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崎陽軒のシウマイ

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「名物にうまいものなし」と言う諺がある
この言葉の私なりの解釈だが、「名物にもおいしいものあり」を言い含んでいるのだと思っている
実際あちこち訪れ食べてみて名物に美味しいものは数多くあった

ただこの諺の意味は名物だからといって味見もせずに買うのはいかがなものか
と言いたいのではないかと思っている

自分の目や舌で感じたものが一番信憑性が高い、ブランドなんかにだまされるな
と昔の人は言っていたのではないだろうか
(まあ数多く作り出すと味が落ちるという意味なのかもしれないが)


そんな名物を作り出す老舗などを含めた食品業界が最近新聞を賑わせている
賞味期限偽装、産地偽装や原材料表示の偽装と次々に出てくる
おそらくは流通業を巻き込む(おそらく把握しているでしょう)食品業界全体にはびこるもののような問題なのでしょう


今回の台湾旅行の帰り成田の売店でシウマイを買ってきた
「崎陽軒」(一発で変換できます)の真空パックシウマイである

昔CMで「シウマイうまい」とやっていたのを思い出しつつ


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製品表示が誤っていて販売自粛をするそうだが、運良くその前に買って来た
勿論食べますよ、好物ですから
私の舌がそういってます


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でもなんだか最近この手のニュースは「魔女狩り」の様相を呈してきました
随分と身近な話題で新聞やテレビを賑わせていますが、大抵こんなときは何かTVから追いやりたい他の大きな事件が有ったりするもんなんだよな

こちらも騙されないようにしなきゃ

さてまたしても「とんかつ」のお話し
先月お得意様の挨拶回りで東京へ上京したときのこと
東京ドームに近い白山通りに面した地下に、老舗のとんかつ屋があるということで伺いました
 

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伺ったのはとんかつと旬のお料理「かつ吉水道橋店」
東京メトロ水道橋駅からでてすぐ、東京ドームに観戦に行く方目当てなのか、となりにはいきなりステーキがあるなど食べるには不自由しない地域のようです
1962年創業のこのお店、かつては三島由紀夫氏や川端康成氏らの文豪たちにも愛されたそうですが、店舗は昨年11月にリニューアルオープン
といってもいかにも新しい店内といった雰囲気ではなく古材や骨董を使用した重厚感のある古民家のようなしつらえとなっているうえ、蕎麦猪口などたくさんの骨董があちらこちらに置かれています
人気のお店ということで予め予約してありましたが、ここを訪れた平日の夕方5時ころは他に客も居ません
な~んだ予約いらなかったかと思いきやテーブルはほとんど予約済みのようでした
案の定、午後6時にはほぼ満席入り口付近では数組順番待ちをしているほどでした
予約の旨を告げ通されたのは重厚な一枚板のテーブル席
大きなメニュー表が目を引きます
 

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ところでこのかつ吉水道橋店
老舗のとんかつ屋らしくなく、とんかつ以外にも居酒屋的なメニューが色々あるのが嬉しいところでした
そうここは「飲めるとんかつ屋」
大きなメニュー表には居酒屋かと思えるほど豊富な品々が並びます
ということで今回は生ビールで乾杯の後は自家製さつま揚げ、鴨のたたき、冬季限定カキフライなどを大分麦焼酎(兼八)で流し込みます

最後はもちろんとんかつ定食
ちなみに私はロース派、国産銘柄豚ロースかつ定食(上)2,300円をいただきます
 


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メニューに国産銘柄豚とあえて銘柄などを限定しないのは
その時々で美味しい豚を仕入れるため
その豚肉を厚切りにし新鮮な植物油で「低温で煮るように」じっくりと揚げたとんかつは
サクッと噛み心地も良く、ジューシーな仕上りのいかにも老舗とんかつ屋の味でした
 

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お会計は2人で9千円少々
ビールや焼酎のボトルを入れてのこのお値段
老舗の味が楽しめる割にリーズナブルなこともあるからか、店内はほぼ女性客のみといった状況でした

1月の降水量が、統計開始(1876年)以来、3番目の少なさとなった東京
そんなカラッカラに乾燥した東京に1月下旬に出張でやってきました
昼、あちこちを転々と巡って仕事を終えたあと
夕方から空いた時間を使い、久しぶりにスカイツリーに昇ってみました
平日ということもありエレベーターはさほど並ぶことなく搭乗、すぐさま高さ350mの第一展望台へ
東京中心部を一望しましたが、雲一つない天候のうえ、前述のとおり東京は乾燥しきっていて空気中の水蒸気や水滴の量が少なく視界が阻害されにくためか、この日はかなり遠くまで見渡すことが出来ました
 

