2016年1月アーカイブ

新年あけましておめでとうございます
さてしばらくBlogの更新をさぼっていましたが、また今日から再開です
さぼっていた理由はこのBlogを見られている方ならお分かりの通り
年末年始の休みを利用して遊びに行っていたほかありません
その遊びにっていた先はと申しますと
イギリスの首都「ロンドン」でした
 

london01.JPG
 

イギリスに行きたいと思った一つの要素は昨年読んだ、一冊の本(「敵兵を救助せよ! 駆逐艦「雷」工藤艦長と海の武士道」恵隆之介 著)の中にある日英同盟に関するエピソードでした

その本にはこんなエピソードが語られています
《ちなみに日英同盟とは1902年から1922年のワシントン会議まで日英間で結ばれた同盟で、ロシアに共同して対処することと、朝鮮半島および中国における日本の特殊利権を肯定する内容になっていたのである。
2002年1月30日は同盟締結100周年の日に当たる。
ここで英国海軍は心憎い演出をした。
同30日、テロ対策のためアラビア海に展開している英国艦隊が、戦後初めて海上自衛隊の燃料補給艦から燃料を受給した。
そしてこの直後に、日本外務省に英国外務省から1通の祝電が届けられた。
内容は「日英同盟締結100周年を祝う」というものであった。
これを受け取った日本外務省は驚嘆したのである。
「当時英国は、栄光の孤立を破って最初に行った同盟が日英同盟、しかも海軍の軍事同盟だったんですね。
だから英国人は、フォール卿もそうですが、『日英友好100年の伝統』とすぐ言うのですよ」》
(敵兵を救助せよ! 駆逐艦「雷」工藤艦長と海の武士道から抜粋)
 

ikazuti01.jpg

 

私自身、日本の近現代史の中で最大の転換点となったのが、この「日英同盟」だったと思っています
今から113年前、三流国であった日本は一流国であり強国であった大英帝国(イギリス)と対等の同盟を結びます
(これはもちろん小村寿太郎の粘り強い交渉の結果でしょう)

そしてその同盟を結んだイギリスが日本に対し、今をなお対等にまさに武士道(向こうでは騎士道か)の精神で対応してくれている(ユーモラスも交えつつ)
そんな信義深いうえ、歴史と伝統を重んじるちょっとカッコいい国を訪れてみたいというのが、今回の旅のきっかけでした

そんなイギリスへの旅にはJALの特典航空券を使いました
昨年に起こった地下鉄での単独テロの影響か出発の僅か2週間前に2席がひょんなことで取れたりしたんです
これですと航空券代はマイルで賄うことができるので、実質無料(サーチャージは除く)
財布にはとても優しい旅行手段です
 

jalyoyaku.jpg
 

そうそう今回のイギリスへの旅
短い滞在時間でしたが、ベタな観光地巡りの他に、映画ハリーポッターシリーズの撮影スタジオを訪ねたり、ロケ地や巡りもしました
ちなみに写真はキングス・クロス駅にある9 3/4プラットホームを潜り抜け
ホグワーツへ向かったところです
 

london02.JPG
 

ということで
「楽しいロンドン♪愉快なロンドン♪ロンドン♪ロンドン♪♪」な旅のBlog
始まり始まりです
ちなみにこの話は某キャバレーのCMとは全く無関係
どうぞあしからず

さていつもなら
新千歳空港JALサクララウンジから始まるのが
旅のプロローグなのですが、今回はちょっと違います
なぜか・・・・
 

lomdon03.JPG
 

それは新千歳空港にあるJALサクララウンジが閉鎖されているからでした

【お詫び】新千歳空港の改修工事に伴う一部施設の閉鎖について
平素よりJALグループをご愛顧いただきありがとうございます。
新千歳空港国内線ターミナルビルにおいて、保安防災の強化やバリアフリー化への対応等を目的とした改修工事が順次実施されております。これに伴い、2015年11月4日(水)より、サクララウンジを始めとした弊社の一部施設が工事の対象エリアとなっており、仮設の代替ラウンジなどもご準備できず工事期間中の閉鎖を余儀なくされております。
当施設ご利用予定のお客さまには多大なご迷惑をおかけすることとなり申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。心ばかりではございますが、代替サービスとしてラウンジご利用予定のお客さま向けに、空港内でご使用できるお食事券をご用意しておりますので、JGCエントランス横にございます特設カウンターにてお受け取りいただきたく、何卒宜しくお願いいたします。(JAL HPより拝借)

