バンコク2016の最近の記事

微笑みの国タイへ再び

| コメント(0)

昨年のお盆休みに行ったスペインの話を書き終えたばかりですが
今度はま今年の正月休みに伺ったタイの話に切り替えます

さてそのタイ、観光のうたい文句かとは思われますが「微笑みの国」と呼ばれています
温厚で優しい気質の人が多く、いつも笑顔を絶やさないそんなお国柄が評されての最高の賛辞かと思います

ちなみに私が職場で女性スタッフによく使わせてもらう文言に「笑顔に勝る化粧なし」というのがあります
こういっては語弊があるかもしれませんが、女性は下手な化粧?より笑顔で対応していただくほうが遥かに美人に見えるものです
前回タイに来た時もまさしくその通りで、別段私に向けた笑顔ではないと分かってはいても、顔を合わすたびに目を合わせ微笑むバンコク娘たちは、それはそれは美しく見えました
その微笑みに魅了される日本の男性は数知れず
多くの男性をを虜にしているようで、日本からバンコクへの便は普段見ることがないほど一人旅の男性が搭乗する、そんな路線となっています
 

17thailand08.JPG
 

そんなタイを訪れるのに最適な季節は乾季なんだそうです
そういや前回、お盆休みに伺いましたがその時は雨季いや~暑かった
いやもとい、熱かった
11月から4月に向けての季節、タイの人々はこの涼しくなる短い乾季の時期を楽しみますが、この乾季を一番好きな季節だと皆が思っています
そんな時期ですから、日本からの観光客も当然増え
日本航空(JAL)などは、12月23日から2017年3月25日まで、東京/成田〜バンコク線を週7 便からなんと14便に期間増便して対応していました

この増便施策に即座に反応
お正月休みの期間中にかかわらず貯まったマイルを使う「特典航空券」を取ることができました
ちなみに今回のバンコク行きの特典航空券はエコノミーだと35千マイル必要ですが
先般のスペイン旅行で22千マイルいただいていましたので、バンコク便のマイルの大半はこれで確保できていました
で、取った特典航空券がこれです
マイルに少しばかり余裕が有ったので、帰りの便はちょっと贅沢してビジネスクラスといたします
 

jal.png
 

さて出発当日
いつものように仕事を終えてから、新千歳空港へ向かい
一便はやめてさっさと羽田空港へ
向かうのは定宿、東横イン羽田空港店
チェックインを済ませたら、スーツケースをロビーで預かってもらい
そのまま晩飯を食いに出かけます
 

17thailand03.JPG
 

部屋にも入らず晩飯を食いに行ったわけは、この時すでに夜の11時すぎ
翌朝は早くに起きねばなりません
コンビニの弁当を部屋で食べてもいいのですが、ホテルの近くに松屋大鳥居店があるので
そちらで牛丼でも食べてさっさと寝ることにします
 

17thailand02.JPG
 

頼んだのは「プレミアム牛めし」と生ビール小ジョッキ
この小ジョッキがなんと150円
初めて頼みましたが、ちょっとびっくりです
いわゆる「松吞み」ですが、深酒にならぬよう1杯のみといたしました

ちなみにこのプレミアム牛めし
普通の牛めしとの違いは、「黒胡麻焙煎七味」がついていたくらいの違いは判りますが
さしてグルメではない私には味の違いはさっぱりわかりませんでした
ただこんな時間にもかかわらずぱっと行ってすぐに食べられるのは、旅程が迫った弾丸な私どもには嬉しい限りです
 

17thailand01.JPG
 

翌朝5時に起きて、大鳥居駅から京急に乗って成田国際空港を目指します
東横インには滞在時間はわずか6時間ばかりでした
羽田空港まで舞い戻り、エアポートリムジン(3,100円)に乗れば楽なのですが
快速だと1,600円程、ここは交通費を節約いたします
 

17thailand04.JPG
 

京急鎌田駅で成田国際空港行きの快速電車に乗り換え致します
さすがに大晦日を控えた12月30日
いつもならも混雑している時間帯でしょうが、駅のホームはガラガラでした
 

17thailand05.JPG
 

成田国際空港へ向かう電車は押上あたりで地上に出ます
そこでスカイツリーも見ることができました
 

17thailand06.JPG
 

ということで成田国際空港に到着
いつものように海外用のWi-Fiを借りるのですが、ここで躓きました
そう年末年始を海外で過ごす方が、同じことを考えているようで
予約してあったWi-Fiレンタル店には長蛇の列が・・・・・・
あ~甘かった
 

17thailand07.JPG
 

ということで
今回も長くなりそうなバンコク旅行の話ですが
できることなら最後までお付き合いの程、よろしくお願いいたします

写真はとあるアユタヤの観光名所の写真です
今回は現地ツアーも使わない、完全なる個人旅行
どこまで公共の交通機関を使いこなすことができるかってなところです
そう今回の旅のテーマは「自力」
まぁなんとかなるでしょう
 

17thailand09.JPG

日本民族大移動となった12月30日の成田国際空港
年末年始の休みを利用して海外に渡航する人々で溢れかえっていました
 

17thailand33.JPG
 

もちろんここはJALファーストクラスカウンターと
右下の写真の左側にある、裏口ことファーストセキュリティレーンを使いスムーズに通過
JALいわく
『「究極の空の時間」はここから始まります。
ターミナル中央部の専用エリアで、専任スタッフによるスピーディーな搭乗手続き。
ファストセキュリティレーンへの移動もスムース。 』
ついでに出国審査は自動化レーンを使い、チェックインを含めても5分とかからず制限エリアへ到達
JALさまさま、こいつがあるから年末年始やお盆休みゴールデンウイークにも快適に空の旅が楽しめます
 

17thailand10.JPG 17thailand31.JPG
 

制限エリアに入ったら免税店などには目もくれず
JALファーストクラスラウンジへ
搭乗する飛行機は12時でしたが、少し早めに成田国際空港へやってきたのは
ここでのんびりするためでした
 

17thailand32.JPG 17thailand11.JPG
 

まだ朝早くだったので、人もまばら
エプロンに駐機する航空機を眺められる特等席を確保します
 

17thailand12.JPG 17thailand13.JPG


さて成田国際空港のJALファーストクラスラウンジに来たのなら
まずは、シャワールームとマッサージの予約
朝起きて顔も洗わずに出てきたので、このラウンジのレンシャワーでたっぷりの熱いシャワーを浴びますが
ここで髭をそるためあらかじめ安全剃刀をもらっておきました
その後、手もみのマッサージ、スタッフからはかなり凝ってますとの事です
これは渡航先のバンコクではタイ古式マッサージに通わなきゃなりませんね
 

17thailand14.JPG
 

マッサージを終えたら次は朝飯
このあたりでラウンジにも人がそこそこやってきたようで席も埋まってきました
そんな中、人が並ぶ列のできているコーナーがあります
 

17thailand15.JPG
 

それが成田国際空港JALファーストクラスラウンジ名物の「寿司バー」
メニューは「まぐろ」「真鯛の湯引き」「たまご」のみですが、本格派の握りずしが楽しめます
 

17thailand28.JPG 17thailand30.JPG
 

ところで海外でも寿司を出す日本料理店が増えてまりましたが
残念ながらそのほとんどは韓国系や中国系の方のやっている店がほとんど
本物の寿司を食べられる店にはまだであったことがありません
ということでここが日本食最後の砦ということに
ちなみにここのご主人、成田市の寿司屋で名をはせたかなりの職人のようですが、お店を息子さんに引き継いだ後、ここで寿司を握っているのだとか
これは海外から来られた方には評判がいいでしょうね
 

17thailand16.JPG
 

そんな職人の握る寿司に合わせるのは茨城の「純米大吟醸 大観」
もちろんあの横山大観から名をいただいたようです
ちなみに横山大観は水戸藩の生まれで茨城県名誉県民
そうきましたかといったところです
 

17thailand17.JPG
 

バンコク行きの搭乗時間を待ちつつ
真鯛の湯引きを純米大吟醸大観をやってます
鯛は皮を食べるといいますが、成る程その為に湯引きで出されているんですね
 

17thailand18.JPG
 

日本酒もそうですが、焼酎もいいのが揃っています
「本格麦焼酎 天の川 壱岐づくし」
「本格焼酎 天狗桜」
種子島特産の紫芋を醸造した「しまむらさき」
ここJALのラウンジで覚えた日本酒や焼酎も多いです
・・・と、まんまと酒蔵の画策に嵌ってます
 

17thailand20.JPG
 

ビールはサントリー・ザ・プレミアムモルツにキリン一番搾りプレミアム
プレミアムビールの生ビールが揃っていますし
 

17thailand19.JPG
 

ワインやウイスキー山崎のハイボールを朝からいただき
昼酒どころか朝酒で今回の旅行は始まりました
 

17thailand21.JPG 17thailand22.JPG
 

そんなお酒のつまみはこうしたサラダ類と蒸し野菜
奥に見えるタパス風の小皿は
 

17thailand23.JPG 17thailand24.JPG
 

「ハタハタの南蛮漬け」「アジアン風チキンから揚げ」「鰊五目煮」
などなどいかにも酒の肴が揃っています
 

17thailand25.JPG 17thailand27.JPG


けれどJALのラウンジといえば忘れちゃいけないのが「JALカレー」
今回はウインナーソーセージとハッシュドポテト、スクランブルエッグをトッピング
サントリー・プレミアムモルツと合わせいただきました
 

17thailand29.JPG 17thailand26.JPG
 

こんな感じで呑み食べまくったため
バンコクへの機内での食事はパスさせていただきました
まぁエコノミー席だったんで最初からそのつもりでしたんですけどね

昼過ぎに成田国際空港を飛び立ったJL717便は7時間20分のフライトで
夕刻バンコク・スワンナプーム国際空港へ降り立ちました
 

17thailand34.JPG 17thailand35.JPG
 

空港では飛行機からタラップを降り
バスでターミナル4へ向かいます
目の前には9年前、タイの反政府勢力によるスワンナプーム国際空港占拠事件があったターミナルが見て取れました
この事件では9日間にわたり同空港が閉鎖
TVで何度も報道されましたが、この空港がアジアのハブ空港ということもあり8万人にも及ぶ利用客に影響があった空港でした
 

17thailand36.JPG
 

さて混雑するタイのイミグレをくぐったら
空港内で両替(まぁレート高いのは判っていますがどこに両替所があるのかよく判っていないものですから)
両替所をよく見るとカウンター上部にまで喪章がかかっていました
そう昨年10月13日、タイ国民の絶大な親愛と 尊敬を集めていたプミポン国王が崩御
私が伺った年末年始はちょうどプミポン国王追悼の服喪期間中だったようでした
 

17thailand37.JPG
 

空港からの足はスワナンプーム空港とパヤタイ間を結ぶ
エアポートリンク
「スワンナプーム国際空港駅」からバンコク市内の「パヤータイ駅」まで18分で結んでくれます
まずはこちらで切符ならぬトークン(磁気式コイン)を購入
列車に乗り込みますが、残念ながら満席
まぁ18分くらいなので立ってパヤータイまで
 

17thailand38.JPG 17thailand39.JPG
 

「パヤータイ駅」からは連絡通路を抜け
「BTS」に乗り換えです
このBTS、バンコク市民の足として欠かせない交通インフラでありますが、私ども観光客にも使いやすく便利な乗り物です
というのもまずはこのBTS、別名をスカイトレインといってモノレールのように高いところを走り、駅も高架の上にあるので見つけやすく
しかもこの「ラビットカード」というICカードが使えますので、ある程度デポジットしておけば一回一回切符であるトークンを買わずともに乗ることができるからです
ちなみにこのラビットカード、2年前に来た時に買ったものを再度デポジットして使いました
 

17thailand43.JPG
 

改札はラビットカードをかざしてすり抜けるだけ
目的地であるホテルの最寄り駅である「サパーンタクシン」へは
スクンウィット線の「パヤータイ」から「サイアム」でシーロム線に一度乗り換え向かいました
 

17thailand41.JPG 17thailand42.JPG
 

BTSはこんな車両でした
モノレールのように見えますが、通常軌道の鉄道
開業当初はポルシェ・デザインとシーメンス社が共同で開発した車両でしたが
現在はメイドイン・チャイナの車両となっています
 
 

17thailand40.JPG
 

さて今回このBTSにはずいぶんお世話になりましたが
年末年始である12月31日の正午から翌日元旦の正午までの間、なんと無料運行
これはバンコクで新年を迎えるタイ国民や外国人が飲酒運転をしたり、ぼったくりタクシーの被害に遭ったりしないようにという粋なお計らい
おかげで年末年始タダでバンコクを観光することができました

国内での話題も尽きてきたところで、また正月に行ったバンコクの話に戻します
そう海外に行った話では昨年の正月に行ったロンドンや一昨年前に行ったベトナムの話もまだ書きかけ、もうずいぶん溜まっているんです
忘れないうちに更新せねばなりません、しばしお付き合いください
 

17thailand44.JPG
 

さてそのバンコク
宿はいつものシャングリ・ラ ホテル バンコク
航空券がJALのマイルを使った特典航空券だったことで旅費はかなりういてますので、 ホテルは贅沢にクルンテープウイング・デラックスバルコニーといたしました
そのクルンテープウイングのエントランスはBTSスカイトレインのサパーンタクシン駅に隣接、歩いて数分と大変便利な場所にあります
ちなみに写真は翌朝撮ったものです
 

