2024年9月アーカイブ

雨竜沼湿原をトレッキングしたあとは
管理棟で協力金500円を支払った時にいただいた温泉割引券を使い
雨竜町のいきいき館で一つ風呂
汗をさっぱりと流したら
 

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雨竜まで来ているので、ランチは雨竜の田園に佇む古民家カフェようこそようこそへ
ここは築80年の古民家をリノベートしたカフェだそうで
オープンは先月の2024年7月と出来立てのほやほや
営業日は、土・日のみといった営業形態のお店です


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予約の上伺い畳の席に通されましたが私どもの他は満席、予約しておいてよかった
窓の外から見える、まわりの田圃も稲穂が実り始めたばかりのようで
もうじき実りの秋を迎えるのだな~コメ不足もこれで解消かと考え深くなります
 

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ランチのメニューは毎週メニューが変わる週替りプレートとキッシュプレート
 

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私はというともりもりサラダの週替わりプレートをチョイス
今週はハンバーグ玉ねぎソースでした
ハンバーグもそうですが、新鮮な野菜たっぷりで美味しかった
ご飯はもち麦ごはん、美味しかったのと山登りでお腹が空いていたのでご飯はおかわりさせていただきました
 

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我が家の奥さんはスモークサーモンのキッシュプレート
これも美味しそうですね
 

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会計を済ませにレジに向かうと
テーブルにキッシュやマフィンが並んでいます、買って帰りたいのも山々ですが
ただこのあと滝川市のイベントに参加しなければならないためここは我慢我慢
ということで美味しかった、ご馳走様でした
 

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先々週の週末、滝川市平和公園で行われた、そらちワイン×ワインfestaに参加してきました
このワイン&ワインフェスタ昨年に続いて2回目の参加となります
パンフレットに雨天決行の文字が見て取れますが、これが一番の問題
毎年過去の天気予報を調べたりしながら、晴れそうな日を選んでいるそうですが
これが例年雨に当たると言った状況、関係者の中に雨男でもいるのではと思わせます
もっともそんな雨が降っても大丈夫なのように会場には大型テントがずらりと並んでいました
 

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今年はそんな雨男がいなかったのか、はたまた主催する滝川市・たきかわ観光協会の方々の裏技か
さわやかな晴天の下での開催となりました
雨の中じゃ楽器演奏のライブなんて目も当てられませんので良かったですね
 

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空知産の美味しいワインを飲もうといったこのイベント
・えべおつWein(滝川市)
・YAMAZAKI WINERY(三笠市)
・宝水ワイナリー(岩見沢市)
・TAKIZAWA WINERY(三笠市)
・鶴沼ワイナリー(浦臼町)
・Tsuruyama vineyard(沼田町)
といった空知地方の6ワイナリー&ヴィンヤードが勢ぞろいしました
 

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今年はそらちワイン×ワインFesta初となるチケット制
チケットは「ワイン3種」「アンティパスト」「グラス」「抽選券」が付いています
肝心のアンティパストは滝川産あいがもスモーク、チーズ4種などの盛合せ
添えられたドライフルーツがワインによく合い美味しかった
ワインはこういったら何ですが、江部乙ワインが思いのほか美味しかった
 

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フードは旭川から来ていたビアンカネーヴェの薪窯のキッチンカーで焼くピザが絶品でした
 

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なんといってもこのキッチンカー
車の中に薪釜を備えているんです
まぁよく許可が下りたな~と感心しきりですが
そういや昔、使っていたキャンピングカーには大型のガスオーブンがありそれでキャンプの際にはよくピザを焼いていました
夏場に車内でピザを焼くと熱気むんむんで夜寝られなくなったりもしましたが
このキッチンカーも夏場は地獄のように暑いんだそうです
(写真は許可をいただき撮影させていただきました)
  

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オーダーしたのはクワトロフォルマッジ
もちろんはちみつたっぷりかけさせて頂きますが
こうした配慮もピザ好きにはたまりません
 

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そんなクワトロフォルマッジの焼き色がついて絶品
ワインにもよく合いました
 

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イル・チエロのアヒージョも美味しかった
 

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最後に抽選では滝川新生園のあいがもスモークが当たったりと
満足なワインフェスとなりました
 

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雨竜沼湿原トレッキングで筋肉痛気味ですが、北海道の山々はそろそろキノコの季節
ということでちょっくら山に偵察に伺いました
こうしたフィールドが赴任先の滝川からだと、わずか30~40分くらいのところにあるのが嬉しいですね
昨年はこの時期そんな滝川付近の山でタマゴタケをずいぶん採らせていただきました
 

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さて今回のお目当てはヤマドリタケ
昨年も同様の雑木林で見かけましたが
イタリアでは「ポルチーニ」と呼ばれていて世界三大キノコに数えられるキノコの王様です
 

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さらっと見て回っただけですが、コガネヤマドリはぽつぽつ見かけるものの、ヤマドリタケはありません


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それに山は乾燥していていかにも生えたばかりのキノコもなく
虫の餌食となっていた大きなものが散見されました
やはりキノコの時期は難しい
今回は時期錚々と山を下りることに
 

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國希酒造などが並ぶ通りから少し小路に入ったちょっと目立たないお店
増毛の「鮨処福よし」さん
どちらかと言うと隠れ家的存在ですが、新鮮な増毛のネタを存分に生かすメニューがリーズナブルに食べられるとあって行列必至のお店だったりします
当然休日の昼時は並ぶと聞いて開店1時間前にやってきました
おかげで一番乗り、ちょっと早すぎたかと思っていた矢先、バイクの団体が20台ほどやってきて
やはり早めに来て正解でしたとほっと胸をなでおろします


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店先にメニューが並びますが
中に「誠に勝手ながら、スタッフ不足のためしばらくの間、各定食・そばのメニューお休みします」という貼り紙がありました
なるほどどこも人材不足なんですね
なお、休日は生物のみ(海鮮丼類・巻物)のみ
握りずしなどは時間がかかるのでしょう、お休みとなっていました
 

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開店時間の11時ちょっと前に入店
2人掛けのテーブル席に案内されます
 

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さて増毛の「鮨処福よし」さんといえば、
20食限定のランチ海鮮丼まんぷく盛り(税込み 2,200円)
これが目当てで早くにやってきたわけです
 

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甘エビ、数の子といったネタが増毛・留萌を感じさせますし
丼からはみ出さんばかりにマグロ、かに、白身魚、サーモン、いか、たこ、しめ鯖、帆立、かじかの子が載せられているのと、ご飯も1.5倍盛りとボリュームたっぷりの海鮮丼
甘エビが香るお味噌汁も美味しかった
  

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ちなみに通常なら夫婦で別々のメニューを選んで映えを狙うのですが
ここはやはりランチ海鮮丼まんぷく盛り一択
後から入店してきたバイク乗り達もほとんどこのメニューを頼んでいたくらいです
いや~美味しかったしお腹いっぱい
ごちそうさまでした
 

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先週の日曜日、旧江部乙中学校で行われた、宇宙スタートアップ企業LETARA(レタラ)のオープニングセレモニーに顔を出しました
 

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まぁ仕事の関係もあったのですが、元々私が宇宙に関連するものが大好きで
10年前にはスミソニアン国立航空宇宙博物館を訪ねたり
 

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NASAのケネディ宇宙センター
JAXAの内之浦宇宙空間観測所
JAXAの角田宇宙センターを訪ねたりしていたくらいで
宇宙開発に関する研究開発を進める企業が身近にあると言う事で、仕事のみならず、これは行かねばならないと思っていた施設そしてイベントでした
 

youtubeにそんなletaraを紹介する
完全に安全なロケット推進技術 [ Letara株式会社 ] 北海道大学認定スタートアップ [ Long ver. ]と題した動画があったのでここに貼っておきます
 

