2023年7月アーカイブ

レンタカーで九州縦断

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今回は福岡空港から鹿児島へはレンタカーで九州縦断
高速代をケチって下道を走ると、いつつくかわからないので往路復路ともに、高速道路を利用しました
その高速道路ですが、九州自動車道には名物「23箇所連続で連なるトンネル」があります
ちなみに前回の更新で綴らせていただいた故障車による渋滞
往路はこの23か所あるトンネルの一つでバスが故障、搬送のための大渋滞に巻き込まれたいへんな目にあいました(渋滞による影響は2時間あまり)
帰りはそんなトンネルの数を数えつつ、いや~人吉ICから八代JCTの区間(38.5km)に本当に23か所もトンネルがあるんだと
よくまぁこんなにも掘ったもんだと感心しつつレンタカーを走らせることに
 

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さて今回お借りしたレンタカーによる4日間の走行距離は1,188km


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ガソリンは70.65ℓ使用しましたが、ガソリン代合計は11,920円でした
にしてもガソリンの単価が155.8円から181円って単価差あり過ぎ
 

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忙しかったけど楽しく過ごした鹿児島の旅も終了
福岡空港へ戻ってきました
あまりにも忙しなく動き回ったこともあり、身体は悲鳴を上げていました
明日からまた仕事が始まりますし
ここはリフレジャパン福岡空港店で全身マッサージをうけリラクゼーション(もちろん前々日にオンライン予約してありました)
 

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マッサージですっかり身体も軽くなり
次に向かったのが、JALダイヤモンド・プレミアラウンジ
レンタカーを返したのでここでようやくビールにありつけます
ラウンジのカウンターには今後JALの主力機となるだろう
エアバスA350のミニュチュアが飾られていました
ちなみにこれ1機ほしいかも
 

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ここに伺ったのはちょうど昼飯時
JALダイヤモンド・プレミアラウンジに軽食が用意されていますが
まず提供されているおにぎりは3種
「博多鶏めしおにぎり」「高菜おにぎり」
そして福岡と言えばやはり明太子「明太子おにぎり」


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次にパンですが
福岡空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジはパンが美味しい

 
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まずは地元福岡で有名な
天然酵母のクロワッサン専門店「三日月屋」のクロワッサン
 

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明太ポテトパン
 

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JAL特製高菜パン
この具になっている辛子高菜がビールとよく合いました
  

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もちろんJALダイヤモンド・プレミアラウンジ名物の
JAL特製焼きカレーパンも11時を過ぎていたので提供されていました
これは説明書きにもありましたが
国際線ラウンジで好評いただいている『JAL特製ビーフカレー』をベースに開発した具をフォカッチャ生地で焼き上げました
というもの
そういや国際線しばらく乗っててないから食べてないな~JAL特製ビーフカレー
 

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コロナ禍ということもあり
残念ながらビニール袋に一つずつパッケージされた既成のもの
これって具の入り具合が今一つなうえ、冷めていると美味しさ半減なんですよね
今はラウンジで焼かれているのだろうか?
来週あたり確かめに行こうかな
  

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ビールサーバーは、ダイヤモンド・プレミアラウンジを名乗るだけあって
日本の4大メーカーのプレミアムビール4銘柄が並びます
手前から
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」
アサヒ「ドライプレミアム 豊穣」
サッポロ「ヱビス」
キリン「一番搾りプレミアム」
普段アサヒのスーパードライは飲まない私ですが、このドライプレミアム 豊穣は好みだったりします
 

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てなわけで雨が降りしきる福岡空港のエプロンを眺めつつ
樽生ビールとともに
万次郎かぼちゃと野菜のスープ&おにぎり&美味しいパンで昼食となりました
 

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鹿児島産の有機栽培のサツマイモを原料とし、手間のかかる伝統的な「かめつぼ仕込み」により生産
芋焼酎独特の臭みが無い、まろやかな味わいが人気を博している銘柄
それが「森伊蔵」
1996年橋本総理時代に行われたシラク・フランス共和国大統領歓迎晩餐会にて供されて以来
親日家であるシラク元仏大統領のお気に入りの銘柄になったようです
こんなうわさは瞬く間に呑兵衛たちに広まり、今ではプレミア付きでしか買えないような高級焼酎を代表する銘柄になってしまいました

さてそんな森伊蔵を醸すのは鹿児島県垂水市に明治18年(1885年)創業した焼酎蔵・森伊蔵酒造
高級焼酎として人気を博した後も、生産量は明治18年の創業時と同じ4石甕壺50個分(一升瓶換算で年15万本程度)から増やさない方針を掲げており、今後もなかなか手に入りにくい焼酎という事になります
今回の鹿児島旅行でも垂水市の森伊蔵酒造を訪れたかったのですが、案の定抽選から漏れ訪問は出来ずに終わりました


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さてそんな森伊蔵
何故かは知りませんが、日本航空JALと何らかの関係があるらしく
国際線の中・長距離機材のファーストクラス・ビジネスクラスにて機内販売されていたりもします
しかもそれが4合瓶で3,200円(税込)
それに加えJALカードで買えば5%引きという、市場価格とはかけ離れた価格で売っていたりもします
ちなみにこれは2019年現在の価格です、2020年以降は海外に渡航していないんで今の価格は不明です
 

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私も海外渡航の際には往路・復路ともにかかさず購入
たまにはキャビンアデンダントさんが売れ残ったんで買いませんかなど言う話もあり、もちろん全て引き受けたりもします
そんなわけでキャンプなどで知人と飲んだりもしましたが、まだ在庫が我が家の地下で眠ってます
(今度すこしばかり赴任先へ持っていくことにしますか)
 

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そんな森伊蔵酒造とJALとのよくわからない関係もあり
福岡空港第一ターミナルの制限区間内にあるJALのショップ
「JALUX ブルースカイ福岡空港店第1出発ロビー店」には、なんと森伊蔵を飲ませてくれるカウンターがあるとのこと
 

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誰が名付けたのか通称「森伊蔵バー」
ここではあの甕つぼ焼酎 森伊蔵がワングラス660円で提供されます
 

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ちなみに冒頭の写真は
店員さんが気を遣ってくれて、ボトルを撮影用にカウンターに載せていただき撮影したものです
 

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奥には森伊蔵未開封の一升瓶がずらりならぶ
酒好きには垂涎ものの風景がそこにあります
 

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しかもいついっても女性スタッフの注ぎっぷりが心地よく
たっぷりプラカップに注いでくれます
おかげで搭乗口では飲み切れず機内に持ち込むことに
  

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長いこと車庫で眠り続けてきた
1998年製カワサキのスーパシェルパ
まだ排ガス規制前のモデルということもあり、単気筒でレスポンスの良く軽い車体と相まって小気味好く走る相棒です
ただ数年に一度乗るか乗らないかといった状況に加え、いまはバイクの中古車市場はうなぎのぼり
オークションで売ってしまおう、そう思っていた矢先に私の滝川への転勤が決まったのですが
こちらは札幌のような都市部とは違い、自宅から十数分走ればもう信号は極端に少なくなりますし
ついでに峠のワインディングロードが待っているといった、まさにバイク天国な土地柄
オークションで売ってしまおうなどと言った欲求は消えてしまいました
ということで赴任地の滝川へトラックにバイクを載せ搬送することに
 

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このスーパーシェルパ
いわゆる足つき性の良いツーリングモデルなのですが、グラベル用のタイヤを履いていることにくわえ
短い私の足でも両足が付くくらいの足つき性と相まって、多少の悪路はもっとも得意とするところ
山菜取りなどにはもってこいの相棒となりそうです
 

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そんなわけで6月初めのとある休日、我が家のある札幌には帰らず
近隣の山に雨の合間を縫って軽く里山を散策
こうしたフィールドが赴任先のマンション近くにあるのが嬉しい
若芽の独活などはすぐに愛用のOPINELの餌食となり
今宵の晩餐の食材となります
 

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この日はそんなバイクで少し足を延ばし
当別のフクロウ湖周辺を軽くライディング
ついでに昼飯時という事で当別のかばと製麺所を訪ねることに
そう今年のお盆休みは、四国を訪れる予定なのでその前に讃岐うどんの予習
いつもならかなり並ぶようてすが、今日は少し早めに行ったからか、思のほかすんなり入れました


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ここかばと製麺所のメニューは
うどんが「ぶっかけ」「かけ」「しょうゆ」に「釜あげ」と豊富なメニュー
それに加えここは、実は天ぷら(のほう)が魅力たっぷり
地元当別産の野菜や山菜の天ぷらが美味しいんです


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もっともこの日は先ほどまで山菜採りをしたばかり
当然山菜の天ぷらはパス
ということで店内で並ぶ最中に揚げられているのを見た、ごぼ天が迫力あったので
こいつを温かいかけうどんと共にいただくことに
ちなみに数量限定のごぼ天は1個220円でした
ごぼうはぱりっと揚がっていて美味しいのですが、多少食べずらい面もあります


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並べてみるとこのゴボ天の迫力がすごい
かけでいただいたうどんを遥かに凌駕しています
 

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製麺所ということでもちろんうどんは打ちたて
あたたかなかけうどんでいただきましたが、これがバイクを走らせ冷えた身体にしみました
 

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さて国内の話も尽きてしまったことから、以前渡航した海外の話などをすることに
8年ほど前お盆休みを利用し伺ったベトナムのホーチンミンの話がまだ更新途中なので、そんなホーチミンの話を再開したいと思います

さて写真はそんなホーチミン市の路上で屋台をひらいているおばさん
なにやらエビ煎餅みたいなのを、路上で竹炭を使い焼いて売っています
どうやら道具一式は天秤棒で担いでここまで来たようです
なんだかベトナムを象徴する風景に思え、ついつい撮影してしまいました
  

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さて写真屋さんの店先の屋台で買ったベトナム風バゲットサンド「バインミー」
エアコンの効いたホテルの部屋で食べようと思い購入しましたが、ベトナムの炎天下の中歩き回りのどが渇いたので
ベトナムのビールを買おうとスーパーへと向かいます
目指したのは「TAXスーパー(シウティ:ベトナムでスーパーマーケットの事)」
ドンコイ通り・グランドホテルの斜め前「ラッキープラザ」内3階にそのスーパーはありました
スーパーにしては規模が小さいですが、店内にはお菓子類、コーヒー、インスタント麺、調味料、アルコール類などを多く取り揃えています
それにベトナム雑貨や食品系のベトナム土産が豊富に揃って、日本への土産物をいっぺんに買うには便利なお店で
日本人観光客に人気のお店です
万引き禁止のためなのでしょう、入口でロッカーに荷物を預けてから入ります
もちろんビールも冷えた状態で棚に並べられていました


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そのビールの種類も豊富で
ドイツオクトーバーフェストの中心を担うビール『ホフブロイ』
フランス生まれのテキーラ風ビール『デスペラードス』
ベルギービールの代表格『デュベル』なんてビールも見られました
  