17thailand45.JPG 


下の写真の左側にはシャングリ・ラ・ホテル専用のトゥクトゥクが映っています
クルンテープウイングのエントランスからメイン棟であるウイングのエントランスまで乗せてくれるのでしょうか
トゥクトゥクはぼったくりも多いことから乗りたくても躊躇するホテルの利用者がいるのかもしれません

そしてホテルロビー入口のいかにもタイ風のドアマンが立哨していますが
その後ろにはセキュリティゲートがありました
そうバンコクはこの渡航の一年ほど前にバンコクの中心地にあるエラワン廟で爆破テロが起きたばかりでした
テロを警戒してホテルに入る際は必ずこのセキュリティゲートをくぐることになります
 

17thailand46.JPG
 

大晦日を明日に控えた吹き抜けとなったロビー
まだクリスマスツリーがロビーの中央を陣取っていますが、この専用エントランスのソファーに腰かけチェックイン
このときすでに夜の8時(日本時間では10時)でしたのでちょっと疲れ気味
ウエルカムドリンクもそこそこにレストン「香宮(シャンパレス)」だけ予約して部屋に案内してもらいます
 

17thailand47.JPG
 

部屋は42平方メートルのデラックスバルコニーツイン
かなり広々としています
ヨーロッパやアメリカで宿泊する通常のツインの料金に毛が生えた程度の料金でこうした超が付くような高級ホテルに泊まれるのが、アジア旅の良いところと思っています
しかも一昨年前来た時同様に専用ラウンジが使えますので、専用のラウンジで朝食そして夕刻のカクテルタイムが楽しめるんです
 

17thailand48.JPG
 

部屋にはデスクに椅子、箪笥に置かれたTV
応接セットとスーツケースを載せる台などがゆったりと配置されています
 

17thailand49.JPG 17thailand50.JPG
 

バルコニーへはこのドアから外に出ます
すぐそこに見えるチャオプライ川を行く、デイナークルーズらしき船体の長い船が悠々と通り過ぎていきます
 

17thailand51.JPG
 

もうすでに夜の8時半でしたがドアを開けると暑い
室内のエアコンが効きすぎていることと相まってそう感じますが、この暑さが無ければ東南アジアに来た感じはしません
それでも前回来た雨期である8月のねっとりとした暑さとは打って変わって過ごしやすそうな暑さでした
このあたりがきっとバンコクにとって一番過ごしやすい季節は「乾季」ということなんですね
 

17thailand56.JPG
 

部屋のバーはこんな感じ
もっともリバーサイドラウンジに行けば、コーヒーやお茶はいつでも飲めますし
アフタヌーティや夕刻にはカクテルタイムでアルコール類も飲めるためこのバーを使うことはまれかもしれません
そうそう冷蔵庫はソフトドリンクのみフリーでした
 

17thailand52.JPG
 

洗面所と風呂は一緒
トイレとシャワールームは別れてはいますが一室の中に同居しています
ちなみに海外に行ってトイレを写すのは職業病でしょうか、癖になってしまっています
 

17thailand53.JPG 17thailand54.JPG
 

さて下の写真はここまで着てきた服にアイロンをかけてもらったもの
後日、ルーフトップバーにも行きたいので、こうした部屋限定の無料のスーツプレスを利用いたしました
 

17thailand55.JPG
 

そろそろおなかもすいてきたので、春宮(シャンパレス)に晩飯を食べに行くことにします

バンコク到着の当日のこと
シャングリ・ラ ホテル バンコクのチェックインの際、夕食をホテルでとろうとスタッフに伝統的なタイ料理が食べられる「サラティプ」を予約したところ、この日は残念ながら予約でいっぱいとのことでした
代わりにと言っては失礼になりますが、中華レストラン「春宮(シャンパレス)」ならOKということなのでこちらを予約いたしました
春宮と言えば、あのミシュランで2つ星を獲得した名店、香港・尖沙咀のシャングリ・ラ・ホテル「香宮(シャンパレス)」がありますが、こちらはその支店
そういや私がその香港の春宮に伺ったのは今から25年位前、広東料理の本髄を初めて味わったといっても過言のないお店でした
そのバンコク支店ということでちょっと期待度が高まります
 

17thailand57.JPG
 

クルンテープウイングからメインウイングへ連絡通路を使い移動
「春宮(シャンパレス)」では、まずはこの大黒様がお出迎えしてくれました
 

17thailand58.JPG
 

さてこの日、ホテルで食事しようとしたのにはわけが有ります
それが今回のタイ旅行で使おうと以前シャングリ・ラ ホテルの「ゴールデンサークルアワードポイント」で貯めたポイントを替えた$100のバウチャー
このバウチャーはメインダイニングの「サラティプ」か「香宮(シャンパレス)」で利用可能なんです
ただし12/31と1/1はレストランでのバウチャー利用が不可でしたので、滞在中に使えるのは到着当日の晩飯か1/2の昼食のみ
当然到着した12/30を狙っていましたが、空港から一目散にエアポートリンクとBTSを乗り継ぎホテルへ
チェックインした後は部屋で落ち着く間もなく香宮(シャンパレス)へやってきたというしだいです
 

17thailand59.JPG
 

でもここからが大変、実はそのバウチャーはビジネスセンターで食事券に替えねばなりませんでしたが、ビジネスセンターはこの時すでに閉店
あきらめかけましたが、とりあえずコンシェルジュに相談して香宮(シャンパレス)にゴネてもらいます
状況は悪く、こちらが用意したバウチャーを日本語表記で印刷してしまったためレストラン側はそのバウチャーを読むことができないなど一進一退が続きます
最終的にはこんよく交渉したおかげで何とかこのバウチャーが使えることとなりました
いや~香宮のスタッフ並びにコンセルジュには大変迷惑をかけました
 

17thailand60.JPG
 

ということでようやく席に着き
まずはビール
ここは当然タイのトップブランドである「シンハー・ビール」を頼みます
が、やはりというか樽生のビールはありません
瓶ビールを注いでもらうことに
 

17thailand61.JPG
 

さてここで頼んだのは「北京ダック」しかもなんと丸々一羽
まさに大人買い
いやもとい大人喰いです
$100のバウチャー(当日のレートで12,000円相当)がなければなかなか頼めないメニューでした
 

17thailand62.JPG
 

北京ダックは女性スタッフが動画の通り華麗な手業を目の前で魅せてくれます
黄金色に焼かれた北京ダックの皮だけをスライス
この手業も味のうちですね
 


 

スタッフに食べ方を教えていただきかぶりつきます
スライスした北京ダックを香味野菜(白ネギ?)とともに皮で包み
ドロッとした感じの甘いタにつけていただきます
いや~本物の中華はやはり違います
 

17thailand63.JPG


あと頼んだのは春宮名物の飲茶盛り合わせ
そうこの春宮、昼は飲茶のお客でいつも混雑していました
 

17thailand64.JPG
 

北京ダックは皮だけではなく
身も調理して出してくれます
ダックの身はそぼろ状にして レタスに包んで頂きますが
そろそろおなか一杯
ちょっと残してしまうほどでした
 

17thailand66.JPG 17thailand65.JPG
 

これでバンコク初日は終了
明日はナマズを釣りに釣り堀へ行くこととします

バンコク2日目の朝
朝食を食べにリバーサイド・ラウンジへとやってきました
ここはクルンテープウイング宿泊者だけが使えるちょっと贅沢な空間
高級感が漂ってきます
ちなみに前回宿泊した際は同じクルンテープウイングに宿泊しましたが、その時リバーサイド・ラウンジは改装工事中で、代替えのメインウイングにあるホライゾンクラブ・ラウンジを利用しましたので今回が初めての利用となります
 

17thailand68.JPG
 

時差の関係もあり早めの時間に目覚めてしまったため朝一で訪問
朝早くということもありますが、このリバーサイドラウンジには日本人しか居ませんでした
正月期間中ということと相まってもしかしたらこのクルンテープウイングの日本人占有率はかなり高かったかもしれません
同じシャングリ・ラ ホテに有ってメインウイングと比較してかなり割高のはずですが
またしてもJTBあたりのツアーにしてやられたのでしょうか
ともあれチャオプライ川を望む窓際の席を陣取ります
 

17thailand67.JPG 17thailand69.JPG
 

ということで、チャオプライ川を行きかう船を見ながらの朝食です
基本ここでの朝食はビュッフェスタイルですが、席に腰掛けるとスタッフにコーヒーか紅茶か聞かれるとともに、卵料理をメニューから選択させられます
そう卵料理はオーダーとなるんです
この日はエッグベネディクト
 

17thailand78.JPG
 

翌朝はふわふわのオムレツ
 

17thailand77.JPG
 

最終日は超レアな目玉焼きといたしました
こいつはハインツのソースをたっぷりかけていただきます
 

17thailand76.JPG
 

ビュッフにはお粥や海苔巻きなどの和食があります
これは和食人気なのか日本人旅行者を意識しての配膳なのかおそらくはその両方なのでしょう
もちろん飲茶などの中華料理も並んでいます
 

17thailand80.JPG 17thailand72.JPG
 

サラダの種類も豊富ですが、ハムやスモークサーモン
チーズも多種にわたっていました
 

17thailand70.JPG 17thailand71.JPG
 

もちろんタイ料理もありますし
フルーツも南国を思わせる果物が並びます
 

17thailand73.JPG 17thailand75.JPG
 

そうそう最近高級ホテルのビュッフェでよく見かける
巣ごと置かれている蜂蜜もあります
ここにあったのは自由落下の原理で絞るタイプのものでした
 

17thailand79.JPG
 

ということで朝からしっかりお腹を満たし
ブンサムラン・フィッシィングパークへ向かいます

一時間、幸せになりたかったら 酒を飲みなさい
三日間、幸せになりたかったら 結婚しなさい
八日間、幸せになりたかったら 豚を殺して食べなさい
永遠に、幸せになりたかったら 釣りを覚えなさい私の好きな作家である開高健が小説「オーパ!」の中で、中国の著者不明のこの名言を紹介していました

開高健はその小説「オーパ」や「フィッシュオン」を通じて海外の釣行を紹介しています
私もあやかりたいものと
マレーシアのペナン島に行った際「マラッカ海峡ホッピング 釣り」に参加したり、ベトナムのホーチミンに釣り竿を抱えていったこともありました
マラッカ海峡のホッピング釣りではガイドが船で釣り場に連れて行ってくれるためそこそこの釣果はありましたが、ベトナムでは坊主
やはり見ず知らずの土地で時間も限られての釣りは難しそうです
ということで今回のタイのバンコクでは釣り堀に伺うこととしました
それが「ブンサムラン・フィッシングパーク」
 

17thailand83.JPG
 

狙いはアマゾンの怪魚「ピラルクー」
ではなく、世界最大級の淡水魚「メコンオオナマズ」
その名のとおりメコン川流域に生息している世界最大で最重量の淡水魚
3mなんて大物もいるようで、そんなサイズだと300kgにもなるのだとか

ブンサムラン・フィッシングパークのエントランスにはそんな大きなメコンオオナマズの模型が掲げられ迎えてくれました
ちなみにこの釣り堀にはピラルクーも生息しているのだとか
餌や仕掛けが違いますのでピラルクーが釣れることはありませんが、万が一釣れたら15万円~20万円ものチップが必要なんだとか
プラルクーは釣れたら嬉しいですが、考え物ですね
 

17thailand81.JPG
 

さてこのブンサムラン・フィッシングパーク
そう今回の旅のテーマは自力
ガイドツアーもあるようですが、まぁなんとなるでしょう
ということですが、ホテルからはタクシーを使うことに
BTSや地下鉄の併用も考えましたが、今回のタクシー料金はシャングリ・ラ ホテルから高速料金込みで270バーツ(日本円で945円)という低料金、しかも大晦日の土曜日ということで渋滞もなく1時間弱でつきました
タクシーはもちろんホテル専属のタクシー
そう多少料金が高かろうが海外で一番大切なのは安全
治安が良く平和ボケしている日本では考えられないような事件が起きていますからね

それにもまして今回はこのタクシーでちょっとした事件が有りました
それはホテルのコンシェルジュにブンサムラン・フィッシングパークまでタクシーの手配をお願いし
運転手に連れてきて貰いましたが、私の持っている地図の場所とは違っていました
地図を運転手に見せて説明、その場所まで走ってもらい下車しました
ところがそこはそこは同じブンサムランですが、ブンサムラン寺のほう
釣り堀ではありませんでした
途方にくれかけたところ、先ほどここに連れてきたタクシーの運転手が戻ってきてくれ
私どもを乗せ当初着いたところに戻ってくれました
そこで奥をよく見たところ先ほどのメコンオオナマズの看板があったわけです
いや~タクシーの運転手さんには感謝々々
チップを弾んだのは言うまでもありません
 

17thailand82.JPG


土曜日・日曜日はかなり混雑するとの事なので、朝飯を食ったらすぐに向かいました
ブンサムラン・フィッシングパークはこんな感じ
釣り堀というにはあまりにも大きな池ですね
 

17thailand85.JPG


フィッシングライセンスこれはいわゆる入場料ですね、1人2,000バーツ
レンタルロッド 1本600バーツ
レンタルネット 1個60バーツ
エサ 600バーツ
これにバンガローの一番小さいもの 600バーツ
ガイド 1,000バーツを加え
全部で4,860バーツ(日本円で17千円くらい)でした
ちなみにクレジットカードは使えません
 