 

さてその「Letara(レタラ)」は人工衛星などのエンジンを開発する企業で
プラスチックでできている固体燃料と液体の亜酸化窒素の燃焼を利用した小型ハイブリッドエンジンの製造・販売に向けて研究開発を行っているそうです
ちなみにそのレタラの名はアイヌ語の「真っ白」から来ているそうで、真っ白な雪原に新たに踏み入れるといったフロンティア精神を示しているそうです

もともと研究は北海道大学でやっていたようですが
今回大学を離れ、滝川市の旧江部乙中学校の校舎等を新たな研究開発の拠点として利用することとなったようです
  

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滝川市もそうしたバックアップを行っているようで、オープニングセレモニーのテープカットでは前田滝川市長も駆けつけました
テープカットでは古くからこの事業にかかわってきた植松電機の植松社長も来賓として参加
子供向けにロケット教室なども行っていましたが、終始笑顔で対応していました


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この日は旧校舎に設置された機器類を自由に見学できるとのことでした
(実は以前、仕事として視察の際に見学させていただいてましたが)
まず目に弾いたのが宇宙環境を模擬的に再現し耐性試験を行う熱真空試験機
 

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そして製品に機械的振動を与えて信頼性・耐久性を試す、振動試験システム
 

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プラスチック燃料を作る3Dプリンタ「CREALITYの3Dプリンタ」
 

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部品の制作・修正を行う製造・加工室には
高度な施削・高精度加工ができるCNC/普通旋盤が置かれていました
これは滝澤鉄工所のTAC-360でしょうか
こうして最新の機器類が並んでいました
 

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オープニングセレモニーではこのレタラの施設名を「ポラリス」に決定したとのことでした
ポラリスは北極星の事で、北極星は別名「北辰」ともいうそうで、ここ旧江部乙中学校のルーツが北辰中学校であったこともその理由の一つだったそうです
北極星は天測航行を行う際に正確な測定をするための固定点
是非とも今後、北海道での宇宙開発の指針となってほしいものです

午前中に仕事を片付け、昼からはバイクを駆って幌加内までやってきました
目的の一つは「そばの花ビューポイント」
「幌加内は2度雪が降る」とも形容される、見渡す限りの白いそば畑の風景も素晴らしいんですが
私はこうした茎が真っ赤に染まったそば畑の風景も好きな景色だったりします
 

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そば畑の蕎麦は茎が真っ赤に染まるのは、ルチンといった成分の為ですが
ルチンはポリフェノールの一種で動脈硬化の予防、脳卒中の予防に効果があるといわれていて
そばが健康食と言われる由縁の成分だったりします
昔話では血の色などと比喩されること多く、その一つとして『瓜子姫』伝説で
天邪鬼は物語の最後において往々にして殺されますが、その際にソバ畑を馬で引き回したり、あるいは死体を捨てたために、それらの植物の茎が天邪鬼の血で赤く染まったとする由来譚になっていることが多いそうです
 

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ちなみにバイクに火を入れたのは、2か月ぶり
バッテリーも弱くなっていたので、外して充電して出かけましたが
めったに乗らないので、幌加内までの行きはエンジンの調子も今一つ駄々をこねられましたが
帰りは思いのほか調子よく、快適なライディングとなりました
 

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幌加内までやってきた理由の二つ目は「幌加内新そばまつり」
ただ着いたのが2日目の夕方だったこともあり、賑わいは過ぎ去った後のようでした
  

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屋台の中でびっくりしたのが
いろり茶屋 火処の「鮎塩焼き(炭火焼き)」
いや~これは美味しそう
でも目的のものはまた別にあるので、ここは我慢です
 

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目的はもちろん、香り高い新そば
13店のそば店で自慢の新そばが楽しめるというもの
 

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まずは「紋別市 北海道そば」のもりそば(600円)
紋別市とありますが、幌加内産の新そば使用と書かれた表示があったので一軒目はここをチョイス
  

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ちょうど私の番で、もう最後だから大盛にするよ~と声がかかり
たっぷり盛っていただきました
いや~ラッキーですね
 

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2皿目は「北海道そば研究会」のもの
この研究会は奈井江町のお蕎麦屋さん「からまつ園」の先代の御主人の佐藤道夫さんを中心に作られた会で
来た時はここの行列が一番多かったのでここにいたしました
奈井江のからまつ園も何度か伺って美味しく頂いたことのある蕎麦屋さんです
 

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「新そばを、当研究会オリジナルのつゆでご賞味ください」
てなわけで、こちらは新そばをつゆにたっぷりつけていただくことに
2軒共に新そばの香りたっぷりで美味しかった
こちらも盛りが良く、ごちそうさまでした
   

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そうそう会場には何故か新潟の小嶋屋総本店のへぎ蕎麦までありました
へぎ蕎麦はつなぎに布海苔という海藻を使った蕎麦を、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦
ここ北海道ではあまりなじみは有りませんが、きっとそば関連のつながりでわざわざ新潟から来られていたんでしょうね
  

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そろそろ解禁!ってことで先週末アクセスサッポロで行っていた海道キャンピングカー&アウトドアショー2024に伺い、キャンピングカーを物色
特段これが欲しいといったものは有りませんでしたが、やはりアメ車乗りとしてはアメリカントレーラーが気になったというのが本音でしょうか
 

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その後、セイコーマート北海道大学店のテラスでのジンギスカンを食するため街に繰り出しますが
予約時間まで少し時間があることから、札幌駅北口すぐ近くのクラフトビール専門店ヒニニッカに立ち寄ることに
  

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外観もそうですが、店内の内装もシックで
どことなく8年前に伺ったロンドンのパブを彷彿させます
支払いもそんなロンドンのパブを意識しているのか「キャッシュンデリバリー(先払い)」でした
 

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テーブル席とカウンターでの立ち飲みが楽しめるようで
カウンター席の向かいにあるタップは全部で10個
メニューにも北海道のクラフトビール10銘柄が並んでいました
 

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そうここは北海道のブルワリーのクラフトビールを揃えた専門店
というか提供するクラフトビールは北海道のブルワリーのもののみを扱うお店です
メニューを見ると3種飲み比べSET(140ml×3)1,400円なるものがありました
いわゆるこれはビアフライトと呼ばれるもの
このビアフライト、クラフトビールを提供しているパブやバーなどで提供されているビールメニューの1種で、簡単に言ってしまうと「少量の飲み比べセット」
ビールの味や香りを比較し、自分の好みを探求することができる楽しいメニューです
  

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今回頼んだ、まず一つ目が
ヒニニッカオリジナル、『士別サムライブルワリー(士別市)Hininika Bitter』
『ブラッスリーノット(鶴居村)MOON(Double IPA)』
『余市ビール(余市)サタマチエール』

二つ目が
『のぼりべつ地ビール鬼伝説(登別)鬼電話説?(Passion fruts White Ale)』
『忽布古丹醸造(上富良野)Gissele(DDH Pale Ale)』
『Streetlight Brewing(札幌市)ゴールデンエール』
といったもの、私自身今年の2月に鶴居のブラッセリー・ノットを訪れたこともあり、やはりブラッスリーノットのMOONが一番味わい深かった
ごちそうさまでした
 

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北海道大学構内を歩いていると、漂うジンギスカンの香り
そう北海道大学には古くから大学構内でジンギスカンを食べる「ジンパ」といったものがありました
そんな「ジンパ」という言葉を聞いたのは今から約36年ほど前
我が家の奥さんが写真に写る北海道大学総合博物館、旧北大理学部の大学院に通っていた頃、奥さんの学友から聞いたのがそのジンパという言葉でした
 

