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微笑みの国へ

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これまたかなり前の話ですが、私の今年のお盆休みは8月14日からの4連休
どこにいこうかな~などと思い、Webで探していると
JALのダイナミックセイバーでちょっと気になる航空券を見つけました
 


(JAL_HPより拝借 クリックするとJALのダイナミックセイバーにジャンプします)
 

それが微笑みの国「タイ」へのチケット
お盆期間中なので激安と言うわけにはいきませんが
札幌~東京~バンコクの往復が9万円くらいでしたから繁忙期のチケットとしたらお得感がありました
もちろんマイルもたっぷり11,549マイル付いてきます
 


 
 

目指すはタイの首都バンコク
日本ではあまり報道されないようですが
現在のバンコクはコンドミニアムなどの不動産バブルの真っ最中


(タイ国政府観光庁HPより拝借)
 

バブルはそれだけにとどまらず
遺跡も多いことから白人観光客も多く
超がつくような高級ホテルが次々開業され

高層ビルの屋上にはこんなBARがあったりと
一時期の日本を彷彿させているのだとか
 


(NAVERまとめより拝借)
 

もちろん仏教遺跡や地方都市にも足をのばしました
また何日かかるか判りませんが、ポツポツと思いだしつつエントリーしていこうと思います

今年のお盆休みはタイのバンコクで過ごすこととなり
勤務先から仕事終了とともに新千歳空港経由で羽田空港国際線ターミナルへとやってきました
セキュリティを抜けたら一目散にJALサクララウンジを目指します
 

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というのも
羽田空港国際線ターミナル拡張に伴い、2013年10月下旬よりラウンジの拡張工事が行われ
「JALファーストクラスラウンジ」は2014年8月末まで工事予定のため、工事期間中は先に拡張工事が終わった「サクララウンジ」を使ってくれとのことでした
ということで2か所あったラウンジが一つとなったうえ、お盆期間中ということもありラウンジは混雑しているでしょう
それに夏の暑い日、仕事場からここへ直行している私はラウンジのシャワーが浴びたかったからです
案の定、シャワーは1時間くらい待ってくれとのことでした
 
 
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ということで、まずはサクララウンジのバーやダイニングで樽生ビールとともに夕食をいただくことに
そしてここにはアサヒスーパードライをはじめとしてキリン一番搾り・サッポロ黒生・サントリーモルツと4種類もの生樽ビールが並んでいました
 

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さてこの羽田空港国際線ターミナルJALサクララウンジ
今年3月にリニューアルオープンしたばかり、今回がリニューアル後の初訪問となります
JAL曰く
JALが追求し続けている「日本のこころ」「日本のおもてなし」を体現する空間だそうで

まずはJAL自慢のバー
「スカイビュー」
ワインを傾けながら眺望を楽しむことができるバーカウンターなんだとか

とはいえ滑走路の望める席はすでに満席でした
 

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続いてダイニング
ここは東京エアポートレストランと提携し
バイキング形式で美味しい料理が食べられます
 

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いろいろありましたが、目を引いたのが
温野菜のサラダ
そしてチリビーンズ

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そして何がなくとも
JALオリジナルの自信作
「ビーフカレ」
これはいつ食べても美味い
 

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ということで私はJAL自慢のビーフカレーときつねうどん
バッテラをつまみにサッポロ黒生ビールをいただきます

我が家の奥さんは残念ながらシャンパンならぬスパークリングワインとなったようです
 

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日本酒も美味しそうなのが並んでいました

私の住む北海道の地酒
「男山 生酛特別純米酒」
そして秋田の銘酒「高清水 生酛特別純米酒」
 

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酔っぱらってシャワー浴びるのもなんなので
ここは自重いたしました

微笑みの国バンコク
その旅に選んだのが
深夜便となるJL33便でした


この便は新千歳空港からアクセスの良い東京羽田空港を深夜のAM0時40分に飛び立ち
バンコクスワンナプーム空港へは早朝のAM6時に着となる便です
これは勤務地である小樽から仕事を終え千歳空港経由でそのままバンコクへ向かえるメリットに加え
飛行機の中で一泊しよく朝早くにバンコクにつくので、その日丸一日観光が楽しめるからでした
 

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ちなみに機材は
国際線ボーイング767-300ER型機
機材名称「SKY SUITE 767(スカイスイート767)」
残念ながら今回の旅はエコノミークラスですが
この春にJAL刷新した
新・間隔エコノミーと銘打たれた
+10cmのくつろぎを与えてくれるシートでした
 

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個人モニターは10.6インチと結構なサイズ
ただこのタッチパネルの反応が悪く使いずらかった
(JALさんなんとかして)

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シートには電源のほか
USB端子が設置されています
スマートホンポケットなるものも有りますので
機内で充電が可能となりました(もちろん機内モードで)
こんな些細なことがわりと嬉しかったりします 
 

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この羽田~バンコク便のエコノミークラスでの機内食は

浅蜊と彩り野菜のクラムチャウダー
石窯パン
フレッシュサラダ
フレッシュフルーツ
プレーンヨーグルト
埼玉県産百花蜂蜜添え

と言うものでした
深夜発の便とあってお腹に優しいメニューですね
 

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少し広めJALの新間隔エコノミークラスシート「SKY_WIDER」
それにお腹に優しいメニューのおかげか、このあと熟睡
目が覚めたらもう空港まであと僅かと言うところでした

ところでこの羽田~バンコク便
こうした海外旅行ではいつも見かけるはずのアラフォーの女性たちが少な買ったように感じます
その分、今回のバンコクへの旅は男性の一人のお客が多かったんじゃないかな~

さていよいよバンコク到着
なんだか期待が持てます

羽田発のJL33便は順調に飛行を続け
タイのスワナプーム国際空港へ降り立ったのは
まだ日も明けぬ朝の5時半という時間帯でした
30分も早着、そんな時間ですから入国審査も並ぶことなく通過
バゲッジクレームでスーツケースを受け取ったら空港を抜けだし
微笑みの国へ入国です

このまま公共交通機関でバンコク市内まで行こうと思いましたが、残念ながらまだ交通機関は動き出す時間ではありませんでした
ということでしばし空港を散策です
 

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まずは両替、この時のレートは100円がが28.67バーツでした
ちなみにこれは私の覚書でもあります
前回客船クルーズでクラビ・プーケットを訪れた時
物価が安くて使いきれず、随分あましたので、そのバーツも持ってきたことから
今回は1万円ほどのみの両替としました
 

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ここで羽田空港のJALエービーシーで借りたレンタルWi-Fiを稼働
最近の海外での旅はこれを起動させスマートホンに繋ぐところからはじまります
ちなみにレンタル料が1日1,150円かかりますが、我が家ではスマートホン2台に加えタブレットもこいつに繋ぐので、かなり格安となります
 

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写真に写っている通り、眼の前にサブウェイがありましたが
せっかくなのでバンコクで流行っているコーヒーチェーン店
コーヒーワールド(Coffee World)へ
Wi-Fiが使えるらしくパスワードが書かれた紙を渡されましたが、先ほど自前のWi-Fiに繋いだばかりで不用でした
コーヒーの味は普通かな
 

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コーヒーを飲んでいるうちに
バンコクへ向かうエアポート・レール・リンクが動き出したようなので
チケットであるトークン(コイン型のIC)を窓口で買います
ここスワナプーム国際空港からバンコクのBTS駅があるパタヤイまで45バーツ
130円くらいでしょうか、公共交通機関などから勘案するとバンコクの物価はかなり安そう
そんなことを考えていると、隣に黄衣をまとった僧侶が・・・・タイの 僧侶は電車代やバス代がいらないと言われていますが、窓口でそんな一面も見られました
いや~タイに来たんだな~とちょっと感動です

エアポート・レール・リンクはパタヤイまで行くので観光用のエクスプレスラインではなくタイ人が普段の足として使うシティラインへ
車内は通勤で混雑するのかジャングルジムのように棒が張り巡らされておりました
 

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エアポート・レール・リンクは30分弱でパタヤイへ
ここでBTS(スカイトレイン)に乗り換えです

バンコク・スカイトレインBTS

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渋滞都市バンコク
特に朝晩の通勤・通学時における渋滞はひどいもので
ホテルのバルコニーからもチャオプライヤ川を渡ろうとする車がほとんど動かない様子が見て取れました
こんな時間帯にタクシーに乗ろうもんならイライラするのは間違いありません
朝晩の渋滞時にタクシーは使わないというのがバンコク市内移動の鉄則
かといってバンコクのような炎天下の中、歩き回るのは無理があります
そこで登場するのが、BTS(スカイトレイン)、地下鉄、水上バスなどの公共の交通機関
 


 

スワナプーム国際空港からエアポート・レール・リンクでパタヤイまでやってきましたが
ここバンコクでの移動手段は高架鉄道たるスカイトレインBTSを利用することにしました
 

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まずはキップですがチケットオフィスで
IC乗車券「ラビットカード(Rabbit Card)」を買うことにします
1枚300バーツで発行してくれますが、これには発行手数料150バーツに加え、デポジットが50バーツ余計にかかっていて実際に使えるのは100バーツしかありません
けれどこうした外国ではいちいちキップを買うよりIC乗車券が便利
気の向くまま バンコクの街を探訪できます

改札機にはこうしてかざしてくぐります
 

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それに私こうした海外のICカードコレクターだったりします
もちろん再訪したさいに便利なのは言うまでもありません
 

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というこtでホームで待っていると
BTSがやってきました
中には中国製の車両もあるそうですが、これはドイツシーメンス社のもの

タイと親交の深い日本ですから、ここはタイの地方鉄道のように
日本製の車両も将来見てみたいものです
 

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ちなみに私の印象では日本よりもホームドアの普及が進んでいるように思えました
それと仏教の信仰のあついタイ
道徳心もどこぞの国とは違いあるようで、乗車マナーも良かった
おかげでこのBTS今回のバンコク観光では重宝させてもらいました
 

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そんな様子を眺めていると
BTSはサパーンタクシン駅に到着
ここから今回の宿となるシャングリ・ラ ホテル バンコクは目と鼻の先です

さてバンコクでのお宿のお話ですが
アジアへの旅は超が付くような最高級ホテルがほどほどのお値段で泊まれることから
ついつい名の知れた高級ホテルを予約してしまいます
 

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今回(ちなみに2014年のお盆休)のバンコクでの宿は
チャオプライ川の畔にある「シャングリ・ラ ホテル バンコク」といたしました
シャングリ・ラは香港やペナン島で宿泊していますが、これが3軒目となります
 

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しかも今回はちょっと奮発してスタンダードのメインウイングではなくクルンテップウィングといたしました
このクルンテップウィング
標準でも44平方メートルのデラックスバルコニーツイン
 

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全てがチャオプラヤー川に面したバルコニー付きの客室で
バルコニーからはチャオプラヤ川がこんな感じで一望できます
 

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ついでにバルコニーにはこんなおまけも
鳥にでも頭をかじられたのでしょうか
 

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ところで今回このホテルを申し込むきっかけがその料金の安さ
高級感のあるクルンテップウィングなのですが何故か安い?
その理由はクルンテップウィングにあるリバーサイドラウンジが工事中で8月いっぱい閉鎖されているためでした
不便な分、安いというわけですね
そうこのクルンテップウィングは通常リバーサイドラウンジで
終日のドリンクサービス、アフタヌーンティー、アーリーイブニングカクテルなどが楽しめるはずでした
それが工事中で使えないためクルンテップウィングの部屋は利用されたはいませんでした
たしか公式HPからのクルンテップウィングの予約は不可だったほどです 
 