17thailand87.JPG
 

通常はこの桟橋のようなところで釣りをするのですが
人が多いと隣の釣り糸と絡んだりする心配が有ります
 

17thailand84.JPG
 

ということで今回はこのバンガローを借りることにしました
結構ぼろいと思いつつも
 

17thailand86.JPG
 

こうしたプライベ^-トな空間
中には天井扇があったり、電源が有ったりと
それなりに使えそうです


17thailand88.JPG
 

もう一つの贅沢がフィッシングガイド
釣り堀なんですが、ガイドがいないとなかなか釣れないとの情報により雇いました
イケメン風の彼をとりあえず「BOYY」君と名付けさせてもらいます
ガイドであるBOYY君はこうして仕掛けに餌をつけたりするのは当然として
 

17thailand89.JPG
 

実際にポイントに向け投げ込みもやってくれます
見ているといつも同じポジションに投げ込むところを見るとそこがポイントなんでしょう
結構遠くまで飛ばしますが、まっすぐに餌を投げ入れるのはかなりの技量が必要なようです
 

17thailand90.JPG
 

メコンオオナマズ釣りの仕掛けはこんな感じ
日本でいうところの鯉の吸い込み針、というイメージがありましたがちょっと違う様でした
なかなか釣れないのでこのBOYY君、餌を替えたり仕掛けを替えたり
こんな集魚剤らしき液など使ったり
まぁ色々やってくれます
 

17thailand91.JPG 17thailand101.JPG
 

それでなくとも結構な大物
そんなに簡単に釣れないだろうとフィッシングパーク内にある売店へ
 

17thailand94.JPG
 

ここで庶民派タイビールの筆頭であるLEOビール
そして白ワインを買い込み、バンガローで飲みつつの釣りとなります
ちなみに今回はフィッシングパーク内のお店に買い出しに行きましたが、そうした飲み物は無論
タイ料理も出前できるのだとか
これだとここで丸一日楽しむこともできますね
 

17thailand95.JPG
 

ということで、メコンオオナマズを釣り上げる前祝い
ブンサムラン・フィッシングパークに乾杯
まさに大名釣りです
 

17thailand96.JPG
 

そうこうしている間に
斜め向かいのバンガローの釣り人が大物を釣り上げました
 

17thailand92.JPG
 

隣のバンガローの子供にもあたりが
けれど私どもにはなかなかあたりもなく2時間ばかりの時が経ちました
 

17thailand93.JPG
 

そしてついにその時がやってきました
ガイドのBOYY君が合わせてくれた竿を貰い
格闘すること20分余り
初めて味わう強烈な引きでしたが
 

17thailand97.JPG
 

全長107cm
重さ約20kgのメコンオオナマズを釣り上げることが出来ました

 
17thailand98.jpg


動画にその様子が映っていますが
最後巻き上げすぎてBOYY君に戻せと指導される一面も
 


 

その後、もう一匹当たりが来て釣り上げます
 

17thailand99.JPG
 

なかなかいい顔してるでしょう
なにってメコンオオナマズの事です
こうして昼には納竿(ちなみにあと半日居座っても料金は変わりません)
これほどの大物は人生初の快挙
2時間半ほどでメコンオオナマズ2匹という釣果となりました
いや~満足満足

 
17thailand100.jpg

 

タクシーを呼んでもらいホテルに戻ります
さてこの次はバンコクで最近話題のプーハッポンカリーを食べに行きます

最近話題のバンコクの人気シーフードレストラン「ソンブーン(建興酒家)」
1969年創業のバンコクでは老舗のレストランです
ここで出されるバンコクの名物料理「プーパッポンカリー」
バンコクに来たのならこれを食べずに帰るわけにはいきません
 

17thailand110.JPG
 


ということでやってきたのは高級ブランドショップが店を構えるセントラル・エンバシー店の5階にある「ソンブーン(建興酒家)エンバシー店」
この店にしたわけはBTSのプルンチット駅からも近く、しかも混み合うソンブーン(建興酒家)にあって割と空いているお店と言われていたからでした
 

17thailand102.JPG
 

けれどさすがに人気店のようで午後1時すぎに伺ったにも関わらず、1時間待ちの行列でした
それにしてもすごいと思わせたのは受付のスタッフ
受付で予約の番号を渡されまっているのですが、そのスタッフ、パッと見ただけなのに予約した方の顔を覚えているのかバラバラに座っているにも関わらず、正確に声をかけ店内に導いていました 
 

17thailand103.JPG
 

そうそう受付を済ませたら、廊下にある席に勝手に座っているのですが
その受付スタッフはそろそろ順番かと思わせる客にメニューを配り、オーダーを先に取っているようでした
まわりを見渡し、そろそろ私の番かなと思ったところ日本語表記のメニューを渡されました
まぁ頼むのは「プーパッポンカリー」と最初から決めています
メニューには元祖プーパッポンカリー(かにのカレー炒め)他店とは一味違います
とのことでした
 

17thailand104.JPG
 

ほどなく店内に導かれます
奥行きが有って思ったよりたくさんの方が食事されていました
さて実はその入店した時間が問題でした
ちなみにタイの法律ででお酒を販売、提供していい時間は
・AM11時~PM14時
・PM17時~PM24時
となっています
入店したのはPM2時
ということでシンハービールを飲みつつプーハッポンカレーを食べることは出来なくなりました
代わりに水を頼んだところなんと白湯が出てきました
やはりこのお店は中華系ということなんですね
 

17thailand105.JPG
 

まず頼んだのはこれまたソンブーン定番の
空芯菜のニンニク炒め
炒めているにもかかわらず緑の蛍光色を保っていますが、料理人の腕が見え隠れします
Sサイズを頼みましたが、結構な量で出てきました
 

17thailand106.JPG
 

次に出てきたのが本命
プーパッポンカリー
これまたSサイズ
蟹のカレー炒めとでも言えばよいのか
ふわふわの卵で纏われたなかに閉じ込められた蟹の風味
そしてその中にピリッとした辛さが引き立ちます
東南アジアでよく見かける中華料理のチリクラブとはまた違った逸品でした
 

17thailand107.JPG
 

まだもう少し食べれそうなので追加料理
日本語表記で「川海老焼く」と書かれた料理を頼みます
どうやら手長海老の焼き物のようです
ベトナムで食べたそれがあまりにも美味しかったので
ここでも頼んでみました
 

17thailand109.jpg

 

ベトナム同様、河川の多いこの地域
新鮮な手長海老が供給されるようで、絶妙な焼き目の具合と合わせ絶品でした
これだけ食べて、2人で4千円弱というのもこのソンブーン人気の秘密なのでしょう
このエンバシー店ではクレジットカードも使えました
 

17thailand108.JPG
 

さてお腹を満たしたら
次は週末開かれ30万人もの人が訪れるチャットウチャック・ウイークエンドマーケットへ向かいます

毎週土曜、日曜限定で開かれるバンコクの最大級
いやもとい世界最大級の市場といっても過言ではないでしょう
「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」へやってきました
MRTのモーチット駅から下車した後は人込みを避け歩道をからチャトゥチャック公園に入りそこを歩いてお目当てのセッションへ向かいます
このチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
通称J・Jマーケットですが訪れるのは今回で2回目
まぁ2回くらい言ったくらいじゃその片鱗に触れる程度ですが、多少は回り方をつかんできました
 

17thailand118.JPG
 

というのも世界一と評されるこの超巨大マーケット
敷地面積は1.13Km²で東京ドーム約2.5個分のスペースに15,000以上の屋台やショップが並んでいます
そこに1日20~30万人が訪れるといわれているとんでもないマーケットなんです
これはタイの消費動向を左右する若年の消費者の多さを物語るのだと思います
なんていってもタイの平均年齢は38歳(まあこれでも東南アジアでは高いほうなんですが)
日本が平均年齢50歳くらいですからその差は歴然ですね
プミポン国王御逝去のあとの消費が落ち込んでいる状態でこれですから、自制期間が解けたらいったいどうなっちゃうんでしょう

 

17thailand111.JPG
 

J・Jマーケットには何があるのかというと
なんでもありなんです
狭い通路に所狭しと並ぶ衣料・日用品・生活雑貨・装飾品・家電製品・時計・食料品にはてはマッサージ屋さんまでありましたが、特に観光客に人気なのがアジアン雑貨かと思います
 

17thailand112.JPG
 

バンコクはアメリカやヨーロッパ諸国の観光客にも人気の観光地ですから
当然たくさんの白人系の観光客も訪れていました
通路が狭いんで大柄な白人観光客は大変そう
 

17thailand114.JPG
 

エスニックな薫り漂う美味しそうな屋台には
地元客と思しき方々が並んでいます
きっと美味しんだろな~と思われますが、先ほどプーハッポンカリーを食べてきたばかり
お土産にしようにもこのあとホテルのリバーサイド・ラウンジでビュッフェのカクテルタイムも待っています
ここは自分に言い聞かせ自制いたしました
 

17thailand113.JPG

さて今回ここに来たお目当ての品は「蚊取り線香ホルダー」
自宅ではなくキャンプでの蚊対策として
そうアウトドア用品ということになります

熱帯に属するタイにあって「蚊」は悩みの種の一つでしょう
特にマラリアによる被害も多い地域とありますが、日本ではブタのそれと同様のものがタイにももちろんあります
アジアンチックな蚊取り線香ホルダーは当然売られていました

・・・・と書いてはいますが、実は2年前に訪れたお店に再訪しただけなんです
前回買ってきたものを壊してしまったのと、知人ら頼まれたものと合わせて2個
わざわざ脚立を借りて焼の良く入ったものを自らチョイス
値切りはうまくいきませんでしたが、とりあえずお目当てのものは無事手に入れました
 

17thailand115.JPG
 

ついでにタイの蚊取り線香も購入
プラスチックケースに入れられ売られていました
たぶんCDケースか何かで作られたものと思われます
実は蚊取り線香とCDの直径はほぼ一緒なんです
このケースもキャンプには会いそうです
それに蚊の多い地域の蚊取り線香、なよなよした日本の蚊にはなんだかとてつもなく効きそうな予感がします
さてキャンプでご一緒の皆さん、今年はこれを焚きますよ
 

17thailand116.JPG

さてそんな蚊取り線香ホルダー
従業員のメッシ君に丁寧に包んでいただき2つお買い上げです
 

17thailand117.JPG
 

こうしたアジアンチックなキャンプ道具
実は最近の私のマイブームなんです

17thailand119.JPG

さてお目当てのものは手に入れました
次はホテルに戻ってカクテルタイムと洒落こみます

さて朝から釣りにいったり
1時間も並んでプーハッポンカリーを食べたり
ウイークエンドマーケットで買い物したりなど
一日歩き回ったおかげでかなり疲労困憊、思い足を引きずりホテルに舞い戻りました
このあとは楽しみにしていたクルンテープウイング宿泊特典サービスのカクテルタイム
「イブニングカナッペ&アルコールサービス」を楽しむこととします
まぁこのサービスが受けたくってクルンテープウイングに泊まっているんですけどね
 

17thailand120.JPG
 

このカクテルタイム、シャングリ・ラ ホテルでサービスを受けるのは実は2回目
1回目に伺ったのは今から2年前ですが、その際はこのリバーサイド・ラウンジが工事中でシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジでこのカクテルタイムを楽しみました

ということでこのクルンテープウイングにある、リバーサイドラウンジでのカクテルタイムは今回がはじめて楽しみです
 

17thailand128.JPG
 

このカクテルタイム
ホテルのラウンジで大晦日の今宵は生ピアノの演奏があったり
プールサイドでやっているガラディナーの様子もプロジェクターで同時中継されたりするなど豪華絢爛
そのうえスパークリングワイン、カクテル、ビールが呑み放題のうえ
美味しそうなビュッフェが並ぶ、酒飲みにはたまらない至れり尽くせりのサービスタイム
当然白人系の宿泊客はこれで景気をつけレストランに繰り出すようですが
日本人にはこれだけで晩飯は充分とも思えるような多種の料理が並べられていました
我が家としてはカクテルタイムに合わせてこのラウンジを訪れましたが
ここで年越しの晩御飯にいたします
ということでまずはチャオプライ川を望む絶好の席に座り、沈む夕日を眺めつつシンハービールをいただきます
 

17thailand121.JPG
 

ビュッフェには美味しそうなチーズにドライフルーツ
バゲットにナッツ類
ハムやソーセージ
 

17thailand122.JPG
 

カクテルタイムを意識してか
小さなカナッペやペリメニのような餃子
サラダ類が並びます
 

17thailand123.JPG
 

このワンショットグラスに入れられたサラダが絶品
2つ 3つほどいただきます
 

17thailand124.JPG
 

巾着状に包れた飲茶の揚げものといった
中華料理など毎日趣向を凝らした料理が並べられていました
 

17thailand126.JPG
 

2杯目はせっかくなのでカクテルをいただきます
まずはマイブームのモヒート
ちなみに最初は発音が悪かったのか、スタッフに通じない一幕も
そうキューバ発のこのカクテル
Mojitoのつづりでスペイン語では「モヒート」かもしれませんが
このまま英語読みすると「モジート」
なるほど伝わらないはずです
 

17thailand127.JPG
 

そのうえここシャングリ・ラ ホテル・バンコクには
オリジナルカクテル「トムヤム・モヒート」なるものがあるそうなので
こいつもいただくことに
ミントとレモングラスの香りたっぷりのカクテル
実は3日3晩ここで愉しみました
 