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さてこのベトナムの旧宗主国はフランスだったこともあり
そんなフランス統治下にあった時代にヨーロッパ品種のブドウが栽培されたりもしました
たださすがにそうしたブドウは熱帯気候に適さなかったのですが
20世紀後半から、ベトナムでも栽培可能なブドウ品種の改良が進められ、さらにフランスの生産技術を導入した ことでワインの質が向上
比較的涼しい中部の丘陵地帯で生産される「ダラット」は
ベトナムを代表するワインとなりました
そんなダラットもずらりと並んでいます
珍しさと相まって良いお土産になるのだとか
ちなみに白ワインは無論、赤ワインも常温ではなく冷やして飲むのがベトナム流


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そして今回の旅で味を覚え、その後マイブームになった
ベトナムコーヒーのコーナー
「ベトナムのコーヒー」といわれてもあまりピンとこない人も多いかと思いますが
ベトナムは、ブラジルに次ぐ世界第2のコーヒー大国だったりします
チュングエンのカフェで味わって以来、今でも病みつきになっています


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ベトナムコーヒーは淹れる道具にも特徴がありますが
「カフェ・フィン」と呼ばれる、ステンレス(アルミ)製の独自のフィルターがセットになった
コーヒーも売られていました
 

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もっとも目的はビール
ベトナムでは主銘柄となる「ビア・サイゴン」と「333」を購入
ちなみにベトナムで「3」は「バー」と発音することから
333はバー・バー・バーとなります
店の方に教えていただき、この後どこにいってもビールはバー・バー・バーと頼みました
 

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ということでエアコンの効いたホテルの涼しい部屋で
ビア・サイゴン片手にバインミーをほおばります
そうそうこのバインミー
私の住む札幌にも専門店が出来たりと最近人気のようです
 

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ホーチン最初の夜は晩飯を求め屋台風ベトナム料理店「ニャーハンゴン」というお店に伺いました
まぁどんなガイドブックにも必ず載っている定番中の定番レストランですが
観光地が密集するホーチミンの真ん中、パスター通り沿いにその店はありました
ちなみにベトナム語で、レストランは(ニャーハン)、美味しいが(ゴーン)ですから
「おいしいレストラン」というシンプルな名前のお店ってことになります
 

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邸宅風のこちらのレストラン
手前がオープンテラス、奥が屋内席
もっとも屋内席と言っても窓があるわけではなく、全席オープンエア
残念ながらエアコンはありませんでした
ただ店内中央には小さな池があり、噴水の水が涼しげでした
 

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結構な数のお客さんが入っていたけど、かなりの収容力があるようで
スタッフにすんなり席に案内されます
 

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このニャーハンゴンの特徴は店内両端の通路には大きな器に食材や料理が盛られています
ここでスタッフに指さしでチョイスすることができます
ちなみに市内の腕のいい上等な屋台の「お母さん」たちをスカウトしてきてここで料理してもらってるとのこと
 

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屋台の中にはベトナム伝統のお正月料理「バイチュン(ちまき)」も見て取れました
 

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今回私どもが頼んだのは
ベトナム料理の代名詞、生春巻き「グォイ・クォン」とビア・サイゴン
春巻きといえば中華料理を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ライスペーパーを皮にして巻く生春巻きはれっきとしたベトナム料理
中国では「ベトナム春巻き」と呼ばれたりもしますが、これは生春巻きがベトナムから中国へ伝わったからなのでしょうね
海老と香草がたっぷり入った生春巻きをピーナッツバターのソースにつけていただきました
そうそう氷を入れたグラスにビールを注ぐのが、ここベトナム流
  

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それから並んでいた食材で海老が美味しそうなので
焼いてもらいいただきます
ちなみにベトナムの水産物輸出の3割以上はエビが占めるというエビ大国
日本にも多く輸出され、スーパーなどでよく見られるブラックタイガーはベトナム産だったりもするんです

 

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そしてここニャーハンゴンのオススメは「チャーゾー(揚げ春巻き)」
パリパリに揚がっていて美味しかった
ピーナッツが載ったブンと呼ばれる米粉麺も添えられていましたが
東南アジアでピーナッツは日本のようにビールの肴ではなく
料理によく使われる食材だったりします
 

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最後に東南アジアでは定番の「コムガー(チキンライス)」をいただきますが
小皿に盛られたニョクマムベースのタレをかけるとこれが絶品
ごちそうさまでした
 

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目覚しい発展を遂げているベトナム・ホーチミンで一番高いビル
「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」
地上68階、高さ265mの近代的な高層タワーで
ホーチミンのシンボル的存在とも言えるビルです
グエンフエ通りを歩いているとそれはすぐにわかりました
 

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ビルの上のほうでまるで舌を出しているような出っ張りはヘリポート
 

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ビテックス・フィナンシャルタワーの49階にはホーチミンを360°見下ろす有料の展望台があります
展望台の入場料は200,000VND(当時のレートで1,130円くらい)と結構なお値段
けれどそんな展望台より高いフロアである51階には
絶景バー「イーオン・ヘリ・バー」があり
同程度の料金で一杯飲むことが出来しかも入場料は不要です
ということで展望台には行かずに、高層階にあるバーに昇ることに
 

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ただこのイーオン・ヘリ・バー行き方が難しく
まずエスカレーターで2階に上がり、そこから51階まで上るエレベターに乗り換えるというもの
これが判るまでしばしかかりましたが、ようやくたどり着いたイーオン・ヘリ・バーでは
スタッフに案内され景色が楽しめる窓際のカウンター椅子っぽいハイスツールとテーブルの席をあてがってくれました

ただ残念ながらこの日の天候は雨
ホーチミンの夜景は今一つ
まぁ逆に雨なんでオープンのルーフトップバーより良かったという事にしておきましょう
 

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そんなわけで雨の夜景を眺めつつ
ビア・サイゴンとモヒートカクテルを愉しみます
ちなみにそんなモヒート
ミントがたっぷり入って美味しかった
 

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そうそうこのバーでは
毎晩ライブ演奏が行われていて
この晩もついつい長居してしまいました
 

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他人に足の裏を触られるというのが、こそばゆくて敬遠していた「フットマッサージ」
今回ベトナムのホーチミンでフットマッサージを看板に掲げる「健之家(プロフェッショナルマッサージ)」を訪れることになりましたが
ここでついに私もフットマッサージ解禁
初めての足裏マッサージを受けてまいりました
この「健之家」香港人経営の本格的マッサージ屋さんだそうで、香港にもチェーン店があるそうです
 

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結構な人気店ということで予約の上での訪問
フットマッサージ70分 300,000VND(当時のレートで1,700円くらい)を受けました

香港人経営ということで、足つぼをぐいぐい押してくる痛いマッサージかと思いきや
思いのほかソフト、ところがこれがビックリするほどテキメンに効きました
マッサージを受けたあと、スニーカーを履こうしたらこんなに緩かったっけと思うほど
靴の紐を締めなおしたくらいです
こんなんならもっと早くにフットマッサージを解禁しておくべきでした
次回、香港に行く機会があったら寄ってみたいものです


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ビテクスコ・タワーの絶景バー「イーオン・ヘリ・バー」を堪能し、フットマッサージを初経験した後
ハムギー通りを歩いていたところ、鶏肉やガチョウの丸焼き
それにソーセージなどが店先にぶら下がっている光景に出くわしました
これは香港など中華系のお店ではおなじみの光景です
なにか美味しいものの予感
 

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店の正面に回ってみると
それがホーチミンの中心地で50年以上の歴史を誇る老舗ベーカリー「ニューラン」だということがわかりました
 

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ニューランといえば、美味しいバインミーを食べさせてくれる超有名店
ショーケースの上にこれでもかとバインミーが積まれています
昼にカメラ屋の店先で売っているバインミーを食べたばかりでしたが
今夜の夜食にと「バインミー・ティット (25,000VND:日本円で140円くらい)」をテイクアウトすることに
  

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ショーケースを覗くと
ベトナム風肉まん「バインバオ (20,000VND:日本円で110円くらい)」もあったのでこいつも合わせてテイクアウト
 

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ちなみにニューラン店内は食堂も併設
看板メニューであるバインミー以外にも
フォーやブンなど各種麺料理、お粥やご飯もの、春巻きなどポピュラーなベトナム料理は一通り揃っていて
いかにも地元客といった方が大勢食事していました
 

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私はというと、ホテルに戻り涼しい部屋でベトナムビール「333(バー・バー・バー)」とともにテイクアウトしたバインミーをいただきますが
そのバインミーを半分に切って断面を覗くと
スライスしたての肉やハムそれにレバーパテそして野菜がぎっしり詰まっています
食べてみると、なによりもパンがとにかく美味しい
ついでに買ったバインバオには肉々しい具に加えてうずらの卵が入っていてボリューミー
2人で半分ずつに切って食べましたが夜食にはちょっと多かったかも
 

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ホーチミン2日目の朝
今回宿泊したホテル「マジェスティック・ホテル」からは、悠々と流れるベトナムの大いなる大河「サイゴン川」が見て取れます
そうその昔、ここはサイゴンと呼ばれた都でした
1976年に統一国家であるベトナム社会主義共和国が誕生した際に、革命家で建国の父と呼ばれる人物ホー・チ・ミンにちなんで名づけられサイゴンからホーチミンに変更されてしまいました
いまはこの川にその名が残されています
そんなサイゴン川を行き来する船が見て取れますが、川は水運の拠点として重要なインフラ
川向うには大きな看板が連なっていますが、いかにこの川を船上や川岸から眺める市民が多いのかを如実に物語っています
そのうえ市民の水の供給源としても重要な川だったりします
もっとも川は茶色い泥水で、たまにゴミみたいなモノが流れている、これぞいかにも東南アジアらしい川なんですがね
 

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私の好きな作家のひとりである、開高健がベトナム戦争時、朝日新聞社臨時特派員として戦時下のベトナムへ赴き
ここサイゴンのマジェスティック・ホテルを拠点にベトナム共和国軍(南ベトナム軍)に従軍していたそうですが
そんな開高健も泊まったマジェスティクホテルの前を流れるこのサイゴン川を眺め、何を思ったか
ちなみに開高健の著書の中にこんな一節があります
『一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら、結婚しなさい。
八日間、幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい』
という意味の中国の諺があると、著作の中で書いていたことから戦時中でなければここで釣りでも出来たらと考えたかもしれません
てなわけで私も朝まずめの時間帯、サイゴン川で開高健が好きだったルアーフィッシングをここでやってみました
(釣り道具と麦わら帽子は日本から持参しました)


 
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残念ながら結果は坊主でした
まぁ気を取り直し朝飯を食べるためホテルに戻ります

先ほどボウズだったサイゴン川眺めつつの朝食
いただいている場所は宿泊しているマジェスティックホテルの5階にあるブリーズ・スカイバー
 

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そんな朝食会場となるブリーズ・スカイバーには
オープンテラスの席が有り開放感たっぷり
 

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しかも早めに来たこともあり川側にあるハイツールのテラス席をあてがってくれました
ゆったりした時間が流れていくなか、この景色を眺めながら飲むコーヒーが最高に美味しい
 

