鹿児島産の有機栽培のサツマイモを原料とし、手間のかかる伝統的な「かめつぼ仕込み」により生産
芋焼酎独特の臭みが無い、まろやかな味わいが人気を博している銘柄
それが「森伊蔵」
1996年橋本総理時代に行われたシラク・フランス共和国大統領歓迎晩餐会にて供されて以来
親日家であるシラク元仏大統領のお気に入りの銘柄になったようです
こんなうわさは瞬く間に呑兵衛たちに広まり、今ではプレミア付きでしか買えないような高級焼酎を代表する銘柄になってしまいました
さてそんな森伊蔵を醸すのは鹿児島県垂水市に明治18年(1885年)創業した焼酎蔵・森伊蔵酒造
高級焼酎として人気を博した後も、生産量は明治18年の創業時と同じ4石甕壺50個分(一升瓶換算で年15万本程度)から増やさない方針を掲げており、今後もなかなか手に入りにくい焼酎という事になります
今回の鹿児島旅行でも垂水市の森伊蔵酒造を訪れたかったのですが、案の定抽選から漏れ訪問は出来ずに終わりました
さてそんな森伊蔵
何故かは知りませんが、日本航空JALと何らかの関係があるらしく
国際線の中・長距離機材のファーストクラス・ビジネスクラスにて機内販売されていたりもします
しかもそれが4合瓶で3,200円(税込)
それに加えJALカードで買えば5%引きという、市場価格とはかけ離れた価格で売っていたりもします
ちなみにこれは2019年現在の価格です、2020年以降は海外に渡航していないんで今の価格は不明です
私も海外渡航の際には往路・復路ともにかかさず購入
たまにはキャビンアデンダントさんが売れ残ったんで買いませんかなど言う話もあり、もちろん全て引き受けたりもします
そんなわけでキャンプなどで知人と飲んだりもしましたが、まだ在庫が我が家の地下で眠ってます
(今度すこしばかり赴任先へ持っていくことにしますか)
そんな森伊蔵酒造とJALとのよくわからない関係もあり
福岡空港第一ターミナルの制限区間内にあるJALのショップ
「JALUX ブルースカイ福岡空港店第1出発ロビー店」には、なんと森伊蔵を飲ませてくれるカウンターがあるとのこと
誰が名付けたのか通称「森伊蔵バー」
ここではあの甕つぼ焼酎 森伊蔵がワングラス660円で提供されます
ちなみに冒頭の写真は
店員さんが気を遣ってくれて、ボトルを撮影用にカウンターに載せていただき撮影したものです
奥には森伊蔵未開封の一升瓶がずらりならぶ
酒好きには垂涎ものの風景がそこにあります
しかもいついっても女性スタッフの注ぎっぷりが心地よく
たっぷりプラカップに注いでくれます
おかげで搭乗口では飲み切れず機内に持ち込むことに
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