあります
起業家には最適な場所ですし、これなら資本も集まることでしょう
まさに最近のアジアの経済発展の元祖とでも言える国でした
中国返還後も一国二制度という社会主義のなかの資本主義という
判ったような判らないような制度がとられ
正式には「中華人民共和国香港特別行政区」という名の地域となっています
 

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さてその香港
行政は迅速ともうしましたが、ひとつ例外が有ります
それが悪名高き香港の入国審査
通常1時間くらいは並ぶとも言われ、私も昔このイミグレの前で1時間余り並んだ記憶が有ります

何故・・・・・・
理由は簡単、中国本土から来ている方々の入境審査に時間がかかるからです
中国人の列だと思ったら、たとえ空いていてもその列には並ぶなと言わしめるほどです


さてここからが本題です
経済が発達してきた香港を訪れるビジネスマンにはこんなところで1時間も並んでいるわけにはいきません
そこでもともと香港居住者に対して使用していた自動通関制度(e道)を頻繁に来港する外国人ビジネスマンを対象として解放
「フリークエントビジターeチャネル」として利用できるようにしました
そう1時間も並んでいる列とは別に「e道」を利用すればこんなに空いているところから入国できるんです
どんなところにも「裏口」というものがあるんですよね
 

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そしてこのフリークエントビジターeチャネルはJALのステータス会員にもその扉を開いてくれました
私も2010年にこのフリークエントビジターeチャネルを登録
それ以降は並ぶことなく香港の空港を利用していました
 

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ところが昨年パスポートを更新したのですが、このフリークエントビジターeチャネルまで更新はできませんでした
新しいパスポートそしてJALのステータスカードを持って再度申請せねばなりません
 

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そうもうお気づきでしょう次回の旅はこのフリークエントビジターeチャネル再申請の旅となりそうです

香港島の北岸をゆっくり東西に走る路面電車トラム
便利で早い地下鉄と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいます
このトラム香港っ子たちの足というのもありますが、2階建てで香港の街並みを車窓として楽しむ観光客の楽しみの一つといった感じとなっていました
 

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そんなトラムを無料で使えるキャンペーンをJCBがやっています
それが「JCB Free 香港トラム Ride」

香港島を走る路面電車“トラム”に無料で乗車できる「JCB Free 香港トラム Rideクーポン」をご用意しています。
トラムの降車時に、乗務員へJCBカードを提示のうえ、運賃箱にクーポンを入れると、無料でトラムに乗車できます。


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(文ならびに画像はJCB_HPより拝借)

トラムは一回の乗車がHK$2(23円くらい)と大変お安いのですが
無料というのも嬉しい
しかもクーポンはPDFをダウンロードして印刷するだけで良いようだ

こいつを使ってさてどこか屋台でも行ってみたいものです
JCBさんありがたく使わせていただきます

それにしてもこんなキャンペーンがあるくらいなんだから、日本人が香港でカードでお買いものしているんだろな

国内線最上級の空の旅

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JALグローバルクラブ「プレミア」
航空会社のステータス会員の一つですが、そのプレミア会員の特典として贈られてきたものに
「国内線ファーストクラスアップグレード券引換証」があります
大変魅力的なもので、6枚頂いていますが残念なことに1枚も使えずにいました
というのもこのアップグレード券はもちろん搭乗する機材がファーストクラスが設定されている機材でなければなりません
席数が少なく繁忙期にはすぐ埋まってしまいます
そのうえ基本的に有償で航空券を買った場合のみこのアップグレード券が使えるもので、特典航空券などは当日アサインのみの対応
こういったことが結構ネックになっていて使えずにいました
 


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今回のお盆休みに目指したのは香港
国内線で私の住む札幌から東京に向かわねばなりません
この札幌(新千歳)~東京(羽田)間はファーストクラスの設定が有る機材もあることから
その区間をこのアップグレード券を利用してちょっと贅沢なフライトをやってみることとしました
ちなみに海外往復のための国内移動の航空券代は往復1万円、片道分としては5千円ということになりますが、これでも立派な有償による搭乗です
アッグレード券を持ってJALファーストクラスカウンターへ
 

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JALの国内線ファーストクラスがすばらしいと言うことに
飲めるお酒に幻の焼酎「森伊蔵」があります
めったに飲む機会もありませんし、やはり美味しいのでついつい5杯も頼んでしまいました
おかげで飛行機を降りたときには足元ふらふらでした
 

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シャンパンは
"ソフィー・バロン・グランド・レゼルヴ・ブリュット"が頼めます
 

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さて食事はと言うと

■前菜
 ガスパッチョアンダルシア
 サバのエスカベッシュ 沖縄産ゴーヤ添え
 モッツァレラチーズとフルーツトマトのカプレーゼ
■主菜
 沖縄産ローストポーク シシリア風カポナータ
 

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そして今晩の食事は機内で終了、羽田に着いたらホテルに行きそのまま寝てしまおうということで「うどんdeスカイ」も頼みました
 

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JALが「国内線最上級の空の旅」と名付けたフライトはあわただしくお酒を飲んで食事をしている間に終わってしました
 

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そういやこの食事を監修した「ザ・リッツ・カールトン沖縄」のある沖縄便もファーストクラスの設定が有りますね
東京~沖縄ならもう少しゆったりできるんだろうな
このJALの推奨する「国内線最上級の空の旅」で沖縄へ行ってみたいものです

さてここまでは順調
このあと思わぬ展開へ・・・・・・・

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南シナ海で発生する台風の脅威に直面する香港
日本の気象庁に当たる香港天文台が発令する台風警報に「シグナル8」というものがあります
香港でシグナル8が発令されると、学校、商店、オフィスなどがクローズとなるほか
バスの運行がほぼストップし、地下鉄は間引き運転となり、フェリーは全てストップ
交通機関などに影響が出ます
 

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当然のことながら香港国際空港を離発着するフライトにも欠航や遅延が発生します
まぁ年に2~3回の確率で台風はやってくるのだそうですが、そのわずかな確率に今回
まんまとハマってしまいました
国内線ファーストクラスで羽田までやってきた私たちを迎えてくれたJALグランドスタッフから渡されたメモ
明日の朝、香港へ向かう便が台風11号の影響でなんと22時間も遅延すると書かれたものでした
 

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それでなくとも短い休日を何とか捻出してここまでやってきております
どのくらい短いかと云うと今回の香港訪問は2泊3日しかも札幌からです
ツアーなどは当然ありません、航空券とホテルをそれぞれ頼んでの渡航です
羽田へ向かったこの日は前泊するため職場か直接羽田に来ておりますが、最終日は札幌まで戻りますので朝早くにホテルを出るというもの
実質1日半しか滞在時間がない弾丸旅行をさらに1日削るということになります
 

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このメモを渡された時にはすでに夜の9時ちかく
カウンターはおろか、JALダイヤモンド・プレミア会員用の専用電話へ繋がる時間はとうに過ぎております
今日はこのままあきらめて明日の朝一、カウンターで交渉することにして羽田のホテルへ向かいます

湯の街、大田区の銭湯「宝湯」

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町工場が軒を並べる東京都大田区
仕事の後のお楽しみと言えばビール?
いえいえ、まずはお風呂でしょう
とばかりに大田区は都内23区の中で一番多い50を超える浴場があります
まさに湯の街大田区といったところでしょうか

