佐渡島最初の夜は両津の「有楽街」にやってきました
繁華街の通り上部に掲げられた佐渡観光協会が作ったゲート看板には佐渡島の酒蔵「歓迎 朱鷺の里 佐渡の酒 天領盃」の文字が見て取れます
天領盃はここ両津からほど近い場所にある酒蔵ですが
前身の佐渡銘醸を引き継ぎ、当時24歳という若者が醸す銘酒の名で
その名となる「天領」は、ここ佐渡が江戸時代に江戸幕府の直轄地だったことに由来します
もう一つあった歓迎のゲート看板には「KIRIN」と記されています
ちなみにKIRINは三菱グループの中核企業
そう佐渡金山は皇室より払い下げられ三菱の鉱山として開発されてきた歴史があるんです
佐渡島最初の夜、両津有楽街にある居酒屋長運に伺いました
店構えから言ってちょっと入るに躊躇しましたが、ここに来る前に伺った寿司屋は満席
晩飯難民にはなりたくはないので勇気を振り絞り入店します
ここは海老漁師さんが営む居酒屋で
店には「長運丸」の大漁旗が掲げられています
ただ残念ながらこの日は海老漁がなく自慢の甘エビは食べることはかないませんでした
店のご主人と奥様が気さくに迎えてくれたうえ、お客さんにも席を詰めてもらいカウンターに陣取りました
カウンターの目の前にはなぜか、北斗の拳 ケンシロウボトル 芋焼酎(鹿児島・光武酒造場)
「お前はもう死んでいる」とか「雲ゆえのきまぐれよ」やるろうに剣心×さつま無双50周年記念ボトルといった空き瓶が並んでいます
まずは生ビールとレモン酎ハイ(樽ハイ倶楽部)をオーダー
双方アサヒビールです(さきほど看板に見たKIRINではありませんでした)
今日は一日駆けずり回りましたし、空港のラウンジでは飲めなかったこともあり喉にしみます
頼んだのは「刺身盛り」
真ん中にあるのがトビウオの刺身
佐渡島両津港が目の前と言った港町ならではの刺身ですね
しかもトビウオが佐渡沿岸域を通るのは6月から8月半
甘エビは味わえませんでしたが、佐渡島の旬を味わいました
そうそうタコもコリコリしていて美味しかった
ミズダコと思われますが、佐渡では穴を開けた木箱を沈めて中に入ったタコを漁獲するタコ箱漁が行われているそうです
合わせるのは翌日酒蔵見学を予約している
「北雪酒造の生貯蔵酒」で予習しておくことに
他には
「砂肝レバー生姜煮」や
「イカ磯辺揚げ」などをいただき佐渡島最初の夜を堪能しました
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