2024年7月アーカイブ

道民の森の山菜の日といったイベントや國稀酒蔵祭りから赴任先の滝川市に舞い戻り
夕方訪れたのがホテル三浦華園にあるレストラン「イル・チェロ」
 

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目的はホテル三浦華園でおこなれていた創業138周年の特別企画
イル・チエロ「スペシャルメニュー」
和食、洋食、中華の各料理長自慢の料理がなんと
138周年にちなんで、通常2,000円相当の料理を1,380円(税込)の特別価格で提供するとのこと
 

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この日はドリンクも創業137周年?の特別企画をやっており
ワイン飲み放題が1,370円だったり
地元金滴酒造の日本酒や江部乙ワインが割安で飲めるなどの企画がありましたが
 

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私の目に留まったのが、2024たきかわ菜の花まつり応援企画で
ビールが半額(330円)
グラスワインやハイボールも280円と言う事でこいつをオーダー
 

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ホテルで生ビールをがぶがぶ飲むのは勇気がいりますが
この価格ならついつい捗ってしまいました
 

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で今回私が頼んだのが10食限定の
<和食>『慶祝の膳』
●道産牛のすき焼き  
●お造り2種
●鰹のパン粉揚げ 特製ソース
●ご飯 汁物 香の物
 

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我が家の奥さんが<洋食>『アニバーサリー』
●牛フィレ肉のステーキ  
●アンティパストミスト
●冷製スープ  
●パン
 

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どれも美味しく頂きました
ちなみに昨年も創業137周年の特別企画で1,370円の特別メニューがあったそうですが
来年ももしかして創業139周年の特別企画で1,390円の特別メニューをやるのでしょうか?
 

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先月の話ですが自宅から歩いて5分(これが一番の魅力)といった好立地な場所にあるレストラン
「しゃぶ葉札幌厚別西友店」に行ってきました
気軽に行けるはずが、なかなか行くことが出来ずオープンから5年たってやっと伺えたと言ったところです
 

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目的は3時間食べ放題+飲み放題といった平日ディナー限定の宴会コース
「しゃぶしゃぶ寿司コース」がなんとひとり3,000円(税込み)といったものを堪能するためでした
  

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前日までの予約限定ということで、予約してあったことから予約席に案内されましたが
平日のまだ5時だというのに、それなりにお客さんは入っています
さすがはすかいらーくグループと言ったところでしょうか
そうそうおひとり様で来られている方が数名いたのにはちょっとびっくりしました

ちなみにそんなしゃぶ葉が出来るまでは、同じ場所にファミリーレストランの「ガスト」があり
それなりに賑わっていたのですが、ガストの多彩なメニューが人手不足の折に足を引っ張ったのかもしてません

  

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さてしゃぶ葉の魅力と言えばやはり「おやさいたっぷり」のしゃぶしゃぶ
肉だけでなく野菜も食べ放題というのが嬉しいですね


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今回はビールなどのアルコ-ルが3時間飲み放題が一番のお目当てなので
食事は一番リーズナブルな「しゃぶしゃぶ・寿司食べ放題 豚コース」でしたが
豚肉は豚バラとロースが味わえるうえ、その名の通り寿司も食べ放題
カレーや〆の麺が食べれたり、デザートも豊富でした


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ということで豚ロースをしゃぶしゃぶしたり
 

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鶏つくねを煮込んだり
 

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そしてお目当てのアルコールは
まずは生ビール
航空会社のラウンジにあるものと同じビールサーバーがあり
セルフで注ぎます
これだとまさに遠慮なく頂けます
そうそう樽詰めハイボールのサーバーも併設していました
 

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冷蔵庫にあるワインはスペインにある世界最大級の大規模ワイナリー「フェリxチウクス・ソリス」のワイン
赤が「ロス・モリーノス テンプラニーリョ」
白が「ロス・モリーノス アレイン」
日本酒は松竹梅 蔵付き半兵衛酵母仕込み
他にもチューハイやカクテルなども楽しめるようです
 

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しゃぶしゃぶの箸休めに頼んだお寿司 
 

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そしてしゃぶ葉自慢の特製カレー
今回ご飯にかけて頂きましたが・・・・・
 

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肉汁が効いたしゃぶしゃぶのスープでうどんを温めその上にカレーのルーをかけた
カレーうどんと言うのが、美味しんだそうです
これは是非とも次回試してみたいものです
 

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デザートにはセルフで作る、ベルギーワッフルのコーナーや
 

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やはりセルフのソフトクリームやテーブルにあるパッドで注文したり
配膳ロボットで配膳は無論、セルフでテーブルの上の皿をその配膳ロボットに載せ回収したりと
このしゃぶ葉はセルフの仕様が多く、人手不足に対応したファミレスのように感じました
ただ思いのほか美味しいうえ、食べ飲み放題で税込み3,000円とコスパは最高
それに近いのが何よりなんでまた訪れようと思います
  

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北海道で有名な天然うにの産地である後志地方の積丹半島では、今年も6月上旬からうに漁が始まりましたが
そんな積丹産の濃厚でクリーミーなうにを味わおうと、観光客やグルメな方々が積丹半島に押し寄せる、そんな季節となりました
そう積丹半島には、漁師直営店や行列で有名な店など天然のうにを食べられるお店が数多くあります
かくいう私も8年前に美国にある「純の店」でおいしい「赤白うに丼」をいただいたことが有りました
この日もそんな天然のうにを味わおうと積丹まで車を走らせ、夏の期間限定でやっている「なぎさ食堂」にやってきました
 

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そんななぎさ食堂
元々は海水浴場の売店と食堂だったらしく、先代のおじいさんが経営していたそうです
そのおじいさんが亡くなった際には店をたたもうとも考えたそうですが、メニューをうに丼に搾り続けられているんだそうです
店内には1980年代からここを訪れた方の写真が飾られていて歴史を感じました
 

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メニューはうに丼のみですが
うには主に鮮やかな赤うにのエゾバフンウニと淡い白うにのキタムラサキウニの2種類に分類されます


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この日の朝なぎさ食堂に電話したら
今朝はエゾバフンウニの漁がなかったとの事
確かになぎさ食堂へ向かう途中、見えた車窓は霧で閉ざされて何も見えないうえ結構な高波
まぁ漁が出来ないのもうなずけます
  

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てなわけで到着後、我が家の奥さんが頼んだのはムラサキウニのうに丼
漁師さんがとってきたウニを剥いて塩水に浸けたものを、女将がお玉にキレイに並べてから、ごはんに乗せて完成
添えられた汁物はいかにも永谷園って感じですが、いかにこのうに丼に心血注いでいるかの証かもしれません


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私はというと折角なので大盛りで頂きました
 

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臨席された方が、醤油をつけずにまず頂くのがここの仕来たりと話していたので私も倣ってみました
たしかになにもつけずにいただくと甘みと香りが抜群だというのを感じます
残りは醤油をたらしいただきました
 

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てなわけでほどなく完食
朝からのうに丼は幸せそのもの、しかも大盛で堪能
ご馳走様でした
今度はバイクを駆り伺います
 

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先週末、ちょっとした仕事があり赴任先の滝川で過ごしていましたが、空いた時間を使ってノートパソコンの修理を行いました
と言うのも先日酔っ払ってノートパソコンにたっぷりお酒を飲ませてしまい、キーボードが使えなくなっていたからです
このノートパソコン、毎朝blogの更新に使用していただけに困りはてています(直るまではスマホにキーボードを繋いでUPしてましたが大変でした)
ちなみにこのノートパソコンのDynabookは7年前、今と同じ滝川に単身赴任した際に5万円ほどで購入した古いものでしたが
この時代、新たに同様のノートパソコンを購入しようとしたら10万円はくだらないことから
ここは奮起し自前で修理しようと汎用のキーボードを購入(Amazonで2,980円でした)
 

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ただ私の所有するDynabook AZ-15は基本的に個人で分解しメモリーの交換をする仕様ではなく、メーカーに送り返してメモリーを増設するようなノートパソコンでした
理由はそんなノートパソコンを分解しようにも裏ブタを固定するネジが20本近くあったり(から回りし外せないネジもあったのでそれはドリルでつぶしたり)
基盤をプラスチック溶接で50箇所程本体に固定されているところを、カッターで剥がしキーボード交換後に再度ハンダゴテで溶かし固定したりと
 

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かなり苦労しましたが、なんとか交換することができ以前のように使えるようになりました
 

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ついでにHDDもSSDに換装しパワーアップをはかろうと、新たにSSDも購入
SSDをフォーマットの上、丸ごとコピーし起動させたところ
何度試したもWindowsが起動しません
リカバリーディスクからやり直してもやはり起動しません
  

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おかしいと思い、BIOSを起動し起動順序など確認したときに
ふとSSDを確認したら、なんとHDD/SSD READ ERRORの表示
元のHDDでは全く問題ないので、このSSDが読み込み出来ないよう
Amazonにその旨を画像とともに伝えたところ返品してくれとのことでした
まぁしばらくはHDDのまま使いますが
今回ノートパソコンの分割方法はしっかり把握できましたので、時間があるときにでもまた再挑戦しようなと思います
 

