青の洞窟のシュノーケリングを終えた後、向かったのはうるま市にある
「神村酒造 古酒蔵(くーすぐら)」
この蔵に来るきっかけは、先日「泡盛まさひろギャラリー」を訪ねた時の事
スタッフと泡盛の蔵の話をしていた時にそのスタッフが、蔵を訪ねるならここの蔵の雰囲気が一番と推薦してくれたのがこの「神村酒造」だったからです
創業130年(明治15年創業)の歴史を持つ神村酒造
古酒(クース)をメインに扱う老舗中の老舗酒造所
ここを推薦してくれたまさひろギャラリーのスタッフ曰く
森の中にある蔵ということで、緑が多くとても気持ちの良いとの事
期待を持って訪れたその蔵は確かにその通りの雰囲気を醸し出していました
それもそのはずこの酒蔵の先代は
「造り手が気持ちよく働ける場所の方が絶対おいしいお酒ができるから」
という想いで平成11年に緑が多くてとても気持ちのいいうるま市の石川に移転したのだそうです
特に直売所兼試飲スペースである「神村酒造 古酒蔵(くーすぐら)」は林に囲まれていているうえ芝の管理が素晴らしく、カルフォルニアのナパバレーのワイナリーを彷彿させる泡盛の酒蔵でした
古酒蔵の奥には樹々が映える庭に面したバルコニーがあり
重厚な木のテーブルとイスが置かれています
テーブルの上にはここ神村酒造製の古酒や泡盛がたくさん並んでいるので、きっとここは試飲コーナーなんでしょうね
試飲コーナーには数々の賞状に加え
誇らしげに置かれた壺に入った古酒が並びます
泡盛の酒蔵はやはり壺に詰められ寝かせた古酒にこだわりが有るんですね
手前の壺からベトナム南蛮壷に入れられた2007年蒸留の古酒「守禮44度」
次に守禮原酒51度を12年前に蒸留して10年前に骨董的価値の南支南蛮壺の詰めたという古酒他にも美海窯の壺やかっちん窯の荒焼きに古酒を入れた壺もありました
神村酒造 古酒蔵で販売されるのは、その名の通り古酒が並びます
青いボトルは「守禮BLUE 3年古酒」
それに加え「春泡盛」「夏泡盛」「秋泡盛」
『芳醇浪漫35度』の十升瓶などが並び
試飲コーナーには色々並んでいますが
その中でも元祖樽貯蔵の泡盛「暖流」、「芳醇泡盛 守禮44度」が飲んでくれとばかりに置かれていました
特に「暖流」はオーク樽で貯蔵・熟成させた古酒
ウイスキーばりに炭酸に合うらしく「暖ボール」の名がつけられているらしい
残念ながら車で来ているので試飲はできませんので
名護市・勝山の シークヮ-サーを 皮ごと搾った100%果汁しっくりさわやか「シークワーサードリンク」
カーブチー果汁を使用した「カーブチードリンク」と、2本の沖縄のローカルドリンクをいただきます
こうして今回沖縄にて5軒の泡盛(古酒)の酒蔵を巡りましたが
泡盛をユネスコ世界遺産に登録したいのであれば、是非ともこうした酒蔵を巡るバスツアーを開発してもらいたいものです
ちなみにここ神村酒造、今回は突撃取材でしたが次回は予約の上酒蔵見学をさせてもらう予定です
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