午前中に仕事を片付け、昼からはバイクを駆って幌加内までやってきました
目的の一つは「そばの花ビューポイント」
「幌加内は2度雪が降る」とも形容される、見渡す限りの白いそば畑の風景も素晴らしいんですが
私はこうした茎が真っ赤に染まったそば畑の風景も好きな景色だったりします
そば畑の蕎麦は茎が真っ赤に染まるのは、ルチンといった成分の為ですが
ルチンはポリフェノールの一種で動脈硬化の予防、脳卒中の予防に効果があるといわれていて
そばが健康食と言われる由縁の成分だったりします
昔話では血の色などと比喩されること多く、その一つとして『瓜子姫』伝説で
天邪鬼は物語の最後において往々にして殺されますが、その際にソバ畑を馬で引き回したり、あるいは死体を捨てたために、それらの植物の茎が天邪鬼の血で赤く染まったとする由来譚になっていることが多いそうです
ちなみにバイクに火を入れたのは、2か月ぶり
バッテリーも弱くなっていたので、外して充電して出かけましたが
めったに乗らないので、幌加内までの行きはエンジンの調子も今一つ駄々をこねられましたが
帰りは思いのほか調子よく、快適なライディングとなりました
幌加内までやってきた理由の二つ目は「幌加内新そばまつり」
ただ着いたのが2日目の夕方だったこともあり、賑わいは過ぎ去った後のようでした
屋台の中でびっくりしたのが
いろり茶屋 火処の「鮎塩焼き(炭火焼き)」
いや~これは美味しそう
でも目的のものはまた別にあるので、ここは我慢です
目的はもちろん、香り高い新そば
13店のそば店で自慢の新そばが楽しめるというもの
まずは「紋別市 北海道そば」のもりそば(600円)
紋別市とありますが、幌加内産の新そば使用と書かれた表示があったので一軒目はここをチョイス
ちょうど私の番で、もう最後だから大盛にするよ~と声がかかり
たっぷり盛っていただきました
いや~ラッキーですね
2皿目は「北海道そば研究会」のもの
この研究会は奈井江町のお蕎麦屋さん「からまつ園」の先代の御主人の佐藤道夫さんを中心に作られた会で
来た時はここの行列が一番多かったのでここにいたしました
奈井江のからまつ園も何度か伺って美味しく頂いたことのある蕎麦屋さんです
「新そばを、当研究会オリジナルのつゆでご賞味ください」
てなわけで、こちらは新そばをつゆにたっぷりつけていただくことに
2軒共に新そばの香りたっぷりで美味しかった
こちらも盛りが良く、ごちそうさまでした
そうそう会場には何故か新潟の小嶋屋総本店のへぎ蕎麦までありました
へぎ蕎麦はつなぎに布海苔という海藻を使った蕎麦を、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦
ここ北海道ではあまりなじみは有りませんが、きっとそば関連のつながりでわざわざ新潟から来られていたんでしょうね
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