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我が家の庭に群生するギョウジャニンニク(ただしこれは4月下旬の生育状況です)
10年ほど前に日高の某所でギョジャニンニクのネギ坊主を見つけその種を持ち帰り庭に植えたものが
もう隙間がないくらいに群生して生えるようになりました
またこれは同じ遺伝子を持つ日高某所のギョウジャニンニクの生育状況を示す目安ともなっています
(もちろん平地と山間部の生育状況は違うのでしょうが、1週間はズレてはいないようです)
ちなみにこのギョウジャニンニクは畑で育てたものと野生のものでは全くの別物
残念ながらあの独特の香りと味わいは野生のものにかなり劣ってしまいます


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我が家の庭の状態が上の写真といった生育状況でしたので
案の定、日高の山間部でもギョウジャニンニクはすでに終盤でした
  

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愛用のオピネルで太い物を探して採取します
 

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ちなみにギョウジャニンニクはすでに終盤でしたが、タラの芽の旬はまだ少し先でした
写真はピンボケですね
 

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山菜を抱えて持ち帰ったのが、日高町にある
「ひだかくるみちゃんハウス」という名の一棟貸しのペンション
例年ゴールデンウィークは近くの沙流川キャンプ場でキャンプをして過ごしていましたが
今年は趣向をかえ、民泊っぽい宿泊所
これは将来、時間が出来た時にやりたい長期滞在の予行演習と言ったところでしょうか
大人2人で宿泊料金が1万円というのも嬉しいところ
 

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宿泊する一軒家はもとはご両親の住んでいた自宅と思える、第一ハウス
平屋の一軒家でホテル泊のような手狭感はなく、しかも静かでまるで自宅のように過ごせました
まぁ朝はアカゲラか何かのドラミングの音で起こされましたが
それにリビングなどの家具や家電、ストーブも以前の時のままのようです
それに夜、BBQで宿のご主人と奥様とご一緒しましたが、とても人柄の良い方で安心感がありました
 

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さてここからは私の覚書となりますが
就寝はベッドではなく、和室に布団が敷かれていました
ちなみにもう一つの第2ハウスには欧米の観光客らしきかたが宿泊していましたが
最近そうした外国人観光客にもこの日本の布団、人気だそうですね
しかもそんな和室にはピアノも置かれていました
  

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もう一つ床の間のある和室もありましたが、さすがにここまでは使いませんでした
子ども連れなどなら使えそうですけどね
 

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風呂も家庭用のお風呂
近くに日帰り温泉もありますが、いつでも入浴できるので我が家はこのほうが使い勝手が良いです
洗濯機もありましたので長期滞在には便利そうですね
 

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食卓カウンターには湯沸かしポット
Wi-Fiも完備されていました
 

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さて肝心のキッチンの設備は
炊飯器
スチームオーブンレンジ
トースター
大型の冷蔵庫
ガスコンロ
 

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食器棚にはこれでもかと食器が揃っていて大抵のものはありました
棚の上にはホットプレート
 

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フライパンに雪平鍋
 

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各種サイズの鍋
 

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ザルなどのキッチン用品をはじめ
包丁や温玉、フライ返しなども揃っていて
あとは食材と調味料があれば何でもできそうです
 

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そして私が気に入ったのが、林を望むテラスにあるテーブルセット
2泊しましたがここで毎朝、朝食をいただくなど快適に過ごさせていただきました
 

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ちなみに一つ話をはさんで、このひだかくるみちゃんハウスでのBBQに続きます

ギョウジャニンニクを採ったあとは、宿である「ひだかくるみちゃんはうす」のチェックイン時間まで時間がることから
日高の釣り堀「乗田養魚場」に食材調達に伺いました
 

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乗田養魚場の看板には
「当釣り堀は、釣り上げた魚の重さと調理代のみとなっており、入場料・エサ代・竿レンタル代等は無料です。」
となっております
ちなみにその料金は(100gあたり)
ヤマベ 300円
ニジマス 230円
チップ 500円

調理方法による調理代は
唐揚げ 1匹 110円
塩焼き 炭代 500円
刺身については無料(ニジマス)のみ
となっていました
 

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この日は宿でBBQも出来ますが、日本酒も持ってきたので刺身の文字に心が動き
ヤマメの塩焼きも良いのですが、大物のニジマスを狙うことに
延べ竿を2本借りて久しぶりの釣りとなります
 

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とはいえ釣り堀なんですぐに釣れてしまいます
ただ1匹が1kgはある大きなニジマス
引きが強く取り込みには苦労いたしました
 

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釣れたのは丸々と太った40cm程度のニジマス
本来なら1匹で良かったのですが、最初のニジマスがかかった際にもう一つの竿を置き竿にしてしまい
その竿にもニジマスがかかってしまいました
こんな大きなニジマス、2匹も食べられないでしょうし、釣り堀なんで230円/gとのことで1匹が2千円強
まぁこうした観光地はある程度、お金を落としていくのもセオリーでしょうから2匹捌いていただきます
(一度掛かった魚は放流不可がルールです)
ちなみに釣った魚を乗田養魚場でいただくのがここの魅力のようですが今回はテイクアウト

 

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ということで日本酒のあてにしようと、一匹は刺身にしてもらいましたが
結構大量な量の刺身となりました
ちなみに刺身だけだと飽きるのでカルパッチョにしたりしていただきましたが、コリッコリで美味しかった
 

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もっとも1kg近いニジマスでしたから、1日で食べきらず
翌日もニジマスの刺身
宿のオーナーからいただいた天然の山わさびでいただきましたが、これが日本酒に良くあいました
 

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さてもう一匹は3枚に下ろしていただき、片身はマヨネーズたっぷりで味付けし焚き火でホイル焼きや
  

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もう片身は燻製にと釣ったニジマスは様々な料理に対応してくれました
  

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そうそう乗田養魚場はギョウジャニンイクも販売しており
なにやらよさげなサイズのギョウジャニンニクが250円/gで販売されており
採りに行くのが面倒なら、ここで買っても良いな~なんて思ってしまいました
 

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ゴールデンウィーク前半の宿とした「ひだかくるみちゃんハウス」
 

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もともと一軒家で広い庭があり
そこには手作りのテーブルや椅子があることから、今宵の晩餐はこの庭で行うことに
まぁこれが目的でこの宿にしたんですけどね

庭でBBQしながら、持参したサーバーでサッポロクラシックの生樽ビールと洒落込みます
ちなみに最初の晩は宿の御主人夫妻もお招きして一緒にいただきました
 

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このひだかくるみちゃんハウスではBBQコンロをレンタルしてくれるようですが
久しぶりにスノーピークの焚火台を持参
こいつで2日間ともBBQを楽しむことに
  

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炭火で炙るのは
米澤佐藤畜産から取り寄せした個体認識番号付き米沢牛(牛串焼き・牛モモ、牛バラ)
採取したギョウジャニンニクも共に炭火て炙ります
 

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霜降りがたまりません
 

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先程釣り堀で釣ったコリコリの虹鱒と共にまんさくの花やってます


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樽生ビールに合わせよう
先ほど山で採取したギョウジャニンニクで餃子を作り
 

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これは宿のガスレンジで焼いて樽生ビールで流し込みます
 

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ギョウジャニンニクの玉子とじもいい感じです
 

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晩餐の〆は周りに人もいないことから
久しぶりの焚き火
いや~癒されました
もしかしたら近くのキャンプ場より快適だったかもしれません
 

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ゴールデンウィーク前半はひだかくるみちゃんはうすに2泊したのですが
例年行っていたキャンプではないので、日中は暇を持て余します
そんなことでちょっと足を伸ばし狩勝峠を超えて、新得そばを食べにいことに
そう新得は、全国でも有数のそばの生産地
 

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これからの時期、新得を貫く国道38号線の両側一面にそばの白い花が咲き乱れ、通称「そばロード」と呼ばれる景色が広がるんだそうです
 

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(新得町観光協会HPより拝借)
 

けれど私が好きなそば畑の景色には別のものがあります
それが秋にそばを刈り取った後の赤い茎のみが広がる真っ赤なそば畑の風景
その昔、幌加内にある大きなそば畑で刈り取った後の鮮やかに染まったそば畑を見たことが有ります

「安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園」のホームページに写真が有ったので拝借しました
 

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ちなみにそばの茎が赤いのは、アントシアニンの色だそうですが
昔からこの鮮やかな赤い色が血の色として語られてきたようで
マンガ「宗像教授伝奇考」星野之宣著の瓜子姫殺人事件の話で
瓜子姫になりすまして嫁入りしたアマノジャクの化けの皮が剥がれ捕らえられたアマノジャクが三つに切られ山野に捨てられた
粟や蕎麦の根が赤いのはその時の血のせいだといった伝承が語られていましたが
似たような伝承は日本全国にあるようです
そうそう宗像教授伝奇考ではそんな瓜子姫の伝承の元となったのはグリム童話のシンデレレラにあるとも語られていましたね
 

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さてかなり脱線しましたが
肝心の新得そばを食べにやってきたのが、新得そばの館「そばレストラン玄穣」
ここでは「三立て(挽きたて・打ちたて・ゆでたて)」で味わせてくれる贅沢なそばが味わえ、休日の昼飯時にはいつも行列ができるお店です
  