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今回申し込んだのも割と早めだったためか何故か申し込めました
しかもリバーサイドラウンジは使えませんがメインウイングにあるホライズンラウンジが利用でき
一人14千円程度とう格安料金でした

さて恒例となっているホテルの部屋の設備です

バスルームはオーソドックスなタイプで
シャワールームにはレインシャワーがついています
 

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アメニティはこんな感じ
 

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デスクには有線LAN(もちろんWi-Fiも)が使えるうえ
100V用というかマルチタイプのコンセントも設置されています(実際は220V)
 
 
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デスクの中にはこんな備品も
ここシャングり・ラ バンコクは日本のビジネスマンにも人気があると聞いていましたが、こんなところもその理由かも
 

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バーには無料の水に加え
冷蔵庫はアルコール以外の飲み物が無料となっていました
 

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ガウンにセフティボックスそしてアイロン
そうそうホライゾンクラブでは2着のアイロン掛けが無料となっていました
実は会社から直接ここまで来ていますのでここで
ブレザーやズボンを出すことにします
 

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そうこうしている間にウエルカムドリンクが運ばれてきました
チャオプラヤー川を眺めつつ冷たく冷やされたジャスミン茶をいただいたら
朝食?を食べにメインウイングのホライゾンクラブに向かうこととします
 

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朝の6時前にバンコクのスワナプーム国際空港にたどり着き
エアポート・レール・リンクとBTSを乗り継いで、シャングリ・ラ ホテル バンコクへやって来たのだが
それでもホテルに着いたのは午前7時半くらいでした
クルンテープ・ウイングで超アーリーなチェックインを済ませたあと
部屋でまったりも良いのかもしれませんが
どうせならと言うことで、さっそく今回の旅のお目当てである
シャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジへ

ここはチャオプライ川を眺めつつ
限られた宿泊客だけが終日のドリンクサービス、アフタヌーンティー、アーリーイブニングカクテルなどに加え、朝食が楽しめるプライベートな場所です


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ラウンジについたのが朝の9時半くらいの時間帯だったため
朝食は皆さん済ませた後らしくラウンジにはほとんど利用者はおりません

ちなみにここでこの後の2日間
朝食は無論のこと、コーヒーを飲みに来たり
カクテルタイムを楽しんだりと重宝させていただきました
 

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コーヒーだけとも思いましたが
朝食用に並べられている、アジアン料理や本格的に焼かれたパンなどがあまりに美味しそうなので
明日からと言わず
到着したその日から朝食は食べれるのかと
部屋の番号を告げ、ダメもとで朝食はと聞いてみると

OKとのことでした(これは最終日が早朝にチェックアウトだったためか、はたまた
たまたま担当者がOKしてくれただけだったかは判りませんが)
 

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ビュッフェには色とりどりの南国のフルーツや
清涼飲料水(アルコール類はカクテルタイムまでお預けです)もありました
 

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もちろん淹れたてのコーヒーや注文を聞いてから料理してくれる卵料理など
チェックインしたその日にさっそくラウンジで朝食というフライングをしつつ

今日これからの行動計画を練るこことなりました
 

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さて今回宿泊した
シャングリ・ラ ホテル バンコクには2つのプールがあります
メインプールはシャングリラウィングにあるプール
こちらの写真はシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジから撮ったものです
 

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このシャングリラウィングにあるプール
いかにも南国の雰囲気がただよういかにもってプールだったのですが、なにぶん人が多すぎているうえ
ビーチチェアーも埋まっているようてした
せっかく此処まで来て芋洗状態は幻滅してしまうので、ホテルにあるもうひとつのプールに伺うことに
 
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それがグルンテープウィングにあるプール
こちらのプールはクルンテープウイングの宿泊者のみしか使えないため、貸し切り状態でした

まるで競技専用のプールのように長方形で風情があまりないのが玉の傷ですが、他に客もいないのでこちらを使わせていただくことに


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ついでにこちらにはジャグジーもあります
 

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ビーチチェアーに腰掛けて、ふとチャオプラヤー川を覗くと水面には魚がウジャウジャと戯れています



 

ところでタイで川魚と言って思い出すのが「ティラピア」
和名を「いずみ鯛」と言う鯛に良く似た白身で淡白な味が特徴の食用魚です

ここタイではこのティラピアの養殖が盛んなんだそうですが、その昔、日本の今上天皇陛下が皇太子時代にタイの食糧難だったころに贈られたものが繁殖したそうだ
ちなみにここタイでは「明仁」陛下の「仁」(ニン)に魚を示す「プラー」を加えて、プラー・ニン(仁魚)と呼んでいるそうだ
 


(ウィキペディアより拝借)


このチャオプラヤー川に大量にいる魚が、プラー・ニンなのかどうかは判りませんが、そんな逸話を思い出しつつ・・・・ついでに釣竿を持ってくるべきだったと後悔しつつ
プールサイドからチャオプラヤー川をぼんやり眺めることになりました

チャオプラヤー川と言って私が真っ先に思い起こすのが、2011年に起きた大規模な洪水です
446人が死亡し230万人が影響を受けたこの洪水
「流出した水量と、影響を受けた人数に関して最悪の洪水」であると言われています
日本も他人事ではなく、日本の企業が多く進出するローヂャナ工業団地などではホンダを始め、多くの企業が操業停止を余儀なくされた大災害でした
 


(ウィキペディアより) 

そんなニュースは毎日のようにTVで報道されました
ただ映像に映る人たちに悲壮感などなく、まぁしゃないじゃんといった雰囲気を漂わせ笑顔を見せる人の姿まで映っていて私自身、大変違和感をもって見ていた記憶が有ります
 

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そんな笑顔の理由はバンコクに来て多少なりと判った気がします
チャオプラヤー川はまごう事なき大河なんですが、その大河がタイの首都であるバンコクの真ん中を貫き通しています
しかも、しかもその川に日本ならどうだとばかりに敷設されるはずの堤防は見ることはできませんでした
バンコクの人々がこの川とともに生きてこられたんだ、いやもといこの川無しでこの都は無かったんだろうと思わせる風景がそこにはありました
冠水は日常茶飯事、豪雨の度に年に何度となく溢れるようで洪水も珍しくないのだそうだ
 

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チャオプラヤー川沿いには、王室寺院である有名な「王宮」や「ワット・アルン」、「ワット・ポー」などが並んでいます
しかもバンコクは世界でも有数の交通渋滞のある街
バンコクで仏教遺跡など見て歩くとすると水上交通が一番便利なのが、下の写真を見てもらうと一目で想像できます
 

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しかも今回宿泊したシャングリ・ラ ホテル バンコクのすぐ近くには
水上交通の主要桟橋で有るサートン(中央桟橋)があり
ここから渋滞に巻き込まれることなく、わりあい自由に観光が楽しめるんです
 

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朝食を済ませた後、このサートン桟橋へ馳せ参じ
まずはチケットを購入
チャオプラヤー川沿いにバンコクを観光するならチャオプラヤー・エクスプレスが便利そうなので
今日はこいつを使って観光しようと1日券を購入いたしました
ちなみに料金は1日券150バーツ
日本円で500円もしませんでした(でもこれって観光客価格なんだろうな)
 

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桟橋で待つこと数分、青い旗を掲げたチャオプラヤー・エクスプレスがやってきました
ワット・ポー、ワット・アルンのあるター・ティアン桟橋まで青旗の超特急で参ります
席は自由席ってことで、人気はやはり船べりの席
私も良さげな席に座り、チャオプラヤー川沿いの景色を楽しみつつ


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目的地のひとつ
「ワットポー」へとやってきました

それにしても今回のバンコク旅行
行く先々で見かけたのは欧米(白人)の観光客の姿でした
 

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私が好きなTVコマーシャルに
「いすゞのトラック」のコマーシャルがあります
下手なイメージ戦略は使わず、商品そのものをアピールしたその姿勢に好感が持てました
 


  


そんないすゞのトラックはなんとタイでも活躍しておりました

カオサン通りではコンクリートミキサー車
ホテルのすぐ裏の狭い路地では卵を大量に積んだいすゞのトラックを見かけることに
(ちょっと怖そうな路地裏だったので写真を撮っていいかと運転手に尋ねたところこんな感じで快く承諾してくれました)

もっともここタイにはいすゞの工場があり年間30万台の商用車・SUVが生産販売されているのだとか
タイ人は器用なようでエンジンも現地生産されています
 

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トラックももちろん街中や郊外で見かけましたが、今回のお話はそのエンジン
タイで活躍し老朽化などで使えなくなったトラック
そういったトラックから外されたのでしょう
エンジンだけとなってしまってもまだまだ現役で使われていました

それがこの「ルアハンヤーオ(水上タクシー)」
 

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これは細長い小型船ロング・テイル・ボートと呼ばれているものの船尾に、トラックや車などのエンジンが載せられ、草刈り機のようなシャフトとその先に舵とスクリューが付けられ
スクリュー部分が水の中に入ると走り出すと言う、単純明快なボートでした

派手な音を立てて猛スピードで走っていくのが特徴でした
そんなルアハンヤーオのエンジンを気にして見てみると、据えられているのはいすゞのエンジンの比率がずいぶん高かったように思えました
(ラジエターやエンジンのヘットカバーに「ISUZU」のエンブレムが誇らしげでした)
 


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特に目を引いたのがこれ
同じように「ISUZU」と書かれていますが

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インタークーラー付ターボチューンのようでした

運転されている人に「ジスイズ イスズ」と投げかけると、嬉しそうな顔をして親指を立ててくれたのを覚えています
 

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CMで謳われているように

『歴史を超えた 変わらぬ信頼が有る
 国境を超え 変わらぬ信頼が有る』

『いつまでも いつまでも どこまでも どこまでも 走れ走れ いすゞのトラック♪』

まさにCMの通りの光景がそこに有りました

こんなにまでして愛される「いすゞ」のエンジン
製作者の方々ははたして知っているのだろうか?

ちなみにこのルアハンヤーオ
今回のバンコク観光では料金交渉が難しいと聞いていたので使いませんでした
次回またバンコクを訪れる機会があれば、今度は乗ってみようと思います

もちろん信頼のISUZUエンジン搭載のルアハンヤーオに

さて今回のバンコクではベタな観光として人気のあるお寺参りを到着した初日にこなすこととします
まずはタイを代表する観光スポット「ワット・ポー」
別名を涅槃寺とも呼ばれ46mもある涅槃仏が安置されたお寺です
まずは大涅槃仏殿側から入寺
100バーツを支払いチケットを購入します
 

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チケットには入寺とセットでお水ももらえるような記載がありました
そうだろうな~平均気温が30℃近いここタイでは水分補給が欠かせません
脱水症状にならないように配慮されているんだろうな
で、もらったのがこいつ
チャーンというタイで有名なビールメーカーのものでした
面白いのはラベルにある石像

右が現物ですが、欧州系の顔立ちをしております
噂ではこれがあの「マルコポーロ」の石象なんだとか
 

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まずはメインの涅槃仏
長さ46m高さ15m
ウルトラマンよりも大きいんです
(って比較になってませんが)
まず御顔を下から拝みます
 

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そうそう入館の際、なにやら口論し揉めていた人々がおりましたが
そのわけはこの方々でした
まぁお寺に拝観するにはあるまじき服装だったのでしょう
みな一様に緑の上着を着させられておりました
言葉からすると仏教の信徒の少ないあの国の方々のようでした
ちなみに人物と比較すると涅槃仏の大きさが判りますね
 

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ちなみに私が一番見たかったのが、これ
涅槃仏の足の裏です
大きさはなんと5m
その大きな足に螺鈿細で中国やインドの様式で仏教の108の宇宙観が描かれているのだとか
 