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さて肝心の朝食ブッフェ
ここベトナムは世界三大料理のうちの2か国
中国とフランスが宗主国だったという歴史を持ちます
そんなわけでベトナム料理は中華料理とフランス料理のいいとこどり
まずベトナムは何よりパンが美味しい
そんなわけでパンコーナーにはクロワッサンをはじめとした美味しいパンが目白押し
 

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ホットミールは
トマトのオーブン焼きと大豆のトマト煮込み
 

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ソーセージに炒飯
 

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中華の朝飯の定番、お粥
 

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フルーツコーナーは南国情緒たっぷり
 

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もちろんそれだけではなくライブキッチンがあり
そこで熱々の料理を提供しています

まずは定番のオムレツコーナー
 

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麺のコーナーには
ミーやフォーなどお好みの麺料理をゆで
チキンかビーフのスープに好みの具を入れその場で作ってくれます
このコーナーは毎朝、お世話になりました
 

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ベトナムのサンドウィッチ
バインミーのコーナーでは自分で好みの具材を使いバインミーを作ることができます
私もレバーペーストたっぷりのバインミーを作っていただくことに
 

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ということで朝からたっぷりといただきます
 

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そうそう今朝の釣りはルアーが失敗の原因とかんがみ
こんなところに釣り用の餌(ソーセージ)があったのでスタッフに話して少しばかりわけて貰いました

今回宿泊先となるホーチミンから北西へ100kmの場所に位置する「クチ」
1954年~1975年まで行われたベトナム戦争においては南ベトナム解放戦線(ベトコン)の重要拠点となり、最後までアメリカ軍は攻略できず「鉄の三角地帯」と呼ばれました
そんなこともありクイはベトナム人の不屈の精神を表し、ベトナム人にとっての誇り高き場所となっています
特にアメリカ軍を翻弄させたクチに広がる熱帯雨林の地下に張り巡らされた、約250kmものトンネルをゲリラ戦の拠点としましたが、そこは戦争の激戦地として今も当時の戦争の傷跡が残っていますが、それとともに保存され・・・・
というか観光地化され、多くの外国人が訪れる定番観光スポットになっていました
私どもも入場料90,000VDN(日本円で約500円くらい)を支払い中へ
 

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まずは国民の父 として親しまれる人物である「 ホー・チ・ミン 」のい肖像画がかかった部屋に案内され
どちらかというと半強制的にベトナム戦争当時のベトナム人の奮闘を描いたDVDを見せられます
ちなみにこの部屋は当時実際に「作戦会議」が行われた場所だそうです
なお、余談ですが映しているのは日本の「SONY」のDVD機器でした
 

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次はそのおさらい、当時の様子を再現した落ち葉が敷いてある地面に隠されたトンネルへの出入口
人がやっと通れるほどの大きさです
体が大きい米軍が簡単に入ってこられないように、小柄なベトナム人に合わせてこの大きさにしていたそうです
圧倒的な軍事力を誇るアメリカに対して、南ベトナム解放軍はクチのジャングルに身を潜めるゲリラ作戦にでます
かつて旧日本軍もペリリュー島のジャングルで、殺到する米軍の上陸部隊に対し、島中に洞窟陣地を張り巡らせて迎撃し米軍を恐怖に陥れました
そんな戦いを嚆矢として、後の硫黄島や沖縄での戦い方に受け継がれていった旧日本軍のゲリラ戦術
米軍は日本軍の多様なゲリラ戦術のことを「卑怯な日本軍」という言い方で恐れたようです
このゲリラ戦術の記録は戦後米軍に渡ったとのことですが、それが冷戦時代ソ連の手に渡り、その後ソ連と友好関係にあった南ベトナム解放戦線(ベトコン)に渡ったという話があるくらいです
まぁ米軍と戦うのなら、その米軍を苦しめた戦法を知りたいのはもっともなことです


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これは地下に潜むためにベトコンが作った空気穴
 

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これはベトコンの作戦会議?もしくは休憩中でしょうか
リアルなマネキンですが貧相な装備が見て取れます
 

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破壊された戦車が生々しく残っており展示されていました
裏側に1970年にベトコンの遅延式起爆地雷によって破壊されたアメリカの M41戦車と書かれていました
  

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にしてもただでさえ暑いのに、こんなのに乗って戦う事態ぞっとします
  

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ブービートラップの見本も展示されていますが
こうしたトラップはクチに数多く仕掛けられ、米軍を苦しめました
 

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面白かったのが
不発弾を再利用して武器弾薬を作っていた様子を再現したコーナー
 

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見ているだけで怖いのが
不発弾から火薬を抜き取る作業の様子
実際に失敗して爆発させた例もあったんでしょうね
 

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アメリカ軍は大量の空爆と枯葉剤などを投下したことが知られていますが
沖縄(未発見の不発弾は約1,900トンあると推計されています)もそうですが、アメリカ軍の爆弾ってどうしてこんなにも不発弾が多いのと思ってしまいます
 

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で米軍の兵器を改造して作ったリサイクル地雷
これまた米軍兵士を苦しめますが
これを見て「アイアンマン」の一話で捕虜になっていた際に、脱出用に作られたプロトタイプのパワードスーツを思い起こしてしまいました
 

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さてこのあたりで休憩タイム
売店で缶ビールを買い喉を潤します
 

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するとどことなく香ばしい香りが漂ってきました
香りの元はこのとうきびの炭火焼き
 

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ということで焼きトウキビつまみにベトナムビール(333)やってます
次はいよいよクチトンネルに突入します
 

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「クチトンネル」
ホーチミンからおよそ100km、クチ県を中心とした場所に造られた、全長250kmの地下トンネルネットワーク
ベトナム戦争中に、南ベトナム解放民族戦線によってゲリラ戦の根拠地として作られ、ここよりカンボジアとの国境付近までトンネルが張り巡らされていました
戦時中、南ベトナム解放民族戦線の兵士たちは様々な工夫をして、狭いトンネル内に身を潜めて暮らしており、当時の生活の様子が見て取れますが
写真はそんな様子の一つ、春巻きに使うライスペーパーを作っているところです
 

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クチトンネル名物にはライフル射撃もあますが
社会主義国家らしくソビエト連邦軍が制式採用した自動小銃 AK47 カラシニコフが撃て
しかも料金も10発が600,000VND(約3,300円)と大変コスパが良い射撃が楽しめるようです
  

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ホーチミンサンダルと言われる廃タイヤを再利用したゴムサンダルも各サイズありました
ちなみにベトコンは素材のタイヤを柔軟性のある「日本製」にしたそうです
 

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そんなホーチミンサンダル制作の再現コーナーがありますが
 

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当然のように
観光用で販売もしていました
これって買っていく人いるのかな~
 

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当時の戦争の傷跡ということでアメリカ空軍の戦略爆撃機 B-52が爆撃したクレーターが今も残されています


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そしていよいよトンネル内部へ
トンネルの中はひんやりしていて気持ち良いのですが、トンネルは狭く中腰での進行を余儀なくされました
トンネルの歩行体験は50mと100mあり、もちろん100mをチョイスしましたがちょっと後悔
 

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トンネルを抜けた後、ベトナム戦争時の主食であるキャッサバ芋の試食
キャッサバはクチの名産だそうですが、キャッサバの別名はタピオカ芋、そう今流行りのタピオカミルクティの原材料となるんです
 

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戦争の時の主食というと日本の戦時中の芋を思い浮かべてしまいますが
これがふんわり甘みがあって意外に美味しかった
ピーナッツ砂糖をつけて食べるのがクチ流のようです
 

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ホーチミンではベトナム料理の数々を食べてきましたが、あと食べていないのはベトナム中南部名物のバインセオってことで
ビンコムセンターのフードコート「ラップ&ロール」へやってきました
店内を見渡すとベトナムらしからぬ綺麗で清潔なチェーン店です
 

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ベトコンの拠点だったクチでベトナム戦争時に使われたクチトンネルを歩いてきたあとということで
まずはビール
いつものように333(バー・バー・バー)を頼みますが、こうしたレストランでも缶ビールでの提供
しかも冷え方がイマイチ
まあベトナムなので仕方ないですが、その辺は心得ているようでグラスには氷が入れられ提供されるのもベトナム流


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てなわけで「バインセオ」ようはベトナム風お好み焼きを頼みます
出てきたバインセオなにはともあれデカい
 

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ちなみにラップ&ロールと言えば春巻き
バインセオというイメージじゃないと思われるかもしれませんが
肉の代わりにキノコが使われているヘルシー志向のバインセオ、美味しいと評判なんです
黄色く見える周りの皮は卵ではなく、米をミキサーにかけ、液状にしたものをココナッツジュースでとろみと味を付け、ターメリック(ウコン)で黄色に着色したものをフライパンで焼いたもの
結構手間のかかった料理ですね
具はというと中を割ってみたところ「もやし」「キノコ」など野菜が中心でした
スタッフに聞いたところ、こちらは添えられた香草(ハーブ)で巻きヌクマムに付けて食べるとのことでした


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このバインセオだけで結構お腹はくちましたが 
もう一品頼んだ
蓮の葉に包まれた五目おこわ「ソイ・ラーセン」これも美味しく頂かせてもらいました
 

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高層タワーの多いホーチミンにはいくつかの人気ルーフトップバーがあり
昨晩は雨ということでビテクスコ・フィナンシャルタワーにある、51階にある絶景バー「イーオン・ヘリ・バー」を訪ねましたが
この晩は晴れていたこともあり、ホーチミンの夜景を楽しもうと
ABタワー26階にあるルーフトップバー「チリ・スカイバー」を訪れることに
 

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エレベーターを降りてすぐのところに、室内に洒落たバーの席が設けられていました
ここからも夜景が楽しめ、しかも落ち着いた雰囲気でゆっくりできそうですが
今晩のお目当てはオープンなルーフトップバー
 

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楕円形のユニークなカウンターの中にバーテンダーがいてカクテルなどを作ってくれるようです
ちなみに夜8時まではお得なハッピーアワーということもあり、せこい私は夜の7時前に伺いました
 

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オープンバーはこのように鮮やかな赤のライトテーブル
RESERVED「MR.DAN」とテーブルに載っていますが
実は入店の際に予約があるか聞かれ、予約していないけど1時間くらいですぐ帰るといったところ
本来は予約席なのでしょう窓際ならぬ、ビルの端っこので夜景がよく見える
割とよさげなテーブルに案内されました
ということで今宵私は「モロボシ・ダン」ということにしておきましょう
ここまで来てベトナムビール「333」を頼むのも雰囲気でないので、ここはベルギービールの「ステラアルトワ」、我が家の奥さんはトロピカルカクテル「チチ」をオーダー
  

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この日も熱帯夜ですが、高層階ということもあり風が心地よい
東南アジアではこうしたビルの屋上を使ったルーフトップバーが流行ってますが、涼を求める一つの形なのでしょうね
 


 

眼前に広がる美しいホーチミンの夜景
高層ビルが多いのと周りに遮るものもなく見ごたえは抜群でした
 

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ホーチミン市内の北側エリア、ゴーバップ区
ここにはホーチミン一番の観光名所であるベンタイン市場がありますが
そのベンタイン市場閉店とともに、周りの道路に屋台が連なるナイトマーケットが出没します
その規模はホーチミン最大
ここも今回の旅の目的地の一つでした
 