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ちなみに私は高所恐怖症ですが、怖いもの見たさでスカイツリー展望台にある「ガラス床」に立って眼下350mの景色を覗いてみました
 

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さてここ東京スカイツリーのある東京ソラマチへやってきたもう一つの理由は
江戸時代中期から営業を続ける人形町の老舗鶏料理店「たまひで」の姉妹店がここスカイツリーのあるソラマチ7階に店を構えていたからでした
たまひでと言えば言わずと知れた親子丼の創始店です

たまひで八代目「山田耕之亮」と娘「いちの」が共同で作り上げました『親子丼』
そんな『いちの』の名をいただいた『軍鶏料理いちの』へ伺い親子丼を食すが目的でした
 

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というのも人形町のたまひでで親子丼をランチタイムに食べようなどと思っても30分~1時間は並ぶとのこと
夜に伺ってもコース料理の最後の締めに親子丼は出てくるものの、結構なお値段ということで、このたまひでの姉妹店へとやってきたわけです
頼んだのは「雅 親子丼」(1,900円)
親子丼の他に鶏団子入りのスープと口直しのお漬け物がセzツトでついてきます

さほど待つことなく入店しいただきましたが
出てきたのは、たまごがふわっとしているうえトロッとした食感のいままで食べたことない食感の親子丼
次回は1時間並んでも人形町で食してみたいものです
 

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とん八食堂東糀谷店のカツカレー

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さて話は今年のお盆休みに遡ります
長期休日はいつものように国外逃亡いたしますが
これまたいつものようにお盆休み前の勤務が終わったら、速攻新千歳空港へ向かい羽田空港へ
そのままホテルの送迎バスを待ち、定宿の東横イン羽田空港へ向かいます
 

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いつもならコンビニで弁当を買い、ホテルで夜食のはずが
東横イン羽田空港に泊まるたびに気になっていた、店に突入いたします
それが前回ここに来た際にこの店の外のシューケースに並ぶカツカレー
 


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店の名は「どん八食堂 東糀谷店」
もともと『そばどん八』としてやっていたお店が『どん八食堂』に変わったようです
とんかつの店のようですが、どちらかというとカツカレーの店と言ったほうが正解なのかもしれません
カツカレー好きの私にはぴったりのお店です
ただし店の閉店時刻は午後10時
前述のように仕事を終え職場から新千歳空港に向かうことが多い事からなかなか伺う事が出来ませんでしたが、今回いつもより早い便に乗れたことからようやく伺うことが出来ました
 

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店内では自販機で食券を買い
呼ばれたらカウンターでカツカレーを受け取り
食べ終わったらカウンターの返却口に食器を返すセルフサービスのお店
 

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さて今回が初入店
我が家の奥さんが頼んだのは
カツカレー(ご飯少なめ)880円
これでも十分ボリュームが有りました
 

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私が頼んだのはミックスカレー(カツカレーに鶏の唐揚げが加わったもの)千円
出て来るのに時間がかかりましたが、トンカツもそうですが、鶏の唐揚げはオーダーが入ってから揚げる本格派で美味い


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店の外のポスターには
「厳選した鶏肉をカット、味付けしてからあげにしています」
「ご飯は炊き立て栃木産コシヒカリ 契約農家から直送です」
「とんかつはチルドの三元豚使用。揚げたてでご提供します」
「じっくり煮込み、しっかり寝かせた旨味スパイスたっぷりのカレーです」とありました
 

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また同じようにこの東横イン羽田空港に泊まることが有ったら伺おうかと思います
でも次回は人気のダブルカツカレーにしようかな

今年は暖冬のせいか、極端に雪の少ない札幌の冬
空知地方から雪を集めようやく行われたさっぽろ雪まつりでしたが
なんと1月に行った東京の両国国技館にはご覧の雪が降っていました
もっとも雪と言っても「塩」の雪でしたが・・・・
塩を撒いたお相撲さんはもうお分かりですね


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大相撲1月場所10日目を堪能した後は
両国国技館から歩いて5分の
ちゃんこ霧島両国店へ

なんと8階建てのビルが丸々ちゃんこ霧島
最大320名様まで貸し切り対応なんだとか
おかげで相撲を見た後、皆さん同様に店に向かいますが
入店する時間が皆さんおなじとあって、入店時はとてつもなく混雑しておりました
 

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予約してあったおかげで、何とか席を確保
1月場所当日の来店者は皆さん断られていました

料理はこれまた予約時にオーダーしておいた
「関脇コース」
まずはビールをいただきつつ
季節のお刺身
秘伝 霧島手羽先を肴に頂きます

 