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さてワット・ポーを訪れた、今年の8月はもう一つの目玉である
大きな4つの仏塔(チェディ)は工事中で見ることはできませんでした
ラーマ1~4世の歴代の王の仏塔は遠くから眺めるだけとなりました
 
全面が繊細なタイル張りで綺麗に装飾されているそうですが、ちょっと残念
かわりに境内にある小さな仏塔を間近に見てまいりました
 

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他にも日本なら国宝に指定されそうな仏像があちこちで見られます

本尊は本尊はアユッタヤー時代の仏陀像
なんだかゴージャスですね
ラーマ1世の遺骨が納められているのだとか

誰でも参拝することが可能
タイの人々の仏教に対する真摯な様子も垣間見られました
 

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そういやここに伺ったのが、ちょうどタイ王国国王ラーマ9世の王妃シキリットさんの誕生日の2日後
このシキリット王妃タイでは大変人気のある方のようで
王妃の誕生日はタイではで祝日に指定されており、また、タイにおける「母の日」でもあることから
こんな横断幕も貼られていました
 

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西の礼拝堂には
とぐろを巻いたエメラルド色の蛇を台座に7頭の蛇(ナーガ)に守られた仏陀像
これはお釈迦様が苦行をしていると、竜王がその頭を笠のようにさしかけて、雨露から守ったというので「竜王護仏像」


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そして北の礼拝堂には
良く見えませんが、お釈迦様が岩の上で象と猿から供え物を 受けている姿の像がありました
 

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さて今回お邪魔したワット・ポー
バンコク最古の寺院
涅槃仏や王宮の仏塔が有名ですが
ここは庶民が誰でも自由に壁画を見て勉強する
タイで初めての大学であります
その精神は現在も継続され、境内で子供の授業が行われているようでした
 

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そしてもう一つここは
タイマッサージの総本山と言われます
そう国宝級の遺跡の中であのタイ古式マッサージが受けることができるんです
 

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今回のバンコク観光
本場でタイ古式マッサージを受けたいという思いが強く
最初に訪れたのはその総本山ということになりました
 

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料金は60分で420バーツ
1500円と言ったところでしょうか
そうここタイでも最近はバブルでこうした料金はインフレ気味なようです

まあ日本と比べると格段に安いのですが
ここで体をたっぷりもみほぐしてもらい
このあとに続くベタな観光に備えることに

ワット・ポーで涅槃仏などを拝観
ついでにタイ古式マッサージを受け身体が軽くなったところで
次は対岸にあるワット・アルンに向かうことに

同じようにワット・ポーとワット・アルンを行き来する人が多いのでしょう
ターティエン渡船場からは渡し船が出ていましたので3バーツを支払い
こいつに乗っていくことにしました

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ものの数分でワットアルン側の渡船場に到着
目指すワットアルンが眼の前にあります
 

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ワットアルンの仏塔がある敷地に入るには
この門番である
タイの古典『ラーマキエン物語』に登場する鬼ヤックのお許しと
 

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チケット代50バーツ(日本円で200円くらい)を支払い
入寺します
 

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ワットアルンを間近に見ると
その塔の壁面に陶器やガラスの破片が覆われていているのが判ります
なるほどこれらが朝日や夕日の陽光に反射し神々しい光を放つ
だからこそ「暁の寺」と名付けられたのですね
 

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同じように細かな陶器で彩られ台座を支える「モック」
毘沙門天の配下にあるといわれ魔除けの役割を担います

タイ仏教とヒンズー教の融合の様子が伺えますね
 

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せっかくここまで来たのですから
ワットアルンに登ってみることにします
にしてもこの急勾配
階段というよりは梯子を上る感覚のほうが近いかもしれません
 

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そんな苦労も大仏塔の上から眺める景色を見ると吹き飛びます
チャオプラヤー川越に先ほど言った
ワットポーの大きな4つの仏塔(チェディ)や涅槃像を祀る本堂なども望めました
 

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ただし登るのは良いけれど
もっと大変
 

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私がワットアルンを下りるときに撮った動画がこれですが
完全に足が掬われ、へっぴり腰になっているのが判ります



 

さて三島由紀夫の小説の舞台にもなった「暁の寺」ワットアルン
朝日や夕日をバックに眺めたかったのはやまやまですが
いつもの弾丸旅行それはかないませんでした

特に夜ライトアップされたワットアルンがなかなかおつなものらしいので
次回訪れた時にでもチャレンジしてみたいものです
 

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(ウィキペディアより拝借)

ワッアルンから渡し船でターティエン船着場へと戻ってきました
このあと行くカオサン通りの最寄駅のあるプラ・アーライット・ピアー桟橋まで
チャオプラヤ・エクスプレスに乗ろうと思いましたが、ちょうど出たばかり
次の便が出るまで40分ほどここターティエン船着場で待つこととなります
 

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さいわいなことに渡し船を降りたターティエン船着場には、ちょっとしたカフェやお土産物屋のが軒を並べています
特に船着場からワットポーにかけ通路沿いには食べ物屋の屋台や露店が並んでいました
ただこうした屋台は時代の波に押され、今年規制が強化され王宮付近のターチャーン船着場からターティエン船着場までは屋台400軒ほどを撤去し別な場所に移転させるとのことだ
 

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そんな中見つけた日本食
そうバンコクでは、いつの間にか、たこ焼きが密かなブーム!
たこ焼き屋はこうした屋台などで結構見かけました
 

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あとは何故だかスルメや魚の干物などを売る乾物屋が多かった
そうそうマッサージ屋の看板も見かけました
 

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狭い路地が奥へ奥へと続いていて、中にも店が連なっています
乾物屋が多かったのですが、スパイスを売る店やナンプラーの造りたてを売る店も
 

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さてここターティエン船着場でしばし時間が有るので
今が旬のドリアンを食べてみることに
ちなみに私自身これが初のドリアン
ようやく悪魔の果物に挑戦です
 

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殻つきのまま買っても食べ方が判らないので
切り分けたものを売っていただきます
このパック一つが60バーツ
200円くらいですが、これって観光客価格?

お店の方に頼んで一個借りて写真など撮らせていただいたので高くは無いですね
 

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味は果物と言うよりは柔らかなクリームチーズと言った感じ
まだ切り分けたばかりだったので
さほど香りは強くは有りませんでした
熟成させたものはすさまじい匂いなんだとか

次回また挑戦させてもらおうと思っています
 
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チャオプラヤ・エクスプレスでプラ・アーライット・ピアー桟橋までやってきた後は
徒歩で「カオサン通り」を目指します
 

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カオサン通りは巷で言われている通り
背中にディバックを背負ったバックパッカーがあふれていました
 

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通りを散策するとパッタイなどを売る食べ物の屋台から美味しそうなにおいを漂わせています
 

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そんな屋台の中にはこうしたいかにも観光土産を売る店も見られます
カオサン通りも世俗化され私のような観光客も数多く訪れるようです

そういえばタイのあちこちでこの招き猫を見かけましたが
流行っているのかな
 

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このカオサン通り
安宿やドミトリー、安売りのチケットなどが軒を連ねていたそうですが
最近では観光地化されているようで
バックパッカーたちはそうした喧騒を嫌い裏カオサンとも呼ばれている
近くのランブトリ通りのほうに集まっているそうなのだとか
 

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そんなところで電気製品を扱う怪しげな屋台を発見
iPhone5のLightningケーブルが売られていたので買ってみました
ちなみに150バーツ日本円で500円にも満たないくらいの価格です
 

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iPhoneのケーブルは日本で買うと通常3千円くらいするのでこれは格安と思いきや
帰国してから使ってみると残念ながらパソコンとはつながりません
下の写真を見てもらえばわかりますが認識しないんです
たかがケーブルと思いましたがアップルもなかなか厳しいのですね
 

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安物買いの銭失いとはよく言ったものです
今では単なる電源ケーブルとして使っております
純正品と比べ充電に少し時間が余計にかかってしまってます

ちなみにこの下記の記事を読んだのは今日のことでした
結構同じ失敗している人いるのかな
ダイソーで売っているiPhone用Lightning充電ケーブルとアップルの特許について

バンコクのカオサン通りをふらふら散策していましたが
そこは南国のタイ
太陽は照りつけるし、暑いのなんのって
しかもこんなビールの樽を運ぶ様子なんか見てしまうと
どうしてもビールが飲みたくなってしまいました
 

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そこで飛び込んだのが「ラッキー・ビール」というレストラン
屋台でも良かったのですが、エアコンの魅力に後押しされ入ってしまいました

しかたありません、まだ昼日中ですがちょっくらビールでも頂くことに
 

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さっそくメニューを見ると「ラッキー・ビール」の店名の通り
メニューにはメジャーなビールの他にタイやアジアのビールがずらり
ただ飲みすぎるとあとが辛いので、ここはタイのビール1本のみといたします
 

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頼んだのは「チャーンビール」
ここタイではシンハービールが有名ですが
現在は低価格ブランドのチャーンビールが一番人気なんだとか
ここは地元の皆さんが飲んでいるという冷えた「チャーンビール」を頂くことに
他のテーブルの方の手元を覗くとやはりこのビールが多かった
そうです私の旅のルールは地元の方が飲むビールを飲むのがポリシーとなっているんです

ちなみにシンハービールはホテルのラウンジで幾らでも飲めそうというのもあります


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つまみはちょっと迷いましたが、昼食を兼ねて
タイ名物の「バッタイ」を頂くことに

本場のバッタイはちょっと辛さもあってチャーンビールによく合いました
 

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ビールはあまり飲まない
我が家の奥さんはカクテルで南国気分を味わっておりました
 

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さてBlogのネタが無くなってきましたが、そういや昨年のお盆休みに行ったバンコク観光の話が途中だったのを思い出し話をそちら戻します
どこまで書いたかな~とBlogを読み返すとバンコク市内の初日の観光を終えたところなので
そのあと伺ったシャングリ・ラ_ホテル・バンコクのカクテルタイムのお話から始めることにします
 

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さて今回宿泊したシャングリ・ラ_ホテル・バンコクのクルンテープウィング
宿泊特典サービスとしてカクテルタイムの「イブニングカナッペ&アルコールサービス」というものがありました
実はこれが目的でこのホテルにしたようなもんなんですが・・・・
アルコールサービスの名の通りただで酒が飲めるぞ~ということで時間通りのサービスタイムが始まる17:30に合わせてシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジへ向かいました
 

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本来なら今回宿泊したシャングリ・ラ_ホテル・バンコクのクルンテープウィングには専用のラウンジがあるため、そこから遠いシャングリラウイングに行く必要がないのですが、私どもが宿泊した昨年の夏、ちょうどクルンテープウィングのラウンジあたりで工事が行われておりました
工事の音がうるさいのかラウンジは休業中
ということでこうしたサービスを受けるためには5分ほど歩いてメインウングであるシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジにわざわざ行かねばならなかったのです

実をいうとこの不便さのため、この時期のクルンテープウィングは激安料金
通常の部屋に少し毛の生えた程度の宿泊料で、一人一泊14千円でした
というか私どもが予約した後は予約を受け付けなかったほどです
と前置きが長くなってしまいましたが、ホライゾンクラブでのイブニングカナッペ&アルコールサービスに話を戻します

シャングリラウイングのホライゾンクラブは下記の写真通り
賑わっていましたが、そこは限られた宿泊者のみのしか入れませんのでそこそこ快適でした
窓際の席に居座りカクテルタイム終了まで、毎晩ここで一杯やることになりました
 

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このホライゾンクラブはホテルの24階にあるうえ
チャオプライ川沿いに面していますが、このラウンジから眺める夜景はなかなかのものでした
 

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カクテルタイムということですから
当然お酒をいただきます