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屋台といっても今回伺った屋台「ハイ・ルア・サイゴン」
規模は大きく、ホール係の店員さんがウェイトレスさんが居てオーダーを取ってくれます
 

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屋台の中では一番流行っているように見えましたが
料理を作るコックさんの数も多く、テキパキ提供しているようです
 

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手前のプラスティクのコンテナは活魚用の水槽のようで
ポンプでエアが供給されています
中を覗くと大きな海老がうごめいていました
 

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そんな海老たちは大きなBBQコンロを使い炭火で豪快に焼かれています
コンロに近ずくとかなり熱い
これは料理するほうも大変そう
  

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もっとも焼いているのは海老だけではなく
なにやら鶏肉やら、なにやら変わった魚が焼かれていました
 

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いかにも地元のお母さんと言った感じの方が、暑さにも負けずにタレをかけつつもくもくと焼いていました
金串にさしていますが、日本の焼鳥を彷彿させますね
ということでこの鶏の炭火焼き後ほどオーダーすることに
 

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もちろん最初に見た海老も同様にオーダーしますが
炭の燃え具合を見ながら強火と弱火を使い分け焼いているようです
  

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席に着いたらまずビール
今宵はビア・サイゴン・スペシャルをいただくことに
 

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出てきた海老ですが、かなりでかい
テナガエビだったようで鋏脚だった長い手の部分も添えられていました
それにしても皮は堅そう
どうやって食べるのか、ウエィトレスに聞いたところ


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きちんとウエィトレスさんが殻を剥いてくれました
 


 

剥かれたテナガエビがこれ
ニョクマムにつけて食べるとのこと
これがまた絶品でした
 

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炭火で焼かれた鶏肉も美味しい
 

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そうそうミトー名物の象耳魚も誰だか頼んだようで
運ばれて行きましたが
明日その地元で食べるので食べるのはその時まで取っておきます
 

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こんな感じで毎晩もの凄い賑わいの屋台ですが、屋台にしては若干お高めの
テナガエビと鶏のグリルそれにビール数杯を2人でいただき4千円とベトナムにしては激高
私が支払いの際お札の束を出したところ、隣で食事していたおそらくは韓国あたりから来ているカップルがちょっとビックリされているようでした(私どもよりはずいぶんたくさん頼んでいるようでしたし)
まぁテナガエビはミソたっぷりなうえスタッフに剥いてもらったりしたんで仕方ないかな

岸壁に横付けされたレストラン船が見てとれますが、この日はツアーでミトーのココナッツファクトリー見学&メコン川支流のジャングルクルーズにやってきました
ちなみにメコン川とは東南アジアを代表する河川で、東南アジアでは最長の川(その距離およそ4,200キロメートル)
チベット高原に源流があり、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムの6か国にまたがって流れています
ベトナムのホーチミンとカンボジアの間にある三角州一体のメコン川河口の湿地帯がありメコンデルタと呼ばれる肥沃な大地が有ります
その面積はおよそ4万㎢というから驚きです
今回はそんなメコンデルタのごくごく一部を垣間見させていただきました
 

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ホーチミンから2時間ほどバスにゆられメコンデルタの船着場に到着
その後は屋根とエンジンが付いた木製船に乗り換えます
 

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向かった先はヤシの木が多いミトー島
ここはココナッツが名産
てなわけでココナッツファクトリーという、お菓子工場に立ち寄ります
 

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ココナッツばかりではなく「生はちみつ」はここミトーも原産地の一つ
ベトナムの養蜂場は全国に3万軒は有ると言われ、欧米、アジアと世界各国に蜂蜜を輸出している蜂蜜大国
そんなベトナムの特産品でもある蜂蜜ですが
笑顔が素敵な女性が蜂を怖がる様子もなく、蜜蜂の巣を持って見せてくれました
蜂の群がる中に指を突っ込んで、ハチミツを舐めさせてもらうのだそうですけど
キャンプで蜂としょっちゅう対峙してきた私にはちょっと無理
 

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蜂蜜と金柑の入ったお茶でティータイム
 

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米粉を焼いたせんべいや、ドライフルーツも試食
 

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蜂蜜をなめていたら、どことなく蜜蜂もやってきました
 

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次はココナッツ加工場へ
 

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いかにも地元の女学生といった方々が、ココナッツキャンディを袋詰めしていました
 

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ココナッツの実はここで鉈で割られ
ココナッツミルクをとって加熱、攪拌されます
 

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ココナッツミルクを絞ったあとの殻はこうしてココナッツミルクを加熱する燃料になるようです
 

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続いて先ほど試食したドライフルーツの加工場へ
ドリアン、ドラゴンフルーツ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ、龍眼などいかにも南国情緒あふれるフルーツが並んでいます


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ということで試食タイム
食べてみると思いのほか甘くない
フルーツ本来の味がここに有りました(というのか食べなれている日本のフルーツが異常に甘いのかもしれません)


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そして次はいよいよミトー観光のメイン
メコン川支流を手漕ぎボートでジャングルクルーズ
ニッパヤシというヤシ科植物が生い茂るなかをグイグイ進んでいきます


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そうメコン川支流のジャングルクルーズ、漕ぎ師であるお姉さんがたの櫂さばきが半端ない
一歩通行ではなくかなりの数のボートが行き交いますが、そんなことに構うことなくスイスイと交わしていきます
 


 

手漕ぎ船はジャングルクルーズの執着地へ到着
小岸のお姉さんとは手を振ってお別れです
 

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また木造船でミトー中心部へ渡りますが、そのまえにココナッツを一つ渡されました
大きなナタで器用に実の頭を削り、ストローをさして渡した状態
中にたっぷり入ったココナッツウォーターのさわやかな甘さが、灼熱の暑さを忘れさせてくれます
 

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メコン川ジャングルクルーズを終えたツアーバスは
昼食時ということでレストラン「メコン・レスト・ストップ(ティエンザン省)」へ立ち寄りました
ここは皇太子時代の天皇陛下も訪れたという有名なお店なのだとか
 

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アオザイを着た女性が給仕してくれるようですが
いかにも観光地にありそうなレストランです


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一階には屋根だけのオープンな空間で食事を楽しむ席があり、結構な数の客が食事中でした(欧米系の方が多かったかな)
私どもはツアーバスで来たこともあり、予約されていたのでしょう二階に案内されました
 

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私に当てが割れたのが、この庭が望める席
そうここメコン・レスト・ストップは広大な土地に建てられたレストラン
庭も大きいんです
 

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席に案内される途中、水槽がたくさんあり
これから調理されるであろう魚たちを眺めつつ二階に上がります
ちなみに日本語で「ナマモン魚」と書かれていますが、もしかしてこれって「活魚」って意味でしょうか
この魚、昨晩行ったナイトマーケットの屋台「ハイ・ルア・サイゴン」のBBQ炉で焼かれていた魚でしょうか
 

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他にはやはり屋台で食べたオニテナガエビや
 

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ハゼを連想する魚
水面に目を出して浮いています
 

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それとなんだか日本のカジカを大きくしたような魚が水槽におりました
ハゼやカジカはスズキ目の魚ですからきっと美味しいのでしょう
それにみな活魚、おそらくはメコン川流域で獲られた魚なんでしょう
  

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さて肝心の当日のメニューですが、日本字が多く訪れるようで日本語が併記されています
どうやら日本人ご用達のお店のようです
まぁ日本人は魚介類が大好きですからね
  

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そのほかダチョウや鶏の丸焼きなども厨房にはありました
 

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まずはベトナムビール(333)で喉を潤し
「海老と豚肉の揚げ春巻き」をいただきます
 

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次が本日のメインディシュである「エレファントフィッシュの姿揚げ」
メコン川に泳ぐエレファントフィッシをウロコごと揚げられた一品
お皿に立てられた姿はなかなか迫力ありますね
  

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どうやってこれを食べるのだろうと思っていると
女性スタッフがビニール手袋をして魚の身をむしって
レタス、ベトナムのシソ、パイナップル、春雨などと一緒に包み春巻にしてくれます
これをビネガーとジンジャーのタレにつけていただきますが
真っ白な身は淡白で噂通りタンバクで美味い
にしてもアツアツの魚の身を、手で直接むしるのは大変そう
 


 

1階のオープンキッチンでは色々料理するところが見ることが出来
ミトー名物の「グレートボール」の制作過程も見学
熱々のフライパンに柔らかいお餅を長いヘラで取って投入
油の上で風船のように空洞のボール状に揚げていく様子がとても面白かったです
 

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その「グレートボール」
丸い揚げ餅ですがメニューには「揚げおこわ」と表記されていました
 

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これも食べ方がわからずただ鑑賞していたら、女性スタッフが持っていき
厨房で切り分けてくれたものを再度持ってきてくれました
 

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それがこれ
運ばれてきた時は、すでに風船状態ではなくペシャンコな状態
 

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メニューに「ミトーソメン」と表記されているのは
シーフードの具がのった麺料理です
生地を乾燥させて半乾麺にしてから茹でるのがフォーとの違いで
フォーは元々は首都ハノイを代表する麺料理
そしてこのミトーソメンはベトナム南部の代表的麺料理なんだそうです
 

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細麺がニョクマムスープによく合います
 

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最後にデザート
温かいぜんざいのようなチェー
それにお茶で〆
ツアーに立ち寄るランチにしては、かなり美味しい部類のお店だったように感じました
ということでごちそうさまでした
 

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写真はベトナムの高級チョコレート「MAROU」
サミュエル氏とヴィンセント氏の2人のフランス人がベトナムの農園を巡り、厳選したカカオを仕入れて作り上げた高級チョコレート
ホーチミンにある「メゾン マルゥ サイゴン」というお店で購入したのですが
値段は何と1枚50,000VND(日本円で300円弱)と物価の安いベトナムとは思えない程高額なプライスでした
 

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そんな土産を買った後、ホーチミンの街を歩いていると
前触れもなく突然、南国名物のスコールに出くわしました
街行く地元の人々もいつもの事でしょとばかりに、屋根のある場所でスコールをやり過ごしているよう
もっとも私もこれはとても歩いて帰れる程度の雨量ではないことから
近くにあったカフェで雨宿りすることに
 

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今回雨宿りに使ったのは
ベトナムのスタバとも称されるコーヒーチェーン「ハイランズコーヒー」
ベトナムの高原地帯・ラムドン省で栽培されたコーヒー豆を使うことからその名が付いたとのこと
2013年に本家スタバがベトナムに上陸しましたが、今もなお安定の人気を誇るカフェです
ちなみに偶然このお店にたどり着いたのではなく、街を歩けばハイランズに当たるとも称されるほど、たくさんある(ベトナムには250店舗ほどあるそう)ことから何気なく立ち寄れました
頼んだのはPhin Sữa Đá(ベトナムコーヒー・ミルク入りアイス)ミディアムサイズ 29,000VND(日本円で165円くらい)
   

