旭川に来たのなら寄らずに帰るわけに行かない、和種角打うえ田舎
創業50年以上の歴史を持つ酒屋です
入り口を入ってすぐのスペースに地元北海道の日本酒などの和酒が並んでいますが
ただその奥には隠れ家のような、角打ち用の立ち飲みスペースがあります
木をふんだんに使ったフォトジェニックな内装が良いですね
ところでその「角打ち」
酒屋で購入した酒を店内でそのまま飲むことを指しますが
製鉄所の深夜労働者達が仕事を終えて一杯やる場所に選んだのが、朝から営業している酒屋で、そんな酒屋の一角を飲酒スペースとして仕切って立ち飲みしたのが始まりと言われています
そう北九州の製鉄所周辺で始まったという角打ちですが、いまやこうして北海道の旭川で楽しめるようになりました
そんな角打ちの定義もあいまいになり、いまや立ち呑み居酒屋で酒を飲むことも角打ちにに分類されるようになりました
角打ちでは少量ずつ試せるので、異なる種類を飲み比べて自分好みの日本酒を探せるといった魅力があります
ここでは日本酒を冷蔵ショーケースから選んで、自分でカウンタテーブルに置き
それをスタッフがグラスに注いでくれるというもの
和種角打うえ田舎のメニューを覗くと
日本酒には色分けリボン・水引がかかっており、色によって値段が別れているとのこと
蔵元でしか飲むことができなかった搾りたての味を届ける
「KEG DRAFT専用サーバー」も4種(上川大雪・三千櫻・上川大雪SHIRO・残草蓬莱)用意されていました
最初の一杯は新潟酒の陣で楽しんだ高千代酒造の
たかちよの扁平精米無調整生原酒「AI-IPPON 59 Takachiyo(愛山×一本〆)」
乾物とともにいただくことに
冷蔵庫を覗くと先般伺った佐賀県機小城市の天山酒造の日本酒がずらり
ということで佐賀の天山酒造の吟醸酒「夏の酒 夏吟」
最後に美吉野酒造の花巴の水酛×水酛 花巴
これまた今年伺った奈良の酒蔵で
水酛は室町時代の僧侶が創醸した、生米を水に漬け乳酸菌を生み出す製法を基に醸したお酒です
というとこで軽く3杯いただきほろ酔い気分で帰路につきます
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