メコン川ジャングルクルーズを終えたツアーバスは
昼食時ということでレストラン「メコン・レスト・ストップ(ティエンザン省)」へ立ち寄りました
ここは皇太子時代の天皇陛下も訪れたという有名なお店なのだとか
アオザイを着た女性が給仕してくれるようですが
いかにも観光地にありそうなレストランです
一階には屋根だけのオープンな空間で食事を楽しむ席があり、結構な数の客が食事中でした(欧米系の方が多かったかな)
私どもはツアーバスで来たこともあり、予約されていたのでしょう二階に案内されました
私に当てが割れたのが、この庭が望める席
そうここメコン・レスト・ストップは広大な土地に建てられたレストラン
庭も大きいんです
席に案内される途中、水槽がたくさんあり
これから調理されるであろう魚たちを眺めつつ二階に上がります
ちなみに日本語で「ナマモン魚」と書かれていますが、もしかしてこれって「活魚」って意味でしょうか
この魚、昨晩行ったナイトマーケットの屋台「ハイ・ルア・サイゴン」のBBQ炉で焼かれていた魚でしょうか
他にはやはり屋台で食べたオニテナガエビや
ハゼを連想する魚
水面に目を出して浮いています
それとなんだか日本のカジカを大きくしたような魚が水槽におりました
ハゼやカジカはスズキ目の魚ですからきっと美味しいのでしょう
それにみな活魚、おそらくはメコン川流域で獲られた魚なんでしょう
さて肝心の当日のメニューですが、日本字が多く訪れるようで日本語が併記されています
どうやら日本人ご用達のお店のようです
まぁ日本人は魚介類が大好きですからね
そのほかダチョウや鶏の丸焼きなども厨房にはありました
まずはベトナムビール(333)で喉を潤し
「海老と豚肉の揚げ春巻き」をいただきます
次が本日のメインディシュである「エレファントフィッシュの姿揚げ」
メコン川に泳ぐエレファントフィッシをウロコごと揚げられた一品
お皿に立てられた姿はなかなか迫力ありますね
どうやってこれを食べるのだろうと思っていると
女性スタッフがビニール手袋をして魚の身をむしって
レタス、ベトナムのシソ、パイナップル、春雨などと一緒に包み春巻にしてくれます
これをビネガーとジンジャーのタレにつけていただきますが
真っ白な身は淡白で噂通りタンバクで美味い
にしてもアツアツの魚の身を、手で直接むしるのは大変そう
1階のオープンキッチンでは色々料理するところが見ることが出来
ミトー名物の「グレートボール」の制作過程も見学
熱々のフライパンに柔らかいお餅を長いヘラで取って投入
油の上で風船のように空洞のボール状に揚げていく様子がとても面白かったです
その「グレートボール」
丸い揚げ餅ですがメニューには「揚げおこわ」と表記されていました
これも食べ方がわからずただ鑑賞していたら、女性スタッフが持っていき
厨房で切り分けてくれたものを再度持ってきてくれました
それがこれ
運ばれてきた時は、すでに風船状態ではなくペシャンコな状態
メニューに「ミトーソメン」と表記されているのは
シーフードの具がのった麺料理です
生地を乾燥させて半乾麺にしてから茹でるのがフォーとの違いで
フォーは元々は首都ハノイを代表する麺料理
そしてこのミトーソメンはベトナム南部の代表的麺料理なんだそうです
細麺がニョクマムスープによく合います
最後にデザート
温かいぜんざいのようなチェー
それにお茶で〆
ツアーに立ち寄るランチにしては、かなり美味しい部類のお店だったように感じました
ということでごちそうさまでした
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