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もっともジンパだけならまだジンギンスカンパーティの略だなと推測できるのですが、さらにそれに加え形成肉であるラムロールでやるジンパを「ディスクでジンパ」などと摩訶不思議な言葉で表現されていたりもしました
そう今やジンギスカンと言えば通常の肉のように切られたラム肉が主流ですが、ひと昔前は丸い"ラムロール"が一般的でした
ラムロールはラム肉をロール状に巻いて丸い棒状に成型してからスライスしたお肉のこと
一度冷凍したものをCDのようなディスク状に切り分けることからディスクと名が付いたのでしょう
色々な部位を加工し成形しているので、通常のラム肉より安価に販売できるコスパの良いジンギスカンパーティを「ディスクでジンパ」と呼び北大生の伝統的なレクリエーションとして認知されていました
 

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(MマートHPより拝借)
 
 

てなわけで久しぶりにかみさんの母校の校内であるエルムの森にあるセイコーマート北海道大学店で伝統ある北大ジンパをやろうと伺いました
 

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伺ったのはそんなセイコーマート北海道大学店の2階テラス席
周りに北海道大学のポプラなど豊かな緑の中と、ちょっとした森林浴が楽しめアウトドア感覚溢れるスペースです
  

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セイコーマートのテラスには4人掛けのテーブルが8卓有り
大人数でのジンギスカンパーティにも対応してるようで、この日も私どもの他は丸々一つのグループ
シャンパンを開けながら北大人ジンパを楽しんでいたようでした
 

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完全予約制で予約したのは二人で5,000円(税込)の2Fテラスジンギスカンコース
2人前セット セット内容はというと
●味付けラムジンギスカン 200g×4袋
●にら野菜ミックス×2袋
●おにぎり(鮭・ツナマヨ)各2個

それに
●ジンギスカン鍋(アルミ製、使い捨て)、皿・コップ(使い捨て)、割箸、キッチンタオル、紙おしぼり、ごみ袋
●カセットコンロ(貸出)、ガスボンベ(貸出)がセットになっています
 

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予約席には上記の品物がすべて用意され、出番を待っていました
 

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さてジンパに欠かせない、飲み物(アルコール)ですが
これがなんと
「お飲物、追加の肉・野菜等は1F店舗でお買い求めください。」となっており
セイコーマートの前身は北酒販系列の酒販店ということで棚に並ぶお酒も酒呑み目線の商品が目立ちます
 

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飲み物はセイコーマート価格
ジンギスカンと冷えたビール・ワインを入れても全部で6,000円(税込)とコスパの良い晩餐となりました
 

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用意が整ったところで、北大ジンパ開始
焼くのはセイコーマートオリジナルの「Seicofresh 味付ラム ジンギスカン」
オーストラリア産のやわらかいラム肉をこだわりの特製タレでしっかり漬け込んだマイルドなジンギスカンでした
 

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味付けラムジンギスカンは800gあったのですが、もう少し食べたくなりセイコーマートの味付豚カルビ-生姜焼き
そしてもやしとうどんを追加
最後はごった煮にしていただきました
  

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そうそうデザートも追加
セイコーマートの北海道メロンソフトと北海道とうきびソフト
私達が食べているところを見たのか、同じテラスでジンパしていた皆様も一斉にアイスクリームを購入のため1階店舗に行かれたようでした
  

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そうそうそんなジンパを楽しむ私どもを尻目に
北海道大学の学生たちは夜8時過ぎまで一心不乱に勉強に精を出しておりました(多分セイコーマートのエアコン目的でしょう)
ここで頑張って大学院生にでもなれば、生涯年収に大きくかかわる(5千万程)でしょう
暑さに負けず是非とも頑張ってとエールを送らせていただきます

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今日は旭川でゴルフコンペ&懇親会
私らしくブービー賞を頂いてきました
懇親会後はせっかく旭川まで来ているので旭川ラーメンをいただこうと向かったのが
旭川買物公園にある梅光軒本店
創業1969年の老舗ラーメン店で
旭川は無論、私の住む札幌や千歳、横浜にも店舗が有るのみならず
「世界にラーメンを。」をモットーに香港やバンコク、ホーチミン、ホノルルなど世界にも複数出店しているお店です
 

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ただ今回伺った時間が遅く、店舗前で入店待ちしていたら
私の後に1人列に並んだかと思ったら、スタッフが「本日の営業は終了しました」の看板を掛けにいきました
いや~あぶなかった、懇親会終了後わき目もふらずこの梅光軒に来てよかった
 

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終了際でしたが10分くらい並んでようやく入店
カウンターをあてがわれたことから厨房を覗くと大きな寸胴鍋がずらり並んでいます
そう梅光軒スープは旭川ラーメンの定番である、トンコツ、鶏ガラから摂れる「動物系」スープに、煮干し、昆布から摂れる「魚介系」の旨味を加えた「Wスープ」
そんなスープのいい香りが漂い、食欲が増します
 

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店内の壁一面に著名な方の色紙が飾られていますが
ここにももちろん「まいうー」な方の色紙が有りました
私も全道・全国とこうして食べ歩いていますが、どこに行ってもこのまいうーな方(石塚英彦さん)の色紙が有るんですよね


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メニューには
梅光軒を代表するオーソドックスな
「旭川醤油ラーメン」 980円に加えて
「塩ラーメン」 980円
「味噌ラーメン」 1,030円
「バターコーンラーメン」 1,130円
「野菜ラーメン」 1,150円
「チャーシュー麵」 1,300円がありますが
 

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頼んだのは無論、大定番の「醤油ラーメン」
スープが冷めにくいよう表面がラードで覆われているのも代表的な特徴
こってり味のスープですが後味はさっぱりで飲んだ後の〆にはぴったり
 

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麺は食品添加物・卵不使用の「特製中細ちぢれ麺」は
Wスープとの相性も絶妙で、流石老舗の味わいでした
 

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スープも飲み干しごちそうさま
美味しかった、また来ます
 

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旭川に来たのなら寄らずに帰るわけに行かない、和種角打うえ田舎
創業50年以上の歴史を持つ酒屋です
入り口を入ってすぐのスペースに地元北海道の日本酒などの和酒が並んでいますが


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ただその奥には隠れ家のような、角打ち用の立ち飲みスペースがあります
木をふんだんに使ったフォトジェニックな内装が良いですね
 

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ところでその「角打ち」
酒屋で購入した酒を店内でそのまま飲むことを指しますが
製鉄所の深夜労働者達が仕事を終えて一杯やる場所に選んだのが、朝から営業している酒屋で、そんな酒屋の一角を飲酒スペースとして仕切って立ち飲みしたのが始まりと言われています
そう北九州の製鉄所周辺で始まったという角打ちですが、いまやこうして北海道の旭川で楽しめるようになりました
そんな角打ちの定義もあいまいになり、いまや立ち呑み居酒屋で酒を飲むことも角打ちにに分類されるようになりました
角打ちでは少量ずつ試せるので、異なる種類を飲み比べて自分好みの日本酒を探せるといった魅力があります

 

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ここでは日本酒を冷蔵ショーケースから選んで、自分でカウンタテーブルに置き
それをスタッフがグラスに注いでくれるというもの
 

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和種角打うえ田舎のメニューを覗くと
日本酒には色分けリボン・水引がかかっており、色によって値段が別れているとのこと
 

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蔵元でしか飲むことができなかった搾りたての味を届ける
「KEG DRAFT専用サーバー」も4種(上川大雪・三千櫻・上川大雪SHIRO・残草蓬莱)用意されていました
 

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最初の一杯は新潟酒の陣で楽しんだ高千代酒造の
たかちよの扁平精米無調整生原酒「AI-IPPON 59 Takachiyo(愛山×一本〆)」
乾物とともにいただくことに
 

