「クチトンネル」
ホーチミンからおよそ100km、クチ県を中心とした場所に造られた、全長250kmの地下トンネルネットワーク
ベトナム戦争中に、南ベトナム解放民族戦線によってゲリラ戦の根拠地として作られ、ここよりカンボジアとの国境付近までトンネルが張り巡らされていました
戦時中、南ベトナム解放民族戦線の兵士たちは様々な工夫をして、狭いトンネル内に身を潜めて暮らしており、当時の生活の様子が見て取れますが
写真はそんな様子の一つ、春巻きに使うライスペーパーを作っているところです
クチトンネル名物にはライフル射撃もあますが
社会主義国家らしくソビエト連邦軍が制式採用した自動小銃 AK47 カラシニコフが撃て
しかも料金も10発が600,000VND(約3,300円)と大変コスパが良い射撃が楽しめるようです
ホーチミンサンダルと言われる廃タイヤを再利用したゴムサンダルも各サイズありました
ちなみにベトコンは素材のタイヤを柔軟性のある「日本製」にしたそうです
そんなホーチミンサンダル制作の再現コーナーがありますが
当然のように
観光用で販売もしていました
これって買っていく人いるのかな~
当時の戦争の傷跡ということでアメリカ空軍の戦略爆撃機 B-52が爆撃したクレーターが今も残されています
そしていよいよトンネル内部へ
トンネルの中はひんやりしていて気持ち良いのですが、トンネルは狭く中腰での進行を余儀なくされました
トンネルの歩行体験は50mと100mあり、もちろん100mをチョイスしましたがちょっと後悔
トンネルを抜けた後、ベトナム戦争時の主食であるキャッサバ芋の試食
キャッサバはクチの名産だそうですが、キャッサバの別名はタピオカ芋、そう今流行りのタピオカミルクティの原材料となるんです
戦争の時の主食というと日本の戦時中の芋を思い浮かべてしまいますが
これがふんわり甘みがあって意外に美味しかった
ピーナッツ砂糖をつけて食べるのがクチ流のようです
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