そんな大田区は京急大鳥居駅近くにある「宝湯」
私のひいきにしている銭湯です
 

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私の住む札幌でも銭湯に行く機会が少ないのに
なぜわざわざ東京の銭湯なのか
そのわけは国際線の拡張により便利になった羽田国際空港にあります
夜仕事を終えたあと新千歳空港から羽田空港へ向かい翌朝の便で海外へ旅立つ
そんな日は羽田近くのホテルに泊まることが多いのですが、そんな時定宿としているのが
ビジネスホテルである東横イン羽田Ⅰもしくは羽田Ⅱ
羽田空港から無料シャトルバスで10~15分で行くことが出来る大変便利なホテルです
羽田にもホテルのようなものが出来ましたが、こちらのほうがはるかに落ち着きます

そんな重宝してるビジネスホテルですが、一つネックになっているのが
浴槽の狭さ
まあビジネスホテルなんで仕方ないですよね
もっともスーパーホテルのように共同の大浴場を構えるホテルもあることはあるんですけどね

そこでこの東横インから歩いて5分ほどのところにある銭湯「宝湯」がひいきとなるわけなんです
やはり日本人ならたっぷりとお湯の張った浴槽にゆったりと浸かりたいですからね
写真の青いネオンが東横インの看板です
どうです近いでしょう


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この宝湯で一っ風呂浴びて
これまた近くの居酒屋で一杯やってホテルで就寝
これが海外に行くときのパターンとなってしまいました
 

実はここ東横イン羽田近くの銭湯はここだけではありません
真裏に銭湯「竹の湯」もあったりします
 

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私が「宝湯」をひいきにするのは
正月のイタリア旅行の帰り
東横イン羽田で一泊し翌朝、札幌へ帰りそのまま職場へ戻るという強行軍
夜遅くに宝湯を訪れたときのこと、正月休みで早めに閉めようとした店主に
イタリアでは5日ほどシャワーで過ごしここは風呂にゆったり浸かりたいと話したところ
ご厚意で入浴させてくれたからなんです

近くにスーパーも見つけましたし、たぶんこれからも海外へのトランジットの際
ひいきにさせていただきますね
どうせなら回数券買っちゃおうかな
(ちなみに入浴料は大田区は統一料金大人450円となっています
タオル等もこの宝湯では100円で貸してくれますよ

裏ワザってほどでもありませんが、こんなささいなことが旅のエッセンスだったりもします

あずさ55号で♪山梨へ

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羽田空港国際線ターミナルから眺める朝焼けです
その日の気分でしょうがなんだか物悲しく映ります
さて何故こんな時間に空港へやってきたかというと、今回の渡航先である香港へ向かうJL029便が台風の影響で約1日遅延するというもに対する何か策はないか確認するためでした
 

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JALグローバルカウンター(ここにファーストクラスカウンターは有りませんでした)で朝6時のチェックイン開始時に夕方の便か他社便であるキャセイパシフィック航空の便に振り替えてくれないかと相談を持ちかけました
結果はやはりこのお盆休みということもあり便は満席
それに台風の影響でいつ遅延するかもわからない便に振り替えはできませんでした
 

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ということで、まる1日スケジュールが空いてしまったことになります
急きょその日の宿をとり香港での宿泊先並びにレストランの予約の変更を済ませ

さて・・・・・どうする
まったく考えてもみませんでした
 

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ここで、とある案が浮かび
兄弟デュオ・狩人のデビュー曲に出てくる特急あずさに乗って
甲斐の国の手前の山梨を目指すことにします
「10時ちょうどの♪あずさ55号で♪・・・・」
と口ずさみながら 

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2時間余りの電車の旅
弁当に行先である山梨ワインを買って準備万全
山梨は小淵澤を目指します
 

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それにしてもこの弁当、駅のキオスクで買ったのだけれど
並んでいた皆さんがほぼ全員、現金ではなくsuicaで買っていたのは驚きでした
もうそんな時代なんですね

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香港行が台風の影響で丸1日遅延となり
その1日をどう過ごそうかを考え
京急、山手線、特急あずさと3時間もの乗り継ぎでやってきたのは
山梨県北杜市白州町にある「サントリー白州蒸留所」でした
 

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2年ほど前
京都の山崎蒸溜所を訪れて
「ウイスキー匠の技講座」というセミナーを受けたときの印象が良く
機会があれば山梨の白州にも行ってみたいと思っていたからです

サントリー白州蒸留所に着いたらさっそく、ウイスキー蒸溜所ガイドツアーを申込み
ツアー開始までの間、併設されるサントリー・ウイスキー博物館を見て回ることにします

まずは日本のウイスキーの父と言われサントリーのトリの一人、創業者の鳥井信治郎が出迎えてくれました
 

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大ヒットした「赤玉ポートワイン」のポスターなどが展示されています
 

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おそらく日本初のヌードのポスターでしょうが、今見ても妖艶ですね
モデルは松島恵美子さんという人なんだとか
 

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戦後の洋酒ブームの火付け役となった
「トリスウイスキー」の展示物もあります
マスターブレンダーである鳥井信治郎が造ったウイスキーということで
「鳥井の」と名のついたウイスキーです

故開高健氏のコピーとして知られる
「人間」らしくやりたいな、トリスを飲んで「人間」らしくやりたいな 「人間」なんだからな
というポスターが有りました
京都の山崎蒸留所にはロビーで開高健氏のVTRが流れていたので、ここにも鳥井信治郎と親交の深かった開高健氏に関する物が何かあるかな
と思ったのですがこれだけでした
 

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T型フォードのトラックも展示されていました
そういえば戦前アメリカがなんでこんな極東のこんな地域でこんなに車が売れるんだとビックリしていたそうですが、こうして使われていたんですね
 


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この博物館からは南アルプス八ヶ岳が望ことが出来ます
お酒は水が命ということなのでしょう
八ヶ岳や甲斐駒ケ岳などの雄大な山々に囲まれ、豊富な天然水があるからこそ
白州のウイスキーが美味しいのでしょう
 

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さて次はそのウイスキーの美味しさの秘密を垣間見てきます

香港で飲茶のはずが、何故か山梨のサントリー白州醸造所に来ています
そう今回台風による航空機の遅延のためにぽっかり空いてしまった休日を過ごすため
ここまでやってきたというわけです
目的はウイスキー蒸溜所ガイドツアー
いまや世界一とまで言われる日本のウイスキーづくりをこの目で見てやろうというものです
 

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まずは「仕込み」
この仕込み槽には大量の天然水とともに麦芽が入っています
そうウイスキーづくりには良い水が不可欠なんだそうですが、ここはあのサントリーの南アルプスの天然水の故郷であったりもします
 
 

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そして「発酵」
発酵槽はステンレスではなくなんと木桶でした
私も仕事柄、貯水槽清掃なども経験ありますが
管理が大変だろうなというのが肌で感じます
もともと日本酒や味噌、醤油などで木桶が使われていたのでその効用が判っているのでしょうが
こういったこだわりが美味しいウイスキーの原点なんですね

桶の中では酵母が元気に活動しているようで私が覗いた程度でもよくわかる程でした
 

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そしてウイスキーの蒸留所といえば何がなくともこれでしょう
そう蒸留機です
形の違ういくつもの蒸留釜が並んでいました
そういや山崎ではこの蒸留釜からできたばかりのポットスチルと呼ばれるものを飲ませていただきました
 

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そしてウイスキーの命ともいえる「貯蔵」
長いものだとここで20年以上の時を過ごします

よく見ると名前入りの樽も見られます
もしかすると樽のオーナー?
だとすると贅沢な話ですよね

 

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最後に試飲
白州の12年物のウイスキーをこれまたサントリー炭酸水で割った
「森薫るハイボール」をいただきました
つまみに出されたこいつも旨かったな~
出口の売店でもこのつまみが人気のようでした 