我が家の奥さんはワイン
私はタイビール「シンハービール」をいただきます
そうタイにはシンハーの他に廉価版のLEOビールやチャーンビールがありますが
ここは何でも飲み放題ということで、当然のようにシンハーとなりました
 

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ビールのつまみとなるカナッペ類はこんな感じ
 

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美味しかったのがこの海老のカクテルとエッグタルト
 

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他にはチョコレートやケーキ
フルーツなど上品に飾り付けられていました
 

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ということで、シャングリ・ラ ホテル・バンコクのカクテルタイムえお満喫です
(ちなみに我が家はこれで結構お腹が膨れてしまいましたが、周りのみなさんはこれからどこかに食事に行くようでした)
 

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我が家は腹ごなしに「アジアティックザリバーフロント」へ行くことに

バンコクに着いたその日の夜は
噂の超巨大なナイトマーケットに出かけることにします
目指すのはバンコク アジアティーク・ザ・リバーフロントのナイトマーケット
ここは、東京ドーム2.5個分の広大な敷地に1500軒を超える服屋やあらゆる雑貨屋、そして40軒のレストランを擁する超巨大マーケット
2012年にオープンしたバンコクの新たな観光名所です
とはいえこのマーケット現地の方がほとんどだったように見えました

さてまずは行き方
交通手段は宿泊するシャングリ・ラ ホテル バンコクから歩いて5分の場所にあるサトーン船着場から出ている「FREE」の看板の出ている無料シャトルボートに乗っていくことにしました
 

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フェリー料金が無料ということもありますが、バンコクの気温は夜になっても30度を超える茹だるような暑さですから、フェリーのような水上がとにかく気持ち良いんです


 

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チャオプラヤー川沿いに観覧車が見えたらそこが目的地
アジアティーク・ザ・リバーフロント
 

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シャム時代からの船着場倉庫跡地を利用して作ったこの商業施設はとにかく巨大
アジアン雑貨などを扱うお店が1,000店以上並ぶ「チャルンクルン地区」
オカマショーで有名な「カリプソ」があったりもします
アパレル製品を扱うお店が500店舗ほどの「ファクトリー地区」
レストランやビヤホール、イベント広場からなる「タウンスクエア地区」
高級レストランが連なる「ウォーターフロント地区」という4つの地区がありますが
 

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まずは船着き場近くのウオーターフロント地区から見て回ることに
お食事処が連なっていますが、屋外のお店が多く
当然のようにエアコンもないので暑そう
まあ現地の人にとっては川沿いのレストランということで涼しいのでしょうが・・・

もっともつい先ほどまでホテルのカクテルタイムでたらふく食べてしまったので、見て回るだけに
 

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ただ歩いているとあちらこちらから
美味しそうな匂いが漂ってきます
 

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そうそうここでも人気なのは日本食レストラン


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北海道祭なんてのもやってました
 

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興味がそそられたのがこれ
「ソウルしゃぶ」
ここタイで韓国風しゃぶしゃぶが食べられるのでしょうか
(それとも元祖?)


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こんな感じで初のアジアティーク・ザ・リバーフロントを見て回りましたが
目的のアジアン雑貨も見つからず、歩き疲れたところ
ちょうどサトーン船着場に舞い戻るシャトルボートがやってきたのでホテルに引き返すことにします
 


 

さて次はエアコンの効いたレストランでタイカレーを食べることにします

私は無類のカレー好きということもあり
海外に行くとその国々独特のカレーを堪能しています

例えばシンガポールに行った際もリトルインディアではビリヤーニを右手で
台湾では雙城街夜市で朝からカレー(赤肉加哩飯)なるものをいただいてきたりもしています
 

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今回訪れたタイにもグリーンカレーなどカレー料理がタイ料理として代表格となる料理だったりします
特に今回宿泊したシャングリ・ラ・ホテルから歩いてすぐの場所にもある
「クイーン・オブ・カレー」はカレーの本場?英国で行われたカレーコンテストで優勝したこともあるような有名店
ここは食べずに帰るわけにはいきませんね
 

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お店の外観や店内はそんな賞を取ったという雰囲気はみじんと感じさせませんでした

ちなみにお店には外のテラス席と中にテーブル席が3つほど
外のほうが雰囲気は出そうですが、ここはエアコンの効いた中の席を取ります
 

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そうバンコクは夜でも30度近くの気温
エアコンがほんと心地よいのです

ということで料理の前にまずはビール
地元で愛される(シンハービールなどよりも少し安い)「チャーンビール」をいただきます
 

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で、頼んだのはタイカレーの代表格のグリーンカレーではなく
「マッサマンカレー」(ゲーン・マッサマン)

2011年の米国情報サイト『CNN Go』が発表した「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 most delicious foods)」にはこのタイのマッサマンカレーがナポリピザや日本の寿司を抑え堂々の一位
これは頼まなきゃダメでしょう
 
タイカレーの中では辛さ控えめなこのカレー
しかもこのお店に通うのは欧米の外国人が多いということで味はかなり外国人向け
そんな状況でスタッフに「スパイシー」と味を聞かれましたが、ここはマイルドと控えめに言っておきました

ところが出てきたこいつの辛いのなんのって
大ぶりの茶碗に盛られたタイ米をすべて食べつくさねばならないほど辛かった
それでもパイナップルとココナッツミルク、ナッツやジャガイモがこんもり入っていたこのマッサマンカレーなかなか美味しかった
 

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ついでに頼んだのがこのソムタム
マンガ「大使閣下の料理人」でも登場していたこの料理
タイでは必ずどこかで食べようと心に決めていた料理です

酸味の効いた青いパパイヤが入ったこの料理
これがまた辛かった

私自身辛い料理は得意と思っていましたが、それでも辛い
これでもきっと店の方は地元の人に出す料理より辛みを減らしたんだろうな~
 

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タイのバンコクから西へ70km
高速道路を使い観光バスで1時間少々のくらいのところに
今回の目的地「メークロン駅」がありました


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駅の切符売り場の上に掲示されている時刻表を見ると
一日に3往復しか列車はやってこないそんな駅ですが
観光客はうじゃうじゃいます

傘を閉じる市場という意味の「タラート・ロム・フープ」とよばれるこの市場
メークロン駅から踏切をはさんですぐ先にある市場ですが
TVなどで良く紹介されているのでご存知の方も多いかもしれません
 

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ほとんど使われない線路の上には日々マーケットがひらかれているのだとか
もちろん汽車が通るときには、そんなマーケットは両脇に退散するのですが
そんなちょっとおもしろげな市場を見にメークロン駅までやってきました

 

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線路脇ギリギリどころか、線路中央まで商品が並べられる市場です
こうした干物が線路の上に並べられているのがお分かりでしょうか

これが列車が通る際にはさっと片づけられてしまうんです

 

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時刻表を確認しましたが列車が来るまでまだ少し時間があります
ということでこのメークロン市場を見て回ることにします

ここでは新鮮な魚を中心にあらゆるものが売られていました
戦場にかける橋で有名なクウェー川やメークロン川が近くにあることから
この市場にも川魚がたくさん売られていました
写真はジャイアントカープでしょうか、鯉釣り師には垂涎ものの鯉が並びます

そうタイの川は豊かなようです
 

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淡水魚と言えばこれ
ナマズです
生きたまま売られていつようですが、残念なことにココタイでは、ただ丸まんま焼くか揚げるかしかなようです
プーケットでも同じようにして売られていたのを思い出しました
 

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カエルも売られていました
しかもかなりの大物ばかり
昆虫などのエサが豊富なのでしょう
 

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このメークロン線は車窓に塩田やエビの養殖場などが一帯 に広がるのどかな雰囲気が漂う路線
当然海も近いことから、海産物も数多く売られています
まずはイカ、ずいぶんあちらこちらで美味しそうなイカを売っているお店を見かけましたが
タイでイカは結構食べられているようです
 

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エビの養殖場が近いということでエビもたくさん並んでいます
そういやタイのブラックタガーってエビ
日本でも結構売られていますね

日本の商社ってこういうの目ざといんだろうな〜
 

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カツオもありましたが、安い!
このころのレートだと一匹200円くらい

日本の食品メーカーがタイにカツオ節やめんつゆの加工工場を移したというのがよくわかりますね
 

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タイ人が大好きな「プラートゥー」も竹のワッパに入れ釜茹でされたものが売られていました
見た感じはアジですが、実はサバなんだとか
 

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肉屋さんももちろんあります
ただアジアのあちこちで見られるような
ぶら下げて売られていることはありませんでした
そうここは線路の上
汽車が来たら移動しなければならないということを思い起こさせてくれます
 

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タイ料理には絶対外すことのできない唐辛子もこんなにたくさん売られています
 

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この時期ちょうど旬を迎えようとしていた
果物の王様「ドリアン」
なんと大きいのが一個200円くらいで売られています
ちょうどおなかも空いてきたことですし一つ捌いた物を買っていくことに
 

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線路の上で商いを行うので有名なメークローン市場
その最寄駅であるメークロン駅に列車がやってきたのはこのエントリーの後の話となります


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さてメークロン市場を見て回ったところで、小腹が空いてきたのでこの辺で昼食にします
入ったのはメークロン駅前にあるいかにも華僑がやっているんだろうな〜と思わせる
タイラーメンのお店です
 

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お店は大きな冷蔵庫に厨房とテーブル席のみ
いかにも駅前の食堂といったたたずまいでした
 

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ここではタイラーメンをいただくことに
私が頼んだのは「チキン・ヌードル」


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ここタイでは麺料理を頼む際、いくつかの決まりがあります
まずは麺
タイでは米粉を用いた麺「クイテイアオ」が有名ですが
ここは小麦を原料とした細麺(センレック・バミー)をいただくことにしました

スープも汁無し麺(ヘーン)とスープ入り(ナーム)がありますが
今回はナームで頼みます
これに鶏(ガイ)をトッピングしていただきます
ということで「センレック・バミー ナーム ガイ」でチキンヌードルとなるわけです

よくイギリスは美食とは無縁
ということで英語は料理に対して貧弱な文言しかないといわれますが
なんとなく納得しますね
 

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さてタイラーメンは何処の店でもあえて基本の味付けしかしていないので、あとは自分の好みで味を調整して食べるのがタイ流ということになります
逆に言うとなにもいれずに食べるのがアブノーマルということに

そうしたことを反映してテーブルにはなにか辛そうなものが
そうですナンプラーに漬けられた刻んだ唐辛子です
日本とは違い、出されたものを食べるのではなく
こういった味付けをして初めてタイラーメンとなるわけです
 

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チャーハンもいただきましたが、これまたナンプラーが効いて美味い
 

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デザートは先ほどメークロン市場で買ったドリアン
思ったほど臭わないのはまだ熟成が進んでいないからでしょう
 

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さて次はお待たせしました
列車がやってきて市場の傘が閉じる場面となります

傘をたたむ市場として有名なタイ・メークロン市場
手前の踏切が閉まったということはいよいよ列車がこのメークロン市場に入線するという証
警報音が鳴っていますが、観光客はかえって市場手前の線路に押し寄せることに
 

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さほと遠くなさそうなところから汽笛が聞こえてきます
列車はすぐ近くまで来ているということなのでしょう
 

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あれよあれよというまに線路上にあった商品は左右に引っこみ
メークロン’(傘を畳む)の名の通り頭上の傘が折りたたまれていきます
 

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なんでこんなにも早く市場が折りたためるのか
それは市場の売り場がこうしてレール付のゴンドラになっていて手前に引くとすぐに引き込めるからでしょう
もっともこんな工夫をしてまで線路上に商品を並べるのは、顧客が多く売れるからなんでしょうね
 