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そんなこともあり開店前に到着
記名台があったのでそれに記入し開店時間を待ちます
ほどなく通されたので、1巡目の客となりました
 

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入り口の記名台付近にはメニューがあり、客の回転をよくしたいのか
予め頼むそばを決めてほしいようです
メニューには温かいそば6種類と冷たいそばが5種となっていました


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てなわけで席に着いたらすぐにオーダー
私が「せいろそばミニ天丼セット」
せいろそばは安定の美味しさでした
 

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我が家の奥さんは「つけとろ」をオーダー
これはメニューに十勝産長芋を使った喉ごしの良さが絶品ですと特記されていました
そう十勝の川西も長芋の一大ブランド
これまた美味しそうですね
 

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帰りに「そばの館天かす」が自由にお持ち帰りくださいとのことなので1個土産にします
  

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そうそうこの日は暑かったんで、帰りぎわ蕎麦ペーストを練り込んでつくったという
「そばソフトクリーム」を購入
  

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帰りは日勝峠を使って日高に戻りますが
これは狩勝峠か日勝峠のどちらかで雲海が望めないかと算段してこんなルートにいたしましたが
双方ダメでした
これはまた次回の楽しみといたします
そうそう刈り取った後の鮮やかに染まったそば畑もまた見てみたいものです
 

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ここ3年ばかり、新型コロナ感染の影響で自粛していた海外渡航
そう2019~2020年の年末年始にマレーシアを訪れて以来、どこにも行けず悶々とした日々を過ごしていました
そんなコロナ禍でしたが、昨年5月には新型コロナ感染症も季節性インフルエンザと同じ5類感染症に引き下げられました
満を持しての海外旅行はそれから半年後の年末年始
もっともその間にも円安は進み$1が150円を超えるなど、とても欧米に渡航する気にはなれません
そこで目指したのはベトナムのハノイ
ベトナム戦争ではあの大国アメリカに勝ち、そしてベトナム戦争で疲弊したベトナムを狙ったかのように押し寄せてきた中越戦争では中国人民解放軍を追い払った国
金星紅旗はためく「ベトナム社会主義共和国」の首都ハノイで年末年始を過ごしてきたので
そろそろblogでそんな話を綴りたいと思います
  

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ハノイ市だけの観光ではもったいないので
翡翠色の大海原に無数の奇岩が連なる景勝地「世界遺産ハロン湾」でカヌーを楽しんだり
 

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世界遺産古都ホアルーでは
山からあわられ中国軍を撃退したと言う龍を拝んできました
 

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もっとも私自身がベトナムの首都ハノイに誘ったのは
ハノイを舞台に活躍する在ベトナム日本大使公邸料理人である主人公 大沢公を描いたマンガ
「大使閣下の料理人」(原作:西村ミツル・漫画:かわすみひろし)を
四半世紀前に読んでいて物語に感銘を受け、その地を見てみたいと思いをはせていたからでした
ちなみにこのマンガちょっと古いですが、なかなかの名著、私のお勧め長編マンガの一つです
 

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マンガにも登場した、ベトナム独立の父であり、建国の父であり、いまも国民から尊敬を集めるホー・チ・ミン氏の霊廟「ホー・チ・ミン廟」にも伺いました
ちなみにここで事件が発生、連行される事態ともなりましたが、その話はまた後日
 

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マンガの舞台になったベトナムの伝統芸能「タンロン水上人形劇」を見に行ったり
 

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なにげに登場していたターヒエン通りに行きビアホイ(1杯60円くらいのビール)を楽しみに行ったりと
大使閣下の料理人の聖地巡礼の旅ともなりました
 

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てなわけで旅のはじまりはいつものように新千歳空港JALファーストクラス専用チェックイカウンター
年末年始のような繁忙期でも並ぶことなく利用できるのでいつも重宝しています
 

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年末の29日ということで、JALダイヤモンド・プレミアラウンジのカウンターには
すでに鏡餅が供えられています
鏡餅は年神様の宿る供物であるとか、年齢を重ねる生命力が宿るなどと考えられてきたそうです
ちなみにこの鏡餅、白蛇がとぐろを巻いた姿ともいわれています
古来ヘビは蛇(かが)と呼ばれていたのでなんだかもっともらしいですね
古来日本では「一年の計は元旦にあり」といわれるように、日本人は一年の節目であるお正月をことのほか大切に考えられ鏡餅が供えられるそうです・・・
が、正月そうそうJALが苦難に襲われようとはこの時はまったく思いにもしませんでした
 

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また話が脱線しそうなのでラウンジの話に舞い戻りますが
この日は主な企業の年末年始が始まる12月29日でしたが
JALダイヤモンド・プレミアラウンジは思いのほか空いていました
  

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さてラウンジといえば樽生ビール
ここJALダイヤモンド・プレミアラウンジでは主要ビールメーカーのプレミアムビールが楽しめます
左奥から
「キリン 一番搾り プレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ 熟撰」
そしてここ北海道を意識してかサッポロビールはヱビスではなく
「サッポロ クラシック」
 

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そうそうここ北海道にはサッポロビールだけではなく
仁木町には「ニッカウヰスキー」があり
いまや入手が難しくなるつつありプレミアがついている「竹鶴」がディスペンサーに納められておりましたが
こいつは後ほどハイボールにしていただくことに
  

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焼酎は札幌酒精工業の「本格じゃがいも焼酎 喜多里」
GINはさすがにサントリーの「翠 sui」
ここ北海道でも紅櫻蒸留所などで小規模ですがGINの蒸留も行われているようですが
将来ここに並ぶのが待ちどおしですね
 

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さてこのラウンジには、朝一で朝食も取らずに(まぁここで食べれるのが判っていたので食べないできたんですけどね)
ラウンジの軽食で朝食にいたします
まずはおにぎり
個包装だったものが、そのまま並ぶようになりました
味噌汁もサーバーからではなく、鍋からお玉で掬うようになっています
こうしたことからコロナ禍が過ぎ去ったと実感しました
  

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パンは新千歳名物のもっちシリーズ
「かぼちゃもっち」と
「旨みフォカッチャ~ベーコン&チーズ~」
残念ながらJAL特製焼きカレーパンはまだ提供前でした
もっとも朝食はおにぎりだけにしてパンはパス、このあと成田空港で腹いっぱい食べる予定があるからでした
 

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てなわけで駐機する航空機を眺めつつ、朝からビールで旅の無事を祈念し乾杯
まさかこの時、JALのみならず私自身もハノイで災難に会うなど思いにもよりませんでした
 

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空港内を巡回している警備ロボットはセコムの「COCOBO(ココボ)」
利用目的は映像やセンサー情報をAIで分析し、リアルタイムで混雑状況や放置物、転倒者を検知する優れもの
成田空港国際線第二ターミナルにて2022年から導入されているそうです
てなわけでやってきたのはそんな警備ロボットがいる成田空港国際線第二ターミナル

いや~成田空港は本当に久しぶりです
2019年のお盆に行ったシカゴ・オーランドの旅以来でしょうか
 

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空港内には正月に向け地元成田市の酒蔵「藤屋」の日本酒
「清酒 長命泉」の薦樽が並べられていました
 

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ここも混雑とは無縁なJALファーストクラスカウンターですんなりチェックイン
 

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繁忙期などの混雑時には特に長く伸びる順番待ちの列に並び続けなてはならない保安検査ですが
ここ成田空港にはパイロットなどの乗務員に加え、航空会社のステータス会員も使えるFAST TRACK(保安検査優先レーン)が用意されていてこちらもすんなり通過
ついでに私どものパスポートは指認証の登録を済ませてあることから、年末だというのに全く並ぶことなく5分と掛からず保安検査と出国をすますことが出来ました
記録をとっているわけではありませんが多分、私自身の新記録かと思います
 

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出国した後に向かうのは今回はラウンジではありません
成田空港国際線第二ターミナルの制限区画内に新しく出来たジャパンフードコート初見参
 

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昨年9月にオープンしたジャパンフードコート
通常空港のフードコートでは軽食を取る場所というイメージですが
このジャパンフードコートは日本の表玄関である成田空港ってことで一味違います
出店しているのは、日本各地で人気のレストラン10軒を有します
たとえば
「牛カツ京都勝牛」
「すし京辰」
「うなぎ四代目菊川」知る人ぞ知る名古屋の有名店
「天ぷら日本橋玉ゐ」
「石臼挽き二八そば 大瀧/うどん たゆたふ」
「洋食 三本亭」
「ラーメン 銀座 篝」
「カフェ 神乃珈琲」
「フルーツパーラーミズ」
そして「鉄板焼 道頓堀 くり田」
 

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今回のお目当てが
『鉄板焼道頓堀くり田』
あのお好み焼きぼてじゅうにステーキを加えたチェーン店なんですが・・・・
 

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なんとプライオリティパスのラウンジに指定されています
そうプライオリティパスの無料の対象となる3,400円相当のセットメニュー
「鉄板焼きステーキセット」か「大阪道頓堀セット」のどちらかがいただけるんです
  