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「森の醸造所」のツアーもこれで終了
さてそろそろお腹もすいてきたことですし
次は醸造所に併設する森のレストラン「ホワイトテラス」にいくことにします

サントリー白州蒸留所に併設する
森のレストラン「ホワイトテラス」

『四季折々の豊かな自然の中、ウイスキーと相性が良い旬の料理が楽しめる、森のレストラン「ホワイトテラス」。地元で採れた素材を活かした季節料理と、相性抜群のウイスキーをお楽しみいただけます。』
とホームページに謳われるレストランです
蒸留所のセミナーを終えた後、小腹がすいてきたのでここでちょっと遅い昼食に
 

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このレストラン
エアコンの効いた室内と外のテラス席がありますが
気持ちのいい森の中のレストランですから、当然のように外のテラス席をチョイス
 

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頼んだのはもちろんウイスキー
『白州12年セット(ウイスキー・天然水・おつまみ)』
というのを頼んでみました
おつまみの燻製が旨そうです
ちなみに白州のロゴのあるこのグラスは工場見学のプレゼントとしていただいたものと同じものです
 

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旨そうですというのは私が頼んだのが別のものだったから
というのも暑い中歩き回ったので、ここはビールでしょう
銘柄はもちろんサントリープレミアモルツ
そして『挽肉と花豆のキーマカレー 温泉卵添え スープ付き』
と鶏のから揚げ
いや~ビールに合います
 

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さてお腹はくちたのですが
もう少しウイスキーが飲みたくなったので
これまた蒸留所に併設する「BAR白州」へ

BAR「白州」

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今年7月スコッチウイスキーの故郷である英国はロンドンで開催された世界的な酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2013」において
サントリーのブレンデッドウイスキー「響21年」が、特に秀逸なウイスキーに与えられる最高賞「トロフィー」を受賞した
そうです世界一の称号をいただいたわけです
 

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サントリー白州蒸留所にまで来てこいつを呑まないで帰るわけにはいきません
そこで伺ったのが「BAR白州」
試飲コーナーとは一味違った重厚な雰囲気のBAR
なにせこのBARはのカウンターは銀座8丁目にあった名店「バーうさぎ」にあったものを、こに移築し据えたんだそうだ
 

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頼んだのはもちろん響21年
ティスティングは1杯なんと500円
響は700mlのボトルが2万円くらいで売られているということを考えると
コストパフォーマンスはかなり良いですね
白州の12年も頼みましたが薫りなど全くの別物という感じでした

 
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その白州の12年は驚きの200円でしたが
後で考えれば2,300円の響30年を頼めば良かったとちょっぴり後悔
こういたところでの貧乏性はなかなか治るものではありませんね

ということで香港行の飛行機が遅延になったことから、空いた時間でやってきたサントリー白州蒸留所
たっぷり半日かけ「森の蒸溜所」を堪能してまいりました
偶然ではありますが来てよかった
飛行機が遅延しなきゃこれから先も行けなかったかも

台風11号の影響で約丸一日の遅延となってしまた今回の香港旅行でしたが
翌朝になってなんとか出発にこぎ着けました
朝の8時のフライトということで、チェックインカウンターへは営業開始時間の朝6時に合わせやってきました
JGCカウンターで、さっさと荷物を預けセキュリティと自動化ゲートをくぐりすぐに出国
やって来たのは羽田空港国際線ターミナルJALファーストクラスラウンジ
そうここへ早く来たくて朝早起きしてまでやってきたのです
どうやら私どもが今日初めての訪問のようです


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ちなみに羽田空港国際線はその需要に答えるためか大規模な拡張工事中
ラウンジも同様でした

『羽田空港国際線ターミナル拡張に伴い、2013年10月1日営業開始時間より「JALファーストクラスラウンジ」および「JALサクララウンジ」の拡張工事を開始いたします。
当工事期間中、現行「JALファーストクラスラウンジ」エリアが工事にかかるため、羽田空港国際線ターミナルでは「JALサクララウンジ」に一本化の上、ラウンジサービスをご提供させていただきます。
「JALファーストクラスラウンジ」をご利用頂けるお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。』
(JALホームページより)

10月からの拡張工事中はファーストクラスラウンジは使えないようで
今回の訪問はその前の最後の訪問となります
朝早いこともあり他にお客さんもいないようなのでちょくら写真をいつもより余計に撮らせていただきました


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と、その前に席を確保
滑走路と国内線ターミナルが良く見える窓際の1人用の席に座り
ファーストクラスラウンジならではのシャンパンを朝からいただきます
そうです「朝シャン」です
 

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シャンパンはJ.G.マム
ワインはシャルドネが置かれていました


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日本酒は純米吟醸 羽田 と 松の翆 がありましたが
そうそう昨日訪れたサントリー蒸留所で飲んだウイスキーがあまりに旨かったので
ここは山崎をソーダ割りでいただくことに
 

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そうそう実はここで食事の前に
ラウンジでシャワーを浴びてエビスビールを飲んだのを忘れていました
 

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さてここで本来ならJALのラウンジ名物のカレーライスといきたいところですが
流石に朝早すぎてまだ出てはいません
並んでいるのは朝食らしくパンやシリアル、ヨーグトと言ったところが普段とは違うメニューでした

 

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ということでもう一つの名物
「メンタイコ」をご飯にたっぷり載せていただきます
 

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他にはスクランブルエッグやソーセージに温野菜
 

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飛行機に乗ったら機内食
そして今日は昼と夜に香港のレストランを予約しています
あまり食べすぎないようにと思いましたが
どうやら食べすぎたようです
 

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このつけは夜のレストランにまで響いてしまうことになります

えっ食べすぎじゃなくって飲みすぎ・・・・そうかも
と改装前のファーストクラスラウンジもこれが最後と感傷に浸りつつ
リニューアルされたらどんなラウンジになるのだろうとちょっと期待し搭乗する飛行機に向かいます

22時間遅れの香港行JL029便

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羽田発香港行JL029便
本来なら午前10時出発なのですが、搭乗開始を知らせるサインボードには午前8時と表示されていました
かといってこれは別段、予定時間より早くに出発するということではありません
逆に22時間遅れとなった翌朝に出発するというものでした
これは前日台風11号が香港を襲ったため
香港天文台が台風警報「シグナル8」を発令するほどの事態だったからです
 

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とは言え日本とたつJAL機ということで日本人乗客が多かったのでしょう
グランドスタッフやCAに怒り散らすような人もいないうえ、たいした混乱もなくみな平穏に機内へと導かれていました

ちなみにお盆ということもあり香港を訪れる旅行者はかなりいたはずです
おそらくは3泊4日か4泊5日の旅程
そのうち1泊分が減ってしまったにも関わらずのことです
この辺が海外で旅行者のマナーNO1と言われる所以なのでしょう
「各国のホテル従業員が客の行儀良さなど9つの項目を評価しランキング化」したときダントツでトップだったのを思い出しました

ところで我が家の旅程は2泊3日の予定
それが1日減ってしまったということで、今回なんと1泊2日の香港旅行となってしまいました
 

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さてこの香港旅行を決めたのは2週間ほど前
日本からも近いことからエコノミークラスをチョイス
けれどなるべく広い席と思いましたが非常口席をおさえるには遅すぎました
かわりにおさえたのがトイレ前のペア席
これは2人での旅行にぴったりの座席と思ったからです
トイレも近いですし、シートも後ろを気にせず倒せます
となりにも人がいないので思ったよりも寛げました
 

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席に着いたらまずは充電の準備
そう今どきエコノミークラスのシートにも100Vのコンセントは付いていますので
iPhoneの充電に使わせていただきます
ただしコンセントの接触が悪いので延長コードは必需品です