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そうこうしている間に列車はやってきました
デジカメ・スマホ・パッドが市場脇すぐを通りかかる列車に狙いを定めます
 

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私もそんな様子をスマホで動画に撮ってみました
 


 

さて次はこの列車に乗って
再開する市場を車上から眺めることにします
 

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ちなみにこのメークロン鉄道は今年5月から11月にかけ軌道の改修工事のため
バスの代替運行となっております
いや〜昨年見ておいてよかった

タイのメークロン市場は列車が来る度にテント屋根を たたみ、列車が通過するとさっと元に戻して商売を再開することで有名ですが
そうな様子の一つ、列車がやってきて市場が閉じていくのを見学したら
次はその列車に乗り込み列車の中から市場が再開する様子を見ることにします
 

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そんなメークロン線の列車の中は観光客がいっぱいでした
中には市場で買い出しを済ませてきた方も乗車されていました
雰囲気が商売人なので、もしかしたらその商品を持ってどこか行商に行かれるのかもしれません
 

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それにしてもこの列車
扇風機や吊り手それに座席など
どことなく日本っぽいと思っていたら
実はメイドイン・ジャパン日本の列車でした
車両には「富士重工 1985年製 日本・東京」のエンブレムが光っています

 

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そう言えば以前読んでいたとある本のことを思い出しました
それが「不思議列車がアジアを走る」
下川裕治著

この本なのかでは日本の古くなって使われなくなった鉄道車両がODAでアジアに無償譲渡されたり
中古鉄道車両として売られ海を渡っていったということが書かれていました
ここタイについては後者のようです
ちなみにタイは「JR西日本」の車両が多いのだとか


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エンブレムから推測すると1985年製ということですから
換算すると車両製造から30年の車歴となります
ここタイではまだまだ活躍するのでしょうが、日本ではもう廃車寸前の車両だったのでしょう
座席等には補修の必要性がかなりありそうでした
というか日本でこんなの使っていたら乗車客から苦情が来そうですね
 

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運転席も歴史を感じさせます
ただ日本語を探しましたが、どうやら英語に書き換えられているようで見当たりませんでした
車両に「キハ」の文字を探しましたが、それも見当たりませんでした
 

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ちなみにどうして運転席まで見られたかというと
乗務員のご厚意でこんな風に乗せてもらったんです

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しかもこの座席、進行方向とは逆です
運転時には乗務員不在の座席
いいのかな~と思いつつ、このまま列車は発車しましたので
一番後ろの座席?から
線路脇ギリギリに店を構えていたお店が再開する様子を・・・
まさに特等席から見せてもらうことになりました
 

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その時撮ったのがこの動画
あ~あ邪魔者がいなくなったとばかりにオーニング(傘)が戻され
お店が再開する様子が見て取れます
 

バンコクから車で1時間半
毎週金・土・日曜日の週末の夕方限定で開かれる
人気の水上マーケット、タラードナーム・アンパワーへやってきました

ちなみに「アンパワー水上マーケット」の下の女性らしきかたはもしかすると・・・・・
 

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全長およそ500mのアンパワー川の両岸にタイ料理、地元のスイーツやトロピカルフルーツ、お土産屋さんの屋台が所狭しと並ぶタイ人に人気のマーケットです

まずはその喧騒を感じつつ
マーケットを散策することに
 

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そんな屋台の大半はタイ料理の屋台
ナンプラーの匂いがマーケット中に溢れていますが、海が近いせいか海産物の屋台が多かった
 

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美味しそうなイカ焼きやエビを焼いたものが並んでいます
大きなエビが焼かれ山盛りで一皿700円ほどですからやはり安いですね
食べ物はすべてこうしてレジ袋やビニール袋に入れられ売られます
まあそうでしょうと思われますが、実はこれ麺類や汁ものであっても例外じゃないんです
 

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煮物を入れた大きなボールの脇にレジ袋やビニール袋が置いてあるのが見て取れますね
 

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もっとも最近ではこうしたボイルした大きなカニやエビが入れられているような
発泡スチロールやプラ容器がかなり流通しているようです
これも辛そうなタレ付きで一パックが400円くらい
ビールのつまみに買って帰りたくなります
 

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定番タイ料理である「プーパッポンカリー(渡り蟹のカレー炒め)」
渡り蟹をぶつ切りにしてセロリや玉葱等の野菜と一緒にカレー炒めにして 溶き卵でふんわり仕上げてあります

これも食べてみたい料理でしたが、今回のタイ旅行では食べ損ねました
まぁ次回に繰り越しってことで
 

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かわりに買って帰ったのがこの
小さなカニを唐辛子と香草が効かせ飴をかけ中華鍋で炒めたもの
いかにもエスニックなタイ風の食べ物でした
 


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ガスコンロや七輪に乗せられた鍋やボールに入れられているのはタイカレーかな〜
これも食べてみたいですね
 

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タイは南国ですからこうしたトロピカルフルーツも安い
けどこのオレンジ色したのはみかん?でしょうか
 

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フルーツが豊富にとれるお国柄ということもあり
こうしたフルーツの種類も豊富です

そんなスイーツ店の中には写真撮影お断りの店も多かった
写真に撮られるのが単に嫌なのかとも思いましたが、もしかして他のスイーツ店に対して類似品を作らせないための対策だったかもしれません
 

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そうそう買い損ねたのがこの調味料
なんだか見ているだけで辛そうです
 

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さて歩いて少しおなかも空いてきました
ちょうど真下に
有名な狭い船の上で手際よく調理してくれるレストランがありますので
ここでシーフード&ビールとします
 


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さて日本での話題が続きましたが
またまた昨年のお盆休みに行ったタイに話を戻します

写真はアンパワー水上マーケットの一番の名所
橋の上からの舟屋台を望む風景です
 

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さて市場を散策した後はこのアンパワーご自慢のシーフードをいただくことにします
橋の袂からアンパワー川へと降りる階段はこの水上マーケットがひらかれる際は
簡単なテーブルと椅子が置かれ即席のレストランになるようで、そこで舟屋台で調理された料理をいただけるようになっています

もっともこの風景はかなり絵になることから席は常に満席のようでした
 

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観光名所のようにも思えますが、写真にある通り
美味しそうなエビやイカの焼き物が一皿30バーツ(日本円で100円くらいでしょうか)と良心的な価格です
ここは食べずに帰るわけにはいかなそうです
 

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そうこうしている間に目の前が空きましたので、そこに座ることに
 

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まずはドリンクを頼むのがここのおきてのようなので、タイ庶民のビールである
LEOビールを頼みます
我が家の奥さんはジュース(こんなところにワインはないですからね)
ビールのつまみはプラームック・ヤーン(イカ焼)
添えられた唐辛子レモンソースをちょっとつけていただきます

ちなみに添えられたクシだけでは食べずらいので日本から持参した割り箸を使いました
(脇に見えるウエットティシュも同様です)
こんなのがアジアを旅するちょっとしたコツだったりします
 

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調理はこうして船上で炭火のコンロを駆使して焼き物などを作っているようです
調理しているのはホタテでしょうか

日本のものとはかなり違いますが、こいつも美味そうですね
ついつい目を凝らしてみてしまいますが
船上の不安定な中、なかなか器用にしかもテキパキと調理されています
 

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しかも船上では調理器具に加え食材も満載しています
狭い舟ですからできた料理を運ぶこともままなりません
そこで登場するのが日本の炉端焼きで見られるように
長いしゃもじ(掘返べら)で料理を運ぶ手法でした

日本の気仙沼や釧路あたりをほうふつさせますが
同じような海鮮料理ってのもいかにも「炉端焼き」ですね



 

ということでその炉端を味わいます
まずは炭火でじっくり炙られた「クン・パオ(エビ焼き)」
そうタイと言えばブラックタイガーに代表されるようにエビの養殖が精力的に行われいて日本にも随分と輸出されていました
ところが最近ではベトナムやインドネシアに押され
経済発展が続くここタイから日本への輸出は減少傾向なのだとか

けれどこのエビ日本の居酒屋さんで頼む焼きエビそのものでした
(添えられた唐辛子レモンソースは別物ですが)
 

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最後はタイ人には絶大な指示を 誇るインスタントラーメン「MAMA」を使った料理
「Spisy MAMA」で〆
インスタント麺は使っていますが
空芯菜などの野菜万点のれっきとしたタイ料理を堪能
 

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これすべて合わせても数百円
とても観光地と思えないリーズナブルなうえ本格的なシーフードレストランでした

アンパワー水上マーケットの川岸にある炉端焼の屋台でシーフードを堪能したのですが
今一つおなかが満たされません
ということでこのマーケットで見かけて気になっていた料理を食べられそうなお店を探します
気になっていたのは「タイカレー」
あちらこちらで美味しそうな匂いを漂わせておりました
 

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そんなカレー屋さんの中で、アンパワー川沿いにテーブルが置かれているうえ
大きな土鍋に満たされたカレーを売られているお店で一皿いただくことに
 

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もちろん店に来る前にチャーンビールをしっかり買い込んであります
川岸のテーブル席を陣取り、ここで本場のグリーンカレーをいただくことにします
昨晩はホテル近くのクイーン・オブ・カレーでマッサマン・カレーをいただいていたので
今日はタイカレーの双璧をなすグリーンカレーってところでしょうか
 

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香草の香りたっぷりなうえ、ちょっと見慣れない野菜
「マクアプアン(スズメナスビ)」でしょうか?初めて食するそのカレーは美味かった
・・・し、辛かった
トッピングのゆで卵で多少は辛さが抑えられましたが
それでも汗が吹き出すほどの辛さ
チャーンビールでのどを潤します
 

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もっともこれだけに飽き足らず
屋台でパイナップルが一緒に刺されている「ヌアサテ(牛肉の串)」を購入
 

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船着き場で夜の蛍鑑賞ツアーの船が出るのを待ちながらいただくことに
 

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こいつも甘辛のタレがかけられ美味かったのですが
タイ料理ってホント
ビールとの相性が良いですね

先ほどまでアンパワー水上マーケットでシーフードを楽しんでいましたが、ここアンパワー水上マーケットを流れるメークローン川は海に近い場所にあります
陸水と海水が混じり あう 汽水域であることからマングローブの一種であるランプーの木が密集していて、その花蜜を求めてやってくるホタルの一大生息地となっています

どれほど蛍が集まるかというと、ランプーの木を好みそこに集まるため、夜になるとホタル達の放った光がまるで南国のクリスマスツリーのように浮かび上がり、その幻想的な光景は必見と聞いていました
 

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(Aran1.NETホームページより拝借)
 

ということで小船に乗ってメークローン川でホタル観賞のツアーに参加することとします
日が暮れかけたころ、アンパワーから発着している「ホタル鑑賞ツアーボート」に使うロングテールボートが川岸へとやってきました
 

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このロングテールボートでアンパワーの街並みを川から眺めつつ、メイクローン川でホタルが煌めくランプーの木が密集する場所に向かいます
 


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アンパワーの水上マーケットの喧騒を離れた地域でも、舟屋台で調理された料理をいただける場所があったり
 

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運河に面したゲストハウスもあるようでした
ちなみにこうしたちょっと降るめいた場所はUNESCOの支援を受けて古い建物を保存しているんだそうです
 

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ホタル鑑賞ツアーボートはいよいよホタルの乱舞するエリアへ
ここで見たのは
クリスマスツリーとは言いえて妙と思えるほどのホタルの煌めき
ですが残念ながら私のカメラにはほとんど映りませんでした

まぁこの目には
しっかりと焼きつけてくることは出来たので満足満足

ちなみにかすかに映っているのがこの映像です
 


 

