ここ3年ばかり、新型コロナ感染の影響で自粛していた海外渡航
そう2019~2020年の年末年始にマレーシアを訪れて以来、どこにも行けず悶々とした日々を過ごしていました
そんなコロナ禍でしたが、昨年5月には新型コロナ感染症も季節性インフルエンザと同じ5類感染症に引き下げられました
満を持しての海外旅行はそれから半年後の年末年始
もっともその間にも円安は進み$1が150円を超えるなど、とても欧米に渡航する気にはなれません
そこで目指したのはベトナムのハノイ
ベトナム戦争ではあの大国アメリカに勝ち、そしてベトナム戦争で疲弊したベトナムを狙ったかのように押し寄せてきた中越戦争では中国人民解放軍を追い払った国
金星紅旗はためく「ベトナム社会主義共和国」の首都ハノイで年末年始を過ごしてきたので
そろそろblogでそんな話を綴りたいと思います
ハノイ市だけの観光ではもったいないので
翡翠色の大海原に無数の奇岩が連なる景勝地「世界遺産ハロン湾」でカヌーを楽しんだり
世界遺産古都ホアルーでは
山からあわられ中国軍を撃退したと言う龍を拝んできました
もっとも私自身がベトナムの首都ハノイに誘ったのは
ハノイを舞台に活躍する在ベトナム日本大使公邸料理人である主人公 大沢公を描いたマンガ
「大使閣下の料理人」(原作:西村ミツル・漫画:かわすみひろし)を
四半世紀前に読んでいて物語に感銘を受け、その地を見てみたいと思いをはせていたからでした
ちなみにこのマンガちょっと古いですが、なかなかの名著、私のお勧め長編マンガの一つです
マンガにも登場した、ベトナム独立の父であり、建国の父であり、いまも国民から尊敬を集めるホー・チ・ミン氏の霊廟「ホー・チ・ミン廟」にも伺いました
ちなみにここで事件が発生、連行される事態ともなりましたが、その話はまた後日
マンガの舞台になったベトナムの伝統芸能「タンロン水上人形劇」を見に行ったり
なにげに登場していたターヒエン通りに行きビアホイ(1杯60円くらいのビール)を楽しみに行ったりと
大使閣下の料理人の聖地巡礼の旅ともなりました
てなわけで旅のはじまりはいつものように新千歳空港JALファーストクラス専用チェックイカウンター
年末年始のような繁忙期でも並ぶことなく利用できるのでいつも重宝しています
年末の29日ということで、JALダイヤモンド・プレミアラウンジのカウンターには
すでに鏡餅が供えられています
鏡餅は年神様の宿る供物であるとか、年齢を重ねる生命力が宿るなどと考えられてきたそうです
ちなみにこの鏡餅、白蛇がとぐろを巻いた姿ともいわれています
古来ヘビは蛇(かが)と呼ばれていたのでなんだかもっともらしいですね
古来日本では「一年の計は元旦にあり」といわれるように、日本人は一年の節目であるお正月をことのほか大切に考えられ鏡餅が供えられるそうです・・・
が、正月そうそうJALが苦難に襲われようとはこの時はまったく思いにもしませんでした
また話が脱線しそうなのでラウンジの話に舞い戻りますが
この日は主な企業の年末年始が始まる12月29日でしたが
JALダイヤモンド・プレミアラウンジは思いのほか空いていました
さてラウンジといえば樽生ビール
ここJALダイヤモンド・プレミアラウンジでは主要ビールメーカーのプレミアムビールが楽しめます
左奥から
「キリン 一番搾り プレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ 熟撰」
そしてここ北海道を意識してかサッポロビールはヱビスではなく
「サッポロ クラシック」
そうそうここ北海道にはサッポロビールだけではなく
仁木町には「ニッカウヰスキー」があり
いまや入手が難しくなるつつありプレミアがついている「竹鶴」がディスペンサーに納められておりましたが
こいつは後ほどハイボールにしていただくことに
焼酎は札幌酒精工業の「本格じゃがいも焼酎 喜多里」
GINはさすがにサントリーの「翠 sui」
ここ北海道でも紅櫻蒸留所などで小規模ですがGINの蒸留も行われているようですが
将来ここに並ぶのが待ちどおしですね
さてこのラウンジには、朝一で朝食も取らずに(まぁここで食べれるのが判っていたので食べないできたんですけどね)
ラウンジの軽食で朝食にいたします
まずはおにぎり
個包装だったものが、そのまま並ぶようになりました
味噌汁もサーバーからではなく、鍋からお玉で掬うようになっています
こうしたことからコロナ禍が過ぎ去ったと実感しました
パンは新千歳名物のもっちシリーズ
「かぼちゃもっち」と
「旨みフォカッチャ~ベーコン&チーズ~」
残念ながらJAL特製焼きカレーパンはまだ提供前でした
もっとも朝食はおにぎりだけにしてパンはパス、このあと成田空港で腹いっぱい食べる予定があるからでした
てなわけで駐機する航空機を眺めつつ、朝からビールで旅の無事を祈念し乾杯
まさかこの時、JALのみならず私自身もハノイで災難に会うなど思いにもよりませんでした
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