ただしすぐに使えるというわけではなく飛び始めて1時間後くらいにようやく充電が出来るようになりました
 

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さて今回の羽田空港~香港国際空港へのエコノミークラスの機内食はこんな感じ

『和みの彩り空膳』

厚揚げ豆腐チリソース掛け
玉子旬菜焼きと和風煮物
切干大根煮 枝豆添え
ミニメンチカツとポテトサラダ
肉シュウマイ 生姜ソース掛け
青紫蘇胡瓜漬

赤魚西京焼き
若布御飯
 

このあと香港のレストランで食事が控えています
今回は贅沢にもミシュランの星付レストラン
しかもそれを昼と夜を1日に2箇所をハシゴしようというもの

でも昼食まで6時間あるということで、食べてしまいました
当初は抜くはずだったのですがツイツイ
このへんに貧乏性が顔を出してしまいます

『法務省は、経済の成長戦略に掲げる観光立国の推進に向けて、あらかじめ登録したパスポートと指紋をかざすだけで空港での出入国の手続きが自動的に行える「自動化ゲート」を、現在のおよそ2倍に増やす方針を決めました。

「自動化ゲート」は、空港での出入国審査の迅速化を図ろうと、日本人と在留外国人を対象に平成19年から導入されているもので、出入国審査場に設置された装置に、あらかじめ登録したパスポートと指紋をかざすだけで自動的に出入国の手続きが行えます。』

(8月28日読売新聞より抜粋)
 

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(So-Net News HPより拝借)
 

私も昨年ではありますが、この自動化ゲートの登録を済ませました
さあ、世界との扉をあなたの手で「自動化ゲート

昨年から使わせて貰わせておりますが、便利このうえないこの自動化ゲートが増えるのは素直に嬉しい
というのも、私どものようなサラリーマンが海外に渡航できるとすると正月休みやゴールデンウィーク、お盆休みなどに限定されます
そういった繁忙期ですと空港は混雑し、何処にいっても長蛇の列に並ばねばなりません
航空会社、私の場合はJALですが民間企業なので、ステータスを持っている乗客ならば専用のカウンターや優先レーンなどの抜け道があり、こうした繁忙期であってもほとんど並ぶことはありませんが、さすがに入出国に関しては上記記事の通り法務省の管轄で抜け道が有るはずも無く並ばざるを得ません
ところがこの自動化ゲートは登録者が少ないのと、ここを通るような方はみな慣れた方ばかりがスムーズに抜けるので、並ぶことはほとんどありません
こんなので本当に良いのといった感じで通過できちゃいます
このゲートが倍増すれば、今後利用者が増えようとも、さほど並ぶ事なく入出国が出来るでしょうから、チェックインからラウンジまでストレス無く通過でき空港での快適性が増すだろうと期待しています
 

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ちなみによくそんな時期に海外に行くのは高いでしょう、という話しをされるかたがいらっしゃいますが、私のようなサラリーマンが3日以上の休みを取るとなるとそんな時期でなければ休みは取れるものではありません
それに私どもは旅行会社を通してツアーを申し込んでいるわけでは有りません
繁忙期に有りがちな余りにも高額なツアー料金では無いうえ、特段海外のホテルにお盆休みの割り増し料金が有るわけでは無いので、私どもでも気安く行ける程度の料金で楽しませていただいています
しかも航空会社のマイルの特典も最大限使わせていただいているので、割とリーズナブルに遊ばせていただいていると言うわけです
 

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この入出国における自動化ゲート
アジアの国々でもずいぶんみられるようになりました
とはいえ日本とは違い誰でも登録出来るわけでは無いようです

そんななか反日(抗日)な中国の癖に割と親日な香港
商売第一の地域らしく、香港っ子のみならず、頻発に行き来するビジネスマンや頻繁に航空機に乗る航空キャリアのステータスに利用者を広げており、自動化ゲートを使わせていただけるようになっています
さて次はその香港における自動化ゲートの再申請にいった話といたしましょう

香港自動通関制度(e道)再申請

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それは今から7年前、初めて台湾を訪れた時のことでした
宿泊しているホテルの地下のショップで茶道具を物色していたときのこと、対応してくれた日本語の上手な店員さんから、何処から来たのと聞かれ北海道の札幌だと答えると、一度来道した事が有るらしく商売そっちのけで北海道の話をし始めました
日本が大好きでまた行きたいと話していましたが、なかなか帰してくれない程でした
台湾の方は北海道に興味があると聞いていましたが、本当なんだと直に話をし感じました
一昨年前に伺ったときも電車で日本人だとわかった上で席を譲ってくれた事が有ります
これは親日家の台湾に限ったことでは有りません
インドネシアやマレーシア、シンガポールでも同じような経験をしました

下記にアウンコンサルティング株式会社の調査結果があります

「海外への進出及びマーケティングを行っていく上で、各国の親日度(日本に対する意識)が1つの重要な指標となることから、アジアの10ヶ国(韓国、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン)をピックアップし、親日度調査を実施しました。(調査期間:2012年10月26日~2012年11月2日集計)本調査では、親日度を図る指標となる設問を5つ設け、各国の18歳以上の男女100人から回答を得ております。」

アジア10 ヶ国の親日度調査【2012 年11 月発表】(PDF)

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(文写真ともアウンコンサルティング株式会社HPより拝借)

このアンケートの信ぴょう性はともかく、私自身こんなもんだろうな~とここ数年アジアを廻っていて感じる部分と似通った数字が出ていました
そうアジアの国々は日本のことが好きでいてくれているようです
それに加えこのアンケートで面白いのは香港
抗日(反日)として知られる中国のはずなのですが、どちらかと言えば親日です
そういえばICカードも世界でもいち早くソニーの技術であるFeliCaカードを導入したのは香港の交通機関でした

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前置きが長くなりましたが、話を「香港自動通関制度(e道)再申請」に戻しましょう
羽田国際空港発、香港国際空港着JL029便は22時間の遅れで香港に到着
今回はもともと2泊3日の香港旅行のはずが、1日分遅延のため1泊分削られております
香港に滞在できるのも22時間程度、駆け足での旅程になってしまいました
けれどホテルに向かう前に空港で済ませておかねばならないことがあります
それが香港自動通関制度(e道)フリークエンドビジターeチャンネルと呼ばれるシステムへの申請
正確にはパスポートが切り替わったための再申請になります
 

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このフリークエントビジターeチャネル
サービス内容はというと

香港出入国管理局のサービスである「フリークエントビジターeチャネル」について、FLY ONステイタスをお持ちの会員さまおよびJALグローバルクラブ会員さまを対象にサービスの申請を適用させていただきます。本サービスは香港国際空港での出入国に際し、自動(無人)ゲートを利用できるようになり、以下のようなメリットがあります。

(1)自動ゲート通過でよりスムーズな出入国が可能
(2)出入国カードの記載・提出が不要
(3)申請は無料
というもの

 

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何故か同じ国である中国本土からやってくる方々のため、時間のかかる入国審査を日本の自動ゲートのように潜れるという優れものです
さっと入国や出国審査が完了するため、時間のない私のような観光客にはもってこいのシステムです
特に香港は日本から4時間少々の距離にあり、安いチケットがあればちょっと飲茶でもとも思える海外ですが、入出国に1時間もかかっていたらそんなことも躊躇してしまいますからね

香港は中国の1地域のはずですが、こうして日本人に優先権を与えているというわけです
抗日(反日)よりも日本の観光客やビジネスマンのほうが重要のようです
もっともこれには政冷経熱というよりは、香港の人たちが上記アンケートのように日本のことが好きだったりすることが挙げられるのかもしれません
 