そうそうこのメークローン川の川沿いには
ボートで行くのかと思えるような辺境にリゾートっぽいホテルなども点在していました
そういえば「asita eco resort/アシタ・エコ・リゾート」って昨年オープンしたと聞きます
こんどまたタイを訪れる際はそんなリゾートホテルに泊まり
夜のアンパワーを堪能するのも悪くはなさそうです
 

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(asita eco resort/アシタ・エコ・リゾートHPより拝借)

タイ観光2日目
現地ツアーを使い
バンコクから少し離れたメークロン市場やアンパワー水上マーケットを巡ったあとは
シャングリ・ラ ホテル バンコクへと戻ってきました
さすがにちょっと疲れたのでこの日の観光は終了

チャルンクルン通りびあるセブン・イレブンでシンハービールを買ってからホテルに戻ります
 

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ちなみにシャングリ・ラ ホテル周辺にはこんな屋台街もありました
屋根付き屋台のうえフードコートのようにテーブルやイスが置かれています
なんだかシンガポールのホーカーを思い起こすような風景ですね

ただ先ほどアンパワー水上マーケットで屋台風のタイ料理を満喫してきたばかりなので
今晩はパス
明日の晩飯はここでとることにします
 

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と思ったのですがホテル手前のこの屋台から出てくる煙に心を奪われます
それは「サテ」
日本でいうところの焼き鳥の屋台です

サテと言ってもいろいろあるようで
本場マレーシアやインドネシアのサテは鳥がほとんどでしたが
イスラムの戒律のない、ここタイのサテは豚肉のサテ
「ムー・サテ」が多いようです
 

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ちなみに日本では
『やきとり』は豚肉
『焼き鳥』は鶏肉
と区別されているそうですから
ここタイのムー・サテは「やきとり」ということになります

甘辛のピーナッツソースに付けて食べるのはどこも同じようです
炭でじっくり炙られたムー・サテ
生のキャベツが添えられ
一本5バーツ(20円くらい)ということなので、ビールのつまみに4本買って帰ります
 

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シャングリ・ラ ホテルに舞い戻り
バルコニーからチャオプライ川を行き来する船を眺めつつ
一杯やることに
 

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とはいえバンコクは夜でも30度の気温がざら
とても外では食べられないのでエアコンの効いた部屋で涼みつつ
ムー・サテをつまみにシンパービールをいただくことに

いや〜ビールにあうつまみは、やはりやきとりだよな〜
 

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そうそうこんな時のため
栓抜きやワインオープナーは旅の必需品となっています

私がアジアを旅する時に決めごとにしているのが、宿泊するホテルの質
大抵は名の知れたちょっとした高級ホテルに宿泊することにしています
というのもちょっと質を落としリーズナブルなホテルに泊まると、えっと思うようなとんでもない質の低いホテルに遭遇する確率が高いからです
それにアジアの高級ホテルは欧米や日本のそれと比べると宿泊料が断然安く
大変お得感があるからです

それにアジアの高級ホテルの楽しみの一つに朝食があります
というのもアジアのホテルのアメリカやヨーロッパ風のコンチネルなんとか・・・と比べると信じられないくらい豪華なビュッフェが楽しめることが多いのです
 


(Sunday Brunch @ Next 2 Restaurant, Shangri-La Bangkok より拝借)
 

今回宿泊したシャングリ・ラ ホテル バンコクのメインウイングにあるNext2のレストランがまさにそれでした

 
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和洋中どころか、タイ料理・インド料理などが並ぶ豪華なビュッフェに加え
人件費の安さがなせる技なのか
オープンキッチンから出来立ての、しかもオムレツなどのオーダーに答えて作ってくれる料理が多種にわたっています


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今回はオムレツに加え
麺料理もオーダー
小麦の麺「バイミー」を汁ありの「ナーム」
これに魚のすり身団子「ルークチン」をトッピングしていただくことにしました
 

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昨日まで朝食はクルンテープ・ウイング宿泊客特典のホライゾンクラブ・ラウンジのエアコンの効いた室内でいただいていましたが、3回目の朝食ということでちょっと飽きてきたホライゾンクラブをウッチャリ
このメインウイングのNext2はチャオプライ川に面しているレストランということもあり屋外のテラスにあるテーブルでいただくことにしました
 

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そうそうビュッフェにはカレーも多種並んでいました
しかも先般行ったアンパワーの水上マーケットで見た通り素焼きの土鍋にカレーは入れられています
どうやらこれはタイでは一般的なものなのかもしれませんね
2種類ほど盛らせていただきいただきましたが、スパイスが効いたタイカレーは美味かった
この素焼きの土鍋
さすがにここは高級ホテルのレストランということで素焼きの土鍋の中に別の容器に入れられていましたが、実際にタイではカレーを作る際これに入れられカレーは煮込まれるようです
この素焼きの土鍋というか壺こんど買ってみてこれでキャンプでカレーを煮込んでみたいものです
 

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このテラスにはチャオプライ川に生息する魚用のエサやり場もありました
古くなったパンでしょうか、エサやり用に準備されていました
 

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私もちょっと餌を川に投げ入れてみましたが
こんなの見るたび釣り竿を持ってこなかったことが悔やまれます 
 


 

さてゆったりと朝食を楽しんだ後はスカイトレインBTSで
サンデーマーケットに足を運ぶことにいたします

ホテルでゆったり朝食を済ませた後はアジアン雑貨を物色にモーチットでやっている「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」へ向かいます
交通手段はタイの電車「BTSスカイトレイン」
 

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そのBTSに乗り込むと車内には見慣れないマークがありました
このマークは優先席を示す表示なのですが、これって何が優先される席なんだろう?
 

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日本で公共交通機関にある「優先席」と言えば
「身障者」「からだの不自由な方」「お年寄り」「妊婦」「赤ん坊を抱いた母親」といったところですが、ここタイではちょっと事情が違います
 

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優先順位の一番目に位置するのはなんとお坊さんなんだとか
僧侶への尊敬の念も当然でしょうが、理由はお坊さんは女性に触ってしまうと、それまで積んできた修行がそこで全て無しになってしまうという戒律があるからです
この戒律は大変厳しく、女性の衣服にも触ってはいけないのだとか
当然タイに住む女性も気を使いますからお坊さんの周りには近寄れません
電車の中央のつり革などにつかまって立たれるとかえって周りの女性たちの迷惑になってしまうからです
 

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もっとも僧侶への配慮はもちろんあります
というのも上記の写真でお隣になった僧侶は電車賃が無料になるようで、支払いもせずにキップ代わりのトークンをいただき
キップ売り場の係員に合掌(ワイ)していました
僧侶への供養が制度化されている例とも言えますね

この袈裟がキップ(トークン)代わりとも言えるかもしれません
個人的な意見ですが、そんなタイのお坊さんは日本のお坊さんのように派手な袈裟ではないのでなんとなく好感がもてました
てなわけでお坊さんに手を合わせ「ナマサクラップ」と見送ります

写真はバンコクのスカイトレインを降りBTSモーチット駅の1番出入口から眺めた光景です
階段を降りたところから続く歩道にはマーケットアンブレラというかビーチパラソルが延々と立ち並んでいました
 

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BTSでモーチットまでやってきたわけは、この延々と続くパラソルの先にある
世界最大と言われる「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」通称J・Jマーケットに行くためでした
さてそのJ・Jマーケット何がすごいのかってその規模がすごいんです
敷地面積は約10万平方メートルと広大な面積(東京ドーム約2個分)を誇り、その中に毎週土日だけ15,000以上の屋台やショップが立ち並んでいて、ここに毎日20万人~30万人が訪れるのだとか

ここでアジアン雑貨を物色しようとBTSで朝早くにやってきました
 

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(株式会社ワイワイタイランドHPより拝借)
 
 
まずはBTSモーチット駅から続くチャトゥチャック公園とチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットの間の通りに点在する屋台郡 
ここには美味しそうな匂いを漂わせる屋台が多かった
地元の方はマーケットへ向かう前にまずはこのあたりで腹ごしらえしてから向かうのだとか
私は先ほどホテルの朝食でお腹を満たしていたのでここは見て歩くだけ
 

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いかにも南国の果物を扱う屋台や炭で焼いた鶏などが歩道の大半を占拠して並びます
 

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衣料品やらいかにもアジアっぽい雑貨、カバンなどを売る店に加えキッチン用品、古本屋はおろか家電製品やらがオープンな雰囲気の中
週末だけの商売をされています
 

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さて外縁部のお店からいよいよ中へ入ってみます
ここには27ものセッションごとに店が立ち並んでいました
店内は所狭しと商品が並べられていますが、東京ドーム2個分のドンキホーテっていうのが一番わかりやすく感じます
 

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ただ冷房はあるもののオープンなお店が多く
ほとんど効いていません
そのため中は暑かった〜

そんなテントが途切れた中庭風のところに飲み物を扱っているお店を見つけたのでここで一休み
喉を潤すためLEOビールをいただきます
しかも現地の方と同様に缶ビールにストローを差して飲んでみることに
(これってなんだか酔いそう)
 

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さて一休みしたら
またショップを散策
世界各国のコインを売る店があったりしますが、私の目を引いたのが
途中「見猿」「言わ猿」「聞か猿」三猿の置物

三猿って日本語の語呂合わせから日本が三猿発祥の地と思われがちですが、実は世界各地にこの伝承はあるようで、あのマハトマ・ガンジーも三猿をいつも身に着け「悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな」と教えたとされているそうです
 

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1時間歩ほど歩いたでしょうか
ようやく今回ここにきた目的の物を見つけました

そうこの棚の上部に並ぶ素焼きの物がそれでした
 

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これって何?と突っ込みを入れられそうですが
これは素焼きで作られた蚊取り線香ホルダーなんです
アジアにはマラリアに代表されるように蚊の多い地域なのできっとあるだろうな〜と決めつけてこのJ・Jマーケットを探しておりました

日本にもこれと同様に豚の蚊取り線香ホルダーがありますが、それとは違い
アジアンムード満点のスタイルですね

割れた時に備え2個買うことにしますが、それを踏まえ値段交渉
あまりまけてくれなかったんですけど、まあどうしても欲しかったので2割引くらいで交渉成立
 


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現在日本では電子香取が全盛でこれをどうやって使うの?と思われるかもしれませんが
このBlogで紹介するキャンプが活躍の舞台
さっそく帰国した翌週からキャンプで活躍しております

キャンプでは焚火の前でこの素焼きの「お香」ならぬ蚊取り線香を眺め
バンコクの暑い日を思い出しながら一杯やるのもなかなか良いものでした


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話が長くなりましたが、私はここ世界最大の公設市場「J・Jマーケット」にキャンプキャンプ用品を買いに来たというわけです

さてJ・Jマーケットで目的の物も手に入れましたし
歩き疲れたので、次はエアコンのガンガン効いたレストランで昼食にしたいと思います


そうそうこの商品こんなに苦労して買うまでもなく
全く同じものが「アマゾン」でも販売されていました

下の画像をクリックすると購入できます
 

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(アマゾンHPより拝借)

それにしても世界は狭くなったもんだ

年間を通して最高気温が30度以上となるバンコク
そんな暑さの続くバンコクでも地元の方々がこぞって食べる鍋料理があります
それが、タイスキ
肉や魚介類、野菜を鶏ガラスープで煮込み辛いタレにつけてで頂くタイでは人気の鍋料理です
そんなタイスキを食べにJ・Jマーケットから帰りすがりにBTSのサイアムスクエア駅で降り
コカ・レストラン(サイアムスクエア店)というタイスキのお店に来ました
 

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このコカ・レストラン
1957年創立に創立された由緒あるレストランで、そのタイスキとタレの美味しさで一躍人気店になったんだとか
日本はもとより世界10か国に進出している一大チェーン店です
夜は満席になるほどの人気店ですが昼は割とあいているとの事でしたので昼少し前に伺いました