17thailand125.JPG
 

ちなみに最終日となる3日目は飛行機の時間が夜便だったこともあり
チェックアウトを済ませたあと、夕方ここでカクテルタイムを楽しんだ後に空港へ向かいました

シャングリ・ラ ホテル バンコクから歩いて5分くらいのところにはロビンソンという百貨店が有りますが、そこへ行く道すがら多くの屋台を見かけました
もっともここに限らずバンコクにはどこに行っても屋台を見かけます
これはもちろん屋台で安く食べたりテイクアウトする文化が根付いているからなんですが
もともとバンコクの方は家であまり料理をしないんだそうです
そこには夫婦共稼ぎの家族が多かったりという理由がありますが、問題の一つには「虫」
熱帯であるこの地域で毎日食事を作るとゴキブリやアリ、コバエなどが大量発生するだろう虫事情もその理由かと思います
 

17thailand134.JPG
 

さてそんな屋台街の話はまた別の機会に回し
ぽつんと一軒だけある「サテ」の屋台の話
今回紹介するのはBTSスカイトレインのサパーンタクシン駅から歩いて数分
シャングリ・ラ ホテル バンコク クルンテープウイングのエントランスすぐ脇にその屋台は有りました

 
17thailand129.JPG
 

東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理
「サテ」
炭火で焼かれるのは一緒ですがピーナツソースが使われたりと日本のそれとはちょっと違いますが、それでなくとも暑い東南アジア
これが冷たいビールによく合うんです

 

17thailand130.JPG
 

特にバンコクでの私のお気に入りはムー・サテ
日本でいうところの豚串なんですが、これが美味いんです
サテはインドネシア、マレーシアなどでも食べられますが、そうしたイスラム圏では豚肉はご法度
当然のように鶏肉のサテとなりますが
ここタイは日本と同じ仏教国なので(本当はだから良いわけではないんですが)
豚肉のサテであるムー・サテもOK
アルコールにも寛容な国なのでサテ(焼き鳥)を肴にビールという
吞んべいにはとてもいい国がタイなんです
 

17thailand131.JPG


さてじつはこの屋台
2年前に伺ったときもここで何度かテイクアウト
部屋のベランダでビールを飲みつついただいたことがありました
 

17thailand44.JPG
 

ということで通いなれたこのサテの屋台
お勧めは何かと焼き方さんにアローイなサテはどれと尋ねたところ
レバーのサテを勧めてくれたので、ムー・サテとレバーのサテをテイクアウト
ロビンソン百貨店で買ってきた「シンハー・ビール」とともにバルコニーでいただくことにします
 

17thailand132.JPG
 

そうそう実はこの日は大晦日
本来ならチャオプライ川で行われるカウントダウン花火を見ながらビールと洒落こみたかったのですが、プミポン国王のご逝去に伴い花火大会は中止となってしまいました
まぁしかたありませんので、成田空港で買い持参するのが恒例となった「JAL そばですかい(SOBA DE SKY」で年越そばで2016年を締めくくります
 

17thailand133.JPG
 

さて明日の正月はアユタヤ観光
ツアーではなく完全自力でどこまで回れるでしょうか

2年ぶりのバンコク
今回の旅ではバンコクの市内観光はパスさせていただき
かつて栄華を極め現在はタイの世界遺産となる「古都アユタヤ」を目指します
まぁこの日は元旦
バンコクの観光地がである寺院には、日本の神社同様にタイ人が多数参拝に訪れるためどこも激込み
市内も同様と聞き及んでいたのでバンコクを抜け出そうという魂胆でした
 

17thailand09.JPG
 

この日バンコクのMRTや地下鉄、バスなどは何と無料
まぁこれはプミポン国王死去に伴うものというより私どものような観光客がタクシーでぼったくられないよう配慮がなされたようです
そんなMRTと地下鉄を乗り継ぎやってきたのは
タイ国鉄の起点駅であるバンコクのファランポーン駅
そうアユタヤへはツアーバスではなく鉄道で向かうことにします
 

17thailand147.JPG
 

駅に着いたらまずはチケットブースをさがします
チケットブースでバンコク8時20分発、アユタヤ9時41分着
料金は3等車で20バーツ(日本円で70円くらい)
これで何と71kmの区間を1時間21分かけた鉄道の旅が楽しめるというから驚きです


17thailand135.JPG
 

ファランポーン駅の待合室はタイの田舎から来たのか大きな荷物を抱えた人や
イスラム圏の証であるスカーフを纏った女性の姿も見受けられます
そういやここフアランポーン駅はマレー鉄道寝台列車の発着駅でもありました(2017年現在は国境駅までですが)
他にもインド系だったり、ヨーロッパなのか白人のバックパッカーなど様々な人種の方々で溢れていました
満席に近かったので座れないかとも思いましたが、何とか座ることが出来
発車時刻である1時間後までここでまったりかとも思いましたが、エアコンが効きすぎていてこのままここに居たら風邪をひきそうなのでホームに退散いたします
 

17thailand136.JPG
 

ファランポーン駅の構内はこんな感じ
吹き抜ける風が心地よいカマボコ型の屋根の下には重厚な気動車(仏国:アルストーム社製)とそれに引かれる車両(韓国:大宇製)が停車中でした
よくみるとそれはバンコク発でマレーシアとの国境駅であるパダンベサール行きの寝台特急
以前はペナン島近くのバタワースまで行けたそうですが、タイ国鉄とマレー鉄道の相互乗り入れが廃止されたため国境駅までしか行けなくなったそうです
17時間ほどかかるようですが、余裕があればこいつに乗ってマレー半島を縦断、タイとマレーシア国境のパダンベサール駅まで行ってみたいのもです
 

17thailand137.JPG
 
 
そんな屋根のあるホームから青空のまぶしいホームへ移動
そこのホームにはタイ国鉄の顔ともいえる
GEA型ディーゼル機関車(米国:ゼネラル・エレクトリックス社製)
HID型機関車(日本:日立製)
の2両が並んでいました


17thailand138.JPG
 

出発は11番ホーム
掲示板にはノンカイ行きと書かれていますが、途中駅のアユタヤで下車しなければなりません
ちなみにこの時すでにディレイ25分と表示されていました
まぁそんなに急ぐ旅でもありませんし、のんびり待つことに
ホームでまったりしていると起立を促す笛が鳴りました
すると床に座っていた人々が次々立ち上がります
どうやらこれが、朝の8時と夕方6時に公共の場で行われる国王賛歌
ちなみに公共の場ではタイ王国の国歌が流されている間、直立不動でいないと不敬罪で警察に逮捕される可能性があるんだそうです
どこぞの国の誰かに聞かせてあげたい話ですね
これはタイ国民に対する法律でわれわれ外国人に法的拘束力があるわけではありません
けれど私もタイ国家に敬意を示し麦藁帽を脱ぎ起立、周りに準じます
 

17thailand139.JPG
 

40分ほど遅れてノンカイ行きの車両はやってきました
車両はTHN型(1100形)
日立かどこかで作られた日本製の車両です
そうタイでは日本から買ったり譲渡された車両が活躍していることは有名でテツがこうした列車目当てにわざわざやってくるのだとか
 

17thailand145.JPG
 

THN型列車の運転席はこんな感じ
まさに日本の車両ですね
 

17thailand140.JPG
 

ちょっとうれしくなり記念撮影
そう私は海外の乗りテツなんです

そうそう2年前も「メークロン線」に乗って特等席から折りたたみ市場を眺めました
 

17thailand141.JPG
 

車両の座席・網棚・扇風機・吊り輪
どこを見ても日本の香りがします
 

17thailand143.JPG


車内にはトイレもありました
これは和式トイレではなく洋式トイレでした
 

17thailand142.JPG
 

ノンカイ行きは発車の合図も何もなくファランポーン駅を発車
バンコクの生活風景を垣間見ながらゆったりと列車は走ります
街中を抜けると少し速度は速くなりますが、そこにはのどかな東南アジアの田園風景が
そんな田園のなかにはタイの伝統的な高床式の住居が目立ちました
こうした高床式の住宅は洪水対策はもちろん
高温や多雨多湿のなかでも快適に生活ができるよう工夫されたものです
 

17thailand144.JPG
 

そんな車窓を眺めつつアユタヤ駅へは30分ほど遅れて到着


17thailand146.JPG
 

さてこの後はどうしようか
ぼったくられるの覚悟で「トゥク・トゥク」でも雇うしかないかな
そう今回の旅のテーマは「自力」なんです

昔々郵便局の収集に使われていたダイハツ・ミゼットなどのオート三輪
時代とともに四輪トラックに取って代わられました
忘れ去られたオート三輪は海を渡りタイにODAとして輸出
タクシーなどまだないバンコクの足として生まれ変わりました
そうその足とは観光客に人気のあの「トゥクトゥク」のことです
 

17thailand156.JPG

鉄道を使いアユタヤまで来たのですが、この後トゥクトゥクをチャーターし遺跡観光を考えていました
案の定アユタヤの駅前にはいつでも出れるようトゥクトゥクが駐輪されています
とはいえ、これからが大変
何が大変かというと、外国人と見るやトゥクトゥクの兄ちゃんここぞとばかりにボッタくります
試しに駅の観光案内のようなデスクを構えるところで、ひと声かけてみました
4時間ほどチャーターしたい旨話すと、想定通り3千バーツなんて想定外のチャーター料を吹っかけてきました
流石に日本円で一万円超はぼったくるにしても多すぎですね
 

17thailand148.JPG
 

まあその場はそそくさ立ち去ります
駅前の通りをまっすぐに西へ
世界遺産に登録される街の駅前通りですが、まったくと言ってもよいほど発展していません
その昔繫栄した都も今では単なる田舎街ってのがいいですね
それでも観光客目当てのレンタルサイクルやレンタルバイクの店が並んでいますが
その合間にちょっとした屋台も並んでいました
茹でた落花生などが美味しそうですが、今朝がたホテルのラウンジで食べ過ぎたこともあり今一つ触手が伸びませんでした
 

17thailand160.JPG
 

さてこの後どこへ
遺跡を見に行くためにはアユタヤー駅から西に進み、チャオプラヤ川の支流であるパサック川を渡る必要があります
渡し船の運賃支払い、対岸へ渡ることに
 

17thailand149.JPG
 

渡し舟はさほど待つまでもなくすぐにやってきました


17thailand150.JPG
 

このパサック川を下ると
チャオプライ川と合流し今回の宿泊先であるバンコクのシャングリ・ラ ホテルに行きつくきます
このあたりは水運の街バンコクを彷彿させます
 

17thailand151.JPG
 

この渡し舟、私どものような観光客ばかりではなく地元の方々の重要な足となっているようで
いかにも地元ですとった方々が大勢乗りこんできました
まぁ日本人ならツアーバスあたりでしょうからね
 

17thailand152.JPG
 

対岸にたどり着きましたが
さてここで本格的にトゥクトゥクの兄ちゃんと値段交渉がはじまります
 

17thailand154.JPG
 

遺跡を見て回るにしても時間的には4時間くらい、4ヶ所くらいが限界でしょうか
行きたいところは大体決まってはいるんですが
そのあたりはトゥクトゥクの兄ちゃんも心得ています
観光用のパンフレットでアピールしてきました
 

17thailand155.JPG
 

ここで強力な助っ人出現
ファランポーン駅から同じ鉄道に乗り、なんとなくご一緒した一人旅の方と一緒に交渉することとなりました
そう相乗りする魂胆なんです
その方は北京在住の日本人商社の方とあって交渉も手慣れたもの
4時間700バーツまで値切りましたが、そこはトゥクトゥクの兄ちゃんも商売上手
こちらの言い値の600バーツではなかなかウンとは言いません
 

17thailand159.jpg
 

そこでトゥクトゥクの兄ちゃんが提案してきたのが、コインの裏表で決めようというもの
この兄ちゃん、博打で身を滅ぼしそうなタイプです
けれど百戦錬磨の賭博うちにかなうはずのなく、こちらの負け4時間700バーツで手を打つことに
まぁ日本円で2,500円弱、2人/3人だと470バーツということに
日本円にすると私ども夫婦2人で1,600円という格安料金
やはり「旅は道連れです」

えっ今回の旅のテーマは自力じゃなかったのって
まぁそれはそれで

 
17thailand153.JPG
 

そんな苦労もあって乗ったトゥクトゥクは思いもしないほど快適
タクシやツアーなどでよく使われるミニバン(ここではハイエース)では感じることのできない感覚です
なにせよトラックの荷台ですから走り出すとともに風が舞い込みますし
その車窓はアユタヤを身近に感じるほど格別のものでした
 

17thailand157.JPG
 

ということで
世界遺産である古都アユタヤを快適なトゥクトゥクでめぐることに
 

17thailand158.JPG

古都アユタヤ
トゥクトゥクを駆って最初に向かったのが
「ワット ヤイ チャイ モンコン」
アユタヤ観光の定番コースに組み入れられるだろうお寺で
14世紀中頃に初代アユタヤ王朝が建立したものです
 

17thailand08.JPG


入場しようとしたところ、受付の建物から声が聞こえます
どうやら入場料を払えみたいに聞こえます
まわりの人々が素通りする中、私どもだけに声をかけてくるところを見ると、タイの方々は無料のようです
20バーツを支払い境内へ
 

