さて映画を観に旭川に来たついでの旭川ラーメン
なんだか最近定番になりつつあります
そんな旭川ラーメンを食べようとやってきたのが
道北以北最大の歓楽街 旭川さんろく街、近くの5条通7丁目にある小路「5・7小路 ふらりーと」
昭和の面影を残すその佇まいの小路に18店舗の飲食店などが並ぶちょっとよさげな空間です
今回伺ったのがそんな小路に店を構える
旭川ラーメン「蜂屋 五条創業店」
伝統の味を守って60余年の老舗ラーメン店です
変わった名前のラーメン店ですが、名前の由来は創業者がラーメンなどを扱う食堂のほかにアイスクリーム店も開業していて、アイスクリーム店の店名が「蜂屋」だったそうで
その名がいまも屋号として残っているのだとか
ただ「蜂屋」は新横浜ラーメン博物館にも出店していたこともあり、全国的にもその名が知られている超有名店
並ばないと入れないかと思いきや
伺ったのが映画が終わった午後3時ということで並ぶことなく入店
しかも空いていました
店内の壁一面にはたくさんのサイン色紙が貼られています
芸能人が多いように思えますが、私は普段テレビをほとんど見ないのでよくわからないと言ったのが実情です
もっとも「まいうー」な石塚英彦氏のサイン色紙はこの手の店に行くと大概見るのでそれだけはすぐに判別できました
お品書きには醤油、塩、味噌とありますが
ここは原点といえるしょうゆ味
油の濃さ(蜂屋特製焦がしラード)は濃いめで頼みます
ほどなくラーメンが着丼
富山ブラックラーメンを彷彿させる真っ黒いスープ
これは蜂屋特製焦がしラードがうっすらと脂膜を張っているからのようで
これがスープを冷まさないのにも役立っているそうです
チャーシューは薄切り肩ロース煮豚が2枚
しっとり柔らかい食感でした
ラーメンとともに頼んだのが「豚めし」
蜂屋 五条創業店の三代目が考案した名物メニューだそうで
チャーシュー丼ではなく「豚めし」
ラーメンにトッピングされていたチャーシューより厚めの煮豚に白髪ネギ、味玉半玉がトッピングされていました
豚骨ベースに魚介系(アジ)の旨味をきかせ、焦がしラードの風味で香ばしい味わいに仕上げたスープ
自家製の中太のちぢれ麺によく合いました
さすが老舗の味ですね
ということでスープもすべて飲み干し、ごちそうさまでした
そんな丼の底には「ありがとう」の文字が記されていました
ラーメンを食べた後はこれまた定番の「酒正 土井商店」に立ち寄り
日本酒の土産とともに旭川を後にします
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