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我が家は私と奥さんがそれぞれプライオリティ・パスを所有していますので
2人分と言う事で「鉄板焼きステーキセット」と「大阪道頓堀セット」の2種類をオーダー
アツアツをお店のカウンターでシェアしながらいただくことに
写真は「大阪道頓堀セット」
お好み焼き・たこ焼き・どら焼き・ドリンクのセットですが
ドリンクはアルコールもOK
ってことでビールをジョッキでいただきます
  

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お好み焼きは無論、コテでいただきますが
鉄板にはお好み焼きぼてじゅうのチェー店らしく「BOTEJYU○GROUP」と刻印されていました
 

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タコ焼きも本場大阪の味
目の前で焼いていましたが、金串で手際よく生地を回し焼いていました
 

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もう一つの「鉄板焼きステーキセット」は
ステーキ、つけ野菜、ご飯、味噌汁のセット
こちらにドリンクは付きません
ステーキは思いのほか柔らかく岩塩でいただくことに
そうそう付け合わせのマッシュポテトも美味しかった
 

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最後にご飯に全部載せで
ぼてじゅう濃厚辛口ソースで味変
なんだか高級そうなステーキ丼で〆ましたが・・・
 

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この成田空港国際線ラウンジ巡りはまだまだ序盤にすぎません

4年半ぶりに成田空港国際線第二ターミナル JALファーストクラスラウンジにやってきました
ここに来るとようやく新型コロナが終息したんだとの思いがいたします


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成田空港国際線JALファーストクラスラウンジには寿司カウンター「鮨 鶴亭」があり
寿司職人さんが、目の前で握るお寿司が食べられます
そう成田空港はなんといっても日本の玄関
ファーストクラスなどで旅する海外の方々に日本を味わっていただく場所でもあるんです
 

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提供する寿司ネタは常時3種類
本マグロ中トロ、ヤリイカ、煮穴子、天然ヒラメ、赤海老、太巻き、玉子焼きなど、1週間ごとに寿司ダネが変わります
今回伺った際は「中トロ」「ヤリイカ」「玉子焼き」の3種類でしたが
ヤリイカが好きな私は玉子焼きをヤリイカに替えていただきました
 

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合わせるのはもちろん日本酒
飛龍 ひりゅう 純米大吟醸(宮城 新澤醸造店)をいただきます
 

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さて3年半もご無沙汰しているとオーダーの仕方も変わっておりました
というのも以前はカウンターで直接オーダシテいたものが
テーブル上に設置された2次元バーコードをスマートフォンで読み取り専用Webサイトにアクセス
食事メニュー一覧から希望の品目と数量を選択して注文
料理が出来たら座席までスタッフが届けるというものでした
まぁこれにはコロナ禍というのもあったかもしれませんね
ちなみに現在は専用スマートフォンアプリ「JAL Lounge +」なるものもあるようです
  

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と言う事で職人が握った寿司の次は「和御膳」
これはサバ、明太子、玉子、ひじき煮、漬物、梅干しなどにご飯と減塩味噌汁がセットになっています
いつもなら朝飯にする和食膳ですが、お腹の容量を考慮して今回はご飯抜きのおかずのみにしてオーダー
酒の肴にして楽しんだりもしました

 

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オーダーが可能と言う事で鮨 鶴亭にどっしり腰を下ろし
「JAL's Table」から洋食をオーダーなんてことも出来ました
いや~便利になりましたね
食べたのは「チキンソテー サルサベルデとジロール添え」
  

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合わせるワインはと言うと
ワインテイスター大越基裕氏が選び抜いた各国のワイン
 

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シャンパンはシャンパーニュ・メゾン「テルモン・レゼルヴ・ブリュット」が冷えていたりもしました


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そんなワインやシャンパンに合わせるは料理はオーダーのみではなく自由にピックアップできるフィンガーフードも並びます
例えば
「酒類 メロンクリームパン」
「かぼちゃデニッシュ」
「ハモンセラーノのロールトルティーヤ」
「米粉パンのミニバイガーとピンチョス」
「サザエのジェノベーゼ仕立て」などなど
シャンパンと一緒に楽しみました


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成田空港国際線JALファーストクラスラウンジで寿司職人さんが握る寿司を堪能した後は
場所を変え、3階にある空港とは思えない大人の隠れ家的なちょっとシックな空間「JAL's SALON」へ
私自身はここは初訪問となります
 

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ここはバーテンダーが提供するお酒など
BARカウンターサービスが受けられる贅沢な空間
 

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メニューを見ると
日本のプレミアムウイスキー、クラフトウイスキー、クラフトジン、クラフトウォッカ、日本茶、和菓子などの
「日本の匠の味」の数々
 

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ここはくつろぎ重視のエリア
広い空間に大きなソファを中心としたゆっくりと寛げるエリア
 

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メニューのお酒の他にワインや日本酒、ウイスキー、スピリッツも並べられていますが
 

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特に日本酒は
広島県オリジナルの酒造好適米「こいおまちは」を使った
「上喜元 純米大吟醸 こいおまち 限定品」(山形県酒田市)と
映画『カンパイ!日本酒に恋した女たち』に主演した
杜氏今田美穂氏が醸した「富久長 八反草 純米吟醸直汲み本生」(広島県安芸津町)
といった贅沢なラインナップが冷やされていたりしました
 

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ただ今回はブレンダーが注いでくれるメニューから
日本のプレミアムウイスキーに
「響 ブレンダーチョイス」
「山崎 12年」
「白州」などがあり
ここでは現在入手困難なサントリー響 ブレンダーチョイスをロックでいただいてます
 

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ちなみにこうしたジャパニーズウイスキーは海外でも大人気
免税店ではすべてソールドアウトと言った状態でした
もっともこれは免税店のみならず、通常売られているものも同様で入手困難な状況はさらに拍車がかかっていて高額で取引されているようです
さらにはそんなジャパニーズウイスキー特に年代物のウイスキーの空き瓶がメルカリなどで売れているそうです
空き瓶をインテリアのディスプレイにするのは良しとして
詰め替えのうえ不正利用されているのではと感じている方も多いかもしれません
(ちなみに高級ワイン業界ではこうした行為は残念なことに別段珍しい事ではないそうです)
そうスナックなどでそんな詰め替えられたウイスキーが出てきても、酔っぱらっていたら味がわからないかもしれませんからね
それにシェリーフィニッシュのモルトなんて混ぜられたら、ウイスキーマニアか精通した人物でないかぎりそうそうわからないでしょう
やはりこうしたウイスキーはやはり専門店がこうしたそれなりのお店で飲みたいものです
 

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JALの国際線ラウンジと言えば忘れてならないのが、JAL特製ビーフカレー
カレー好きの私が、賛辞を惜しまない絶品カレーですが
JALかワンワールド加盟の搭乗したときにJALの国際線ラウンジでしか食べることのできない貴重なカレーだったりします
 

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ため、コロナ禍にあっては海外に渡航できず、しばらく食べることはかないませんでした
もっともその間、ラウンジは開店休業状態
そのため『お客さまのリクエストにお応えして、門外不出のビーフカレーをご自宅で』とJALショッピングで大々的に販売していたのを頼んだこともありました
 

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そいえば今回まだJAL特製カレーを食べていないことに気が付き
これはいけないと再度、JALファーストクラスラウンジにあるダイニングエリアの「JAL's Table」に舞い戻ることに
 

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こちらも寿司カウンター「鮨 鶴亭」同様に
スマートフォンで専用Webサイトにアクセスしオーダー
まもなく定番の「JAL特製カレー」がやってきました
  

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合わせるのはビールではなくジャパン
「ジョセフペリエ」とともに国際線ラウンジで3年ぶりのJAL特製カレーに舌鼓を打ちました
 

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さて成田空港国際線JALファーストクラスラウンジを堪能した後は
いつものようにラウンジの梯子
ワンワールドアライアンスのラウンジには入れることから
今回昨年移転したキャセイパシフィックのラウンジを訪問することとします
 

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ここは以前のアメリカン航空のアドリラルクラブ・ラウンジがあった場所で
そのアドリラルクラブ・ラウンジを改装せずに、そのまま居抜きしたようで
受付のキャセイの赤い制服を見なければ間違ってしまったかのようでした
 

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ラウンジの天井まで届く窓からはエプロンを眺望でき
ゆったりとした空間に一人掛けソファーが並んでいます
 

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お目当てのダイニング
キャセイパシフィックということもあり中華が中心
 

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ブッフェ用の鍋によそわれたホットミールには
「ローストチキン・バター醤油ソース」
「チンゲン菜」
 

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パスタは「ペンネミートソース」


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フルーツに加え
日本食は巻き寿司とお稲荷さん
巻き寿司に海苔が巻かれていないのは
海苔は磯の香りが強く、欧米系の方は苦手な人が多いのと
海苔を巻いた黒い食べ物に違和感を覚える方がいらっしゃるからだそうです
そいやカルフォルニアロールにも海苔は巻かれていますが、内側にそれとはわからないように巻かれていますもね


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サラダとハム・チーズなどのコールドカット類
 

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お酒はビールサーバーがありましたが
ビュッフェには空港のロビーに供えられていた薦樽と同じ
地元成田市の酒蔵「藤屋」の日本酒「清酒 長命泉」
サッポロビールの熟成濃厚梅酒「白加賀びん」
そのほかキャセイらしく
ウイスキーはジョニーウオーカー ブラックラベル12年
ブランデー、ジンやウォッカやラムなどのスピリッツが並んでいました