17thailand161.JPG
 

境内にはいるとまずはこの涅槃像が鎮座しています
涅槃像と言ってもバンコクのワットポーとは一味違っていて顔もなんだか穏やかに感じます
 

17thailand162.JPG
 

涅槃像が纏っている毛布
いやもとい袈裟は黄色ですが
これは故プミポン国王が月曜日生まれなので誕生色は黄色だからなのだとか
いや~こんなに国民に愛されていたんですね
 

17thailand163.JPG
 

涅槃像を通り過ぎたあたりには人垣ができていました
こんも日は正月ということもあり、大勢の参拝客で溢れていました
そうこのお寺、今でも地元の方が参拝する現役のお寺で正月ですが通常通り営業?しておりました
 

17thailand164.JPG
 

列に並んで私も参拝
中央の大きな黄金仏はなんだか優しそうな顔をしていました
その周りの仏像には所狭しとばかりに金箔が貼られています
20バーツ納めてこの金箔を貰い貼るのだそうですが
まぁ日本でいうところのお賽銭代わりといったところでしょうか
 

17thailand165.JPG
 

外に出るとそこには
袈裟を着た坐仏像が並んでいました
仏像の首はついていますが、この遺跡は中心部から少し離れたところにあったおかげでビルマ軍の侵攻を免れ、こうして元の姿を残しているのだとか
トゥクトオゥクの兄ちゃんに4か所ばかり指定して最初に連れてこられたのがここですが、順番としては良かったかもしれません
 

17thailand167.JPG
 

さてここワット・ヤイ・チャイ・モンコン
最大の目玉は何といっても72メートルもある勝利記念塔(仏塔)
スリランカ様式のこの仏塔は伝説の戦闘王ナレスワンが建てたそうですが、こうしてじかに見るとかなり巨大なもので圧巻です

さてこの塔、昇る人が絶えることがないようですがそのわけは・・・・
この仏塔には実は仏舎利(釈迦の遺骨)が収められていると言われているのがその理由のようです
ちなみに台中の日月譚にある玄奘寺についで2箇所目の仏舎利ですが
ここアユタヤもまた仏教徒の聖地だったんですね

ちなみにこの仏舎利
アジア中のもの集めると、全部で2トンにもなるのだとか
お釈迦さんって巨人だったのでしょうか?
 

17thailand166.JPG
 

あまりにもたくさんの参拝客が長い長い・・・本当に長い年月訪れここを昇るおかげで階段の煉瓦はかなりすり減り、階段とは言えない代物となり果てていました
 

17thailand170.JPG


ちなみに皆さんこの塔に登るわけは、最上階からはるかに見下ろす賽銭箱にコインを入れるため
 

17thailand168.JPG
 

私もチャレンジ、何とか無事賽銭箱中央に投げ入れました
またここを訪れたいと祈りを込めて投げ入れましたので、きっとかなうことでしょう

さてこんなに苦労して登ってまで賽銭を投げ入れるのか・・・・
謎が謎のままこのお寺を後にします
 

17thailand169.JPG


駐車場に行くとトゥクトゥクの兄ちゃんが待っていました
トゥクトゥクで来る観光客もまばらですがいますがナンバープレートが覚えやすいので間違えることは有りませんけどね
 

17thailand171.JPG
 

さて次はいよいよ
神秘的な仏頭「ワット・プラ・マハタート」を拝みに行きます

今回のバンコク旅行、首都のバンコクから抜け出し古都アユタヤを目指したわけは
「ワット・プラ・マハタート」にあるこの菩提樹に取り込まれた石仏の仏頭を見たいがためと言っても
過言ではありませんでした 
 

17thailand172.JPG


ここを訪れたのは元旦だったためか
受け付けには「FREE FOR TODAY」の文字が
今日は無料で見学できるようです
すると先ほど行った、「ワット ヤイ チャイ モンコン」で払った入場料20バーツは何だったのか
確かに大勢いる中で支払ったのは私どもののみでしたが、もしかしたらぼられのかもしれません?
まぁ20バーツって日本円にすると70円くらいなんですけどね
 


17thailand182.JPG
 

さてそのワット・プラ・マハタートの様子はこんな感じ
当たり前ですがお坊さんがおります(寺としては機能していませんけどね)
が・・・・・
 

17thailand180.JPG
 

この遺跡とんでもなく荒れ果てていました
それもそのはず栄華を誇ったアユタヤは18世紀に隣国ビルマ軍の侵攻を受け壊滅的に破壊され崩壊してしまいます
その際、仏教寺院もその標的とみなされ、仏塔や石仏まで徹底的に破壊されてしまったというわけです
 

17thailand179.JPG
 

石仏もこうして首がもぎ取られ悲惨な状況となっていました
首のない石仏にかけられた黄色い袈裟が物悲しいですね
 

17thailand178.JPG

 

何故首がないのか、最初は宗教上の理由かと思っていましたが、実は違い割と単純な理由で石仏の頭部がもぎ取られていました
というのも石仏にはワット ヤイ チャイ モンコンで見られたように当時もキンキラキンに金箔が貼られていたそうです
そうした石仏全部を持っていこうとしても、さすがに重く大きいので
石仏のうち持っていきやすい頭部のみを持ち去ったというのが真相のようです
まぁ石仏に貼られた金箔なんてこの歴史的遺産と対比すると微々たる価値のものですが当事者にはそんなものは判りませんね
 

17thailand174.JPG
 

石仏の中にはそんな難を逃れ当時のまま残されている石仏もありました
そう戦争のさなか火事場泥棒もすべて持ち去るというわけにはいかなかったようです
こうした穏やかな顔の石仏を見てみると首が捥がれた石仏が不憫でなりませんね
破壊された仏塔や石仏などの歴史的な価値を鑑みると、大変な損失のようにも思えます

17thailand175.JPG
 

が・・・・ここからが本題です
そうここワット・プラ・マハタートには誰もが知る石仏の頭部が有ります
ということで、とある菩提樹の根元に大勢の観光客が集まっていました
 

17thailand176.JPG
 

ちなみに18世紀にビルマ軍が壊滅的に破壊を行ったついでに石仏の頭部を持ち去ったのですが
ビルマ軍が石仏の頭部を持ち去るさい、慌てていたのかその石仏の頭部の一つが置き忘れられました
それが二百数十年の歴史とともに根付いた菩提樹に飲み込まれ、傷ついたブッダをいたわるように包み込む神秘的な仏像になってしまいました
ということで現在では私どものようにこの石仏の頭部見たさに世界各国から観光客が押し寄せ
途方もない観光収入を獲得する広告塔となっています

ビルマ軍は遺跡は破壊はしたけれどここアユタヤに、とんでもない観光資源をを残していったようです
まさにビルマ軍『グッジョブ』といったところでしょうか


17thailand177.JPG
 

他にもワット・プラ・マハタートにはこうしたブラーンなどが残されていて
アユタヤの栄華の片鱗が見て取れました
 

17thailand181.JPG
 

ただ残念なのはこの看板
タイ語・英語・日本語で書かれていますが
内容はというと
「仏塔に登らないでください」
「頭の無い仏像の上に、自分の顔を置いて写真を撮るようなことをしないでください」
「ブラーン(仏塔)に登らないでください」
「仏像の台に登らないでください」
「壁に登らないでください」

日本語で書かれているということはこうしたことをする日本人が後を絶たないということでしょう
残念でなりません
 

17thailand173.JPG
 

と、テンションは下がりましたが
次はワット プラ ラーム
ここでは登れませんでしたが次はクメール様式の寺院の塔に登ることにします

アユタヤ市民が集うプラ・ラーム公園
象の背にまたがり近辺を散歩しているようですが、この公園近くには「アユタヤ・エレファント・キャンプ」がありそこからやってきているようです
そういやアユタヤ観光の現地ツアーにはたいていこのエレファントライドがセットになっていました


17thailand183.JPG
 

ということで次にやってきたのは「ワット プラ ラーム」
その寺院が名の由来となったプラ・ラーム公園に隣接しています
クメール様式の寺院でトウモロコシの実を彷彿させるプラーン(塔状祀堂)が特徴です
 

17thailand186.JPG
 

受け付けにはここにも「FREE ADMISSON」の文字が
やはり元旦のためか無料のようです
ここは50バーツ、日本円にするとたったの175円ですが妙に得した気分となりました
 

17thailand184.JPG
 

受付を過ぎるとそこにはアユタヤの模型が展示されていた
どうやらワット プラ・ラームの建物が再現された復元模型のようだ
 

17thailand190.JPG
 

ワット プラ ラームですが、アユタヤ朝初代大王ウートンの菩提寺として1369年に建立された由緒ある寺院でですが今は廃墟寺院と化していました
とはいえ日本でいえば室町時代に建てられたもの
タイやアユタヤの歴史を感じさせますね
 

17thailand185.JPG
 

中に進んでプラーン(塔状祀堂)をよく見ると上の方に人が確認できます
そうこの塔、実は登ることも出来るんです
 

17thailand191.JPG


とはいえワット・プラ・ラームのプラーン近くでよく見たら
ワット アルン同様にとてつもない急勾配で怖かった
まぁこの階段の角度じゃ日本じゃ立ち入り禁止だろうな~


17thailand187.JPG
 

そんな急勾配の階段でしたが、登ってみるとワット プラ ラームの全容が見て取れます
お濠で囲われているのがここからだとよく見えました
 

17thailand188.JPG
 

ここでも仏頭を見かけましたが、これは捥がれたものではなく最初からここに設置されていたもののようです
とするとウートン王の首像なのでしょうか?


17thailand189.JPG
 

さて次はワット プラシー サンペットに行ってみます

ワット・プラ・シーサンペット
アユタヤ王国を建国したウートン王の王宮あとに建てられた仏塔です
日本の戦国時代にあたる16世紀に高さ16m、重さ171キロの、純金に覆われた立仏像が建立されたそうですが、ワット・マハート同様18世紀のビルマ軍の侵攻により仏像も破壊されてしまい、現在では風化した三つの仏塔が残るのみとなっています
 

17thailand192.JPG
 

これがアユタヤ最後のお寺周りですが、そろそろトイレに駆け込みたくなりました
そこでトイレを探して迷い込んだのが、ワット・プラ・シーサンペットに隣接する
「モンコン・ボピット市場」
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットという現役のお寺の参道にはたくさんのお土産ショップや屋台なども並んでいました
まぁついでなのでこの際、タラート(市場)を冷やかしてあるくことに
 

17thailand193.JPG
 

さてそんな市場にはこの日が元旦ということもあったのでしょう
子供連れの家族を多く見かけました
 

17thailand194.JPG
 

そのんな子供を目を引くかのように
タイの庶民的なお菓子やフルーツが並んでいました
 

17thailand195.JPG
 

ムー・サワン(干した豚肉を油で炒めて甘辛く味付けしたものも)などの乾物も並んでいました
生鮮食料品が見当たらないところを見ると、裏手にひろがるというマーケットにあるのでしょう
ここは参道の屋台街、参拝客目当てのお店といったところのようでした

 

17thailand196.JPG


さて肝心のワット・プラ・シーサンペット
スリランカ様式のチェディと呼ばれる仏塔が3基並んでいます
どちらかというとただそれだけといった感も否めません
中にはアユタヤ歴代王の3人の遺骨が納められているのだそうなので
ここで手を合わせアユタヤのトゥクトゥク観光を終えることにします
 

17thailand197.JPG
 

あとで気づきましたが、ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットの仏像を拝むのを忘れていました

さてアユタヤ観光を終えアユタヤ駅近くのパサック川岸
今回のトゥクトゥク観光の出発地点に戻ってきました
その向かい側にはアユタヤの台所チャオプロム市場があるというのでちょっと覗いていくことにします
こうした地元民の通う市場は向こうから声がかかるわけでもなく、私どもを受け付けない一見さんお断りの雰囲気もありますが、売られているものはその地元の方々の胃袋に入るもばかり
普段どんなものを食べているのか地元の方の生活を覗くようで興味津々お店を見て回ることに
 

17thailand198.JPG
 

ただ残念なことにここを訪れた昼過ぎの時間帯は店もほとんど閉まっていて
あまり人がいなく閑散としていました
 

17thailand199.JPG
 

ただ建物を出てテントのエリアまでいくと
結構お店は営業中
ここアユタヤは海に面した地域ではありませんが海老やらイカなどが売られていました
ちょっと新鮮とは言い難いうえ、海老が320バーツ(日本円で千二百円くらい)だったり
イカが1箱2ダースほど入って250バーツ(七百五十円)とこちらの物価を鑑みると少し高めのように感じました
 

17thailand200.JPG
 

この金魚のエアポンプのいけすに入れられている少し大きめの手長海老は
なんと850バーツ(日本円で三千円)との事ですが、まさか一匹のお値段?ではないでしょう
なんだかとても気になります
 

17thailand202.JPG
 

ちなみに昨日ソンブーンというプーパンポンカリーの店で手長海老の焼き物を食べてきましたが、Sサイズで450バーツとそんなには高くなかったので、その辺を勘案すると850バーツというのはおそらくはこの樽1個分のお値段かと思われます
ということは買うのはどこかのレストランの方となるのかな
 

17thailand108.JPG
 

野外でしたが精肉も売られていました
こうした鶏や家鴨が丸々一羽で売られていたり


17thailand201.JPG
 

豚肉などは冷蔵庫などない状況でしかも氷も見当たらない状態で野外にさらされていました
まぁこのほうが熟成が進んで美味しいのかもしれませんが・・・・
レア系の焼肉はちょっときついかもしれません
 

