さて沖縄県うるま市にあるビオスの丘に来ていますが
ここに来た理由は名物の湖水鑑賞舟によるジャングルクルーズが人気だそうで
それに乗りたいがためでした
そのジャングルクルーズを行う湖は小さな沢をせき止めて造られた人工湖である大龍池(うふたちぐむい)
園内の大龍池で運航される湖水観賞舟は、もともとは沢だったこともあり細長く蛇行した池を25分間かけてジャングルクルーズするもの
乗船定員は20名ほど
とはいえ満席になったらなったで増便してくれるので安心です
ジャングルクルーズのポイントの一つが、船頭自ら湖畔の植物や花々、小動物などについて楽しく案内してくれるというもの
出港してすぐであったのが「オオバン」
夏季には私の住む北海道にもやってくるそうで、ここビオスの丘で見られるのはこの時期だけ、レアな風景だそうです
続いてやってきたのが水牛のために作られた「休憩所&池の浅瀬」
水牛はここで入浴を済ませたりもするそうです
亜熱帯気候による植生ってことで
湖畔に生い茂るヒカゲヘゴやアダン、ガジュマルなどが生い茂り南国特有の雰囲気を醸しだしていました
ビオスの丘は元々はランの生産事業から始まった施設で、今でもランを多く栽培しており
池の最奥部の手前にはバンダ ファンタスティックやカトレアなど色鮮やかな蘭の花がたくさん咲いていて目を楽しませてくれます
木にぶら下がる白いモシャモシャしている藻のような物が吊り下がっていますが
これが「サルオガセモドキ」
こんな姿でも、れっきとした被子植物で、地面には根を張らず、他の植物に固着する着生植物です
船頭さんが熟練した操船技術で舟を岸に近づけ、岸辺に生える植物の匂いを嗅ぐよう促せられますが
それがチョコのような甘い香りのする蘭
「オンシジューム シェリーベービー」でした
湖の奥の船の上で披露している女性の踊り子待っていましたが
踊りは琉球舞踊のひとつ「四つ竹踊り」
手に持っている「三板」をカチッカチッと鳴らしながらリズムをとる踊りで、その昔は踊り奉行と言った役職を持つ男性の踊りだったようです
ちなみにこの舞台は沖縄を舞台にしたドラマ「テンペスト」のロケに使われたのだそうです
こんな感じで湖水鑑賞舟によるジャングルクルーズは特に船頭さんの解説が素晴らしく面白かった
でもここではカヌーも借りられるそうなので次回はカヌーかな