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冷蔵庫を覗くと先般伺った佐賀県機小城市の天山酒造の日本酒がずらり
 

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ということで佐賀の天山酒造の吟醸酒「夏の酒 夏吟」
 

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最後に美吉野酒造の花巴の水酛×水酛 花巴
これまた今年伺った奈良の酒蔵
水酛は室町時代の僧侶が創醸した、生米を水に漬け乳酸菌を生み出す製法を基に醸したお酒です
というとこで軽く3杯いただきほろ酔い気分で帰路につきます
 

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旭川、〆のラーメンは創業45年のラーメン専門「味特 本店」でいただくことに
この味徳、旭川のラーメンの老舗には珍しく、歓楽街「さんろく街」にあって深夜1:00までやっている便利なお店
さんろく街の〆のラーメンとして人気店
夜遅い時間は行列必死のお店だったりします


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そんな味特 本店でしたがワンオフ状態
一人で広い厨房をやりくりしているようでした
 

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メニューは壁に掲示されているもののみ
醤油ラーメン 900円、塩ラーメン 900円、味噌ラーメン 1,000円と表記されています
 

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頼んだのが醤油ラーメン
それにトッピングで味玉を食え和えオーダー
 

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さほど待つことなく着丼
旭川市有数の自家製麺の店として有名な低加水 中細ストレート麺が
動物系と魚介系を合わせたダブルスープに良く絡んで美味しい
なるほど人気のわけですね
  

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そんなスープを全てのみ干すほどあっさりスープ
今宵も満足なラーメンで締めくくりました
御馳走様、美味しかったです
 

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8月末の日曜日、雨竜の田園に佇む古民家カフェようこそようこそでランチを済ませた後
うりゅう暑寒フェスタ2024にやってきました
まぁ今年雨竜町では仕事の関りが有ったんでちょっと覗いていこうと立ち寄りました

雨竜町メモリアルパークで行われたこのイベント
何はともあれ商工会青年部の方々7~8人で焼くやきとりが圧巻でした
 

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でもここに来た目的はビアンカネーヴェの薪窯ナポリピッツァ専門キッチンカー
写真の青いキッチンカーがそうなのですが
滝川市平和公園で行われた、そらちそらちワイン×ワインfestaに出店していた際に食べたピザが絶品だったため
Instagramに出店情報があり今回確認の上、追っかけの意味で伺ったというわけです
ちなみに伺った際に昨日も来ていましたねと声を掛けられましたが、覚えてくれたようでした
  

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このキッチンカー、内部に薪窯を備えているから驚きです
きちんと許可を取っているそうですが、まぁよくぞそんな許可が下りたもんですね
もっとも私が以前使用していたキャンピングカーにもガスオーブンが有りピザなどを焼いていたので同じと言えばそれまでですが
  

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許可をいただいて写真を撮らせていただきましたが
まさにイタリアンレストランにある薪窯そのものですね
聞いたところ夏場、このキッチンカー内部にはものすごく熱がこもるのだとか
なんだか大変そうです
 

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今回はテイクアウトでいただきましたが
うりゅう暑寒フェスタの特産品売り場で購入したトウキビと枝豆、それに行者ニンニク餃子を焼いてビールのつまみにします
生地ももちもちでバジルの薫り高いマルゲリータは絶品
この焼き窯特有の焦げが食欲をそそります
ごちそうさまでした、美味しかった

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今回は何度か行った旅先でまとめ買いしているビールとともにいただかせてもらいました
ベトナム土産の「サイゴンビール」
タイの「シンハービール」
台湾の「台灣啤酒 経典(クラシック)」
ウィーンの「Gosser」と「Ottakringer」

ちなみに今月末に私の赴任先の滝川のTSUTAYAにも訪れるようなのでまた伺がわせてもらいます
 

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富良野から旭川に向かう途中
昼飯時ということで立ち寄ったのは美瑛にある行列必至のお店
「洋食とcafeじゅんぺい」
行ってみてびっくり、噂の行列はありませんでした


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昼飯時でしたが、店内は思いのほか広く空いており並ばずに席へ
なにやら最近、リニューアルし店舗を大きく広げたようです
スタッフも多く、客の回転も良いようですね
店長らしき方からも、昔は行列で有名だったが最近はあまり見られなくなったのだとか
(まぁ土日や団体客が来た時はそうでもないんでしょうけどね)
 

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ちなみに旭川スタルヒン球場で人気の「ジュンドック」
この美瑛町の洋食とCafeじゅんぺいが発案した逸品だったりもします
 

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さてそんな洋食とCafeじゅんぺいのメニューの一部がこちら
やはり名物は「海老丼」は外せません
けれどメニューにはそんな海老丼にもう一品加えたデラックス海老丼なるものがあり
今回はちょいっと贅沢して頼んでみました
  

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一人で伺ったこともあり
カウンター席をあてがわれ、ここでいただくことに
さほど待つことなく着丼
  

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デラックス海老丼には大きな海老フライが2本のった海老丼に
デラックス海老丼にはチーズチキンロールが付いています
 

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肉厚で歯ごたえ抜群のブラックタイガーを生パン粉を使用し揚げたサックサクの海老丼
それに甘じょっぱいソースがかけられていて揚げた海老やご飯との相性抜群
美瑛っ子お墨付きの1品とのことですが、美味しかったごちそうさま
次は海老フライカレー食べにまた伺います
 

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その後、美瑛の洋食とcafeじゅんぺいから、所用のある旭川まで裏道を走りましたが
立ち寄った土井商店は、まさにその裏道沿いに土井商店はありました
そういや土井商店って美瑛から旭川に移転してきたんでしたね
てなわけで取り置いていただいた
日本最高峰の醸造家として知られる伝説的造り手・農口尚彦率いる農口尚彦研究所の
「農口尚彦 純米 無濾過生原酒」引き取ってかえります
 

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我が家の家庭菜園でビックリするほど巨大に育ってしまったズッキーニ(ダイナー)
そうズッキーニは収穫せずにほおっておくと、ものすごいスピードでどんどん大きくなってしまうんです
 

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かつ大量に採れてしまいました
我が家の自宅のような小さな畑でも、作物はかなり取れたりします
しかも作物は一気にできることから消費するのも大変だったりします
 

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どうやって消費しようか模索してましたが
良い案が浮かびました、それがズッキーニ(ダイナー)は煮物にも使用できるとのことでしたので
麻婆茄子に見立てた麻婆ズッキーニ
主役は定番の丸美屋の麻婆豆腐の素ですが、これに甜面醤と醤油漬けギョウジャニンニクでパワーアップ
 

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思い通りの味で晩餐の一品となりましたが
またこれで単身赴任料理のマイレシピが増えました
 

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我が家の家庭菜園で獲れた新鮮な野菜たち第二弾
巨大なズッキーニの他になす(くろべい)、ししとう、万願寺唐辛子もなっていたことから
 

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久しぶりに自宅裏のBBQコーナーで炭を熾しBBQ
砂川ハイウェイオアシスで少しばかり前に購入して冷凍していた
ハーベスタ八雲「八雲産豚のスペアリブ」
帯広のトヨニシファーム「豊西牛 黒にんにくみそホルモン」を解凍しとともにいただくことに
  

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そんなBBQの準備をしていたところに思わぬ珍客がやってきました
 

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それがこのゴマダカミキリ
大柄なうえ黒い全身に背中と触手に白い斑点が並んでいます
姿かたちがカッコよく飼育する人もいますが
この鋭く強力な顎は噛む力がとても強く
生木をも削るため害虫としても知られています
  

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その後このゴマダカミキリはBBQの火のほうに吸い寄せられましたが
噛まれないように気を付けながら畑に追いやり事なきを得ました
てなわけでBBQ再開
やはりたとえ自宅であっても野外でビール(発泡酒ですが)を飲みながらの食事はよいですね
 