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価格とは裏腹なそのクオリティの高さに衝撃を受け
このホーチンミン滞在中にはチェングエンコーヒーも含め
3度ほどベトナムコーヒーを嗜むことに
いやそれどころかお土産に買ったベトナムコーヒーが切れたら、通販で購入
いまでもベトナム時間を嗜むほどの魅力をこの時感じました

今回ホーチミンでの宿としたのは
フランス植民地時代から営業されている数少ない高級ホテルの「マジェスティックホテルサイゴン」
私の好きな作家である開高健氏や深夜特急で知られる沢木耕太郎氏が宿泊したことで有名なホテルです
下の写真はそんなマジェスティックホテルサイゴンのMバーの前に飾られていた開高健の写真です
ベトナム戦争の従軍取材や釣り紀行で知られる開高健氏は
1958年に「裸の王様」で芥川賞を受賞したのち、小説が書けなくなるといったスランプに悩みます
その際に先輩作家の武田泰淳氏から「ルポを書きなさい、小説の素材やヒントもつかめる」とアドバイスされ
ベトナム戦争時、朝日新聞社臨時特派員として戦時下のベトナムへ赴き、サイゴンのマジェスティック・ホテルを拠点にベトナム共和国軍(南ベトナム軍)に従軍していました
南ベトナム軍に従軍していたこともあり、最後は「九死に一生」を得ての生還
ベトナム戦争の取材の体験をもとにした『 輝ける闇 』を執筆し復活をなしとげます
その後は数々の著書を出版、晩年執筆した釣り紀行は多くのファンを虜にしました
ちなみにわたしもその一人です
  

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そんな開高健氏は酒好きとしても有名、なにせサントリーに勤めていた時はPR誌である『洋酒天国』の編集をしていたくらいです
そして沢木耕太郎氏も「一号線を北上せよ」の中でマジェスティックホテルのMバーをたびたび登場させています
といううことでサイゴン最後(^ ^)の夜は2人の著名な作家が愛した、マジェスティックホテル8階にあるMバーを訪れることに


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それにホテルのチェックインの際にいただいたドリンクバウチャーには
「2パーソン」「カクテル」にチェックが入れられています
これは2人で一杯やりなさいとの事と受け止め伺うことに
 

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伺ったのが夕暮れ時のまだ日が沈んだばかりの時間帯ということに加え宿泊客だったこともあり
サイゴン川が真下に臨める割と良い席をあてがってくれました
まぁここで夜景が楽しめる時間まで粘ろうかと思います
  

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前述の沢木耕太郎氏の著書「一号線を北上せよ」は
ホーチミンからハノイまでの1,800Kmをバスを乗り継いで北上する体験記ですが
筆者がマジェスティック・サイゴンに滞在し、このMバーで「ミス・サイゴン」というカクテルを飲むシーンがたびたび登場します
沢木耕太郎氏の深夜特急を何度も何度も読み返している私が、このミス・サイゴンを飲まずに帰るわけにはいきません
それに ミス・サイゴンは、マジェスティックホテルのオリジナルカクテルで、創業当時からあるもの
ライムとリキュールのシンプルなカクテルです

それともう一杯はやはりマジェスティックホテルオリジナルで開高健氏がよく飲んだと言われているコニャックソーダ「ハッピーサイゴン」
2人の愛したカクテルを2種頼むことに
酒の肴にはピーナッツが出てきました
 

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カクテルをだらだらと飲んでいるうちに
夜は暮れ夜景が映える時間となってきました
 

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Mバーにもぽつぽつ客が入り始めました
 

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ちなみにこのバーは「ブリーズ・スカイバー」とも呼ばれています
そよ風の吹くスカイバーということだそうで、この夜も気持ちの良い南国の夜風が吹いています
そう昼は灼熱のホーチミン
こうした風は何よりも贅沢
すぐそばを流れるサイゴン川は真っ暗な闇となり、遠くには高層ビル群が望めます
  

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ホテル真横のサイゴン川沿いの通りトン・ドゥック・タン通りはいかにもアジアを象徴するバイクが行きかっていています
 

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次に頼んだのがモヒートカクテル
ベトナム・ホーチミンで一番高いビル
これはホーチミンの象徴「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」51階にあるイオンヘリバーで飲んだモヒートカクテルがミントたっぷりで美味しかったからにほかありません
マジェスティックホテルのモヒートカクテルも同様にミントに加えライムが実ごと入っていて美味しかった
それに我が家の奥さんはミス・サイゴンをお代わりすることに
 

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モヒートカクテルにはミントの他、ライムが実ごと入れられていました
 

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このあたりで小腹が空いてきたので「クラブサンド」を頼みましたが
これが結構な量そのうえたっぷりのポテトフライが添えられています
欧米のお腹を空かせた方が多く訪れるのか、かなりのボリューム
しかもかなり美味しい
 

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ただ案の定、食べきれずスタッフに話してパックに詰めていただき
ホテルの部屋に持ち帰り、部屋の冷蔵庫で冷やしているベトナムビールとともに夜食となりました
 

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いよいよ帰国、ホーチミンシティ・タンソンニャット(旧サイゴン)国際空港へ帰ってきました
着いたのが早朝、まだ午前6時前ということもあり空港は閑散としていました
ちなみにタンソンニャット国際線ターミナルは日本のODAによって建てられています
 

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席はエコノミーですが、JALのステータスを使いビジネスクラスチェックインカウンターでチェックイン
 

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チェックインカウンターでベトナムビールの「333(バー・バー・バー)」1箱を手荷物として預けましたが
預けた際、さらりとスタッフの笑みが浮かびます
 

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チェックインを済ませたら、すぐにタンソンニャット国際空港のJAL指定ラウンジ「ローズラウンジ」へ向かいます
このラウンジ、ビジネスラウンジの一つでSASCOが運営しています
スターアライアンス、ワンワールドなど多数のエアラインが利用する共用ラウンジです


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空港ターミナル3階の9番搭乗ゲート付近に入り口があり、チェックイン時にもらったインビテーションを提示して受付
そこから吹き抜けとなった、2階へ降った部分にラウンジスペースがあるようで、ラウンジを上から見下ろすことができました
 

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まだ朝早い時間帯ということもあり、ラウンジ内はガラガラ
落ち着いた感じのソファーが並んでいます
 

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ちょっと洒落たソファーやテーブルのコーナーもありました


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「サイレントゾーン」があり薄暗い部屋には仮眠チェアーが並んでいました
乗り継ぎで時間がある際や空港のラウンジで1泊なんてこともありますので、こうした設備はうれしいですね
 

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さて次は飲み物と食べ物があるダイニングエリア
冷蔵庫にはホーチミン滞在中いったい何缶飲んだだろうと思えるベトナムビール333(バーバーバー)がたっぷり入れられていますが
シンガポールのタイガービール
そしてソフトドリンクが並んでいます
  

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ビジネスラウンジらしくワインもありますが
冷やして飲むのが主流のベトナム
冷蔵のワインセラーが設置されていました
 

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東南アジアらしく南国風のフルーツが並んでいますが
なぜかみなラップでくるんであります
これは私が伺った時間が早く、このあと朝食の時間帯だったよう
 

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そのほか
暑い国ではありますが、ホットミールがずらりと並びます
 

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朝食の時間帯ということで、粥などがならんでいます
中華の影響もあるでしょうが、ベトナムにも粥文化はありしかも美味しいそうで
豚モツ入りのお粥「チャオロン」が並んでいました
このチャオロン、そういえばホーチミンで屋台で売っているのをよく見かけました
 

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ベトナム料理の代名詞
生春巻き「ゴイ・クオン」もあります


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これまた当然と思える、米麺の「フォー」のコーナー
これは自分でスープを注いで食べるようになっています
薬味にピーナッツがあるのが、いかにも東南アジア流
 

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ということで、席に着いたらタクシーウェイをいくエールフランスを眺めつつ
ベトナムでは最後となるベトナムビール333、朝からやることに
 

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そんなわけで朝飯にしたのはフォー
 

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そしてやはりホーチミン滞在中に虜となったベトナムコーヒー
ラウンジではインスタントでしたが
これが圧倒的シェアを誇るコーヒーブランド「G7」
ここでようやく試し飲みできました

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そうそう近代的な設備を誇るタンソンニャット国際空港にあって
ラウンジから見た風景にこんなのがありました
なんだかベトナムらしく、微笑ましく感じます

いや~それにしてもblogで海外ラウンジの話は久しぶり
しばらく行ってないな~
 

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ホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港から成田国際空港への向かうJL750便に乗り込みますが
実はチェックインカウンターで嬉しいことがありました
それがなんとエコノミークラスからビジネスクラスにアップグレード
快適なフライトで成田空港へ向かう事に
ちなみにお盆休みの超ハイシーズン
札幌〜ベトナム往復、サーチャージ込み8万円そこそこのチケットだっただけにちょっとビックリ


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機材はボーイング社のB787-8ドリームライナー
座席は「JAL SHELL FLAT NEO」
ゆとりの座席はエコノミークラスからくらべたら雲泥の差です
しかも座席を多少斜めにはなるがフラットベッドになる仕様で、食事後はぐっすり眠ることが出来ました
搭乗時間が6時間しかなく、この座席ではもったいないといった感じ
 

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写真を何枚か取っていたらCAさんが気を利かせて写真を撮ってくれました
 

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離陸してすぐにホーチミン市街地上空へ
機内から町並みが望めましたが、1975年4月30日北ベトナム軍が南ベトナムの首都サイゴンを陥落してわずか40年で飛躍的な経済成長を遂げたベトナムを象徴する姿を見ることが出来ました


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飛行機が水平飛行に入ったら、お楽しみのビジネスクラスの食事タイム
実はこのため先ほどのローズラウンジでは少し遠慮気味に飲み食いしていました
まずはシャンパンから
 

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我が家の奥さんは洋食
前菜はちょっとピンボケですが
・豚肉のムサカ
・スモークサーモンローズ
・蟹マリネのズッキーニ巻き
 

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洋食のメインは
・的鯛のプロバンサル風
 

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そろそろ日本食が恋しくなった私は和食をチョイス
前菜は手前から
・ほうれん草のお浸し
・スモークサーモン・アスパラ巻
・鯖の煮物
・茄子味噌
・若布入り玉子焼き
・豆腐の味噌餡掛け
・海老団子と野菜の煮物
・鶏の酢醤油焼き
・鱸塩焼きおろし添え
 

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和食のメインが
・牛フィレ肉 ちり醤油添え
・炊きたてのご飯(機内で炊いているそうです)
・味噌汁
・香の物
 

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この牛フィレ肉が分厚くてボリューミー
しかもベトナム料理ばかり食べていた胃に醤油がしみわたります
マンガ「美味しんぼ」で、牛肉に一番合うソースは醤油というのがわかる気がします
 

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デザートは
・ジンジャーカスタードケーキ
これは紅茶でいただきました
 

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あとひと眠りした後
お好きなときに、とメニューに謳われている
JALオリジナル麺の
「らーめんde SKY」「うどんde SKY」「そばde SKY」が好きな時に食べられるそうなので
私も今回、そばde SKYをいただくことに
ちなみにこのシリーズ、気圧の低い機内食用として開発されており、約85度のお湯で美味しく食べられ、しかものびにくいのが特長なんだそうです
 

