西条酒蔵巡り五軒目の酒蔵は
創業明治37(1904)年
昭和44年には日本酒で最初の防腐剤無添加酒を発売したことで有名な「西條鶴酒造」へ
天保時代発祥の酒蔵で、明治中期に建てられた酒蔵がそのまま現在も現役で使われていて風情があります
蔵の佇まいに歴史を感じさせます
屏風の前に陶器製の樽を展示している小上がりのような部屋の前に置いてある竹
京都の老舗料亭などで見られた「一言さんお断り」の結界
ここでは立ち入り禁止の境界線としての役目をしているようです
(三和土に置かれた革靴が気になりますが)
さてそんな風情のある蔵を利用した販売所兼試飲所に潜入
蔵の壁には世界的なコンクールのモンドセレクション17年連続で金賞を受賞した証が掲げられていました
ここでは高品質少量生産にこだわる昔ながらの手作りの酒を信条とする宮地充宣杜氏の醸す蔵元限定の酒が売られていました
「純米 プレミアム 13」
「蔵限定 広島伝承地酒 純米吟醸」
「新酒 しぼりたて」
「酒蔵限定 無濾過純米 生」
「酒蔵限定 無濾過純米吟醸」
「酒蔵限定 杜氏入魂の酒 純米生酒」
「純米生原酒」などなど
試飲もやっていたので
冬季限定酒「新酒 しぼりたて」純米原酒
酒蔵限定販売の杜氏入魂の酒 純米生酒を試飲
特に杜氏入魂の酒 純米生酒は広島県産米を使った酒で、アルコール分は17度とやや高いのが特徴
お米の旨味を感じる日本酒
日本酒はこうした小さな蔵で醸されるのが本来の姿かなと思わせる蔵でした
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