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そんなe道の申請、私自身スタッフになにも言いませんでしたが、パスポートを提出したところ
検索してすぐに申請済みだったことが分かったようで、指紋採取などすることなく
あっという間に新しいパスポートにe道のシステムの登録が終了
これでパスポートが切れるまであと9年は香港の出入国で苦労することはなさそうです
 

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申請が終わったらすぐに両替を済ませ、エアポートエクスプレスでホテルのある尖沙咀を目指します

14階の日航クラブフロアから眺めるヴィクトリア湾です
そう今回の香港での宿はホテル日航香港 (香港日航酒店)といたしました
 

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さてこの日航香港いかにも日本語が通じそうに感じますが、今回チェックインの時に私に対応してくれたスタッフは英語オンリーでした
胸に「ITO」と書かれたネームプレートが期待させましたが、どうやら日系のかたのようでした
実際何度かここを訪れていますが、バリバリの日系ホテルで日本語もバッチリというよりは日本語を話せるスタッフもいるといった程度です
さてそんなチェックインでITOさんから、ニコッと笑顔と共に差し出されたのがこれ
私が頼んだのは一番安い部屋のはずでしたが、差し出されたのは14階の日航クラブフロアのカードキー
どうやらアップグレードとなったようです
この週はここ香港でフードエキスポが行われ
北海道から大勢のビジネスマンが来ていることからリーズナブルな部屋が埋まって追い出されたのかもしれません
それにこのホテルは香港では定宿ですし日航ホテルやオークラホテルのクラブカード「One Harmony」が一役買ったかもしれません
 

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部屋はダブルベッドがでんと構える部屋です
確かにこれでは北海道からやってきたビジネスマンの男2人で泊まるわけにはいきませんものね
ラッキーでした
 

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テレビはもちろん日本製であるパナソニック製の物が誇らしげに置かれています
こうしたホテルでよく見られるサムスン製やLG製ではありません
ただNHKや日本のBSが見れるのですが、画像があまりにも粗かった

ちなみに滞在中見たものは中国の放送
盛んに歴史問題や尖閣の問題等、安倍内閣の批判ばかりやっておりました
(どうやら中国には現在の安倍政権が驚異のようです)
 

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ビジネス用のデスクも置かれています
コンセントには220Vのほかに日本人の宿泊客のためなのでしょう100V(正確には110V)も設置されています
変換プラグは持参していますが、電気製品を使うことが多いので助かります
 

 
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クローゼットはウオークイン・クローゼット
セイフティボックスももちろんあります
温泉旅館では有りませんが浴衣もありました
今晩はこれを使わせていただきます
 

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部屋にはズボンプレッシャーも有りますが、クローゼットにはアイロンとアイロン台も置かれていました
最近の旅は荷物を減らすため衣類は最低限としていますのでこういった設備は嬉しい

 
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トイレはもちろんTOTO
海外のホテルでは見ることのないウオッシュレットが付いているのが嬉しいですね
お風呂もお湯をたっぷりはれるタイプ
日本人はやはりこれでしょう
やはりシャワーや浅い風呂では物足りません

こういったころも香港でこの宿を定宿をする一因です
 

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あと有料のもので冷蔵庫とミニバーはこんな感じでした
ミネラルウオーター2本は無料でしたが

まあこのエントリーは次回に訪れた時のための覚書であったりもします
 

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折角のニッコーフロアでしたが、ちょっと一晩というのがもったいない
そんな滞在となりました

さて次はあの「福臨門」で飲茶です

福臨門魚翅海鮮酒家で飲茶

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最初にその店の名を知ったのは邱永漢著「食指が動く 世界の美味食べ歩き」でした
30年ほど前の新聞で連載されたものですが、人気が有ったらしく本になっていました
その本からご紹介すると
『あるとき、辻静雄さんがご夫婦で私の家に見えて、「自分たちは、香港へ行った時は”福臨門”に中華料理を食べに行きます」と言うから、
「間違いありません。あそこが香港では一番ですよ」と相槌を打ったことがあった』
こんな感じで始まっている
ちなみに辻静雄氏というのはもちろんあの辻料理学校の校長先生のことです
 

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そんなお店に一度行ってみたいと思いつつも行けなかったのは、まず何と言ってもその店の名前
「福臨門」とは中国語(漢字なのでご察しかと思いますが)でお金持ちの来るところ
そう名付けられたお店だからです
今回の香港の旅は美味しいものを食べるただそれだけが目的の旅ですから
ここは奮発して・・・・・と言っても、夕食はやはり高いのでランチ
そうです飲茶を食べに伺うことにします
今回伺ったのはホテル日航香港からもほど近い
九龍(カオルーン)にある福臨門魚翅海鮮酒家(Fook Lam Moon)
 

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飲茶と言え、それなりの客層のお店で結構なお値段のお店
オーダーするにも香港のあちらこちらにある飲茶の店のように、点心のワゴンや屋台で直に見て頼んだり
カードに記入して頼んだりするのではなく、メニューから選んで直接スタッフに頼まねばなりません
それはちょっと厳しいかなと思っていたところ良いものを見つけました
それがここパンダバス観光のミールクーポン
点心盛り合わせ(蒸し海老餃子、チャーシュー饅、牛肉ボール、シュウマイ、春巻き)、牛肉入り炒麺、マンゴープリン
これらがサービス料込でセットになっているというもの
あれこれサウタッフに頼まなくともよい、日本でいうところのランチセットとも言えるもの
しかも一人香港$380(日本円で5,200円くらい)と思っていたよりもリーズナブルでした
これを日本で予約しクーポンを持参していました
(ちなみにこのクーポンを自宅でプリントするのを忘れ羽田の東横インでプリントさせてもらいました)
 


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お店は2階にありますが、1階の受付嬢に予約していた旨告げ
エレベーターで2階フロアへ
席に案内されましたがスタッフがめちゃくちゃ多く、なんだかちょっと緊張してしまいます
 


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食事の前にまずは中国茶
プーアールティーが出てきました
久々の中国茶ですが、やはりうまい
前菜のように出てきた揚げ春巻きもパリッと見事に揚がってます
それでいてジューシー、いや~ここに来てよかったこの後が楽しみと思わせる一品です
 

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続いて出てきたのは飲茶らしく点心2品
筍尖鮮蝦餃(エビ餃子)とチャーシュー饅頭
ほくほくのチャーシュー満場が旨い
 

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海老入り焼売と弾力のある肉団子
 

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ここまできたら、中国茶で満足できるわけもなくビールが飲みたくなってきました
頼むのはもちろんサンミゲル
フィリッピン生まれのビールですが、こちらで生産される香港っ子のお気に入りビールです
もちろん中華料理にもよく合います 
 

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そしてコース以外でも一品頼みました
頼んだのは「フカヒレ入りスープ餃子」
そうこの福臨門はフカヒレで香港の人々を魅了したお店
ここまで来て頼まないわけにない来ません
ちなみにこのお店はミシュランガイド 香港・マカオの2013年版で一つ星だったのですが
この一つ星に因縁をつけたのはここの常連
香港一と言われるフカヒレ料理とサービスがなんで星が一つしかつかないんだと文句を言っていたのだとか
そこまで言わしめるここ福臨門のフカヒレは旨かった
 

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さてこのくらいちょっと物足りないくらいがちょうどよいかと思っていたら違いました
この「牛肉入り炒麺」がたっぷり出てきたからです
 

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何とかこの炒麺をお腹に収めてたところデザートとなりました
マンゴープリンくらいは食べられますが、中国菓子は無理
お願いしてていくあうとすることに
 