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今年のお盆休みはウィーンを観光
3日ばかりの滞在ですが、ヨーロッパの歴史上最も著名で重要な王朝の一つハプスブルク家の当時の繁栄ぶりを一目見ようとやってきました


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それに加えウィーンはモーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなど、多くの作曲家が活躍した「音楽の都」としても有名ですが、私自身はそうした音楽にはさほど興味もないことから
国立歌劇場のガイドツアーに参加する程度にとどめました
 

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私の関心と言えば、もっぱら食べ物とビール
食べ物と言うかケーキなんですが、私の好きなマンガ「バックパッカーパラダイス - さいとう夫婦著」のなかに
ザッハートルテをホテルザッハー内のカフェでいただくシーンがあり
私も同様の経験がしたと以前から恋焦がれていたりもしました
 

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そしてビール
オーストリアの国民一人あたりの消費量はチェコ共和国、ドイツに次いで世界第3位(2016年)となっているビール大国
ドナウ川以北のゲルマン領域ではビール文化が栄えたという足跡も見て歩く事に
 

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さて、旅にでますが
今回の旅ではJALでもANAでもない、長榮航空(エバー航空)を利用しました
と言うのも新千歳からウィーン往復が13万円台(サーチャージ除く)とお盆休みにしてはコスパが良かったからです
スターアライアンスですからANAのステータスでラウンジなど楽しめた他、マイルがたっぷり貰えると言うのも魅力的でした(往路100%復路50%)
「ハロー・キティジェット」に乗り込むことに
 

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ということで5年ぶりとなる新千歳空港国際線ターミナル
 

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ちなみにお盆の繁忙期で混雑していますが、スターアライアンスゴールドのステータスが使えプライオリティチェックインカウンターですんなりチェックイン
 

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これまた5年ぶりに
新千歳空港国際線ロイヤルラウンジに入りますが
 

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ここは2020年の東京オリンピックに合わせてリニューアルしていました
新型コロナもありリニューアル後初の訪問となります
ラウンジ内は驚くほど広くなっているうえ
 

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北海道や札幌を意識したものが随所に見られました
 

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今回はラウンド状になったソファーのグループ席を陣取ることに
家族などに人気のスペース
この日もほとんどが埋まっていました
  

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さて何はともあれダイニングスペースへ
 

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樽生ビールは
サッポロクラシックの一択
 

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そのほかのお酒ですが、北海道をかなり意識していて
日本酒は増毛にある國希酒造の吟風国稀
ワインは北海道ワインの北海道ツヴァイゲルトと池田町の十勝ワイントカップ
ウイスキーは無論、NHKドラマ「マッサン」で有名になった余市ニッカウヰスキーのスーパーニッカと言った具合
スーパーニッカは久しぶりなので炭酸で割ってハイボールにしていただきました
  

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フード類はホットミールが数種類


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何故かチャーハン
 

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札幌といえばラーメンでしょうとばかりに
セルフでトッピングする味噌ラーメン
 

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サッポロクラシックとともに美味しく頂きます
 

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札幌名物のスープカレーなんてのもありました
  

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こいつはホーットミールにあったソーセージをトッピングしていただきましたが
 

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ふと思いつきラーメンにスープカレーをかけてカレーラーメンにしていただきました
ちなみにこれをしたのは私だけでは無いはず
こんな感じで食べ放題飲み放題状態ですが、気をつけないと、このあと機内食とトランジット(トランスファー)先でのラウンジ食が待ってますので、控えめにしなければ
そう今回の旅は台湾桃園・タイスワンナプーム経由でウィーンに向かいますので
ラウンジの梯子旅ともなりました
ではまた長くなりそうですが、blogに綴ってまいります
 

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搭乗時間近くになりラウンジから搭乗口にやってきましたが、乗るはずの機材は遅延となるようでした
 

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エバー航空からは、お詫びって事でミネラルウォーターとギンビスのお菓子をいただきましたが、1時間くらいな遅れでそこまでしなくてもと思うのは、日本の航空機でディレイ慣れしているから?でしょうか
ちなみにいただいたギンビスのお菓子ですが、昔アスパラガスのビスケットを食べた記憶があります


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待ち時間は搭乗口の上にある「そらくうはん」で物色することに


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その「そらくうはん(空くうはん)」TAX FREEと謳っているように
訪日外国人をターゲットにしたお店
北海道はもとより日本全国の良い物を購入できるをコンセプトに、「日本の縁日」をイメージした空間として今年3月にオープン、搭乗直前まで日本文化が楽しめるようになっています
 

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お酒のコーナーでは、北海道の地酒はもちろん、日本全国の日本酒・ワイン・焼酎・ウイスキー等を用意
併設の「利き酒ブース」で試飲をしたうえでの商品選択が可能といった心使いがなされています
 

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試飲はワインが
「ソラリス 千曲川 メルロー2020」
「シャトーメルシャン 椀子メルロー2018」
「シャトーメルシャン 北信シャルドネ2021」
などが並びます
 

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最近人気のジャパニーズウイスキーももちろんあります
めじゃーとは言えないウイスキーでは
「富士山ウイスキー ピュアモルト」
「松井 サクラカスク」
「吉倉 シェリーカスク」
 

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私が頂いたのは農口尚彦研究所の愛山山廃
ラウンジでたっぷり飲んだあとでしたが、さすがはさすがの味わいでした
 

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ちなみにその農口尚彦研究所の愛山山廃は
四合瓶で6,500円となかなか良いお値段でした
 

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今回旅立つ少し前、付け焼き刃で勉強しようと地元のTSUTAYA滝川店で購入した
「新しい旅の渡航ガイドるるぶ ウィーン・プラハ・ブタペスト」
このあと1週間勉強しある程度の予定をてました
それにしてもスターウォーズのTSUTAYAカードも久しぶりの出番です
 

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いよいよ搭乗時間、機材繰りの関係で1時間遅れで新千歳空港から旅立ちます
搭乗する機材はエバー航空(長榮航空)のエアバスA-321
なんと2017年6月から運航されているハローキティ「なかよしジェット」でした
世界中で愛されているハローキティは台湾でも大人気、街を歩いているとあちこちで見かけるんです
そんなこともありエバー航空は、2005年からサンリオと提携して「ハローキティジェット」などサンリオ特別塗装機を運航しています
今回ラッキーなことに7年ぶりにハローキティジェットに搭乗することとなりました

  

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さて今回の旅では何度か乗継がありますが、搭乗するのは全てエコノミー席
しかも今回は久しぶりとなる長旅
なんと目的地のウィーンまでは経由地での待ち時間を合わせると23時間もかかります
  

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そんあこともあり航空機旅の三種の神器を出発の日の朝方、慌てて用意しました
内容は『ネックピロー』『スリッパ』『アイマスク』『耳栓』『翻訳機(今回はドイツ語なんで)』そして折りたたみの椅子
これは航空機に乗った際にオットマンとして活躍しますが、長距離だと十数センチ足が上がるだけでも結構楽になるものです
 

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まずは新千歳空港から台北桃園国際空港へ向けてのエコノミークラスの機内食がこちら
メインが鶏胸肉焼き鳥丼にサラダ、フルーツ、パンそしてMORIMOTOのカステラといったメニュー 
エバー航空と言う事でビールは台湾啤酒 金牌をいただきました
  

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我が家の奥さんはと言うと、日本風のちょっとしゃれた弁当
こちらも美味しそうですね
 

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石垣島から台湾に向かう途中の東シナ海で
窓の外を見ると漁船の漁火らしき光景を見ることが出来ました
ここは日台漁業協定に規定される海域、日本漁船は昼、台湾漁船が夜それぞれ操業とすると
この漁火は台湾漁船のものだったのでしょうか
  

