テレジア・イエローに彩られた外観が青い空に生える『シェーンブルン宮殿』
ハプスブルク家の夏の離宮だった『シェーンブルン宮殿』ではグランドツアーなるものをやっていて
女帝マリア・テレジアやエリザベート、歴代皇帝たちの暮らしぶりを覗けると聞き及びやってきました
グランドツアーは現在一般開放している全ての部屋、40室を見て回るツアーで入場券代は€24
予めオンライン・チケットで予約してありました
ちなみにこれにはオーディオガイドの貸し出しが含まれていました
シェーンブルン宮殿内部は撮影不可と聞いていましたが
なにやら今月2月1日から写真、ビデオ撮影が解禁されたんだそうです
実はその事実を知ったのはこのblogを書くためいろいろと調べていたところ判明
やはり今回の旅は準備不足が否めませんでした
ただここを訪れた際、部屋の入り口の看板に写真撮影不可・動画撮影不可との表示があり
動画はダメだが写真撮影はOKなんてところがありましたので、そんな部屋で私も数枚撮影させていただきました
マリア・テレジアの肖像画
「戦いは他のものにさせるがよい。汝、幸あるオーストリアよ、結婚せよ」という家訓を残し、それを実行したのがこの女帝マリア・テレジアと言われています
マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランスのルイ16世の妃となったことは誰もが知る話ですよね
次に「漆の間」
漆は英語で「Japanese lacquer」
略して「Japan」と表記されることが多く、漆が日本を代表する伝統工芸品であることを示していますが
そんな名が付いた「漆の間」
東洋趣味を取り入れた部屋なんですが、そういやここシェーンブルン宮殿には日本庭園なんてのもありましたね
ちなみにマリア・テレジアは漆器の艶のある黒色に魅せられた熱狂的なコレクターだったそうです
ちなみにこの「漆の間」
皇帝フランツⅠ世の急逝後、マリア・テレジアによって夫君の思い出の間へと改装されたんだそうです
そうそう思いのほか感動したのが、この磁器製の暖炉
各部屋で見る事ができましたが、19世紀初頭のものとはとても思えず、当時の優雅な生活の一端を覗いて気がしました
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