一面に広がる陶器の壺、壺、壺・・・・
そのスケールの大きさを収めたいばかりに、スマホのパノラマ機能を使って撮ったのが下の写真です
さてここに来た理由はというと、昔読んだ漫画「美味しんぼ」13巻の「柔らかい酢」という話の中で
(この話の内容については賛否両論あるようですが、その話はおいておいて)
鹿児島の黒酢の作り方が紹介されており、雄大な桜島を背景に黒酢を仕込んだカメ壺がズラっと並んでいる風景が描かれていたのを思い出し
鹿児島に来たからには、その黒酢の「壺畑」を一目見ようとやってきたわけです
焼酎の里_霧島ファクトリーガーデン』でスタッフに導かれながら工場見学したあとは
山道を走り、壺畑を一目見ようと、黒酢発祥の地・鹿児島県の霧島市福山町へ
そんな福山町には現在8軒の黒酢メーカーがありますが、今回訪れたのはそのうちの一軒
「坂元のくろず」
創業は江戸時代後期という、福山町でも最も長い歴史を持つ黒酢メーカーです
そんな老舗の黒酢メーカーということで、昔ながらの蔵のイメージで伺いましたが
その施設は予想に反して近代的で斬新な建物で、びっくりしてしまいました
肝心の壺畑の壺は福山町内にある大小10カ所の敷地に置かれており、その数はおよそ5万2千本
それぞれの壺を経験を積んだ職人が、目で確認したり、匂いを感じたり、耳をそばだてたり、五感と経験を生かしながら、ひと壺、ひと壺、手間をかけ、気の遠くなるような作業を1年から3年続けて作られるのだとか
そんな壺畑は山あいから錦江湾にかけての広大な土地に整然と並べられており
周りの風景と相まって、インスタ映えする景色がここにありました
ということで今回、そんな風景を動画で撮ってみました
まだコロナ禍ということもあり、訪れる人も少なく小鳥のさえずりも聞こえてきます
もちろん最後に「黒酢」を土産にいたします
情報館の売店に立ち寄り購入
結構お高いのですが、当然その価値はありそうです
という事で、山から春の味覚を採取
独活の酢味噌などこの黒酢を使った料理を楽しむことにします
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