秋田2日目の夜は秋田の繁華街「川反」まで足を延ばし
「産地直送 郷土料理 秋田杉」で、オーナー店主の今野政樹氏による秋田郷土料理三昧を秋田の地酒に合わせようとやってきました
伺ったときはまだ開店前の時間でしたが
『居酒屋 秋田杉 新政』と書かれた縄暖簾がかかっていたので迷わず店内へ
店に入ってすぐカウンターの上を覗くと
今が旬の山菜も並んでいます
さすがは産地直送 郷土料理を名乗るだけのことはあります
店内はカウンター席が数席に2人もしくは4人掛けのテーブルが6テーブルほど
テーブルには予約席らしく、すでに料理が並べられていました
そんな予約席共通の料理は「元祖 秋田まるごとセット」(税抜3,500円)だったようで
・エゴとイカの酢味噌
ちなみに「エゴ」は春先に海岸で採れるエゴ草を使った男鹿の伝統料理
・ツブ
・いぶりがっこ(店主厳選)
このイブリガッコのニンジンが日本酒のつまみにピッタリで帰りに土産にするほどでした
左上から
・ギバサ(磯の香りと独特のネバネバ食感が特徴の海藻)
・じゅんさい
・トンブリの山かけ
こんな感じで秋田の郷土料理が並びます
メインは
・比内地鶏のきりたんぽ鍋
続いて
・比内地鶏の炭火焼き
昼に角館の桜の里にて親子丼としていただいたばかりでしたが
これもまた美味しい
・牧場直送生馬刺し
薬味として大葉に載せられ提供されましたが
馬刺しはそんな大葉に巻いていただきました
合わせるのは無論、秋田の地酒
まずは「杜氏小番 特別本醸造」
杜氏自身の名を冠する佐藤酒造店の日本酒で
本醸造を謡っていますが、秋田県産の美山錦を精米歩合55%に磨いて醸した逸品
日本酒はお勧めでいただきましたが、さすがは唎酒師(店主)が拘る豊富な銘柄の日本酒のラインナップです
続いていただいたのが珍しい銘柄
「バイク正宗 生原酒 BIKE MASAMUNE 2024」(山本酒造店)
ボトルには「飲んだら乗るな!」といったラベルがこれ見よがしに貼られています
裏のラベルを見ると
この商品はバイク乗りの山本が自ら栽培した酒米で仕込んだ限定酒です。
米の等級検査を受けていないので純米酒を名乗れませんが純米酒と同じ製法です
No Bike No Lifeバイクに乗って自由になるんだ!
と謳われた、まさにバオク乗りがバイクの乗らない日に楽しむ日本酒
土産にしたかったけれど残念ながらどこにいっても見当たりませんでした
最後にいただいたのが「高清水」の熱燗
昨日高清水の蔵元にお邪魔したこともありついつい頼んでしまいました
やはり高清水の熱燗は美味しい
ただこの後伺った「江戸中」の熱燗があまりにも魅力的でこことどうしても比べてしまいがちでした
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