ガラス越しのオープンキッチンのシェフを尻目にスタッフに案内されたときはまだ客もなく窓際の席に案内されます
 

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とここでまずはビール
高級感のあるお店なのでいつもの庶民派ビールのLEOやチャーンビールではなく
正統派のシンハービールをいただきます
 

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席に着いたらまずは具材選び
さてそのタイスキ
名前から想像できる通り日本のスキヤキがベースの料理なのですが、実際のタイスキはスキヤキというよりはシャブシャブの方が近いように思われます
ということでシャブシャブして美味しそうな具材を選びます

まずタイと言えばエビ
それから野菜は空芯菜それからキノコ類
豆腐も頼みましたがタイの豆腐はちょっと変わっていてこうして棒状になっていて
それを縦に切って食べるようです
スーパーでも見ましたがチューブ状の袋に入れられ売っていました

〆はおじやが有名なんだそうですが、このあとホテルに戻りラウンジでアフタヌーンティーが待ってますので、ここは麺のみとしておきます
 

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肉詰めのピーマンのよう野菜に詰められたつみれもありましたのでこれもチョイス
右端のはゴーヤでしょうか
 

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これらをIHでぐつぐつと沸騰したタイスキ鍋に、具材を少しずつ投入
このあたりは店のスタッフが手際よくやってくれます
鍋には鶏ガラスープが張られていましたが心躍る瞬間です

 
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このコカ・レストランなによりもオリジナルのタイスキのタレがトレードマークになっています
このタレがおっと思うほど辛くてシャブシャブした具材につけて食べると、これが美味い
ビールによく合いますし辛いモノ好きにはたまらない料理でした
 

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日本では東京の有楽町にも支店があるそうなので
今度はおじやまで食べてみたいものです

お魚くわえた野良猫♪♪

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タイには野良犬が多いそうですが、旅行者は狂犬病の危険性が懸念されるため
野良犬の近くには近寄らないのが良いのだとか
これは私の好きなマンガ「バックパッカーパラダイス」で学びました

今回のバンコク旅行で、野良犬を見かけることはありませんでした
そのかわり見かけたのは野良猫
こんな写真の猫をあちらこちらで見かけました
 

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そういえばここタイは古くはシャム王国という名で今ではシャムネコがその名残りとなっています

尻尾がピンと立ったうえ毛並みが良いのでよく見てみましたが、シャムネコの特徴は何といってもサファイアブルーの瞳
近寄ってきたところをよく見てみましたが、この写真のネコはどうやら違うようです
ところでこのネコなにか口に加えています
よく見ると魚のフライかなにかのようです

これって正にサザエさんの世界
「お魚くわえた野良猫♪♪」と歌いたくなるところです
 

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サザエさんと違いそうなのは、この魚どこから盗んできたものでは無い(と思われる)からです

小乗仏教を信仰するこのタイの人々は慈悲深く
野良犬や野良猫を見かけると餌をあげるようですが、この野良猫もそんな優しいタイの方々に餌をいただいたのかもしれないのではないでしょうか

BTSでバンコクのチットロム駅から歩いてすぐ
「セントラル・ワールド・プラザ」へとやってきました
ここはタイのバブルの総本山
何がすごいってそのショッピングセンターの大きさがすごいんです
総面積55万平方メートル(東京ドーム12個分)という広大な敷地に
タイの高級百貨店「ZENはもちろん、日本の百貨店「伊勢丹」までもがが入り高級感を漂わせるうえ、他にもショップが500店以上、レストランも100店を数える
アジア最大スケールのショッピングセンター

タイは平均年齢が日本より10歳も若い34歳ということで、バンコクのような大都市には若者が多く、需要が旺盛のようです

 

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まずはサービスセンターに立ち寄り
MAPと割引クーポンをいただきます
ただし我が家のお目当てはブランドものなんかじゃ無かったので
高額な商品に対応した、この割引クーポンは使うことなく終わりました

 
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向かう先は食料品売り場
このあたりは世界中どこに行っても、我が家の定番のコースです
ここで自宅用の土産をあさることにします
 


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まずは旬のドリアンが並んでいましたが
メークロン市場やアンパワー水上マーケットで屋台で売られていたものの2倍から3倍の価格
その価格差にちょっと驚きます
 

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つづいて海鮮コーナー
タップリ埋められた氷のワゴンには、日本でもおなじみのホタテやマナガツオ
サーモンなどが並べられていました
タイはかなりシーフード類が豊富なようです
 

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ビール売り場も覗いてみました
ここタイは仏教国ということで近隣のイスラム国とは違いお酒類は安いし種類も豊富
シンハービールはもちろんお隣フィリッピン(ホンコン)のサンミゲルやドイツのレーベンブロイ
ベルギーのヒューガルデンホワイト、アメリカのバドワイザーなどが脈絡もなく並べられていました
 

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お菓子やナッツ類などは日本のメーカーは無論ですが
中国の簡体文字もパッケージが多かったように見うけられました
 

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即席麺のコーナータイでは定番のMAMAの袋麺やカップヌードル
特にカップ麺などは今回買い損ねましたが
帰りにタイのスワンナプーム国際空港で食べた
日清のトムヤムクン・ヌードル
これが辛くて美味かった
ここで買っておけばと・・・・後悔しきりです
 

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調味料のコーナーには、いかにも辛そうな調味料やナンプラーなどが豊富に揃っていましたので
こいつを自宅の土産用に数点購入します
 

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最後はちょっと洒落たフードコート「PARAGON FOOD HALL」へ
 

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ただ他に食べたいものがるので
ここは見て回るだけとなります

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そんなフードコートで気になったのが、これ
土産に買って帰りたかったけど、これは検疫に引っかかりそうだ 


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さて折角ですのでもう一軒スーパーマーケットに立ち寄ります

海外旅行の楽しみの一つに現地のスーパーを巡るというものがあります
やはり現地の方々が実際にいつも買い物をするお店が一番その土地の魅力が詰まっているからです
ということでやってきたのは
バンコクのスーパーマーケット「グルメマーケット・サイアムパラゴン店」
名前からして、いかにも美味しそうな食材をたくさん扱っているってな感じのお店です
 

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さてそのグルメマーケット・サイアムパラゴン店
パラゴンデパートの地下にあることから
雰囲気はまさに「デパ地下」 
日本食をはじめとする高級食材がふんだんに売られていました
 

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その中でも目を引いたのが「和牛」 
今アジア市場で、「WAGYU」(ワギュー)が大人気
松阪牛こそありませんでしたが
 

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鹿児島の和牛や


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岩手牛、神戸牛がどうだといわんばかりに並べられています
しかも岩手牛のサーロインあたりでも100gで2千円はするのでしょう
かなりいいお値段で売られていました

 

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そんな中、おっと目を引くように安く売られていたのはオーストラリア産和牛
メルボルン近郊にある「ブラックモア和牛」で育てられた和牛でした
日本産の物よりも6〜8割ほど安く売られていました

ちなみにブラックモア牧場で育てられているのは、遺伝学的にも正真正銘の「和牛」
現在3,000頭もの和牛が生産されているのだとか、昨年7月に「ガイアの夜明け」(テレビ東京)で見たばかりだったので、このオーストラリア産の和牛を見たときはこれがそなのかと感心してみてきました
 

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さてこの店で買ってきたお土産はそんな和牛ではなく
プリッツのトムヤムクン味
バラマキ土産にはぴったりの逸品でした
 

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さて次はホテルに舞い戻り
アフタヌーティといたします

シャングリ・ラ ホテル バンコク
今回背伸びしてクルンテープウィングデラックス・バルコニールームに泊まったわけは
特典としてホライゾン・クラブラウンジでチャオプライヤ川の夜景を楽しみながらのカクテムタイム、そしてもう一つ同じクラブラウンジでアフタヌーンティーが楽しめるからでした

昼食は取った後でしたが、プールで一泳ぎしてから
少しお腹をへらしてホライゾン・クラブラウンジへ
 

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かつてイギリスを宗主国とした香港に本拠地を置くホテルチェーンとあり
アフタヌーンティーはかなり本格的
しかもホライゾン・クラブラウンジは限られた宿泊客のみを対象としていますので
ちょっとラグジュアリーな時間を楽しむことができました
 

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まずは紅茶
結構な種類の紅茶が楽しめます
この時は確かアールグレィをミルクティでいただいたと記憶しています
(何せ一年前の話なんで記憶が飛んじゃってます)
 

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ちなみにアルコールを除けば他のソフトドリンもOKでした


さてアフタヌーンティーといえば「スコーン」
小麦を練って焼いただけという、いかにも家庭的なお菓子ですが、いかにも英国らしい食べ物ということでスコーンは外せません
 

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サンドイッチにフィナンシェやクッキー
 

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あとは南国ならではのフルーツ類
もちろんホテル持ち込み禁止のドリアンはありません
 

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3段重ねのアフタヌーンティー特有のお皿ではありませんが
チャオプライ川を眺めながらのラグジュアリーなひと時を楽しませてくれました
 

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さて次はまたタイ古式マッサージでも受けてきますか

今回のバンコク観光
旅の目的の一つに本場タイ古式マッサージを受けることがありました
でその「タイ古式マッサージ」
ここタイではブッダの主治医によってタイに導入されたという由緒あるもののようで、2500年もの歴史があるんだそうです
今でもその術式はワット・ポーなどの寺院で受け継がれているようで、先般私のそのワット・ポーへ行った際もその本家というべき場所でタイ古式マッサージを受けてきました

一度受けたマッサージですが、バンコク現地でのマッサージはかなりリーズナブルなのでもう一回くらい行こうと思い
シャングリ・ラ ホテル バンコク メインウイング玄関の向かいにある
「Thipnipa」というマッサージ&SPAというお店へなんの事前調査もなく行ってみました
 

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このお店、間口はさほどありませんでしたが
1階がフットマッサージそして2階と3階が全身マッサージ用の部屋になっているようでかなり広いお店でした
 
受けるのはもちろんタイ古式マッサージ
1時間300バーツですから日本円で千円くらいと言うことになります
バンコクではちょっと高めなのかもしれませんが、やっぱり安い
あれこれ探すより便利な場所とこのお店に飛び込みます
 

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たっぷり1時間揉みに揉まれて
すっかり体が軽くなりました
一生懸命揉んでくださったマッサージ師さんにちょっと心付にチップを渡して、撮ってもらったのがこの写真です
なんだかずいぶんスッキリした顔をしています

さてすっきりしたところで、今バンコクで話題のスカイバー「シロッコ」に一杯飲みに行くことにします

天空のBAR「SIROCCO(シロッコ)」

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ニューヨーク州では基本的に家の庭でのガーデンパーティーやレストランのテラス席(屋外のテーブル)など以外は屋外での公共の場で飲酒は禁止されています
さすがは禁酒法があった国アメリカならではの法律ですが、そんなアメリカ人でも夜空を眺めつつ一杯やってみたいという方も多いのではないでしょうか
 
そんなアメリカ人の需要にしっかりと答えたのが、いまニューヨークで流行っているルーフトップバー
ニューヨークのビルやホテルの屋上にそういったバーがあります
特に人気なのがエンパイア・ステート・ビルディングなど街を一望できる場所にある「230 Fifth」というルーフトップバーがこんな感じだそうです
 

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(ルックツアーNETより拝借)
 

一昨年前の正月にニューヨークを訪れた際に行ってみようかと思いましたが
夜のニューヨークは不安があったのと、異常気象で空港が封鎖されるほど雪の降った寒い正月でしたから、残念ながら行くことができませんでした

