岸壁に横付けされたレストラン船が見てとれますが、この日はツアーでミトーのココナッツファクトリー見学&メコン川支流のジャングルクルーズにやってきました
ちなみにメコン川とは東南アジアを代表する河川で、東南アジアでは最長の川(その距離およそ4,200キロメートル)
チベット高原に源流があり、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムの6か国にまたがって流れています
ベトナムのホーチミンとカンボジアの間にある三角州一体のメコン川河口の湿地帯がありメコンデルタと呼ばれる肥沃な大地が有ります
その面積はおよそ4万㎢というから驚きです
今回はそんなメコンデルタのごくごく一部を垣間見させていただきました
ホーチミンから2時間ほどバスにゆられメコンデルタの船着場に到着
その後は屋根とエンジンが付いた木製船に乗り換えます
向かった先はヤシの木が多いミトー島
ここはココナッツが名産
てなわけでココナッツファクトリーという、お菓子工場に立ち寄ります
ココナッツばかりではなく「生はちみつ」はここミトーも原産地の一つ
ベトナムの養蜂場は全国に3万軒は有ると言われ、欧米、アジアと世界各国に蜂蜜を輸出している蜂蜜大国
そんなベトナムの特産品でもある蜂蜜ですが
笑顔が素敵な女性が蜂を怖がる様子もなく、蜜蜂の巣を持って見せてくれました
蜂の群がる中に指を突っ込んで、ハチミツを舐めさせてもらうのだそうですけど
キャンプで蜂としょっちゅう対峙してきた私にはちょっと無理
蜂蜜と金柑の入ったお茶でティータイム
米粉を焼いたせんべいや、ドライフルーツも試食
蜂蜜をなめていたら、どことなく蜜蜂もやってきました
次はココナッツ加工場へ
いかにも地元の女学生といった方々が、ココナッツキャンディを袋詰めしていました
ココナッツの実はここで鉈で割られ
ココナッツミルクをとって加熱、攪拌されます
ココナッツミルクを絞ったあとの殻はこうしてココナッツミルクを加熱する燃料になるようです
続いて先ほど試食したドライフルーツの加工場へ
ドリアン、ドラゴンフルーツ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ、龍眼などいかにも南国情緒あふれるフルーツが並んでいます
ということで試食タイム
食べてみると思いのほか甘くない
フルーツ本来の味がここに有りました(というのか食べなれている日本のフルーツが異常に甘いのかもしれません)
そして次はいよいよミトー観光のメイン
メコン川支流を手漕ぎボートでジャングルクルーズ
ニッパヤシというヤシ科植物が生い茂るなかをグイグイ進んでいきます
そうメコン川支流のジャングルクルーズ、漕ぎ師であるお姉さんがたの櫂さばきが半端ない
一歩通行ではなくかなりの数のボートが行き交いますが、そんなことに構うことなくスイスイと交わしていきます
手漕ぎ船はジャングルクルーズの執着地へ到着
小岸のお姉さんとは手を振ってお別れです
また木造船でミトー中心部へ渡りますが、そのまえにココナッツを一つ渡されました
大きなナタで器用に実の頭を削り、ストローをさして渡した状態
中にたっぷり入ったココナッツウォーターのさわやかな甘さが、灼熱の暑さを忘れさせてくれます
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