 

lomdon04.JPG
 

で代替ラウンジもないことから、替わりにいチェックインカウンターいただいた食事券がコレです
2人で2,000円分ありますのでフードコートでありがたく晩飯とさせていただきます
向かったのは「あさひ川 井泉」
旭川では老舗のとんかつ屋さんで
千歳にも支店があります
 

lomdon05.JPG
 

で、この「あさひ川 井泉 新千歳空港店」
旭川五条の本店や千歳店のような本格的な店舗と違い、セルフサービスのお店と言うこともで少しばかり、いや結構メニューの価格にお得感があります
頼んだのは「特ロースかつ定食」
それにキリン一番搾りの大ジョッキもいただきます

そういやいつもならここで、かつ定食やかつサンドをテイクアウトし
サクララウンジで提供してくれる生ビールを飲みつつ搭乗時間までを過ごしていましたが、なんだか逆になった感じです


lomdon06.JPG
 

自慢のキャベツにもサウザンドレシッングをたっぷり
揚げたてのかつには井泉特製ソースをかけていただきます
これが柔らかくて美味い
このかつ定食には生ビールもよく合いますし
至福のひと時です
 

lomdon07.JPG
 

お腹も膨れたところでそろそろ搭乗時間となりました
ファーストクラスのセキュリティはありませんが、JALグローバルクラブ専用のセキュリティゲートが昨年だったかできていましたので、こちらをくぐりまずは羽田を目指します
 

lomdon08.JPG

羽田空港国際線ターミナル
JALファーストクラスラウンジに来ています
まだ朝の7時とあってラウンジ内は閑散としていました
 

london23.JPG
 

今回の羽田からの渡航は午前11時半出発
当日新千歳空港からの便でも間に合うのですが、この時期の新千歳空港は雪の影響を受けやすく遅延したり欠航になってしまうと、イギリスに渡航できなくなるので前日に来て近くのホテルに宿泊し朝早くに羽田空港へとやってきました
もっともここ羽田空港国際線ターミナルにあるJALのファーストクラスラウンジで渡航前にのんびり過ごしたいというのもありました
 

london09.JPG

 

そんな羽田空港には午前7時くらいには到着
Wi-Fiをレンタルした後、JALファーストクラスカウンターでチェックイン、保安検査場はプライオリティ・レーンが使えたので年末年始で混雑する羽田空港をするりと潜り抜け目指すはJALファーストクラスラウンジとなります
ちなみにこのプライオリティ・レーンには該当する乗客以外の方も来られるのか
きちんと番人が立っていてチケットや各航空キャリアの会員ステイタスをチェックしていました

 

london24.JPG
 

正月らしくラウンジに続く通路にはこんな鶴が描かれた金屏風が飾られていました
まぁここは日本の玄関
こうした日本らしい(中国から伝わった物ですが?)ものは正月だけではなく通年飾っておいてもよいかもしれません
 

london10.JPG
 

さてホテルで顔も洗わずに出てきたので、ここでシャワータイム
レインシャワーをタップリ浴びたら、予約しておいた手もみのマッサージを受け
あとはラウンジでまったりすることに
 

london11.JPG london17.JPG
 

あっそうそう今回は紳士の国に行くということで、ブレザーを羽織り革靴を履いてきました
革靴を履いてきたのにはちょっとしたわけがありました
まずは靴を脱いでスリッパに履き替え「RED SUITE」(特別に仕立てられた大人の空間)へ
 

london12.JPG
 

この「RED SUITE」にはJOHN LOBB(ジョン ロブ)社とのコラボレーションによるシューポリッシュ(靴磨き)サービスがあるんです
 

london20.JPG
 

めったに靴磨きもしない私が靴を持参し
世界に冠たる高級靴メーカーの靴磨きを受けることとになりました
 

london16.JPG
 

ちなみにこのRED SUITEには飛行機に関するなアーカイブとなっていて
飛行機の無線機などの機材やビンテージもののスーツケースなどが展示されています
 

london19.JPG london18.JPG
 

靴を磨いて貰ったら、次はもちろんこのお酒のコーナーへ
棚にあるシャンパンはすべてローラン・ペリエ
そしてうやうやしく並ぶグラスはオーストリアの名門「リーデル」の シャンパーニュグラスです
 

