英国の小説家アーサー・コナン・ドイルの不朽の名作「シャーロックホームズシリーズ」
19世紀の英国はロンドンを舞台に活躍する探偵の推理小説(冒険小説?)なのだが、私も小学生くらいの時に図書館で本を借りて読んだ記憶があります
このシャーロックホームズシリーズには熱狂的なファンが多く、シャーロキアンなどと呼ばれているそうです
そうしたシャーロキアンには著名人も多く、たとえばフランクリン・ルーズベルト元大統領にSFの大御所アイザック・アシモフそして開高健がそこの名を連ねるほどファンは多いようです
下の写真はそんなシャーロキアンが一度は訪れたいと思うロンドンのパブ
「シャーロック・ホームズパブ」の2階に展示されているホームズの書斎が小説どおりに再現されている部屋が上の写真です
シャーロック・ホームズパブがあるのは、ベーカー・ストリートではなくなんと今回宿泊するチャリング・クロス ホテル ロンドンから歩いて10分と掛からないところにあることから、ロンドン・アイを堪能した後はこのシャーロック・ホームズパブでロンドン初日の晩飯を食べることにします
さてそのシャーロック・ホームズパブ
1階は名前の通りパブになっていました
皆さんビターやエールを楽しんでおりましたが、こちらにはシャーロキアンがどれほどいるのでしょうか
もっともお店の雰囲気も古めかしく良い感じです
シャーロックの所縁がなくとも楽しめそうなところです
どうやら1階のパブは満席のようです
階段を上るとレストランになっているので、上がってみました
予約はしていないが食事は出来るかと尋ねたところ15分ほどお待ちくださいとのこと
スタッフの愛想も良いしちょっと待ってここで晩飯といたします
席に着いたらまずはビールを頼みます
一杯目は「イングリッシュペールエールOLD Speckled Hen」
英国のエールやビターは温いと聞いてましたが、ギンギンに冷えてはいませんでしたが温いってほどではなく美味しかった
もしかすると外人向けの観光地サービスとも取れましたが、翌日行ったパブのエールもそこそこ冷えていましたのできっとこんなものなのでしょう
で頼んだのが英国料理の定番「フィッシュアンドチップス(The Retired Colourman’s Fish & Chips )」
大ぶりなタラのフライにフライドポテトそれにえんどう豆のマッシーピーズが添えられています
ロンドンまでの機内の中でちょっと食べすぎだったことから
1人前を2人で分けて食べることにします
ここ英国は世界の30%のタラを食べるといわれるほどタラ好きで知られていて
おかげでお隣の国とは仲が悪くしかも一時は乱獲で数が激減したらしいのですが、最近だいぶ個体数も回復し質の良いタラが採れているのだそうです
そうしたタラのフライは大きいうえに身が柔らかく、フォークよりも普段使慣れたお箸を使いたいところですがここはロンドン、ナイフとフォークで頂くことに
味付けはあまりなされていないので塩とレモン、タルタルソースをお好みで
そしてこのモルトビネガーをかけていただくのが本場の味
まあこのあたりは『基本だよワトソン君』と言ったところでしょうか
2杯目はIPAをいただいてみました
食事は少し高めに感じましたが、エール類は£4〜5程度とそこそこのお値段
ついつい長居してしまいそうですが、旅の疲れもありますしこの辺でお暇します
そうそう昼に立ち寄った時に撮ったのがこの写真
12月の寒い時期だったのでそんな気になりませんでしたが、外にテーブルや椅子があることから
ここで飲むことも可能なようです
さてロンドンにいる間、何杯こうしたエールが飲めるかな〜
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