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台北桃園国際空港へは1時間半遅れで到着
乗継のため1時間半ばかりラウンジでまったりすることに


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新千歳空港からまずは台北桃園国際空港を目指しましたが
機材は少し古いエアバスのA-321
オンデマンドで映画は見れるのですが、エンターテイメントの機器が古く
反応が遅いことから利用にはかなり手こずりました
なお、操作途中のアナウンスで画面が止まるのにかなりイラついたりもしました
こうした機器の場合は発着前に操作を終えておかねば思うようにはならないと言うのを今回の旅で学びました
 

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さて今回の旅でも映画鑑賞に時間をさきますが、機内でまず鑑賞したのは
役所広司さんがトイレ清掃員を演じた映画「PERFECT DAYS」
 

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その役所広司さんはカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いたそうですが、映画撮影に際しかなりの研修を受けたのでしょう、役所さんの演技の端々に清掃に対する姿勢がひしひしと伝わりってきました
全国ビルメンテナンス協会が応援しているだけあって、同業に身をおく私が見ても清掃現場の内情をよく理解していると思える映画でした
カセットテープをアイテムに流れていた、朝日のあたる家やペイル・ブルー・アイズ(淡く青い眼)などの音楽も思いの外、映画にマッチしていました
帰ったらDVDを手に入れて見返したいものです
 


 

ちなみに映画の最後のテロップに
「Daiwa House」と「TOTO」の文字を見かけましたが
TOTOはトイレ掃除の映画なのでよくわかりますが
やはり役所広司さんと大和ハウス(Daiwa House)の関係って思いのほか深いようです
そうこの映画は初代ダイワマンが丁寧なトイレ掃除をする映画だったようです
 

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台北桃園国際空港にやってきました
ここでハローキティ「なかよしジェット」と別れ、ウィーン行きの機材に乗り換えることとなります
  

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今回のエバー航空を利用した旅ですが、こうしたトランスファーに加え途中降機なんてこともあり
ウィーに行くまで海外で2回乗り換える必要があり、空港でのラウンジに度々寄ることとなったため
久しぶりに海外の航空会社のラウンジライフを楽しむ旅ともなりました

ということで乗り換え(トランスファー)のための空港滞在時間はターミナル2にある
エバー航空のラウンジ「The STAR」で過ごします
エバー航空はスターアライアンス加盟会社なので、エコノミーでの旅ですがスターアライアンスのスティタスで利用が可能でした
 

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ラウンジThe STARは手前がゆったりとしたソファー席
その奥にも席があるなどラウンジは広くかなりの奥行きがありました
  

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そんな奥の席にはダイニングテーブルが並びます
ちなみに伺った時間は夜中の1時半
おかげで空いておりました


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おかげで席は選び放題
今回コンセントが備えられた壁際の席に陣取ります
 

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ここに来るまでの便で機内食を食べてしまったこともあり
お腹は空いていませんでしたが、とりあえずフード・飲み物ののあるビュッフェへ
 

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飲み物は赤ワインがリベラ・デル・ドゥエロ(スペイン)やアイランダー(オーストラリア)
白ワインがホワイトラビット・リースリングとマン ファミリー ワインズ シュナン ブラン (南アフリカ)なんてのがあり
もちろん台湾が世界に誇るカバランウィスキーが備えられていました
 

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とはいえもうかなり飲んだ後なので
台湾啤酒でお茶を濁すことに
 

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ホットミールも充実、梅菜桂竹筍や素燥米粉(ビーフン料理)
 

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ほうれん草のクリーム煮やポークシチューなどの洋食もありました


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ただこの空港は台湾の玄関口と言う事なのでしょう
中華の本場らしく自ら作る魯肉飯のコーナーがあったり
 

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台湾といえば、飲茶ってことで
バーワン(肉圓)や肉まんが当然のように並んでいました
バーワンはブニブニした食感が魅力の食べ物でこれにタレをかけて頂きます
(スタッフから食べ方を聞いて知りました)
 

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ちなみにバーワンはアニメ『千と千尋の神隠し』で千尋のお父さんがむさぼってたブヨブヨの謎の料理をして有名な料理です
 

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角煮饅頭を作るコーナーもありました
長崎が貿易の街として栄えた江戸の鎖国時代に生まれた卓袱料理が元になっていると言われ
これが中華かと聞かれると疑問符が浮かびますが、現在も長崎の中華街でよく見かけるのでまあ良いでしょう
 

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ということで、私も一つ作って
台湾発のジャーマンスタイルビール「バックスキン」(金車柏克金)とともにいただくことに
 

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そうそう焼き芋のコーナーもありました
台湾ではこんな感じでセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニで焼き芋が売られているそうで
いまや台湾を代表するB級グルメとなっているよう
 

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パンのコーナーもあり
 

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チーズサンドウィッチが美味しそうなので
ビールのつまみにいただきました
 

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それに加えて胡桃塔(蛋奶素)や冰心蔬果麻糬などのいかにも中華らしいデザートなどがあり
食べたいのは山々ですが、この後3回機内食が出るので我慢我慢といったところ

 

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ただ自から掬って食べるハーゲンダッツアイスクリームがあったので
こいつは少しばかりいただいてきました
てなわけでお腹いっぱいなり、このあと乗り込んだ機内で機内食は食べませんでした
 

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そうそう台北桃園国際空港ターミナル2のエバー航空のラウンジ「The STAR」にはシャワールームも設置されていました
まぁあまり時間がなくてシャワー浴びれなかったんですけどね(参考まで)
 

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深夜に台北桃園国際空港から出発したエバー航空BR61便は
タイ・バンコクの空の玄関口であるスワンナプーム国際空港に途中寄航しました
ここで一部搭乗客が降機するのに加え、搭乗するかたもいらっしゃいました
私どももこの機材でこの先も搭乗するのですが、準備のためか一度下機して再度搭乗するようです
せっかくスワンナプーム国際空港に立ち寄ったことですしあまり時間はないのですが
エバーのラウンジを見学することに
 

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そんなスワンナプーム国際空港ターミナル内を歩いていると
お掃除ロボット(自動床洗浄機)が自動で通路を清掃しているのを見かけました
掃除中に前に立つと自動で停止していましたが、日本じゃこうした掃除ロボットが使えるのは閉店後、客が入っている時間帯は使えないんだろうな~
Jaotgaのメーカー名が見て取れますが、ハンドルが付いているところを見ると清掃ロボット兼搭乗式のハイブリッドのようです
 


 
 
エバー航空のラウンジは空港の国際線制限エリア3階のコンコースFにあり
エバー航空はANAと同じスターアライアンスに属することから
SFC所持者スターアライアンス・ゴールドメンバーであれば入室可能です
(プライオリティパスは使えませんでした)
ちなみにこのラウンジは午前3時に閉まるはずで、すでに閉店のはずがそんな私どものためにラウンジを開けているようです
 

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てなわけでビュッフェが並ぶダイニングへ
 

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豊富なドリンクサービス
赤ワインはシャトーM・マスネ
グラスが氷で冷やされていますが、これは生ビール用
 

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てなわけでまずはこの冷えたグラスに
ハイネケンビールのサーバーから生ビールを注ぎます


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スパークリングはコールド・リバー(オーストラリア)ですが
白ワインは地元タイのワイナリーである、グランモンテ・スプリングが冷やされていました


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冷蔵庫には炭酸飲料などに加え
地元タイのシンハービールやチャーンビールの缶ビールが冷やされています
まぁ地元タイのビールも飲みたいですが、やはりタップから注ぐビールにはかないませんね
 

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続いて豊富なホットミールですが
エバー航空のラウンジと言う事なのでしょう
「飲茶」の蒸籠が並んでいます
 