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こんな感じでアップグレードされたビジネスクラスで快適な6時間のフライト
成田国際空港に帰ってきました
このあと新千歳空港へ乗り換えますが、それまでの間はJALのサクララウンジで過ごします
まずは、熱いシャワーを浴びて
 

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その後飲んだ樽生ビールが効きます
いや~ベトナムの缶ビールもよかったのですが、やはりサーバーから注ぐビールは最高ですね
小ぶりなサンドイッチを肴にいただくこととなりました
  

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なんだかんだで話が長くなってしまいましたが、8年前に行ったベトナム・ホーチミンの旅はこれで終了
ようやくblogに書き終えることが出来ました
ベトナム戦争終結から40年という節目のホーチミンを巡り歩いてきましたが
戦争の傷跡は確かにまだ残ってはいましたが、それにもましてドイモイ政策による経済発展はすさまじいものでした
経済発展の一部にはもちろん日本からのODAの影響がありますが、それを日本のODAによってこのインフラは整備されたとしっかりと看板などで明示され日本との友好を示していたことも、今回の旅でベトナムの印象を良くした要因の一つです(まぁどこぞの隣国とは大違いとはあまり言いたくはありませんが)

でも何よりも平均年齢31歳と日本では考えられない、多子若年化の国
それにベトナム戦争で米軍を打ち破り、その後の中越戦争でも中国を撃退しアメリカと中国に勝ったというプライド
そして他の国にはないなにかパワーのようなものを感じました
 

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まだま発展は止まらないように思え、このblogを書き綴るうちに、またふつふつと旅心が疼いてまいりました
ということで次の海外旅行再開の対象は
大好きなマンガ「大使閣下の料理人」の舞台となったベトナムの首都ハノイも良いかもしれません
 

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さて海外の話が一段落したことから
今月初めに伺い堪能した江戸前蕎麦のお話などさせていただきます

30年ほど前に自宅を建て移り住んだ札幌市厚別区
その頃からやっている厚別通り沿いの数少ない飲食店の一つである「そば処蔵亭」が、昨年末に閉店となりました
この厚別通り添いのお店、なかなか続かずそのころからあったのはこの「そば処蔵亭」のほか回転ずしの「くっちゃうぞ」と焼き鳥「大膳」くらいだったんです
そば処とはいえボリューム感のあるメニューが多く、結構にぎわっていたのだが、一昨年も店主の肩の負傷が原因で長期間店を閉めていたが、それが原因かどうかは不明だが結局店はたたむことになった
ランチのコスパがよかったり、いかにも蕎麦屋らしい出汁の効いた(カツ)カレーが食べれたりと、割とお気に入りの店だっただけに残念
そしてそんなそば処蔵亭をほぼ居抜きした形でGWにオープンしたのが、タイトルの挽きぐるみ蕎麦屋「慎」
 

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店内は以前、小上がりのあったところがテーブル席になったくらいの他はほぼそのまま
 

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変わったのは、蔵亭がボリューム感があったりコスパが良かったりとした蕎麦屋だったのに対し
蕎麦もこだわりかもしれないが、メニューを見るとざるそばが800円からと価格もかなりのこだわりのお店のようだ
 

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で、我が家の奥さんが頼んだのが
「天ぷら三品盛蕎麦(冷)」1,400円
 

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私はというと
温そば「鰊蕎麦(小樽前浜産鰊使用)」1,100円と「ミニ天丼」600円
まぁこだわりの蕎麦屋に来てなんですが、温かい蕎麦が好きなんでこれは決まりごとのようなもの

出てきた鰊蕎麦を見ると、この店の蕎麦はそばつゆが特徴のようで、かなり濃いめに感じます
壁には「そばつゆが濃い場合 出汁をご用意しております。お申し付けください。」とありました
ようは神田の「やぶ蕎麦」のような、つゆは濃いめ、強めの返し(醤油)けれど出汁はしっかりといった
江戸前スタイルのそばが売りのようで、「そばは、さらさらとたぐり、そばの先に、ほんの一寸か二寸、つゆをつけてたぐり込む。そうしなければ、そばの香りが判らねえ。」といった江戸っ子の粋を感じるような蕎麦を出したいのでしょうね
 

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唐辛子もこだわりのようで
八幡屋礒五郎の一味・七味がおかれていました
 

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蕎麦は石臼自家製粉の粗挽き粉「挽きぐるみ」を標榜した田舎蕎麦
満足な蕎麦だったことから、またお邪魔させていただきます
ごちそうさまでした
 

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所用で富良野へ行った帰り道
芦別の新宝来軒に立ち寄りました
 

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メニューを一通り目を通しますが、ここに来た目的は芦別名物のガタタンラーメンを食べるため
ちなみに「ガタタン」って最初不思議な名に思えましたが、これは中華料理の「含多湯」というスープから来ているのだとか、確かにそう読めないこともありません
他の地域であまり聞くことのないこの「ガタタン」
戦後、旧満州から引き揚げてきた、「村井 豊後之亮」さんという方が、芦別の中華料理店「幸楽」でメニューに出したのがルーツと言われています
そんなガタタンスープを使ったラーメンがここ芦別の名物料理となりました
 

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昼時と言うわけもあり、平日にもかかわらず店内は満席
たまたま空いていたカウンター席に座ります
周りを見回すとほとんどの方が、ガタタンラーメンを食べていました
 

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私が頼んだガタタンラーメンは、大きな木の鉢に入れられ、熱々の状態で出てきました
もっともこの日は真夏日
熱々のラーメンと分かって頼む方も頼む方ですが
これが初来店でもなければ、店先に「平時時限定・冷し中華始めました」の看板が出ていたこともあり冷やし中華にしたのですけどね
 

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ガタタンラーメンはその昔
炭坑で働く人達の胃袋と身体を温めた味
寒い冬でもガタタンの餡かけはラーメンを食べ終わるまで熱々を維持させたのでしょうね
けれどこうして麵をリフトアップするにも餡が邪魔でなかなか麵にたどり着かないほどのたっぷりの餡
そのうえホタテの貝柱や大きな海老の身が丸まんま入っていたりとかなりの具だくさんでボリューム感たっぷりでした
 

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ちなみに同僚の頼んだ豚唐定食も美味しかったとのこと
美味しかったので、今回迷いに迷って頼まなかった冷やし中華、やっている間にまた伺わせていただき頼みたいと思います
 

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「ミュンヘン サッポロ ミルウォーキー♪」
1958年のサッポロビールの広告で用いられたフレーズですが、ビール愛好家には忘れられないフレーズとなっています
これらの3つの都市は美味しいビールの生産に適した緯度にあったことから、こうしたフレーズが生まれたようですが
そのなかで特にミュンヘン市なんですが
1972(昭和47)年に私の住む札幌市で開催された札幌冬季オリンピック
同年に開催されたミュンヘンオリンピックを縁に、札幌市とミュンヘン市は姉妹都市にりました
大通公園の11丁目には、その記念にミュンヘン市から寄贈された「マイバウム」があります
まぁ5月の樹って意味なんですが、豊穣を祝う願いが込められています
そんなマイバウムのある大通り11丁目
毎年我が家が楽しみにしているビールのお祭りが開催されます
 

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それが「札幌ドイツ村」と呼ばれるビアガーデン
札幌夏の風物詩「さっぽろ夏まつり大通ビアガーデン」
大通公園が大手ビール会社によるビアガーデンで埋め尽くされますが、大通り11丁目は
札幌の姉妹都市ドイツ・ミュンヘンから直送された、世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」公式醸造所の樽生ビールが楽しめるんです
しかも今年札幌に送られてきたのが、オクトーバーフェスト公式6大ブランドのホフブロイ社の生樽
そのホフブロイハウスはあのアドルフ・ヒットラーが演説した事でも知られていて
私はミュンヘンで行われたフリューリングフェストでホフブロイのテント
ベルリンのホフブロイハウスの双方を訪ね濃厚なドイツビールを愉しんだことがありました

 

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看板にはホフブロイ社のビールが4種
「ホフブロイ・ミュンヘナー・ヴァイス」
・厳選吟味した繊細で上質な小麦麦芽と良質なホップのシャープでスパイシーな味わいは、まさにヴァイスビールの王様です。
「ホフブロイ・オリジナル・ラガー」
・繊細で上質なモルトと良質ホップを使用。華やかな香りとひかえめな苦味は軽やかで素晴らしくバランスの良いラガービール。
「ホフブロイ・ドゥンケル」
・ほのかなキャラメルの香りと、口当たりはまろやかで味の切れが良い。一口飲むと一瞬にして深い味わいを感じられ、一度飲んでおきたいビール。
「ホフブロイ・サマービア」
・フルーティーなアロマが広がり後味にかすかな苦みが残る酵母未濾過の貯蔵庫ビール。暑い夏にぴったり!
とのこと
 

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さて札幌ドイツ村が開村されすぐの2日目に伺ったのにはわけがあります
と言うのも昨年も同様に意気揚々と札幌ドイツ村に伺いました
2週目となる7月30日にはお目当ての「フランツィスカーナー・ヴァイスビア」どころか 「ホフブロイ・ミュンヘナー・ヴァイス」も売り切れといった状態
そんな憂いに合わないようにと開村した2日目に伺った次第です
 

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この日の天候は快晴、予想最高気温30度ということで
屋根のあるブースに逃げ込み、ここを根城としてたっぷりホフブロイを味わうと思います
 

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ということでタップを担当するスタッフが
1000mlのマースジョッキに注いでくれます
 

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マスジョッキで頼んだのは
ドイツ南部にあるバイエルン地方を代表するビール
「ホフブロイ・ミュンヘナー・ヴァイス」
南ドイツで飲まれている黒ビール
「ホフブロイ・ドゥンケル」の2種


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さて、次はそんなドイツビールに合わせるつまみですが
昔はこの大通ビアガーデンの食事の人気はいま一つ
近くのデパ地下でビールのつまみを購入してからこのビアガーデンに臨むなんてことがまかり通っていましたが
いまはそんなことは許されません
とは言えあまりおいしくない料理は勘弁してほしいという声が多かったようで、最近はかなり美味しい料理も提供されるようになりました
特にここ札幌ドイツ村では、本場ドイツのソーセージやドイツ家庭料理が味わえるとあって人気のようです
 

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ということで我が家がビールのつまみにするのは「グリルマイスター3種メガ盛り」というもの
ドイツを代表するソーセージ3種類10本とザワークエアフトの盛り合わせ
これがボリューミーなうえビールによく合いました
 

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ここ札幌ドイツ村はビールが美味しいのは無論のこと
私の私感ですが、給仕するスタッフのモチベーションも日本の4大メーカーのビアガーデンよりも高いように思えます
ドイツ南部の民族衣装ディアンドルを纏った女性スタッフは無論、皆さん笑顔がさわやかで、気持ちよく過ごすことが出来るのもここ札幌ドイツ村のように感じます(毎年お逢いする少々年配の元気はつらつな女性スタッフに会えなかったのは残念ですが)

ということでミュンヘンと札幌ドイツ村に
プロースト(乾杯)!
 