london21.JPG
 

英国王室御用達のマークがラベル上部に燦然と輝くシャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ」
すぐ飲めるよう2本は氷できちんと冷やされていました
 

london13.JPG
 

年末年始には欠かせない日本酒は「はせがわ酒店」がセレクトした名酒
白鶴酒造の「白鶴 匠技 純米大吟醸 "白鶴錦"」
小林酒造の「鳳凰美田 純米大吟醸無濾過生 (通称赤判)」
玉泉堂の「醴泉 純米大吟醸」の3種でした
 

london14.JPG
 

さて一杯やったら次は朝食ブッフェ
職人が焼いてくれるガレットが楽しみです

羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジ
次なる探究場所は「ダイニングエリア」
朝食をかねて伺うことに
 

london25.JPG
 

ここに来たのがまだ朝の7時くらいと言うことでラウンジのダイニングエリアは閑散としていました
 

london26.JPG
 

さてこのファーストクラスラウンジのダイニングエリアには2年前の改装時に鉄板ダイニングと題したIランドキンチンが設置されました
夜はハンバーグが供されますが、朝も白高帽のシェフが目の前で焼いてくれる「JALオリジナル ライ麦ガレット」が堪能できるということで、ホテルでは朝食を取らずにやってきました
 

london30.JPG


「JALオリジナル ライ麦ガレット」は
この大きな鉄板の上で生地の上にベーコンとチーズを乗せ焼いたものに
温泉卵を乗せ、ステーキカバーをかけ蒸し焼きにするというもの

「RED SUITE」から注いできたシャンパン(ローラン・ペリエ)を朝シャンにして、ともにいただくことに
 

london27.JPG


他にもアミューズとしてビールのツマミになりそうな物ばかり
「サッポロヱビス」や「アサヒスーパードライ・ドライプレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム モルツ」「キリン一番搾りプレミアム」の4種のプレミアムビールがここでは楽しめることもあり、朝からガッツリやる事にします
 

london28.JPG london29.JPG


ということでビールのツマミにローストビーフやハーブチキンのピンチョス、バーニャカウダ、秋刀魚の甘露煮ピンチョスや筑前煮などをいただきましたが
特に「みつせ鶏のレバーペースト&バゲット」が絶品でこいつはもう一皿頂きました
 

london31.JPG
 

もちろんここに来たらJAL特製ビーフカレーを食べずに搭乗口に向かうことはできません
 

london33.JPG
 

今回はビーフカレーの上にウインナーソーセージとスクランブルエッグをトッピング
野菜が足りないとバーニャカウダーとともにいただくことに
 

london34.JPG
 

そうそうここを訪れたのは昨年の年末
TVではNHKの朝ドラの総集編として「マッサン」が放送されていました
なんとなくウイスキーが飲みたくなり、スピリッツのコーナーへ
 

london32.JPG
 

残念ながらニッカの竹鶴はここファーストクラスラウンジにも無かったので
かわりにサントリー響17年をシュウェップスのトニックウオーターで割りハイボールにしていただきます
つまみはチーズ盛合(ブルー/チェダー/カマンベール/オリーブ)
サンドイッチはハムとたまご、サーモンとツナの2種類いただきます
 

london35.JPG
 

さあこれでお腹も結構膨れましたが
もう一軒、いやもといもうひとつ気になっていたラウンジへ
同じワンワールド・アライアンスのキャセイパシフィック航空のラウンジにも探究に行くことにします

london36.JPG
 

さて羽田空港国際線ターミナルのJALファーストクラスラウンジを堪能したら
搭乗口に向かう前にもう一軒
この羽田空港で外国航空会社が初めて開設した自社ラウンジである
「キャセイパシフィック羽田ラウンジ」もちょっとばかり探究してまいります
こちらは音年の暮、増築したフロアの最上階である6階フロアを丸々使った贅沢なラウンジです
受付もお洒落なうえ最上階にあるだあって眺めも最高
 