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ワンタンスープのコーナーもあり
ズラリと並んだ薬味とあわせ中華感満載です
 

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ケーキやヨーグルトなどのデザートがありましたが
 

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スワンナプーム、エバーのラウンジで特筆すべきは
何と言っても、このドリアンのアイスクリームでしょう
 

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それと飲みきりサイズフレッシュなココナッツジュースがあり
南国ムードを味わいました
   

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あとサンドイッチ類はこんな感じ
 

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ハイネケンビールやスパークリングワインを夜食と共にいただきましたが、これ今日何回目の晩飯だろ
あっ日本じゃもうすでに朝飯の時間でしたね
 

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台北桃園国際空港からウイーンに向け飛び立ったエバー航空BR61便は
一度タイのスワンナプーム国際空港にたちょった後、ふたたびウィーンに向け飛び立ちましたが
そこからもまだ10時間ほどのフライト
最初の機内食はさすがに断りましたが
翌朝、なにか美味しそうな匂いで目覚めたことから朝食はいただくことに
いただいたのが私が中華風の焼きそば
 

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我が家の奥さんが、朝食の定番となる目玉焼きとソーセージをチョイス
朝食を食べ終えしばし映画などを眺めていたら、ようやくウィーン国際空港に到着
新千歳空港を飛び立ってから、すでに23時間が経過しておりました
  

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空港からウィーン市内までの足はシティ・エアポート・トレイン(CAT)といたしました
往復で24.9ユーロ(約3,900円ほど)とちょっとお高めですが、直通でウィーン市内までは16分と最速
しかも宿泊するホテルがその到着駅からの徒歩圏ということもあり今回CATを選択いたしました
  

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軌道車は電気機関車は珍しく
オーストリア連邦鉄道 OBBの「タウラスクラス」となかなか重厚感ありました
 

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列車の座席は幅広くかいゆったりとした椅子
席はご多分に漏れず進行方向に対し回転するのではなく固定式
向かい合わせの席もあります
 

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帰りは、2階建ての車両の2階に陣取りました
 

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空港直通の列車らしく、スーツケースを置ける荷物棚があり便利
 

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しかも車内は全席で使える無料WiFi完備
座席によっては電源コンセントも用意されています
 

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そのうえ出発間際にもよおしてきたのですが
駅には公衆トイレがなく困っていたところ
列車にトイレも設置、事なきを得ました
そう海外では日本のようにどこにでもトイレがあるわけではないので注意が必要です
 

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快適なCATで車窓を眺めていたらウィーン・ミッテ駅に到着
すぐに予約していたホテルに向かいますが
その道中いかにもウィーンといった道路を歩いて向かうことに
 

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ウィーンでの宿は「グランドホテルメルキュール・ビーダーマイヤーウィーン」にいたしました
さて今回のエントリーは私の覚書的な意味合いも盛り込ませていただきます

空港直通のウィーン・ミッテ駅から歩いて7~8分ほどといったローケーションの良い場所にホテルは有りました
ホテル入り口へは大きな通りであるビーダーマイヤー通りに直接面しているのではなく
そこから路地へ入っていったところにあります
 

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しかもこの路地が石畳、スーツケースを運ぶのにちょつと苦労させられます
頭上にはカラフルな傘が並ぶ「アンブレラスカイ」
道端にはレストランのテーブル席が並びます
 

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そんな石畳の路地を200mほど進んだところにレセプションがあります
ただここに着いたのは、まだ朝の9時半くらい
チェックインは出来ず、荷物を預けて街に観光に出かけました
 

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レセプションの隣には、クラシカルで重厚感あふれる空間がありますが
ここは何に使う部屋なんででしょうか?
 

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観光から舞い戻りチェックイン
部屋はツインルームでしたが、家具や部屋がアンティーク調でウィーンに来たのだと感じさせます
別途脇にコンセントがありましたが、コンセント形状はTypeCでした
  

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部屋には冷蔵庫、湯沸かしポット、マグカップ
ミネラルウォーターは大きな瓶に入ったものが一つ
インスタントコーヒーと紅茶が添えられています

 
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風呂とトイレはセットとなっていましたが
深いバスタブがあり、毎日旅の疲れを癒してくれました
 

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そうそうホテルを出たすぐ横には中規模のスーパー「VILLA」があったり
ウィーン・ミッテ駅には大型スーパー「SPARがあり、利便性は抜群の宿となりました
 

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今回のウィーン市内の旅のアイテムが『ウィンナーチケット』今回は48時間で€14.1(日本円で2,271円くらい)
48時間市内の地下鉄(U-Bahn)、トラム、バスが乗り放題と言う優れものです
こいつが無ければ気軽にあちこち回れないという代物
ちなみにウィーン市内の交通機関には改札はなく、このウィンナーチケットを所持していれば、上記の交通機関を使うことが出来ます
もっともたまに検札が回ってきてチケットを確認するそうです
確認の際、所持していなければ罰金が科せられます
それに加え利用前に刻印機でチケットに利用開始時間を刻印していないと、乗車ホームに移動した時点で罰金「105ユーロ」の対象になるそうで、早速刻印して地下鉄のホームに向かいます
 

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U-Bahn(ユーバーン)と呼ばれるウィーンの地下鉄の路線は
U1〜U4 と U6 の5路線が運行(U5は現在不通ですがこれを知らずU5路線を探したりもしました)
ウィーンの主な観光地は地下鉄がやはり便利でした
 

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それに加えトラムを利用して効率よく市内を観光いたしました
見知らぬ土地でグーグルマップで検索しながら路線を探してトラムに乗車するのもまた旅の醍醐味となりました
まずは近代的な低床式路面電車「ULF」に乗車
この車両はシーメンス・モビリティによって製造されていますが
車両デザインはなんとポルシェデザインにより設計されたというもの
床面高さ180mmと世界最低床とシャコタンなトラムです
 

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乗車したトラムは2両連結されていますが、乗るまでわからないほど外装内装ともに巧みな造りでした
さすがはポルシェと言ったところでしょうか


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ウィーンのトラムは、1865年に蒸気機関によるトラムで開業
現在では全部で約30ほどの路線があり、180km近い路線網が広がるといった欧州でも有数の規模のトラム
まさに市民の足、今回は地下鉄とこのトラムを使ってウィーンを気軽に観光出来ました
それに加え懐かしさが見え隠れする高床式の旧式車両にも乗車


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地下鉄と違いトラムは車窓も楽しめ
ウィーンの街並みを眺める楽しさも味わいました
 

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ウィーンに到着、ホテルに荷物を預け真っ先にやってきたのが
王宮ホープブルグ宮殿・・・・ではなく
 

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宮殿から少しばかり路地に入ったところにある「デメル(DEMEL)」
何故、急いでやってきたかと言うと
人気がありいつも長蛇の列と聞いていたからです
開店直後ならさほど並ばなくても良いかと思い、まずはなにはともあれやってきたというわけです
ちなみに私どもが並んで10分もたたずにこのような行列
いや~危なかった
  

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ちなみにそのデメル
なんと創業は1786年で、今回伺った店舗での営業は1887年というから驚きです
ウィーン皇室の御用達老舗洋菓子店なんですが
ヨーロッパの歴史の中で、長きにわたって栄華を極めたハプスブルク家御用達ケーキ店になり、フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートも通ったカフェ
ウィーンで観光客のみならずウィーンの地元の人々にも人気を博します


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そんな伝統あるデメルに足を踏み入れると
そこには大きなケーキのショーケースがありました
 

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さらに奥に進むとチョコレートなどを取り扱うショップがあり
 

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皇紀エリザベートことシシイが愛したお菓子「スミレの砂糖漬け」が山のように置いてありましたし
 

