キッコーニホンで旧工場設備見学ツアー

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旭川にあるキッコーニホンにやってきました
ラーメンが有名な旭川に有って、今も多くのお店でこのキッコーニホンの醤油が使われているといった老舗醬油屋
暖簾にある屋号の亀甲紋が、どことなくあの大手醤油メーカーと激似していますが
それもそのはずこのキッコーニホンはその名の通り、キッコーマン(その時は野田醤油だったそうですが)の指導、および出資を受けて醤油造りを始めた会社だそうで
もう一つ出資先がある日本清酒と合わせ「キッコーニホン」と名乗っているそうです
 

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ここに来た理由は「旧工場設備見学ツアー」(参加無料)
前日にもここを訪れ刺身醤油などを購入したのですが、その際にこのパンフレットを見つけ予約させていただきました

内容はと言うと
いつもは団体様予約の工場見学、個人や家族・お友達とも楽しみたい
そぉんな声にお応えして、やっちゃいます★
口から生まれた店長が、皆さまに饒舌トークで案内する・・・・というものでした
 

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見学ツアーまず最初は会社の歴史から
清酒工場から醤油工場となり、長い歴史を重ねてきた
ろ布に書かれた内容を饒舌な店長が、軽快に説明いただきました
 

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キッコーニホンの歴史の説明が終わったら、キッコーニホン「日本醤油工業株式会社」の歴史的建造物である
旧工場にて製造設備の紹介
入ってすぐに見たのがこの「トロッコのレール」
原料や製品を運んだトロッコのレールが残っており当時の盛況ぶりを偲ばせます
もっとも残っているのはレールだけで足を引っかけ転ばないようセメントで埋められていました
現在では重いものを運ぶのはフォークリフトに替わってしまっていて、こうした古い工場でなければ見られない光家です
そういや佐渡の金山でもこんなトロッコのレールを見ました


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2階に見えるタンクは防火用水を溜めているタンク
その下には「歩行中禁煙」の看板が・・・・
工場でタバコが吸える、そんな時代もありました
 

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これも消火設備の一つ「バケツ」
これでも危険物に設置する消火設備の要件を備えた立派な第五種消火設備です
真っ赤に塗装され棚の上には、よく見る小型消火器同様に「消火器」と表記されていました


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いまでは珍しい感もある「電源盤」
もちろんいまでも現役だそうです
電源盤の扉が開かないよう工夫が伺えます
 

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「ろ布の案内板」
見学者にもわかるよう醤油のつくり方や設備の説明を記したものですが
これは醤油を搾る際に使用されたろ布を再利用したもの
ろ布はこればかりではなく加工され商品として売店で売っているのだとか


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そしてここで一番インスタ映えするのがこの木桶が並んだ蔵
醤油の「澱(おり)」を入れるために使用されたもので、将来何かに使えないかと保存しているそうです
もっとも空だと痛むので塩水を入れて保存しているのだそうです
木桶は人の背丈より高く、10kℓ(1トン)入るんだそうです
9本ありますが、醤油を造っていた時はこの何十倍もあったそうですが


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続いて「酵母培養室」
醤油の香り成分は300種類以上といわれており、酵母によるアルコール発酵が欠かせないため、その酵母を培養するため作られたのがこの部屋のようです
 

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「コンプレッサー」
もろみの中で生きている酵母等の微生物に酸素をおくるため、このコンプレッサーが使われるようです
そういや日本醤油発祥の地「湯浅」を訪ねたさい見たのは伝統的な櫂を使って人の手でその作業を行っていました


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醤油を搾る「圧搾機」がずらりと並んでいます
熟成したもろみをナイロン製のろ布に入れて圧力をかけて搾るそうで
じっくりゆっくり時間をかけて美味しい醤油が絞られます
 

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圧搾機が並ぶ部屋には三菱の工業用ミシンDB-130が展示されていましたが
これはおそらく醤油を搾る際に使われたろ布を縫う際に使われたものなんでしょうね
 

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旧工場設備見学ツアーが終わったら
昭和レトロな雰囲気を醸し出している直営売店にて試食?
売り上げ第1位の雲丹醤油と刺身醤油、ドレッシングを購入
 

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ついでに生しょうゆアイスが気になり
帰路食べつつ帰ることに
ということで軽快な店長の解説で行われた旧工場設備見学ツアーは終了
なかなか面白い話を聞かせていただき感謝です
 

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このページは、r-ohtaniが2024年12月12日 05:55に書いた記事です。

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