london46.JPG
 

窓からエプロンを眼下に見下ろすと、これから乗り込む
JL043便
B777-300ERの機材が見て取れます
 

london38.JPG
 

このラウンジの設計にはロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼを起用
窓から自然光が入り、自宅のリビングルームを思わせる空間創りがなされているんだとか
 

london37.JPG
 

もちろんキャセイパシフィック航空のラウンジの代名詞「ロングバー」も健在
 

london47.JPG
 

CXの便はどうやら出たばかりと言うことで
このキャセイのラウンジは貸切状態
エプロンを望むこの優雅なシートでまったりさせていただきます
 

london48.JPG
 

ちなみにこのソファーのサイドテーブルには電源もついていましたが、USB電源もついているなど配慮が行き届いています
ちなみにテーブルの上に載っている水のペットボトルはホーテルオークラの名の入った富士山の伏流水「富士ミネラルウオーター」です 
 

london45.JPG
 

席を決めたらまずは「バー」へ
ここはホテルオークラセレクトなのか、世界各国の銘酒が並びます
 

london40.JPG


マシンもありますが、ここはバーテンダーの注ぐ生ビールをいただくことに
 

london41.JPG
 

フード・バーは朝が早かったこともありこの程度でしたが、ここに来たら行かねばならぬところがあります
 

london42.JPG
 

そう香港のキャセイのラウンジにもあるおなじみのヌードルバー
こんな感じで搭乗までの時間こうしてラウンジで飲みまくってしまいました
最後の〆はヌードルバーで麺を頼みます
 

london39.JPG london43.JPG
 

シェフの手による担担麺をいただきますが、出来上がるまで5分くらい
ポケベルのようなものを持たされ出来たら取に行くのは香港のラウンジ同様でした
出てきた担担麺、小ぶりのどんぶりで少し膨れ気味のおなかにはちょうど良かった
味はピーナッツソースに胡麻の風味が効いて絶品でした
 

london44.JPG


ということでデザートは香港つながりで、マンゴプリンとコーヒーゼリーもいただいちゃいます
ちなみにここキャセイのラウンジの名物に「ホーテルオークラ謹製フレンチトースト」があるのだそうですが、今回は食べ損ねてしまいました
なにやら「このフレンチトーストは、世界一」と絶賛した外国の元首もいるそうなので機会があればまた訪れたいものです
 

london49.JPG
 

さてそうこうしている間にいよいよ搭乗時間
12時間半のフライトが待っています
 

london50.JPG

ロンドン・ヒースロー空港までは羽田から12時間半のフライト
午前11時半に出発する昼の便ということもあり寝てれば到着とは行きそうにありません
それに今回は2週間ほど前に急にチケットが取れたこともあり、座席はエコノミーでした
しかも日本からロンドンへの便はなぜかビジネスクラスから埋まってしまう傾向があり、ビジネスクラスへのインボラアップグレードもあまり期待できないんです
ここは気合を入れて12時間半のフライトに臨みます
F扱いで優先搭乗したので、人のまったくいない後部のエコノミーの座席を撮影してみました

 

london51.JPG london52.JPG
 

こんなときに頼りになるのが
機内エンターテインメントシステム"MAGIC"
12時間半、映画三昧で過ごすことにします
ところでこのJAL機内エンターテイメント
結構最新作の映画を上映しているようです
どのくらい最新作かと言うと、2016年2月6日公開
「オデッセイ」
そう公開前の作品を1月以上前に観ることができたんです
JALもお金使ってるな〜といった印象です

さてこの作品
監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモン
面白くないわけがありません
 


 

ここで話の内容を言ってしまうとネタバレになってしまいますが、一つだけ
話の中にジャガイモが重要な位置づけで出てきますが、これを見ていた時にちょうど昼時で機内食はロールキャベツか肉じゃが、当然後者の肉じゃが、しかも飯島奈美プロデュースを選択
重要な位置づけであるイモを食べつつ、爽快なハリウッド映画を堪能いたしました
 

london53.JPG london54.JPG
 

2作目は先週末公開になったばかりの新作
「ブリッジ・オブ・スパイ」
監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクスという超豪華版
なにやらオスカーも狙える作品のようだ
 


 