ところが今回訪れたバンコクにもそんなニューヨークのルーフトップバーをまねたバーが数件あるのだとか
宿泊するシャングリ・ラ ホテルから近いこともあり
歩いてそのルーフトップバーへ足を運びました

それが世界一高い場所にあるオープンエアーのバー「SIROCCO(シロッコ)」
 


 

ルブアホテルのエントランスのあるホールからエレベーターに乗り63階へ
到着しエレバーターを下りビルの屋上へ足を運ぶと
ビルの屋上らしき風が舞っていました
そう「SIROCCO」の名の由来となったのはこの風
イタリア語で、初夏に地中海の上をアフリカに向けて吹き抜ける季節風を「SIROCCO」と呼びその名が冠されていました

これって熱帯のあって天然のエアコンともいえる居心地の良い空間を作ってくれるのにも役に立っています、しかもあの「蚊」も居ませんし

この日は多少曇っていて満点の星空とまでは行きませんでしたが
そこには宝石を散りばねたような夜景が広がっていました
さすがは人口約828万人を数えるバンコク
しかも平均年齢が34歳の若さが勝るタイのお国柄
将来は東京とその人口が逆転するともいわれる世界有数の都市です
 

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写真の手前がレストラン
ここはお忍びで海外から著名人やタイのセレブリティな方々など多く訪れることから
レストランに向けてのプライバシーのある写真は撮影を遠慮してほしいとの事でした
もっとも転落の危険もある場所でもあるわけです
 

そしてレストランの奥(上の中ほど)に見える
ビルの片隅が少し飛び出した円盤状のスペースが
天空のバー「シロッコ」
スターウォーズかなにかに出てきそうな雰囲気のある洒落た空間
さっそく行ってみることにします
 

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動画を見てもらえばわかるかもしれませんが、ここで交わされている会話のほとんどが英語
ここを訪れる方々は欧米の観光客ばかりのようで
どこに行っても見かける中国系の観光客はおろかタイ人も見かけることはありませんでした
アジア系かなと思えるような人もいましたが、英語に交じって日本語を話されていたのできっと日本人なのでしょう
日本人はこういった場所が好きなようです(かくいう私もそうですが)
 

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ふと振り返りエレベーターの方向を見ると
そこにはこのホテルご自慢のドームが見て取れます
 

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ドームの脇には生のオーケストラがいて絶えず心地よい音楽を奏でてくれています
クラシックのみならずなにやらジャズの演奏もあったりもするのだとか
 

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ということで私も何か飲もうとしましたが
受け取ったメニューが暗すぎて読めません
と、こまっていたらスタッフが察知してくれたらしく
ポケットライトで照らしてくれ
350バーツ(1,200円)くらいのビールを頼むことに

ちなみにこんなに高いビールを頼んだのは
京都の先斗町の川床でビールを飲んで以来でしょうか
 

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ということでバンコクの夜景に向け
親日国タイに対し乾杯
 

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ついでにタイの渋滞解消に寄与してきた
チャオプライ川にかかる橋などの日本の政府開発援助によってできた橋や高速道路などを眺めつつ
さらなる友好を願い乾杯です

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バンコク最後の夜は
どこか屋台で晩飯とも思いましたが、なぜか午後8時くらいには店をたたんでおりました
しかたがないのでシャングリ・ラ ホテルでタイ料理で食べようとホテルに舞い戻り
ホテル別館で川のほとりに佇む「サラディプ」に行ってみるとここも満席とのことで断られてしまいました
 

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バンコク最後の夜くらいはタイ料理で締めくくりたいと考えていただけに残念
このままでは晩飯を食い損ねそうな雰囲気になってきました

と、そこで思いついたのが、ホテルのルームサービスを利用して
部屋で食べるというもの
部屋はスイートととまではいかないもののバルコニー付デラックスツインだったため
そこそこの広さもありますし
何より食べ損ねたタイ料理を頼めば
シャングリ・ラ バンコク人気のレストラン「サラディプ」から出前してくれることになります
シンハービールやワインも冷蔵庫で冷えていることですし
まあこれはこれで
 

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30分ほどで、恭しくホテルのスタッフが持ってきてくれたのがこれです


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手前のが「カオマンガイ」
シンガポールで食べたチキンライスそのものです
まあきっとどちらも華僑が広めたものなのでしょう
チキンライスとの違いはタレ
3種のタレがついていましたが、どれも辛かった
 

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そして人生初となる
「トムヤムクン」
タイ最後の夜はどうしてもこれが食べたかった

味はというと想像を絶するほどの辛さ
いくら水やビールで舌や喉を潤しても辛さがひかないほどの辛さで
あとからあとから汗が噴き出てきます

いや~これレストランで食べなくって正解でした
ルームサービスってそれなりに良いところもあるようです


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さてホテルのルームサービスのお話をもう一つ

海外のホテルに宿泊した際(国内はビジネスホテルばかり)にちょっと気になるものにホテルのランドリーサービスがある
部屋にはランドリー用の袋が設置されていたりしていつもどうやって頼むか悩んでいたりもした

そういや海外ではないが日本には帝国ホテルのランドリーサービスが有名で「世界に誇る日本のおもてなし」としてその卓越したサービスがTVなどでもよく紹介されていた

特にその名を轟かせたのが、このホテルの常連客であるキアノリーブス
映画「JM」のなかで
泥だらけになったシーンでこんな台詞を言っている
「洗濯を頼みたい。帝国ホテルで頼むような洗濯だ。東京の…」
アドリブだったそうだが、こんな台詞をハリウッド俳優に言わせるんだから素晴らしい仕事なんでしょうね

帝国ホテルとはいかないまでも、一度海外のランドリーサービスを受けたいな〜と常々思っていたのは
私は海外に旅立つときは大抵が職場から直接、空港に向かいそのまま来ていることもあり
ワイシャツやズボンは穿いたままなんてことが日常茶飯事だからである
ズボンは部屋に備え付けのアイロンを使ったりもするが、たまにランドリーサービスなんていいかな〜なんて思ったりもしていました
 

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そんな折、今回宿泊したシャングリ・ラ ホテル バンコク クルンテープ・ウイングのルームサービスの一つにクリーニングサービスがありました
お一人様、一点に限りクリーニングを無料でやってくれるというもの

海外のホテルで一度クリーニングを出してみたかっただけに
このサービスはすなおに嬉しい

海外ではついつい着た切り雀でよれよれのシャツを着ることが多かったのですが
今後ホテルのランドリーサービス
もう少し利用してみよう思います

昨年お盆に訪れた
3泊4日のバンコク旅行もあっと言う間に終了
朝6時にシャングリ・ラ ホテルをチェックアウトしタクシーを利用して
タイのスワンナプーム国際空港へと舞もどってきました


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スワンナプーム国際空港のロビーに着いたのはまだ夜のあけやらぬ午前6時半くらい
空港は閑散としていましたが、空港の一番目立つ場所にタイのお寺周りの際、よく出くわした
ラーマヤーナに出てくる「鬼神ヤック」(日本でいるところの夜叉)の像が出迎えてくれました
まずは当然こいつのお許しを得て旅立つことになります

ちなみにこのヤック像、空港に全部で12体有り、ワットプラケオにあるヤック像を模したものが置かれているとのことですが
祀られているというよりはこの空港の守護神といった風情で置かれていました


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さてタイから日本へ向かう飛行機は朝の早い便が多いようで
空港のいたるところで日本人に出くわしましたが
グローバルのカウンターでさっさとチェックインを済ませ
出国したらすぐさまJALサクララウンジへ

そうここタイのスワンナプーム国際空港はJALの発着便も多いことから
サクララウンジがあるんです
なんだか海外でサクラは久々といった感じです
 

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ラウンジに入り席を確保
目の前にはスワンナプーム国際空港のエプロンに並ぶ航空機が見て取れます
まあこの空港建設の際は日本からの円借款(政府開発援助)がかなりの額使われていますが
そういったことも多少は加味されているかもしれません
 

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まずはここでビールと行きたいところですが
朝早くにホテルを出てきたことから、風呂はおろかシャワーも浴びてきていません
サクララウンジにはシャワーが設置されているのでここはまずシャワーを浴びてから
 

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さてここで生樽ビール・・・・と思ったのですが、肝心なものがありません
そうですサクララウンジに付き物だと思っていたビールサーバーが無いんです
冷蔵庫にはアサヒビールなどの缶ビールもあるのですが
さすがにそれもさみしいのでシンハービールを頂くことにします

思えばここタイに来てから生樽ビールにお目にかかることはありませんでした
カオサン通りのラッキービールでDRAFTの文字を認識できなくて飲めなかったのが悔やまれてなりません
ここは是非ともアサヒビールをはじめとする日本のビール会社の方々、シンハーやチャーン、LEOなど地元のビール会社のシェアーが高いのは承知の上ですが営業方よろしくお願いいたします
 

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で、食べ物はというと
お粥に味噌汁といった程度
人気のおにぎりはまだ供出されていませんでした
 

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ということで久々の味噌汁にお粥です
さすがにこれにシンハービールとの相性はいいわけがありません
 

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そこで見つけたのがこれ
日清の現地法人が作る「トムヤムクンヌードル」
日本人には信じられないようなとんでもない辛さのカップヌードルです
当然ビールとの相性抜群
思わずこのラウンジで2個食べてしまいました
ついでに日本に帰ってから半ダース、輸入しましたが
日本で売られているトムヤムクンヌードルとは全くの別物
こんなに美味しいのならバンコクのスーパー「グルメマーケット」で箱買いして置けば良かった


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そんな感じでサクララウンジを堪能していたら
そろそろ搭乗の時間となりました
最後にタイエアーをジャックダニエルの水割りで見送り
サクララウンジを退席
 

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搭乗するJL708便を眺めつつ
スワンナプームを後にします
 

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JL708便は朝8時過ぎにタイ・スワンナプーム国際空港を飛び立ち帰国の途に就いたのですが
いつものように機内では映画視聴タイム
シンハービールを飲みつつ最近(2か月ほど前)公開したばかりのハリウッド映画「トランセンデンス」を見ながらのんびり機上の人となります
 

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映画を堪能していると
割合すぐに機内食が運ばれてきました
メインは鶏南蛮風チキンライス


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JAL蕎麦も付いていました
こいつはタレをかけほぐして食べるのがJAL流
 

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ということで5時間半のフライトもあっという間に終了
成田国際空港へと戻ってきました

成田のサクララウンジに入りシャワーを浴びたら
ようやくビールサーバーと対面
いや~サクララウンジで飲む生樽ビールがこんない美味しいと感じたのは久々でした
 

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その後、新千歳空港へと向かう機材は国際線機材
もしかと思ってJクラスに変更しておきましたが
予想通りファーストクラス有りの機材
しかもJALスイートでしたので、千歳まで快適に帰ってきました
もう2~3時間乗っていてもよいな~と思わせる
国内線最良のJクラスでした
 

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さて昨年のお盆休みを利用して巡ったバンコク旅行もこれで終了
なんだかんだでBlogに書き終えるまで1年を要してしまいました

そんなバンコクですが、2か月ほど前
マスターカードが発表した「世界人気旅行先ランキング」で、バンコクが2位に輝きました

理由としては仏教寺院や王宮をはじめ歴史的建造物が多かったり、食事が美味しかったりすることが考えられますが、一番の理由はバンコクの方々の人柄じゃないかな~と今回の旅で感じました

往路の便に乗った際、男性の一人旅姿が多いと書かせていただきましたが
それは別段ナイトライフのみをさしているように勘ぐってしまがちですが、
もっともっとバンコクには魅力があるように思えます
「微笑みの国」タイの看板に偽りはなかったようです

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