「とりあえずビール」
日本において宴会で飲み物を頼むときの呪文のようなもので
団体だと同じものを頼むほうが安心だから、とりあえずビール・・・・となるようですが
そんなとりあえずビールのほとんどが、ビールの種類でいえばピルスナーに分類される下面発酵製法のラガービールです
そんな日本において定番ビールとなるピルスナー自体は、実はチェコ発祥のもので
特にチェコで醸造されたものは「ボヘミアン・ピルスナー」と呼ばれています
さて何度かお邪魔している小樽ビール銭函醸造所季節のビール見学会ですが
今回の季節のビールはボヘミアン・ピルスナーと聞いて、6月の最終土曜日参加することといたしました
そんなボヘミアン・ピルスナーを味わう前にまずは醸造所見学
いつものように佐藤氏の軽快なトークで見学は始まりました
そんな醸造所見学で気になったのが
このビールぼ「ろ過器」
説明書きには
パネルとパネルの間に綿を挟み、ギュッと圧縮してビールの酵母を濾過します。とあります
なんだかこれを見ると日本酒の上槽で主流となる醪を搾る機器「YABUTA」と同じような構造に思えてしまいました
その後、見学会は貯蔵タンク室へ
夏でも涼しい低温貯蔵庫で涼みつつ見学
貯蔵タンク室では「ビール純粋令」に基づいて伝統の製法で発酵した「若ビール」を試飲
自社で培養が行われる酵母室も見学
醸造所見学のあとは醸造所内2階にあるレストランでお楽しみの
季節のビール、ボヘミアン・ピルスナーを楽しむ会
乾杯酒はもちろんボヘミアン・ピルスナー
通常のピルスナーとも飲み比べましたが
ボヘミアンのほうが苦く味が重厚に感じました
合わせるつまみは
ソーセージ・ザワークラフト添え、サラダ、プレッツェル
そしてメインはローストチキンのジャーマンポテト添え
ヴァイツェンをグラスではなく
マスジョッキでもいただきましたが
こんなことはこんな会でもなければできない贅沢なビールの味わい方をしたりもしました
思い起こせば小樽勤務時代に営業で仕事を受注するたびに、帰り小樽のKIOSKで購入し列車で祝杯をあげた小樽ビールを思い出しつつ、たんまり味わってきました
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