17thailand203.JPG
 

魚類ももちろん野外で売られています
さすがに魚は頭を落とし内臓を抜かれたものだったり
背開きにされミリン漬け(もしかするとナンプラ漬け)され干したものや
 

17thailand204.JPG
 

身を開かれ一夜干しにされたものなどが結構な数、並んでいました
どうやらこの辺りに住むタイの方々のタンパク元は魚のように感じました
 

17thailand205.JPG
 

もちろん近郊で採れたのでしょう新鮮な野菜や香草も山積みされ売られています
こうして30分余り地元の雰囲気を肌で感じながら市場を散策させていただきました
 

17thailand206.JPG
 

さて古都アユタヤ観光はこれで終了
アユタヤからバンコクへは域に使った鉄道で帰る手段もありますが、ファランポーン駅でみた遅延の多さやその時間のルーズさから言って鉄道で帰ったらいつたどり着くかわかったものではありません
ということで帰路はタイ人にとってポピュラーな乗り物であるロットゥーで帰ることにしました
アユタヤ行きのロットトゥーは、その路線であればバンコクの地下鉄駅など好きなところで降ろしてくれるのも嬉しいところ
所要時間は渋滞が無ければ1時間いったところでです
このロットトゥーはミニバスというか日本のハイエースやハイエースもどきのワゴン車なんですがクーラーが効いていて快適
料金は70バーツ、日本円で250円と鉄道と比べると少々高く感じますが、まぁそんなことはありませんね
車に乗り込み1時間ほどで渋滞もなく無事バンコクへ
 

006a211.jpg
(写真を撮り忘れたのでタイランドハイパーリンクスより拝借)
 

今回の旅のテーマは『自力』
ちなみにアユタヤ観光に使った代金は
バンコク・フランボーン駅からアユタヤ駅行きの鉄道が20バーツ×2人
古都アユタヤ観光に使ったトゥクトゥクがちょっと吹っ掛けられましたが3人で700バーツ(2人分だと470バーツ)
帰りのロットトゥーが70バーツ×2人
入場料はワット ヤイ チャイ モンコンだけ20バーツ×2人取られましたので
合計すると690バーツということですから、2人で2,400円、一人頭1,200円で半日アユタヤ観光が出来たことになります
現地ツアーが高いなどとは申しませんが、まぁ自力でも何とかなるものですね

さてこの次はカクテルタイムを挟んで、タイ名マッサマンカレーを食べに行くこととします

私が赴任している滝川の話を綴ってきましたが、話題も尽きてしまったので、また正月に行ったバンコクの話に戻すことにします
アユタヤ観光からバンコクのシャングリ・ラ・ホテルに舞い戻り、夕刻のカクテルタイムで勢いをつけ向かったのがシャングリ・ラ・ホテルのクルンテープウイングのエントランスから歩いて数分の
「クイーン・オブ・カリー」
2年前に来た時も寄らせていただきました
 

17thailand207.JPG
 

店の名前で分かるように店のオーナーは女性ですが、なんとこの女性オーナー
イギリスで行われたカレーコンテストで優勝されたんだそうです
そうした知名度なのか外国人観光客が集うお店となっているうえ、メニューに英語表記も有り
オープンスペースには欧米人がたむろしていました
 

17thailand208.JPG
 

逆に店内は地元の方と思しき人々
これはきっとエアコンの快適さを求めて店内にいるのでしょう
私どもも見習うこととします
 

17thailand209.JPG
 

まずはビールで乾杯
ホテルのカクテルタイムでシンハービールを飲んできたばかりなので
ここは地元の方に倣ってチャーンビールをいただくことに
 

17thailand210.JPG
 

頼んだ料理は前回と同様ゲーン・マッサマンこと「マッサマンカレー」
アメリカのテレビ局であるCNNは毎年「世界で最もおいしい50種類の食べ物」を発表していますが
いつも上位にランクインしているのがこの「マッサマンカレー」なんだそうです

日清食品もこの人気にあやかり
『世界一おいしいと話題のタイ南部のカレー 「カップヌードル マッサマンカレー」「日清マッサマンカレーメシ」「スパイスキッチン マッサマンカレー フォースープ」 を2015年7月6日(月)に新発売』
しているほどです
(ちなみにこれは限定発売だったそうですが、結構人気があったようです)
 

20150629-01.jpg
(日清食品HPより拝借)

そのマッサマンカレー
ここクイーン・オブ・カリーではご飯がついて190バーツ(日本円で670円くらい)とバンコクにあってちょっと高めの価格設定です
これまたタイ名物のグリーンカレーも頼みたいのですが、ホテルのカクテルタイムのビュッフェでちょっとつまんできてしまっているのでお腹はさほど空いていません
ということで一皿のマッサマンカレーを2人でシェアしていただきます
お皿を追加で頼みましたが快く応じてくれました
 

17thailand211.JPG
 

さてこのマッサマンカレー
もともとタイ南部に住むムスリムの食べ物だったそうです
ということでイスラム教の食の規律(ハラール)に従って、このカレーは主に鶏肉が使われます
ですが、前回来た時に鶏肉のマッサマンは食べているので、今回は牛肉バージョンでいただきました
ジャガイモや玉ねぎがゴロゴロ入っていますが
隠し味というのかココナッツミルクとピーナツが効いていてどちらかというと甘いカレー
カレーの辛さと相まってなるほどこれならと納得のカレーでした
 

17thailand212.JPG

写真はシャングリ・ラ・ホテルのホライゾンクラブ特典でプレスしてもらったスーツです
さてわざわざ暑い暑い都市バンコクへ、スーツをスーツケースに詰めやって来たのは
 

17thailand55.JPG
 


ルブア タワーにあるルーフトッツバーで一杯やるため
そのルブアタワーとはすべての客室がバルコニーとキッチンが付いたスイートタイプという超豪華な五つ星ホテル「ルブア アット ステート タワー」のこと
夜は金色に光り輝くドームを冠した聖なるタワーが特徴の高層ビルです
そうこのルブアタワー、カジュアルでも良いですがドレスコードがありますし
実際タキシード姿の紳士や背中の大きくあいたワンピース姿の淑女を多く見かける場所でもあります
 

thailand314.JPG
 

そんな天空に聳え立つルブア タワーの屋上に設置されたドーム
まわりをオープンエアー形式の空中レストラン「Sirocco シロッコ」と、その先にある世界で最も高い場所にある屋外バー「SkyBar スカイバー」、カクテルバー兼ラウンジ「Distil ディスティル」が取り囲んでいます
ちなみに空中レストラン「シロッコ」は予約も簡単には取れないでしょうし、バカ高いのは想像だにありません
というこで2年前にここを訪れた際は「スカイバー」で一杯やってきました



 


ということで今回の訪問ではカクテルバー兼ラウンジ「Distil ディスティル」に行ってみることに
ここはシロッコのさらに上の地上64階、地上247mにあるバーです
オープンエア形式のレストラン&バーから眺めるバンコクの摩天楼はまるでSFの世界
バンコク一の夜景が楽しめるという天空のBARでした
 

17thailand213.JPG
 

寝転びながら夜景を眺めることができるソファ席は大人気
満席だったのでカウンターテーブルで立ち飲みして席が空くのを待っていました
けれど皆さん一度座ったらしばらくはのんびり過ごされるようで席は空く気配すらありません

そんなとき目の前のソファーに腰かけているカップルがなんだか苦労して写真を撮っているようなのでちょっと声をかけ写真を撮ってあげました
するとそのカップル、写真を撮ったら帰る予定だったらしく
エンジョイと言って席を譲ってくれました
いや~そんな気は毛頭なかったのですがラッキーでした
 

17thailand215.JPG
 

どっしり腰を下ろしたソファー席からの眺めはこんな感じ
目の前にはガラスの柵を転落防止用に張り巡らせてありますが、視界は遮りません
チャオプライ川を行き来する船やその先に見えるアジアティーク ザ リバーフロントの観覧車が見て取れます
まさにバンコク一の夜景といったところです
 

17thailand214.JPG
 

ここでオーダーしたのは
「モスキートカクテル」410バーツ(1,500円くらい)
「白ワイン」600バーツ(2,100円くらい)
つまみに「ピスタチオとオリーブ」が付いてきますが、物価の安いバンコクにあってもここはかなりお高い料金設定のようです
そいいや欧米系の外国人ばかりで地元の方は全くと言ってよいほど見かけませんでした
 

17thailand216.JPG
 

記念にとソファー席に立ちぐるりと周囲の動画を撮ってみました
動画の音声を聞くとわかりますが、ここは地上247mと高層階しかも吹きっさらしということで風が結構あります
そんな様子をスタッフ見られたところ危険なので座ってと注意される一幕も
 


 

そんなこんなでバンコク一の夜景を肴に一杯やったあと
シロッコ&スカイバーに立ち寄りルブア ドームを後にします
 

17thailand217.JPG

Distil ディスティルという、ルーフトップバーで心地よい風に吹かれつつ一杯やったあと
ホテルに戻道すがら寝酒とツマミそして日本への土産を買っていくことに
向かったのはロビンソンデパート地下にある「トップス・スーパーマーケット」
バンコクに数十店舗を展開するスーパーマーケットチェーンですが、宿泊するシャングリ・ラ・ホテルからも近く24時間営業しているので大変重宝するスーパーマーケットです
というか最近海外に行くとこうしたスーパーに行くのが私の旅の決めごとのようになってしました
 

17thailand218.JPG
 

店内には、外国人をターゲットとした英語表記や日本語表記のポップもあり
タイ人らしからぬ人や日本人らしき方を見かけました
そういえばこのロビンソンにも高級ホテルが入居していますが、他にチャオプライ川沿いに高級ホテルが数多くありそこからも近いことからそうした外国人ご用達の店になっているようです
 

17thailand219.JPG
 

鮮魚コーナーの氷の上にはサーモンをはじめ様々な魚が並びます
ただ見たかったタイの国民魚「プラーニン」は見つかりませんでした
どちらかというとこのトップス・スーパーマーケット
日本でいうところのデパ地下のようですから、プラーニンのような安い大衆魚は扱っていなかったようです
 

17thailand220.JPG


淡水魚が多いのが特徴のようで
手前はバラマンディこと「プラー・ガポン・カーウ」?
そしてルビー色した魚は「プラー・タブティム」?いかにもタイで人気の高級魚らしき魚が並びます
肝心のお値段は125バーツ/1kgとプライスが掲げられていましたが、高いといっても1kg日本円で450円くらい、500~600gとありますから1匹270円といったところでしょうか
やはりタイの物価は安いんですね
 

17thailand221.JPG
 

近寄ってみると舌平目にマナガツオ大きな海老などが並んでいますが、こうして見た限りタイは日本同様に海鮮料理はかなり好まれるようです
 

17thailand223.JPG
 

肝心の土産物ですが・・・・ありました
お目当ては日清食品のカップヌードル「トムヤムクン味」
2年前に来た時、帰りのスワンナプーム空港のラウンジで食べた時の衝撃
これが辛くて美味いんです、次回来た時には必ず勝って帰ろうと心に決めていただけに嬉しい
ここは棚に並ぶトムヤムクンヌードルすべて買い物かごに入れ大人買いとなりました


17thailand224.JPG
 

そうそうこのトップス・マーケットのすぐそばに気になるテナントが入店していました
店の名は「HOKKAIDO PURITY MILK」
どうやら生乳やヨーグルトを扱ったお店のようです
と言っても別段、北海道から空輸しているわけではないようです
ホームページには
『「北海道ミルク」とは、タイ人の消費者に日本の北海道のものに近いプレミアム牛乳を飲ませるという乳製品のブランドです。』
と謳われていました
看板などは日本語の表記が多いようですが、実際にはまあまがい物のようです
けれどこれがきっかけで私の住む北海道を知っていただければ、嬉しいかな・・・・といったところです
 

17thailand227.JPG
 

こうした地元の方が普段利用するスーパーに立ち寄るのはやはり楽しいですね

BTSサパーンタクシン駅から歩いて数分の距離にあるロビンソン
その地下にあるトップス・スーパーマーケットで土産ものやビールをたんまり買い込んでホテルへ戻る道すがら、暗がりから一気に明るくなったところに突如として屋台街が現れました
 

17thailand229.JPG
 

この屋台街、ガイドブックやWebを覗いても出てこなないところをみると最近できたばかりの屋台街のようです
おそらくはすぐ近くのシャングリ・ラ・ホテルなどに宿泊する観光客もそのターゲットなのでしょう
椅子やテーブルもしっかりされたものが設置されフードコートのような使われ方をしていて、なんだかこ洒落た雰囲気があります
 

17thailand230.JPG
 

奥にはこんなビヤホールのような屋台までありました、上記の理由からか欧米系の方が多いのですが、飲んでいるのはどうやらチャーンビール
しかもなんとサーバーからジョッキに注ぐ樽生ビールのようです
海外で樽生を出す店はそうそうないうえ、こうした屋台で出すのはけっこう稀です
ということで一杯やって帰りたくなりました
が・・・・・実をいうと夕刻のカクテルタイムからクイーン・オブ・カリーそしてルーフトップバー「ディスティル」で散々飲み続けていますので残念ながらここは後ろ髪をひかれながらもパスさせていただきます
 