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そんなわけで旅心が疼きだし
また本場ドイツで飲むビールも恋しくなってきました
オクトーバフェストは無理でも、5月のフリューリングフェストあたりで、こんな感じでまた飲みたいものです
 

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昨年8月、札幌狸小路2丁目にオープンした『狸COMICHI』
興味津々でオープン当初から伺いたかったのですが、なんやかんや慌ただしく
行けずにいましたが、先週末ビアガーデンに伺うため街に繰り出したついでということもあり、ようやく伺うことが出来ました


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この狸COMICHIの入り口上の横断幕に『北海道の「うまい」が20店終結!」と謳われているように
全20店舗が軒を連ねる屋台村&鮮魚生鮮市場で
海鮮丼やジンギスカン、焼鳥、豚丼などの北海道を代表するグルメのほか
今はやりのクラフトビールや日本酒のお店があったりと
北海道のグルメが終結したような、気になるお店が並んでいました
  

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今回伺ったのがそのうちの一軒「シハチ鮮魚店」
海鮮丼が人気の北24条にある魚屋さんを併設する海鮮居酒屋「シハチ鮮魚店」の2号店にあたり
この日もほとんどの方が海鮮丼を頼んでいるそんなお店です
  

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冷蔵ケースの中には魚屋らしく牡蠣やホッカイシマエビなど、旬の魚介類が売られてますが
「並んでいる魚がそのまま中で〇える魚屋」と謳っていることから
ちょい売りしてもらい店舗の内で食べることが出来るようです
  

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先ほどまでドイツビールを楽しんできたところなので、日本酒をを頼もうとしたところ
メニューにある上川大雪十勝は売り切れとの事
上川大雪酒造の日本酒も札幌のファンにはかなり認知されているようです
 

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てことで頼んだのは、土佐は高知にある酔鯨酒造の「酔鯨 高育54号」
高知県で初めて育成された酒造好適米「吟の夢」で醸された純米吟醸で、原料米「吟の夢」の育種過程の試験番号「高育酒54号」から命名しているそう
酔鯨酒造の日本酒は土佐蔵を見学をさせていただいて以来、贔屓にさせていただいている銘柄です
飲み口は軽やかで酸味があり、食中酒にはぴったりの感じです
 

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メニューには本日の「売場」の旬!!早いもの勝ち!!と謳われています
 

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さきほど札幌ドイツ村でソーセージをたっぷりと食べたあとなので海鮮丼はパス
頼んだのは、看板メニューの「自慢の魚屋の刺身盛り合わせ」
日本酒の肴としていただきました


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先般、秋田に赴き(まだblogにはUPしていませんが)、日本三大うどんと言われる稲庭うどんに舌鼓を打ってきました
ちなみに「日本三大うどん」といえば、香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」は当然として、残りのひとつには諸説あり
長崎県の「五島うどん」と群馬県の「水沢うどん」が有力です
それに富山県の「氷見(ひみ)うどん」を加えて日本五大うどんとも言われることがあるようです
さて今年のお盆休みは四国を巡業予定
当然四国を代表するグルメである、日本三大うどんの筆頭「讃岐うどん」を食べるのを楽しみにしていますが、その前に予習しておこうと先般、かばと製麺所を訪れましたが
この日は本場讃岐で始めてセルフうどんを成功させた昭和41年創業の「饂飩の四國」が北海道に上陸しているということで
そんな本格的な讃岐うどんを食べようと饂飩の四國札幌シャンテ店にやってきました
 

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店内はそんな創業時のセルフうどん的な立ち食いのお店ではなく
しっかりとしたボックスタイプのテーブル席とカウンター席のあるおしゃれな空間
  

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けれど厨房に据えられた巨大な羽釜で湯掻く様子は
これぞうどん屋といった光景でした
 

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そんなテーブル席の壁には、四国を代表する日本酒の酒蔵である「土佐鶴」「司牡丹」や福島の「大七」、それに鹿児島焼酎「黒霧島」などの一升瓶が並べられていますが
なにやらここでうどんや天ぷらなどを肴に飲むことが出来るほか、安価な飲み放題コースもあるようなので
次回は四国の銘酒を目当てに飲みに来るのも良いかもしれまん


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饂飩の四國 至高の一品
極(きわみ)天丼セット 1,078円(税込み)を注文
セットの小うどんは温かいうどんにしました
極天丼には海老天2本に半熟卵天、ちくわ天、海苔天、舞茸天
季節の野菜天ということで、茄子天に南瓜天などとかなり豪華、ボリューム感満載でした
 

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我が家の奥さんはテーブルに置いてあった
夏季限定!夏のおすすめメニュー!から
 

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夏野菜の天ぷらと
すだちひやひやうどん 1,078円(税込み)
細めんですがコシがあり美味しかったとか
夏野菜の天ぷらにはアスパラや丸まんまのトマトもあり美味しそう
 

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それにしても私の私感ですが
この手のうどん屋さんは大手チェーン店の丸亀製麺もそうですが、メニューの中心は天ぷらになっていて
食事が美味しいかどうかの判断はうどんはさておき、天ぷらの見栄え、揚げ具合がお店の評判になっているようにも思えます
うどん屋ではなくうどんを出している天ぷら屋?ですね
もっともうどんって言っても単体ではそんなに売り上げは稼げないでしょうから
こうした天ぷらで売り上げ金額を稼ぐしかないのかもしれません
まぁそんな戦略に私も今回乗ってしまいましたが

まだ日は高いですが、創業60年を越える三代続く老舗焼き鳥店 福鳥本店にやってきました
この福鳥本店札幌で現存する最古の焼鳥店と言われていますが
私自身札幌の焼鳥屋ではやはりここが一番好きなお店
滝川に赴任となりましたが、年に一度は訪れたいそんな焼鳥屋です
この日は昼の12時から飲んでいたこともあり、まだ早い時間ですがこの日の〆はやき鳥福鳥本店といたしました
  

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開店時の午後四時ちょうどに伺いましたが、どうやら一番乗りだったよう
誰もいないまっさらなカウンターが迎えてくれました
 

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焼き台の前は常連席と聞いていたこともあり
カウンター中央付近の冷蔵ケースの前を陣取ります
冷蔵ケースの中には串に刺された焼鳥などが今か今かと出番を待っていました
 

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ここに来たらまず頼むのが、秋田の銘酒 高清水
創業当初から変わらない銘柄です
いや~やはり焼鳥に一番合うお酒は日本酒っていうのを言ってはばからない私ですからこれはしごく当然の選択
 

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炭の焼き台で腕を振るうのは親子3代で守っているのれんを受け継ぐ三代目
この日も見事な塩振りの技を披露してくれました
ちなみに手前にある白い水差しですが、実はこれ炭の遠火で直接お酒のお燗をしているところ
焼き台の横におかれていますが、その炭火との距離もまた微妙なところのようです
 

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一番乗りと言う事で、頼むのはもちろんここ福鳥の名物「ウマイ」
しばらくぶりにありつけました
このウマイ、タンの周りの肉なんだそうですが
たしかにこうして炭焼きにすると美味い(ウマイ)
限定の串なんでこうした早い時間帯でもなければありつけない幻の串なんです
 

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次に豚串
先ほど冷蔵ケースの中で見た串は大きめですが、焼いている途中でハサミでカットし
ちょうどよいサイズで提供されます
 

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牛の切れ端を赤味噌ベースで煮込んだ、福鳥独特の「煮込み」で〆
いや~ごちそうさまでした
また伺わせていただきます
 

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真夏日を記録したいかにもビール日和の夜
滝川市役所の向かい平和公園にて「滝川クラフトビールフェスティバル2023」が開催されると聞いて
クラフトビール好きの私は会社の帰り道、会社の同僚とともに立ち寄ることに
 

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(滝川市HPより拝借)
 

実は一昨日も伺ったのですが
初日の7月26日はものすごい人が押し寄せたようで、用意された席は無論
公園のベンチなどもすべて満席、皆さん公園の柵などに腰掛け飲食するほどの盛況ぶり
もうコロナ禍は脱したのだと実感してまいりました
 

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一番肝心なビールのタップのある滝川クラフトビール工房のテント裏には
ビールタンクが多数並んでいますが
なおあまりの盛況ぶりにクラフトビールを買うにも20~30分は待つような有様
これでは楽しめないと初日はさっさと退散することに
 

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ちなみにフェスティバルの開催される2日間は滝川クラフトビール工房をはじめ市内飲食店全14店が出店
特に魅力を感じたのが、ドラム缶で作った炭焼きコンロで炙る肉や海鮮の数々
まずは滝川の岡部商店、人気の「山賊焼き」
美味しそうですが、複数で食べるにはちょっと抵抗がありました
 

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続いて多分「居酒屋 さ蔵」の「つぶ焼き」


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多分「うしだ家」だったかと思いますが
これまた炭火で炙る牛ロースステーキ
うしだ家は焼肉屋さんとあって見るだけでいかにも美味しそうな肉だと思わせます
(これはのちどど購入)
 

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さて今回飲んだクラフトビールは
「空知エール」
 アメリカンホップを使用したアメリカンペールエール
「空知ヴァイツエン」
 小麦麦芽を主原料とするビール
「空知ピルスナー」
 上富良野町で生まれた伝説のホップ「ソラチエース」を使用したビール
「りんご&ドライ」
 滝川産のりんご「ふじ」と「旭」の果汁を原料としたフルーツビール
これらの4種類飲み比べセット(1,500円)をいただきました
 

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ビールのつまみにするのは炭火で焼いていたステーキにうしだ家のザンキ
ワンパックが500円(税込み)と安心価格の上、クラフトビールによく合い美味しくいただきました

ついでにこの日、フェスティバル会場にて偶然の出会い?があり、美味しいビールと屋台のフード
そして楽しい時間を過ごさせていただきました
(ついでではありますが、仕事を一つこなさせてももらいました)
キャプテンスタッグのテーブルが見て取れますが、これはおそらくこの日もテーブルに座れないだろうと持参しました
 

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ただ帰宅して気づいたのですが、野外だったこともありだいぶ蚊には刺されたようです

先月、自宅にホテルライフォート札幌から気になるダイレクトメールが届いた
それが日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』
コロナ前の2019年に同じくホテルライフォート札幌で開催された「日本三大酒処_酒都"西條"in札幌~銘酒の会」に参加していたので、その時の名簿かなにかで送られてきたのであろう
こうした日本酒の会がまた開かれるようになったのは、何はともあれ嬉しい
もちろんチケットは購入
この会の翌朝、飛行機で旅立つが、まぁ何とかなるでしょう


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ダイレルクメールに謳われる「日本三大酒処 酒都西條」
そう東広島「西條」は兵庫県「灘」、京都府「伏見」に並ぶ日本三大酒処のひとつ
生産量は全国6位の西條がなぜ、日本三大酒どころになるの?と思われるかもしれません
そのわけは吟醸酒の父とも呼ばれる三浦仙三郎が東広島の三津で「軟水醸造法」を確立したり
西條にある賀茂鶴酒造の創業者である木村和平からのオーダーで、サタケの創業者である佐竹利市が酒造用としての精米機を生み出したりした日本酒とは切っても切れないのが東広島の西條だからなのでしょう