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日本でもおなじみの猫の舌チョコレートなどが売られていました
残念ながらこれから半日、炎天下の中、歩く事を余儀なくされることから購入は断念いたします
 

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さて、さほど待つことなくテラス席に案内され
テーブルの上のメニューを見ると
「Deme Sachertorte(デメル ザッハートルテ)」の文字が見て取れます
€8.5とありますので日本円で1,360円くらいでしょうか
 

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ということでデメルの看板商品であるザッハトルテ
それにに加え飲み物はこれまた人気のメランジェを頂きました
 

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ちなみに翌日楽しんだ、ホテル・ザッハーの「オリジナルザッハトルテ」と違い、アプリコットの甘酸っぱさがここデメルのザッハトルテの特徴でした
てなわけで美味しいケーキが食べたい、ただその思いだけで、新千歳空港から24時間近くの時間をかけてウィーンまで、やってきましたが
デメルのザッハートルテはそれを遥かに凌ぐ味わいでした
 

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朝飯代わりにデメルでザツハートルテを堪能した後は
シュテファン大聖堂の目の前にあるシュテファン広場にやってきました
この辺りの聖堂を含むリング (Ring) と呼ばれるウィーンの歴史地区は、土産物店、レストランが立ち並ぶウィーンで一番の繁華街ですが
2001年にユネスコの世界遺産に指定されていたりもします
 

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てなわけでウィーン歴史地区にあり、ウィーンのシンボルである「聖シュテファン大聖堂(シュテファン寺院)」を訪れました
 

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年間約300万人の観光客が訪れるシュテファン大聖堂
外観はゴシック様式であるものの、内部の祭壇はバロック様式

日曜日の午前中と言う事もあり、異教徒である私は先に入る事なくミサの祈りを眺めていましたが、大聖堂内に響きわたるパイプオルガンの音色に心奪われて来ました


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天井を支えるリブ・ヴォールト
細部まで細かい装飾が施され
聖人の彫刻や絵画が飾られていました
 

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音楽の都としてヨーロッパの音楽史に大きな影響を与えてきたウィーン
モーツァルトの結婚式もここで行われたのだとか


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ちなみにシュテファン寺院の北塔にはエレベーターがあり、展望台からは街を一望することができるそうですが
それを知ったのはホテルに帰ってから
旅に出るとやたらと高いところに登りたくなる私ですから、翌日再度訪れ登ることに
いや~今回の旅の前はせわしない日々が続いたことから明らかな準備不足
1週間前にガイドブックを買ってくるようじゃ、やはりいけませんね

ウィーンの郊外にあるシェーンブルン宮殿にやってきました
ここはハプスブルク王朝の歴代君主が、主に夏の離宮として使用した宮殿で
今ではウィーンで一番有名な観光名所
宮殿をはじめ公園と動物園の訪問客は年間で670万人を誇るのだそうです
  

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宮殿に加えて東西約1.2km、南北約1kmという広大な規模のフランス式庭園は
「総合芸術作品」ということで世界遺産に登録されています
そんな庭園をしばし散策
 

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さて予約してあった宮殿の見学時間まで少し時間があったことから、丘を登って長さ100メートルの列柱回廊建のグロリエッテを拝みに行きます
この回廊は対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊のために立てたギリシャ建築の記念碑だそうです
 

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暑いなか丘を登るのに苦労しましたが、丘の頂上からシェーンブルク宮殿やその庭、さらにウィーン市内の眺めはそんな暑さを吹き飛ばすほど素晴らしい眺めでした


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テレジア・イエローに彩られた外観が青い空に生える『シェーンブルン宮殿』
ハプスブルク家の夏の離宮だった『シェーンブルン宮殿』ではグランドツアーなるものをやっていて
女帝マリア・テレジアやエリザベート、歴代皇帝たちの暮らしぶりを覗けると聞き及びやってきました
グランドツアーは現在一般開放している全ての部屋、40室を見て回るツアーで入場券代は€24
予めオンライン・チケットで予約してありました
ちなみにこれにはオーディオガイドの貸し出しが含まれていました
 

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シェーンブルン宮殿内部は撮影不可と聞いていましたが
なにやら今月2月1日から写真、ビデオ撮影が解禁されたんだそうです
実はその事実を知ったのはこのblogを書くためいろいろと調べていたところ判明
やはり今回の旅は準備不足が否めませんでした


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ただここを訪れた際、部屋の入り口の看板に写真撮影不可・動画撮影不可との表示があり
動画はダメだが写真撮影はOKなんてところがありましたので、そんな部屋で私も数枚撮影させていただきました
 

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マリア・テレジアの肖像画
「戦いは他のものにさせるがよい。汝、幸あるオーストリアよ、結婚せよ」という家訓を残し、それを実行したのがこの女帝マリア・テレジアと言われています
マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランスのルイ16世の妃となったことは誰もが知る話ですよね
 

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次に「漆の間」
漆は英語で「Japanese lacquer」
略して「Japan」と表記されることが多く、漆が日本を代表する伝統工芸品であることを示していますが
そんな名が付いた「漆の間」
東洋趣味を取り入れた部屋なんですが、そういやここシェーンブルン宮殿には日本庭園なんてのもありましたね
ちなみにマリア・テレジアは漆器の艶のある黒色に魅せられた熱狂的なコレクターだったそうです
 

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ちなみにこの「漆の間」
皇帝フランツⅠ世の急逝後、マリア・テレジアによって夫君の思い出の間へと改装されたんだそうです
 

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そうそう思いのほか感動したのが、この磁器製の暖炉
各部屋で見る事ができましたが、19世紀初頭のものとはとても思えず、当時の優雅な生活の一端を覗いて気がしました
 


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日本人は水と安全は無料だと思っている
「日本人とユダヤ人」の著者イザヤ・ベンダサン氏の言葉です
日本では安全な水は蛇口をひねるだけで簡単に手に入れることができ、しかもそれが安全に飲む事ができる
私が子供のころは当たり前の事だと思ってました
それに昔は駅などに公共の水飲み場があちこちにあり普通に喉を潤してました、今でもたまに見かける事は有りますが使っている人を見る機会はめっきり無くなりました
これにはペットボトルのミネラルウォーターの普及があるかと思われます
海外を旅するようになり、蛇口から出る水は煮沸したりしなければ飲めないなんて事を知るようにもなりました
ところが今回ウィーンを旅していて見かけたのが
街のあちこちにある、何処か懐かしい感のある水飲み場でした
(もっともかなりスタイリッシュですが)
 


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そうアルプスの麓に位置するウィーンはアルプスの清水が豊富にあり
水道もそんな清水を使用する事から、水道水の品質の高さは折紙つき
日本同様に蛇口をひねり出てきた水はそのまま飲む事が出来ます
しかも夏でも8℃の冷たい水を楽しめるとの事で
私も空いたペットボトルに詰めて、昔を思い出しつつ喉の渇きを潤しました
 

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ウィーン旧市街にあるGraben (グラーベン)通り
3大歩行者天国(ケルントナー通り、グラーベン、コールマルクト)の一つで
美しい細長い広場のような通りです


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グラーベン通りの象徴的なものにペスト記念柱があります
この記念柱、17世紀後半『黒死病』と恐れられ猛威を振るったペスト流行の終焉を
神に感謝しマリア・テレジアの祖父である当時の皇帝レオポルド1世によって建てられました
 

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17世紀当時はウイーンだけで10万人ほどがそんなペストの流行で亡くなったそうですが
今回の新型コロナが日本国内で初めて感染が確認されてから3年間の累積死者数が6万2千人ほどと言われていますので、その猛威がどれほどだったか想像することすらできないほどです
そんなペストの流行の終焉を神に感謝した記念柱で
今回の新型コロナ終焉を祈念してきました


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