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続いてこの日のメイン
大相撲陸奥部屋直伝の本格ちゃんこ
鶏ガラ豚骨スープに醤油と味噌をあわせた霧島味
最初から鍋に常温でスープに具材が入っていて、ちょっとびっくり
けれど煮てみてこれが正解なんだと気づかされました
〆はうどんで本格ちゃんこに満足満足

お酒は飲み放題としていたので、ここで日本酒にチェンジ
存分に楽しんでまいりました
 

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このあと霧島元親方が挨拶に回られていました
流石と言うか、これ以上ない気の利いたサービスですね

飯田橋_味処鳥政

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東京出張のおり
ふと訪れた飯田橋駅そばにある千代田街ビルという雑居ビルにあり
吉田類さんも訪れたこともある、昭和12年創業の老舗居酒屋「味処 鳥政」
今では代が変わり、三代目禎治とお母さんが営む(基本)焼鳥を中心とした居酒屋です
(店主の了解のもと写真を撮らせていただきました)
 

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お店はカウンター席が主体で、それに付随するかのようにテーブル席があり
常連さん同士が店主や女将さんとワイワイやってましたが、
決して一見さんお断りと言った雰囲気ではなく
初めての客も何の隔てもなく受け入れ、初めて訪れた私にも席を詰め優しく向かい入れてくれました
 

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飲み物のメニューはこちら
札幌といった田舎町に住む私にはちょっと高めの設定
まずはビールをグラスで頂きます
 

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次は日本酒に移行
壁に貼られているいかにもおすすめメニューから
埼玉の清水酒造
「亀甲花菱 しぼりたて生酒」を冷で
ちなみのこのお酒、当日同席した常連さんから勧められておいてあるのだとか
 

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そんな日本酒の肴は
「名物!牛モツ煮込」
 

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もちろん焼き鳥も頼みますが
焼き台の熱源は炭ではなく何と「電気」
もっとも技術はすさまじく、炭に頼っていた「陶芸用釜」なども
現代では電気式が主流(遠赤は別として)
スイッチをONしてわずか90秒で850℃の火力が備わっているのは
今や電気しかないのかもしれません
ちなみにこれも常連さんのお勧めなんだとか
 

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もちろん焼き鳥も頼みます
頼んだおはハゴタエ・レバー・ねぎま
ハゴタエは何だかわからない部位、次回どこの部位か聞いてみたいと思います
 

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〆は
「TJSPカレー」
店主の「ていじ」さんから「T・J」の名を頂いたスペシャルカレー
神保町のインド料理「マンダラ」で修業したていじさんのスパイス調合からするというこだわりのカレー
しかも何とそんなスパイシーなカレーに大根が入るといった家庭的なあじ
合わせるのは通称:赤いのといわれる
「ルイボスわり」
南アフリカで生産されるルイボスの金宮(焼酎)割で
ほのかな甘味のこれ以上ない飲み口のお酒でした
 

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続いてこの日、ていじさんが築地辺りで仕入れた
鮭のカマ焼き
実の事を言うと私が頼んだものでゃなく
常連さんが頼んだものを一部味見
鮭と言えば毎年にように知床で鮭釣りをする私にとって
これって一匹 8kgは有るのではともわせる鮭のカマといった中々な逸品でした
 

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常連さん同士が仲よく、皆が暖かい雰囲気を作り出していて
写真もUPして良いですとお墨付きの写真がコレ(一応酔ってますが了承済み) 
 

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また来年の東京出張の際にでもお邪魔させていただきます

上等カレー飯田橋店

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私は無類のカレー好き
といっても私の住む札幌で流行っている「スープカレー」に興味はなく
かといっていかにもインドっぽいナンで食べるスパイシーなカレーが特段好きってわけでは有りません
好きなのは、あくまでも日本人になじみ深い形のとろみのあるルーのカレーライス
飯田橋での夜、〆の一杯ということでやって来たのは
大阪発カレーうどんの老舗「得正」がやっている
『カレーライス専門店 福島上等カレー』飯田橋店
「甘い!辛い!旨い!」のやみつき系カレーを提供する、大阪環状線の福島駅に本店を構えるカレーチェーン店
おそらくは大阪に住む方で知らない人はいないだろうといったお店です

 

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まずは食券をこの自販機で購入
頼むのは「とんかつカレー(税込880円)」
カツカレーではなくてとんかつカレーというのにこだわりを感じますね
 

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カツは揚げたてサクサク
これに大阪府内で広く親しまれる甘辛テイストのカレー
無料の生タマゴの黄卵をトッピングしてもらったうえに
「かけすぎ注意!!」と書いてある、辛口スパイスをたっぷりふって美味しくいただきました

 

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