17thailand231.JPG
 

他にも屋台街から少し離れたところには路上に単独の屋台がポツポツあり
こぼれんばかりの野菜が載せられ売っている屋台や
 

17thailand225.JPG
 

炉端ならぬ路端で揚げ物を揚げている屋台
結構売れていましたが、バンコクっ子たちは揚げ物に目がないようです
 

17thailand226.JPG
 

なんと路上で鮮魚も売られています
ほとんどのパックが40バーツ(140円くらい)とやはり安い
手前のは魚のすり身でしょうか
これらのほとんどが淡水魚と思われますが、魚好き民族である日本ですらちょっとこの風景は考えられません
 

17thailand228.JPG

 

そんな鮮魚の中にプラーニンを見かけました
この「プラーニン」今上天皇が皇太子時代に故プミポン国王に贈ったものが、とんでもなく繁殖
いまやバンコク市民に欠かせない食材となっています
なんだか嬉しい話です
ちなみにプラーニンのプラーは魚を意味していますが、ニンは今上天皇の「明仁」からとられたものなのだとか
魚類学者として知られる今上天皇の人柄が知られる話ですが、タイの方々に親日家が多いのもうなずけます
 

17thailand232.JPG

 

こんな感じでバンコク最後の夜
Window Shoppingならぬ路上で風を感じつつWind Shoppingになってしまいましたが
「眠らない街バンコク」を堪能しホテルで眠りにつくことに

バンコクでの定宿シャングリ・ラ・ホテル クルンテープウイング ベランダからの眺めです
チャオプライ川で行き来する船が望めますが、手前下にはプールが見て取れます
まだ午前中でビーチチェアも空いているようなのでちょっと行ってみることに
 

17thailand233.JPG
 

さて海外で伸びやかな時間を過ごせる場所の一つに高級ホテルに設置された屋外プールあるのではないでしょうか
屋外で風に吹かれつつ時間を忘れて、しかも涼しげなプールサイドで本など読みつつカクテルなんぞ傾けるのもまた一興です
特に今回宿泊したシャングリ・ラ・ホテル クルンテープウイング にはそのクルンテープウイングに宿まる客専用のプールがありました
限られた宿泊者だけの空間ですからまさに至極の空間です
この日がバンコク最終日でしたが、このプールを試さずに帰るのはちょっともったいない
復路の飛行機は夜出発ということもあり、午前中はここでまったりすることにします
 

17thailand234.JPG
 

さてそのクルンテープウイングのプール
プール側に向けビーチチェアが並んでいるのが通常ですが、ここは一部は反対側を向いていました
そうチャオプライ川のほうを向いているんです
さすがはバンコク市内を雄大に流れる「母なる川 チャオプラヤー」といったところでしょうか
ちなみに昔はメナムと呼ばれていたようです
 

17thailand235.JPG
 

そのチャオプライ川、よく覗いてみると魚がうじゃうじゃいます
プラーニンでしょうか鯰とは違う魚のようです
いや~このあたから魚釣りしてみたい・・・と思ったりもしますが、前回2年前の旅でもこのうじゃうじゃ泳ぐ魚の様子は見ていました
実はこれが今回の「ブンサムラン・フィッシングパーク」という釣り堀での釣りにつながったというわけです
 


 

下の写真はシャングリ・ラ・ホテル宿泊者ならだれでも入れる
シャングリ・ラ ウイングのメインのプール
まぁどちらかと言うとこちらのほうがリゾートっぽいプールですね
 

17thailand236.JPG
 

けれどここは昼からは劇混み
まだ午前中でしたのでこの程度の状態ですんでいますが、昼少し前になったらいつもビーチチェアーはすべて人で埋まっていました
逆にこの辺が クルンテープウイング専用プールの魅力ということなのでしょう
ちなみにこのとき私は知りませんでしたが、クルンテープウイング専用プールはミネラルウオーターだけではなくコーヒーなどのソフトドリンクも無料で頼めるようでした
 

17thailand237.JPG
 

有料ですが、このシャングリ・ラ ウイングのメインのプール脇にはBARがあります
しかもここではチャーンビールの生が頼めるようです
 

17thailand239.JPG
 

ということで当然のようにチャーンビールの樽生をいただきますが
この旅で始めていただくこと樽生ビールでした
 

17thailand240.JPG
 

でも我が家の奥さんはなぜかシンガポールスリングとなりました
バンコクでいただくシンガポールスリング、チャオプライ川に乾杯と、まぁ画にはなるんですけどね
 

17thailand238.JPG

国内での話題が尽きたのでまた正月に行ったバンコクの話に戻します
今から2年前の2015年8月17日
バンコク一と言われる繁華街パトゥムワンのエーラーワンの祠の構内で爆発テロ事件が発生、20名の方が亡くなり125名の負傷者を出した事件があった
私自身テロを容認する気は全くありませんが、その事件の少し前に新疆ウイグル自治区から逃れてきた密入国者に対しタイ政府が受け入れを拒否、中国へ強制送還したことがありました
密入国者の強制送還はよくある話ですが、実はその密入国者はトルコ系イスラム教徒ウイグル族でした
密入国といっても中国政府のウイグル自治区に対する弾圧の現状を鑑みると私自身は亡命にあたると感じ、強制送還に対しては憤りを感じますが、この事件に関し当のトルコでは不満が噴出
このテロに繋がったのではというのが一つの説となっています
そんなエーラーワンの祠の前に立ち犠牲者ご冥福を祈り、しばし黙とういたしました
 

17thailand244.JPG


ということでバンコク一の字繁華街、パトゥムワン区にはタイで1番有名なデパート・サイアムパラゴンにやってきました
まぁここで日本への土産を買っていこうといったところです
そんなサイアムパラゴン内にはなんと高級外車ディラーがありました
しかも1階に臨時で展示されているのではなくデパートの中層階にロールスロイスやBMWなどが普通に置かれているんです
いや~バンコクの人々の平均年齢は約34歳ということですから、購買力も旺盛
以前あったアジア通貨危機、リーマンショック、洪水といった3つの危機を乗り越え、一人当たりのGDPがここ10年で2.1倍にもなる都市になっているようです
 

17thailand251.JPG
 

そんな高級外車を尻目に向かったのは、日本でいうデパ地下のようなGフロア
ここには高級スーパーの「グルメ・マーケット」が入店していました
エントランスには西瓜やメロンと言った果物が並んでいます
 

17thailand245.JPG
 

なにかものたりないと思いましたが、有りました
そうドリアンです
まだ季節でないのかそれとも高級スーパーだからか結構なお値段で売られています
もちろん鮮魚もずらりと並べられていますが、市場の露店とは違い氷の上に並べられていて
ここが高級スーパーなのだと知らしめてくれます
 

17thailand246.JPG 17thailand247.JPG
 

お目当ての調味料のコーナーですが、見慣れたものがずらり
その見慣れたものの一つは醤油です
キッコーマンをはじめ多種多様な棚一杯に並んでいます
これは和食ブームがあるのでなんとなく想像できますが、もう一つはなんとカレー粉
日本のスーパーなみに棚に並べられています
まぁ日本で人気のものは、しばらくするとアジアで人気となるのは周知の事実
漫画やアニメ、ゲームなどのサブカルチャーは無論、ラーメンや寿司などの和食
はては茶髪まで日本で流行ったものはたいていその後、アジアの国々で見て取ることが出来ます
ということで日本でも人気のあるカレーライス
私も大好きですが、ここタイでも人気の料理のようです
ちなみにタイにはグリーンカレーやマッサマンカレーとご当地グルメたるカレー文化があるのにも関わらずこのようにカレー粉が売れているようです
 

17thailand248.JPG 17thailand249.JPG
 

さてここで土産に買うのは
やはり日本のメーカーが現地生産しているもの
グリコのポッキーがずいぶん積まれています
タイで人気のお菓子のようです
けれど今回のお目当てはトムヤムクン味のポッキー
日本へのばら撒き土産として人気のある商品
私も会社あてに大人買いすることに
 

17thailand250.JPG
 

もう一つ買ったのが、このスーツケース
土産物が嵩張るものだったりもしますが、今使用しているスーツケースも15年ほど使用
すでに地球を10周はしているでしょう、かなりがたが出ていることから、今回このデパート・サイアムパラゴンで買っていくことに
クリスマス明けのバーゲンセールということもあり、ピエールカルダンのスーツケースを店員さんと交渉、値切りに値切り買ってきました

 

17thailand252.JPG
 

おかげでこんなに土産を持ち帰ることが出来ました
まぁいいきっかけだったということで
 

17thailand254.JPG 17thailand255.JPG
 


その後、というか実はその前に伺っていたのは
こちらのいかにも日本人街
バンコク在留邦人数は世界第5位というのがよくわかる景色ですね
 

17thailand241.JPG
 

「炉ばたやき まとい茶屋」の招き猫ならぬ招き怪獣はなんとゴジラでした
口から出てくる放射能で焼いてくれるのでしょうか
 

17thailand253.JPG
 

で伺ったのは
高級感溢れる「ジムトンプソン」本店
 

17thailand242.JPG
 

かとって買ってきたのは人気のタイシルク製品ではなく
トムヤムクン味などタイらしいフレーバー味のピーナッツ
人気の逸品が買え土産もそろったことですし、次はタイ古式マッサージを受けることにします
 


17thailand243.JPG

デパート・サイアムパラゴンで日本への土産も揃えシャングリ・ラ ホテルへ戻ってきました
写真はシャングリラ・ウイングのエントランス前
宿泊客が利用しているのかトゥクトゥクが2台出ていきました
ちなみに前のトゥクトゥクは違いますが、後ろのトゥクトゥクはシャングリ・ラ ホテル所有のものでシャングリラウイングからクルンテープウイングへの移動に使われたり、ウエディングセレモニーに使われたいするのだそうです
 

17thailand256.JPG
 

さてこのシャングリラ・ウイングのエントランスにやってきたわけは
タイにきたのならやっておきたいのが「タイ古式マッサージ」を受けたいがためでした
そのタイ古式マッサージ2500年もの歴史を持つ古来からの術式ですが、とにかく痛い
けれど神経や血管を刺激して血流を促すようでマッサージを終えた後は体がポカポカするほど効いてくるんです
そんなマッサージ店はバンコクの人々が日常的に使う様で、ちょっとした小路にはたいていマッサージ屋さんの看板が有り低価格で利用できます
けれど今回のバンコク観光は予定が詰まっていてなかなか行く機会が無いままバンコク最終日を迎えてしまっていました
とはいえ、バンコクには星の数ほどのマッサージ店があり、あまりにたくさんのお店が氾濫しています
調べるのも面倒なので2年前にマッサージを受けたシャングリラ・ウイングのエントランス前にある「Thipnipa」というマッサージ&SPAというお店を再訪しようとやってきたわけです
 

17thailand258.JPG
 

ところがあるはずのお店が有りません
前回伺った場所にはマッサージはありましたが、全く別のお店があったんです
店の名は「SakulnaMassage」
チェーン店のようですが、どうらや前にあった店を居抜きして営業しているようです
足裏マッサージが1階、そのほかの全身マッサージが3階と前回と同じ造りになっておりました

マッサージは結構きつく
終わっときはもう焦燥しきった気分でしたが、かなり身体が軽くなった感じがしました
ただ2年前に受けた時とは違い、今回スタッフからはかなり露骨にチップを要求してきました
チップは本来、サービス提供側から要求するものではないと思います
まぁ場所柄日本人も多く訪れるのでしょう、チップの文化の無い日本人は要求されればサービスの良しあしにかかわらずその通り払う人が多くこうなってきているのでしょう
良いサービスに対するチップは当然ですが、もうこれは日常的になっている感がありました

シャングリ・ラ ホテル近くのシーロム地区には、名の知れた飲食店が数々ありますが
その中でも特筆すべきはペット・ヤーン(ローストダック)の名店「新記(プラチャック)」
玄関に掲げられているアヒルのロゴマークにはSINCE1909と書かれているほど歴史あるレストランです
 

17thailand260.JPG
 

ただこの新記(プラチャック)、チャルーンクルン通りといアーケード街にあるのですが、そのアーケード街が雑然としているうえ看板も掲げられていないことから大変見つけづらいお店で、店の前を通っても知らぬ間に通りすぎてしまうような佇まいのお店でした
(もしかしたらわざとそうしているのかもしれませんが)
 

17thailand259.JPG
 

私どもはどうやって見つけたのかというと、スマホのGoogleMapと「鼻」で探しました
そう、店先に吊り下げられた大量のアヒルのローストが芳ばしい香りを通りにふりまいていましたので、すぐにココだと気づかせていただきました
 

17thailand261.JPG
 

お店のエントランスではガラス超しの厨房で熟練した手つきの職人が調理しているところを見ることが出来ます
この時は昼時とあって中華まな板のうえ、重そうな中華包丁片手に大量のペット・ヤーン(アヒルのロースト)をで捌いていました
 

17thailand262.JPG
 

さてそんな様子を見ながら店内へ
店内は奥に長い造りで壁際に並べられたテーブルはいかにも地元の人達らしい人々で賑わっていました
なんだかかなり期待の持てるお店のようです
 

17thailand263.JPG
 

どこで待っていればよいかな~と思っていたら
スタッフが階段を指さします、どうやら2階に行けと言っているようです
階段を昇った2階はこんな感じで結構小奇麗な感じです
こちら2階には外国人も数名おりました
やはり有名店ですね~
 