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こんな感じでキャセイパシフィックのラウンジを探訪
やはりラウンジの梯子は楽しいですね

年末年始に伺ったベトナム・ハノイの旅ですが、ちんたら更新していて
なかなかハノイまでたどり着きませんね
ようやく今回のエントリーで成田からハノイ・イノバイ空港へ向けて飛び立つJAL751便のお話しとなります
 

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今回の座席はエコノミー
JAL国際線767の「Sky Wider」は座席幅が45cmということもありかなり狭かった
そんな事もあるのか、ただいまJALでは有料座席指定サービスで足元の広い席を出発72時間前までに指定できるようになっていてその札を今回初めて目にすることが出来ました
いつもなら座席指定するあたりの席ですが、いつの間にかこんなサービスが出来ていたんですね
 

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飛び立ってすぐに機内食が提供されました
ちなみに今回はエコノミー席での機内食となります
つくねとピーマン添え豚バラ焼き鶏丼
デザートはハーゲンダッツ
食べたらすぐに寝てしまい
 

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気が付いたらハノイ・イノバイ空港に到着しておりました
フライト時間は6時間半
翌日の午前0時半といった中途半端な時間に空港到着
荷物を受け取ったらタクシーを飛ばしてホテルに向かいます
  

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ハノイ・イノバイ空港からタクシーを飛ばしやってきたのは
ハノイ旧市街のハンガイ通り
もう夜中の12時を過ぎていますが、歩道にテーブルとイスを広げた野外レストラン?はまだ営業していました
ちなみにこの周辺道路はみんなこんな感じです
ベトナムに来て早々、いかにもアジアらしい活気が溢れている姿を目にしました


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ハノイでの宿はそんな旧市街のハンガイ通りの野外レストラン?向かいにある
「ハノイ・シヴァ・ラグジュアリーホテル」にいたしました
このホテルにした理由は旧市街にある為、ドンスアン市場やビアホイが楽しめるターヒエン通りなどの観光地まで徒歩でいけるなど利便性を考慮してのことでホテルの質はさほど求めませんでした
ホテルのホームページにはフロントデスクは24時間対応
荷物預かり、チケットサービス、ツアーの手配など様々なサービスを提供してくれるとのこと
確かに今回もハロン湾クルーズやチャンアン川下りのツアーもこのホテルで頼ませていただきました
ちなみにフロントデスクは確かに24時間対応でしが、これは夜中スタッフがフロントデスク前に布団を敷いて寝ていると言った日本では考えられないものでした
ただ、私が真夜中のチェックイン後に部屋でテンキー式のセイフティボッスの設定を間違え警報が鳴り続けた際に対応してもらったり、バルコニーのドア(ベトナム独自のドアノブで使い方が判らなかった)が閉まらず困っていた時に助けていただいたりと確かにスタッフ(寝ているところを起こしましたが)は24時間対応でした
   

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部屋はジュニア スタジオスイート
ベッドはキングサイズ
 

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床は珍しいタイル張り
スリッパを履かずにいるとひんやりとして気持ちよかった
デスクとTVが供えられています
ここからは私の覚書も兼ねています


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トイレもタイル張りの立派な造り
残念ながらウオシュレット機能は有りません
 

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バスタブも大きめ
毎朝、バスクリンを入れてゆったりと浸かり癒されました
 

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リビングボードの中に収納される形で設置された冷蔵庫
家具の中の冷蔵庫なんで騒音は防いでくれましたが、冷えは今一歩でした
ミネラルウオーターとコーラ、ビールがミニバー形式で冷やされていましたが
後の容積はコンビニで買ったビールやミネラルウオーター用に使わせていただきました
 

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同じくミニバー形式のスナックとカップ麺
 

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湯沸かしポットにベトナムコーヒー・ティパックが備えられています


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狭いですがバルコニーがあるうえ
テーブルとイスが置かれていて
 

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毎夜ここからハノイ旧市街の喧騒を肴にハノイビールをいただくことに
そうそう近くのコンビニで買ったこのピザまんも美味しかった
 

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今回宿泊した「ハノイ・シヴァ・ラグジュアリーホテル」は朝食付きのプランで
毎朝、このホテル1階にあるレストランで朝食をいただき
腹を満たしたところで観光に出かけました
  

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朝食はビュッフェ形式
当然のように南国系の果物がこれでもかと並んでいます
 

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ホットミールも毎日日替わりで楽しませてくれます
 

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ジュースサーバーにはパインジュースやマンゴージュースがたっぷり入れられていますが
その手前には南国では珍しく生牛乳も置かれています
そうここベトナムで牛乳が飲まれるようになったのはここ最近の事のようです
生産量が追い付かずに輸入に頼っているのが実情のようで、ベトナムで生乳はまだまだ高級品のようです
折角なのでそんな牛乳を毎朝いただくことに
 

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フランスを宗主国とするここベトナムはパンも美味しい
トースターで焼いたものにマーガリンを付けいただくことに
そうまだまだここベトナムでバターは高級品のようでした


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他にもピラフや春雨と言った感じで、炭水化物たっぷり
旅では歩きまくることから、普段朝食はとらない私ですが
朝からたっぷり頂きます
 

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4泊しましたので計4回ここで朝食をいただきました
 

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ビュッフェの他に卵や麵料理のオーダーも可能で
毎朝、チキンなどのフォーを頼んで朝飯にしていました
フォーには香草などを入れて食べたりしますが、このレストランでは柑橘系の「チャイン」を搾っていただくと味が引き立ちます
チャインはベトナムの暮らしに密接している果物
薬味はむろんジュースにもなるそうです
そういやマンガ「大使閣下の料理人」でもそんなチャインを使った料理で各国の首脳たちをもてなしました

 

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このフォーがことのほか美味しく
街でフォーを食べることは有りませんでした
 

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年末年始に行ったベトナム・ハノイの話の途中ですが
先週と先々週飲み歩いたので先にそちらの話をさせていただきます
 

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(サッポロクラフトビアフォレスト2024 HPより拝借)
 
 
2016年から毎年参加している、サッポロクラフトビアフォレスト
全部で24もの蔵のクラフトビールが楽しめると言った、北海道最大のクラフトビールの祭典
しかもそんなクラフトビールを楽しむのは、さっぽろばんけいスキー場と言った開放的な空間
クラフトビール好きのうえ、アウトドア好きの我が家ですから、当然今年も参戦してまいりました

道外からは15蔵
・大山Gビール(鳥取)
・DD4D BREWING(愛媛)
・箕面ビール(大阪)
・京都醸造(京都)
・伊勢角屋麦酒(三重)
・ Y.マーケットブルーイング(愛知)
・南信州ビール(長野)
・ヤッホーブルーイング(長野)
・スワンレイクビール(新潟)
・湘南ビール(神奈川)
・サンクトガーレン(神奈川)
・T.Y.ハーバーブルワリー(東京)
・ハーヴェスト・ムーン(千葉)
・うしとらビール(栃木)
・いわて蔵ビール(岩手)
道内からも9蔵
・忽布古丹醸造(上富良野町)
・プレミアムビール鬼伝説(登別)
・hokkaido brewing(小樽)
・Tobetsu Seven's Brewing(当別)
・えぞ麦酒(札幌)
・ビアセラーサッポロ(札幌)
・ノースアイランドビール(江別)
・月と太陽ブルーイング(札幌)
・Streetlight Brewing(札幌)

 

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地下鉄円山公園から無料シャトルバスが出ているとのことなので朝一で並び乗車
1号車となるバスで向かったはずが着いた時には大勢の方がすでに並んでいました
 

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早くに伺ったにはわけがあり、この日は今にも泣き出しそうな空模様とのことで
テントの下の席でクラフトビールを楽しもうと朝一でやってきたというわけです
というのも昨年参加した際にはある程度ビールを楽しんだ頃だったのでまだよかったのですが
大雨に合いビショビショになって帰った記憶があったからです
  

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12時からビールが注がれますが、その時点ではすでに大勢の方が目的の蔵のテントに並んでいます
一体全体どれだけの方が来られているのでしょうか
2016年から参加していますが年々来場者は増えているように感じます
  

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乾杯酒に選んだのは
昨年飲んで美味しかった「DD4D BREWING」<愛媛県>の
『Reinbow Visor』IPAと
『かわるがわる』これはDD4D×京都醸造コラボビール!
愛媛産柑橘 川内晩柑の香りが引き立つビールでした
我が家の奥さんは無くなってしまい前にと
箕輪ビールの「桃ヴァイツェン」
 

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合わせるのは「FARMERS CRAFT MARKET」のカオマンガイ
タイ、シンガポール、台湾、香港などの東南アジアで食べられている庶民的な料理で
 

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本来ならお米と一緒に炊いたり、蒸したりして作るところを
FARMERS CRAFT MARKETでは炭火でじっくり炙っていました
かけられたタレも美味しくこれがビールによく合いました
 

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3杯目に選んだのが
私が好きなヴァイツェン
そのヴァイツェンといえば毎年伺っている大山Gビール<鳥取県>
ここのは本当に美味しい
まさに南ドイツを彷彿させるビールです
 