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これでこのコースはすべて終了
ここでは最近香港で流行っているらしいワインセラーと干物の棚をを眺めつつ
店を後にします
次はフカヒレとアワビなど食べに夕食時にでもまた訪れたいものです
 

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さてお腹もくちたことですし次の目的地「香港ディズニーランド」まで地下鉄MTRで向かいます

クジラの上でミッキーさんがサーフィンをしている噴水です
 


 

この噴水があるのは香港ディズニーランド
そう今回の香港渡航での目的地の一つです
 

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九龍から40分ほどかけMTRを2度乗継ぎやってきたのですが
最後に乗ったディズニーランドへと向かうMTR迪士尼線
ディズニー仕様の列車になっていてミッキーの形の窓やミッキー・ミニーの像などでディスプレィされ列車に乗った瞬間からディズニーの世界を醸し出していました

 

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「迪士尼駅」を降りるとそこはもうディズニーの街

ちなみにこの迪士尼駅、なぜかMRTの切符を買う人で溢れておりました
と言うのも、香港の公共交通機関ではほぼ何にでも使えるオクトパスカードというICカードがあり、香港の方ならばほとんどの方がそのカードを持っていると思いますのでこんな所で並ぶ必要など無いだろうと考えたからです

とするとあのアジア系の人々はどこから来られたのでしょうか
中国本土かもしくは台湾?
 

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ともにかくにも香港ディズニーランド
本来なら前日には香港に到着
半日かけて回るはずでした、残念ながら台風のおかげで飛行機が一日遅延してしまったため 
う~ん、1時間少々のディズニー観光となりました
 

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おかげで参加したアトラクションはディズニーランド鉄道のみとなってしまいました
 

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まあここ香港ディズニーランドは空港からも近いですし
入場料も安いことですから
また次回香港にきたときに訪れゆっくりまわることにしましょう
 

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香港は地下鉄MRTをはじめ2階建てバス、トラムが縦横無尽に走り
タクシーなどに乗らなくともどこにでも行けてしまう街です
そうした香港の便利な公共交通機関をこちら香港では
「四通八達」というのだそうです
そういえば香港の公共交通機関で使えるICカード
通称「オクトパスカード」には八達通と書かれていますね
 

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そのオクトパスカード
MRTの駅窓口で香港$50をチャージしてもらいましたが、今回はMRTを使い香港ディズニーランド往復しただけに終わり、他の交通機関では使用できませんでした

今回の香港滞在は20時間と少し
旅程も詰まっていますし、これでは香港島に行くことなどは無理だったからです
 

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本音を言うと香港名物の2階建てのローカルバスでビクトリア湾の地下を結ぶクロスハーバー・トンネルを通ってみたかったのですが
今回は体験できずに終わりました
ちなみに写真に写っているのが、九龍半島から香港島へ抜けるトンネルに向かう車やバスたちです
スターフェリーもいいですけどこうしたトンネルを抜けるのも一度経験してみたかった
まあ次回に期待ということですね
 

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さて使いきれなかったオクトパスカードですが
残金を使う良い手が有ります
それがこの香港国際空港ターミナルにあるセブン・イレブン
ここでお土産を買っていくというもの
今回はその日の晩に食べようと電子レンジでチンするだけの密閉容器に入った弁当
カレーを買っていくことに
 

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こういったカレーはここ香港のみならず台湾にもありますが、なんとなく日本のカレーがベースなのではと言わずにいられません

香港の九龍半島、尖沙咀の繁華街には数多くのマッサージ屋さんが有ります
そんなマッサージ屋さん特に足つぼマッサージをやっているお店を覗くと、これはいかにも日本人だろうなと思わせる方がいらっしゃいます
しかもそういった方たちはたいてい女性です

日本でも最近駅周辺や地下街などを歩くとよく見かけるようになったクイックマッサージ
そのクイックマッサージ店で男性の姿を目にすることはあまりなく、利用者のほとんどが女性
実に利用者の約7割を占めるとも いわれています
パソコンなどを使った仕事が多いのか、いまやOLの必須アイテムになっているのかもしれません
昔そういったマッサージ屋さんに出入りするのは、男性と言うか、おじさんばかりだっのを考えるとなんだか時代を感じさせますね
おじさんの居場所がだんだん30~40代の女性に侵略されていると言ったほうが近いかもしれんません

さてタイトルに話を戻します
私も香港に来たらのならやはり本場のマッサージを受けたいと
今回の宿泊先であるホテル日航香港の地下1階にある
「ABC足保健中心(フットヘルスセンター)」へとやってきました
 

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ここは宿泊するホテルの中にあるということで便利なのと
日航ホテルですから、日本人の客が多いようでマッサージ師の皆さんも片コトではありますが日本語を話せる方たちばかりのマッサージ店です

要予約のうえ人気のお店でしたので、あらかじめ日本からアラン・ネットを通じて頼んでありました
直接お店に伺うよりは幾分か安いのもその理由です
ちなみに今回私の受けた全身ボディマッサージ
45分コースで香港$300(日本円で4千円くらい)
まあ前述の尖沙咀の繁華街あたりにあるお店よりは高いのでしょうが、ホテルにあるということもあり安心料も含まれております
 

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マッサージは痛かったのですが、そのあとの気持ち良さと言ったら
癖になる痛さです
さて肩や腰のコリも解消、体も軽くなったところで
今回の香港のメインイベント、ペニンシュラホテルへ北京ダックを食べに行くことにします

お店の前に等身大のパネルがありますが、この方は香港で抜群の知名度と人気を誇る
エリック・ツァン(曾志偉)氏
 

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元々はプロサッカー選手だったそうですが、怪我のため引退し
その後は香港映画のスタントマンを皮切りに
「酔拳2」や「燃えよデブゴン」などでは俳優もされておりました
もっともそれだけにとどまらず脚本家、監督などでヒットを飛ばし
そしてTV番組の司会者で人気をはくすなど
なんだかアメリカンドリームならぬ香港ドリームを地で行く人物です

例の尖閣諸島をめぐる問題で、日本のテレビドラマ『金田一少年の事件簿~香港九龍財宝殺人事件』を降板せざるを得なくなったのはまことに残念でした

そんなエリック・ツァン氏の等身大のパネルが置かれているのは
MRT尖沙咀駅の近くの
奇華餅家(チーホア・ビンジャー)
エリック・ツァン氏はこの奇華餅家のイメージキャラクターとしてコマーシャルに出ているそうです

さてその奇華餅家ここ香港で60年もの歴史を持つ
老舗の菓子店
香港国際空港にも何店か店を出されている香港では知らぬ人のいないお菓子屋さんです
パイナップルケーキで有名なんだそうですが
最近人気NO1なのが「パンダクッキー」
そうそのパンダクッキーが欲しくて今回時間のない中わざわざこのお店を訪れました
ところがここを訪れたのが夜の7時すぎ
残念ながらパンダクッキーは売り切れでした

かわりに買ってきたのが新製品であるこのペンギンクッキー
 

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ちょっとした試験勉強の際、中国茶とともにいただきましたが
黒い部分のチョコレート味がアクセントになっていてなかなか美味しい
ついつい手を伸ばしたくなるそんなクッキーでした

そうここ香港はあのマンゴープリンを生み出したお国柄
「香港スイーツ」奥が深そうです

最近よく行くアジアにはあまたもの高級ホテルが点在いたします
たとえばシンガポールにはラッフルズホテルがありますし、バリ島にはアマン・リゾート、ペナン島にはシャングリ・ラ ラササヤン リゾートなどなど
そんななかでも「東洋の貴婦人」とも言われ
香港随一の伝統と格式をもつ最高級ホテル、ザ・ペニンシュラホテルにやってきました


