「はじめての仁木町~ワイン旅in仁木」はいよいよメイインイベントの
仁木ヒルズのワイナリーツアー(3種のテイスティング付き)
樽がずらりならぶいかにもワイナリーらしい地下貯蔵庫で記念撮影
2019年7月にグランドオープンした北海道仁木町の「仁木ヒルズ・ワイナリー」
醸造所や地下貯蔵庫を備えた建物は丘の上にあり
マイクロバスとはいえスタックしては大変と、途中でスタッフの車に乗り換えワイナリまで送っていただきました
オシャレなたたずまいのワイナリーで
33haの敷地内にはブドウ畑にナチュラルガーデン、醸造所はもとより
レストランや宿泊棟があります
奥には暖炉
間引きしたカラマツがくべられていました
さまざまなワインコンテストで獲得した賞状に加え
ここに来られた方がサインしたボトルなども展示
なかにはWBC日本代表監督 栗山英樹氏の物もありました
ラベルには「夢は正夢」と書かれています
試飲コーナーのバーカウンターには
リーデルのワイングラスがずらり
これって全部で幾らになるのと、へんな勘定をしてしまう私がいます
「世界に通用する」ワイン造りを目指す仁木ワイナリーでの見学
醸造工程などをスタッフの解説を交え案内してくれます
まずは搾汁施設から
WOTTLEのブドウ用破砕機が見て取れますが、クレーンで上げたブドウを上から機械に入れる様な造りになっていました
他にも新しいワイナリーとあって設備も最新の物が多く
たとえばこの搾汁器「Europress P34」も先進の設備
宮崎の都農ワイナリーで同様の物を見ました
古くは人の手や足を使って行われていたワイン造りに欠かせない「プレス(圧搾)」を行う空気圧式の機械
ここでは主に白ワインに使われるそうです
瓶詰作業に使われるのは
イタリアCIME CAREDDU社の充填機
これは瓶内二次発酵のスパークリングワインのボトル中の澱を瓶口に集めていくための工程
古くは人の手で逆さにしたボトルを回していた作業「ルミュアージュ」がいまやこの
自動ルミアージュ機「ジャイロパレット(イタリア製)」で通常6週間かかっていた、澱を瓶口に集める作業が1週間に短縮できるのだとか
瓶口に集めたボトル中の澱を取り除く作業「デゴルジュマン」
まずはこのネックフリーザーという―27℃前後の冷媒が入っている専用機械にボトルの首の部分のみ漬けてる瓶口部分を凍らせます
次に奥の機械で瓶口が凍ったボトルの王冠を開け、ボトル内で生じたガスの勢いを使い瓶口部分に集まった澱を飛び出たせさせるもの
そして飛び出したワイン分を元の容量に戻すべくワインを補填し抜栓するという作業が行われるそうです
醸造用のステンレスタンクがずらりと並んでいますが
ここは年間約2万本のワインが製造されるのだとか
そうしたワインはこの地下トンネルで寝かされ出荷されます
これは日本ソムリエ協会名誉顧問・熱田貴氏をイメージした部屋?
そんな熱田氏は、仁木ヒルズ・ワイナリーの監査役として、ワイン造りを監修しているそうです
見学の後は
テラス席でぶどう畑を眺めながらのテイスティング
窓の外にはワイン用のぶどう畑が広がっているそうですが
先般の後志地方を襲った大雪で窓の外には大きな雪の壁が築かれていました
本来ならこうした28ヘクタールの広い敷地を見渡せるそうです
そんなわけで仁木ヒルズ・ワイナリーのテイスティングルームで記念撮影
ここでは
仁木ヒルズワイナリーのフラッグシップワイン「はつゆき 2022」や
貴腐の香味を感じる「はつゆき LATE HARVEST 2019」
バッカス種を使った「NEIRO 2022」の3種をテイスティング
この暖炉前は人気席
スタッフも気前よく薪をくべてくれ
ツアー参加者は順番に暖炉の前で撮影することに
ちなみに本来ならこの3種のテイスティング付きワイナリーツアー(75分)の料金は一人3,300円
いや~この「はじめての仁木町~ワイン旅in仁木」一人3,000円はお得感満載でした
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