ラストシーンというかエピローグの話が泣かせますが、これまたネタバレになってしまうので
話の脈絡のないところにさせていただきますが、主人公ジムがイギリスに仕事とそのついでに鱒釣りをしてくると嘘を言って出かけるのですが、ジムの奥さんがロンドンに行くのならリージェント・パーク界隈でマーマレードを買ってきてという話が出てきます
ちょうど向かう先もロンドンということもあり、まぁ嘘とはいえどんなお店?とばかりに話に引き込まれました

そんなこんなで4本ばかり新作を交えて往路復路とJAL機内エンターテイメントで映画を楽しんでまいりました
そういや最近観た映画は機内でってのが多いな〜

羽田発ロンドン行の機内食
エコノミーと言うことで、とって変わったものが出てきたわけではありませんが
到着前の最後に出てきたのは
JALの手がけるエコノミー専用のAIRシリーズ
以前もロサンゼルス線でAIRモスなるものを食べたことがありますが
今回のは東池袋大勝軒の「つけめん」
 

london55.JPG
 

このつけめんをAIR大勝軒は「あつもり」で提供してくれました
冷水でしめた麺を再び湯にくぐらせ、釜揚げのような熱々の状態で、温かいスープにつけて食べるというものです
熱い麺と熱いスープで「あつもり」なんですね

ちなみにこの紙のパッケージに入れられているのはスープの飛び跳ね防止用なんでしょうが、回収する際、CAさんが一つづつバラしていましたがその作業はかなり大変そうでした
豪華に見せるためか具材も多かったのですが、つけ汁の器も小さくちょっと苦労する食べ物でした
 

london56.JPG
 

さて最後の食事から紹介させていただきましたが、機内に乗り込んですぐに出てきたのは
和食が「こくうま肉じゃが」
洋食が「なつかしのロールキャベツ」でした
飯島奈美さんがプロデュースした誰もが好きな日本の家庭で馴染みのある、ほっとするような料理との事ですが、まさにその通りのおふくろの味でした
変にこだわることもない料理でJALもなかなかやるじゃんと言ったところです

ちなみにプロデュースした飯島奈美さん
映画「かもめ食堂」でフードコーディネーターとしてデビュー
TBS系列「深夜食堂」シリーズや、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」などの食事を手掛けているそうです
その肩ひじ張ったりすることのない素朴な料理が受けているそうです
 

london58.JPG london57.JPG


そうそうおなかいっぱいで食べませんでしたが
途中こんな変わったパン「さつまいもパン」も出てきました
 

london59.JPG
 

さてJALで国外に行くことの多い私ですが、機内での飲み物は大抵ビール
「ヱビス」や「ザ・プレミアムモルツ」を頼むことが多いのです
でもできることなら渡航する国のビールも予め味わっておきたいというのが本音です
今回はロンドンなのでエールやIPAなどなど旅先で味わえるビールをちょっとフライングしておきたい
事情はなんとなく分かりますが、渡航するたびいつも思います

ワインバーru:(ルー)

| コメント(0)

またロンドンの話から札幌での話に舞い戻りますが
昨年暮れ焼き鳥キッチン晴れ晴れでたらふく食べて飲んだ後、もう一杯飲みに行こうとしましたが狸小路からススキノに繰り出すのも面倒
そんな時、我が家の奥さんが同じ三条美松ビルの地下にあるワインバーを知っているとの事だったのでエレベーターで降りる足でそのまま伺いました
そのお店がワインバーru:(ルー)
 

ru01.JPG


20年以上営業していたワインバー
「オイスターバー ランス」のオーナーソムリエ吉島氏が、
ここ三条美松ビルにワインバーとしてオープンさせているとのことでした

ちなみに私はワインはたしなみませんが、オーナーソムリエ吉島氏は
私の勤める小樽の街中に有るワイナリー
「オサワイナリー」のワインを試してくれと注いでくれました
どうやらこのお店は北海道のワインが楽しめるお店のようで、ワインをあまり飲まないそんな私には北海道を代表するウイスキーである「ニッカ余市」を勧めてくれました
 

ru02.JPG
 

お通しに出てきた自家製らしきパン
スパイスが効いて美味かった
そういやパリのブラッセリーで見た若いカップルは
大概パンをつまみにワインをたっていたっけ
 

ru03.JPG
 

メニューには「オイスターバー ランス」のころの名残りか、生牡蠣などの牡蠣料理も並びます
ということで先ほど腹いっぱい食べて来たつもりですが、ここで牡蠣フライもいただいちゃいました
 