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ペニュンシュラホテルの入口には英国統治時代を思い起こさせるかのように
「ロールスロイス・ファントム」が停車しています
なにやら送迎用に使われているのだとか
このあたりから高級感が漂ってきますね
 

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ちなみにここに来た訳はこのペニンシュラホテルのメインダイニングである
「嘉麟楼 (スプリングムーン)」で晩飯を食べようというものでした
そうですここで有名な北京ダックを是非とも食べてみたいと思っていたからです

もっともせっかくここまで来て北京ダックだけというのももったいないですので
何かコース料理みたいなものはないかと探してみたところ、ありました
それが写真のパンダバス観光のミールクーポン
 

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嘉麟楼 (スプリングムーン)の夏限定スペシャル・ディナーメニューというものでした
メニューを見ると北京ダックもその中にあります
ちなみに料金は一人香港$680(日本円で9千円ちょっと)
こうした最高級ホテルの晩飯としてはリーズナブルなのではと思い日本から予約しておきました

予約時間となり嘉麟楼(スプリングムーン)の受付でクーポンを見せ入店
席へと導かれます
 

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高級感漂わせる中、ちょっと居心地悪さも感じましたがスタッフの対応が心地よく
落ち着いて席に着きました


まずは飲み物のオーダー
ここまで暑い中歩いてきたので「まずはビール」
もちろん銘柄はサンミゲルです
つまみに「胡桃の飴炊き」が付いてきましたが、これが美味い
買って帰りたかった程です
 

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そうこうしている間にコースが始まりました
「海鮮と豆腐のスープ」
 

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「季節の野菜と帆立の炒め物」
 

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そしていよいよ
「広東風北京ダック」
 

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我が家はコースでしたので予め切られたものが出てきましたが
他の方々はみな1羽丸ごと頼んでいるようでテーブル脇で切り分けておりました
ちなみに切り分けるのは男性のスタッフのみ
そういえば私どものテーブルに料理を置くのもすべて男性スタッフの仕事でした
女性スタッフは料理を運ぶだけのようです
 

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この鶏の皮の部分を「餅皮(カオヤーピン)」にのせ甘辛のタレと白髪ネギを載せていただきます
これが絶品でした
なるほど皆さんこれを頼んでいるわけです

もちろん皮だけではなく鶏の身もこうして出てきました
 

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「季節の野菜の煮込み」
これは残念ながら今一歩でした
 

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麺好きにはたまらない
「えびワンタンスープ緬」
 

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最後に「マンゴープリン」を食べるころにはお腹いっぱい
というか後半はほとんど食べ残す始末
 

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そういえば朝から空港のラウンジで食事、そして機内食
香港ついたらミシュラン☆の福臨門で飲茶
そしてここミシュラン☆5のペニンシュラホテルのメインダイニング
嘉麟楼 (スプリングムーンで晩飯と胃腸にはハードな1日となってしまいました

ザ・ペニンシュラホテルのスプリングムーンで食事のあとは
腹ごなしのためのんびり歩いてホテルに帰ることにします
と、ここでちょっと寄り道
ヴィクトリアハーバーを挟んで向こう岸に見える香港島の夜景を眺めつつ散歩をしゃれこみます
 

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九龍半島は尖沙咀の先端にある『尖沙咀海濱長廊(プロムナード)』からは
香港島の夜景が見ることが出きます
ちなみに反対側となるヴィクトリアピークからの眺めは100万ドルの夜景などと比喩されますが
私はどちらかと言うとこの海を挟んだ香港島にそびえる超高層ビルの明りのほうが好みです
 

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写真にあるのは香港のアカデミー賞『香港金像賞』のブロンズ像
このプロムナードには「星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)」と呼ばれる遊歩道が有ります

ここの一番人気はなんといってもブルース・リーの銅像です
ちなみに話がそれますがブルース・リーを漢字で書くと李小龍
「李」はここ香港ではリーと読むようですが
韓国の前大統領は李明博と書いてイ・ミョンバク
「李」は韓国ではイと読むようです
お国により漢字の読み方は様々ですが、朝鮮半島でも北のほうの地域の方は「李」はリーと読むようなので、これって思ったよりも結構複雑のようです
日本にも通名ではなく本名で通される方も多く
「李」という苗字をよく見ますが、リなのかイなのかお国がらが複雑に絡み合います

そうそうこれって見逃しがちですが、「ジャッキー・チェン」の銅像は有りませんが
手形はしっかりと有りました、足元にあるだけなので夜だと見逃してしまいそうですね
 

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このプロムナードを対岸の夜景を眺めつつ15分ほど歩いていけば
ホテル日航香港に着いてしまいました
明日は早朝にホテルを出ますので
残念ながら今回の香港での観光はこれで終了となります

というか香港へは今日の昼に着いたばかりだったんですけどね
やはり香港観光を1泊2日ではちょっと無理があったようです
 

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まあ今回の目的であった自動通関制度「e道」の再申請は出来ましたし
福臨門で飲茶、香港ディズニーランド、香港で本場のマッサージ、ペニュンシュラホテルで北京ダックと何とか目的は果たせたかな

昨日の昼に降り立ったばかりの香港国際空港ですが、翌朝には帰国
朝早くホテルをチェックアウト、まだ薄暗い中タクシーとエアポートエクスプレスを乗り継ぎ香港国際空港へとやってきました
早くにやって来たのは、改装されたキャセイパシフィック航空のラウンジ「ザ・ウイング」に立ち寄るためでした
ちなみにその「ザ・ウィング」は香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空の旗艦ラウンジ
世界に数あるラウンジの中でもその規模、使い勝手はトップクラスのラウンジです
 

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ラウンジに入ったら、まずはここで朝風呂
そうここザ・ウイングはシャワールームがあるのは無論ですが、なんとここには個室の風呂が有るんです
その名も
「ザ・カバナ」
天井が高いうえ20畳はゆうにある広々としたスペースに
 

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フルサイズのバスタブ、快適なデイベッドが備え付けられております
 

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シャワーは固定式
しかも高い天井に直に備えられていています

外国のホテルに泊まって戸惑うのがこの固定式のシャワーでしたが
使い慣れてくるとこのスコールのように大量に出てくるシャワーが快感となり今では家のシャワーをこうしようか悩んだりもするほどです
 

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お風呂にお湯を張ってみると
たっぷり浸かれる深さがありした
やっぱりお風呂はこれじゃなきゃいけませんね

どうも私は外国の浅いバスタブは好きになれません
 

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アメニティはこんな感じ
髭剃りも置いてありました
ちなみにJALのラウンジですと頼まなければ出てきません
安全性と言うことなのでしょうが、安全カミソリでハイジャックはちょっと難しそうです
 

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時間までゆったり浸かっていても良いのですが
この改装されたザ・ウイングの探索もしたいことから
軽く汗を流す程度で風呂から出て

まずは、これまたキャセイのラウンジにつきもののロングバーで風呂上りのビールをバーテンダーにいれていただき、朝っぱらからビールをいただくことに


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さて次は朝飯を食べにザ・ヘイヴンに伺うことにします

こちらも今回の改装でリニューアルされた
香港国際空港はキャセイパシフィック航空のラウンジ「ザ・ウイング」のダイネットエリア
『ザ・ヘイヴン』
大理石で覆われていますが、それでいてシックな室内は高級感が漂います
 

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さてここザヘイヴンではペニュンシュラホテルからケータリングされた料理
そしてペニンシュラホテルのスタッフによるサービスが受けられます
朝食と言うことですがちょっと期待