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次に伺ったのが
2年前にビール工場見学で伺った「世嬉の一 酒造いわて蔵」の
「いわて蔵ビール ヴァイツェン」と
「オイスタースタウト 黒ビール」

  

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地ビールの時代から紆余曲折を経て、現在のクラフトビールを醸す正統派ビール蔵ということで
ヴァイツェンは伝統のドイツスタイルビール
まさにバナナの香りがいたしました
オイスタースタウトは2016年にワールドビアアカップ ブロンズアワード(三陸牡蠣のスタウト)を受賞したビール
この辺りは伺った際にいろいろ聞いていました
ただ自慢の山椒を使ったビールが飲めなかったのが心残りです

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これまた毎年伺っている
「ラ プロシュッテリア by kowari」
次から次へと生ハムを切り分けていましたが
 

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ここではその絶品のハモンセラーノと
イカ墨パエリアをオーダー
ビールも良いですがワインが飲みたくなりますね
 

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開始から1時間ほどたったころからぽつぽつ降り始め
大雨となったところで我が家は退散
美味しかった!
にしても来年は晴れることを祈っています
晴れたらまたキャンプ用の椅子とテーブルを出して、アウトドア気分も味わいたいものです
 

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それはワインクラスター北海道さんの
Facebookにシェアされた記事で知ったイベントでした
それが「Domaine Bless」の7月7日に行われるワイリングウォークフェスNIKI2024の再販告知
内容は『一部ツアーキャンセルにより、急遽!参加チケットを若干数を本日6月25日12時より再販いたします。
仁木町のワイン生産者10社が旭台地区に集結してワインを提供します。
また、道内外から15の飲食店が参加予定です。
このイベントのためだけに、フラッグシップワインに合わせて地元食材を用いて開発した特別なペアリングフードも楽しんでいただけます。
仁木町のぶどう畑が広がる美しい景色とともにワインと食をお楽しみください。』というものでした
 

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(ワイリングウォークフェスNIKIのHPより拝借)
 

てなわけで今回はJRの「一日散歩きっぷ」2,540円で仁木駅まで向かいます
この一日散歩切符、札幌を中心に道央エリアの普通列車が1日乗り放題になるフリータイプのきっぷで
私の自宅の最寄り駅である厚別駅から仁木駅も対象範囲に含まれます
特に函館本線は小樽駅から先はキタカなどのICカードは使えず、ICカードを使うと小樽駅で一度開札を潜り切符を買ってまた開札を通らねばならないということもありました
ということで厚別駅からノンストップで小樽まで走る電車に乗り
朝食用に買ってきたサンドイッチとともに朝からビール(サッポロクラシック・ゴールデンカムイラベル)をやりつつ向かうことに
  

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たどりついた仁木町
近年、ワイナリーが増加傾向にある地域で
特に今回のイベント会場となる旭台地区には
1.7kmほどの徒歩圏内にいくつものワイナリーが集約していることから散歩しながらワイナリーを巡るツアーが生まれたんでしょうね
まず最初に仁木町民センターで受付
ここで帆布製のグラスホルダーとデポジット制(500円)で貸し出してくれるワイングラスを受取ります
 

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次に仁木町民センターから送迎バスに乗り込みワイナリー巡りの出発点へ向かいますが
なんと乗り込んですぐに出発
なんだか今回はついているようです
 

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バスが到着したのはウオーキングツアーの出発地となるドメーヌアルビオーズ
  

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ドメーヌ・アルビオーズの自家栽培のブドウ畑の前には
雪洞 BONBORIの空瓶が並んでいます
そうここは自社畑の葡萄で自社醸造するドメーヌ
栽培しているブドウはピノ・ノワールとケルナー
こうしてヴィンヤードを眺めつつ飲むワインは格別ですね
 

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ここでの有料試飲はドメーヌ・アルビオーズの他にドメーヌ・イチのブースもあり
人気の「ICHIシリーズ」が試飲できるとあって皆さんこちらに並んでいました
ドメーヌ・イチは基本的に見学は受け付けていないワイナリーなので、こんな時ばかりと皆さん並んだようです
レンタルの他に、皆さん自前のワイングラスを携え来られる方がいるので
一杯一杯計量しながらワインを注いでいました
  

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駆けつけ1杯はそのドメーヌ・イチのICHIシリーズ
私が「ピノ・グリ2022」
我が家の奥さんは「ピノ・ノワール2020」をチョイス
有機認証を受けた畑で丹精込めて育てたブドウを醸したワインは美味しかった
  

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合わせるのは
小樽のワインのレストランBAR「HOTAKE NO NAKA」自慢のシャルキュトリー
「北島豚のひれ肉のコンフィ、レモン風味」


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ラッキーなことにデザートに今が旬の仁木のサクランボが提供されこいつもいただきました
たくさんありましたが反対側出発のニキヒルズスターの方は当たったのでしょうか


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サクランボを頬張りながら、次のワイナリー「ドメーヌ・ブレス」に向かう事とします

続いて伺ったのは、ドメーヌ・ブレス
祝福するという意味の「ブレス」を掲げるワイナリーですが
ドメーヌアルビオーズからは歩いて数分の距離にありました
 

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自らデザインしたというモダンで洗練されたワイナリー兼住居で
奥には宿泊可能なコンドミニアムがあり、客室の窓からは広大なブドウ畑が見晴らせる絶好のロケーション
徹前にある黄色いバスは札幌のレストラン「ジャルダン ポタジエテラニシ」の「9iro(キューイロ)」で、存在感を出して佇んでいます
ちなみにこのキューイロ、イベントや各種パーティの料理をケータリングサービスする移動レストランなんだそうです
 

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またワイナリー兼住居の奥や正面には
日当たりのよさそうな南向きの緩傾斜に美しいブドウ畑が約2.2ha見てとれます
そこにはアコーディオン奏者がジブリアニメを奏でていました
 

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テントブースには
「MUSUBI~ROZE~2022」
「MUSUBI~Sparkling~(WASANBON)2022」
「Your Story 2023」
などドメーヌ・ブレスが醸す、ハレの日に飲んでもらいたいワインが並びます
 

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さてこの日、試飲できる「本日のラインナップ」がこれ
 

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木枠のしゃれたワインクーラーに冷えたワインがあり
 

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この日は暑かったんで
「ムスビ・スパークリング・和三盆」
その名の通り瓶内二次発酵の際に高級和菓子などに利用される和三盆を使用しているのだとか
もう一杯はニューリリースの「十二単」を試飲
これもその名の通り十二種類のブドウによる混醸ワイン
 

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合わせる肴は前述のジャルダン ポタジエテラニシの移動レストラン「9iro(キューイロ)」で
 

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北海道小麦 後志魚介のミルクレープ「奏」をオーダー
これが無茶苦茶美味しかった
今度お店に食べに行くこととします
 

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ワイリングウォークフェスNIKI2024
ドメーヌ・ブレスからは少し山道を歩きます
途中道を間違えぬようスタッフ(警備員)が分かれ道で待機し導いてくれました
 

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ひと汗かいてたどり着いたのは「蕎麦と日本ワインの店naritaya (ナリタヤ) 」
店はブドウ畑を見渡す高台の一軒家
のどかな景色を眺めながらお蕎麦と自家製ワインが頂けるお店ですが
今回はその駐車場を開放して、テントを配置しイベント会場となっていました
 

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nalitayaでは、Asahidai245 Epsode1 リースリング2023
ラベルにある愛嬌ある鹿が目を引きますが
これは札幌出身のイラストレーター「なかいれい」さんの書下ろしだそうです


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そしてドメーヌ マルメガネの「デラウエア」
マルメガネはワインのインポーター大野崇氏がボージョレで仕込んだワインを「セレクション マルメガネ」でリリースしていましたが
自社栽培の葡萄畑も取得し今後が楽しみなワイナリーです
 

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合わせるのは札幌・円山に佇む一軒家レストラン
「オーベルジュ・ド・リル・サッポロ」のキタノカオリ香るタルトフランベ
 

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naritayaの葡萄畑を眺めつついただく「デラウエア」
デラウエアはワイン醸造用としてはもちろん、生食用としても長年愛されているブドウ品種で
北海道全体の作付面積の半分を占める、北海道一のブドウ産地である仁木町でも過去から多数作られてきた品種です
何だか仁木を飲んでいるような気になりました
 

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naritaya (ナリタヤ) から少し歩いて、ニキヒルズへの道沿いにある「仁木集会所」にやってきました
 

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ここにはワイナリーを持たない、仁木産業振興公社のブースが有りました
仁木町の地域おこし協力隊員などが興した会社で、町内や余市町のブドウを買い付け、仁木町内のニキヒルズワイナリーやベリーベリーファーム&ワイナリーに委託醸造してワインを製造している会社です
 

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そんな仁木産業振興公社ブースでは瓶内2次発酵のスパークリングワインを提供しており
スパークリングワイン旅路とピノノワールを試飲
  

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それに加え仁木集会所では美味しそうな香りが漂っていました
その香りの元は「四季彩食いまむら」
料亭で修業を積んだという今村さんの料理を食べようと食通が集まるお店
 