ru04.JPG
 

そうそう帰りに立ち寄った「みよしの狸小路店」
私の知る限り35年ほどまえからあった気がします
なんとなくここの餃子カレーが食べたくなり立ち寄ってしまいました
頼んだのは
「得 みよしの盛カレー」
 

ru05.JPG ru06.JPG
 

ちなみにまったくちがうこの2軒のお店
ワインバーru:(ルー)もそうですが、私にとってはこのみよしのも北海道を感じさせるお店でした

正月休みを利用して行ってきたロンドン観光の途中ですが、もう少しばかり私の住む札幌の話を綴ります
この時期の札幌は暖冬といえどやはり冬は厳しくキャンプをはじめ外に出る機会がどうしても少なくなります
外に出るとすればススキノをはじめとした酒場とこのBlogでは相場は決まっています

そうそうロンドンでも酒場には伺いました
それが世界に名だたる酒場の一つである英国の「パブ」
まぁ円とポンドの為替相場がなにげに異常でレストランにいけなかったというのもありますが
ロンドンのパブでエールやIPAといったビターを堪能してきました
 

coolbeer31.JPG coolbeer32.JPG
 

さて札幌にも最近、ベルギービールやクラフトビール、地ビールなどと言っているビールを扱うお店が増えてきました
先々週末に伺ったのはそんな一軒「COOL BEER CRAFT(クールビアクラフト)」

2年ほど前に一度お邪魔したことのあるお店です
 

coolbeer21.JPG
 

久々に美味しいビールが飲みたいと思っていたところ
いつものポンパレで見つけすぐに予約いたしました
 

coolbeer20.jpg
 

お店は2年前来た時にと比べテーブル席が増え、そのかわり玄関の位置が変わっていたりもしましたが、お店の雰囲気は以前もまま、手書きの看板にある日本全国のクラフトビールも健在です
 

coolbeer22.JPG
 

冷蔵庫にはベルギー、ドイツ、アメリカなどの世界の瓶ビールがずらり
そのうえ生ビールの樽もしっかりと冷やされ貯蔵されているようです
 

coolbeer23.JPG
 

さて今回のお目当ては何といっても生の「レーベンブロイ」
これが飲み放題ってところでしょうか
レーベンブロイはアサヒビールがレーベンブロイ社の伝統的な醸造法に従って国内生産されていますので、輸入物とは違い新鮮なままのものが楽しめます
ここクールビアクラフトではスタンダードなビールのようですが、生はなかなか飲めるものではありませんので今晩はこれで通すことに
 

coolbeer24.JPG coolbeer19.JPG
 

そんなレーベンブロイに合わせる料理はと言うと
これはポンパレのコース
その謳い文句とともにご紹介します

まずは
〇イタリア産プロシュート
~濃厚な旨味のプロシュートはお酒のつまみにピッタリ!

と同じ皿に乗って
〇自家製スモーク盛り合わせ
~ホテルや海外で本格的に修業したシェフが仕上げる絶品料理!同店名物の自家製スモークは是非♪
このスモークがビールに合わないわけがありません
 

coolbeer25.JPG
 

続いて出てきたのが
〇フィッシュ&チップス
~ビールに合うオツマミの定番!
そう英国風ファストフードの王道であるフィッシュ&チップス
ロンドンではこればかり食べてきました
なにげに味比べしてしまいそうですが、北海沿岸で採れる新鮮なタラなどの大ぶりな切り身を豪快に揚げたその料理は英国の伝統料理
日本人が造る食べやすく切って揚げたそれとは随分と違いがありました
まぁこれは国民性もあるのでしょう
ただ(ハインツの)モルト・ビネガーをかけて食べるのは同じでした
 

coolbeer26.JPG
 

メインは
〇道産エゾ鹿ハラミの鉄板グリル
~エゾ鹿の「ハラミ」を贅沢に使い、熱々の鉄板で提供する同店イチ押しの一品です!ハラミ特有の食感と鹿肉独特の風味が何とも絶妙で、醤油ベースのスパイシーなソースとの相性はばっちり!ポテトが敷いてあるのも嬉しい!ぜひご堪能あれ!

