2025年7月アーカイブ

角館でちょうど昼飯時を迎え
やって来たのが角館武家屋敷通り巡りに店を構える「お食事処 桜の里」
 

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お目当ては角館で一番に始めた「究極の比内地鶏親子丼」
そう秋田県の地鶏と言えば、比内地鶏が有名ですからね
ちなみにその比内地鶏の元となった比内鶏は鹿児島の薩摩鶏や愛知の名古屋コーチンと並ぶ日本三大美味鶏のひとつとして知られています
そんな比内鶏は国の天然記念物に指定されたおかげで、自由に食べることができなくなり
かわりに開発されたのが「比内地鶏」
昔ながらの『放し飼い』で育て生産されているそうです
 

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料理が提供されるまでの間、店内を見渡すと壁いっぱいに貼られた著名人たちの色紙が見て取れますが
どうやらこのお店や親子丼が、朝だ!生です旅サラダの『コレうまの旅』や充電させてもらえませんか?等色々なメディアに紹介されているようです
 

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メニューはこのタッチパネルでオーダーするようで
「究極の比内地鶏 親子丼」が1,890円
「(冷)比内地鶏 親子丼と稲庭うどんセット」が1,980円でした
 

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私が頼んだのはもちろん「比内地鶏 究極の親子丼」
肉・卵、全て比内地鶏を使用したトロトロの親子丼で、使われているお米は地元仙北市産のあきたこまち
比内地鶏の卵3個を使用したという半熟トロトロの親子丼でした
いぶりがっこ、切り干し大根の煮物、稲庭うどんのお吸い物、デザートはグレープフルーツ
 

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我が家の奥さんが頼んだのが
比内地鶏親子丼と稲庭うどんセット
この稲庭うどんには「佐藤養悦本舗の稲庭うどん」が使われている豪華セット
 

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ちなみにセットメニューという事で
親子丼、稲庭うどんともミニサイズ
究極の比内地鶏親子丼と比べると差は歴然でした
 

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ちなみに炭火が香る比内地鶏はなるほど絶品
日本酒が飲みたくなりますが
冷蔵庫を覗くと、なんとここにも新政酒造のNO.6が・・・
車で来なきゃ良かった


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創業は幕末の嘉永6年(1853年)という老舗の味噌・醤油の醸造元「安藤醸造」
無添加・天然醸造にこだわり抜いた蔵で
 

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角館武家屋敷通り伝承館前にはそんな安藤醸造の販売店「花上庵」があり、ちょっと立ち寄ることに
ここで「みそマカロン」をいただきました
   

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下新町には安藤醸造本店があるとのことでそちらにも足を運びました
蔵は明治時代中期に建てられたイギリス積みの見事な煉瓦造り
安藤味噌・醤油醸造元の看板が風情を醸し出していました
 

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鏝絵が見事な蔵の前に商品が陳列されています
ここでは建物内を見学しながら買い物ができるようです
 

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往時の姿を今に残す広間
実際につい最近までここで生活していたそうです


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壁に秋田出身の佐々木希の色紙が掲げられていますが
同様に秋田出身の男鹿和雄氏の色紙もありました
ちなみにその男鹿和雄氏、「ガンバの冒険」「元祖天才バカボン」など東京ムービーにおいて多くのアニメーション作品の背景を手がけ、その後スタジオジブリでは「となりのトトロ」の美術監督をされています
まぁトトロの森を描いていた方と言ったほうが判りやすいかもしれませんね
  

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続いてやって来た新潮社の記念文学館
本好きにはたまらない記念館で
新潮社を創設した佐藤義亮の顕彰を目的に設けられ平成12年4月にオープンしたのだそう
正面玄関前にはそんな佐藤義亮の胸像がありました
  

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新潮社の記念文学館外壁には本を開いた形のオブジェがありました
そこには川端康成の代表作「雪國」の「國境の長いトンネルを抜けると雪國であった」の一文が刻まれていました
とこんな感じで角館観光は終了
次は大仙市に舞い戻り鈴木酒造店を訪ねます
 

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