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youtubeの「はらペコ茶くま日記  石巻 四季彩食いまむら ぶっ飛びキャラの"ねぎちゃん"降臨!」にお店の紹介があったので貼っておきます
 


 

なんでこんなところで・・・と聞いたところ、友人のイベントの応援のため石巻市から来ているという
御主人とは私も2年程前に石巻市の石ノ森萬画館を訪ねましたと話したところ、お店はその近くですとの事でした

テントブースでは港町石巻の自慢の海産物を炭火で炙っていました
 

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てなわけで
大アナゴ焼きとイカ焼きをオーダー
スパークリングワインとともに美味しく頂きました
 

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ワイリングウォークフェスNIKI2024、ラストを飾るのは「ニキヒルズワイナリー」
ニキヒルズの葡萄畑が見えるところで、「イランカラプテ」と歓迎してくれる看板は見て取れますがあと500mほど山を登らねばならぬようです
 

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今回のイベント、私どもは「ドメーヌアルビオーズ」からスタートするコースでしたが
どちらかというと人気だったのがこの「ニキヒルズワイナリー」からのコース
ウォークフェスといった散歩しながらワイナリーを巡るこのイベント、山を登るより下る方が楽ですからね
とはいえようやくニキヒルズワイナリーの門がある場所にたどり着きました
あとわずかです


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ということでようやくたどり着いたニキヒルズワイナリー
今年の1月「はじめての仁木町~ワイン旅in仁木」でニキヒルズワイナリーの醸造所見学&試飲をしてきたワイナリーです
 

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試飲できるのは
仁木ヒルズワイナリーのフラッグシップワイン「はつゆき 2022」のほか
「ピノ・ノアール2022」
「シャルドネ2022」
「スパークリングワイン・ペトナット」
「スパークリングワイン・プロポーズロゼ」
 

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今回はワインクーラーで冷やされていた
「スパークリングワイン・ペトナット」
「シャルドネ2022」をいただきます
  

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ということでニキヒルズワイナリーの葡萄畑と降り出しそうで降らなかった天候に乾杯
この日は雨の予報(傘は持参しました)でしたが、相変わらずの晴れ男ぶりを発揮いたしました
 

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RADICE(京都)の鰻ととうもろこしの揚げピッツァ
こうして「北海道仁木町のワイナリーを巡る、おいしい一日」を締めくくりました
 

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仁木からは1日散歩キップで帰宅
回転ずし「くっちゃうぞ」の寿司を土産に
自宅に帰っても国稀酒蔵祭りで購入した国稀純米山廃仕込み秘蔵古酒で一杯やることに
ちなみにこのテイクアウトのお寿司安いうえ美味しくて、こうしたイベントや旅行帰りの日の定番となっています
 

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海の日を交えた連休、佐渡島へ渡ってきました
佐渡島へは航空機での往来はなく、新潟県の港から船で行くのが通常のルートですが
そう渡るとの言葉がぴったりな島、それが佐渡島でした
佐渡島へ渡るきっかけとなったのが、3月に伺った国内最大級の日本酒イベント「にいがた酒の陣」でした
ここで呑んだ至や真野鶴、天領盃、北雪などの佐渡島の日本酒が美味しく
なんで離島なのにこれほどインパクトのある日本酒の蔵が数多くあるのか?と興味がわいたからでした
 

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そして佐渡島と言えば「朱鷺」
「ニッポニア・ニッポン」という学名で知られるように、日本の代表的な鳥
一度日本では絶滅しかけましたが、中国から日本に送られた朱鷺の子ども達が、今も日本の地で生息・繁殖し続けていて、結構な確率で見ることが出来ると聞いて伺いたくなりました
それと世界遺産登録を目指している「佐渡金山」
隣国からの抗議活動もあったりなど難航しているようですが、私自身は世界遺産には登録されると考えています
でもそうなったら佐渡空港便は再開されるでしょうし、ホテルなどは軒並み値上げ
遺産巡りもどこも混雑は必至でしょうから、そうなる前にちょくら佐渡に渡っておこうというのが今回の旅のテーマでした
 

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さてそんな佐渡島へのアクセスの拠点となるのが新潟空港
日本の主要空港から便があり、私の住む北海道の新千歳空港からもJAL・ANA合わせて5便があります
ということで今回はJALの朝便で伺うことに
まずは新千歳空港JALダイヤモンド・プレミア ラウンジで朝飯といたします
 

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そんなJALダイヤモンド・プレミア ラウンジですが
「国内線のラウンジでもワインや日本酒が飲みたい」というお客さまの声に応え、4月より国内線ダイヤモンド・プレミア ラウンジでワインと日本酒の提供を開始いたします。
ワインは機内・国際線同様、ワインテイスターの大越 基裕氏(北海道出身だそうです)による選定、日本酒は各地の銘酒をご用意しました。
ご出発前に、ラウンジでゆっくりとお楽しみください。って話ですが
そんな話は夕方からの提供と聞いていましたが、なんと朝から並んでいます
内容はと言うと
スパークリングワインが「I'm Blanc de Blancs from France」(フランス)
白ワインが「風のエチュード」(ココ・ファーム・ワイナリー)
赤ワインが「Bourgogne Rouge Couvent des Jacobins」(フランス)
そして・・・・
 

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日本酒は地元北海道小林酒造の「まる田 特別純米 北の錦」
原料米:北海道産吟風 精米歩合:50%
といった銘柄が並んでいました
 

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ただ残念ながらこの後レンタカーの運転があるので飲めません
かわりに最近ここ新千歳空港JALダイヤモンド・プレミア ラウンジで幅を利かせているノンアルコールビールをいただくことに
  

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というかここで朝食
いただくのは「日高昆布とツナおにぎり」
 

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「枝豆とひじきおにぎり」
 

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もりもとのパンは
「クロワッサン」と「ふんわりたまご」
残念ながらJAL特製焼きカレーパンはまだ提供前でした
 

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駐機するパンダ顔のA350眺めながら、朝飯に美味しい味噌汁、日高昆布とツおにぎり・枝豆とひじきおにぎり食べながらノンアルコールビールやってます


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そうこうしている間にJAL2872便の搭乗時間
エンブラエル170に乗り込み新潟空港までひとっ飛びです
 

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そうそう新潟空港へ向け降下している際に
新潟県胎内市の沖合約4kmに位置する日本国内で唯一操業している海洋油ガス田「岩船沖油ガス田」を見ることとなりました
  

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9時25分新千歳空港発JAL2872便は予定通り10時35分ジャストに新潟空港に到着
ここで一つ目論んでいたことを実行いたします
 

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それが新潟港から佐渡島両津港へと向かう、11時30分発のジェットフォイルに乗り込むこと
伺ったこの日は屋外の観光地を伺うにはもってこいの晴天
早くついてあちこち回ろうと目論んでいましたが、新潟へ向かう航空機が少しでも遅れたら無理と思っていたのですが
定時到着と言う事で決行することに
新潟空港からはバスではなくタクシーに乗り込み伺いました
  

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新潟港佐渡汽船乗り場には出港の30分前に到着
余裕でジェットフォイル「ぎんが」に乗り込みます
 

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ちなみに佐渡島へ渡る手段は2つ
カーフェリーかジョットフォイルとなりますが、カーフェリーだと2時間半かかるのに対し
ジェットフォイルだとわずか67分で佐渡島両津港に到着します
船酔いしやすい体質の私ですし、さっさと佐渡島についてあちこち回りたいことからジェットフォイル一択でした
ただ高速での運行と言う事もあり、優雅な船旅のカーフェリーに対しジェットフォイルは飛行機感覚
シートベルトを締め座席に縛られることから船内をうろつくことすらできませんでした
  

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たどり着いた佐渡島ではレンタカーを借り
すぐに両津港から佐渡島を横断、真野湾側へ向かいます
40分ほど走らせたところで美しい真野湾の大海原が見えてきましたが
ここが最初の目的地となります
 

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それが「しまふうみテラスガーデン」
佐渡島美しい景色としまの風が薫るベーカリー&カフェ
 

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ベーカリー&カフェの名の通り
島の果物で育てた自家製酵母で、ゆっくりじっくり発酵させた焼きたてのパンを売っていて
イートインとなるカフェでも食べることが出来ます


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ということで佐渡島で真っ先にここに来たわけが
海を眺めるカフェ「しまふうみ」テラス席でのランチだったんです
 

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レジで先払いし、渡してもらったのがこのキリンのぬいぐるみ
他の種類もありましたが、このキリンのぬいぐるみを探して料理を持ってきてくれる仕組みのようでした
 

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今回我が家の奥さんが頼んだのが
佐渡チーズトースト
なんとチーズでトーストに佐渡島を描いてトッピングしておりました
 

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私はと言うと海を眺めつついただくチキンカレー
 

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絶景が望め風が吹き抜けるテラスで食べるチキンカレーはなかなかのものでした
ちなみにここ「しまふうみ」はコーヒーも美味しいって話ですが
食後のコーヒーはまた別な場所でいただきたいので足早にしまふうみを後にします


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しまふうみテラスガーデンでランチをいただいたあと、
食後のコーヒーを飲もうと、ちょっと車を走らせ真野鶴を醸す尾畑酒造の学校蔵にやってきました
ここは真野鶴を醸す尾畑酒造が日本で一番夕日がきれいな小学校と謳われながらも2010年に廃校となった旧・西三川小学校を酒蔵として再生させた施設です
 