との事ですが、さすがにこいつは美味かった
 

coolbeer30.JPG
 

〇ピッツァ・マルゲリータ
~こちらも鉄板の美味しさ☆

パリッパリに焼けたマルゲリータはビールにもよく合いました
 

coolbeer27.JPG
 

おもしろかったのが
〇ビアバーの油そば
~ビアバーで食べる油そば!?…絶品です

との事ですが、日本人は〆はやはり麺といったところでしょう
ちなみにこの晩は最後にラーメンも食べて帰りました
 

coolbeer28.JPG
 

〇お口直しのデザート
~〆はさっぱりと

このジェラートが思ったよりもビール合いびっくり
 

coolbeer29.JPG 
 

てな感じでレーベンブロイと美味しい料理を堪能してきました
次回は日本のクラフトビールを試しにまた伺うことにします

クールビアクラフトでレーベンブロイを堪能した後は
ウヰスキーなんぞ嗜みたくなり
創業33年を迎えるいかにも老舗ダイニングバー
「WITH BAR(ウィズバー) 」へ
 

withbar00.JPG
 

南6条西3丁目にある秋水ビル
松山千春が名付け親のお寿司屋さん「千春鮨」があるビルなのですが
ウイズバーの入り口はその2Fにひっそりとたたずんでいるような雰囲気のあるエントランスでした
 

withbar01.JPG
 

さて今回このお店に伺うのは初めて
なんでこんな店にと思われるかも知れませんが、これまたいつものポンパレ
いつもなら敷居の高さに尻込みしてしまいそうなお店でしたが
この共同購入クーポンサイトのおかげで、重い腰を上げ伺うことができました
おかげで次回は少しは気らくに伺えそうです

それにしてもこのクーポン安すぎ
先ほど行ったクールビヤクラフトと合わせても2人2軒で6千円
ここはひとつ追加で何か頼まなくてはなりませんね
 

withbar06.jpg
 

一杯目はスパークリングワイン
そして
「知多 グレーンウイスキー」
昨年からサントリーが売り出した
愛知県知多市に醸造所があることから名づけられたウィスキーの銘柄
なんだかお気に入りの銘柄になりそうです
さてこいつを飲むのも初めてならば、丸い球体氷の水割りも初めての経験でした
 

withbar02.JPG
 

我が家の奥さんが頼んだモヒート
最近日本でも流行り始めたようですが、タイのバンコクやベトナムのホーチミンのちょっとしゃれた酒場には必ずと言っていいほど見かけたカクテルで
どちらかと言うと暑い時に飲むカクテルってイメージがあります

ここウィズバーのモヒートもミントの香りたっぷりの本場?の感のあるモヒート
さすがにBARと名乗るだけあってカクテルにはずれはなさそうです
 

withbar04.JPG
 

さてこの辺で追加で一杯頼みます
といっても3杯
テーブルの上にあるメニューから
「ウイスキーテイスティングセット」をいただきます
 

withbar05.JPG
 

ウイスキーが3種類頼めるとの事なので
「ラフロイグ」10年
スコッチウイスキーらしく強烈なピートの香りが特徴のウイスキー
「ボウモア」12年
アイラモルトの女王と言われるスコッチウイスキー
「アードベック」10年
これまたアイラモルトのスコッチウイスキー
と3種類のスコッチウイスキーを試してきました

ちなみにツマミの自家製オレンジ、グレープフルーツピールのチョコレートもウイスキーによく合って旨い
 
 

withbar03.JPG
 

一度訪れることができたので
今度はもう少し気楽に訪れることが出来そう
その時はまたこの「ウイスキーテイスティングセット」また頼んでみよう

飲んだ日の〆はやはりラーメン
なんとなく味噌ラーメンが食べたくて
札幌の味噌ラーメンの老舗「すみれススキノ店」にやってきました
入店した際に店から出てくる人が多かったためかお店はかなり空いていました
 
 
sumire01.JPG sumire02.JPG
 

さすがに3軒目とあって、お腹にそんなに入らない状態でしたが
そこはススキノに店を出しているだけあって
その辺を気遣ってか、ハーフサイズのラーメンを提供していたので
味噌と醤油それぞれハーフで頼んでみました
 