ライフォート札幌で行われる日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』に参加に先立ち
前述の三浦仙三郎や佐竹利市が登場する日本酒の映画「吟ずる者たち」それと西條を舞台にした映画「恋のしずく」を見て予習しておきました
 

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当日行ってみると参加人数60名とのことでしたが、会場は埋まっていました
ちょっと会費が高いかとは思いましたが、皆さんこんな会が開かれるのを今か今かと待っていたようです
 

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日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』協賛しているのは
西條を代表する8つの酒蔵
「加茂泉酒造」
「加茂鶴酒造」
「山陽鶴酒造」
「亀齢酒造」
「西條鶴醸造」
「白牡丹酒造」
「福美人酒造」
「金光酒造」
そのなかで今回は賀茂泉酒造の前垣壽男前社長の挨拶から会が始まりました
 

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さてホテルライフォート札幌の総料理長が酒都西條の日本酒に合うよう作られた料理はというと
まずは「刺身湯葉 胡麻ソース」
載っているのはズワイガニ?でしょうか
 

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「ズワイガニとアボガドのキッシュ」
 

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「鴨肉と鶏皮の和え物」
 

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でもこの日のメインは何といっても
塩と胡椒、日本酒で作られる東広島の郷土料理「美酒鍋」


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この日、来られていた賀茂泉酒造の女将さんである前垣佳代さんが味付けしていましたが
日本酒をもったいないとおもえるほど注ぎます
美酒鍋はそれに塩・胡椒といったシンプルな味付けで作られる、蔵人のまかない料理
その奥さん曰くは、これは鍋ではなく炒め物との事でしたが、食べてみて納得でした
 

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にしても美酒鍋、これが滅茶苦茶美味しい
もちろん西條の日本酒に合わないわけがありません
なんだかんだで3杯もお替りしてしまいました
 

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「メヌキ杉板焼 広島れもんの香り」
  

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「海老の烏龍茶炒め」
 

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メインは
「ラム肩肉のロースト
スモーク仕立て 温野菜添え」
 

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〆は
「広島菜の混ぜご飯」
 

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肝心のこの日、飲む事が出来る日本酒ですが
まずは
金光酒造
⑥『賀茂金秀 辛口夏純 純米』
・暑い夏でも純米酒!米の旨味を感じながらもスッキリ、キレのある辛口です。
まぁ私がコメントしようにもボキャブラリーが乏しいので、日本酒のプレートに書かれている文言をそのまま掲載させていただきます
 

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金光酒造
⑦『賀茂金秀 特別純米13』
・原酒で13度と低アルコールながら、米の旨味をしっかり味わえるジューシーで飲みやすいお酒です。
 

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金光酒造
⑧『賀茂金秀 純米吟醸 雄町』
・雄町米の個性を十分引き出し、飲み飽きしない、バランスの良い酒質に仕上がっています。
 

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西條鶴酒造
⑨『純米 にごり酒 活性清酒』
・シュワッと口の中に広がる微発酵なさわやかなのどごし。ほんのりスパークリングなお酒です。
 

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西條鶴酒造
⑩『大地の風 純米酒』
・香りが柔らかで、キリッとした酸味が広がる口当たり。辛さもしっかりしていてスッキリ。


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賀茂鶴酒造
⑪『純米酒 にごり酒 純米』
・さわやかな甘みと米のまろやかさが特徴。冷やしてストレートはもちろんロックやソーダ割でもお楽しみいただけます。
 

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賀茂鶴酒造
⑫『加茂鶴 純米吟醸』
・ふくよかな(フルーティな)香りと芳醇甘口の味わいの純米吟醸酒です。
 

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福美人酒造
⑬『福美人 純米酒』
・酒米をしっかりと発酵させた酒は、米の甘みを感じることが出来ます。どっしりとした純米酒はどんな料理にもぴったり。
 

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山陽鶴酒造
⑭『TAZ とりあえず 純米生』
・この暑い夏に冷酒やロックで、まずはとりあず飲んでみてください。
 


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白牡丹
⑮『白牡丹 山田錦 純米』
・麹の旨味を引き出した山田錦ならではのコクとキレが特徴の純米酒です。
 

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白牡丹
⑯『白牡丹 純米吟醸』
・米の風味を活かした芳醇な深みのある味わいのお酒です。
 

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亀齢酒造
⑰『亀齢 辛口純米八捨 純米』
・酸と辛さのバランス良い辛口酒。冷でもお燗でも旨い。
 

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亀齢酒造
⑱『亀齢萬年 純米吟醸原酒五捨 純米吟醸』
・米造りから醸造まで、一貫して拘りぬいて醸した純米吟醸酒です。香り、味わいともに圧倒的な存在感があります。
 

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亀齢酒造
⑲『亀齢 全量扁平精米 純米吟醸』
・扁平精米(真吟)で精米したお米を使用し、香りやわらか、味はすっきりが際立つおいしいお酒です。掛米だけでなく、麹米までも扁平精米(真吟)お米を使うのは稀であり、新しい試みの日本酒です。』
 

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亀齢酒造
⑳『亀齢Check「金」特別純米無濾過生原酒 純米』
・おだやかな香味が食事との相性を予感させ、高アルコールからくるしっかりとした飲み口と、しっかりとした酸味、まさに芳醇甘口。
 

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せっかく前垣壽男 前社長がでばってる来ているにかかわらず
肝心の賀茂泉酒造はこんな写真しかありません
①『造賀 夏 純米』
・優しい口当たりで、すっきりとした味わいは夏の冷酒にぴったりです。

②『広島 八反 純米』
・広島県で古くから栽培されている酒造好適米「広島八反」を使用し、艶のあるふくよかな味わいを生み出します。

③『朱泉本仕込 純米吟醸』
・日本酒が本来持つ旨味を残すため、炭素を使った濾過をしていないため淡い黄金色をしています。ふくよかな旨味とコク、爽やかなキレを持った純米吟醸です。

⑤『純米大吟醸 皇寿』
・賀茂泉伝承の純米醸造と吟醸造りにて醸しあげた逸品です。
残念ながらG7サミットで供された「賀茂泉の純米大吟醸 寿」は残念ながら品切れで持ってこれなかったとの事
それでもこの皇寿、私のお気に入りの逸品となりました
 

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燗にしているのは
賀茂泉酒造
『賀茂泉 純米酒 一(はじめ)』
何故かはわかりませんが、北海道で日本酒と言うと冷で頼む方が多いのに対し
わりと西日本で日本酒を燗にして飲む方が多いように感じます
  

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そして今回の日本酒の会で私が驚愕したのが
賀茂泉酒造の
④『ロックホッパー 純米吟醸生原酒』
・春先に搾ったお酒をそのまま瓶詰めし、約4ヶ月間冷蔵貯蔵した無濾過純米吟醸生原酒です。
見ての通りグラスに氷を入れ、ロックで氷をとかしつついただきました
 

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こんな感じで2時間余り賀茂泉の純米大吟醸「皇寿」など酒都西條の日本酒を堪能いたしました
美酒鍋をはじめとした料理も美味しかったし
満足な会でした
次回も必ず参加させていただきます

毎日猛暑日や真夏日を記録する、昨今
こちらのblogをご覧の皆さま、厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
そんな暑さがつづくなか、赴任先の滝川から、自宅のある札幌に帰らない週末
朝からバイクを駈って日本海を目指しました
特に途中、北竜町から稲田増毛線に入り増毛までの山道
40分ほどのワインディンロードは、すれ違う対向車もなく快適なライディングとなりました
そして山道から急に開けた増毛の海岸線も、青々とした絶景
いや~札幌近郊ではこうはいきません、赴任先の滝川までバイクを持ってきて良かった
 

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さてそんなライディングの目的地は
最北・石造りの蔵、明治の佇まいと出会える空間「国稀酒造」
創業1882年の歴史を誇る老舗の酒蔵です
開店前の誰もいない時間、バイクの記念撮影
相棒となるバイクはカワサキの「スーパー・シェルパ」
1998年製のバイクでもう25年ほど乗っていることになります
まぁ実際にはここ数年はちょっと近所までくらいの距離しか走っいませんでしたが


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そんな國希酒造で
バイクの駐車場の脇になるほどと思わせる看板を見つけました
それが「バイクでお越しのお客様へ
スタンドの下にこの板を敷いて駐車していただくと、舗装がとても喜びます」というもの
 

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まぁ舗装が喜んだり、怒ったりすることはないかと思いますが
舗装に使われているアスファルトは普段は固くちょっとしたことでは凹んだりしませんが、熱で柔らかくなる性質を持っていて
この日のように最高気温が32度の真夏日となると、サイドスタンドがアスファルトに沈み込み下手をすると駐車していたはずのバイクが横転するなんてこともあり得るんです
ということで私もこの板をお借りしバイクのサイドスタンドに挟んでおくことに
にしてもこんな看板やスタンドに敷く板が有るくらいですから、ここを訪れるライダーって多いんでしょうね
 

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ほどなく開店時間
中に案内されます
まずは地元限定酒やオリジナルグッズが並ぶ和風小物売店がありますが
 

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その奥には当時の暮らしを再現する和室が見て取れます
いや~こんな部屋で一杯やりたいものですね
 

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さらにその奥にはここに来た目的である
長年製品庫として使用していた石蔵を改造した資料館
 

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そんな資料館入り口で出迎えてくれるのは
いま悪い意味で話題となっている熊
 

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熊に挨拶をしたのち資料館に入りましたが
工場手前にあるこの蔵は三階建てで、中央にある大黒柱は、土台から三階まで同じ太さの一本柱が貫いているそう
有に100年の樹齢を超えるこの柱(道産のトド松)を中心に、酒造りに使用していた道具や酒器、古いラベルなどが展示されていました
 

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特に目を引いたのがこの瓶詰機
昔はこんな風に日本酒を瓶に詰めていたんですね
 

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さらに奥には酒造りの工程「洗米」「蒸米」「放冷」「麹作り」「発酵」の過程がパネルや小道具で説明されています
 

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さらに酒米蒸しに使われてきた大きな羽釜や甑も展示されていました
流石に大きい
 

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こうしたその昔、酒造りに使われてきた道具
それに創業1882年の歴史を誇る国稀酒造の資料を鑑賞したあとは
国稀酒造の酒粕を使ったアイスクリームを売店で購入
外にある水場のベンチで頂きましたが
カチンカチンに冷凍されていたはずのアイスクリームが有っという間に食べごろ
そんな暑い日でした
 


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ちなみに水場は秀峰「暑寒別岳連峰」の豊かな残雪を源流とする清らかな伏流水の湧き水が自由に飲めるとあって地元の方が次々ペットボトルをたくさん抱え訪れていました
私も持参したペットボトルにこの伏流水を詰め込み、今日のライディングで脱水症状にならぬよう水分補給することにします
  

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