17thailand264.JPG
 

案内されたテーブルには調味料入れが有り
ニョクナムはむろん、唐辛子のニュクナム漬けや醤油漬け
それに砂糖?や胡椒・一味唐辛子などが無造作に入れられています
 

17thailand265.JPG
 

さてここで頼むものはもちろん看板メニューの「カーオ・ナー・ペット」
先ほど店頭で捌いていたアヒルのローストを乗せご飯
いわゆる「ダックライス」を頼もうと思い、預けられた外国人用のメニューをめくって探しましたが、それらしきものがありません
(まぁこれはたまたまメニューから抜けていたのかもしれませんが)
 

17thailand267.JPG
 

ということで壁に掲げられた
地元客用メニューにあるのか探すことに
ところがメニューはタイ語で書かれているのでさっぱりわかりません、残念ながら探すことは出来ませんでした
 

17thailand266.JPG
 

こんな時は当たって砕けるのが我が家流
タイ語くらいしか通じそうもないスタッフにダメもとで聞いてみました
なんとか双方片言の英語どおしで会話し、なんとかそれらしきものをオーダー

しばし待っていたところ看板メニューのはずが、メニューにない『ダックライス』こと
「カーオ・ナー・ペット・ヤーン(アヒルのロースト乗せご飯)」が出されてきました
さすがに老舗、ローストされたアヒルもジューシーで柔らかいですし
タレが多少甘いのですがコクが有って美味しい
 

17thailand268.JPG
 

もう一皿頼んだのはカーオ・ナー・ペット・バーミーヘン
いわゆる「ダックヌードル」
ローストダック乗せ卵麺(汁なし)に豚のワンタンが入ったもの
2皿を2人でシェアして双方いただきましたが、さすが老舗のお店らしく両方ともに美味かった
 

17thailand269.JPG
 

会計は二人で300バーツ
これはシンハービールの大瓶ビール2本のんでの値段です
日本円で千円ちょっとというのも嬉しい限りですね
地元客に人気があるのもうなずけます
 

17thailand270.JPG

新記(プラチャック)でダックライスを食べたばかりだというのに何故か本日2回目の昼食に向かいます
向かた先は宿泊しているシャングリ・ラ ホテルの裏の施設に屋内の屋台街というかフードコート
ところでこのフードコートの屋台料理、2年前に来た時には入りたくとも入れませんでした
一見さんお断りなんてことはないと思いますが、なにか垣根が高い感じがして入れずにいました
如何にも地元のかたばかりで観光客が見当たらなかったのがその理由です
 

17thailand271.JPG
 

それと入りずらかったもう一つの理由が、この屋台街のお店はメニューは掲げてはいるものの、それはタイ語での表記だったからです
写真を見てなんとなく頼めばよいのでしょうけど、やはりわけのわからないものは頼めないというのが本音、これがここで前回頼めなかった理由でした
でもよく見ると、お店によってはなんと日本語による表記もありました
まぁメニューの上に申し訳ばかりにカタカナで書かれた紙を貼っていただけなんですが
何店舗かこうしてメニューの上に日本語表記の紙が貼られているところを見ると日本人もそこそこ来ているようです
そりゃここはシャングリ・ラ ホテルの真裏
近くにはマンダリン・オリエンタルホテルも鎮座していますので、日本人がうようよしている地域でもあります
 

17thailand273.JPG
 

辛いタイ料理に欠かせないのがタイのビール、ですが屋台でビールは売っていなません
ということでアジアのこうしたお店で、ビールを飲むための鉄則はビールの持ち込み
ビールは近くのデパ地下で冷え冷えのものをあらかじめ購入してありました
 

17thailand272.JPG
 

さてそんな屋台街にひときわ人気のお店がありました
フードコートのあちこちでそのお店の料理が出来るのを待っている人がいるそんな滅茶苦茶人気の店です、もっともそのお店では御主人一人で料理を作っているためなかなか頼んだ料理が出て来ないというのも待たせる理由なのですが

それがこの排煙フードの前で熱心に料理を作るご主人です
 

17thailand275.JPG 17thailand276.JPG
 

それとそのお母さんでしょうか
店内でご飯などの盛り付けに精を出しています
 

17thailand274.JPG


今回勇気を振り絞ってこのお店でオーダー
ところが恥ずかしいことに頼んだのはお店のスタッフではなくお店の常連さんのようでした
けれどしっかりお店のご主人に伝わりオーダーされていました
タイってこうしたところがいいんですよね
そんな常連さんは私に向かって「Wait Please」と言い残し自分がテイクアウトした弁当を抱えて立ち去っていきました
その後、待たされこと30分
いよいよここのご主人が私がオーダーした料理をを盛り付けているようです
 

17thailand277.JPG
 

出て来たトムヤムクン
いや~本場のトムヤムクンは辛い
中にはこんな大振りな海老も入っていました

この辺でビールは2本目に突入
 

17thailand279.JPG
 

そして皆さんテイクアウトしていた人気料理のパッタイは待たせるだけの価値がありました
 

17thailand278.JPG


ちなみに料金はこの2品で110バーツ(350円くらい)
こんな美味しい料理がこの値段
日本に帰って金銭感覚取り戻すまでしばらくかかりそうです
 

17thailand280.JPG
 

いや~美味かった
ごちそうさまでした、しっかりと完食しました
次回来た時も伺うと思いますがそれまでやっていてくださいね

国内の話題も尽きてきたので、またまた正月の休みを利用して伺ったバンコク旅行のお話しに戻します
とってもバンコク旅行も終盤
バンコク・スワンナプーム国際空港へ戻ってきたところからです

空港ではまずヤック像に向かい入れられました
このヤック古代インド神話「ラーマキエン」に登場する鬼神
日本では「薬叉」の名で知られる毘沙門天の配下の守護神で
大きな剣を携えてこの空港を守っておりました
 

17thailand281.JPG
 

さてこの日は正月明けの2日ということもありチェックインカウンターはかなり混雑しております
ということでJALグローバルカウンターで受け付け
スーツケースには壊れやすい陶器製品ならびにグリコのプリッツが入っているので壊れ物注意の札を貼ってもらいます
 

17thailand282.JPG 17thailand283.JPG


チェックインを済ませたら、チェックインカウンターで頂いたチケットを使いプレミアムレーンへ
ところがその際、ちょっとしたトラブルがありました
というのはイミグレ通過の際に入国の際渡した出入国カードの控えが手元に無かったんです
思い起こせば出入国カードの控えは先ほどチェックインカウンターで預けた荷物の中
荷物はすでに運ばれているでしょうしもうどうしょうも有りません
冷や汗をかきましたがそこはさすがにプレミアムレーン
親切に説明を受け新たな出入国カードに再度記入してその場をクリアしました
いや~大勢並びイライラしている通常のイミグレなら周りの視線は並大抵のものではなかったかと
 

17thailand285.JPG
 

さて制限区画に入ったら目指すは免税店ではなくサクララウンジ
ところが現在スワンナプーム国際空港ではJALサクララウンジが改装中ということで使用できません
そこで代替となるルイス・ターバンCIPラウンジへ向かいます
ここは通常スワンナプーム国際空港にラウンジを持たない航空会社やプライオリティパス保持者、クレジットカード会社の優待者などが使うラウンジですが、今回前述の理由で利用可能となりました
ちなみに同じワンワールドのキャセイパシフィック航空のビジネスラウンジもエメラルド以上のステータスが有れは入れたのですが、残念ながらその時間帯にキャセイパシフィックの便が無くラウンジ自体が閉まっていて入れませんでした
まぁこんな機会でもなければ入らないだろうルイス・ターバンCIPラウンジ
今回の調査対象となります
とは言えスワンナープーム国際空港は広くしかもCIPラウンジは空港内に6か所もあるということで搭乗口近くのGゲート前のラウンジを使うことに
 

17thailand295.JPG
 

これが失敗、3階の入り口から続くCIPビジネスクラスラウンジは日本人で劇混
そんな3階は食べ物も少ないうえ酒もなくなり大変なようでした
 

17thailand300.JPG


ということで4階のファーストクラスラウンジへ
そうこのラウンジは2階建てとなっているんです
そんな4階は人も少なく平穏に過ごすことになりました
 

17thailand296.JPG
 

ソファーに腰を下ろし落ち着いたら
まずはシャワーを浴びることにします
3階の受付にいきシャワーの利用を告げても冷たい対応、どうやら勝手に使ってよいようです
鍵のかかっていない空ブースについては即利用可能なようです
 

17thailand297.JPG
 

シャワルームの更衣室にはバスタオルの他に
アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、綿棒に見知らぬ液体
ドライヤーも壁に掛かっていました

シャワールムの壁にはボディーソープとシャンプーリンス
まぁこんなところでしょう
 

17thailand298.JPG 17thailand299.JPG

熱いシャワーを浴びたら次はビール
冷蔵庫にはタイを代表するビール、もちろんソフトドリンクも並んでいました
 

17thailand288.JPG
 

フードのコーナーにはサンドイッチやカットフルーツ
 

17thailand287.JPG
 

そしてパイ類が並んでいます
なにかタイらしい食品が無いかと探してみても
 

17thailand289.JPG
 

食品ケースのなかはやはりパイ類
そしてこれこそタイ料理「タイ風チャーハン(カオパット)」と思って近寄ってみたら
どうみても普通のピラフ
 

17thailand290.JPG 17thailand291.JPG
 

そして「タイ焼きそば(バッタイ)」かと思いきやこれまたなぜかナポリタン風のパスタ
それにミルクスープ
やはりタイを彷彿させる食事はここCIPラウンジにはありませんでした
 

17thailand292.JPG 17thailand293.JPG
 

ということでサンドイッチにパイを肴にタイビールと洒落こみます
タイで飲むビールはここが最後となりますが、このラウンジで
シンハービール・チャーンビール・LEOビール飲み比べとなりました
 

17thailand294.JPG
 

食事を軽くしておいたのにはわけが有ります
バンコクへの往路はエコノミーでしたが、成田への復路はビジネスクラス
ここでお腹いっぱいにはできなかったからです

いよいよ帰国
成田へ向かう搭乗口前には大勢の日本人がたむろしています
JALの便しかも1月2日の深夜便ということで正月休みを利用してタイに観光に来ていた日本人が多いといったところですが、やはりというか単独で来ている男性客がぽつぽついらっしゃいます
これは決して変な意味ではなく
顔を合わすたびに目を合わせ微笑むタイの女性たちに魅惑されたリピーターなのではと勘ぐってしまっています
例えば、こんな風に感じがいい人ばかりです
(でもよく見たら日本人か?)
 

17thailand301.JPG
 

さてバンコク・スワンナプーム国際空港から成田国際空港へは
ビジネスクラスでのフライトとなりました
まぁ行きもビジネスにしたかったんのですが、特典航空券に換えるマイルが少しばかり足りず
片道分しか取れなかったので、復路の便をビジネスクラスといたしました
これはこの翌日から仕事始め、疲れを残したくなかったためです


17thailand286.JPG
 

成田からバンコクへの往路ではただ寝るだけで機内食はパスさせていただきましたが
復路はビジネスクラスの機内食というでここはいただくことにします
ちなみにそのJL718便の機内食がコレ
さすがに日本食が恋しくなり、和食といたしました
写真はコレだけですがさすがに疲れていたのでしょう
食べた後は深夜便という事で寝て過ごしました
 

17thailand302.jpg
 

成田空港に到着後
自動化ゲートや手荷物のプライオリティーバゲージサービスのおかげでサッサと外に出ます
ここから朝一番のエアポートバスで羽田空港へ
 

17thailand303.JPG
 

朝早くしかも1月3日の高速道とあってきわめてスームーズに羽田空港に到着
9時半であった便を早めて8時20分の便に変更しファーストクラスラウンジでまったりすることにします
 

17thailand304.JPG
 

さてこのJALファーストクラスラウンジから国際線ターミナルを望む景色ですが
あぁ今頃は箱根駅伝のランナーたちが箱根を駆け下りている最中なんだろうなと
思えば毎年ここから富士山を眺めているような気がします 
 

17thailand308.jpg
 

正月という事でお屠(日本酒)もありますが
実は札幌の自宅に戻ったら、すぐに滝川の赴任先まで車を走らせなければなりません
ということで日本酒はおろかいつもなら3杯は飲むであろう生ビールも飲めずにいました

代わりと言ってなんですがここで朝食
メゾンカイザーのクロワッサンとおにぎりをいただくことに
 

17thailand305.JPG 17thailand306.JPG
 

味噌汁と北海道産ポテトと5種類の野菜(玉ねぎ、人参、トマト、セロリ、コーン)が入ったトマトポテトチャウダーを器に盛り
富士山を眺めつつ贅沢な朝食と相成りました 
 

17thailand307.JPG
 

新千歳空港へ向かうJL595便は快晴の青空に向け上昇
多摩川の河口がくっきり見ることができました
 

17thailand309.JPG
 

そんなこんなで今年の正月に行ったバンコク旅行は終了
スーツケースの中はお菓子や調味料、変なアジアン雑貨でびっちり
これが今回の旅を物語るそんな旅行でした
 

17thailand310.JPG
 

今回はアユタヤまで鉄道を使い愉しみましたが
せっかく覚えたタイでの電車旅
次回はもう少し北のイーサーンあたりまで行ってみたいものです
 

17thailand172.JPG
 

ということで今回のバンコク旅行記は終了
最後までお付き合いいただきありがとうございました

さて次は昨年の年末年始の休みを利用して行ったロンドンの話がまだ中途
忘れないうちに書き上げねば

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうちバンコク2016カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは台湾2017です。

次のカテゴリはホーチミン2015です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。