sumire03.JPG
 

看板メニュであろう味噌ラーメン(のハーフは)
濃厚な豚骨ベースの味噌にちぢれ麺の取り合わせ
味噌スープは表面に油が浮いているうえ、刻んだチャーシューに炒めたひき肉
〆のラーメンとしてはハーフといえどメタボが心配ですが
さらりと平らげてしまいました
 

sumire04.JPG
 

我が家の奥さんが頼んだのは
溜まり醤油にチャーシューまで入っている醤油ラーメンのハーフ
なんとなく絵的にはこちらの方がおいしそうだったりします
 

sumire05.JPG
 

帰りがけ店に掲げられたサイン色紙を見ると・・・・
 

sumire06.JPG
 

ここのラーメンのハーフサイズが飲んだ日の〆にぴったりなので
また次回訪れたいと思います
ちなみにこの晩、2人でこのすみれを合わせで3軒
7,800円で済んでしまいました

さてまたロンドン観光の話に舞い戻りましょう
 

london80.JPG
 

写真は別段、集めようと思っていたわけでもなく集めてしまった
海外の都市で使えるICカードたち
左上から韓国の「T-mony」
そこから下に中国は上海の「上海公共交通カード」
シンガポールの「EZ-LINKカード」
上に上がってワシントンの「SMARTRIPカード」
その下が米国はサンフランシスコの「CLIPPERカード」
その横がタイはバンコクの「RABBITカード」
右上が米国はサンディエゴの「COMPASSカード」
右下がニューヨークの「メトロカード」といった具合です
 

thairand35.jpg
 

今回の旅でさらにロンドンの「オイスターカード」が加わりました
 

london60.JPG
 

OYSTARカードはヒースロー空港の地下鉄ピカデリー線ヒースロー・ターミナル3駅で購入
窓口ではなく自動販売機での購入ですが、日本語表記もあり割合簡単に購入できました
 

london61.JPG london62.JPG
 

ちなみにヒースロー空港からロンドンの中心部ピカデリー・サーカスまでは、ヒースローエクスプレスという急行が走っていますが、こうした空港シャトルにありがちな観光客価格だったものですから
少し時間がかかりますが、ロンドン市民の足である地下鉄を使うことにしました
ちなみにその時の地下鉄料金は£4.5(日本円で860円くらい)にたいし、ヒースローエクスプレスを使うと£18(日本円で3,440円)と大変高額だったんです

さて買ったばかりのオイスターカードでさっそく改札を潜り抜けます
1Cカードなのでタッチするだけですね
 

london69.JPG
 
さてそのロンドンの地下鉄
チューブの愛称で親しまれていますが
創業は1863年と歴史は大変古く
その連絡通路・階段などは身障者やベビーカーなどを使う人が歩くことをあまり意識しなかった時代に作られたこともあり
スーツケースをひいて向かうには大変苦労いたしました
もっとも ホームの天井から下がる電光掲示板
次の電車がいつ来るか、そしてどこ行きなのかを表示しているので大変重宝しました
 

london64.JPG
 

そうこうしている間に私の乗る地下鉄がやってきました
チューブ状のトンネルをくぐるためなのか、地下鉄の車両は屋根が丸くなっています
 

london63.JPG
 

当然内部も両天井が低くなっており
背の高いイギリス人だと頭をぶつけそうな高さでした
 

london65.JPG
 

さてこのオイスターカードなにも使えるのは地下鉄ばかりではありません
このオイスターカード使える乗り物は、一言でいうと「ロンドンで走っている公共交通機関のほぼ全部」といっても過言ではないでしょう

たとえばロンドンの象徴である二階建てバス
「ロンドンバス」にも使えますし
 

london68.JPG
 

それにロンドン郊外を走る旧国鉄のナショナルレールも乗れました
 

london66.JPG
 

そしてなんとテムズ川の高速船にも乗れちゃうんです
 


london01.JPG
 

こうしてロンドンの観光はこのオイスターカードを使い公共交通機関のみで3日間、ロンドン観光を楽しませてもらいました
そういやロンドンタクシー乗り損ねたかも

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、2016年1月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2015年12月です。

次のアーカイブは2016年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。