それにこの後乗る帰路の便はエコノミークラスなのでここで食べておいて食事はとらずに寝ていく作戦です
そうお盆休みは3日間なので帰った次の日の朝は早くに出社せねばならないんです
 

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料理は美味しそうなパンにケーキ
塊ごと置かれたチーズ
 

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サラダのコーナーには新鮮そうな野菜に果物
ハムなどが並びます
 

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そして香港らしいものに
「粥」
トッピングにピータンやピーナッツ
もちろん揚げ麩もありました

私はシンプルに粥だけ頂くことに
 

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点心やヤキソバなどの中華も美味しかった
 

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こうしたビッフェスタイルの料理に加え
卵料理などは席にいてオーダーが可能です
私はマッシュルームとチーズの入ったオムレツ
うちの奥さんはエッグベネディクト
こんな作りたての卵料理が熱々のうちに食べられます
まるでレストランのようで、とてもこれがラウンジの料理とは思えません
 

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そのオムレツの他はこんな感じ
コーヒーが美味かった
えっ昼飯抜きにするには軽いんじゃないかって
実はこのあともう一軒、ラウンジをはしごするんです
 

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まぁその前にもう少しここザ・ウイングのお話を

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ラウンジには主にファーストクラスとビジネスクラスが有りますが
何が違うの?と聞かれても明確に答えることはできません

ただ私がいままで廻ったラウンジで比較すると
単純にシャンパンが飲めるところが多いのがファーストクラスラウンジ
シャンパンではなくスパークリングワインが並ぶケースが多いのがビジネスクラスラウンジではないかと勝手に思っています
シャンパンとスパークリングワインの違いは単純にその産地にありますが
味はともかく高級感はそれ以上なんでしょう

さて今回訪れた、キャセイパシフィック航空のラウンジから眺めた香港国際空港のエプロンの様子です
こんな風景を眺めつつシャンパンなんぞ飲むのもおつなものですね
「ザ・ウイング」のファーストクラス・ラウンジはキャセイのフラッグシップ・ラウンジということもあり
これぞと思わせる施設が有りました
それが今回の改装で新設されたザ・シャンパン・ バー
数種類のシャンパンが楽しめる、バーがここには有るんです

まだ午前中ではありますが、さっそくここでシャンパンをいただくことにいたします
そうですこれがこのblogによく出てくる朝からシャンパン
「朝シャン」です
 

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もちろんカクテルなど頼めるバーもあります
こういったところで会話しつつお酒を頼めるようになれば楽しんでしょうが、まだまだ敷居は高いです
 

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空港の滑走路を眺められるように作られたカウンターもありました
 

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もちろんここファーストクラスラウンジといえどビジネス客は沢山います
パソコンコーナーは今やスマートホン・タブレットを持参する人が増えたためか
パソコン本体よりもWi-Fiや電源のほうが利用者としてはありがたいようです

ただしコンセントは香港仕様
ここで先ほど空港の売店で買ったばかりのiPhone用の充電器が役に立ちます
(ちなみに最近こういった海外のコンセントに合わせたiPhone用の充電器が私のコレクションとなっています)

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さて空港では早めにチェックイン・セキュリティを済ませラウンジに入り
お気に入りのソファーに腰を落ち着け
搭乗時間を待つ
これが最近の旅の楽しみになりつつあります
 

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キャセイのラウンジTHE WINGを一回りした後は香港国際空港にある、トラベラーズラウンジ(Traveler's Lounge)にやってきました
JALの本来のラウンジはこちらとなります
ちなみに永らく香港国際空港にあったJALのサクララウンジは閉鎖され、この共通ラウンジを間借りしているようです
間借りと言うのは奥にある部屋をJALの乗客専用としているからです
 

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このラウンジは各航空会社の共通ラウンジとなっているほか
プライオリリティパスが使えたり、有料で入場出来たりとさまざまなお客さんがいるようです

ということでアルコール類が有料だったり
食べ物の一部が有料だったりもします
 

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もちろんJALの専用エリアではビールやワインは無料
こちらに落ち着くことにします
ただしビールはアサヒ
海外ではやはりアサヒビールが強いようです
 

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食べ物は香港らしく点心
この日は春巻きがありました
そうそうJALそば?もここにはありました
ついでに枝豆も
日本人も懐かしがって食べるのかな


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共通ラウンジ側ももちろん使えます
ただ食事はちょっとさみしいかな~
 

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そんななか人気のエリアを発見
ヌードルバーです
キャセイのラウンジにもありますが、まだ開店していなかったので
ここで麺が頼めるのはうれしい
太麺に魚のつみれ団子をトッピングして頼みます
 

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醤やネギなどは好みのものを入れていただくようですが
旨かった
まあ駅の蕎麦を想像してもらえばわかるような美味しさですが・・・
 

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そうそうコノラウンジには昔懐かしい
「香港啓徳」のころの着陸する機材の写真がありました
そうですあの香港カーブです
ちょっと欲しくなったので
このパネルまた香港に来たら探してみよう

今回の香港旅行
台風の影響で飛行機が一日遅延し、予定は狂いに狂いまくりました
そんな空いた休日でしたが無駄にしてはいけないと以前から行きたかった山梨のサントリー白州醸造所を訪ねることが出来たりと良い面もありました
とくに帰路便の搭乗間際、搭乗ゲートを抜けるときにいただいたエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード
俗に言うところの「インボラ」は嬉しかった
 

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ちなみにそのインボラ
旅客機に搭乗する際、オーバーブッキングなど航空会社側の都合によって、座席がエコノミークラスからビジネスクラスなど、より上位のクラスに変更されること。略してインボラともいう。
(ウィキペディアより拝借)
 
実を言うと過去にもJALの上級会員のおかげか搭乗の3~4回に一回はアップグレードがあったので、内心は搭乗するたびにこのインボラを楽しみにしていますが、今回チェッインカウンターでそういった話が無かったので、あきらめていたところ最後に搭乗口でビジネスクラスの搭乗券に交換されました
 

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香港国際空港から成田国際空港までは4時間ちょっとのフライト
ちょっとあわただしい旅だったので、明日からの仕事に備え寝ていくつもりでしたので
こうしたビジネスクラスの広いシートは嬉しかった
「麦焼酎 吾空」をいただいたらぐっすり熟睡
おかげで機内食を食べるのを忘れるくらいぐっすりと寝ることが出来
成田国際空港まであと1時間というところで目が覚めました
ここでCAさんから食事はと聞かれいただくことに

ちなみにアップグレードといえど機内食もエコノミークラスではなくビジネスクラスのもの
寝過していて洋食は品切れ和食をいただきました
搭乗前にキャセイのラウンジで散々たべてきたため、お腹はさほどすいていませんでしたが
この銀鱈は旨かった

 

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我が家の奥さんは洋食の鶏料理
こちらも美味しそう
 

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驚いたのはこのデザート
しかもこのボリューム
返す返すもラウンジで食べすぎていなきゃ・・・
 


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今回の香港旅行は台風の影響で香港へ向かう飛行機が欠航になり、2泊3日の旅程が1泊2日になるな
散々な旅行となりました
おかげで香港は1泊2日でも行けるんだということを悟りました

そんな香港旅行も終わり成田空港のサクララウンジでマッタリ
丸1日の飛行機の遅延から始まり散々とおもわれたこの旅ですが、予定していたものは全てこなしましたし、ホテルはアップグレード、帰りの便はビジネスクラスにしていただいたりとそれなりに楽しめた旅となりました
さてシャワーを浴びたら生樽ビールだな
 

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