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目的はそんな学校蔵にある「学校蔵Cafe」でのコーヒータイム
 

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教務室だった場所をカフェにリノベーション
 

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一番景色の良く見える旧教務室をカフェにしたとあって
壁一面の窓からの眺望はまさに絶景
  

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メニューには
人気のコーヒーのほか
酒蔵らしく麹甘酒は当然として
なんと日本酒の利き酒まであります
  

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ここで私が頼んだのが
24h抽出コールドブリュー(贅沢にコーヒー豆を使い24時間かけて抽出したコールドブリューコーヒー)のアイスカフェオレ
 

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酒蔵のカフェとあって
日本酒も販売、試飲もできるようで


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我が家の奥さんはと言うと「学校蔵 利酒3点セット」をオーダー


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これは真野鶴を醸す尾畑酒造、学校蔵で醸された
かなでる西三川、かなでる生酛、龍のめぐみの飲み比べセット
600円とお得なセットでした
 

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さてこの学校蔵では酒造りはもちろんのこと、学校という場を活かして様々な交流事業や体験プログラムも実施していまるのだそうで
特筆するのが酒造りを通して「学び」「環境」「交流」を体験をしてもらおうと始めた「酒造り体験プログラム」で、酒造りを学びたい人を受け入れているのだそうですが
これが海外の方にも人気
この日も教室で何らかの講義(会議だったかも)が行われ、教室を覗くとそんな海外の方も多くいらっしゃいました
  

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教室をイノベーションしたこんな部屋があったりと
なんだか楽しそうな学校でした
 

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佐渡島南端の穏やかな入り江に浮かぶ「矢島」と「経島」
二つの島が朱色の太鼓橋で繋がっている、美しい景色が見て取れます
そんな矢島は良質な矢竹の産地でもあり、『平家物語』において源頼政が妖怪「鵺」を退治した際に使った矢も矢島産と伝えられています

 
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この入り江では、たらい船を一寸法師のお椀のように、海に浮かべてワカメやアワビ、サザエ等を獲る『磯ネギ漁』が行われており、佐渡島南部ではそんなたらい船の乗船体験が行われています
 

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たらい船は女船長さんのたくみな櫂捌きでぐいぐい進みます
 

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女船頭さんのなかにはベテランの方もいられ
あっあそこに黒鯛とか、あの青い魚は鯖だとか
鰯の群れなど次々に見つけてくれ、乗船中も景色のみならず水中の景色も楽しませていただきました


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最後に船頭さんにスマホのシャッターを押していただき記念撮影
すました顔をしていますが、実はここ矢島に来るまでの道のりが判りずらく
カーナビ(GoogleMap)に頼ってきたのに付近を巡り巡って散々な目にあってたどり着いたとあって着いた時にはかなり憤慨しておりました
まぁこの景色を見たらそんなのはすぐに吹き飛びましたが
 

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その昔、北前船で繁栄し小木海岸の入り江の奥にある
狭い土地に迷路のような路地が張り巡らされた100棟を超える板壁の民家が密集した集落
「宿根木集落」
ズラリと並ぶ石置木羽葺屋根が印象的ですが
なんと1haほどの土地に210棟の木羽屋根の建物がひしめいています
  

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そんな北前船ですが、通信網の拡大や政府による蒸気船の導入、東北本線が開通などがありしだいに衰退していきます
昔の栄華にとらわれ転身を図れなかったここ宿根木集落は
逆に開発が進まなかったのが、功を奏して、日本でも一番といわれる美しい北前船寄港地の家並みが残されたのだとか
てなわけで高台から海へと続く集落のメインストリートを歩いて散策
  

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縦板張りの素材は船材からのリサイクルで
背の高い総二階建ての家屋を建て
狭い土地を最大限に利用しています
逆にいうと火事があったらどうするの?と言った佇まいでもあります
 

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この集落を知ったのは、10年ほど前の吉永小百合のCM「JR東日本の『大人の休日倶楽部』春の新潟編」
このころのJRは夢が詰まっていました
 


このCMで有名になった集落の中心に立つ「三角家」
宿根木は北前船の船主や船員、船大工といった廻船業の関係者が住んでいたという、集落全体が船の仕事に従事した歴史を持っていたようで
土地の形にぴったり合った家を建てられる、当時の船大工の技術が見て取れます
そんな船大工の技術が結集した宿根木の町並は
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています


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宿根木集落公開民家「清九朗」

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宿根木集落では公開民家「清九郎」宅も訪問
看板猫が出迎えてくれます

 
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ここは一般公開されていて入館料金400円を支払い入館
閉館時間少し前でしたが、スタッフからの丁寧な受け案内されました
 

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江戸時代後期から明治にかけて財をなした廻船主の邸宅跡とあって
外見とは裏腹に中は豪華絢爛
「御前」と呼ばれる、現代でいうリビングは重厚な構えで
漆塗りのツヤを見せる太い梁が見て取れ
 

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ケヤキや杉の漆塗りの一枚板で作られた戸板が施された豪華な造りです
 

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庭の先には岩をくり抜いて作られた天然の冷蔵庫
そう漬物や野菜、味噌などの貯蔵庫として使われたムロがありました
 

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こんな感じで北前船時代の当時の栄華を実感してまいりました


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佐渡島最初の夜は両津の「有楽街」にやってきました
繁華街の通り上部に掲げられた佐渡観光協会が作ったゲート看板には佐渡島の酒蔵「歓迎 朱鷺の里 佐渡の酒 天領盃」の文字が見て取れます
天領盃はここ両津からほど近い場所にある酒蔵ですが
前身の佐渡銘醸を引き継ぎ、当時24歳という若者が醸す銘酒の名で
その名となる「天領」は、ここ佐渡が江戸時代に江戸幕府の直轄地だったことに由来します
  

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もう一つあった歓迎のゲート看板には「KIRIN」と記されています
ちなみにKIRINは三菱グループの中核企業
そう佐渡金山は皇室より払い下げられ三菱の鉱山として開発されてきた歴史があるんです
 

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佐渡島最初の夜、両津有楽街にある居酒屋長運に伺いました
店構えから言ってちょっと入るに躊躇しましたが、ここに来る前に伺った寿司屋は満席
晩飯難民にはなりたくはないので勇気を振り絞り入店します
 

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ここは海老漁師さんが営む居酒屋で
店には「長運丸」の大漁旗が掲げられています
ただ残念ながらこの日は海老漁がなく自慢の甘エビは食べることはかないませんでした
  

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店のご主人と奥様が気さくに迎えてくれたうえ、お客さんにも席を詰めてもらいカウンターに陣取りました
カウンターの目の前にはなぜか、北斗の拳 ケンシロウボトル 芋焼酎(鹿児島・光武酒造場)
「お前はもう死んでいる」とか「雲ゆえのきまぐれよ」やるろうに剣心×さつま無双50周年記念ボトルといった空き瓶が並んでいます


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まずは生ビールとレモン酎ハイ(樽ハイ倶楽部)をオーダー
双方アサヒビールです(さきほど看板に見たKIRINではありませんでした)
今日は一日駆けずり回りましたし、空港のラウンジでは飲めなかったこともあり喉にしみます
  

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頼んだのは「刺身盛り」
真ん中にあるのがトビウオの刺身
佐渡島両津港が目の前と言った港町ならではの刺身ですね
しかもトビウオが佐渡沿岸域を通るのは6月から8月半
甘エビは味わえませんでしたが、佐渡島の旬を味わいました
そうそうタコもコリコリしていて美味しかった
ミズダコと思われますが、佐渡では穴を開けた木箱を沈めて中に入ったタコを漁獲するタコ箱漁が行われているそうです
 

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合わせるのは翌日酒蔵見学を予約している
「北雪酒造の生貯蔵酒」で予習しておくことに
 

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他には
「砂肝レバー生姜煮」や
 

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「イカ磯辺揚げ」などをいただき佐渡島最初の夜を堪能しました


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佐渡島両津で〆のラーメンは酒処 銀太郎でいただこうと思いましたが
午後8時ではまだ開店前だったようで
そこからすぐの場所で『味のきめ手 食堂タカノ』看板が輝いたこともありうかがうことに
 

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『味のきめ手 食堂タカノ』は熱狂的な巨人ファンのお母さんがひとりで切り盛りしていて、ラーメンのスープやお米が無くなるまで営業されている酒飲みには嬉しい〆にぴったりのお店
店内はジャイアンツの応援グッズで埋め尽くされている上
この日もお店では首位をキープしている巨人戦のナイターをテレビで放映しており
お母さんとの野球談議に花を咲かせました
 

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壁には短冊メニューがずらり並んでいますが
これ本当に全部お母さんひとりで作るのと言った感じです
 

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我が家の奥さんが頼んだのは
まさに〆のラーメン
シンプルそのものです
 

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私はというと、ラーメンも美味しいが、昭和を彷彿させる味のカレーライスもなかなかと聞いていたので
カレーライスをオーダー
カレー粉に小麦粉のとろみをつけたカレーはなんだか懐かしい味
美味しく頂かせていただきました
 

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